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2024年01月12日

調布市議会 能登半島地震義援金募金活動

14時 1月1日に発生した能登半島地震で被災された方々を支援するため、調布市議会は調布市・調布市社会福祉協議会と合同で、調布駅前にて災害義援金の募金活動を実施しました。



温かいご支援・ご協力をありがとうございました。

募金活動は、1月12日・15日・16日も実施します。
義援金は、日本赤十字社・社会福祉法人中央共同募金会を通じて全額を被災地へ寄附します。


1 実施日時
(1) 1月11日(木)午後2時から4時まで
(2) 1月12日(金)午前10時から12時まで
(3) 1月15日(月)午後2時から4時まで
(4) 1月16日(火)午前10時から12時まで

2 実施場所
調布駅中央口・広場口、東口の3箇所
※東口は11日と16日
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 15:02Comments(0)市議会調布市政

    2023年12月19日

    令和5年第4回調布市議会定例会 閉会

    令和5年第4回調布市議会定例会が閉会しました。

    会期は11月30日から12月19日までの20日間で、「令和5年度調布市一般会計補正予算(第4号・第5号)」「調布市市民農園条例の一部を改正する条例」「市道路線の認定について」「調布市せんがわ劇場の指定管理者の指定について」「財産の取得について」など、市長提出議案32件、市長報告1件、陳情5件、議員提出議案9件を審査しました。

    市長提出議案は全件原案可決・同意、市長報告は了承。
    陳情は趣旨採択1件、不採択3件、審議未了1件でした。


    (下表:市議会ホームページより)



    【市長提出議案】32件

    ◯議案第66号 令和5年度調布市一般会計補正予算(第4号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ10億3244万8000円を増額する。
    東京都の補助金を活用した子育て施策の推進や公共施設マネジメント計画に基づく取組のほか、追加財政需要への対応に係る経費などを計上している。
    歳出予算では、職員人件費の所要額を調整していて、議会費、衛生費、労働費、商工費については、職員人件費のみの補正を行う内容となっている。
    総務費については、各種事業で使用しているバスの運行業務委託に係る経費を増額している。
    民生費については、保育園や幼稚園に在籍していない未就園児を定期的に預かる保育所等への支援費を計上するほか、生活保護費や子どもの医療費助成に係る経費を増額している。
    農業費については、市民農園の新規開設に係る経費を計上している。
    土木費については、崖線緑地等管理費や道路維持補修費の所要額などを計上している。
    教育費については、保育園同様に未就園児を定期的に預かる幼稚園等への支援費を計上するほか、小学校の整備費などを計上している。
    諸支出金については、美術作品等取得基金への繰出金を計上している。
    歳入予算は、歳出予算に連動した国庫支出金、都支出金を計上している。
    また、寄附金を計上するほか、繰越金では本補正の所要の財源を計上している。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、1052億4472万2000円となる。
    繰越明許費として、10事業について、年度内の完了が見込めないことなどから設定する。
    債務負担行為の補正として、若葉小学校・第四中学校・図書館若葉分館施設整備等事業について、債務負担行為を設定する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第67号 令和5年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ2186万1000円を減額する。
    歳出予算は、職員人件費の所要額を調整する。
    歳入予算は、一般会計繰入金を減額する。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、223億6953万2000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第68号 令和5年度調布市用地特別会計補正予算(第1号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ68万3000円を増額する。
    歳出予算は、用地費については、公共用地買収費のうち、土地開発公社が予定している先行取得に係る償還利息額として、債務負担解消分を増額している。
    歳入予算は、歳出予算に連動し、繰入金を増額している。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、10億3913万7000円となる。
    債務負担行為は、公共用地取得のための限度額を7億3200万円へ増額し、併せて金融機関に対する債務保証についても増額する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第69号 令和5年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ1476万5000円を減額する。
    歳出予算は、職員人件費の所要額を調整するほか、介護保険制度の改正に伴うシステム改修費を増額する。
    歳入予算は、システム改修費に係る国庫補助金を増額するとともに、一般会計繰入金を減額する。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、169億9853万2000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第70号 令和5年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ644万5000円を増額する。
    歳出予算は、職員人件費の所要額を調整する。
    歳入予算は、一般会計繰入金を増額する。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、60億6480万2000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第71号 令和5年度調布市下水道事業会計補正予算(第1号)

    【内容】
    収益的収入及び支出予算については、収益的収入3349万8000円収益的支出8050万1000円をそれぞれ増額するほか、資本的収入及び支出予算については、資本的支出95万1000円を増額する。
    収益的支出予算は、営業費用については、職員人件費の所要額を調整するほか、上半期の下水道管補修工事の増加状況に鑑みて、修繕費を増額する。
    また、予備費については、仙川汚水中継ポンプ場の無停電電源装置の修繕による緊急的な支出に対応したため、年度末を見据え、予備費を増額する。
    収益的収入予算は、営業収益のうち、一般会計で負担する雨水処理負担金を増額する。
    これにより、収益的収入予算の総額は、45億7227万6000円となり、収益的支出予算の総額は、45億860万8000円となる。
    資本的支出予算については、職員人件費の所要額を調整する。
    これにより、資本的支出予算の総額は、24億5942万9000円となる。
    資本的支出の補正に伴い、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を補てんするため、補てん財源の額を改める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第72号 調布市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例

    【内容】
    今後の都市計画事業に要する費用や納税者の税負担を踏まえ、都市計画税の税率に関する特例の適用期間を令和8年度まで延長する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第73号 調布市市民農園条例の一部を改正する条例

    【内容】
    調布市多摩川市民農園及び調布市深大寺南町第2市民農園を廃止するとともに、調布市東つつじケ丘市民農園を調布市東つつじケ丘2丁目13番地6に、調布市深大寺南町第3市民農園を調布市深大寺南町4丁目31番地3に設置する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第74号 調布市ふれあいの家条例の一部を改正する条例

    【内容】
    ふれあいの家の設置趣旨である自主管理が困難となった調布市国領駅北ふれあいの家を廃止する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第75号 調布市市民プラザあくろす条例の一部を改正する条例

    【内容】
    地域活動への参加や市民交流の促進を目的とする新たな活動拠点として、コミュニティルームを設置するとともに、所要の改正を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第76号 調布市国民健康保険税賦課徴収条例の一部を改正する条例

    【内容】
    地方税法等の一部改正を踏まえ、後期高齢者支援金等課税額の限度額を改めるとともに出産被保険者の保険税を減額するほか、所要の改正を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第77号 市道路線の認定について

    ・調布市道路線新認定調書
    ・調布市道路線新認定図

    【内容】
    道路行政の現状と課題を踏まえ、今後のインフラマネジメントを円滑に推進する観点から、市内全域の市道路線を再編成するため、新たな名称を市道路線に付し、一括して認定する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第78号 市道路線の廃止について

    ・調布市道路線廃止調書
    ・調布市道路線廃止図

    【内容】
    昭和61年に市道路線を一括して認定、廃止をしてから30年以上が経過し、この間の路線の追加、廃止等により、市道路線全般の管理が煩雑化している現状を踏まえるとともに、今後のインフラマネジメントを円滑に推進する観点から、各路線の状況を整理し再編成するため、市内全域の市道路線を廃止する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第79号 調布市八ケ岳少年自然の家の指定管理者の指定について

    【内容】
    株式会社フードサービスシンワを指定管理者として指定することについて、議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第80号 調布市せんがわ劇場の指定管理者の指定について

    【内容】
    公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団を指定管理者として指定することについて、議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第81号 調布市ふれあいの家の指定管理者の指定について

    【内容】
    各ふれあいの家運営委員会17団体を指定管理者として指定することについて、議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第82号 財産の取得について

    【内容】
    調布市立若葉小学校において、令和2年度に賃貸借契約により設置した、軽量鉄骨造2階建ての仮設校舎を、契約期間満了後も引き続き校舎として使用するために取得する。
    延べ面積は839.85平方メートル、取得予定価格については、3952万3000円となり、11月10日に仮契約を結び、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第83号 東京都市公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び東京都市公平委員会共同設置規約の変更について

    【内容】
    地方自治法第252条の7第2項の規定により、東京都市公平委員会を共同設置する地方公共団体として東京たま広域資源循環組合を加えるとともに、東京都市公平委員会共同設置規約の一部を改正するため、同条第3項の規定において準用する同法第252条の2の2第3項本文の規定により、議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第84号〜第87号 調布市固定資産評価審査委員会委員の選任について

    【内容】
    調布市固定資産評価審査委員会委員のうち松澤博氏、柴田亮子氏、谷治博史氏及び市瀬富三氏の任期が、令和5年12月23日をもって満了するので、後任者の選任について、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるもの。
    後任者は、議案第84号については松澤博氏を議案第85号については柴田亮子氏を議案第86号については谷治博史氏を議案第87号については高徳信男氏を選任したいので、同意を求める。

    【結果】
    全員賛成で同意


    ◯議案第88号〜第90号 人権擁護委員の候補者の推薦について

    【内容】
    人権擁護委員のうち井堀哲氏が退任し、増田弘子氏及び櫻井一成氏の任期が、令和6年3月31日をもって満了するので、後任の候補者の推薦について人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の同意を求めるもの。
    候補者は、議案第88号については韮澤加代子氏を議案第89号については増田弘子氏を議案第90号については中島由子氏を推薦したいので、同意を求める。

    【結果】
    全員賛成で同意


    ◯議案第91号 令和5年度調布市一般会計補正予算(第5号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ30億4270万8000円を増額する。
    歳出予算は、国の物価高騰対策として実施する住民税非課税世帯に対する給付金事業に、市独自に対象者を追加するほか、市独自の取組として、低所得の子育て世帯に対する給付金事業や市内事業者に対する物価高騰支援事業に係る経費を計上している。
    歳入予算は、本補正の所要財源として、歳出予算と連動した国庫支出金や繰越金を計上している。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、1082億8743万円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第92号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

    【内容】
    東京都においては、東京都人事委員会の職員の給与に関する勧告等に基づき、給与改定を実施することとされている。
    調布市においても、東京都人事委員会勧告等を踏まえて、職員の給与改定を行うもの。
    今回の給与改定は、職員の給料月額を引き上げるとともに、特定任期付職員の期末手当の支給割合を、年間を通じ100分の345から100分の350に改めるほか、職員の勤勉手当の支給期ごとの支給割合を100分の107.5から100分の112.5に改めるもの。
    また、定年前再任用短時間勤務職員等についても、職員に準じ給与改定を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第93号 調布市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例

    【内容】
    調布市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する。
    東京都人事委員会の職員の給与に関する勧告を踏まえて、特定任期付職員の給料月額を引き上げるもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第94号 調布市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

    【内容】
    東京都人事委員会の職員の給与に関する勧告を踏まえた職員及び市長等常勤特別職の期末・勤勉手当の支給割合の引上げ等の状況を考慮し、議員の期末手当の支給割合を、年間を通じ100分の455から100分の465に改めるもの。

    【結果】
    賛成多数で原案可決
    ※自民・維新の会は退席


    ◯議案第95号 調布市手数料条例の一部を改正する条例

    【内容】
    戸籍法等の一部改正を踏まえ、戸籍謄本の広域交付、戸籍電子証明書提供用識別符号の発行等に係る事務の手数料を定めるとともに、所要の改正を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第96号 令5調3・4・28号線電線共同溝整備工事請負契約

    【内容】
    調布市道路網計画に基づき、布田4丁目に位置する品川通りから京王線までの区間において電線共同溝を整備する。
    11月14日に総合評価落札方式による制限付き一般競争入札を行った結果、林建設株式会社が1億7600万円で落札したので、11月27日に仮契約を結び、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第97号 物損事故に関する損害賠償の額の決定について

    【内容】
    市の義務に属する損害賠償の額を決定するため、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めるもの。
    令和5年8月16日、市が管理する樹木が倒れ、民家の屋根に接触し、損害を与えたもの。
    本件事故により市が負担すべき損害賠償の額については、屋根の修理代金に相当する額220万3168円とする。

    【結果】
    全員賛成で原案可決



    【市長報告】(1件)

    ◯報告第16号 専決処分の報告について

    【内容】
    地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている市長の専決処分事項について、専決処分をしたので、報告する。
    令和5年5月18日、調布市菊野台3丁目20番地先の市道の管理の瑕疵により、自転車に損害を与えたもの。
    これによる市の損害賠償の額は、11万7670円だった。

    【結果】
    全員異議なく了承



    【陳情】と【議員提出議案】の審査結果は「令和5年第4回調布市議会定例会会議結果」をご覧ください。

    令和5年第4回調布市議会定例会会議結果  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 16:00Comments(0)市議会

    2023年11月30日

    議場コンサート/第4回調布市議会定例会 開会

    9時10分 調布市議会で「議場コンサート」が開催されましたface02

    (議場コンサートちらし)





    のコンサートは、より多くの市民の皆さんに市議会の活動を知っていただくきっかけづくりと、2015年11月30日にお亡くなりになった名誉市民・水木しげるさんを偲んで、2016年から第4回定例会の開会日に開催しています。

    水木さんの奥様・武良 布枝(むら ぬのえ)さんとお二人の娘さんも来場されました。


    今年も桐朋学園大学のご協力を得て、演奏が披露されました。
    今では主に弦楽四重奏でしたが、初めてマリンバの二重奏です。

    【演奏者】
    桐朋学園大学音楽学部打楽器科マリンバ専攻、2年生の新田 吏央(にった りお)さんと1年生の植田 颯真(うえた そうま)さん。

    【演奏曲】
    ①『わが町調布』
    ②『Buzzy John's Blues(marimba&vibes)』(Tim Collins作曲)
    ③『風紋』(安倍 圭子作曲)
    ④『ゲゲゲの鬼太郎』
    ⑤アンコール:『ブラジルの女(スカラムーシュより)』(ダリウス・ミヨー作曲)


    素晴らしい演奏に心から感謝しますface02



    10時10分 和5年第4回調布市議会定例会開会しました。

    会期は11月30日から12月19日までの20日間で、「令和5年度調布市一般会計補正予算(第4号)」「市道路線の認定について」等市長提出議案25件、陳情5件などを審査します。


    【会期日程】(調布市議会ホームページより)



    【市長提出議案(25件)】(調布市議会ホームページより)



    ・令和5年第4回調布市議会定例会の開催(調布市議会ホームページ)
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:00Comments(0)市議会

    2023年09月25日

    調布市議会第3回定例会 報告

    調布市議会令和3年第3回定例会閉会しました。

    FC東京は10月1日にクラブ創設25周年を迎えます。
    味の素スタジアム(調布市西町)をホームスタジアムとしているFC東京を応援している調布市と調布市議会は、第3回定例会最終日の9月25日に本会議場の理事者(議会で説明者として出席する市長、副市長、教育長、部長など)と議員全員が「FC東京ベースボールシャツ」を着用しましたface02

    (写真:議会事務局撮影)



    第3回定例会は9月4日から9月25日までの22日間にわたり開催されました(下表:市議会ホームページより)。


    市長提出議案(17件)、市長報告(2件)、陳情(6件)、議員提出議案(8件)、委員会提出議案(2件)を審査しました。

    市長提出議案は、「令和4年度調布市一般会計歳入歳出決算」「令和5年度調布市一般会計補正予算(第3号)」など17件で、審査の結果、すべて認定・可決されました。

    陳情は、採択2件、不採択3件、審議未了(委員会審査で採択・不採択・主旨採択がいずれも過半数に至らないため結論に達せず)1件となりました。

    議員提出議案は7件で、全て可決されました。
    委員会提出議案は2件で、全て可決されました。



    ◎市長提出議案(20件)

    ◯議案第49号 令和4年度調布市一般会計歳入歳出決算の認定について
    【内容】
    令和4年度は、引き続き新型コロナウイルス感染症への対応として、「感染症拡大防止に向けた取組」、「市民生活及び子どもたちへの支援」、「地域経済への支援」の3つの柱に基づく取組や、市民の安全・安心の確保と市民生活支援に継続的に取り組んだ。
    令和4年度一般会計歳入歳出決算の概要を言うと、歳入決算総額は、1095億8731万2116円となり、前年度と比較して、1億3019万円余の増となった。
    歳出決算総額は、1036億2915万266円となり、前年度と比較して、14億4543万円余の増となった。
    歳入歳出差引額は、59億5816万1850円で、このうち翌年度へ繰り越すべき財源として、繰越明許費繰越額13億825万9016円を差し引いた実質収支額は、46億4990万2834円となった。
    決算の主な特徴を款別に言うと、歳入決算について、歳入の根幹をなす市税は、483億3279万円余で、歳入決算総額の44.1パーセントを占めている。個人市民税、固定資産税などの増要因により、前年度と比較して、14億5176万円余の増収となった。
    地方譲与税及び各種交付金については、地方消費税交付金などの増要因により、前年度と比較して、2億4310万円余の増収となった。
    国庫支出金については、207億2235万円余で18.9パーセントを占めていて、子育て世帯や、非課税世帯等に対する臨時特別給付金の減などにより、前年度と比較して、32億9783万円余の減収となった。
    都支出金については、140億412万円余で12.8パーセントを占めていて、生産緑地買取・活用支援事業補助金などの増要因により、前年度と比較して、10億2012万円余の増収となった。
    繰入金については、各特別会計の前年度決算余剰金の清算繰入れのほか、財政調整基金や公共施設整備基金などの各種基金からの繰入れを行った。
    市債については、小・中学校校舎等整備事業や、都市計画道路整備事業などの借入れを行った。
    歳出決算について言うと、総務費については、134億9613万円余で歳出決算総額の13.0パーセントを占めている。主な内容としては、文化会館たづくりの施設整備のほか、公共施設整備基金等への積立てなどを行った。
    民生費については、536億861万円余で51.7パーセントを占めていて、構成比は第1位となっている。保育園の運営や、高齢者、障害者などの福祉施策のほか、物価高騰等に伴う市民生活支援として、価格高騰緊急支援給付金事業などを行った。
    衛生費については、73億9912万円余で7.1パーセントを占めていて、新型コロナウイルスワクチン接種事業のほか、各種健診事業、ごみの収集運搬等を行う清掃事業などを行った。
    労働・農業・商工費については、市内の農業・商工業や観光の振興に加え、キャッシュレス決済ポイント還元事業に取り組んだ。
    土木費については、101億9092万円余で9.8パーセントを占めていて、都市計画道路や、鉄道敷地の整備などを行った。
    消防費については、東京都への消防事務委託や、消防施設整備・管理などを行った。
    教育費については、107億1947万円余で10.3パーセントを占めていて、小・中学校施設の整備や管理のほか、図書館・公民館など社会教育関係施設の管理運営などを行った。

