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2010年10月22日

多摩川小学校開校40周年記念式典・祝賀会

14:30 多摩川小学校開校40周年記念式典が開催されました。


記念式典で市議会を代表して祝辞を述べました。

 みなさんこんにちは。調布市議会議長の大須賀浩裕です。本日は、市議会からたくさんの議員が参加させていただいておりますが、代表して、お祝いのご挨拶をさせていただきます。

 まず、調布市立多摩川小学校が開校四十周年を迎えられ、このように盛大な記念式典が開催されますことを心からお慶び申しあげます。
 多摩川小学校は、昭和四十五年、ちょうど大阪での万国博覧会に日本中が沸いていた頃、多摩川のせせらぎを身近に感じることができるすばらしい環境の下に生まれました。開校当時は校庭を囲うフェンスもなく、花壇づくりや樹木の植栽にみんなで取り組んだと伺っております。また、豊かな多摩川の自然環境を生かした教育を進められ、特に「多摩川水族館」は、テレビでも紹介されました。学校にパソコン教室が設置されたのちは、積極的な情報教育を推進され、電子メールを使って他県の小学校との交流も進められたとお聞きしています。さらに、施設の開放や地域運動会をとおして、地域の方々との繋がりも深めてこられました。
 歴代の校長先生をはじめ、教職員の皆さんが、情熱と惜しみない愛情をもって、子どもたちに接する教育を実践されてきたことに衷心より敬意を表させていただくとともに、学校を側面から支えてこられた保護者の皆さんや地域の方々の御理解と御協力に改めて感謝を申しあげます。

 さて、多摩川小学校の児童の皆さん、今日は人と人との「絆」について、少しお話をしたいと思います。
皆さんは、今年の八月に南米のチリという国で起った鉱山での落盤事故のことを知っていますか。この事故で、作業に当たっていた三十三人の人が、なんと七百メートルの地下に閉じ込められてしまったのです。三十三人の人たちは、もう二度とここから出られないのではと考え、恐怖に震えました。食料も水も非常用のほんのわずかなものしかなかったからです。
最初、彼らは、自分たちが置かれた状況に絶望し、争う事もあったようですが、やがて生きてこの場所を出るために、結束を固めていきます。彼らはリーダーを選び、それぞれの役割を決め、交代で仕事をしました。わずかな食料の配分についても全員の多数決で決め、食料や水が底をつかないように節約し、時には、三日もの間、食べることを我慢し、油の混ざった水も飲んだとのことです。
 彼らは、自分たちが生きていることを地上に伝えるため、手を尽くします。煙が地上に到達するよう、坑道でタイヤを燃やし、爆破の知識のある者は、爆破の振動で地上に生存を伝えようと試みました。詩をつくってみんなの心を和ませる者、神に祈りを捧げることを提案し、絶望を希望につなげた者もいました。一人ひとりが、みんなのために自分のできることをやり、生きるために全力を尽くしたのです。
 事故発生から六十九日、多くの人たちの努力によって、三十三人全員が無事救出されました。苦しかった事故現場での生活を振り返る彼らの口をついて出たのは、いっしょに闘った仲間、救出に当たってくれた人たち、そして家族や恋人、友人への感謝と、その存在がどれだけ心の支えになったかということです。「改めて人と人との「絆」の大切さを痛感した」という言葉でした。 

 皆さんの周りにもたくさんの友達がいます。いつも励ましてくれる先生方がいます。そしてあなたたちのことを何よりも大切に思ってくれる家族がいます。こうした大切な絆を、もっと深めていくためには、どうしたらいいと思いますか。
 家族や友達のために、自分ができることを自分で考え、行動すること。それから、思いやりの気持ちをいつも忘れないようにすることだと思います。そうすれば、その人たちとの絆は、どんどん太くなって、将来にわたってきっと皆さんの大きな支えになってくれると思います。
 この多摩川小学校から巣立っていった多くの先輩たちは、学校で、また社会で、勉強や仕事に一生懸命頑張っています。皆さんも先輩たちに負けないように、充実した学校生活を送ってください。
 結びに、四十周年という記念の年を迎えた多摩川小学校が、ここに学ぶ子どもたちを中心に、情熱溢れる先生方、そして学校をやさしく見守る保護者の皆さんや地域の方々との深い絆によって、ますます飛躍、発展されますことを心よりお祈りいたしまして、お祝いの挨拶とさせていただきます。

平成二十二年十月二十二日
調布市議会議長 大須賀 浩 裕



式典でお祝いの演技をする6年生。
合唱・合奏とよさこいソーラン。



式典終了後、祝賀会までの時間、校内探訪。

手づくりのお祝いモニュメント(児童玄関)。


児童玄関には有名な「多摩川水族館」が。
この「水族館」は平成4年に設置。近所の人が多摩川で獲れた魚を持って来て、だんだん増えていったそうです。
40周年実行委員会から新しい水槽が寄贈されました(下右)


正門前花壇に「40」の花文字をつくったそうです。


校長室にFC東京の選手のサインが入ったサインボールとフラッグが飾ってありました。




祝賀会が始まりました。

オープニングは調布狛江合唱団郷土部跳鼓舞による和太鼓
乾杯後の懇談中に高橋俊之さん晶子さんご夫妻によるヴァイオリン・ピアノコンサートがありました(下右写真)。お二人は在籍児童のご両親だそうです。見事な演奏にうっとりface05


跳鼓舞による南京玉すだれ和太鼓演奏


最後は地元の名士・荒牧おやぶんによる手締め。



ちなみに、多摩川小学校には「調布」の名前の由来になった万葉集東歌の歌碑があります。
『多摩川に さらす手作り(たづくり) さらさらに なにぞこの子の ここだ愛しき』

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    Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01 │今日の出来事