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2011年01月10日

成人式

今日は調布市グリーンホール大ホールで成人式が開かれます。

今年の対象者は、平成2年4月2日から平成3年4月1日までに生まれた人(学齢方式)です。
男性が1,069人、女性が950人、計2,019人で、昨年より10人増えています。
市と教育委員会の主催ですが、第2部のアトラクションは成人式実行委員会が企画・運営しています。

過去の調布の成人式は、テレビで取り上げられるような大荒れになることはなかったものの、平成6年には細川ふみえさんのコンサートの1曲目で最前列のバカ殿が抱きついてコンサートが中止になったり、平成8年には元プロ野球選手の故小林繁さんの講演中に騒いでいる連中を注意した私が大男に首を絞められたり、それなりにいろいろなことがありました(2010年1月11日ブログに詳しく書いてあります)。

そこで、平成14年からは、新成人を中心に20歳前後の若者たちによる実行委員会形式で行われることとなり、企画内容も大きく変わりました。

今年、第1部の式典は、①和太鼓演奏(姉妹都市木島平村「鬼島太鼓」)、②国歌斉唱、③主催者挨拶(市長)、④来賓挨拶(市議会議長)、⑤来賓紹介、⑥はたちの主張(新成人代表)。
第2部のアトラクションが、①チアリーディング(白百合女子大学)、②ダンス(桐朋学園芸術短期大学及び市内高校生有志)、③FC東京の選手(大竹・羽生・椋原・森重の4選手)からのビデオメッセージ上映、④抽選会、⑤歌(桐朋学園芸術短期大学有志)、⑥全員合唱。

実は私の長男は平成3年3月生まれで今回、成人式なのです。
保恵幼稚園、飛田給小学校、調布中学校・第五中学校と、息子の友達として、健全育成推進飛田給地区委員として、ずっと見守ってきた子どもたちがたくさんいます。

どんな成人式になるのか楽しみです。


(下左)開会1時間前には、すでに駅前広場、グリーンホール前にたくさんの新成人が
(下右)グリーンホールの階段。♪「大人の階段のぼる~ 君はまだシンデレラさ~」



小ホールでは、市内公立中学校関係者により新成人を祝う会が開かれていて、中学校毎に、中学生当時の写真や恩師からのメッセージなどを掲示していました。
小・中学校の恩師の先生方もたくさんいらしていました。


息子と娘の母校・調布中/私の母校・神代中


第三中/第四中


第五中/第六中


第七中/第八中


調布中ブース。息子も久しぶりに先生に会って懐かしそう。





14時 成人式が始まりました。

オープニングは、昨年、東京和太鼓コンテストで見事3度目の日本一に輝いた姉妹都市・長野県木島平村の「鬼島太鼓」



挨拶は、市長の主催者挨拶と、議長の来賓挨拶の2人だけです。
市議会を代表して挨拶。息子の前では初めて。
市長の挨拶をしゃべって聞いていない人がいたので、冒頭で注意しました。




挨拶(要旨)

皆さん、成人式は大人になったことをお祝いする式典です。小学校の入学式ではありません。少しの時間ですからおしゃべりをしないで聞いていてください。

成人式おめでとうございます。市議会議長の大須賀浩裕です。市議会から多くの議員がみなさんのお祝いに駆けつけておりますが、代表して一言挨拶を申し上げます。

今、皆さんは、輝かしい成人式を迎え、また、久しぶりに昔の友達にも会えて、喜びの気持ちで一杯のことだと思います。
そんな皆さんに2つの提案をしたいと思います。

ひとつ目は、「調布のことをもっと良く知ろう」ということです。
昨年NHKで「ゲゲゲの女房」が放送されました。
全国の人に調布のこと、調布の素晴らしいところを知ってもらう貴重な機会となりました。
会場にいる皆さんは、調布に生まれたか、育ったか、あるいは今住んでいるか、調布に何らかの縁がある方々です。
みなさんには、これから様々な人との出会いがあります。
その時「調布はゲゲゲの女房の舞台でしたよね。どんなまちですか」と聞かれるかも知れません。
あなたはどのように答えるでしょうか?
何も思い浮かばない人は、調布のことをもっと知りましょう。
「ふるさとマップ」や「暮らしの便利帳」など市が発行している資料や市のホームページから知ることもできます。市議会のホームページで本会議の中継や議事録を見ればまちづくりの課題がわかります。深大寺や多摩川といった市を代表する見どころを訪ねることも大切です。
成人式は大人になったことをお祝いする会です。
この機会に皆さんのふるさとである調布のことを、ぜひもっと知って下さい。

2つ目の提案は、今の気持ちを手紙で伝えようということです。
宛先は、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど、皆さんを育ててくれた人です。
実は、私の息子も、今日の成人式に参加しています。
生まれてから20年の間にいろいろなことがありました。
人を育てることは、犬やねこを育てることと違い大変なことです。
皆さんの家庭でも同じことだったと思います。
皆さんが今ここにいるのは、おじいちゃん、おばあちゃん、そしてお父さん、お母さんのおかげであることを決して忘れてはいけません。

昨年、植村花菜さんの「トイレの神様」という曲が話題になりました。
大好きだったおばあちゃんのことを歌った曲ですが、この歌詞は彼女が小学生の時に書いた作文が元になっています。
植村さんのように素直に書けばいいんです。
書いた手紙を、今日渡せる人は渡しましょう。今渡すのがちょっと恥ずかしい人は、いつか恥ずかしくなくなった時に見せてあげてください。

皆さんの未来は輝いています。自分の可能性を信じて失敗を恐れずに様々なことにチャレンジしてください。
皆さんの将来に幸多かれことをお祈りして私の挨拶といたします。


(実際の挨拶は多少異なっています。)




第一部の式典に引き続いて、第二部は実行委員会が企画したアトラクションです。

白百合女子大学チアリーディング部「RECKLESS」



桐朋学園芸術短期大学及び市内高校生有志によるダンスパフォーマンス



FC東京の選手からのビデオメッセージ
大竹洋平選手「自分を信じる」/羽生直剛選手「今という時は今しかない!」


椋原健太選手「努力!!」/森重真人選手「自分なりに」



抽選会が始まりました。右の2人が司会を務めてくれた白百合女子大学の学生さん。
景品は、ゲゲゲの鬼太郎福袋、FC東京ホーム開幕戦ペアチケット、FC東京4選手の色紙でした。



桐朋学園芸術短期大学有志による歌のパフォーマンス


最後は「3月9日」を全員で合唱



フィナーレ。出演した全員が勢揃い。前列中央が実行委員会の皆さん。


実行委員の皆さん、お疲れ様でした。



記念品。実行委員会が制作した情報誌「Avanti 20」、オリジナルクオカード、筆記用具セット



(下左)健全育成推進地区委員会の皆さんが、とっても寒い中、長時間見守りをしていました。ご苦労様です。
(下右)息子の友達と記念写真。未来を担うのは君たちだぞ!



成人式の参加者数・率は、男性が対象人数1,069人中560人で52.39%、女性が対象人数950人中490人で51.58%、計、対称人数2,019人中 1,050人で52.01%(昨年51.57%)でした。



動画レポート「調布市成人式(2010)」



動画レポート「桐朋学園芸術短期大学ダンスパフォーマンスin調布市成人式(2010)」




おすすめYouTube「3月9日/レミオロメン」

  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)今日の出来事水木しげる・ゲゲゲの鬼太郎&女房