    【結果】
    多数により認定


    ◯議案第50号 令和4年度調布市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
    【内容】
    国民健康保険は、高齢化の進展とともに、厳しい財政運営が続いているが、共同保険者の東京都と連携し、市民が安心して医療を受けられるよう、安定した事業運営に努めてきた。
    令和4年度においては、国民健康保険税について、引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた被保険者に配慮するとともに、東京都国民健康保険運営方針に則った各種取組を進めた。
    ジェネリック医薬品の使用促進や医科等レセプト点検を継続して実施し、患者負担の軽減及び保険財政の健全化を図った。
    決算の概要について言うと、歳入総額は、212億5498万4920円。歳出総額は、212億1955万2706円となり、実質収支額は、3543万2214円となる。
    款別に決算の概要を言うと、まず、歳入においては、都支出金が136億299万円余で、歳入総額の64.0パーセント、国民健康保険税44億1195万円余20.8パーセント、繰入金31億6089万円余14.9パーセントなどが主なもの。
    繰入金のうち、一般会計からの財政補塡となるその他一般会計繰入金は、21億5672万円で、前年度と比較して、4億5978万円余の増額となっている。
    歳出については、保険給付費が、132億9422万円余で、歳出総額の62.6パーセント、国民健康保険事業費納付金72億1032万円余34.0パーセントなどが主なもの。

    【結果】
    多数により認定


    ◯議案第51号 令和4年度調布市用地特別会計歳入歳出決算の認定について
    【内容】
    歳入総額は、14億8979万7154円、歳出総額は、同じく14億8979万7154円となった。
    歳入決算においては、財産収入が14億7686万円余で、歳入総額の99.1パーセント、繰入金1293万円余0.9パーセントなどが主なもの。内容としては、調布市土地開発公社で先行取得していた都市計画道路用地、生活道路用地及び公共施設用地の売払いによる財産収入や、一般会計からの繰入金など。
    歳出決算については、用地費が14億8975万円余で、歳出総額の99.9パーセント、繰出金4万円余0.1パーセント。内容としては、都市計画道路用地、生活道路用地及び公共施設用地の買戻しや債務負担解消分としての公共用地買収費のほか、土地開発基金繰出金など。

    【結果】
    全員賛成で認定

    ◯議案第52号 令和4年度調布市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
    【内容】
    歳入総額は174億1039万6045円、歳出総額は169億8122万177円となり、実質収支額は4億2917万5868円となる。
    歳入においては、国庫支出金及び都支出金の合計が62億2469万円余で歳入総額の35.7パーセント、支払基金交付金42億4314万円余24.4パーセント、保険料37億1920万円余21.4パーセント、繰入金及び繰越金の合計32億2280万円余18.5パーセントなどが主なもの。
    歳出については、保険給付費が151億7190万円余で、歳出総額の89.4パーセント、地域支援事業費8億3408万円余4.9パーセント、基金積立金3億2821万円余1.9パーセント、諸支出金3億2767万円余1.9パーセント、総務費3億1934万円余1.9パーセントとなっている。

    【結果】
    全員賛成で認定


    ◯議案第53号 令和4年度調布市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
    【内容】
    歳入総額は、58億3681万6347円、歳出総額は、57億9564万5672円となり、実質収支額は、4117万675円となる。
    歳入においては、後期高齢者医療保険料が30億3591万円余で、歳入総額の52.0パーセント、繰入金25億8639万円余44.3パーセント、諸収入1億7584万円余3.0パーセント、繰越金3865万円余0.7パーセントとなっている。
    歳出については、広域連合納付金が53億8238万円余で、歳出総額の92.9パーセント、保健事業費1億9819万円余3.4パーセント、総務費9257万円余1.6パーセント、保険給付費7829万円余1.3パーセント、諸支出金4419万円余0.8パーセントとなっている。

    【結果】
    全員賛成で認定


    ◯議案第54号 令和4年度調布市下水道事業会計決算の認定について
    【内容】
    収益的収入は41億7327万9035円、収益的支出は41億6012万5042円となった。
    収益的収入については、下水道使用料、長期前受金戻入で、収益的支出については、減価償却費、流域下水道管理運営費が主なもの。
    資本的収入は11億4499万9424円、資本的支出は14億8343万5999円となった。
    資本的収入については、建設改良費に係る企業債、一般会計からの負担金で、資本的支出については、建設改良費、企業債償還金が主なもの。
    経営状況の概況を言うと、損益計算書で示される経営成績については、下水道使用料や長期前受金戻入などの収益的収入から、減価償却費や流域下水道管理運営費などの収益的支出を差し引いた当年度純損益が1315万円余の純利益となり、令和2年度決算からの当年度純損益の累計額当年度未処理欠損金は、3302万円余となった。令和4年度は欠損金処理を行わず、繰越欠損金として、全額を翌年度に繰り越すこととしている。
    貸借対照表で示される令和5年3月31日時点における財政状態については、資産の合計額298億9195万円余のうち、現金預金残高が11億9876万円余、負債の合計額266億7166万円余のうち、企業債残高が78億1701万円余、繰延収益が181億8869万円余、資本の合計額が32億2028万円余となった。

    【結果】
    全員賛成で認定


    ◯議案第55号 令和5年度調布市一般会計補正予算(第3号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ30億6693万6000円を増額する。緑地保全や市民の安全・安心の確保に向けた取組のほか、前年度繰越金活用計画に基づく財政基盤強化に係る予算などを計上している。
    歳入歳出予算の主な内容を歳出予算から言うと、総務費については、財政調整基金や公共施設整備基金などへの積立金のほか、擁壁・がけの安全対策として公共施設の現地調査に係る経費を計上している。
    民生費については、深大寺老人憩の家の解体工事費のほか、基金積立金や過年度清算返還金などを計上している。
    衛生費については、PFAS(ピーファス)に関する市内井戸水の水質検査実施のための経費を計上している。
    土木費については、深大寺・佐須地域における生産緑地の用地取得費のほか、擁壁・がけの安全対策に係る経費や基金積立金を計上している。
    教育費については、市指定史跡の用地取得費や中学校の移動教室実施に係る不足額などを計上している。
    歳入予算としては、歳出予算に連動した都支出金を計上している。
    また、寄附金、繰入金、市債を計上するほか、繰越金では本補正の所要の財源を計上している。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、1042億1227万4000円となる。
    繰越明許費として、老人憩の家解体事業費について、年度内の完了が見込めないことから、設定する。
    債務負担行為の補正として、調布駅広場口整備事業の限度額を変更する。
    地方債の補正として、公遊園等整備事業の限度額を変更する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第56号 令和5年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ3543万2000円を増額する。
    歳出予算は、諸支出金の繰出金を増額する。
    歳入予算は、繰越金を増額する。
    歳入歳出予算の総額は、223億9139万3000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第57号 令和5年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ4億2917万5000円を増額する。
    歳出予算は、令和4年度の保険料の余剰分を介護保険給付費等準備基金に積み立てるとともに、同年度に交付を受けた国庫支出金等の超過交付額を返還するため、国・都支出金過年度清算返還金の支出を行い、また、同様に超過交付となった一般会計繰入金を清算するため、一般会計繰出金を増額する。
    歳入予算は、令和4年度調布市介護保険事業特別会計の繰越金を増額する。
    歳入歳出予算の総額は、170億1329万7000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第58号 令和5年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ4117万円を増額する。
    歳出予算は、諸支出金の繰出金を増額する。
    歳入予算は、繰越金を増額する。
    歳入歳出予算の総額は、60億5835万7000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第59号 調布市子ども・若者基金条例の一部を改正する条例
    【内容】
    基金に属する現金を、必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券に換えることができるよう改めるもの。

    【結果】
    賛成多数で原案可決


    ◯議案第60号 調布市井上欣一社会福祉事業基金条例の一部を改正する条例
    【内容】
    基金に属する現金を、必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券に換えることができるよう改めるもの。

    【結果】
    賛成多数で原案可決


    ◯議案第61号 調布市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    適用区域として京王多摩川駅周辺地区整備計画区域を加えるとともに当該区域内における建築物の制限について定めるもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第62号 調布市空き家等の対策の推進に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    空家等対策の推進に関する特別措置法の一部改正を踏まえ、管理不全空家等に係る勧告に関する意見書等の提出について定めるとともに引用する条項を改めるほか、所要の改正を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第63号 市道路線の廃止について
    【内容】
    調布市若葉町3丁目27番地9先に位置する市道東92ー1号線の廃止で、現況等を考慮したところ支障がないので、道路法第10条第1項の規定により廃止する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第64号 市道路線の廃止及び一部廃止について
    【内容】
    調布市調布ケ丘2丁目10番地4先に位置する市道北217ー2号線の廃止及び調布市調布ケ丘2丁目10番地2先に位置する市道北216ー2号線の一部廃止で、現況等を考慮したところ支障がないので、道路法第10条第1項の規定により廃止及び一部廃止する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第65号 権利の放棄について
    【内容】
    保護開始援助金返還金について、消滅時効における10年の時効期間が経過したことにより、裁判手続による執行の方法を利用することが事実上できず、収納が困難ため、債務者1人分5000円の債権を放棄する。
    市の保有する債権の管理については、負担の公平性を確保するため、引き続き、収納に努めて行く。

    【結果】
    全員賛成で原案可決



    ◎市長報告(2件)

    ◯報告第14号 専決処分の報告について
    【内容】
    令和5年6月30日、調布市国領町2丁目5番地15の駐車場において、市職員が庁用車から降車する際、強風にあおられ助手席側のドアが隣に駐車していた車両に接触し、損害を与えたもの。
    市の損害賠償の額は、26万5694円だった。

    【結果】
    全員異議なく了承


    ◯報告第15号 健全化判断比率等について
    【内容】
    実質赤字比率及び連結実質赤字比率については、一般会計及び市全体の連結会計における実質収支額の、標準財政規模に対する比率を求めるもので、令和4年度決算における実質収支額は、全ての会計において黒字決算であったことから該当はない。
    資金不足比率については、下水道事業会計における資金不足額の事業規模に対する比率を求めるもので、令和4年度の下水道事業会計についても、該当はない。
    実質公債費比率については、一般会計等が負担する元利償還金及び債務負担行為に係るものなどの準元利償還金の標準財政規模等に対する比率を、3箇年の平均で求めるもので、算出結果としては、1.1パーセントとなった。
    将来負担比率については、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債から、充当可能財源等を控除した将来負担見込額の標準財政規模等に対する比率を求めるもので、算出結果としては、3.9パーセントとなった。
    この結果、各指標とも、早期健全化基準等を下回る内容となっており、監査委員からは「いずれも早期健全化基準等を下回っており、財政収支が不均衡な状況又はその他の財政状況が悪化した状況とは認められなかった。引き続き財政の健全化に努められたい。」との審査意見をもらっている。

    【結果】
    全員異議なく了承



    陳情議員提出議案・委員会提出議案の内容と結果は令和5年第3回調布市議会定例会会議結果(市議会ホームページ)をご覧ください。

      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 16:00Comments(0)市議会

    2023年09月25日

    定例会の昼食 市内飲食店のお弁当

    調布市議会第3回定例会は、9月4日から9月25日までの22日間にわたり開催されました。

    自民・維新の会は、本会議と常任委員会審査の日の昼食は、控室まで配達してくださる市内飲食店のお弁当をお願いしました。

    美味しいお弁当をありがとうございましたface05


    楠カンフォーラさん(布田1‐47‐4 アーバンホテル・ツインズ調布)



    Deli&Cafe桃の実さん(上石原1-31-24)



    旬鮮酒場 華肴さん(国領町4-8-7 第一エステートオギモト2F)



    楠カンフォーラ、Deli&Cafe桃の実、旬鮮酒場 華肴は「CHOFUジモデリ」サイトからの注文です。



    渝園さん(布田1-41-1 菊屋ビル8F)



    寿司・季節料理 縁祐さん(布田2-28-11 inQ館1F)

      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 13:00Comments(0)市議会

    2023年09月07日

    自民・維新の会の昼食 渝園さんのお弁当

    本日は第3回市議会定例会の一般質問1日目。

    11時30分 自民・維新の会の昼食は、渝園さん(布田1丁目 菊屋ビル8F)のお弁当です。



    美味しいお弁当を控室まで配達してくださり、ありがとうございますface02  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:30Comments(0)市議会

    2023年09月04日

    第3回調布市議会定例会 開会

    9時10分 令和5年第3回調布市議会定例会が開会しました。


    会期は9月4日から9月25日までの22日間で、「令和4年度調布市一般会計歳入歳出決算の認定」「令和5年度調布市一般会計補正予算(第3号)」など市長提出議案17件、市長報告2件、陳情6件などを審査します。


    (本会議資料より)



    詳しくは「令和5年第3回調布市議会定例会の開催」(市議会ホームページ)をご覧ください。   

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:00Comments(0)市議会

    2023年07月04日

    第2回調布市議会定例会 報告

    令和5年第2回調布市議会定例会が閉会しました。


    会期は6月14日から7月4日までの21日間でした。

    【会期日程(下表:市議会ホームページより)



    【新たな任期が6月1日からの理由】
    4月23日に行われた調布市議会議員の新たな任期は6月1日からです。
    調布市議会と同じく4月23日に選挙が実施された三鷹市議会・狛江市議会・府中市議会などの新任期が5月1日からなのに調布市議会がそうでない理由は次の通りです。

    調布市は昭和30年4月1日に調布町と神代町が合併して誕生しました。
    新たな調布市の議員の任期について、両町は協議により議員の任期定数の特例を定めることとし、任期を昭和30年5月31日までとしました。
    以後、調布市議会議員の任期は5月1日からではなく6月1日から4年間となっています。
    blue_right詳しくは2023.6.1ブログをご覧ください。



    【議会役員構成】
    4月に行われた市議会議員選挙後初めての議会なので、議長以下すべての議会役員構成を新たに決めました。

    ・調布市議会役職名簿(市議会ホームページ)

    私は、文教委員会委員東京都十一市競輪事業組合議会議員に就任しました。
    十一市競輪事業組合は八王子市・武蔵野市・青梅市・昭島市・町田市・小金井市・小平市・日野市・東村山市・国分寺市・調布市の11市で構成され、京王閣競輪場(東京オーヴァル京王閣)で自転車競走(競輪)を主催しています。
    組合議会の議員は構成市の議会から2名ずつ選出されます。



    【審査報告】

    市長提出議案10件、市長報告11件、陳情8件、議員提出議案5件、委員会提出議案1件を審査しました。


    【市長提出議案】10件(下表:市議会ホームページより)



    ◯議案第39号 令和5年度調布市一般会計補正予算(第2号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ3729万8000円を増額する。
    歳出予算の総務費は、自転車用ヘルメットの購入費用助成に係る経費を計上している。衛生費は、妊婦健康診査における超音波検査への支援に係る経費を計上している。
    歳入予算は、本補正の所要財源として歳出予算と連動した都支出金を計上するほか、財政調整基金からの繰入金を計上している。
    歳入歳出予算の総額は、1011億4533万8000円となる。

    ※自転車用ヘルメット購入費助成
    自転車用ヘルメット(SGマーク認証付または同等品の新品)の購入費用の助成。
    助成額は上限2000円で6000件を想定。
    都補助金1/2で、予算額は1200万円余。

    ※妊婦健診超音波検査支援
    一部助成の対象を現状の1回から4回に拡充。
    対象者は令和5年4月1日以降妊娠届を提出した妊婦約1500人を想定。
    都補助金10/10で、予算額は2400万円余。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第40号 調布市税賦課徴収条例の一部を改正する条例
    【内容】
    地方税法の一部改正等に伴い、森林環境税の賦課徴収方法等及び長寿命化に資する大規模修繕を行ったマンションに係る固定資産税の課税標準の特例割合を定めるとともに、所要の改正及び規定の整備を行う。

    【結果】
    多数により原案可決


    ◯議案第41号 調布市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
    【内容】
    児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、引用する用語を改める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第42号 調布駅前広場南側上屋工事請負契約
    【内容】
    市民の利便性を高めるため、調布駅南側のロータリーに上屋を整備する。
    5月23日に制限付き一般競争入札を行った結果、林・相互建設共同企業体が4億5100万円で落札したので、6月2日に仮契約を結び、条例の規定により議会の議決を求める。

    【結果】
    多数により原案可決


    ◯議案第43号 調布市立第三中学校第一体育館改修工事請負契約
    【内容】
    老朽化対策の一環として施設の維持保全を図るため、体育館の屋根及び外壁のほか、内装や体育器具等の改修工事を行う。
    5月24日に制限付き一般競争入札を行った結果、林建設株式会社が1億9470万円で落札したので、6月2日に仮契約を結び、条例の規定により議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第44号 財産の取得について
    【内容】
    調布市消防団第3分団で使用している、消防ポンプ自動車の老朽化に対応するとともに、消防団活動の充実強化を図るため、消防ポンプ自動車1台を購入する。
    5月23日に指名競争入札を行った結果、株式会社モリタ東京支店が2079万円で落札したので、5月26日に仮契約を結び、条例の規定により議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第45号 調布市監査委員の選任について
    【内容】
    議員のうちから監査委員を選任するため、鈴木宗貴氏を選任したいので、議会の同意を求める。

    【結果】
    全員賛成で同意


    ◯議案第46号 人権擁護委員の候補者の推薦について
    【内容】
    人権擁護委員のうち小山敦氏の任期が、令和5年9月30日をもって満了するので、後任の候補者について小山敦氏を推薦したいので、議会の同意を求める。

    【結果】
    全員賛成で同意


    ◯議案第47号 調布駅前広場整備工事請負契約
    【内容】
    交通結節点としての機能の充実を図り、魅力的な市街地を形成するため、南側ロータリー部の街築工事及び駅前広場の歩道舗装工事等を行う。
    6月19日に総合評価落札方式による制限付き一般競争入札を行った結果、林・調和建設共同企業体が11億4400万円で落札したので、6月27日に仮契約を結び、条例の規定により議会の議決を求める。

    【結果】
    多数により原案可決


    ◯議案第48号 調布市立石原小学校給食室改修に伴う機械設備工事請負契約
    【内容】
    食物アレルギー対応専用調理室の新設、児童数増加への対応及び調理室等のドライシステム化を図るため、給食室の増築のほか既存給食室,休憩室及び物品庫を改修することに伴い、劣化した設備や器具の更新と増設を行う。
    6月16日に制限付き一般競争入札を行った結果、宮沢設備工業株式会社が1億8076万3000円で落札したので、6月26日に仮契約を結び、条例の規定により議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決



    【市長報告】11件(下表:市議会ホームページより)


    ◯報告第3号 専決処分の報告について
    【内容】
    令和4年10月31日、すわくぼ東児童遊園の管理の瑕疵により、人身に損害を与えたもので、その治療費のうち、医療保険の保険者が負担した保険給付に対して賠償する。
    これによる市の損害賠償の額は、1万5091円。


    ◯報告第4号 専決処分の報告について
    【内容】
    令和5年3月1日、調布市柴崎1丁目7番地先の市道の管理の瑕疵により、自転車のタイヤに損害を与えたもの。
    これによる市の損害賠償の額は、8494円。


    ◯報告第5号 一般財団法人調布市市民サービス公社の経営状況について
    【内容】
    令和4年度においても、市からの受託事業におけるサービス向上等に取り組むとともに、市民雇用の促進、障害者の就労機会の提供、市内事業者との連携といった取組を継続しながら、市の監理団体としての責務や役割の遂行に努めた。
    令和元年度から令和4年度までの4年間を計画期間とした中期経営計画に基づく取組の最終年度であったことを踏まえ、経営目標の達成に向けた取組を推進した。
    決算について、収入総額は7億347万6629円、支出総額は8億348万6629円だった。これにより、令和4年度の決算は、当期収支差額0円となっている。
    令和5年度の事業計画について、予算として6億9670万8000円を計上している。
    令和5年度は、従来の計画やこれまでの取組実績を踏まえつつ、新たに策定した中期経営計画に掲げている「受託事業におけるサービス向上・充実、効率化の推進」、「地域貢献の推進」、「組織の活性化」の3つの視点を念頭に置きながら、設立目的や経営目標の達成を目指し、各種の取組を推進していくこととしている。


