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2011年08月17日

「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」第2弾1日目

今日から3日間、「調布から!復興支援プロジェクト」(横山泰治代表)主催の「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」第2弾で石巻市に行き、支援活動を行います。

災害支援で石巻に行くのは、3月28日に最初に行って以来、5回目になります。

1回目 支援物資搬送(3/27ブログ3/28ブログ3/29ブログ
2回目 支援物資搬送&現地調査(5/25ブログ5/26ブログ5/27ブログ
3回目 支援物資搬送&現地調査(6/27ブログ6/28ブログ
4回目 「思い出の宝物プロジェクト」第1弾(7/18ブログ7/19ブログ7/20ブログ7/21ブログ


「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」とは・・・

東日本大震災での津波の被害により、被災地では写真・アルバム・位牌などが散乱していました。

被災者にとっては、たとえ写真一枚でも、「生活していた記録」「生きていた証」であり、貴重な思い出の残る大切な「宝物」ではないでしょうか。

しかし、海水・泥・ヘドロに浸かっていたため、何もしなければバクテリアにより写真の表面に塗布されているゼラチンが分解されて、写真が消えてしまいます。

思い出が消えてしまう前に、少しでも早く、写真を洗浄・乾燥・展示して持ち主に返す一方、デジタルデータ化して保存しなければなりません。

洗浄しても、バクテリアが死滅する訳ではなく、写真が消える速度が遅くなるだけだからです。



石巻市では、市とアースデイ東京タワー・ボランティアセンターが協働で行ってきました。

この活動を手伝うのが、「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」です。



前回は、7月18日から20日までの3日間で行われました。

今回は、8月17日から19日まで。


前回の参加者は6名でしたが、今回は途中参加を含めて男性11名、女性9名の計20名ですface08

私の大学3年の息子と高校2年の娘も参加face02




6時 調布市役所西側市道に集合し、マイクロバスで出発! 
「調布から!」代表の横山泰治さんが見送りにきてくれました(感謝!)。


6時30分 笹塚から中央自動車道に。さっそく自己紹介。



7時30分 前々回の支援活動の時と同じく、東北自動車道佐野SA(サービスエリア)で休憩
朝食は、やはり佐野ラーメン。

かなり、まいう〜face05 SAのお客様の声ノートに「ずごくおいしい」と書いてあったのを見つけ娘がやってきました。息子も駆け付け、半分子どもに食べられたicon_maro06


運転は、前回に引き続き、大型免許を持っている鈴木宗貴市議会議員。頑張れ〜icon22


5回目にして、やっと三陸自動車道にあるこの看板を撮影できました。「がんばろう!東北」と「がんばろう!宮城」の看板が揃っているのは私の知る限りここだけ。



12時 石巻市に到着。調布病院の杉崎海陽企画室長から預かったドッグフードを私たちの石巻地域支援拠点になっている伊原津2丁目の相澤さん宅に届けます。相澤さんに支援物資を届けるのはこれで3回目。車中から電話をしたら仕事で留守とのことなので、玄関先に置いておくことになりました。



コンビニでサンドイッチを買い昼食



作業現場の旧石巻市役所に到着

12時40分 初めての参加者は、作業に入る前に「取得物展示会場」を見学します。これから自分たちが取り扱う写真がどのような形で被災者に見てもらっているのかを把握してもらいます。




展示されている思い出の宝物は写真だけではありません。位牌・遺影、幼稚園バッグ・ランドセル、生徒手帳、診察券、卒業アルバム、おもちゃ、母子手帳、賞状、子どもの描いた絵、免許証、保険証、そろばん、手帳、数珠、えんぴつ、トロフィー・盾など、ありとあらゆる「宝物」が展示されています。



ランドセルは見ているだけでつらくなります。


展示物は2週間で入れ替えますが、名前がわかっている物は展示され続けます。




13時 横山さんが見送りの時に持ってきてくれた「調布から!復興支援プロジェクト」の腕章を付けます。


前回と同じく、ボランティアリーダーを務めているアースデイ東京タワー・ボランティアセンターのゆきおさん上川幸夫さんから説明を聞きます。



作業開始
①写真とアルバムをビニール袋から取り出します。



②ばら写真の束・アルバムから写真を一枚ずつ慎重に剥がします。


③水につけながら写真の表と裏を刷毛や手で丁寧に洗います。


写真の白い部分はバクテリアにやられてしまった部分。


④タオルで写真の水分を吸収してから、洗濯バサミで挟んで乾燥します.


ほとんど消えてしまっている写真も少なくありません。


みんな宝物を少しでも残そうと必死です。


たくさんの宝物がきれいになりました。



15時30分 作業終了



被災地の視察をします。
テレビや新聞では伝えることの出来ない被災地の現状を体感してもらうことはとっても重要なことだと思っています。
東日本大震災のことを決して忘れないために、被災地の現状や自分自身で見たこと・聞いたこと・臭ったこと・触れたこと・感じたことを東京に帰ってから知人・友人に語ってもらいたいです。


まず、日和山の山頂へ。

山頂から南方向。


車とがれきが積まれて山となっています。


横断幕と付いていたメッセージカード。

「茨城県つくば市の空の下 石巻を想います 朝も昼も夕も夜も 石巻を想います そして東北を想います 東日本を想います 何も出来なくても想います 心をこめて」


山頂から北東方向。石ノ森萬画館が見えます。


津波で大きな被害を受けた石ノ森萬画館は、再開まで時間がかかるようです。


【東日本大震災パノラマ Vol.40】「石ノ森萬画館」No.1(SankeiPhoto)

「調布から! 復興支援プロジェクト」では、6月18日から「石ノ森萬画館グッズ・チャリティー販売」「リカー&フーズ やまぐち屋」で行っています(6/18ブログ)。



市内で最も津波の被害が大きかった門脇町・南浜町地区を訪ねます。

津波にやられた後、火災にも襲われた門脇小学校


「がんばろう!石巻」看板の隣に「七夕」が建っていました。




七夕の短冊



持ち主は・・・


(左)テレビで見るのとは違う被災地の惨状に呆然としている娘。
(右)みどり薬局ご夫妻はまだ行方不明の様です。



看板の裏にひまわりが咲いていました。復興をひまわりが見守り続けます。





YouTube「石巻市全景空撮」(asahicom)

blue_right【東日本大震災パノラマ Vol.57】「がんばろう!石巻」(SankeiPhoto)




19時 道の駅「上品の郷」にある日帰り温泉「ふたごの湯」で汗と臭いを落としてから、前回に引き続きグランドホテル近くの「さかな処 三吉」にて、参加者全員で懇親会

三吉は津波の被害を受け、7月にリニューアルオープンしたばかり。


魚は石巻港がまだ再開していないので、隣の塩釜港であがったもの。新鮮で味は抜群です。
明日が誕生日(!)の鈴木さんと馬部さんの誕生前日祝い。地酒の日高見をたっぷり飲みました。


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    Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01 │東日本大震災・味スタ避難所