たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報調布市 調布市

2017年12月28日

調布の自家用小型機墜落事件 整備会社・社長を起訴

2015年7月26日、自家用小型飛行機が調布飛行場(調布市西町)を離陸直後、調布市富士見町1丁目の住宅街に墜落し炎上。
住民1名、機長と同乗者1名の3名が死亡するという極めて悲惨な事故が発生してから2年5か月が経ちました。

東京地検立川支部は、無許可でチャーター飛行事業を営んだとして、機体を管理・整備していた日本エアロテック(調布市西町)の小山純二社長(64)を航空法違反罪で在宅起訴しました。合わせて法人としての同社も起訴しました。

起訴状によると、小山社長らは2013年1月から事故が起きた15年7月26日まで、国土交通省の許可を受けずに鹿児島県・奄美大島や高知県などにチャーター飛行を4回行ったとされています。
チャーター飛行は1回につき約11万~128万円を受け取っていました。
事故当日は10万円で4人を乗せ、伊豆大島まで飛行する予定だったといいます。

捜査本部は業務上過失致死傷容疑でも捜査を続けています。
ほかにも事故で死亡した当時36歳の機長ら2人が航空法違反の疑いで書類送検されていますが、検察は処分などについて明らかにしていません。

日本エアロテックは「起訴に関して事実をまだ知らされていない。起訴の事実が真実であれば厳粛に受け止め、真摯に対応したい」としています。


<参考>
・「調布事故で社長在宅起訴=無許可チャーター飛行-東京地検支部」(時事通信)

・「調布の小型機墜落 無許可で搭乗者から料金 社長を起訴」(NHK)

・「調布墜落で在宅起訴 会社社長を航空法違反罪で 」(日本経済新聞)

※毎日新聞では「起訴内容は、事故が起きた15年7月26日までに7回、国の許可を得ずに小型機に計15人を乗せ、調布飛行場から大阪・八尾空港などに運航、計約254万円の運賃を受け取っていたとしている。」となっています。
・「調布小型機墜落 整備会社社長を起訴 航空法違反で」(毎日新聞)


(写真:NHK NEWS WEB



<自家用小型飛行機墜落事件に関する主な大須賀ブログ>

・2017.7.26「自家用機墜落事故から2年」

・2017.7.18「運輸安全委員会 自家用機墜落事故調査報告書を公表」

・2017.3.29「調布の小型機墜落事件 管理会社を航空法違反容疑で書類送検へ」

・2016.7.26「小型機墜落事故から1年」

・2015.8.19「調布飛行場付近における航空機墜落事故に係る住民説明会」

・2015.7.28「調布市議会 東京都に「飛行機墜落事故に関する要請」」

・2015.7.27「小型機墜落事故 続報」

・2015.7.26「調布市富士見町の住宅街に小型機墜落」  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 22:00Comments(0)

    2017年12月28日

    全国教育懇話会 忘年懇親会

    18時 全国教育懇話会の忘年懇親会が千代田区平河町のレストラン「M's Dining 斎」で開催されました。



    教育懇話会幹事長の清水厚實さん(学校法人福山大学・理事長)と参議院議員・柳川覺治事務所元秘書の小澤興朗さん(財団法人国際教育協会・理事長)が呼びかけ人となり、柳川の政治活動を支えてくださっていた方が集まりました。

    義父・柳川覺治が平成16年に亡くなってから13年が経ちました。
    縁があった方々がいまだに集まって下さるのはありがたいことです。

    宴席が大好きだった義父のことです。
    天上から降りてきて、懐かしい仲間との楽しいひと時を楽しんだことでしょうicon_maro08  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 21:00Comments(0)今日の出来事