    ◯報告第6号 公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団の経営状況について
    【内容】
    令和4年度は、文化施設3施設の一体的な活用を推進し、コロナ禍にあっても市民の活動が活気づく兆しの見られた1年において、その一翼を担う文化芸術の振興に取り組んだ。
    事業運営では、東京2020大会のレガシー継承のため、引き続き、財団独自のテーマである「100年後の君へ。」を掲げ、文化芸術、生涯学習、コミュニティ各事業において、共生社会の推進、次世代への伝統文化の継承などに取り組んだ。
    市の文化芸術振興におけるシンボルである「調布国際音楽祭」は10回目の節目を迎え、調布では30年振りとなるNHK交響楽団などが出演し、来場者数は過去最多となった。
    決算の収入総額は14億2094万3401円、支出総額は14億2094万3401円だった。
    これにより、令和4年度の決算は、当期収支差額0円となっている。
    令和5年度の事業計画の予算として、14億9970万5000円を計上している。
    令和5年度は、引き続き、文化施設3施設を拠点として、誰もが文化芸術に親しみ、創造することができる環境づくりに取り組むとともに、財団基本計画に基づき、市内の多彩な人材・団体と連携・協働し、事業を展開する。
    今後とも市民の皆さまの声を反映した事業展開、利用者の立場に立った施設管理を心掛け、「豊かな芸術文化・スポーツ活動を育むまちづくり宣言」の実現を目指す、よりよい財団の運営に期待を寄せている。


    ◯報告第7号 公益社団法人調布市スポーツ協会の経営状況について
    【内容】
    令和4年度は新型コロナウイルス感染症対策と事業運営の両立を図りながら、市民体育祭、市民スポーツまつり、市民駅伝競走大会などの主要事業を全て開催することができ、「生涯スポーツ社会の実現」を目指し、市民の運動機会の創出を図った。
    施設管理では、総合体育館屋内プールの改修工事に伴い、他施設での利用などにより、運動機会の提供が途切れることのないよう最善の対応に努めた。
    決算の収入総額は2億9817万2218円、支出総額は3億15万1743円だった。
    これにより、令和4年度の決算として、マイナス197万9525円の収支差額となり、前期繰越収支差額344万9442円を加えた次期繰越収支差額は146万9917円となっている。
    令和5年度の事業計画の予算として、3億3566万円を計上している。
    令和5年度は、調布市体育協会から調布市スポーツ協会へと名称変更し、新たなスタートの年になる。単に競技スポーツの振興や健康増進等の役割にとどまらず、地域のコミュニティ形成、各種交流、ボランティアの育成など多様なニーズに対応しながら、今後の活動計画を立案し実行していく。また、中・長期経営計画で掲げる各種取組の実施により、誰もが持続可能なスポーツとの関わりを持つことのできる機会の創出を目指す。


    ◯報告第8号 公益財団法人調布ゆうあい福祉公社の経営状況について
    【内容】
    事業運営では、令和3年度に引き続き、フレイル予防の一つの柱である栄養面に着目した低栄養予防の講義を行い、行動変容に向けた普及啓発を行った。
    住民参加型事業では、ケアラー支援として、市や市内ケアラー団体と連携を図りながら、調布市版ケアラーサポートブックを作成した。また、個別の支援では、若年性認知症当事者やヤングケアラーへのホームヘルプサービスの提供についても取り組んだ。
    認知症サポーター養成講座事業では、地域の自治会や企業、学校等で講座を開催し、1059人の認知症サポーターを養成した。
    そうした中で、決算の収入総額は5億499万8477円、支出総額は、5億389万4014円だった。
    これにより、令和4年度の決算は、110万4463円の当期収支差額となっている。
    令和5年度の事業計画の予算として、5億4747万円を計上している。
    令和5年度は、自主3事業の収入安定を図るために、限定正社員制度の導入により、将来にわたり戦力となり得る人材を確保し、居宅介護支援事業における特定事業所加算の再取得を目指する。また、認知症サポーター養成講座の事務局として、サポーターの活躍と活動促進を図るほか、認知症当事者の社会参加を応援するチームオレンジの立ち上げを実践していく。その他、少しでも多く福祉活動の現場に足を運び、現場からの声に耳を傾け、地域共生社会の推進に尽力する。


    ◯報告第9号 調布市土地開発公社の経営状況について
    【内容】
    決算の事業収益が14億8944万9084円、事業外収益が30万6051円だった。
    これに対し、公共用地処分のための事業原価が14億8944万9074円、販売費及び一般管理費が30万4147円だった。
    これにより、令和4年度の決算は1904円の当期純利益を計上している。
    この当期純利益に前期繰越準備金を加えた結果、準備金1億4435万7843円を計上することができた。
    事業内容としては、生活道路等用地、公共施設用地及び代替地として、1085.15平方メートルの用地を取得した。
    また、土地の処分としては、生活道路等用地、都市計画道路用地、公共施設用地及び代替地として、3999.94平方メートルの用地を処分した。
    令和5年度の事業計画について、公有地取得事業として、8億9000万円を計上している。
    その主な内容としては、生活道路等用地、都市計画道路用地等を取得する。
    なお、公社の経営状況については、これまでの経営健全化の取組によって国の指標による健全な状態を維持していて、引き続き健全性を維持し、透明性の向上に努めて行く。
     

    ◯報告第10号 一般財団法人調布市武者小路実篤記念館の経営状況について
    【内容】
    令和4年度は、春・秋2回の特別展、収蔵品による企画展を4回開催した。
    秋の特別展では、「受け継がれてきたもの〜武者小路家ゆかりの名品〜」を開催し、武者小路家に受け継がれてきた貴重な資料や実篤の愛蔵品を紹介した。
    また、外壁等の改修工事による臨時休館中には、たづくり展示室で実篤の書画、作品から名言を集めて紹介する移動展を開催した。
    そうした中で、決算の収入総額は1億3315万7108円、支出総額は1億2798万1298円だった。
    これにより、令和4年度決算の収支差額は517万5810円となっている。
    令和5年度事業計画の予算として、1億4486万円を計上している。
    令和5年度の事業の特徴としては、調布市の指定管理者としての2期目の5年目に当たり、市民が誇れる教育・芸術・文化の拠点となる施設を目指す。
    特別展では、春は「武者小路実篤の1923年」、秋は「武者小路実篤の本をめぐる物語」を開催する。
    また、貴重な収蔵作品・資料を良好な状態で永く残していくために、隔年で実施している収蔵庫の燻蒸のほか、排水ポンプ、消防設備等の改修及び館内照明設備改修工事に取り組む。
    今後も、事業内容を創意工夫し、武者小路実篤の業績を顕彰する魅力ある事業展開に努めて行く。


    ◯報告第11号 令和4年度調布市繰越明許費繰越計算書について
    【内容】
    一般会計において、市内事業者の受注機会確保につなげる公共工事の前倒し12事業、物価高騰等に伴う市民生活及び市内事業者支援11事業、その他年度内での完了が困難であった16事業の合計39事業について、令和5年度に繰り越した。


    ◯報告第12号 令和4年度調布市下水道事業会計予算繰越計算書について
    【内容】
    下水道ストックマネジメント計画に基づくマンホール蓋交換工事費及び自然流下化工事に伴う水道管移設工事補償費について、令和5年度に繰り越した。


    ◯報告第13号 専決処分の報告について
    【内容】
    令和5年4月12日、深大寺地域福祉センター駐車場において、市職員の運転する借上げ車両が当該駐車場フェンスに接触し、当該車両に損害を与えたもの。
    これによる市の損害賠償の額は、3万879円だった。


    【結果】(報告第3号〜第13号)
    全員異議なく了承



    【議員提出議案】5件(下表:市議会ホームページより)



    【委員会提出議案】1件(下表:市議会ホームページより)




    【陳情】8件(下表:市議会ホームページより)




    【大須賀 一般質問】

    安全で安心なまちづくりについて
    (1) 災害対策の現状と課題について
    (2) 防犯対策の現状と課題について
    (3) 学校の安全・安心について
    (4) AEDについて
    (5) 危険な飛田給駅南口交差点の改良について


    blue_right質問原稿(2023.6.23ブログ)


    (写真:市議会インターネット中継より)


    blue_right一般質問 議会中継(市議会ホームページ)

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  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:30Comments(0)市議会

    2023年06月23日

    第2回定例会「一般質問〜『安全で安心なまちづくりについて』」

    調布市議会第2回定例会で「一般質問」をしました。

    質問項目は、
    「安全で安心なまちづくりについて」
    (1)災害対策の現状と課題について
    (2)防犯対策の現状と課題について
    (3)学校の安全・安心について
    (4) AEDについて
    (5)危険な飛田給駅南口交差点の改良について


    (写真:議会事務局提供)



    ※資料は、質問しながら議場のモニターに写した資料です。


    【質問(1)災害対策の現状と課題について〜地震対策について】
    災害対策の現状と課題の1点目として、地震対策についてお伺いします。
    本年は関東大震災から100年となりますが、昨年5月に東京都は新たに「首都直下地震等による東京の被害想定」を発表しました。
    マグニチュード7.3の多摩東部直下地震が風速8mの冬の早朝に発生した場合、調布市の被害想定は、死者55人、うち屋内収容物による6人。負傷者1,045人、うち屋内収容物による138人。重傷者99人、うち屋内収容物による31人となっています。
    阪神淡路大震災の警察庁による死因別分類では、死者の87.8%は家屋の倒壊や家具などの転倒による圧迫死です。
    東京消防庁によると、近年発生した大きな地震で約30~50%の人が、家具類の転倒・落下・移動によって怪我をしていました。従って、命が助かるか、怪我をしないかは、家具類の対策が大きなカギを握っています。
    現在、調布市は家具転倒防止器具等取付事業を行っていますが、対象は高齢者のみで、器具本体と取付け補助材の費用は自己負担となっています。そのせいか、平成18年から始まったこの事業は、令和4年度が7件、17年間の累計は168件とあまり利用されていないようです。
    一方、立川市にも同様の事業がありますが、費用負担が違います。住民税課税世帯は1割負担、非課税世帯は無料で1世帯5点まで取り付けることができます。江東区と川崎市は3点まで無料で、板橋区には助成制度があります。

    Q1.調布市はもっと積極的に家具の転倒防止施策を実施して、死者と負傷者を減らす努力をするべきではないでしょうか。
    私は、子どもや高齢者の寝ている部屋を最優先して進めていくべきだと考えます。
    命を守り怪我を減らすために、新たな取付事業や助成制度を新設するなど、家具の転倒防止施策を進めていくお考えについてお尋ねします。



    【答弁】
    ◎鈴木克昌 危機管理担当部長
    これまで震災において負傷者の3割から5割は家具の転倒や落下によるものと言われており、出前講座において、寝室やリビングなど、子ども、高齢者、障害者が日頃よく使用する場所における家具転倒防止対策の重要性を御案内しています。家具転倒防止対策は、身近で比較的簡単にできる取組で、高い防災効果が期待できることから、市においてもさらなる市民周知、啓発に取り組んでまいります。



    【質問(1)災害対策の現状と課題について〜怪我から守るための施策について】
    怪我から守るための施策についてお伺いします。
    調布市の令和3年度市民意識調査によると、「ラジオや懐中電灯など, 非常時の持出品を用意している」市民の割合は、「十分に取り組んでいる」が30.3%、「少し取り組んでいる」が46.4%で、合計76.3%が「取り組んでいる」と答えています。ただし、非常用持ち出し袋を用意していても、玄関やリビングに置いている人が多いのではないでしょうか。
    阪神淡路大震災の翌年に神戸市の長田消防署を訪ねてお話をお聞きましたが、「地震直後、怪我をした多くの住民が消防署に押し寄せてきた。逃げる時に家の中で割れたものや瓦礫により無防備な手や足を怪我した人が少なくなかった。怪我が痛くて泣いている子どもがたくさんいた」との話は忘れることができません。
    寝ているときに地震が起きた場合、寝室から移動する段階で室内や廊下に散乱している割れ物などにより怪我をしてしまう可能性が高くなります。だからこそ、枕元に何を備えているかが重要なのです。
    懐中電灯、軍手、スリッパの、いわば怪我から守る3点セットを枕元に置く市民が増えれば増えるほど、怪我をする市民が減ると考えます。軍手は滑り止め型、スリッパは底の厚いものがお奨めです。これらは百円ショップでも売っているので、気軽に手に入れることができます。帽子やヘルメット、ホイッスルを加えたり、スリッパをスニーカーや運動靴に替えることで安全性は更に増します。

    我が家では、全員の寝室の枕元に3点セットが入った袋が置いてあります。



    Q2. 怪我から守るために、寝室の枕元に懐中電灯、軍手、スリッパの3点セットの配備を市民に促す施策について、お考えをお聞かせ下さい。


    【答弁】
    ◎鈴木克昌 危機管理担当部長
    ガラスの破損を原因とした被害が多いことから、飛散防止フィルムの貼付けと併せ、スリッパやスニーカーを身近に準備することを御案内しています。
    これらの対策とともに、備蓄品や、避難する際に用意するものの備えを防災マップで御案内しており、引き続き周知してまいります。



    【質問(1)災害対策の現状と課題について〜水害対策について】
    水害対策についてお伺いします。
    令和元年10月に発生した台風19号では、市内の多摩川流域を対象に市制施行後、初となる避難勧告を発令し、6,000人以上の方が避難所に避難しました。
    調布市地域防災計画 風水害編では、浸水が想定される地域の世帯と人口は1万8, 375世帯、3万9,470人となっています。
    台風19号避難行動等調査報告書によると、風水害の際の避難先として「避難所」を考えている人が 41.4%と最も高くなっています。先ほどの想定の41.4%は、「7,607世帯、1万6,340人」となります。
    市の地域防災計画の風水害時指定避難所は、一次避難所、福祉避難所を合わせて、収容人数は、一時(いっとき)が2万1,573人、長期が8,821人となっています。
    市が指定している公共施設以外の避難所は、高齢者・障害者など要配慮者の避難所が、かしわ園・ 白百合女子大学など12か所、一般住民の避難所が、味の素スタジアム、京王閣など15か所、合わせて27か所となっています。市が民間の避難所を増やす努力をしてきたことは評価します。自宅での垂直避難や、親戚・知人宅への避難もありますが、想定の人数からすると、まだまだ足りません。
    台風19号で避難する時に大変な思いをした飛田給3丁目の住民は「民間施設を含めて避難所をもっと増やしてほしい」と強く要望しています。自治会長さんは「屋根さえ貸してもらえれば、水・食料品・毛布などは持参しても良い」ともおっしゃっています。

    一方、車両自体の避難場所は、無料が調布基地跡地運動広場の200台、有料が神代植物公園駐車場など3か所で1,128台、合計1,328台となっていますが、有料駐車場は調布市民だけでなくすべての人に開放されています。
    台風19号調査報告書によると、『避難する際の手段』は、「徒歩」が 42.7%、「自家用車」が 41.1%、「親戚・知人の車」が 4.7%と、車での避難が45.8%となっています。
    浸水想定区域内の世帯が保有する車両台数は約1万台と推計されるので、避難する車は約4,600台となり、いざという時に台数が足りないことになります。

    Q3.民間避難所と車避難場所のさらなる確保について、今後の見通しはどうなっているのでしょうか、教えてください。


    【答弁】
    ◎鈴木克昌 危機管理担当部長
    市は、民間避難所について、これまでも風水害時の避難所や配慮を要する高齢者、障害者等の福祉避難所、帰宅困難者受入れ施設などにおいて多数の民間施設に御協力をいただいているところです。今後も指定施設の拡充に取り組むほか、引き続き事業者との協働の訓練を実施してまいります。
    また、車両による避難について市は、災害時、車両での避難により交通渋滞や事故等の発生の危険があることから、原則として徒歩や公共交通機関による避難をお願いしています。
    一方、令和元年台風第19号の際に、御自宅などに駐車していた車両が浸水被害に遭ったことを踏まえ、風水害時の車両自体の避難場所については、早めの避難に限定して、調布基地跡地運動広場や神代植物公園第一駐車場、味の素スタジアム北側駐車場のほか、民間の大規模小売店舗にも御理解、御協力をいただき、現在、合計1,300台以上の駐車場所を確保しています。引き続き、車両の避難スペースの確保に向けて取り組んでまいります。
    今後も、市民が安全・安心に住み続けられるまちを目指して、防災・防犯に関する必要な施策について庁内連携を図りながら取り組んでまいります。



    【質問(1)災害対策の現状と課題について〜災害の教訓を子どもたち、次の世代にどう伝えるかについて】
    災害の教訓を子どもたち、次の世代にどう伝えるかについてお伺いします。
    子どもたちに対する防災教育の効果が最も顕著に現れたのは、東日本大震災における、いわゆる「釜石の奇跡」だと言われています。
    地震が発生した直後、釜石市にある釜石東中学校と隣接する鵜住居小学校の教職員の判断は、「校舎の最上階に避難する」でした。ところが、「津波防災教育」で「想定を信じるな、最善をつくせ、率先避難者たれ」の3原則を徹底して学んだ釜石東中の生徒の一部が自己判断で避難を始め、それを見た他の生徒、教職員が続き、さらには隣接する鵜住居小の児童・教職員も高台に避難するに至りました。津波は釜石東中の3階まで達し、鵜住居小の校舎を超えました。
    こうして、子どもたちと教職員は無事に津波から生き残ったのです。

    津波浸水域が、869年に発生した貞観(じょうがん)地震とほぼ同じ範囲のため、東日本大震災は「1000年に1度の地震」と言われています。
    1000年に1度の地震に遭遇した私たちは、次の世代に地震の教訓を確実に伝えていく責務があるのではないでしょうか。
    私は、震災前に議会の常任委員会や会派の視察で石巻市、釜石市などを何回も訪ねていました。大震災はたまたま私が現地にいない時に起きただけで、被災者になっていたかもしれないと思っています。
    だからこそ、調布から!復興支援プロジェクトでの支援活動、家族で、あるいは個人で十数回被災地を訪ね、見たこと、聞いたこと、感じたこと、学んだことなどをSNSで発信してきました。

    私には息子と娘がいますが、何回か被災地に連れて行きました。津波で汚れた写真を洗浄して持ち主に返すプロジェクトに参加し、石巻市の旧大川小学校、南三陸町(ちょう)の旧防災対策庁舎、津波で陸に打ち上げられた気仙沼市の
    第18共徳丸などを見て、忘れられない貴重な経験となっているようです。



