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2016年06月21日

調布市議会第2回定例会 閉会

9時10分 調布市議会第2回定例会が再開されました。

委員長審査報告に引き続き、市長提出議案や陳情の採決、追加議案の上程・採決などが行われ、閉会となりました。

今定例会は、6月6日から6月21日まで16日間開催されました。

(写真:調布市議会インターネット中継より)
調布市議会第2回定例会 閉会


市長報告8件は、いずれも了承されました。

市長提出議案14件は、いずれも承認、可決、同意されました。

議員提出議案6件と委員会提出議案1件は、いずれも可決されました。

陳情は、2件が不採択、1件が採択となりました。


第2回定例会の結果は以下の通りです。


市長報告

報告第2号 一般財団法人調布市市民サービス公社の経営状況について

<内容>平成27年度は、法人設立4年目に当たり、市からの受託事業におけるサービス向上、市民雇用の促進、障害者の就労機会の提供、市内事業者等との連携といった取組を継続しながら、市の監理団体としての責務や役割の遂行に努めるとともに、平成30年度末までの4年間を計画期間とした「中期経営目標」の初年度に当たり、目標達成に向けた取組を推進した。
決算については、収入総額は5億7,867万7,787円だった。これに対して、支出総額は、5億7,867万7,787円であった。これにより、平成27年度の決算は、当期収支差額0円となっている。
次に、平成28年度の事業計画について、予算として、6億157万1,000円を計上している。平成28年度は、引き続き、中期経営目標に掲げている、「受託事業の取組拡充」、「事業の検証と効率化等の推進」、「中期的な視点に基づく公社経営」の3つの視点を念頭におきながら、各種の取組を着実に進めていくとのこと。



報告第3号 公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団の経営状況について

<内容>平成27年度は、財団の基本計画の3年目として、また、市制施行60周年及び財団設立20周年の記念すべき年度となることから、記念事業を実施するなど、例年以上の積極的な事業展開を実施した。
事業においては、市内事業所や大学と連携した事業を実施するとともに、市内のアウトリーチ活動を拡充し、地域の芸術・文化の振興とコミュニティの活性化を推進した。広報・マーケティングにおいては、広報誌やインターネットによる情報発信に加え、時代に即したソーシャルメディアを活用した情報発信に努めた。また、たづくりエントランスホールのライトアップや、美術振興事業と連携した魅力向上の取組により、前年とほぼ同水準の利用率を実現している。
決算について、収入総額は、13億5,723万2,886円だった。これに対して、支出総額は、13億5,723万2,886円だった。これにより、平成27年度の決算は、当期収支差額0円となっている。
次に、平成28年度の事業計画について、その予算として、13億7,410万円を計上している。平成28年度は、前年度に宣言を行った「豊かな芸術文化・スポーツ活動を育むまちづくり宣言」の具現化に向け、市民の皆さまの心の糧となる芸術・文化、コミュニティの振興に資する取組を展開するとのこと。今後とも市民の皆さまの声を反映した事業展開、利用者の立場に立った施設管理を心掛け、更なる市民文化の向上と地域社会の発展に向けて歩む、よりよい財団の運営に期待を寄せている。



報告第4号 公益社団法人調布市体育協会の経営状況について

<内容>平成27年度も引き続き、競技スポーツと生涯スポーツに関する幅広い事業を展開し、調布市民の健康づくりの主体的な担い手として活動した。
総合体育館の施設管理・運営については、前年度の空調設備工事に伴う全館休館後の通年開館となったことから、利用者数、利用料金収入ともに、本協定の目標値の達成に向け重点的に取り組んだ。
平成27年度における取組結果として、利用者数については、目標値には至らなかったものの、指定管理者となった平成18年度以降で2番目の利用者数となり、利用料金収入については、目標額を達成することができた。
平成27年度決算については、収入総額は、2億7,381万6,037円だった。これに対して、支出総額は、2億7,315万2,224円だった。これにより、平成27年度単年度の決算として、66万3,813円の収支差額となり、前期繰越収支差額21万3,927円を加えた次期繰越収支差額は87万7,740円となっている。
平成28年度の事業計画について、その予算として、3億124万4,000円を計上している。平成28年度は、リフレッシュ体操スクールなどのさらなる拡充を図るほか、オリンピック・パラリンピックの素晴らしさを体験できる機会の創出を目的としてオリンピアン交流事業等を展開し、機運醸成を図って参るとのこと。一方、これまでの取組の達成状況、課題等を十分に精査し、改善策を踏まえた計画にするとともに、自主財源の確保に積極的に取り組むとのことであり、施設管理についても、今後も市民が利用しやすい、安全・安心・快適な施設運営に取り組むとのこと。



