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2013年06月27日

調布飛行場等対策特別委員会

13時30分 調布飛行場等対策特別委員会が開かれました。

私は、6月の議会人事で、平成21年以来、4年振りに委員となりました。


報告事項が4件
①調布飛行場の概要について
②新たな機種の航空機の調布飛行場使用の協議について
③調布基地跡地土地利用の概要について
④武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)実施設計の概要について



②新たな機種の航空機の調布飛行場使用の協議について

平成25年5月24日付け、東京都からの協議について説明がされました。
都に申請された新たな機種は、シーラス式SR22T型、エクストラ式EA300/S型など固定翼機が4機、ベル式429型など回転翼機が2機、計6機です。

今後、調布市調布飛行場対策協議会で協議をして、都に回答します。


※「調布飛行場の概要について」「新たな機種の航空機の調布飛行場使用の協議について」「調布基地跡地土地利用の概要について」「武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)実施設計の概要について」は後日特集します。




報告事項について質疑応答の後、調布飛行場視察に行きました。

調布飛行場は東京都(港湾局)が管理運営している都営の飛行場です。

大島、新島、神津島への島嶼(しょ)航空路、急患・医師等の輸送、救難活動、航空測量、航空写真撮影、航空機の整備等の事業に利用されています。
ただし、一部、個人所有の飛行機(自家用機)も利用しています。

島嶼航空路は、1日、大島間を3便、新島間を4便、神津島間を3便運航。
2014年4月から、新たに三宅島路線の開設が予定されています。







ターミナルビルは新たに建て替えられ、今年4月に供用開始されました。
敷地面積約1,455㎡、建築面積約864㎡、延べ床面積約1,442㎡(1階約839㎡、2階約603㎡)の鉄骨造り2階建て。

(調布飛行場パンフレットより)





ターミナルに入ります。


出発・到着ロビー。席数を今までの36席から62席に拡大。



チェックインカウンター


保安検査室。ゲート型の金属探知機やボトル内液体物検査装置を初めて設置。


搭乗口。扉を電子ロック化。


多目的トイレ


災害発生時には航空輸送基地の本部となる防災等会議室



その他、授乳室展望デッキに加え、飛行機の離着陸を眺めながら飲食(アルコール以外)も可能なユーティリティースペースを2階に新設。
搭乗待合室も独立させ、28席から58席に拡充しました。



新島行きドルニエ機(乗客19名、乗員2名、計21名乗り)と味の素スタジアム


15時15分 離陸しました。



バスに乗って飛行場内へ。


消防車庫消防ポンプ車。運用時間中、機関員は運転席に常駐だそうですface08


ターミナルと管制塔


関連会社の整備倉庫



飛行場南端から南方向。三鷹市のサッカー場が隣接しています。


飛行場西端から西方向。味の素スタジアムが見えます。


ヘリコプターが点検をしていました。


北側から見た飛行場。


進入角指示灯(左側の赤い光)と滑走路

進入角指示灯(PAPI)は、飛行機が着陸する際、パイロットが進入降下角度を確認するために設置する表示灯です。
調布飛行場への進入降下角度は、北側(小金井側)からは4°、南側(甲州街道側)からは3°。
北側が1°高いのは、かつて二枚橋衛生組合ごみ処理施設の100mの煙突があったため。
煙突は無くなりましたが、角度は変えていないそうです。




ターミナルでの説明の際、資料として「調布飛行場の歴史」が配られました。

出典を見てびっくりface08


十数年前、飛田給小学校の児童が社会科見学で飛行場を訪れた際、まとめたものだそうです。
内容がとってもわかりやすかったので、飛小に許可を得て、資料として提供しているそうですface02



PDFはこちら130627-29-200.pdf (PDF: 750KB)


飛小の子どもたち Good Job icon303
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)今日の出来事