2018年08月13日
調布飛行場の新たな被害者支援制度等に係る住民説明会
平成27年7月26日10時58分頃、調布飛行場を離陸した自家用小型飛行機(自家用機)が、離陸直後、調布市富士見町1丁目の住宅街に墜落し炎上。
巻き込まれた住民1名、機長と同乗者1名の3名が死亡する極めて悲惨な事故が発生してから3年と18日が経ちました。
18時30分 「調布飛行場の新たな被害者支援制度等に係る住民説明会」が調布中学校体育館で開催されました。
※調布市では8月8日に開催予定でしたが、台風13号の影響により、13日に延期されました。
都の説明員は、港湾局島嶼小笠原空港整備担当部長、島嶼空港調整担当課長、島嶼空港整備推進担当課長、調布飛行場管理事務所長ら4名。
住民説明会資料「新たな被害者支援制度と調布飛行場の管理運営等について」
資料PDF
都は都営空港を離着陸した飛行機が、都内で墜落事故を起こした場合、被害者の生活再建を支援できる「航空機墜落事故における新たな被害者支援制度」をようやく創設し、8月1日から運用することになりました。
調布の事件の被害者については、遡って適用されます。
一方、無許可で客を乗せて「遊覧飛行」をしていたとして、航空法違反などの疑いで起訴された日本エアロテック社の小山純二社長と同社に対しての有罪判決が確定(2018.7.26ブログ)してから初めての説明会でしたが、担当部長を始め都の説明員からは判決について何も言及がありませんでした。
更に、管理監督責任についての謝罪も一切ありませんでした。
質疑応答の最後に、質問に対しての答弁で、担当部長が「(遊覧飛行について)虚偽の申請を見抜けなかった」と発言しただけでした。
また、質疑応答の中で、墜落機に巻き込まれてお亡くなりになった住民のご遺族から「都の関係者が謝罪したどころか、遺族を訪ねたことが一度もない」と発言があり、都の被害者遺族への対応の酷さに改めて驚きました。
裁判では、調布市に対する都の報告と異なり、遊覧飛行が繰り返し行われていたことが明らかになりました。
都は遊覧飛行の実態について、どのように調査をしていたのでしょうか。
平成16年3月に放送されたTBSテレビ「王様のブランチ」で、日本エアロテック社が「体験飛行」と称して「遊覧飛行」を行っている実態が初めて明らかになりました。
平成16年9月には調布市議会定例会での一般質問で、長友調布市長が「(遊覧飛行について)複数の飛行コースが設定され、所定の料金を支払えば、だれでも搭乗することができること。また、ホームページ等でも、これをPRしていたことを調布市として確認した」と答弁。(市議会定例会会議録)
また、平成17年5月の市議会調布飛行場等対策特別委員会で、私が「TBSの番組で遊覧飛行が報道された。遊覧飛行が行われていたわけだから明らかな協定違反。協定違反が存在したという事実は大きいので、都に対して厳しい対応を」と発言したところ、政策調整担当副主幹が「遊覧飛行について、昨年3月にテレビ放映されて、その後調布市からも厳しく都に対して中止を求め、現在では遊覧飛行について、また遊覧飛行等、類似されるような飛行については一切行われていないと報告を都からもらっている」と答弁しました。(市議会調布飛行場等対策特別委員会会議録)
平成17年の段階で、都がきちんと調査をし、実質的に遊覧飛行を禁止していたら今回の悲惨な事件は起こらなかったと思うと残念でなりません。
私は、遊覧飛行を見逃していた東京都の管理監督責任を小池百合子知事がはっきりと認めるべきだと思います。
また、マイクやスピーカーなどの音響装置は都が持ち込んで用意しましたが、声が反響して非常に聞きにくい状態でした。
都の説明も住民との質疑応答も聞き取れなかった部分が随分ありました。
当日参加できなかった住民もたくさんいます。
こうした状況を考えると、都が議事録を作成し公開するべきだと思います。
三鷹市での住民説明会(8月9日)の新聞記事(東京新聞)
巻き込まれた住民1名、機長と同乗者1名の3名が死亡する極めて悲惨な事故が発生してから3年と18日が経ちました。
18時30分 「調布飛行場の新たな被害者支援制度等に係る住民説明会」が調布中学校体育館で開催されました。
※調布市では8月8日に開催予定でしたが、台風13号の影響により、13日に延期されました。
都の説明員は、港湾局島嶼小笠原空港整備担当部長、島嶼空港調整担当課長、島嶼空港整備推進担当課長、調布飛行場管理事務所長ら4名。
住民説明会資料「新たな被害者支援制度と調布飛行場の管理運営等について」
資料PDF
都は都営空港を離着陸した飛行機が、都内で墜落事故を起こした場合、被害者の生活再建を支援できる「航空機墜落事故における新たな被害者支援制度」をようやく創設し、8月1日から運用することになりました。
調布の事件の被害者については、遡って適用されます。
一方、無許可で客を乗せて「遊覧飛行」をしていたとして、航空法違反などの疑いで起訴された日本エアロテック社の小山純二社長と同社に対しての有罪判決が確定(2018.7.26ブログ)してから初めての説明会でしたが、担当部長を始め都の説明員からは判決について何も言及がありませんでした。