報告第5号 公益財団法人調布ゆうあい福祉公社の経営状況について

<内容>平成27年度に、重点的に取り組んだ事業としては、介護保険制度改正への対応として、昨年度実施された介護保険制度及び報酬額の改定について、サービス利用者が混乱しないよう、広報紙等で周知に努めた。また、市から、新たに「調布市生活支援体制整備事業」を受託し、生活支援コーディネーター及び協議体を設置することにより、地域における支え合いの仕組づくりに取り組んだ。さらに、認知症を中心とした当事者と家族介護者の支援の取組として、認知症の家族介護者の交流と相談の場であり、また、当事者の居場所でもある「だれでもカフェ」を、定期的に開催した。このほか、公社の将来ビジョンの検討・運営体制の整備として、コンサルタントを導入し、経営改善を図るとともに、運営体制の見直しに向け、組織改正を行った。これにより、居宅介護支援事業において特定事業所加算を取得し、収入増につなげるとともに、訪問介護事業における減収の要因分析や組織における労働生産性の効率化に向け、取り組んだ。
決算については、収入総額は、5億6,504万634円だった。これに対して、支出総額は、5億7,316万3,484円だった。これにより、平成27年度の決算は、マイナス812万2,850円の当期収支差額となっている。
平成28年度の事業計画について、その予算として、6億1,156万7,000円を計上している。平成28年度は、10月から介護予防・日常生活支援総合事業の開始が予定されており、これに合わせて事業の点検を行うなど、準備を進めている。これまで公社が培ってきた地域とのきずなを最大限に生かし、地域福祉をけん引する存在となるべく、取組を進めて参るとのこと。また、将来に向けた公社の存続意義を示すため、中長期的な視野で将来ビジョンの検討を行うとともに、経営改善に向けさらなる収支バランスの適正化を図り、事業継続に必要なリスクマネジメントの構築など、運営体制の強化・整備を進めて参るとのこと。



報告第6号 調布市土地開発公社の経営状況について

<内容>まず、決算については、事業収益が、10億3,571万4,516円、事業外収益が、201万403円だった。これに対して、公共用地処分のための事業原価が、10億1,695万7,013円、販売費及び一般管理費が、369万3,459円だった。これにより、平成27年度の決算は、1,707万4,447円の当期純利益を計上している。この当期純利益に前期繰越準備金を加えた結果、準備金8,160万2,379円を計上することができた。本年度純利益が生じた主な理由としては、公社保有地の有効活用に努めたことが挙げられます。事業内容としては、生活道路用地として、185.60平方メートルの用地を取得した。また、土地の処分としては、公共施設用地及び生活再建救済制度に係る用地として、2,288.26平方メートルの用地を処分した。
平成28年度の事業計画について、公有地取得事業として、10億9,000万円を計上している。その主な内容としては、生活道路等用地、国分寺崖線事業用地等を取得するもの。
なお、公社の経営状況については、これまでの経営健全化の取組によって国の指標による健全な状態を維持しており、引き続き健全性を維持し、透明性の向上に努めて参るとのこと。



報告第7号 一般財団法人調布市武者小路実篤記念館の経営状況について

<内容>平成27年度は、調布市制施行60周年、実篤記念館開館30周年に当たり、1年を通して様々な記念事業を中心に事業を展開した。また、実篤記念館と実篤公園を一体的に管理運営することで利用者サービスの向上を図り、記念館と公園をあわせた年間利用者数が過去最多となった。
決算について、収入総額は、1億1,434万8,377円だった。これに対して、支出総額は、1億853万5,629円だった。これにより、平成27年度決算の当期収支差額は、581万2,748円となっている。
平成28年度の事業計画について、その予算として、1億2,195万円を計上している。平成28年度の事業の特徴としては、空調設備の改修工事に伴う休館期間を利用し、姉妹都市である木島平村と連携して行う交流展や文化会館たづくりでの移動展を開催する。
今後も武者小路実篤の業績を顕彰し、その成果を展示事業等に生かして、全ての市民が利用できる施設として来館者が満足していただけるサービスの提供に努めていくとのこと。



報告第8号 平成27年度調布市繰越明許費繰越計算書について

<内容>国の地方創生加速化交付金を活用した7事業や、年金生活者等支援臨時福祉給付金事業、市内事業者の受注機会確保につなげる公共工事の前倒し発注の4事業、その他年度内での完了が困難であった都市計画道路の補償費など16事業の合計28事業について、平成28年度に繰り越したもの。



報告第9号 平成27年度調布市繰越明許費繰越計算書について

<内容>下水道事業特別会計において、長寿命化工事費、 枝線工事費、小島町3丁目枝線工事費及び都道共同工事負担金について、事業の進捗に合わせて、平成28年度に繰り越したもの。



市長提出議案

議案第62号 専決処分の承認について

<内容>地方税法の一部改正に伴い、調布市税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分したので、ここに報告し、承認を求めるもの。内容としては、固定資産税において、熱損失防止改修工事に要した費用の額から同工事に係る補助金等の額を控除するため、減額の申告書の記載事項を改めるもの。

<結果>承認



議案第63号 専決処分の承認について

<内容>地方税法の一部改正に伴い、調布市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分したので、ここに報告し、承認を求めるもの。内容としては、地方税法の課税標準となるべき価格及び課税標準の特例の規定において項ずれが生じるため、引用する条項を改めるもの。

