2010年08月04日
多摩川架橋促進協議会
(総会で監査報告をする高野府中市議会議長)
13時30分 多摩川架橋及び関連道路整備促進協議会総会(会長・石川稲城市長)が新宿の京王プラザホテルで開かれました。
この協議会は多摩川中流部の立川市、府中市、日野市、国立市、狛江市、多摩市、稲城市そして調布市の8自治体の市長と議長が会員となり、架橋と関連道路の整備を国と都に求めるための団体で、昭和55年に発足しました。
この間の取り組みの結果、発足当時の5橋12車線から、平成22年8月では9橋32車線へと、橋梁数で約2倍、車線数では約3倍に拡大し、橋梁部での交通渋滞が改善するなどの効果も現れており、多摩地域における基盤整備が大きく推進しました。
是政橋については、平成22年度内の完成に向けて、4車線化の工事が進められており、稲城大橋については、平成22年4月から無料化が実施されました。
更には、関戸橋(下流側)の架け替え、(仮称)第二多摩水道橋及び(仮称)富士見橋の架橋の事業化、そして中央自動車道稲城インターチェンジの八王子方面への接続が強く望まれています。
総会終了後は要請行動です。部屋を移動して、まず全員で東京都への要請。
調布市と川崎市を結ぶ(仮称)第二多摩水道橋ですが、多摩川原橋と多摩水道橋の間が最長の4.8キロとなっているため、建設の必要性は十二分にあるものの、双方の(特に川崎側)周辺アクセス道路があまり整備されていないため、残念ながら具体的な計画化があまり進んでいません。
石川会長の要望に対する東京都建設局山口道路監の答えも「都市計画道路とのネットワークの検証が必要」と、あまり積極的なものではありませんでした。
都へ要望書を渡す石川会長(左)
その後、国への要請となりますが、正副会長と参加希望の市長・議長が、民主党への要請に衆議院の民主党控室へ、次に国土交通省への要請に行きました。
実は、昨年までは政党への要請行動はありませんでした。
政権交代以降、小沢幹事長(当時)が「政治主導」と称し、「すべての予算陳情・要請行動は民主党の幹事長室を通す」体制にしましたが、幹事長が変わってもまだ残っているようです。
政府と省庁に要請することと、政党に要請することとは全く意味合いが異なります。
「政権政党に頭を下げなければ予算をつけない」と誤解されるようなやり方は慎んだ方がよいのではないでしょうか
結局昨年と違い、正副会長を除くほとんどの市長・議長は、私を含め、行かなかったようです。
多摩川架橋・関連道路位置図1(下流側)
多摩川架橋・関連道路位置図2(上流側)
多摩川架橋・関連道路位置図3(調布周辺)
19時 自民党調布総支部常任幹事会
20時 消防団第一分団ホースカー操法訓練
Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:03│Comments(0)
│調布市外の出来事
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