    阪神淡路大震災や東日本大震災などの被災地を調布の市立中学校の生徒は修学旅行で訪ねたことがあるのでしょうか。平成17年に調布中学校が修学旅行で神戸市の「慰霊と復興のモニュメント」や「人と防災未来センター」を訪ねました。
    私の息子もちょうど3年生で参加しましたが、モニュメントの前で、生徒全員で被災地で生まれた歌『しあわせ運べるように』を合唱し、その模様が神戸新聞に掲載されました。
    修学旅行で訪ねた事例は、残念ながらほかに無いようです。
    現在、市は中学生をピースメッセンジャーとして広島と長崎に派遣する平和派遣事業を行っていますが、その災害学習バージョンを創設して、子どもたち、もしくは親子を災害の被災地に派遣して、教訓を学び、伝える、いわば災害の教訓のメッセンジャーとしての役割は非常に意義があると考えます。

    岩手県・宮城県・福島県では、震災遺構が整備され、いわてTSUNAMIメモリアル、みやぎ東日本大震災津波伝承館、原子力災害伝承館など、大震災の事実や記憶、経験や教訓を伝える施設が新たに数多く作られ、『3.11伝承ロード』と名付けられています。

    昨年の10月と11月に3県の震災伝承施設を訪ねましたが、どの施設を訪ねても、教訓を伝えようとする熱い姿勢に胸を打たれました。





    また、各施設に多くの中学生や高校生が訪れていました。



    Q4.災害の教訓を子どもたちにどう伝えていくお考えなのでしょうか。
    Q5.東日本大震災や阪神淡路大震災などの被災地に子どもや親子を派遣する新たな事業についてお尋ねします。



    【答弁】
    ◎鈴木克昌 危機管理担当部長
    子どもたちへの災害の教訓の伝え方と子どもたちの被災地派遣事業の考え方についてです。
    子どもたちを被災地へ派遣する事業については、児童・生徒への体験の観点からは重要であると考える一方で、派遣する対象や人数が限定されることや、費用面等の課題があります。
    今後は、議員御提案の趣旨を踏まえた上で、児童・生徒が家庭、地域と共に体験できる取組を東日本大震災の教訓を踏まえ、継続している調布市防災教育の日において新たに実施するなど、学校、保護者、地域と連携、協働による体験型の防災教育の充実に取り組んでまいります。



    【質問(2)防犯対策の現状と課題について〜特殊詐欺の対策について】
    防犯対策の現状と課題について、まず特殊詐欺の対策についてお伺いします。
    警察庁によると、特殊詐欺の令和4年の被害額が361億4千万円で、前年を28・2%上回り8年ぶりに増加しました。被害は令和2年から減少傾向でしたが、コロナ禍で国や自治体から給付金が配られたこともあり、『還付金がある』という言葉を信じてしまう人が増えているのが原因のようです。
    調布市の被害実態はどうなっているのでしょうか。

    平成25年以降の調布警察署管内と調布市の被害件数と被害金額を総合防災安全課に確認したところ、11年間で 調布市の被害件数は630件、被害金額は
    約16億2,166万円だと分かりました。今年度は5月末時点の被害額が約1億2,904万円で、すでに昨年を上回っています。警視庁管内102警察署のうち、調布警察署の被害件数、被害金額は最も深刻な順位に位置していると言われています。



    総合防災安全課の様々な努力にもかかわらず、被害が深刻な状況から抜け出せないのは何故でしょうか。
    自動通話録音機貸し出し事業は、平成27年度に始まり、令和4年度698台、令和5年度は4月末現在で64台、約8年間の累積貸出数は3,815台となっています。
    「調布市の世帯と人口」令和5年4月現在によると、65歳以上の高齢者の一人世帯は1万7,268、高齢者を含む二人世帯は1万5,095、合計3万2,363世帯なので、普及率は11.8%と推測されます。十数年前に危うく被害に遭いそうになった私の母も利用しています。
    被害者がいまだに多いことを考えると、もっと普及しなければならない、そのためには、家庭ごみの有料化の時のように全庁一丸体制が必要だと考えます。
    また、市長だからこそできることもあるのではないでしょうか。

    Q6.被害額・被害件数が深刻な状況から抜け出せない理由はどこにあるのでしょうか。
    Q7.現在の対策で十分なのでしょうか。新たな対策はないのでしょうか。お考えをお聞かせください。



    【答弁】
    ◎長友貴樹 市長
    高齢者を狙った特殊詐欺は、全国的に依然として増えており、その手口も巧妙化しています。こうした特殊詐欺については、被害に遭われた方とその御家族に経済的、精神的なダメージを与え、平穏な日常生活を奪う悪質な犯罪であると認識しております。
    市においても、令和4年の1年間で72件、約1億2,700万円の被害が発生しており、深刻な問題となっています。
    こうした状況を踏まえ、市は、自動通話録音機の貸出事業を一層推進するなど、特殊詐欺被害防止に向けさらなる取組を進めております。
    今年度からは、市独自の新たな特殊詐欺対策として、金融機関等のATM周辺に特殊詐欺対策啓発要員を配置し、注意喚起を行うことで被害の未然防止に努めております。
    今後も、市は、調布警察署をはじめ、調布地区防犯協会などの関係団体と連携を図り、高齢者だけでなく、その御家族も対象とする特殊詐欺被害防止の啓発活動を積極的に行ってまいります。


    ◎鈴木克昌 危機管理担当部長
    特殊詐欺の手口は日々巧妙化しており、受けた電話口で見抜くことが非常に困難であると言われています。年齢に関係なく、誰もが被害者となる可能性があり、警察庁が平成30年に行った調査によると、被害に遭われた約9割の方が、自分は被害に遭わないと思っていたと回答しています。たとえ対策や注意を払っていたとしても、犯人から電話がかかってきた際に、常に冷静な判断ができるとは限らないことから、まずは電話に出ない、犯人と会話をしないことがとても重要です。
    その対策として、市は65歳以上の高齢者を対象に、自動通話録音機の無償貸出しを実施しています。昨年度は他部署と連携して発送文書への同封やイベント等で自動通話録音機を案内したほか、自治会への出張貸出しを積極的に実施しました。今後も新たな機会を捉え、特殊詐欺対策の周知及び本事業の普及に取り組みます。
    また、新たな取組としては、昨年度末に試行的に実施したATM周辺に特殊詐欺対策啓発要員、通称サギパト隊員を配置する市独自の取組をこの6月から本格実施しています。ATM利用者へ意識啓発や注意喚起を行うことで特殊詐欺被害を未然に防ぐ取組を実施してまいります。



    【質問(2)防犯対策の現状と課題について〜防犯カメラについて】
    防犯カメラについてお伺いします。
    令和5年3月時点の防犯カメラの設置状況は、市が通学路や通学区域の電柱に175台、駅周辺の街頭に23台、公園に19台を設置。商店会設置が89台、自治会設置が27台、商店会・自治会共同設置が10台で計343台となっています。
    令和5年度以降は、通学路の防犯カメラの新規設置を含めて総合防災安全課が市域全体を統括し、設置場所の選定などをコーディネートしていくことになりました。
    地元の様々な団体の方々のお話をお聞きすると、まだ設置してほしい場所があり、増設を要望する声が強いのです。特に、トイレがある公園、児童遊園、仲よし広場など28か所のうち、カメラが設置されているのは5か所だけとなっている状況は理解ができません。

    Q8.令和4年度をもって、通学路と駅周辺の防犯カメラの新設は一旦終了となっているようですが、現状の設置状況で十分とお考えなのでしょうか?
    Q9.警察、防犯協会、自治会、地区協議会、商店会、PTAなどと協議して、今後も積極的に設置していくお考えについてお尋ねします。



    【答弁】
    ◎長友貴樹 市長
    街頭防犯カメラについては、その設置によって犯罪抑止効果があるとともに、警察における犯罪捜査への協力などの面において有効であると認識しております。
    引き続き、市内の各地域における防犯カメラの設置状況を確認しながら、必要な場所への設置を検討するとともに、地域の団体に対する防犯対策の支援に取り組み、犯罪が起きにくい安全・安心なまちづくりを推進してまいります。

    ◎鈴木克昌 危機管理担当部長
    街頭防犯カメラについては、これまで市内各駅周辺や通学路、公園等の公共空間に防犯カメラの設置を推進し、令和4年度までに累計217台設置しております。駅周辺及び通学路においては、予定箇所への設置を令和4年度で完了しています。公園への設置についても、地域の御意見等を参考に、調布警察署及び生活安全対策協議会と協議、調整を行い、必要箇所へ設置してまいります。
    また、地域における安全・安心の向上を図るためには、市だけでなく、地域の防犯カメラの設置を促進していくことも重要であると考えています。市では、市内の商店会や自治会に対しては、設置後の維持管理も見据え、あらかじめ設置場所や台数等の相談を受け、東京都の補助制度を活用する支援を行っています。維持管理についても、民間事業者による保守点検や修繕などの維持管理費や電気料金などの運用経費に補助制度を活用することが可能であり、各団体が持続的に防犯カメラの運用ができるよう取り組んでまいります。



    【質問(3)学校の安全・安心について】
    学校の安全・安心についてお伺いします。
    本年3月、埼玉県戸田市立中学校で、刃物を持って校舎3階に侵入した男子高校生が男性教員に切りつけました。3階まで侵入したと言うことは、どの教室でも襲われた可能性がある深刻な事件でした。
    調布でもこのような事件がいつ起きるかわかりません。
    現在、市は市立小中学校の通学路に8台から11台の防犯カメラを、学校内に機械警備業務委託と連携した監視カメラを3台から4台設置しています。監視カメラは職員室でモニターされ、録画機能も付いています。しかし、通学路の防犯カメラは、モニターできない状況にあります。
    健全育成推進飛田給地区委員会では、あいさつ運動を飛田給小学校の校門で行っています。子どもたちとあいさつをしながら、改めて校門周辺を安全安心の視点で見てみると、不安を感じました。

    飛田給小の校門近くの電柱に防犯カメラが設置されています。門の外側を写している唯一のカメラですが、モニターできないので、リアルタイムで状況を把握することができません。



    また、校門近くにインターホンが設置されていますが、音声のみのタイプで、動画・録画機能がありません。個人の自宅では圧倒的に多くのインターホンが動画・録画機能型なのに、より安全で安心な環境が必要な学校のインターホンが音声タイプで良いのでしょうか。



    Q10.校門に設置されているインターホンを動画・録画機能型に代えて、校門を映している防犯カメラの映像とともに、職員室などで見られ、対応できるようにするべきだと思いますが、お考えをお聞かせ下さい。


    【答弁】
    ◎小林達哉 教育部長
    通学路に設置した防犯カメラは、リアルタイムでの映像確認ができない運用となっています。また、来校者との連絡に使用するため、校門等に設置しているインターホンについては、一般家庭等にも普及しているモニターつきの機器とは異なり、音声通話のみの仕様となっています。
    このため、状況を校舎内でリアルタイムに確認するために、防犯カメラについてはシステムの変更、インターホンについては録画や映像確認ができるモニターつきの機器への更新に伴う経費がそれぞれ課題となることから、今後の設備機器等の更新時期に合わせた改修工事の実施を検討してまいります。



    【質問(4)AEDについて】
    AEDについてお伺いします。
    現在、市の関連施設は159か所に197台、民間施設は京王線各駅など17か所に17台、医療機関は53か所に55台、合わせて229か所に269台が設置されています。
    民間施設のものは市のホームページに一覧表が掲載されていますが、住所のみで具体的な設置場所が表記されていないため、いざという時に分かりにくい現状です。
    また、公共施設のものは建物内に設置されているものが多く、24時間使えないと言う課題があります。
    地域福祉センターに設置しているAEDが今年度から外付けタイプに変更することとなったため、いざと言う時に使いやすくなることは評価します。
    一方、立川市、福生市などはコンビニにAEDを設置しています。
    セブンイレブン13店舗に設置した福生市はホームページに「地域にとって身近で、休日・夜間問わず24時間対応可能なコンビニに設置することで、迅速な救命活動とそれに伴う救命率の向上を図り、安全で安心なまちを目指します」とコンビニに設置する意義を明記しています。

    調布市内では、セブンイレブン深大寺東5丁目店が、平成30年にカウンター内にAEDを設置しました。市の健康推進課によると、地元の地区協議会の要望を受けて設置したそうです。



    Q11.AEDをコンビニに設置するメリットは極めて大きいと思います。お考えをお聞かせください。


    【答弁】
    ◎野澤薫 福祉健康部長
    AEDは、市役所や保健センターをはじめ、教育施設、児童施設、地域福祉センターなどの公共施設のほか、医療機関や鉄道駅などの民間施設を含め、多くの施設に設置されております。
    昨年、公共施設や医療機関の設置状況を再調査したところ、市内229の施設で合計269台設置されており、前回調査した平成26年度と比較し、30か所以上増えています。
    また、一般財団法人日本救急医療財団が公開する全国AEDマップには、市が把握していない民間施設の情報も多数掲載されており、市内の店舗や商業施設の開業等に伴い、この間、民間でもAEDの新規設置が進められてきているものと認識しております。
    一方で、設置数は増えているものの、公共施設は休日夜間等には開館していないところも多く、休日などに当該施設の近くで緊急事態が発生した場合はAEDが活用できません。
    日本救急医療財団が作成した、AEDの適正配置に関するガイドラインによれば、救助者にとって目印となり利用しやすい施設であれば、コンビニエンスストアにおいてもAEDの設置を考慮してよいと示されています。
    市内では、AEDを設置していただいているコンビニエンスストアが1店舗ありますが、他の店舗の状況は把握しておらず、実際の設置場所や管理方法は各店舗の実情によるため、まずは設置状況の確認を行い、今後、可能な協力が得られるかなど、課題を含め広く検討してまいりたいと考えております。



    【質問(5)危険な飛田給駅南口交差点の改良について】
    危険な飛田給駅南口交差点の改良についてお伺いします。
    この交差点がなぜ危険なのか、説明をさせていただきます。

    品川通りから飛田給駅に入る「飛田給駅南口交差点」の歩道は、西側だけで東側にはありません。飛田給駅が道路の東側にあるので、駅に向かう人の多くは歩道のない東側を渡り、駅に向かっているのが実態です。





    地元の自治会と地区協議会の役員さんにお話をお聞きすると、死亡事故には至っていないものの、歩行者と車、歩行者と自転車など、危ない接触事例が何度も起きているそうです。

    今まで、市に「警察と協議をして交差点を改良すること」を要望してきましたが、残念ながら実現していません。
    以前の理由としては、「東側と西側にある交差点との距離が近すぎる」「南側の市道が狭いので、新たに横断歩道を設置するのに適さない」などがあったようです。
    しかし、スタジアム通りと南口商店街の通りが整備されてからは車の交通量がかなり増え、以前とは状況が異なります。
    春と秋の交通安全運動の時、市長が巡回して来られますが、その時に説明しているので、市長もよくご存知のことだと思います。

    Q12.市は現状の危険性をどのように認識しているのでしょうか。
    Q13.今まで警視庁もしくは調布警察署と、いつ頃どのような協議をしてきたのでしょうか。その結果はどうだったのでしょうか。
    Q14.東側横断歩道の新設を含めた交差点改良について、市のお考えをお聞きします。



    【答弁】
    ◎渡辺直樹 都市整備部長
    品川通りから飛田給駅に入る飛田給駅南口交差点については、西側にのみ歩行者用信号機と横断歩道が設置されており、歩行者はこの横断歩道から品川通りを渡ることとなります。しかしながら、飛田給駅が当該交差点から見て東側にあることから、横断歩道のない場所から品川通りを渡る方が散見される状況を市としても把握しております。
    こうした状況については調布警察署も認識しており、全国交通安全運動の期間を中心として、調布警察署や調布交通安全協会並びに地域の方々により、交通安全の啓発活動が実施されるなど、事故防止の取組がなされています。
    これまでも、現地の状況は、市と調布警察署において、全国交通安全運動の機会を捉え共有しております。その中で、調布警察署からは、周辺の交通量や道路幅員等の状況を踏まえると、横断歩道や信号機の設置は難しいとの見解が示されております。
    しかしながら、横断歩道のない場所で道路を渡ることは大変危険であり、大きな事故につながりかねないことから、当面の間は、地域の方々へ適切な横断の重要性を繰り返し呼びかけるとともに、調布警察署に横断歩道や信号機の設置も含めた安全対策を講じるよう改めて要請してまいります。



    【再質問〜特殊詐欺の対策について】
    市長に特殊詐欺の対策について再質問をさせていただきます。
    市においても深刻な問題となっている、防止のため自動通話録音機の貸出事業を一層推進する、市独自の新たな対策としてATM周辺に啓発要員を配置したとの答弁でした。市が努力しているのに、なぜ被害は減らないのでしょうか。
    改めて資料を御覧ください。平成25年度の被害は58件で2億7,000万円。今年度の被害は5月末で25件の1億3,000万円。11年間の被害は630件で16億2,000万円です。調布市民がだまされ続けているんです。資料を終わります。
    私が調べたところによると、平成24年以前は分かりませんが、25年以降は警視庁管内の102警察署のうち、調布警察署の被害件数はワースト3を抜け出せていないようです。ここまで被害が大きいと、深刻な問題のレベルではなく、もはや非常事態のレベルと言えるのではないでしょうか。
    市長は、市民の生命と財産を守ることが最大の責務のはずです。財産を守れていない実態をどのようにお考えなのでしょうか。職員とは違い、市長だからこそできることはないのでしょうか。お考えをお聞かせください。

    【答弁】
    ◎長友貴樹 市長  
    御指摘のとおり、特殊詐欺案件は大変重大な、また、深刻な状況だというふうに認識をしております。
    警視庁管内に102の警察署が存在をして、今までにも、議員御指摘のように件数がワースト1、2だと言われたことがあるということであります。これに関しては、警察署にも私も少し事情を聞いてみましたけれども、現在、我が調布市単体で考えると約24万人の人口がある。それ以上の人口のまちは、警察署は複数あるのが通例であります。
    加えて、我々は狛江市と共に警察署が1つになっておりますから30万人を超えていると。30万人を超える警察署は、実は102の中では非常に少ないということでありますから、やっぱりその人口に応じて件数が上に来ているということであろうとは思っております。ですから、必ずしも警察署全体、東京都全体で1、2に、人口に比して多いのかどうかというのは疑問だと思います。
    ただ、それはそれとしても、大変深刻な問題であるということで、私もこれまで、警察署や防犯機関が主催されるキャンペーンに全面的に協力をさせていただいたり、あらゆる会合において、自治会等の会合も含めて注意喚起に関しては、自分としてできることを懸命にやってきたということは申し上げたいと思っております。
    ただ、それでも、今後いろいろな意味でまだ努力を続けていかなければいけない。新しいことに関しては、自動録音機のこともございますけど、これからも有効な手だてとして私どもが市民に提供しなければいけないような情報でありますとか、新たな手段、こういうものについては、しっかり取り組んでいきたいと思っております。
    それから、私自身にできることという議員の御指摘も、当然これからも考えていかねばならないと思っておりますので、先ほど申し上げましたようにキャンペーンとか会合における役割に加えて、自分自身の言葉で何かメッセージを発するようなことがあれば、それも含めて、ちょっと時間をいただきたいと思いますけど、ちょっと考えさせていただきたいと思っておりますので、今後ともお気づきの点については、私どもにまたいろいろ情報をいただきますようによろしくお願いします。