<結果>承認



議案第64号 専決処分の承認について

<内容>地方税法施行令の一部改正に伴い、調布市国民健康保険税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分したので、ここに報告し、承認を求めるもの。その内容としては、国民健康保険税の軽減対象となる世帯を拡充するため、均等割額における軽減対象世帯に係る軽減判定所得の算定の基礎となる被保険者1人当たりの金額を、5割軽減対象世帯については26万5,000円に、2割軽減対象世帯については48万円に、それぞれ引き上げるもの。

<結果>承認



議案第65号 平成28年度調布市一般会計補正予算(第1号)

<内容>緊急輸送道路耐震化促進事業補助金について、平成28年度に予定していた対象建築物のうち1件について、所有者が実施する工事の年度内完了が見込めず、補助金の交付が平成29年度となることから、1億5,242万円の繰越明許費を設定するもの。

<結果>可決



議案第66号 調布市乳幼児及び義務教育就学児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

<内容>義務教育就学児の通院に係る医療費の一部負担金相当額を市民税非課税世帯に限り無料とするため、提案するもの。

<結果>可決



議案第67号 調布市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

<内容>新たに地区整備計画が定められた区域を入間町周辺地区整備計画区域に加えるとともに、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部改正に伴う建築物の制限内容変更をするほか、所要の改正を行うもの。

<結果>可決



議案第68号 調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例

<内容>調布市立つつじケ丘北第2自転車駐車場ほか6箇所の自転車等駐車場を設置するとともに、調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の一部を改め、特定超過使用について定めるもの。


<結果>可決



議案第69号 市道路線の廃止について

<内容>調布市深大寺元町5丁目5番地7先に位置する市道北134-12号線の廃止で、現況等を考慮したところ支障がないので、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。


<結果>可決



議案第70号 市道路線の一部廃止について

<内容>調布市多摩川3丁目31番地2先に位置する市道南57-3号線の一部廃止で、現況等を考慮したところ支障がないので、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。

<結果>可決



議案第71号 市道路線の一部廃止について

<内容>調布市深大寺東町8丁目5番地48先に位置する市道北43-2号線の一部廃止で、現況等を考慮したところ支障がないので、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。

<結果>可決



議案第72号 調布市固定資産評価員の選任について

<内容>調布市固定資産評価員について、平成28年4月1日から欠員が生じていることから、後任者として、伊藤栄敏(いとうひでとし)氏を選任したいので、議会の同意を求めるもの。

<結果>同意



議案第73号 調布市教育委員会委員の任命について

<内容>調布市教育委員会委員のうち石川慶子氏の任期が、平成28年6月30日をもって満了するので、後任者とて、徳田愛子(とくだあいこ)氏の任命について、議会の同意を求めるもの。

<結果>同意



議案第74号 下水道管新設(27-7号)工事請負契約

<内容>調布駅前広場等の整備の支障となる管路を移設するとともに、汚水及び雨水の円滑な排除のため下水道管を新設し、及び撤去するもの。去る3月31日に、制限付き一般競争入札の結果、林建設株式会社と契約を締結しているが、その後の交通管理者との協議により、交通誘導員の増員及び夜間工事の時間制限を行う必要が生じたため、契約金額を変更するもの。
これにより、去る6月10日に1億6,364万5,920円で仮契約を結び、議会の議決を求めるもの。

<結果>可決



議案第75号 車橋架替え工事請負契約

<内容>老朽化に伴い橋りょうを更新するとともに、安全性の向上を目的として橋りょうの幅員を拡幅するため、架替えを行うもの。去る6月3日に制限付き一般競争入札を行った結果、巴山・協立建設共同企業体が4億8,211万2,000円で落札したので、同月10日に仮契約を結び、議会の議決を求めるもの。

<結果>可決



議員提出議案

第9号 政治資金疑惑に対して説明責任を果たさない東京都知事に辞任を求める決議

調布市議会第2回定例会 閉会


<結果>可決



第10号 タックスヘイブンを利用した税金逃れを許さない制度改善を求める意見書提出について

<結果>否決



第11号 食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書提出について

<結果>可決



第12号 骨髄移植ドナーに対する支援の充実に関する意見書提出について

<結果>可決



第13号 次期介護保険制度改正における福祉用具、住宅改修の見直しに関する意見書提出について

<結果>可決



第14号 調布飛行場自家用飛行機墜落事故について、改めて調布市議会の決議を重く受けとめるよう求める意見書提出について

調布市議会第2回定例会 閉会

<結果>可決



委員会提出議案

第1号 原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書提出について

<結果>可決



陳情

陳情第63号 予算段階において行政コスト計算書の審議を求める陳情

<結果>不採択



陳情第64号 議員提出議案について質疑・討論を求める陳情

<結果>不採択



陳情第65号 原発事故避難者への住宅支援の継続をするよう政府及び東京都に意見書を提出することを求める陳情

<結果>採択



会期日程、一般質問、議員提出議案・陳情の文書表などは
blue_right平成28年第2回調布市議会定例会会議結果をご覧ください。


第3回定例会は9月2日(金)に開会される予定です。

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    Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01│Comments(0)今日の出来事市議会
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