2010年07月13日
日韓ワールドカップ・その1
ワールドカップ南アフリカ大会は、「無敵艦隊」と言われながら優勝したことのなかったスペインが悲願を達成して幕を閉じました。
日本代表については、ほとんどの人がグループリーグでの敗退を予想していたと思いますが、思わぬ大活躍にずいぶんとワールドカップを楽しむことができました。
FC東京の長友選手はしっかりと相手を押さえ込み、今野選手も短時間ではありますが、出場を果たしました。
日本代表の躍進に大興奮しながら、8年前の日韓ワールドカップを思い出しました。
「日本で開催するのは生きているうちにはもうないかもしれない」との思いから、インターネットでチケットを取るのは超大変でしたが、グループリーグのドイツ対アイルランドと決勝トーナメント1回戦、デンマーク対イングランドの試合のチケットを何とかゲットして、観に行きました。
ドイツ対アイルランド戦チケット
ドイツ対アイルランド戦は6月5日にカシマサッカースタジアムで行われました。チケットが2枚しか取れなかったので、私と息子で行きました。
この試合のことは一生忘れられません。初めて見るワールドカップのレベルの高さにマジで驚きました。
両国の選手とも、パスが正確なことと、トラップが上手でピタリと足下に収まることはもちろんですが、特にスライディングタックルの見事さには度肝を抜かれました。きれいにボールに行っていてほとんど足に引っかかりません。
なおかつ、イエローカードが0枚で、悪質なファールが全くなかったことにも感動しました。
今までJリーグで見て来たものとは大きく異なる、芸術的とも思える素晴らしい試合内容、「美しいフットボール」を目の当たりにして、サッカーに対する価値観も変わったほどです。
試合はクローゼとロビー・キーンのそれぞれのエースが得点し、1-1の引き分けでした。
ゴールキーパーはオリバー・カーン
決勝トーナメントの1回戦、デンマーク対イングランド戦は6月15日に新潟スタジアムで開催されました。チケットを徹夜につぐ徹夜で何とか4枚ゲットし、今度は家族全員で行ってきました。
息子と娘が、模造紙を張り合わせてつくったイングランドの応援横断幕を持ちながら駅からスタジアムまで歩いていると、次から次にイングランドのサポーターが寄って来て二人に話しかけ、記念写真を撮っていました。英語ができない子どもたちは笑顔を返すだけでしたが、思わぬ国際交流となり、いい経験となったようでした。
試合は、当時、日本全国でフィーバーを起こしたベッカムがいるイングランドがファーディナンド、オーウェン、ヘスキーの得点で、3-0で勝利しました。
イングランドサポーターに大人気
「Go Go ENGLAND!」と書いてあるんですよ
スタジアムで
ワールドカップは家族に取って忘れられない思い出となりました。
何十年先でもいいから、日本の子どもたちのためにもう一度日本でワールドカップを開催してもらいたいと思っています。
2002 FIFAワールドカップ(wikipedia)
Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 06:01│Comments(0)
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