    【取りまとめ】
    まずは特殊詐欺の対策についてですが、被害を減らすために確実な方法は、自動通話録音機を設置してもらうことですけども、まずは普及率が11.8%しかありません。それは対象となる高齢者の方々で、答弁にも、被害に遭われた9割の方が、自分は被害に遭わないと思っていたとおっしゃっていますけど、深刻に思っていないですよね。市も、被害件数と被害額は発表していますけど、やはりワースト3にいると言う。インパクトが大きいと思うんです。
    調布と同じように、ワーストとは言いませんけど、非常に深刻な被害を受けている西東京市は撲滅宣言をしました。撲滅とつけていました。そういったことも市民の方が深刻に捉える1つのきっかけになるかもしれません。市民の財産を守るために、できることは全てやっていただきたいと思います。
    市長は市民に対して、どのようなメッセージを発信しておられるのでしょうか。市長は市報にコラム「手をつなぐ樹」をお持ちです。私が知る限り、このコラム欄に特殊詐欺について書かれたことはありません。
    一方で、市長は、先ほどもお話がありましたけど、様々な場面で市民にお話をする機会があります。どのくらい特殊詐欺についてお話をしておられるのでしょうか。長友市長は、書くこと、しゃべることについては類いまれな才能をお持ちだと私は思っています。ぜひ、その才能を遺憾なく発揮して、市民の被害を市長御自身の力で減らしていただきたいと思います。
    家具の転倒防止施策です。阪神・淡路大震災では、家屋が倒壊しなかったのに、倒れた家具の下敷きになって亡くなった子どもが少なくないと言われています。阪神・淡路大震災の被災地を何回か訪ねましたが、亡くなった子どもたちの慰霊碑を小学校で見るのはとってもつらかったです。1つでも多くの命を助けるために、積極的な対応をお願いします。
    枕元の3点セットについてですが、この3点セットと非常用持ち出し袋は意味合いが違います。非常用持ち出し袋は主に家から出た後に使うものですが、枕元の3点セットは家から無事に出るために使います。
    私は、子どもがけがをして泣いている姿を見たくありません。たった、約300円でけがをするリスクが格段に減ります。非常用持ち出し袋とは別に、3点セットを枕元へ配備することを市民に積極的に呼びかけてください。
    風水害の民間避難所と車避難場所ですが、台風19号で避難を経験した人は本当に不安がっています。きちんと確保して、安全・安心を与えてください。
    ピースメッセンジャーの災害学習バージョンですが、残念ながら消極的な答弁でした。私は東日本大震災の被災地に十数回行っていますが、行くたびに新たな発見と学びがあります。百聞は一見にしかずと言いますが、実際に被災地に行かなければ得られないものが確実にあると私は思っています。一度、試験的にやってみたらいかがでしょうか。
    また、昨日、一般質問で須山議員が中学生の平和派遣事業について質問をされました。事業で派遣された中学生は様々なことを学んで、成長するとともに、私はそれがいろんな形で付加価値がついていくと思っています。これは災害派遣事業でも同じだと思います。この事業にあまり費用対効果を求めないで、子どもたちの可能性を信じて実施していただきたいと思います。
    AEDのコンビニ設置についてです。立川市と福生市にできて、なぜ調布市でできないのでしょうか。できない理由はないはずです。やる気があればできます。よろしくお願いします。
    最後に、飛田給駅南口交差点の改良についてです。都市整備部長さんは誰よりも必要性を感じているはずです。重大事故が起きてからでは遅いです。早く設置するよう強力に働きかけてください。
    これから生まれてくる子どもたちのためにも、安全で安心、そして快適な調布のまちづくりに、市長を先頭に職員の皆様のより一層の御努力をお願いして、私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。



    市議会インターネット中継で一般質問の動画を配信しています。


    blue_right「議会中継 大須賀一般質問」(市議会ホームページ)

    blue_right「議会中継 大須賀一般質問 QRコード」


      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 10:00Comments(0)市議会

    2023年06月15日

    調布市議会 関係各種委員等決定

    9時10分 本会議が再開されました。


    議場の議席が指定されました。
    私は28番です。

    (下図:議員への配布資料より。一部修正)



    会期を決定しました。
    6月14日から7月4日までの21日間です。

    (下図:議員への配布資料より。一部修正)


    調布市一般会計補正予算(第2号)など市長提出議案8件、陳情8件などを審査します。

    私の市政に関する一般質問は6月23日(金) 9時10分からの予定です。


    広域交通問題等対策特別委員会と調布飛行場等対策特別委員会を引き続き設置することにしました。


    議長など議会関係各種委員等が決まりました。

    (議員配布資料より)


    鈴木 宗貴議員が監査委員に、大野 祐司議員が建設委員会委員長に、 佐藤 尭彦議員が広報委員会委員長に就任しました。

    私は文教委員会委員と東京都十一市競輪事業組合議会議員に就任しました。
    よろしくお願いいたしますface02

    十一市競輪事業組合は八王子市・武蔵野市・青梅市・昭島市・町田市・小金井市・小平市・日野市・東村山市・国分寺市・調布市の11市で構成され、京王閣競輪場(東京オーヴァル京王閣)で自転車競走(競輪)を主催しています。
    組合議会の議員は構成市の議会から2名ずつ選出されます。
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 16:00Comments(0)市議会

    2023年06月14日

    第2回調布市議会定例会 開会

    9時10分 令和5年第2回調布市議会定例会開会されました。



    選挙後初めての議会なので、議長以下すべての議会人事を新たに決めます。


    15時 まだ結論に至らないので、散会となりました。
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 15:30Comments(0)市議会

    2023年06月14日

    新会派 初昼食

    本日、第2回調布市議会定例会が開会されました。

    新たな会派「自民・維新の会」控室で、全員揃って初めての昼食です。


    楠カンフォーラ(布田1丁目)さんのお弁当をお願いしました。




    美味しいお弁当を控室まで配達してくださり、ありがとうございますface02

    アフターコロナでも頑張っている調布市内の"個人店"を応援しましょう❗️

      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 12:30Comments(0)市議会

    2023年06月01日

    調布市議会議員 新たな任期は本日6月1日から

    4月23日に選挙が行われた調布市議会議員の新たな任期は本日6月1日からです。




    これからも初心を忘れずに、飛田給並びに調布市政発展のために頑張りますface02
    よろしくお願い申し上げます❗️


    なお、議会の役職は、6月14日に開会される調布市議会第2回定例会で決定されます。



    また、調布市議会と同じく4月23日に選挙が実施された三鷹市議会・狛江市議会・府中市議会などの新任期が5月1日からなのに調布市議会がそうでない理由は次の通りです。

    調布市は昭和30年4月1日に調布町と神代町が合併して誕生しました。
    新たな調布市の議員の任期について、両町は協議により議員の任期定数の特例を定めることとし、任期を昭和30年5月31日までとしました。
    以後、調布市議会議員の任期は5月1日からではなく6月1日から4年間となっています。

    (「調布議会20年史」13ページより)

      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 08:00Comments(0)市議会

    2023年05月29日

    第2回ふじみ衛生組合議会定例会

    10時 令和5年第2回ふじみ衛生組合議会定例会がクリーンプラザふじみ大会議室で開催されました。



    ふじみ衛生組合は三鷹市と調布市のゴミを処理する施設を管理・運営するために両市が設立した一部事務組合です。
    組合議会は両市議会から5名ずつ選出され、10名により構成・運営されています。
    議長は調布市議会・狩野 明彦議員です。


    ◯副議長選挙
    三鷹市議会議員選挙が5月に行われ、三鷹市議会選出の議員5名が新たに就任したため、副議長選挙が行われ、指名推薦により三鷹市選出の土屋けんいち議員が副議長に選任されました。


    ◯管理者(三鷹市長)報告(資料:議員への説明資料より抜粋)

    (1)正副管理者の互選について
    三鷹市長選挙が5月に行われたため、正副管理者を互選し、管理者に河村 孝・三鷹市長、副管理者に長友 貴樹・調布市長が就任しました。


    (2)ふじみ衛生組合職員の人事異動について


    (3)ごみ処理実績について

    ア)クリーンプラザふじみ

    令和4年度第4四半期 [1月~3月]



    令和4年度速報値 [4月~3月]



    イ)リサイクルセンター

    令和4年度第4四半期 [1月~3月]


    令和4年度速報値 [4月~3月]



    (4)クリーンプラザふじみの見学者実績について



    (5)地元協議会について


    (6)リサイクルセンターの更新について






    ◯議案第6号 ふじみ衛生組合一般職の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の専決処分について
    【内容】三鷹市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部が「宿泊を要しない出張については支給しない」と改正され、三鷹市に準じているふじみ衛生組合においても条例の一部を改正する必要が生じたが、議会を招集する時間的余裕がないため先決処分した。

    【結果】全員賛成で承認


    ◯議案第7号 ふじみ衛生組合特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】日当を見直し、「宿泊を要しない出張については支給しない」に改正する。

    【結果】全員賛成で原案可決



    2019年(令和元年)に行われた市議会議員選挙の任期が5月末日までなので、ふじみ衛生組合議員としての任務も今月で終了となります。
    2年間お世話になりました。

    また、狩野 明彦議長におかれましては、2年間大変お疲れ様でした
    face02
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:30Comments(0)市議会調布市政

    2023年05月17日

    「自民・維新の会」結成

    6月1日から始まる調布市議会の新たな任期に先立ち、本日、新会派を結成し、 議会事務局に届け出をしました。

    「自由民主党」5名と「日本維新の会」2名からなる『自民・維新の会』です。


    メンバーは、下写真左から沼田 亮(自民)、鈴木 宗貴(自民)、田中 謙二(維新)、澤井 慧・副幹事長(維新)、大野 祐司・幹事長(自民)、大須賀 浩裕(自民)、佐藤 尭彦(自民)の7名(敬称略)。



    どうぞよろしくお願いいたしますface02

      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:30Comments(0)市議会自民党

    2023年04月24日

    市議選 投票所別投票率

    4月23日に行なわれた調布市議会議員選挙の投票所別投票率です。

    (下表:令和5年4月23日執行 調布市議会議員選挙投票結果に大須賀追記)


    36か所の投票所別投票率の上位は、①神代団地集会所 50.55%、②国領小学校 50.37%、③染地小学校 48.26%、④杉森小学校 48.12%、⑤大町ふれあいの家 48.09%でした。

    下位は、①第八中学校 38.26%、②北ノ台小学校 38.91%、③消防大学校 39.17%、④下石原公会堂 40.74%、⑤八雲台小学校 41.04%でした。

    1位の神代団地集会所と36位の第八中学校の差は12.29%でした。


    飛田給地域の「第16投票区」(飛田給1・2丁目全域、3丁目の一部)の投票所が、2020年7月の都知事・都議会議員補欠選挙(北多摩第3選挙区)の際、鹿島建設技術研究所(飛田給2-19)から飛田給小学校(飛田給3-29)に変更され、以後、2021年7月の都議会議員選挙、2021年10月の衆議院議員選挙、2022年6月の市長・市議会議員補欠選挙、2022年7月の参議院議員選挙の投票が飛小で行われて来ました。

    投票率の低下が懸念されましたが、”遠い” “高低差”(途中に府中崖線の急な坂道あり)”駐車場不足”などの理由で大きく下がり、36投票所中、5回連続で最下位になってしまいました。




    「鹿島技研に戻してほしい」との地域住民の声を受け止め、今回の市議会議員選挙から投票所が鹿島技研に戻って実施されることになりました。

    その結果、最下位だった投票率は、投票所変更前の2019年(平成31年)に行われた市議会議員選挙と同じく15位となりました。




    (写真左:鹿島技研/右:飛田給小)



    ・飛田給地域の投票所 「飛田給小」から「鹿島技研」に(2022.12.2ブログ)

    ・令和5年4月23日執行 調布市議会議員選挙投票結果(調布市ホームページ)

    ・平成31年4月21日執行 調布市議会議員選挙 投票結果(調布市ホームページ)
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 12:00Comments(0)市議会選挙

    2023年04月24日

    当選証書

    10時 市議会全員協議会室で当選証書付与式がありました。

    得票順に選挙管理委員長から当選証書をいただきました。



    当選証書@選挙事務所です。





      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:00Comments(0)市議会

    2023年04月23日

    調布市議選 当選

    調布市議会議員選挙、1880票をいただいて9回目の当選をさせていただきました。

    ご支援ありがとうございました。

    これからも初心を忘れずに、飛田給並びに調布市政発展のために頑張ります。
    ご指導よろしくお願い申し上げます。  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:30Comments(0)市議会

    2023年03月24日

    第1回調布市議会定例会 報告

    令和5年第1回調布市議会定例会が閉会しました。

    定例会は、2月28日から3月24日まで25日間開催され、市長提出議案(32件)、市長報告(2件)、陳情(9件)、議員提出議案(3件)を審査しました。


    (下表:市議会ホームページより)



    市長提出議案は全議案可決・同意、陳情は趣旨採択3件・不採択3件・継続審査2件・審議未了1件、議員提出議案は3件可決でした。


    市長提出議案は「一般会計予算」「一 般会計補正予算」「市庁舎整備基金条例」など32件で、全て可決しました。
    一般会計予算の総額は997億7千万円で、前年度比45億円4.7%増となっています。
    歳入の市税収入は、前年度比16億2千万円3.5%増の477億2千万円です。
    歳出の構成比で最も多いのは福祉関連の民生費で、前年度比14億4 千万円2.9%増の519億2千万円と予算総額の51.2%を占めています。

    特徴的な歳出は、18歳までの子どもの医療費無償化 1億1700万円、水木しげる作品を生かしたミュージアムの検討 2千万円、デマンド型新交通システム実証実験 1600万円、コミュニティ・スクール導入関連 6300万円、市のホームページリニューアル 680万円などです。

    飛田給周辺関連は、飛田給ふれあいの家改修(空調・衛生)、ふれあいの家にスマートロック・防犯カメラ設置 、西部公民館改修(給排水・衛生)、西調布体育館代替機能確保調査検討、第七機動隊跡地公共施設機能移転事業、基地跡地運動広場(A6・D2)グラウンド整備、西町サッカー場シャワー設置などです。



    【市長提出議案】(32件)

    ◯議案第2号 令和4年度調布市一般会計補正予算(第7号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ27億6887万9000円を増額する。
    本補正予算では、コロナ禍及び物価高騰の長期化に伴う市民生活支援等の取組のほか、公共工事の前倒しや年度末を見据えた過不足調整に係る事業費などを計上している。
    歳入歳出予算の主な内容を歳出予算から言うと、消防費を除く各款において、職員人件費の所要額を調整し、議会費、労働費については、職員人件費のみの補正を行う内容となっている。
    総務費については、地域福祉センターやふれあいの家の整備費のほか、公共施設整備基金への積立金などを計上している。
    民生費については、調布っ子応援プロジェクトなど、物価高騰支援に要する経費のほか、私立保育所運営事業費などの所要額や国・都支出金の過年度清算返還金を計上する一方、年度末を見据えた不用見込額を減額している。
    衛生費については、新型コロナウイルス感染症医療体制整備支援費などを増額する一方、ふじみ衛生組合負担金を減額している。
    農業費については、市内農業者物価高騰支援事業費を増額している。
    商工費については、地域経済支援としてキャッシュレス決済促進事業に係る経費を計上している。
    土木費については、下水道事業会計繰出金などを増額する一方、事業進捗に伴う未執行予定額などを減額している。
    消防費については、消防事務委託金を減額する一方、消火栓管理費等負担金を増額している。
    教育費については、物価高騰支援として学校給食補助金や私立幼稚園運営費補助金を増額するほか、総合体育館や小学校の整備費などを計上している。
    歳入予算としては、市税のほか、地方消費税交付金等を増額している。
    国・都支出金については、歳出予算に連動した特定財源を計上するほか、寄附金については、指定寄附金を増額し、繰越金については、前年度繰越金の残額を全て計上している。
    市債については、事業進捗や契約額の確定等に伴い、8事業について精査している。
    歳入歳出予算の総額は、1084億4119万2000円となる。
    繰越明許費として、総務費など8つの款における32事業について、年度内の完了が困難と見込まれることから繰越明許費を設定する。
    債務負担行為の補正として、国領7丁目障害者施設開設準備事業について、債務負担行為を設定する。
    地方債の補正として、8事業について、限度額を精査し、29億1600万円に変更する。

    【結果】
    可決


    ◯議案第3号 令和4年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ1億6613万4000円を増額する。
    歳出予算から言うと、職員人件費の所要額を調整するとともに、保険給付費を減額し、諸支出金を増額する。
    歳入予算としては、国民健康保険税及び一般会計繰入金を増額する。
    歳入歳出予算の総額は、220億6788万8000円となる。

    【結果】
    可決


    ◯議案第4号 令和4年度調布市用地特別会計補正予算(第3号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ676万3000円を減額する。
    歳出予算から言うと、用地費については、公共用地買収費のうち、償還利息額が確定したことにより債務負担解消分を減額している。
    繰出金については、土地開発基金の利子が減額見込みとなり、減額している。
    歳入予算としては、歳出予算に連動し、財産収入及び繰入金を減額している。
    歳入歳出予算の総額は、14億9049万8000円となる。

    【結果】
    可決


    ◯議案第5号 令和4年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ544万4000円を増額する。
    歳出予算から言うと、職員人件費の所要額を調整するとともに、介護保険高額介護サービス費等貸付基金を廃止し、介護保険給付費等準備基金に積み立てるため、基金積立金を増額する。
    歳入予算としては、一般会計繰入金及び基金繰入金を増額する。
    歳入歳出予算の総額は、173億921万5000円となる。

    【結果】
    可決


    ◯議案第6号 令和4年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ8103万4000円を増額する。
    歳出予算から言うと、職員人件費の所要額を調整するとともに、保険給付費、広域連合納付金及び諸支出金を増額する。
    歳入予算としては、後期高齢者医療保険料及び諸収入を増額するとともに、繰入金を減額する。
    歳入歳出予算の総額は、58億929万8000円となる。

    【結果】
    可決


    ◯議案第7号 令和4年度調布市下水道事業会計補正予算(第2号)
    【内容】
    業務の予定量を補正するとともに、収益的収入及び支出予算については、収益的収入5838万6000円、収益的支出5879万9000円をそれぞれ増額するほか、資本的収入及び支出予算については、資本的収入3億8920万円、資本的支出3億8969万1000円をそれぞれ減額する。
    収益的支出予算から言うと、営業費用のうち、決算見込額に基づき、流域下水道管理運営費を増額するほか、職員人件費の所要額を調整する。
    収益的収入予算としては、営業収益のうち、一般会計から繰り入れる雨水処理負担金を増額する。
    収益的収入予算の総額は、44億9036万4000円となり、収益的支出予算の総額は、44億2214万5000円となる。
    資本的支出予算については、建設改良費のうち、不用額を精査するほか、職員人件費の所要額を調整する。
    資本的収入予算としては、資本的支出の減額に応じ企業債を減額する。
    資本的収入予算の総額は、11億9351万6000円となり、資本的支出予算の総額は、15億8107万円となる。
    資本的収入及び支出予算の補正に伴い、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を補てんするため、補てん財源の額を改める。
    企業債の補正としては、限度額について変更する。