更に、管理監督責任についての謝罪も一切ありませんでした。
質疑応答の最後に、質問に対しての答弁で、担当部長が「(遊覧飛行について)虚偽の申請を見抜けなかった」と発言しただけでした。
また、質疑応答の中で、墜落機に巻き込まれてお亡くなりになった住民のご遺族から「都の関係者が謝罪したどころか、遺族を訪ねたことが一度もない」と発言があり、都の被害者遺族への対応の酷さに改めて驚きました。
裁判では、調布市に対する都の報告と異なり、遊覧飛行が繰り返し行われていたことが明らかになりました。
都は遊覧飛行の実態について、どのように調査をしていたのでしょうか。
平成16年3月に放送されたTBSテレビ「王様のブランチ」で、日本エアロテック社が「体験飛行」と称して「遊覧飛行」を行っている実態が初めて明らかになりました。
平成16年9月には調布市議会定例会での一般質問で、長友調布市長が「(遊覧飛行について)複数の飛行コースが設定され、所定の料金を支払えば、だれでも搭乗することができること。また、ホームページ等でも、これをPRしていたことを調布市として確認した」と答弁。(市議会定例会会議録)
また、平成17年5月の市議会調布飛行場等対策特別委員会で、私が「TBSの番組で遊覧飛行が報道された。遊覧飛行が行われていたわけだから明らかな協定違反。協定違反が存在したという事実は大きいので、都に対して厳しい対応を」と発言したところ、政策調整担当副主幹が「遊覧飛行について、昨年3月にテレビ放映されて、その後調布市からも厳しく都に対して中止を求め、現在では遊覧飛行について、また遊覧飛行等、類似されるような飛行については一切行われていないと報告を都からもらっている」と答弁しました。(市議会調布飛行場等対策特別委員会会議録)
平成17年の段階で、都がきちんと調査をし、実質的に遊覧飛行を禁止していたら今回の悲惨な事件は起こらなかったと思うと残念でなりません。
私は、遊覧飛行を見逃していた東京都の管理監督責任を小池百合子知事がはっきりと認めるべきだと思います。
また、マイクやスピーカーなどの音響装置は都が持ち込んで用意しましたが、声が反響して非常に聞きにくい状態でした。
都の説明も住民との質疑応答も聞き取れなかった部分が随分ありました。
当日参加できなかった住民もたくさんいます。
こうした状況を考えると、都が議事録を作成し公開するべきだと思います。
三鷹市での住民説明会(8月9日)の新聞記事(東京新聞)
2018年08月13日
ゲリラ雷雨 発生
午後、関東地方各地でゲリラ雷雨が発生しました。
(写真:14:48 飛田給1丁目から南方向)
東京電力管内では、午後2時50分頃に都内で約1万5,500軒が停電するなど、神奈川、静岡を含めた1都2県で停電軒数が最大約1万6,700軒に上りました。
調布市内でも停電及び浸水被害が発生しました。
15:25頃に飛田給1丁目で約900軒、上石原1丁目で約200軒、下石原2丁目で100軒未満、計約1100軒が停電しましたが、16:49頃復旧しました。
浸水被害については、調布ケ丘2丁目で床上浸水が1件発生しました。
道路部分より低い箇所に玄関があり、玄関から浸水したものです。
また、落雷のため、市役所・文化会館たづくりの一部で、一時電話が不通状態となりました。
東京アメッシュによると、東京の西方と23区東部で発生した雷雲が15:10頃調布近辺で合流し、一気に「猛烈な雨」エリアが拡大したことが分かります。
(13:30〜15:40)
Twitterに投稿された調布市内の様子。
(写真:14:48 飛田給1丁目から南方向)
東京電力管内では、午後2時50分頃に都内で約1万5,500軒が停電するなど、神奈川、静岡を含めた1都2県で停電軒数が最大約1万6,700軒に上りました。
調布市内でも停電及び浸水被害が発生しました。
15:25頃に飛田給1丁目で約900軒、上石原1丁目で約200軒、下石原2丁目で100軒未満、計約1100軒が停電しましたが、16:49頃復旧しました。
浸水被害については、調布ケ丘2丁目で床上浸水が1件発生しました。
道路部分より低い箇所に玄関があり、玄関から浸水したものです。
また、落雷のため、市役所・文化会館たづくりの一部で、一時電話が不通状態となりました。
東京アメッシュによると、東京の西方と23区東部で発生した雷雲が15:10頃調布近辺で合流し、一気に「猛烈な雨」エリアが拡大したことが分かります。
(13:30〜15:40)
Twitterに投稿された調布市内の様子。
ゲリラ豪雨で荒れ狂う調布市の現在の様子はコチラです。すごいなぁー、雷がバンバン落ちてたぞ。 pic.twitter.com/94f5Ag8IrE
— Masayoshi Nemoto (根本 雅祥) (@jmz1429) 2018年8月13日
#ゲリラ豪雨 #都内
— わた,ś (@watatonpu) 2018年8月13日
調布 歩道歩くのはムリ pic.twitter.com/MX8GtWkDX3