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2016年06月05日

「災害時緊急医療救護所」設置訓練@青木病院

9時30分 調布市上石原3丁目の青木病院で「災害時緊急医療救護所」設置訓練が行われたので見学に伺いました。


調布市医師会・歯科医師会・薬剤師会、柔整師会、保健師会、近隣住民、調布市職員など総勢300人以上が参加し、①緊急医療救護所の開設、②トリアージ訓練、③災害対策本部との通信訓練などが行われました。


近隣自治会の住民、学生などの模擬傷病者役の方々。


模擬傷病者は、氏名と住所以外は想定で、「割れたガラスによる手背裂傷」「転倒による右膝表皮剥離」など様々な受傷状況、状態、病名が設定されています。



トリアージ訓練が始まりました。



医師が模擬傷病者の状況を観察。
疾病の緊急度や重症度に応じ、①最優先治療の重症群(赤色)、②待機的治療の中等症群(黄色)、③治療保留の軽症群(緑色)、④死亡群(黒色)の4段階に区別します。





知り合いの石川さんがいたので同行する事に。


石川さんの状態は「地震の揺れで脚立から転落。右上腕骨骨折」。


医師と保険師がペアとなり、症状を把握しトリアージ・タッグに記入します。


通常はタッグを右腕に付けますが、怪我をしているので左手首に付けます。
ちなみに、付ける場所は右手首→左手首→右足首→左足首→首と順番が決まっています。


石川さんのトリアージ・タッグ(住所部分修正)は、軽症群の緑色です。


スタッフが付き添って、病院内の緑色エリアへ誘導。



緑色エリアでは、傷病者が次から次に診察され、処置されてます。


石川さんの番。医師と保険師がペアで診察。


柔道接骨師が三角巾で固定。


医師が治療状況を確認。


最終確認をして石川さんは終了。



疾病者の情報を次々に一覧表に記入していきます(写真の名前部分修正)。
一覧表の情報は、①時間、②NO、③氏名(カタカナ)、④年齢、⑤性別、⑥病名、⑦治療内容、⑧帰宅・五中(避難所)、⑨備考。





今度は知り合いの鈴木さんに密着。頭部挫創(右写真の×部分)なので、車いすでの対応。


鈴木さんの状況。トリアージは中等症群の黄色(タッグの名前部分修正)。


臨時薬局ブースで薬をもらって最終確認へ。




中等症群の黄色エリアの様子。



重症群の赤エリアの様子。





様々な防災訓練を見てきましたが、今回の訓練は緊迫感・臨場感溢れる実践的な訓練でした。

ドクターカーにも乗務し、東日本大震災・熊本地震を始め数多くの災害医療支援に駆けつけ、災害現場が何たるかを知っている青木誠医師が企画したからだと思っています。


参加した市の職員もたくさんのことを学んだ事でしょう。




震災時には、家屋の倒壊、火災等により死傷者が発生することが想定されます。また、地域の医療機関も被害を受ける可能性があります。
そのような混乱の中で、ひとりでも多くの命を救うため、調布市は、医師会、歯科医師会、薬剤師会、接骨師会などの医療団体と連携し、「緊急医療救護所」を開設します。

「緊急医療救護所」は、災害が起きてから72時間を目安として、市内8つの病院(調布病院、東山病院、青木病院、飯野病院、多摩川病院、山田病院、北多摩病院、吉祥寺病院)と狛江市の慈恵医大第三病院の敷地内に開設し、負傷者の応急手当やトリアージなどの医療救護活動を行うこととしています。


緊急医療救護所設置場所




参照:災害時における医療救護活動(調布市ホームページ)

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    Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01│Comments(0)今日の出来事
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