    【結果】
    可決


    ◯議案第8号 調布市市庁舎整備基金条例
    【内容】
    市庁舎の新築、増築、改築及び保全の資金に充てることを目的として、調布市市庁舎整備基金を設置する。

    【結果】
    可決


    ◯議案第9号 調布市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    個人番号を利用する事務に心身障害者の医療費の助成に関する事務及び心身障害者福祉手当の支給に関する事務を追加するとともに、当該事務において利用することができる特定個人情報を定める。

    【結果】
    可決


    ◯議案第10号 調布市印鑑条例の一部を改正する条例
    【内容】
    電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律の一部改正に伴い、多機能端末機による印鑑登録証明書の交付手続を改める。

    【結果】
    可決


    ◯議案第11号 調布市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例の一部改正及び調布市パートナーシップ宣誓制度の運用開始に合わせて、職員の休暇・休業等制度への適用を図るもので、本案では、育児を行う職員の深夜勤務の制限について改めるとともに特別休暇の名称を改める。

    【結果】
    可決


    ◯議案第12号 調布市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    東京都条例の一部改正を踏まえ、育児休業の取得要件等を改める。

    【結果】
    可決


    ◯議案第13号 調布市非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    常勤職員の給与及び勤勉手当の引上げを踏まえ、会計年度任用職員の1時間当たりの報酬の上限額を2950円 から2970円 に引き上げるもの。

    【結果】
    可決


    ◯議案第14号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    東京都条例の一部改正を踏まえ、扶養手当の支給要件を改める。

    【結果】
    可決


    ◯議案第15号 調布市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    東京都条例の一部改正を踏まえ、旅費の支給対象を改める。

    【結果】
    可決


    ◯議案第16号 調布市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    東京都条例の一部改正を踏まえ、退職手当の支給対象等を改める。

    【結果】
    可決


    ◯議案第17号 調布市手数料条例の一部を改正する条例
    【内容】
    建築基準法等の一部改正を踏まえ、誘導仕様基準を用いた場合の低炭素建築物新築等計画及び建築物エネルギー消費性能向上計画の認定並びに建築物の高さの制限に係る特例の許可等に係る手数料を定めるほか、所要の改正を行う。

    【結果】
    可決


    ◯議案第18号 調布市立学校施設における学校教育活動の使用時以外の使用に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    調和小学校プールを一般使用する場合における使用料の特例を定めるとともに、規定の整備を行う。

    【結果】
    可決


    ◯議案第19号 調布市総合体育館条例の一部を改正する条例
    【内容】
    トレーニング室及びプールを個人使用する場合における利用料金の上限額の特例を定めるとともに、規定の整備を行う。

    【結果】
    可決


    ◯議案第20号 調布市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
    【内容】
    家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、家庭的保育事業者等に安全計画の策定等を義務付けるとともに、所要の改正を行う。

    【結果】
    可決


    ◯議案第21号 調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例
    【内容】
    第三小学校学童クラブを調布市上石原2丁目19番地13に、布田小学校第2学童クラブを調布市染地1丁目1番地85に、調和小学校第2学童クラブを調布市西つつじケ丘4丁目22番地6に、せんがわ学童クラブを調布市仙川町2丁目8番地9に新設するとともに、布田小学校学童クラブ等の名称を改める。

    【結果】
    可決


    ◯議案第22号 調布市高齢者住宅条例の一部を改正する条例
    【内容】
    住宅困窮者の入居機会を確保するため、高齢者住宅の使用における連帯保証人を不要とするとともに、所要の改正を行う。

    【結果】
    可決


    ◯議案第23号 調布市がん対策の推進に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    現行の市民健康づくりプランの計画期間を1年延長したことに伴い、がん対策に関する施策等を調布市における市民健康づくりプランに位置付けるものとする規定の施行期日を改める。

    【結果】
    可決


    ◯議案第24号 調布市国民健康保険条例の一部を改正する条例
    【内容】

    出産育児一時金の支給額を42万円から50万円に改める。

    【結果】
    可決


    ◯議案第25号 調布市国民健康保険税賦課徴収条例の一部を改正する条例
    【内容】
    地方税法施行令の一部改正を踏まえ、基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額の限度額を改めるとともに、国民健康保険財政の健全化のため、現行の財政健全化計画に基づき所得割額算定の税率及び被保険者均等割額を改めるほか、所要の改正を行う。

    【結果】
    可決


    ◯議案第26号 調布市市営住宅条例の一部を改正する条例
    【内容】
    都営住宅との均衡を図るため、市営住宅に係る使用申込者の資格要件を改めるとともに使用対象者を拡大するほか、使用における連帯保証人を不要とする。

    【結果】
    可決


    ◯議案第27号 令和5年度調布市一般会計予算
    【内容】
    令和5年度は、新たな基本構想に掲げたまちの将来像「ともに生きともに創る彩りのまち調布」の実現に向けた新たな基本計画の初年度である。5つの重点プロジェクトを基軸とし、計画に位置付けた施策・事業の着実な推進を図るとともに、市政の第一の責務である市民の安全・安心の確保と市民生活の支援に継続的に取り組むほか、市政の重要課題に対応して行く。
    令和5年度予算編成に当たっては、新たな基本計画の策定や財政フレームの作成と並行し複数年次を見据える中で、 事業の優先度等を精査するとともに、あらゆる角度からの歳入確保と経費縮減に取り組み、最少の経費で最大の効果を挙げる予算編成に取り組んだ。その結果、一般会計の予算総額は、997億7000万円となり、前年度と比較して、45億円 4.7パーセントの増となっている。
    歳出予算から各款別に概要を言うと、冒頭の議会費については、議会運営に係る諸経費を計上している。総務費については、安全・安心パトロールや特殊詐欺被害防止の取組など、防犯対策に係る経費のほか、公共施設マネジメントや行政のデジタル化の推進に 要する経費などを計上している。
    民生費については、 519億2000万円余を計上し、障害者福祉サービス費をはじめとする社会保障関係経費などの増要因により前年度と比較して、14億4000万円余 2.9パーセントの増となっている。 民生費の予算総額に占める構成比は、52.1パーセントとなっている。 主な内容としては、子ども施策では、学童クラブの入会保留児への対応に要する経費のほか、本年4月から開始する子どもの医療費無償化に係る経費などを計上している。
    高齢者施策では、支え合いの地域づくりを推進する生活支援体制整備事業に要する経費などを計上している。
    障害者施策では、商工会と連携して取り組む市内商店バリアフリー化等の補助金や、国領7丁目障害者施設の開設に向けた整備費などを計上している。
    衛生費については、新型コロナウイルスワクチン接種費をはじめ、感染症対策に係る経費などを計上している。 また、出産・子育て応援事業に係る経費のほか、各種検診や定期予防接種に係る経費を計上している。
    労働費については、勤労者互助会補助金などを、農業費については、東京農地プロジェクト補助金をはじめ、農業者を支援し、魅力ある都市農業を振興するための経費などを計上している。
    商工費については、商工会や商店会などと連携して実施する商業活性化のための経費をはじめ、映画のまち調布推 進事業や花火大会などの観光振興のための経費を計上している。
    土木費については、調布駅前広場や鉄道敷地の整備費のほか、都市計画道路・生活道路などの整備費を計上している。また、公園・緑地、崖線樹林地の保全・活用の継続的な取組に加え、農業公園の施設整備費を計上している。
    消防費については、消防ポンプ車の更新や、消防団の対応能力の向上に係る経費のほか、防災備蓄品の確保・充実 に係る経費を計上している。
    教育費については、学校施設の維持保全をはじめ、不足教室対策に係る経費を計上している。そのほか、児童 ・生徒1人1台のモバイル端末の運用費をはじめとしたICT教育の推進に係る経費などを計上している。
    公債費については、各種公共建築物の維持保全や都市基盤の整備などのために借り入れた市債の元利償還金を計上している。
    歳入について、各款別に 概要を言うと、市税については、 477億2000万円余、前年度と比較して、16億2000万円余3.5パーセントの増となっている。
    主な内容としては、個人市民税において、納税義務者の増などにより増収を見込むとともに、固定資産税及び法人市民税においても、増収を見込んでいる。
    次に、地方譲与税及び各種交付金については、地方消費税交付金や法人事業税交付金などの増を見込み、79億3000万円余 前年度と比較して、11億2000万円余の増となっている。
    使用料・手数料については、24億4000万円余を計上している。
    国庫支出金については、169億1000万円余を計上している。歳出予算における対象事業費の減と連動する補助金の減により、前年度と比較して、5000万円余の減となっている。
    都支出金については、 144億5000万円余を計上しているが、出産・子育て応援事業に係る補助金の増などにより、前年度と比較して、4億5000万円余の増となっている。
    財産収入については、 1億3000万円余を計上している。 繰入金については、34億5000万円余を計上している。新たな基金の設置に伴う積立財源としての財政調整基金繰入金の増などにより、前年度と比較して、7億7000万円余の増となっている。 市債については、世代間負担の公平化を図るため、各適債事業において所要の財源を計上している。
    債務負担行為については、 「調布駅前広場整備事業」など4事業の限度額を設定している。
    また、地方債の設定については、 各適債事業の限度額を設定している。

    【結果】
    可決


    ◯議案第28号 令和5年度調布市国民健康保険事業特別会計予算
    【内容】
    歳入 歳出それぞれ223億5596万1000円を計上する。
    その主な内容を歳出予算から言うと、歳出総額の63.1パーセント を占めている保険給付費は、141億539万円余を計上している。被保険者数は減少傾向にあるが、1人当たりの医療費が伸び続けている状況にあることから、 前年度に比べ2089万円余の増額となっている。また、東京都への国民健康保険事業費納付金は、歳出総額の34.3パーセントを占め、76億7347万円余を計上している。 総務費では、人件費をはじめ、事業の運営や医療費の適正化に係る経費を計上している。
    保健事業費では、国民健康保険データヘルス計画に基づき、特定健診・特定保 健指導やヘルスアップ事業の実施に係る経費を計上している。
    歳入予算としては、国民健康保険税は、歳入総額の20.1パーセントとなる44億9851万円余を計上している。国保財政健全化 画に基づく改定率5%規模の税率改定等により、前年度に比べ2億1950万円余の増収を見込んでいる。
    歳出の保険給付費に対応する保険給付費等交付金を含む都支出金は、歳入総額の63.9パーセントを占め、142億7817万円余を計上している。
    これらを主な財源とし、なお不足する額について、一般会計からの繰入金を充当し、収支の均衡を図っている。
    東京都と連携し、国民皆保険の堅持に努めて行く。

    【結果】
    可決


    ◯議案第29号 令和5年度調布市用地特別会計予算
    【内容】
    歳入歳出それぞれ10億3845万4000円を計上する。その主な内容を歳出予算から言うと、用地費では、一般会計と連動した都市計画道路及び生活道路用地の用地買収費や債務負担解消分に係る公共用地買収費のほか、公共用地取得に要する事務費交付金として、10億3840万円余を計上している。
    繰出金では、土地開発基金への利子収入繰出金として、5万円を計上している。
    歳入予算としては、歳出予算と連動した財産運用収入や財産売払収入のほか、一般会計繰入金について所要額を計上している。
    令和5年度の債務負担行為については、公共用地取得のための限度額を3億9000万円とし、これに必要な資金として、調布市土地開発公社が金融機関から融資を受ける償還元金及び利子について債務保証する。
    このほか、同公社が市場性資金により 融資を受けた資金を繰上償還した場合に 生じる利子の金融機関に対する損失補償を設定している。

    【結果】
    可決


    ◯議案第30号 令和5年度調布市介護保険事業特別会計予算
    【内容】
    歳入歳出それぞれ165億8412万2000円を計上する。
    その主な内容を歳出予算から言うと、歳出予算の93.6パーセントを占めている保険給付費は、155億3000万円で、前年度に比べ、1億8000万円1.2パーセントの増となっている。地域支援事業費は、5億2849万円余で、前年度に比べ、3億9827万円余43パーセントの減となっている。 総務費については、3億7914万円余 を計上している。
    歳入予算としては、保険料は、36億5000万円余で、歳入総額の22パーセント、国庫支出金及び都支出金については、 合わせて60億3310万円余で、歳入総額の36.4パーセント、支払基金交付金については、 43億3103万円余で、歳入総額の26.1パーセント、繰入金については、 25億6901万円余で、歳入総額の 15.5パーセントを占めている。

    【結果】
    可決


    ◯議案第31号 令和5年度調布市後期高齢者医療特別会計予算
    【内容】
    歳入歳出それぞれ60億1718万7000円 を計上する。
    その主な内容を歳出予算から言うと、広域連合納付金が56億3776万円余で、歳出総額の93.7パーセントを占めている。
    保健事業費として2億1088万円余を計上している。
    これに対する歳入予算としては、後期高齢者医療保険料が31億7039万円余で、歳入総額の52.7パーセントを占めている。
    また、一般会計からの繰入金として、26億7269万円余、さらに諸収入1億7409万円余が主なもの。

    【結果】
    可決


    ◯議案第32号 令和5年度調布市下水道事業会計予算
    【内容】
    本予算の収益的収入及び支出について、収入に45億3877万8000円を計上し、支出に44億2810万7000円を計上する。
    その概要を支出から言うと、 営業費用については、43億1203万円余を計上している。その主な内容としては、減価償却費及び流域下水道管理運営費である。
    営業外費用については、1億1106万円余を計上している。その主な内容としては、支払利息及び企業債取扱諸費である。
    収入の営業収益については、31億5922万円余を計上している。その主な内容としては、下水道使用料及び一般会計から繰り入れる雨水処理負担金である。
    営業外収益については、13億7955万円余を計上している。その主な内容としては、長期 前受金戻入である。
    続いて、本予算の資本的収入及び支出について、収入に20億8730万2000円を計上し、支出に24億5847万8000円 を計上する。
    その概要を支出から言うと、建設改良費については、21億1143万円余を計上している。その主な内容としては、浸水対策事業、老朽化・劣化対策事業、仙川汚水中継ポンプ場自然流
    下化事業など下水道整備事業に係る管渠建設改良費である。
    企業債償還金については、 3億4169万円余を計上している。
    収入の企業債については19億2920万円を計上している。 国庫補助金については、1億円 を計上している。
    一般会計から繰り入れる他会計負担金については、5310万円余を計上している。
    なお、資本的収入と資本的支出の差3億7117万6000円については、損益勘定留保資金等の補てん財源から補てんすることとしている。
    債務負担行為については、雨水管理総合計画策定支援委託料及び3・4・28号線管渠等建設改良工事費について、限度額を設定している。

    【結果】
    可決


    ◯議案第33号 人権擁護委員の候補者の推薦について
    【内容】
    人権擁護委員のうち小渕浩氏の任期が、令和5年6月30日をもって満了するので、後任の候補者の推薦について議会の同意を求める。

    【結果】
    同意



    【市長報告】

    ◯市長報告第1号
    【内容】
    損害賠償請求事件の判決及びこれに対する控訴の提起について、報告する。
    本件の第1審は、有限会社三髙家から令和4年1月25日付けで訴えが提起され、同年6月6日に訴状の送達を受けたもので、その内容については、令和4年第2回臨時会で報告したとおり
    その後、2回の口頭弁論を経て、令和4年10月26日に原告の請求を棄却し、訴訟費用についても原告の負担とする旨の判決言渡しがあった。
    原告は、この判決を不服として、令和4年10月31日付けで、第1審の請求と同様の趣旨の判決を求めて控訴を提起した。
    市としては、応訴せざるを得ないため、本件訴訟を遂行するうえで、協力をお願いするとともに、報告する。
    【結果】
    了承


    ◯市長報告第2号
    【内容】
    令和4年10月31日、すわくぼ東児童遊園の管理の瑕疵により、人身及び物件に損害を与えたもの。
    市の損害賠償の額は、1万9571円だった。
    【結果】
    了承



    その他、陳情の審査結果など、詳しくは令和5年第1回調布市議会定例会会議結果をご覧ください。
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 18:00Comments(0)市議会

    2023年03月09日

    昼食は配達弁当

    第1回市議会定例会が開催中ですが、自民党議員団の本会議の昼食は配達弁当です。


    カフェ&キッチン ムカイ(国領1丁目)さん



    渝園(調布駅前菊屋ビル8階)さん



    楠カンフォーラ(布田1丁目)さん



    ムカイさんと渝園さんはお店が、楠カンフォーラさんは「CHOFU ジモデリ」の配達です。

    美味しいお弁当を控室まで配達してくださり、ありがとうございますface02

    コロナ禍で頑張っている調布市内の"個人店"を応援しましょう❗️
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 19:17Comments(0)市議会調布のお店

    2023年02月28日

    令和5年第1回調布市議会定例会

    9時10分 令和5年第1回調布市議会定例会が開会されました。


    会期は2月28日から3月24日までの25日間です。

    調布市ホームページより)



    今回の定例会では、「令和4年度調布市一般会計補正予算(第7号)」「令和5年度調布市一般会計予算」「市庁舎整備基金条例」など市長提出議案32件、陳情9件、議員提出議案などを審査します。


    1日目の本日は、令和4年度関係の市長提出議案6件が上程され、それぞれ所管の常任委員会に付託されました。

    次に、市長から「令和5年度における基本的施策」が発表されました。

    3月6日(月)に自由民主党を代表して狩野 明彦幹事長が「基本的施策に対する代表質問」を行います。


    令和5年第1回調布市議会定例会の開催(調布市ホームページ)

    令和5年第1回調布市議会定例会市長提出予定議案(調布市ホームページ)

    令和5年度における基本的施策 (調布市ホームページ)
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:00Comments(0)市議会調布市政

    2023年01月19日

    第1回調布市議会臨時会

    9時10分 令和5年第1回調布市議会臨時会が開催されました。


    市長提出議案1件を審査しました。

    令和4年度調布市一般会計補正予算(第6号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ5億2321万7000円を増額する。
    歳出予算の民生費及び教育費において、昨年静岡県で発生した送迎バス車内の園児置き去り事故を踏まえ、国及び東京都が緊急対策として実施する認可保育園や幼稚園等に対する安全対策支援事業費を計上している。
    衛生費については、国及び東京都と連携して実施する出産・子育て応援事業費を計上している。
    歳入予算としては、本補正の所要財源として、歳出予算と連動した都支出金を計上するほか、繰越金では本補正の所要の財源を計上している。
    これにより,歳入歳出予算の総額は,1056億7231万3000円となる。
    また、繰越明許費として、3事業について、年度内の完了が見込めないことから、設定する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    市長報告(1件)
    【内容】
    令和4年12月16日付けで調布市在住者から訴えが提起され、同月23日に訴状の送達を受けたので、報告する。
    その内容としては、原告からなされた市政情報公開請求に対し、市は、市政情報の存否を応答すること自体が個人情報を公開することになるとして、市政情報非公開決定処分をした。
    本件は、当該処分の取消しを求めて原告が審査請求をしたものの、市が当該審査請求を棄却する裁決をしたことから、当該裁決の取消しを求める訴えが提起されたもの。
    市としては、応訴せざるを得ないため、本件訴訟を遂行するうえで、協力をお願いするとともに、報告するもの。

