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2016年04月23日

調布市防災教育の日

調布市教育委員会は、東日本大震災の教訓として、平成24年から4月の第4土曜日を「調布市防災教育の日」と定め、学校・保護者・地域が一体となった防災学習や避難所開設・運営などの訓練を市立小中学校全28校で一斉に実施しています。

「震災時対応シミュレーション」の地震発災想定時間が午前11時24分であること以外、内容は各学校に一任されています。


私は地元の飛田給小学校へ伺います。

1校時目の通常授業と2校時目の命の大切さを学ぶ「命の授業」は、自宅で避難所開設訓練に使う受付名簿を仕上げていたので欠席。
3校時目の防災講演会から参加しました。


防災講演会の講師は、調布市総合防災安全課の山岸・防災係長。
演題は「災害に備えて」。


阪神淡路大震災の動画や家具が転倒するシミュレーション動画などを紹介しながら、分かりやすく地震への備えを説明していました。



4校時目。
「震災時対応シミュレーション」の発災想定時間の午前11時24分に合わせて、児童避難訓練が始まります。


11時24分 「地震発生」の校内アナウンスの後、担任の先生の指示で机の下に身を隠す子どもたち。


頭に防災頭巾を被り、手に軍手をはめて、教室から外に出ます。


クラス毎に2列で校庭へ移動。


約5分で児童全員が揃いました。



山中校長先生が軍手をチェックしています。


軍手の着用は、市議会文教委員会での指摘を受けて導入されました。
blue_right文教委員会議事録(平成24年9月)
blue_right文教委員会議事録(平成25年3月)


続いて、各教室で保護者への引き渡し訓練
担任の先生が引き渡し票を確認して保護者に引き渡します。




13時 体育館に避難所運営委員と市の職員が集合。

川内・避難所運営委員長の挨拶に続き、自己紹介。


市からは発災時すぐに駆けつける初動要員2名と飛小避難所担当職員5名が参加しました。
いざという時に「初めまして」などと言っていては始まりません。

当初は参加していなかった初動要員も数年前から参加するようになりました。
blue_right文教委員会議事録(平成25年3月)

避難所を一緒に運営する地元住民と担当職員は、言わば運命共同体です。
顔と名前だけでもお互いに知っておくのは、とっても大切なことだと思います。




14時 避難所運営委員、参加住民、学校職員、市職員が顔合わせ



今年から停電時に非常用電源を使って体育館内と校舎1Fのトイレまで誘導する非常灯がついたので、実際に歩いて確認。





マンホールトイレの場所を確認。
仮設トイレ本体とマンホールの開閉時に使用する専用工具がまだ配備されていないそうです。
え〜っface08




14時20分 体育館で避難所開設訓練開始。

震災が起こり、地域住民が避難して来たことを想定して、避難所運営委員と市役所の職員が連携して避難所開設の訓練を行います。



避難してくるのは、地域の参加者と住民役の学校の先生です。

受付が始まりました。
受付用紙に記入してもらいます。



受付用紙は私が担当となり、市の素案を参考に原案を作成。
運営委員会での2回の協議を経て、避難者名簿と一覧表の2種類を作りました。

避難者名簿は家族毎に記入してもらい、一覧表は避難者名簿を見ながら運営委員が記入します。
市内外の避難所の例を参考にしましたが、必要な情報とスペースを決めるのが結構大変でした。






飛小の先生たちは、高齢者、妊婦、歩行困難者、耳が聞こえない人、声が出ない人、日本語ができない外国人など様々な災害時要援護者を想定してやって来ます。


とりあえずは、体育館の中の1つのエリアを要援護者の場所にして座ってもらいました。



インフルエンザ感染者役と家族がやって来ました。

他の避難者とは一緒にできないので、急遽、体育館の用具室に入ってもらいます。


避難所マニュアルでは、落ち着いた段階で、「体の不自由な人」「障害がある人」「妊婦・乳幼児」など、それぞれの部屋に移動してもらうことになっていますが、今回は、車いすの人だけ専用の部屋に誘導します。



ついでに、障害者用トイレもチェック。




避難所開設訓練終了。

続いて防災備蓄倉庫の中身を確認。

倉庫の鍵は、市役所初動要員、飛小学校長、飛小避難所運営委員長、飛小地区協議会会長が持っています。





市では災害発生時に迅速な応急対策を行えるよう、災害時の避難所となる市内の公立小中学校など公共施設(30箇所)に防災備蓄倉庫を設置しています。

防災備蓄倉庫備品一覧(平成27年3月現在)


今年から配備されたガソリンでもLPガスでも燃料として使えるハイブリッド式非常用小型発電機



調布市地域防災計画では、災害が発生し、市内の避難所に避難する人が約24,000人発生すると想定。
これを約30の避難所で割ると1箇所あたり約800人が避難することになります。

これに基づき、各避難所には800人の3日分の備蓄を行っていますが、現実に災害が発生したら、遥かに多くの人が避難所へ備蓄品をとりに来るため、あっという間になくなってしまうと思われます。

災害時に備えて、各家庭に最低3日分の水・食料の備蓄をお願いしますicon_bikkuri



中学生には平成26年からヘルメットが配備されましたが、小学生の頭を守るのは相変わらず防災頭巾です。

子どもたちを守るためにヘルメットの配備を文教委員会で要望してきました。
blue_right文教委員会議事録(平成25年3月)
blue_right文教委員会議事録(平成27年9月)

防災頭巾よりヘルメットの方が子どもたちの頭をしっかりと守ることができるのは明らかです。

大地震はいつやって来るかわかりません。
子どもたちの命より優先することなどないはずです。

一日でも早い、小学生へのヘルメットの配備を求めますicon_bikkuri

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    Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01│Comments(0)今日の出来事飛田給の出来事
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