2012年05月18日
調布市基本構想原案
9:30 市議会全員協議会が開催され、調布市基本構想原案が説明されました。
基本構想は、市の最上位の計画である「総合計画」のうち、まちづくりの目標である将来都市像と基本方針を定めるものです。
構想(長期)に基づき、基本計画(中期)・実施計画(短期)などが作られていきます。
今までの基本構想が平成24年度で終了するため、市は、25年度から10年間の新たな基本構想を策定することになりました。
平成23年4月、公募による市民委員と庁内委員30名で「調布市基本構想策定推進市民会議」を設置し、21回にわたり議論と検討を重ね、協働による検討作業を進めてきました。
24年3月、市民会議から市長に「基本構想・市民会議案」が提出され、この案をもとに,市は「基本構想素案」をまとめました。
この素案に対するパブリックコメント(意見募集)を経て、市が作ったのが「基本構想原案」です。
地方自治法が改正され、地方自治体が基本構想を策定する際に議会の議決が必要でなくなりました。
しかし、市の政策の基本となる基本構想は議会の議決を経るべきです。
そこで、今年3月に開催された市議会第1回定例会において、議員提出議案「調布市基本構想を地方自治法第96条第2項に規定する議会の議決すべき事件として定める条例」を可決し、議決対象としました。
今回の全員協議会を経て、6月1日から開催される市議会第2回定例会に調布市基本構想案が提案され審査されます。
Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01│Comments(0)
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