    【結果】
    全員意義なく了承





    ・令和5年第1回調布市議会臨時会会議結果



      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:00Comments(0)市議会

    2022年12月20日

    第4回調布市議会定例会 閉会

    令和4年第4回調布市議会定例会が閉会となりました。

    会期は11月30日から12月20日までの21日間で、「令和4年度調布市一般会計補正予算(第5号)」「調布市基本構想」「調布市市民プラザあくろすの指定管理者の指定について」など市長提出議案16件、市長報告1件、陳情4件、委員会提出議案1件・議員提出議案4件を審査しました。

    (写真:ふじみ衛生組合議会報告=議会事務局提供)



    (下表:市議会ホームページより)



    【市長提出議案】16件

    ◯議案第88号 令和4年度調布市一般会計補正予算(第5号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ10億7403万4000円を増額する。
    本補正予算では、新型コロナウイルス感染症対応の取組のほか、追加財政需要への対応に係る経費などを計上している。
    主な歳出予算の内容としては、消防費を除く各款において、職員人件費の所要額を調整していて、議会費、衛生費、労働費、農業費、商工費については、職員人件費のみの補正を行う内容となっている。
    総務費については、市庁舎照明設備の改修に要する経費を計上するほか、地域福祉センター及びふれあいの家の光熱費の不足額などを計上している。
    民生費については、感染症拡大防止の取組として、高齢者・障害者施設に対する補助金を計上するほか、東京都の施策である物価高騰支援として、障害者施設や民間保育所への支援費を計上している。また、児童館や保育園等の光熱費の不足額などを計上している。
    土木費については、公遊園用地費を増額するほか、崖線緑地等管理費や、道路維持補修費の所要額などを増額している。
    消防費については、災害対策用備蓄品購入費を増額している。
    教育費については、物価高騰支援として私立幼稚園運営費補助金を増額するほか、小・中学校等の光熱費の不足額などを計上している。
    歳入予算としては、歳出予算に連動した都支出金を計上している。
    寄附金、繰入金、市債を計上するほか、繰越金では本補正の所要の財源を計上している。
    歳入歳出予算の総額は、1051億4909万6000円となる。
    繰越明許費として、3事業について、年度内の完了が見込めないことから、設定する。
    債務負担行為の補正として、調和小学校の空調設備賃貸借に係る期間及び限度額について、債務負担行為を設定する。
    地方債の補正として、公遊園等整備事業の限度額を増額し、既存事業の総額を34億1800万円に変更する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第89号 令和4年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ975万2000円を増額する。
    歳出予算は、職員人件費の所要額を精査するとともに、諸支出金を増額する。
    歳入予算は、一般会計繰入金を増額する。
    歳入歳出予算の総額は、219億175万4000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第90号 令和4年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ3億5866万1000円を増額する。
    歳出予算は、用地費について、公共用地買収費のうち、土地開発公社が先行取得した土地を買い戻すために、都市計画道路用地買収費及び生活道路用地買収費を増額している。
    歳入予算は、歳出予算に連動し、財産収入を増額している。
    歳入歳出予算の総額は、14億9726万1000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第91号 令和4年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ992万9000円を減額する。
    歳出予算は、職員人件費の所要額を調整する。
    歳入予算は、一般会計繰入金を減額する。
    歳入歳出予算の総額は、173億377万1000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第92号 令和4年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)

    【内容】
    歳入歳出それぞれ89万9000円を増額する。
    歳出予算は、職員人件費の所要額を調整する。
    歳入予算は、一般会計繰入金を増額する。
    歳入歳出予算の総額は、57億2826万4000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第93号 令和4年度調布市下水道事業会計補正予算(第1号)

    【内容】
    収益的収入及び支出予算については、収益的収入327万円、収益的支出939万6000円をそれぞれ増額するほか、資本的収入及び支出予算については、資本的支出215万5000円を増額する。
    その内容を収益的支出予算から言うと、営業費用については、職員人件費の所要額を調整する。
    これに対する収益的収入予算としては、営業収益のうち、一般会計で負担する雨水処理負担金を増額する。
    収益的収入予算の総額は、44億3197万8000円となり、収益的支出予算の総額は、43億6334万6000円となる。
    資本的支出予算については、職員人件費の所要額を調整する。
    資本的支出予算の総額は、19億7076万1000円となる。
    資本的支出の補正に伴い、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を補てんするため、補てん財源の額を改める。
    債務負担行為の補正としては、上石原3丁目公共下水道19号幹線補強工事費について、新たに債務負担行為を設定するとともに、自然流下化工事費について、令和3年度に設定した債務負担行為の増額が必要となったことから、限度額を再設定する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第94号 調布市基本構想

    【内容】
    平成24年に議決した調布市基本構想の全部を改正するため、調布市自治の理念と市政運営に関する基本条例第12条第2項及び調布市議会基本条例第11条の規定により、提案する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第95号 調布市個人情報の保護に関する法律施行条例

    【内容】
    個人情報の保護に関する法律の一部改正により、これまで自治体ごとに条例で定めていた個人情報の取扱いが法の規定に統一されることとなり、市の条例では法で委任された事項等を定めることとなった。そのため、本施行条例において開示請求に関する事項、市の個人情報保護審査会に関する事項等の規定について定める。

    【結果】
    賛成多数で原案可決


    ◯議案第96号 調布市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例

    【内容】
    子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、引用する条項を改める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第97号 調布市介護保険条例の一部を改正する条例

    【内容】
    介護保険高額介護サービス費等貸付事業において、市から事業者に直接支給する受領委任払い制度を導入したことにより、福祉用具購入等に伴う費用の利用者負担の軽減が図られ、近年、貸付けの利用実績がないことから、当該事業を廃止する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第98号 調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例

    【内容】
    調布南第3路上自転車駐車場を設置するとともに、自転車の時間ぎめ使用に区分を設ける。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第99号 市道路線の一部廃止について

    【内容】
    調布市布田2丁目51番地5先に位置する市道南46ー7号線の一部廃止で、現況等を考慮したところ支障がないので、道路法第10条第1項の規定により廃止する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第100号 調布市市民プラザあくろすの指定管理者の指定について

    【内容】
    特定非営利活動法人日本スポーツ振興協会を指定管理者として指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第101号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

    【内容】
    職員の給与改定は、東京都においては、東京都人事委員会の職員の給与に関する勧告等に基づき、給与改定を実施することとしている。
    調布市においても、東京都人事委員会勧告等と歩調を合わせる中で、職員の給与改定を行う。
    今回の給与改定は、職員の給料月額を引き上げるとともに、特定任期付職員の期末手当の支給割合を、年間を通じ100分の335から100分の345に改めるほか、職員の勤勉手当の支給期ごとの支給割合を100分の102.5から100分の107.5に改める。
    再任用職員等についても、職員に準じ給与改定を行う。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第102号 調布市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

    【内容】
    東京都人事委員会の職員の給与に関する勧告を踏まえた職員及び市長等常勤特別職の期末・勤勉手当の支給割合の引上げ等の状況を考慮し、議員の期末手当の支給割合を、年間を通じ100分の445から100分の455に改める。

    【結果】
    賛成多数で原案可決


    ◯議案第103号 調布市八ケ岳少年自然の家空調設備ほか改修工事請負契約

    【内容】
    調布市八ケ岳少年自然の家において、老朽化した空調設備等の改修を行う。
    11月24日に制限付き一般競争入札を行った結果、大成温・宮越建設共同企業体が1億9646万円で落札したので、12月7日に仮契約を結び、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決



    【市長報告】(1件)

    ◯報告第13号 専決処分の報告について

    【内容】
    令和4年9月1日、調布市国領町2丁目5番地15の駐車場において、市職員が庁用車から降車する際、運転席側のドアを隣に駐車していた車両に接触させ、損害を与えた。
    これによる市の損害賠償の額は、15万5144円だった。

    【結果】
    全員異議なく了承



    【陳情】【議員提出議案】の審査結果は「令和4年第4回調布市議会定例会会議結果」をご覧ください。

    ・令和4年第4回調布市議会定例会会議結果  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 12:00Comments(0)市議会

    2022年12月02日

    飛田給地域の投票所 「飛田給小」から「鹿島技研」に

    飛田給地域の「第16投票区」の投票所が、「飛田給小学校」から「鹿島建設技術研究所」(鹿島技研)に戻ることが、市選挙管理委員会から市議会に情報提供されましたface02




    2020年7月、都知事選挙と都議会議員補欠選挙(北多摩第3選挙区=調布市・狛江市)が実施された際、新型コロナウイルス感染拡大による施設の事情で、飛田給地域(飛田給1丁目全域、2丁目全域、3丁目1〜23番地まで・49番地)の「第16投票区」の投票所が、従来の「鹿島建設技術研究所」(飛田給2-19-1)から「飛田給小学校」(飛田給3-29-1)に変更され、以後、都議会議員選挙(2021年7月)、衆議院議員選挙(2021年10月)、調布市長選挙(2022年6月)、参議院選挙(2022年7月)の投票が「飛田給小学校」で行われて来ました。

    (下図:調布市報特集号2020.6.18より)


    (写真左:鹿島技研/右:飛田給小)



    飛田給地域の投票率が心配されましたが、結果として大きく下がり、36か所の投票所の中で5回連続最下位になってしまいました。




    投票率が低くなった最大の原因は、距離だと思われます。
    飛田給地域で投票所から最も遠いと思われる飛田給1-1-1(飛田給1丁目の北西の角)から投票所まで歩いて何分かかるかをグーグルマップで調べてみると・・・

    【飛田給1-1-1から鹿島建設技術研究所】9分


    【飛田給1-1-1から飛田給小学校】18分


    鹿島技研までが9分、飛田給小までが18分で9分の差があります。
    高齢者の足だと、さらに時間がかかると思われます。


    2点目は高低差です。
    地図では分かりにくいのですが、途中に府中崖線(ハケ)があるため急な坂道となっていて、「高齢者と障がい者が歩いて行くには辛い投票所」となってしまったことです。



    3点目は駐車場の問題です。
    投票用紙には「駐車場が狭いため、車でのご来場は極力お控えください」とあります。



    4点目は飛田給小の場所を知らない人が少なくないことです。
    子どもが通っている・通った方は分かりますが、そうでない方にとっては、飛田給小と聞いても場所が分からないので、より遠く感じる人が少なくないのではないでしょうか。


    投票所の変更と投票率について、令和2年9月15日と令和3年3月17日の市議会総務委員会質疑をしました。
    「投票率が下がった理由を選挙管理委員会としてどう考えるのか」「投票所が変わったことをどのようにPRしたのか」「投票率を上げるための努力はどうしたのか」「鹿島建設技術研究所を借りられる見通しは」「新たに移動投票所の設置は考えられないのか」などです。

    PDF『大須賀総務委員会質疑』blue_right


    また、調布市議会自由民主党創政会(現:自由民主党)は、昨年5月に「飛田給駅もしくは駅周辺に『移動投票所もしくは期日前投票所』の開設」を求めて、市選挙管理委員会に要望書を提出しました。


    【要望書】



    投票所が近くなった方もおられますが、飛田給自治会・住民の皆さんからいただいた「投票所を鹿島技研に戻してほしい」との声を市の選挙管理委員会に届け続けてきました。

    また、今年3月、選挙を所管する市議会総務委員会でも多くの議員から強い要望が出されました(私は昨年6月から文教委員)。

    一方、市選挙管理委員会も鹿島技研さんに改めて要望したようです。

    こうした地域住民・市議会・市の声を受け止め、新型コロナウイルスの感染が収束していない状況にもかかわらず英断してくださった鹿島建設技術研究所さんに感謝です。

    地域の要望が実現しましたicon_maro02
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 13:00Comments(0)市議会調布市政飛田給の出来事

    2022年11月30日

    議場コンサート/第4回市議会定例会開会

    9時10分 調布市議会で「議場コンサート」が開催されました。




    (議場コンサートちらし)





    このコンサートは、より多くの市民の皆さんに市議会の活動を知っていただくきっかけづくりと、2015年11月30日にお亡くなりになった名誉市民・水木しげるさんを偲んで、2016年から第4回定例会の開会日に開催しています。

    水木さんの奥様・武良 布枝(むら ぬのえ)さんとお二人の娘さんも来場されました。


    今年も桐朋学園大学の協力を得て、弦楽四重奏の演奏が披露されました。

    演奏者は、2020年に音楽学部1年生4人により結成された「クァルテット・フェリーチェ」。
    1stヴァイオリン:五月女 恵亜さん、2ndヴァイオリン:清水 耀平さん、ヴィオラ:川邉 宗一郎さん、チェロ:蕨野 真美さん。

    演奏曲は「わが町調布」で幕開けし、2曲目は水木さんが大好きだったクラシックよりハイドンの弦楽四重奏曲第67番ニ長調作品64の5『ひばり』、3曲目が「ゲゲゲの鬼太郎」。
    アンコールは、水木さんの生誕100周年を記念して「Happy Birthday to You」でした。

    素晴らしい演奏に心から感謝しますicon_maro02

    ・議場コンサート(調布市議会ホームページ)




    10時 令和4年第4回調布市議会定例会が開会されました。

    会期日程は11月30から12月20日までの21日間と決まりました。

    (下表:調布市議会ホームページより)



    「令和4年度調布市一般会計補正予算(第5号)」「調布市基本構想」等市長提出議案13件、陳情4件などを審査します。

    (下表:調布市議会ホームページより)



    ・令和4年第4回調布市議会定例会の開催予定
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:00Comments(0)市議会水木しげる・ゲゲゲの鬼太郎&女房

    2022年11月07日

    広域交通問題等対策特別委員会

    14時 広域交通問題等対策特別委員会が全員協議会室で開催されました。


    議題
    報告事項
    (1) 東京外かく環状道路に関する現状について

    前回の6月28日に開催された特別委員会以降の経過が報告されました。


    ※以下、議員への説明資料より抜粋

    ◯東京外環(関越〜東名)現在の状況






    ◯意見交換の場の開催結果概要について(市作成)

    【令和4年9月11日】




    【令和4年10月8日】





    ◯補償について


    補償対象地域の世帯数は約1000件、地盤補修範囲の世帯数は約30件です。









    ◯地盤補修工事について



















    ◯家屋解体について











    ・令和4年市議会委員会審査等のための補足・説明資料(広域交通問題等対策特別委員会 11月7日)
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 17:00Comments(0)市議会東京外環 道路陥没事故

    2022年09月28日

    第3回調布市議会定例会 会議結果

    令和4年第3回調布市議会定例会が閉会しました。

    会期は9月5日から9月28日までの24日間で、市長提出議案29件・市長報告2件・陳情3件・議員提出議案6件を審査しました。

    (下表:令和4年第3回調布市議会定例会会議結果より)




    ◯市長提出議案(29件)

    (下表:令和4年第3回調布市議会定例会会議結果より)




    ◯議案第59号 令和3年度調布市一般会計歳入歳出決算の認定について
    【内容】
    令和3年度は、前年度に引き続き新型コロナウイルス感染症への対応として、 「感染症拡大防止に向けた取組」、「市民生活及び子どもたちへの支援」、「地域経済への支援」の3つの柱に基づく取組や、市民の安全・安心の確保と市民生活支援に継続的に取り組んだ。
    歳入決算総額は、1094億5711万5175円となり、前年度と比較して、170億2541万円余の減となった。
    歳出決算総額は、1021億8371万1728円となり、前年度と比較して、184億8343万円余 の減となった。
    この結果、歳入歳出差引額は、72億7340万3447円で、このうち翌年度へ繰り越すべき財源として、繰越明許費繰越額5億5082万4926円を差し引いた実質収支額は、67億2257万8521円となった。
    歳入決算について、歳入の根幹をなす市税は、468億8103万円余で、歳入決算総額の42.8パーセントを占めている。 法人市民税、固定資産税などの減要因により、前年度と比較して、4億1041万円余の減収となった。地方譲与税及び各種交付金については、地方消費税交付金などの増要因により、前年度と比較して、13億5629万円余の増収となった。
    国庫支出金については、240億2019万円余で21.9パーセントを占めていて、子育て世帯臨時特別給付金等の国の給付金事業や、新型コロナウイルスワクチン接種の実施に伴う増などがあったものの、特別定額給付金給付事業費補助金の皆減などの減要因により、前年度と比較して、177億1301万円余の減収となった。
    都支出金については、129億8400万円余で11.9パーセントを占めていて、市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金などの減要因により、前年度と比較して、12億5024万円余の減収となった。
    繰入金については、各特別会計の前年度決算余剰金の清算繰入れのほか、財政調整基金や公共施設整備基金などの各種基金からの繰入れを行った。
    市債については、対象事業費の減に伴い、前年度と比較して、12億3600万円の減収となった。
    歳出決算の総務費については、123億5984万円余で歳出決算総額の12.1パーセントを占めている。主な内容としては、文化会館たづくりの管理運営のほか、財政調整基金等への積立てなどを行った。
    民生費については、535億6756万円余で52.4パーセントを占めていて、構成比は第1位となっている。
    保育園の施設整備や運営に加え、子育て世帯や非課税世帯等への臨時特別給付金事業、高齢者、障害者などの福祉施策の充実のほか、国民健康保険事業等の特別会計への繰出しなどを行った。
    衛生費については、74億9068万円余で7.3パーセントを占めていて、新型コロナウイルスワクチン接種事業のほか、ごみの収集運搬等を行う清掃事業や、各種予防接種事業、 健診事業などを行った。
    労働・農業・商工費については、 市内の農業・商工業や観光の振興に加え、 プレミアム付商品券事業などに取り組んだ。
    土木費については、86億3975万円余で8.5パーセントを占めていて、都市計画道路の整備や、公園・緑地等の整備などを行った。
    消防費については、東京都への消防事務委託や、消防施設整備・管理などを行った。
    教育費については、100億7227万円余で9.9パーセントを占めていて、小・中学校施設の整備や管理のほか、児童・生徒用タブレットの運用、図書館・公民館など社会教育施設の管理運営などを行った。

    【結果】
    賛成多数で認定


    ◯議案第60号 令和3年度調布市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
    【内容】
    国民健康保険税について、引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた被保険者 の負担軽減を図りながら、口座振替原則化の推進や収納体制の強化に取り組み、令和3年10月には、税収納部門の一元化を果たした。
    また、ジェネリック医薬品の使用促進や医科等レセプト点検を継続して実施し、患者負担の軽減及び保険財政の健全化を図った。
    歳入総額は208億9685万1858円、歳出総額は、208億4500万8814円となり、実質収支額は、5184万3044円となる。
    歳入においては、都支出金が137億1155万円余で、歳入総額の65.6パーセント、国民健康保険税43億8848万円余21.0パーセント、繰入金27億560万円余13.0パーセントなどが主なもの。
    繰入金のうち、一般会計からの財政補塡となるその他一般会計繰入金は、16億9693万円余で、前年度と比較して、1億1764万円余の増額となっている。
    歳出については、保険給付費が、133億584万円余で、歳出総額の63.8パーセント、国民健康保険事業費納付金68億4842万円余32.9パーセントなどが主なもの。

