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2010年02月13日

会派視察「健康管理システムについて」




10時30分 中津市のダイハツ九州アリーナを視察。テーマは「健康管理システムについて」。ダイハツ九州アリーナは中津市総合体育館のネーミングライツ。年間600万円で契約しています。
施設概要はアリーナ面積2,780㎡、バスケットボールコート3面が確保できる広さと、可動式を含め、約1,700席の観客席を備えています。
併設するトレーニング室は、クライミングウォールや各種専門的なトレーニング機械を整備し、コンピューターシステムでのデータ管理、トレーニングメニューの作成、インストラクターによる指導を行っています。



このトレーニング室で「健康づくりサポート事業」を行っています。この事業は①体力測定②メタボリックシンドローム改善サポート③効果的なトレーニングメニュー作成の3事業からなっています。
体力測定はトレーニングジムの利用者を対象に、月に2回無料で実施。現状の体力分析と運動の指針をつくるとともに、運動効果の確認と次の目標を設定。
メタボ改善サポートでは体成分分析器で内蔵脂肪量を測定。メタボ対象者以外にも開放し、筋肉バランス・脂肪量など有効なデータを提供し、健康づくりに役立ててもらっています。さらには市保健課と連携し、生活習慣病の予防・改善に取り組んでいます。
トレーニングメニュー作成システムは、利用目的(健康維持、ダイエット、パワーアップなど)と個人の運動能力(推定筋肉量)から最も効果的な運動メニューが作成されます。このトレーニングでトレーナーの負担を増やさずに安全で効果的なトレーニング実践に役立てているとのこと。
健康づくりサポートシステムの導入で、「市民の健康づくり」、「生活習慣病の予防・改善」、「保険課との連携のよる医療費の削減」を目指しています。
なお、駐車場の屋根は太陽光パネルで覆われていました(トップ写真)。太陽光発電システムを導入し、施設の電力の一部を供給していました。

blue_rightダイハツ九州アリーナHP







大分空港に向かう途中で福澤諭吉先生旧宅を訪ねました(上写真=時間がなく旧宅前で写真撮影のみ)。
私は福澤先生が創立した慶応義塾大学の法学部政治学科に昭和54年に入学しました。3年目の終わり頃、家庭の不要品のリサイクル運動(関東リサイクル運動市民の会)での活動が忙しくなり、ほとんど大学に行けなくなったため、大学側に休学を申し入れました。
その申し入れに対し、「休学が認められるのは病気によるものと、海外の正式な教育機関に留学した場合のみ。それ以外を認めると東大を受験し直すために休学する者が出る」との学生部長か学生課長(確か)の驚くべき発言に、当時生意気盛りの私は「学生が休学して、社会で様々な経験をしてから、また勉強をすることがなぜ認められないのですか。ましてや政治学科なのだから、政治家の秘書になったり、市民運動を経験してから大学に戻ることが認められないのはおかしい。慶応よりも東大に行きたい人がいるのなら、東大に行ってもらえばいいじゃないですか。そんなせこいことを言っていては福澤先生が泣いていますよ!」と捨て台詞を残して退学届を出してしまったのです。
今だったら、どんな手を使ってでも卒業するでしょうが(冗談です)、当時は若気の至りというとこでしょうか。福澤先生旧宅を訪ね、ふと昔のことを思い出しました。(下写真はJR中津駅構内にあった福澤先生の学問のすゝめの一節「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の碑)



  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 00:01Comments(0)調布市外の出来事