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2011年08月08日

松田直樹選手とAED

練習中に急性心筋梗塞で倒れ、4日に亡くなった元サッカー日本代表DF松田直樹選手の通夜が8日、出身地の群馬県桐生市の斎場で営まれました。

新聞報道によると、松田選手は2日午前9時半ごろに始まったチームの練習に参加し、15分ほどランニング。
その後「やばい、やばい」と言いながら倒れたといいます。

チームの関係者が午前10時すぎに119番。
練習を見ていた看護師の女性が、救急車が到着するまで心臓マッサージ。
病院に同50分に着きましたが、心肺停止状態でした。


サッカー界では、過去にもプロ選手らが試合中に心臓疾患で突然意識を失って急死するケースが起きています。

2003年、コンフェデレーションズ杯の試合中にカメルーン代表のフォエ選手がプレー中に突然倒れ、心停止状態に陥り、そのまま亡くなりました。28歳でした。

フォエ選手の死をきっかけに、サッカー界では再発防止策を求める声が高まります。

Jリーグでは翌04年から、選手や観客が突然心停止を起こした場合に備え、試合会場と練習場にAED(自動体外式除細動器)の設置を義務付けました。



しかし、松本山雅FCの所属する日本フットボールリーグ(JFL)は、施設にAEDを設置することが義務づけられなかったのです。

チームの松本山雅FCも所有していませんでした。


松田直樹選手が入院していた信州大学付属病院の岡元和文医師(高度救命救急センター長)は、「心筋梗塞を起こしたら、AEDですぐに処置すれば心拍が回復するということは、われわれには常識」と述べています。


フォエ選手以降も、ハンガリー代表・フェヘル選手(04年)、スペイン代表・プエルタ選手(07年)らが同様に心臓系の病気で試合中に急死しています。
いずれも将来を期待された20歳代の選手でした。

JFLでも05年2月、アルテ高崎で当時21歳だった加藤選手が松田選手と同様の症状で練習中に倒れ、2日後に亡くなっています。


このように選手が試合中や練習中に、心臓疾患で倒れる危険性は常にあるのです。

今までJFLでのAED設置の義務化を怠ってきた、日本サッカー協会、JFLの関係者が非難されないことが不思議でなりません。


AED1台の価格は約30万円。
松本山雅FCが30万円をケチらずに、AEDを購入し携行していれば、松田選手の命が助かった可能性は高いのです。


今回の「事件」を契機にAEDの設置がきちんと行われ、再び「犠牲者」を出さないようにしてもらいたいと思います。

誰よりもサッカーを愛した松田選手のご冥福をお祈りします。





ちなみに、調布市の設置状況は、公立小中学校全校をはじめ,公共施設122箇所128台が設置されています。

blue_right調布市公共施設AED設置場所

blue_right調布市内AED設置場所 (民間施設)

消防団のポンプ車15台にも設置されています。

しかし、最も地域に身近な施設である「ふれあいの家」にはまだ設置されていません。
ふれあいの家では、高齢者がカラオケを楽しんだり、健康体操をしたりしています。

市は早急に設置をするべきです。

AEDがあったら助かった命が、市の怠慢によって助からなかったなんてことが決して起こってはいけないからですicon01

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    Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01 │今日の出来事