    【結果】
    全員賛成で認定


    ◯議案第61号 令和3年度調布市用地特別会計歳入歳出決算の認定について
    【内容】
    歳入総額は、6億2244万9525円、歳出総額は同じく6億2244万9525円となった。
    歳入決算においては、財産収入が6億917万円余で、歳入総額の97.9パーセント、繰入金
    1327万円余2.1パーセントなどが主なもの。 その内容としては、調布市土地開発公社や土地開発基金で先行取得していた都市計画道路用地及び生活道路用地の売払いによる財産収入や、一般会計からの繰入金などが主なもの。
    歳出決算については、用地費が6億1211万円余で歳出総額の98.3パーセント、繰出金1033万円余1.7パーセントである。その内容としては、都市計画道路用地及び生活道路用地の買戻しや債務負担解消分としての公共用地買収費のほか、土地開発基金繰出金などが主なもの。

    【結果】
    全員賛成で認定


    ◯議案第62号 令和3年度調布市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
    【内容】
    歳入総額は169億7576万4022円、歳出総額は163億7342万9903円となり、実質収支額は6億233万4119円となる。
    歳入においては、国庫支出金及び都支出金の合計が61億1630万円余で歳入総額の36.0パーセント、支払基金交付金41億3743万円余24.4パーセント、保険料36億7784万円余21.7パーセント、繰入金及び繰越金の合計30億4160万円余17.9パーセントなどが主なもの。
    歳出については、保険給付費が148億860万円余で、歳出総額の 90.4パーセント、地域支援事業費7億9724万円余4.9パーセント、総務費3億1558万円余1.9パーセント、諸支出金2億3391万円余1.4パーセント、基金積立金2億1808万円余1.3パーセントとなっている。

    【結果】
    全員賛成で認定


    ◯議案第63号 令和3年度調布市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
    【内容】
    歳入総額は52億8073万1062円、歳出総額は52億4207万8997円となり、実質収支額は、3865万2065円となる。
    歳入においては、後期高齢者医療保険料が27億1863万円余で、歳入総額の51.5パーセント、繰入金23億4771万円余44.4パーセント、諸収入1億6243万円余3.1パーセント、繰越金5195万円余1.0パーセントである。
    歳出については、広域連合納付金が48億4369万円余で歳出総額の92.4パーセント、保健事業費1億9961万円余3.8パーセント、総務費7140万円余1.4パーセント、保険給付費6864万円余1.3パーセント、諸支出金5870万円余1.1パーセントである。

    【結果】
    全員賛成で認定


    ◯議案第64号 令和3年度調布市下水道事業会計決算の認定について
    【内容】
    収益的収入は42億5940万191円、収益的支出は42億7703万744円となった。
    その主な内容は、収益的収入については下水道使用料、長期前受金戻入で、収益的支出については減価償却費、流域下水道管理運営費である。
    資本的収支について、資本的収入は4億674万9329円、資本的支出は10億9510万415円となった。
    資本的収入については、建設改良費に係る企業債、一般会計からの負担金で、資本的支出については、建設改良費、企業債償還金である。
    損益計算書で示される経営成績については、下水道使用料や長期前受金戻入などの収益的収入から、減価償却費や流域下水道管理運営費などの収益的支出を差し引いた当年度純損益が1763万円余の純損失となり、令和2年度決算からの当年度純損益の累計額である当年度未処理欠損金は、4617万円余となった。令和3年度は欠損金処理を行わず、繰越欠損金として、全額を翌年度に繰り越すこととしている。
    貸借対照表で示される令和4年 3月31日時点における財政状態については、資産の合計額302億924万円余のうち現金預金残高が8億2771万円余、負債の合計額270億210万円余のうち、企業債残高が71億2625万円余、繰延収益が192億6382万円余、資本の合計額が32億713万円余となった。

    【結果】
    全員賛成で認定


    ◯議案第65号 令和4年度調布市一般会計補正予算(第3号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ53億7364万5000円を増額するもの。
    本補正予算では、新型コロナウイルス感染症対応の取組のほか、前年度繰越金活用計画に基づく財政基盤強化の取組に係る予算などを計上している。
    歳出予算の総務費については、前年度繰越金活用計画に基づく財政調整基金や公共施設整備基金などへの積立金のほか、ふるさと納税返礼費などを計上している。
    民生費については、物価高騰に伴う市民生活及び市内事業者への支援として、非課税世帯に対する給付金や、民間保育所及び介護・障害者施設等に対する支援費を計上するほか、高校生等医療費助成事業の準備経費やヤングケアラーの実態調査に係る経費などを計上している。
    衛生費については、市内事業所 LED照明設置等補助金を計上するほか、 都市美化推進費を増額している。
    農業費については、市内農業者物価高騰支援事業費を計上している。
    商工費については、市内事業者に対する物価高騰支援に係る経費を計上するほか、中小企業新型コロナウイルス感染予防対策補助金を増額している。
    土木費については、公園の用地取得に係る繰出金を計上するほか、前年度 繰越金活用計画等に基づく基金積立金を計上している。
    教育費については、物価高騰支援として私立幼稚園運営費補助金を増額するほか、中学校の移動教室実施に係る経費などを増額している。
    歳入予算としては、特定財源として新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの国・都支出金を計上している。
    また、寄附金、繰入金、市債を計上するほか、繰越金では本補正の所要の財源を計上している。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、1020億2902万9000円となる。
    繰越明許費として、2事業について、年度内の完了が見込めないことから、設定するもの。
    債務負担行為の補正として、 子ども発達センターの空調設備改修工事が、令和5年度に完了する見込みであることから、債務負担行為を設定するもの。
    地方債の補正として、子ども発達センター施設整備事業を新たに追加するもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第66号 令和4年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ5184万3000円を増額するもの。
    歳出予算は、諸支出金の繰出金を増額するもの。
    歳入予算は、 繰越金を増額するもの。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、218億9200万2000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第67号 令和4年度調布市用地特別会計補正予算(第1号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ55万9000円を増額するもの。
    歳出予算は、用地費について、公共用地買収費のうち、土地開発公社が予定している先行取得に係る償還利息額として、債務負担解消分を増額している。
    歳入予算は、 歳出予算に連動し、繰入金を増額している。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、11億3860万円となる。
    債務負担行為としては、公共用地取得のための限度額を4億4000万円へ増額し、併せて金融機関に対する債務保証についても増額する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第68号 令和4年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ6億233万3000円を増額するもの。
    歳出予算は、令和3年度の保険料の余剰分を介護保険給付費等準備基金に積み立てるとともに、同年度に交付を受けた国庫支出金等の超過交付額を返還するため、国・都支出金過年度清算返還金の支出を行い、また、同様に超過交付となった一般会計繰入金を清算するため、一般会計繰出金を増額するもの。
    歳入予算は、令和3年度調布市介護保険事業特別会計の繰越金を増額するもの。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、173億1370万円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第69号 令和4年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ3865万2000円を増額するもの。
    歳出予算は、諸支出金の一般会計繰出金を増額するもの。
    歳入予算は、 繰越金を増額するもの。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、57億2736万5000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第70号 調布市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例及び調布市長等常勤特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    地方公務員法の一部改正に伴い、引用する条項等を改めるもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第71号 調布市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例及び外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    これまでの職員の派遣状況を踏まえ、派遣の対象となる職員の範囲を改めるとともに所要の改正及び規定の整備を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第72号 調布市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    地方公務員法の一部改正を踏まえ、職員の定年退職の年齢を令和5年度から令和13年度にかけて段階的に引き上げ、65歳とするとともに、60歳を超える管理監督職の職員が管理監督職以外の職層へ降任する管理監督職勤務上限年齢制や、60歳以後に退職した職員を短時間勤務の職に採用する定年前再任用短時間勤務制を導入するほか、所要の改正及び規定の整備を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第73号 調布市職員の懲戒に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    地方公務員の一部改正を踏まえ、60歳を超える職員の給与水準を引き下げる措置等を講じ ることから、懲戒処分における減給の取扱いを改めるもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第74号 調布市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    職員の育児参加を推進するため、育児参加休暇を新設するとともに、所要の改正及び規定の整備を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第75号 調布市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    地方公務員の育児休業等に関する法律等の一部改正を踏まえ、非常勤職員の育児休業及び部分休業の取得要件等を改めるとともに所要の改正を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第76号 調布市非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    地方公務員等共済組合法の一部改正を踏まえ、会計年度任用職員の報酬等から東京都市町村職員共済組合の貯金及び保険料を控除することができるように改めるとともに所要の改正及び規定の整備を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第77号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    地方公務員法等の一部改正による定年の引上げを踏まえ、60歳を超える職員に適用される給料月額を従前の7割とする措置を講じるなど、職員の給与に関する特例を定めるとともに、所要の改正を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第78号 調布市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    地方公務員法の一部改正を踏まえ、職員の定年引上げに伴い、給料月額が7割水準に減額となる措置等が講じられることから、退職手当の基本額に係る特例を定めるとともに、 所要の改正及び規定の整備を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第79号 調布市手数料条例の一部を改正する条例
    【内容】
    長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正により、既存の住宅を対象とした長期優良住宅維持保全計画の認定制度が創設されたことから、認定に係る事務手数料の額を定めるとともに、引用する条項を改めるもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第80号 調布市乳幼児及び義務教育就学児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    高校生等を医療費の助成の対象とするとともに中学生の医療費の助成に係る所得制限及び対象者の一部負担金相当額の支払を撤廃するもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第81号 調布市道の構造の技術的基準に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    道路構造令の一部改正を踏まえ、歩行者利便増進道路の構造に係る基準を定めるとともに、交通安全施設に自動運行補助施設を加えるもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第82号 調布市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    国領町8丁目周辺地区整備計画区域の名称を改めるとともに当該区域内における建築物の制限について新たに定めるほか、所要の改正を行うもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第83号 市道路線の廃止について
    【内容】
    調布市深大寺南町4丁目35番地2先に位置する市道北165ー9号線ほか1路線の廃止で、現況等を考慮したところ支障がないので、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第84号 調布市文化会館たづくりくすのきホールほか3箇所非構造部材改修工事請負契約
    【内容】
    調布市文化会館たづくりのくすのきホール、エントランスホール、アトリウム等の特定天井を改修し、施設の安全性の向上を図るもの。
    制限付き一般競争入札の結果、令和3年12月10日に、 林建株式会社と既に契約を締結しているが、本工事を進めていく中で、鉄骨材の形状変更に伴う加工と鋼材の追加等に対応する設計変更が必要になった。
    また、契約締結後における昨今の労務単価や物価の上昇、特に本件工事では、鋼材価格の上昇による影響が著しく、これらの影響を工事請負代金に適切に反映させるため、工事請負契約約款に基づくインフレスライド条項を適用する必要が生じた。
    この設計変更等に伴い、契約金額を変更するもの。
    これにより、去る8月10日に1億5765万6150円で仮契約を結び、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第85号 権利の放棄について
    【内容】
    保育園一時預かり使用料について、消滅時効における10年の時効期間が経過したことにより、裁判手続による執行の方法を利用することが事実上できず、収納が困難であるため、債務者2人分として計2万9600円の債権を放棄するもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第86号 令和4年度調布市一般会計補正予算(第4号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ20億4603万3000円を増額するもの。
    本補正予算では、国や東京都の対策と連動した新型コロナウイルス感染症対応に係る予算などを計上している。
    歳出予算の民生費については、物価高騰に伴う市民生活への支援として、非課税世帯や家計急変世帯に対する給付金を計上している。
    衛生費については、新型コロナウイルスワクチン接種費や高齢者用定期予防接種費を増額している。
    歳入予算については、歳出予算に連動した国・都支出金を計上するほか、繰越金では本補正の所要の財源を計上している。
    これにより、歳入歳出予算の総額は、1040億7506万2000円となる。
    繰越明許費について、調布駅前広場整備事業において、年度内の完了が見込めないことから、設定するもの。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第87号 調布市副市長の選任について
    【内容】
    手元に配付している略歴書のとおり田中 建(たなか けん)氏を選任したいので、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるもの。

    (一部修正)



    【結果】
    全員賛成で同意



    ◯市長報告(2件)

    (下表:令和4年第3回調布市議会定例会会議結果より)



    ◯報告第11号 専決処分の報告について
    【内容】
    令和4年5月18日、市が管理する自転車歩行者専用道路上の瑕疵により、人身に損害を与えたもの。
    これによる市の損害賠償の額は、43万1106円だった。

    【結果】
    全員異議なく了承


    ◯報告第12号 健全化判断比率等について
    【内容】
    本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、健全化判断比率等について報告するもの。
    地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる財政健全化法の規定では、毎年度の決算後、速やかに、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率の4つの指標並びに公営企業に係る資金不足比率とともに、各指標の算定において基礎となる事項を記載した書類を監査委員の審査に付し、その意見を付けて議会に報告することが義 務付けられている。
    監査委員から令和3年度健全化判断比率等審査意見書を提出いただいたので、ここに報告するもの。
    実質赤字比率及び連結実質赤字比率については、一般会計及び市全体の連結会計における実質収支額の、標準財政規模に対する比率を求めるもので、令和3年度決算における実質収支額は、全ての会計において黒字決算であったことから該当はなかった。
    資金不足比率については、下水道事業会計における資金不足額の事業規模に対する比率を求めるもので、令和3年度の下水道事業会計についても、該当はなかった。
    実質公債費比率については、一般会計等が負担する元利償還金及び債務負担行為に係るものなどの準元利償還金の標準財政規模等に対する比率を、3 箇年の平均で求めるもので、算出結果としては、0.7パーセントとなった。
    将来負担比率については、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債から、充当可能財源等を控除した将来負担見込額の標準財政規模等に対する比率を求めるもので、算出結果としては、8.2パーセントとなった。
    この結果、各指標とも、早期健全化基準等を下回る内容となっており、監査委員からは「いずれも早期健全化基準等を下回っており、財政収支が不均衡な状況又はその他の財政状況が悪化した状況とは認められなかった。引き続き財政の健全化に努められたい。」との審査意見をいただいている。

    【結果】
    全員異議なく了承



    ◯陳情(3件)

    (下表:令和4年第3回調布市議会定例会会議結果より)






    ◯議員提出議案(6件)

    (下表:令和4年第3回調布市議会定例会会議結果より)




    陳情と議員提出議案の内容は令和4年第3回調布市議会定例会会議結果をご覧ください。
    ・令和4年第3回調布市議会定例会会議結果



    【今後の会期日程】

    ・令和4年第4回定例会は11月30日(水)から
    ・令和5年第1回定例会は令和5年2月28日(火)から
    開催される予定です。
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 17:00Comments(0)市議会

    2022年09月09日

    楠カンフォーラ・渝園さんのお弁当

    調布市議会自由民主党議員団は、本会議中の昼食はお弁当を取ることが多いです。

    7日は楠カンフォーラさん(布田1丁目)の「特製弁当」、9日は渝園さん(調布駅前菊屋ビル8階)の「回鍋肉弁当」でしたface02




    美味しいお弁当を市議会控室まで配達してくださり、ありがとうございますicon_maro02
    コロナ禍で頑張っている調布市内の飲食店を応援しましょう❗️


      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 13:00Comments(0)市議会コロナ対策支援

    2022年09月05日

    第3回調布市議会定例会 開会

    9時10分 令和4年第3回調布市議会定例会が開会されました。

    会期は9月5日から9月28日までの24日間で、市長提出議案27件(「令和3年度調布市一般会計歳入歳出決算の認定」「令和4年度調布市一般会計補正予算[第3号]」「調布市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例」など)、市長報告2件、陳情3件などを審査します。

    市議会ホームページより)




    詳しくはblue_right「令和4年第3回調布市議会定例会の開催」(市議会ホームページ)をご覧ください。   

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 10:00Comments(0)市議会

    2022年08月24日

    飛田給地域の投票所 「飛田給小」から「鹿島技研」に

    飛田給地域の「第16投票区」の投票所が、「飛田給小学校」から「鹿島建設技術研究所」に戻る方向について、調布市選挙管理委員会から地元の飛田給自治会に説明がありましたface02


    2020年7月、都知事選挙と都議会議員補欠選挙(北多摩第3選挙区=調布市・狛江市)が実施された際、新型コロナウイルス感染拡大による施設の事情で、飛田給地域(飛田給1丁目全域、2丁目全域、3丁目1〜23番地まで・49番地)の「第16投票区」の投票所が、従来の「鹿島建設技術研究所」(飛田給2-19-1)から「飛田給小学校」(飛田給3-29-1)に変更され、以後、都議会議員選挙(2021年7月)、衆議院議員選挙(2021年10月)、調布市長選挙(2022年6月)、参議院選挙(2022年7月)の投票が「飛田給小学校」で行われて来ました。

    (下図:調布市報特集号2020.6.18より)



    飛田給地域の投票率が心配されましたが、結果として大きく下がり、36か所の投票所の中で最下位になってしまいました。




    投票率が低い最大の原因は、距離だと思われます。
    飛田給で投票所から最も遠いと思われる飛田給1-1-1(飛田給1丁目の北西の角)から投票所まで歩いて何分かかるかをグーグルマップで調べてみると・・・

    【飛田給1-1-1から鹿島建設技術研究所】


    【飛田給1-1-1から飛田給小学校】


    鹿島建設技術研究所までが9分、飛田給小学校までが18分で9分の差があります。
    高齢者の足だと、さらに時間がかかると思われます。


    2点目は高低差です。
    地図では分かりにくいのですが、途中に府中崖線(ハケ)があるため急な坂道となっていて、「高齢者と障がい者が歩いて行くには辛い投票所」となってしまったことです。



    3点目は駐車場の問題です。
    投票用紙には「駐車場が狭いため、車でのご来場は極力お控えください」とあります。



    4点目は飛田給小学校の場所を知らない人が少なくないことです。
    飛田給小に子どもが行っている方は分かりますが、子どもや知り合いの子どもが行っていない、あるいは最近引っ越してきた人にとっては、飛田給小と聞いても場所が分からないので、より遠く感じる人が少なくないのではないでしょうか。



    投票所の変更と投票率について、令和2年9月15日と令和3年3月17日の市議会総務委員会で質疑をしました。
    「投票率が下がった理由を選挙管理委員会としてどう考えるのか」「投票所が変わったことをどのようにPRしたのか」「投票率を上げるための努力はどうしたのか」「鹿島建設技術研究所を借りられる見通しは」「新たに移動投票所の設置は考えられないのか」などです。

    PDF『大須賀総務委員会質疑』blue_right



    また、調布市議会 自由民主党創政会(現:自由民主党)は昨年5月に、「飛田給駅もしくは駅周辺に『移動投票所もしくは期日前投票所』の開設」を求めて、市選挙管理委員会に要望書を提出しました。


    【要望書】




    地元の自治会・住民の皆さんからいただいた「投票所を鹿島技研に戻してほしい」とのたくさんの声を市の選挙管理委員会に届け続けてきました。

    また、今年3月、選挙を所管する市議会総務委員会でも多くの議員から強い要望が出されました(私は昨年6月から文教委員)。

    一方、市選挙管理委員会も鹿島技研さんに改めて要望したようです。


    こうした地域・市議会・市の声を受け止め、新型コロナウイルスの感染が収束していない中、英断してくださった鹿島技研さんに感謝です。

    地域の要望が実現しますicon_maro02
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 09:00Comments(0)市議会調布市政飛田給の出来事