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2010年06月16日

東京ガス扇島工場と環境エネルギー館見学

8時 ちょうふ環境市民会議主催の環境学習交流会☆施設見学ツアー で、東京ガスの扇島工場と環境エネルギー館に行って来ました。

まずは、横浜市鶴見区にある東京ガス扇島工場へ。扇島工場は1998年にスタートした東京ガス最新のLNG(Liquefied Natural Gas=液化天然ガス)工場です。景観と保安の面から、タンクはすべて完全埋設型の地下タンクを採用しています。
大型タンカーで海外から輸送されてきたLNGを「受入基地」で荷揚げし、長さ2キロ・深さ60mの地下トンネルを通って「LNG・地下式タンク」に送り貯蔵、ガスの需要量に応じて貯蔵タンクから送出されてきたマイナス162℃のLNGを海水との温度差を利用して液体から気体に変換します。こうして作られた都市ガスは全く無臭なため、安全のために都市ガス特有の付臭剤を微量添加した後、天然ガス環状幹線・海底幹線を通じて送出し、ガス管を通じて各家庭に送られます。

扇島工場は首都高湾岸線大黒埠頭手前の鶴見つばさ橋の近く


まずLNGガスと工場について説明


LNG「マイナス162℃の世界」の実験始まり


ロウソクとLNGの炎でそれぞれガラスをあぶってみると


LNGの方(左)はススがついていません


LNGの中にバラの花を入れてみると


テレビの実験で見る様に、凍ったバラの花はカチカチ


金属の玉も縮んでしまいます


工場内見学ツアーに出発


もちろんバスはNGV (Natural Gas Vehicle)


海外から来たLNGタンカーはこのシーバース型桟橋に着桟


LNGタンカーの模型


深さ60m、長さ2kmのシールドトンネルを通って貯蔵地下タンクに


地下タンクは完全埋設式で内径72m、深さ50m、容量20万klで世界最大級


新たに容量25万klの世界最大タンクを建設中




マイナス162℃のLNGを海水との温度差で気化させる装置




続いて東京ガス環境エネルギー館へ


池の水のサンリフレクター効果で採光


地中の土の温度特性を利用して空調負荷を低減するアースチューブ(右)と燃料電池


屋上の本格的ビオトープと風力発電機


池と太陽光発電設備(奥)


公共施設と小中学校にたくさんビオトープをつくるのが私の夢の一つです



blue_rightちょうふ環境市民会議
blue_rightLNGとは
blue_right東京ガス扇島工場
blue_right東京ガス扇島工場訪問記
blue_right東京ガス「天然ガスの優れた特性」
blue_right東京ガス「天然ガスを導入するまでの道のり」
blue_right東京ガス「天然ガス産出国から日本に届くまで」
blue_right東京ガス「安全な受入基地でLNGを貯蔵し、都市ガスを効率的に製造」
blue_right東京ガス「工場からお客さまにつながる5万kmの供給ライン」
blue_right東京ガス「液化天然ガスLNG」
blue_right東京ガス「液化石油ガスLPG」






20時 消防団第一分団ホースカー操法訓練



  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 00:01Comments(0)今日の出来事