スタントマンを活用した自転車交通安全教室

大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ)

2018年02月17日 13:00

10時 スタントマンを活用した自転車交通安全教室(主催:調布市・調布警察署)が飛田給小学校校庭で行われました。


前半は、調布警察署署員による交通安全教育です。
自転車の点検方法のポイントを具体的に教えます。


その点検のポイントは・・・「ブタはしゃべる」




後半はスタントマンによる交通事故の再現で、スケアード・ストレイト方式で行われました。
※スケアード・ストレイト方式とは、「恐怖を直視させる」と言う意味で、交通事故を直接見せることで「恐れ」を与えることにより、社会通念上望ましくない行為を自主的に行わせないようにする教育手法です。

①人形を乗せた自転車に車が40kmで衝突して、事故の衝撃の凄さを教えます。





②ヘッドフォンで音楽を聴いている女性と携帯電話で通話中の男性が自転車で並走中、前方から逆走してきた自転車を避けた女性の自転車が後方から来た車に跳ねられます。




110番通報と119番通報の大切さも教えます。



③見通しの悪い道路で、飛び出した自転車がオートバイと激突。




④左折時のトラックの内輪差による巻き込み事故。




⑤人形を使って内輪差を再度確認。




⑥停止した車の死角から信号無視の自転車が飛び出してきて衝突





⑦傘をさした自転車同士が正面衝突。




⑧横断歩道を左折する自動車が死角で見えなかった自転車に衝突。




運転席からピラー(柱)越しに見えない死角を説明。



⑨右折待ちの車が対向車に車を譲られ、確認せずに曲がった時、走行してきた自転車と衝突。




自転車と車・自転車同士の衝突、トラックの巻き込まれ事故などの再現を目の前で見て、子どもたちには貴重な経験となったことでしょう。

日常的に起こりがちな事故を見事に再現したスーパードライバーズのスタントマンに拍手。


ちなみにスーパードライバーズは狛江市中泉にあります。

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