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2010年05月04日

小菅村・多摩源流まつり

13時 山梨県小菅村の第24回多摩源流まつりに行って来ました。10年前「多摩川イベントラリー」として多摩川流域自治体が小菅村で交流した際、調布青年会議所の一員(当時)として参加した時以来です。

まず、多摩川源流部の小菅村にある2つの滝、雄滝と白糸の滝を訪ねました。



小菅村役場で近くの駐車場まで車で行けることを確認して、県道508号線を西へ。途中から未舗装になる狭い林道をひたすら走ります。白糸の滝駐車場、白糸の滝入口を過ぎて、雄滝駐車場に車を止め、10分ほど歩くと雄滝に到着。なかなか豪快な滝でした。



来た道を戻り、白糸の滝駐車場に車を止め5分ほど歩くと白糸の滝が。こちらは可憐な一筋の滝でした。

2つの滝の水が、調布の多摩川までつながっていることを考えると感慨深いものがあります。源流部の山が水を涵養しているからこそ、中流域の私たちの飲み水が確保されるのです。山と川と海が水資源循環システムでつながっていることを決して忘れてはいけないと思います。


red_right動画レポート「小菅村多摩川源流部 雄滝・白糸の滝」
blue_right小菅村 雄滝・白糸の滝ブログ



次は、多摩源流まつり会場へ向かいます。このまつりは人口900人ほどの小さな村が、一日だけ1万人以上の人であふれる村一番のイベントです。


会場の手前で数百匹の鯉のぼりがお出迎え。多摩川の上流となる小菅川上空の渓谷の空を元気よく泳いでいました。



メインイベントの「火の祭典」の会場、小菅川河川敷に到着。上写真は「日本一のお松焼き」。高さは何と17メートル!



あたりが暗くなると、火の祭典の始まりです。山伏が参上し、松明で3つのお松焼きに火をつけます。





みるみるうちに松の葉の柱が火に包まれます。炎の高さは20メートル以上か。「日本一のお松焼き」と言われるだけあって、源流の夜空を焦がす巨大な火柱は迫力満点!! 



火柱を見ながら聞く、大菩薩御光太鼓と三頭太鼓の演奏は趣き充分でした。
多摩川源流の真っ暗な夜空を焦がした火の祭典は、最後を花火で締めくくりました。
小菅村は調布を流れる多摩川の源流の一つです。私たちは、源流域のもつ意味合い、大切さをもっと知るべきではないでしょうか。
ちなみにお隣の狛江市は、この源流まつりに積極的に参加していました。まつりのメイン会場に出店もし、火の祭典では、オープニングで狛江高校の生徒が琴の演奏をし、二十人ほどの狛江市民が「狛江市歌」を披露していました。

red_right動画レポート「多摩源流まつり①」
red_right動画レポート「多摩源流まつり② 大菩薩御光太鼓」
red_right動画レポート「多摩源流まつり③ 大菩薩御光太鼓・三頭太鼓共演」
red_right動画レポート「多摩源流まつり④ 打上花火」

blue_right多摩源流まつり(小菅村HP)
blue_right「源流の村の再生をかけた小菅村の挑戦」(日経BP)

green_right一般質問「多摩川を生かしたまちづくり」(H19.12)
green_right一般質問「多摩川キャンププログラムなど体験活動について」(H12.12)
green_right委員会質疑「多摩川でのキャンプについて」(H16.9)
green_right委員会質疑「小菅村キャンプ」(H12.12)  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 00:00Comments(0)