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2009年07月30日

調布駅仮橋上駅舎エスカレーター設置




調布駅仮橋上駅舎へのエスカレーター設置について市と京王電鉄が概ね合意に至ったと報告がありました。

合意の概要は①設置位置は別紙設置位置図(下図)の通りとする②支障物(樹木等)の移設は市が行う③京王電鉄は維持管理に関する費用のうち電気代相当額を負担し、それ以外は市が負担する、というものです。




上の位置図は下が北、右が西の府中方向、左が東の新宿方向です。エスカレーターの位置(上図赤い部分)は、南側が現階段の西側(府中側)、北側がパルコに近い方の階段の北側に設置することとなりました。

確かにエスカレーターが設置されれば、高齢者・障害者・妊婦などを始め誰にとっても快適となるでしょう。
しかし、莫大な事業費がかかります。1基当たり製作費・設置費で約3,500万円、補強費5,500万円、1年分の維持管理費と諸経費が1千万円で計1億円、2基で2億円。それに2年分の維持管理費が約1,500万円、使用後の撤去費2,500万円、これに諸経費が1千万円で計5千万円。総計2億5千万円もかかるのです。




また、上の工程表の通り、今年の12月に運行が開始できても、地下駅完成まで約3年しか使わないのです。かつ、上下双方向ではなく、上りか下り一方向のみです。なおかつ、再利用はなく使い捨てです。だからこそ、仮設駅舎にエスカレーターが設置された事例が無いのです。

しかし、市長は3月の第1回定例会で、いきなり設置を提案しました。その理由は、設置を望む声があったからというものです。

だったら仮設駅舎を建てる時に、なぜ一緒に設置しなかったのでしょうか。
当然、後付けなので余計にお金がかかります。
なおかつ、京王電鉄に何ら負担を求めずに議会に提案したのはなぜでしょうか。
議会で可決した後に負担を求めても、応分の負担とならないのは明らかです。
また、設置を望む声とは誰の声でしょうか。
議会ではほとんど具体的に示されませんでした。
これらの疑問が明らかにならないまま、残念ながら賛成多数で議会では可決されてしまいました。

私の知人・友人に聞いてみると、ほぼ全員が設置を望みます。
しかし、2億5千万円もかかること、3年間しか使わないこと、使い捨てであることを説明すると、ほとんどの人が「それならば我慢する」との意見です。
市長はこうした重要な点を市民にきちんと説明したのでしょうか。

本当の説明責任とは、都合のいいことばかりでなく、都合の悪いこと、マイナス面も説明して理解を求めるのではないでしょうか。



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    Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01 │今日の出来事