たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報調布市 調布市

2010年11月05日

老人クラブ連合会芸能大会/第一小学校開校110周年記念式典

10時30分 調布市老人クラブ連合会(畠山眞城会長)第43回芸能大会がグリーンホールで開かれました。

市内26の老人クラブが参加。
今の高齢者って一昔前とは違います。
クラブ名も、「キララクラブ」「アンドハートクラブ」など、おしゃれな名前の団体も多くなってきました。

演目は、フラダンス、コーラス、舞踊、合唱、カラオケ、民謡と、多種多彩。




佐須町にいる私の母も参加していました(左から2人目)。


実は、母が参加していることを知らなくて、控室で畠山会長に教えてもらい始めてわかりました。
開会式で市議会を代表して挨拶をしましたが、母の前で挨拶をするのは初めてです。
小学校の授業参観日のように「嬉しいやら、恥ずかしいやら」の心境の中、ドキドキしながらの挨拶でした。


ロビーで、クッキングハウスシェアはあとふるえりあ森のなかまが、作業所の手づくり食品を販売していました。


お昼御飯にいただきました。



動画レポート「調布市老人クラブ連合会芸能大会(2009)」







15時 第一小学校開校110周年記念式典(荒井一廣実行委員長)が行われました。




式典で市議会を代表して挨拶をしました。
みなさんこんにちは。調布市議会議長の大須賀浩裕です。本日は、市議会からたくさんの議員が参加させていただいておりますが、代表して、お祝いの挨拶をさせていただきます。
 まず、調布市立第一小学校が開校百十周年を迎えられ、このように盛大な記念式典が、開催されますことを心からお慶び申しあげます。
第一小学校は、なんと明治三十四年の開校です。明治、大正、昭和、平成と一世紀を越える永きに渡り、調布の学校教育を牽引してこられました。
先日、百周年の時に作成された記念誌を拝見しました。明治三年に有志が、地域の子どもたちの教育を目的に私財を出し合って学校を設けたこと、昭和二年に落成した校舎の建設費の六割と、昭和四年にできた校歌制定の費用が卒業生や地域の人たちの寄付金だったこと、平成十九年、空襲に備えて、防空壕を掘られた先生方の苦難等が、当時の写真とともに紹介されていました。
百年を越える歴史の中で、良い意味でも悪い意味でも、子どもたちを取り巻く環境は、大きく変わりました。しかし、どのような時代にあっても、一貫して第一小学校に受け継がれてきたものは、開校に至る牽引力となった「子どもたちに教育を受けさせてあげたい」という、親御さんや地域の方々の熱い思いと、これを受け止めた、先生方の教育にかける情熱でないか、と感じています。

さて、この伝統ある第一小学校で学んでいる六年生の皆さん、皆さんは将来にどんな夢をもっていますか。
アメリカの大リーグに、イチローという選手がいます。十年連続二百本安打という、前人未到の大記録を打ち立てた偉大なメジャーリーガーです。皆さん知っていますよね。彼は、小学校六年生の時「ぼくの夢」という作文を書きました。それによると、イチロー少年は三歳から野球の練習を始め、皆さんと同じ頃には「中学、高校で活躍して、高校を卒業したらプロに入団する」という明確な夢を持っていました。
また、毛利衛さんという宇宙飛行士がいます。日本人で初めてスペースシャトルで宇宙に行き、「宇宙からは国境は見えない」という有名な言葉を残した人です。毛利さんは小さい頃から、夜空を見上げ、地球の外の世界に興味をもっていました。特に、小学校四年生の時、人類史上初めて、打ち上げに成功した人工衛星が、上空をゆっくり動いているのを見つけて、「宇宙に行ってみたい」という夢を持ったそうです。毛利さんは「何をやるにも挑戦する気持ちが大切だ」とおっしゃっています。
イチロー選手も毛利さんも、その後、努力を積み重ねて、夢を実現しました。みなさんはどうですか。「とてもイチロー選手や毛利さんみたいになれる訳ないや」と思っているかもしれませんが、何でもいいんです。本当にやりたいこと、本当に好きなことを見つけることが大切なんです。
「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。好きなことは、自ら進んで工夫をし、飽きずに取り組むから、おのずと上達するという意味です。まず、自分の好きなことを見つけること、それが「未来の夢」に繋がっていくのだと思います。
みなさん、人生は一度きりです。あなたならではの素敵な夢を持って、それを追い続けてください。私たち大人は、みなさんが夢を実現できるよう、ずっと応援しています。

伝統ある第一小学校からは、たくさんの先輩たちが大きな夢を抱いて巣立っていきました。そして今も夢の実現にむけて一生懸命頑張っています。在校生の皆さんも、先輩たちに負けないよう夢に向かって挑戦していきましょう。また、先輩から受け継いだ良き伝統を、後輩たちにしっかりと引き継いでいってください。
結びに、これまで第一小学校の発展にご尽力をいただきました、歴代の校長先生をはじめ、教職員の皆さん、保護者の皆さん、地域の方々、すべての皆様に対し、心より感謝を申しあげるとともに、第一小学校が、今後も調布の小学校教育の中心的な存在として、また、子どもたちの夢を大きく育む学び舎として、ますます飛躍、発展されますことをお祈りいたしまして、お祝いの挨拶といたします。
  
平成二十二年十一月五日
調布市議会議長 大須賀 浩 裕




児童の合唱と演奏が披露されました。すばらしいパフォーマンスに拍手face02





式典終了後、祝賀会までの時間を生かして、教育委員さんと北部公民館で開かれていた第22回北部地域文化祭を見に行きました。



下左写真の一番左の葦絵は、第一小学校第14代校長・飛田給小学校初代校長の井上誠先生の絵です。



動画レポート「北部地域文化祭(2009)」






第一小に戻りました。
階段にもお祝いのメッセージがface08


祝賀会のオープニングは小島町囃子連のお囃子


荒井一廣実行委員長(左)、岡部ひとみ校長(右)挨拶


海東元治教育長(左)挨拶と第14代校長井上誠先生の発声で乾杯



会場にジオラマ(立体模型展示物)が展示されていました。
このジオラマは、上布田にお住まいの有志のみなさんが、昭和20年代後半頃の甲州街道上布田地域周辺の姿を手づくりで再現したものです。
現在、「ぬくもりステーション」に展示されています。




お客さんを見送る第一小学校の岡部校長、荒井実行委員長、松澤PTA会長、齋藤副校長(左から)。
お疲れ様でした。
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)今日の出来事