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2011年02月05日

長野県人会新年会/消防団隣接分団新年会

15時 調布市長野県人会(齋藤一正会長)新年会が、つつじヶ丘の新橋亭で開かれました。

私は昭和35年に長野県南佐久郡小海町で生まれました。
昭和47年、中学1年生の夏休みに調布市佐須町に家族で引っ越してきました。
調布長野県人会には両親が入っていた関係で、私も20数年前に入会し、5〜6年前からは事務局のお手伝いもしています。

調布市長野県人会は昭和30年代の初め頃に設立されました。
現在、会員は約80名で、新年会、総会、暑気払いなどを毎年行っています。


新年会は、福澤守恒幹事長の開会の挨拶で始まりました。


続いては、みんなが楽しみにしている「信濃の国」の合唱です。


県歌「信濃の国」は長野県の小学校の授業で必ず教えるため、県内の小学校を卒業した人は全員が歌えます。
もちろん、私も小海小学校でしっかりと教わったので歌えます。
歌詞の中には、長野県各地の地理・歴史・文化がちりばめられています。
全国には都道府県の歌がいくつかあると思いますが、ここまで県民に徹底して教える例は他に聞きません。
「信濃の国」に対する県民の思い入れは格別のものがあり、この歌を歌いたいがために県人会に入る人がいるほどです。
歴史的にも、この歌のおかげで長野県が分裂しなかったというすごい逸話を持っています。

おすすめYouTube「信濃の国」



次は、齋藤一正会長の挨拶



続いては、県人会初めての試み、落語です。
三栄亭大笑さんに高座をお願いしました。
大笑さんは、本名・北田勝美さん。下石原で洋服屋を営んでいます。
都立武蔵高校で落語と出会い、落語研究会で腕を磨きました。
しばらく落語とは遠ざかっていましたが、7年ほど前、噺好きの人が集まって素人落語愛好サークル「調布噺の会」(三栄亭大笑代表)を結成。
毎年5月にグリーンホール小ホールで素人寄席を公演しています。私も何回か伺っていますが、中心メンバーは素人離れの腕前です。

今日の噺は「厩火事(うまやかじ)」。大笑さんの絶妙な噺で、会場は爆笑に包まれていました。




また、会場には昨年、調布市と木島平村との姉妹都市締結25周年を記念して結成された北信州木島平交流倶楽部から佐藤熙男副会長(下左写真)と田中清春事務局長(下右写真)がお見えになり、倶楽部の紹介と事業のPRをしていました。
5月22日から23日まで1泊2日で第1回体験事業「田植えとアスパラ狩り」を行うそうです。



調布市内には地方の出身者がたくさんいるはずですが、「長野県人会」以外の「道府県人会」はどのくらいあるのでしょうか。
市の担当者に聞いても把握していないようです。
私は、地域コミュニティの大切さを市が訴えているのならば、市が道府県人会の活動を応援する意義は大いにあると考えています。
趣味やスポーツのサークルに入りにくい人でも、出身の道府県人会があれば気軽に入れるのではないかと考えるからです。
地域コミュニティづくりに道府県人会は貴重な存在になると私は思っています

しかし、どこの道府県人会があるのかさえ、ほとんどの人は知りません。
活動している長野県人会でさえ、たまたま出会った長野県出身者に県人会のことを聞いてみると「あるのを知らなかった、ぜひ入りたい」と言う人がたくさんいるのです。
道府県人会の実態を把握して、市報やホームページを使ってそれぞれの会を紹介するなど、市が手伝えることはたくさんあります。
ぜひ積極的に取り組んでもらいたいと思います。

それぞれのふるさとを大切にすることは、「調布生まれ・調布育ちの子どもたちが、調布をふるさとして大切にする」ことにもつながるのではないでしょうかicon01








19時 消防団隣接分団新年会が多摩川の「竹乃家」で開かれました。
西部地区の隣接の分団、第一・第二・第三・第四・第八分団の5個分団の「七役」が集まりました。
各分団の役員は分団長・副分団長・部長・班長ですが、分団長以外が2人ずつなので役員を「七役」と言います。

火災など災害が発生し出動した時に、現場でお互いに顔・名前・分団・役職などがわからなければ、迅速に連携できません。
そこで西部地域の5個分団では、役員の新年会と部員の懇親会を年に1回ずつ行っています。

私は新年度も引き続き第一分団副分団長を務めさせていただく予定です。
よろしくお願いします。

久しぶりに「竹乃家」自慢の鰻重を食べました。まいう〜face05
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)今日の出来事