たまりば

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2011年03月20日

飛田給自治会緊急役員会/味の素スタジアム避難所

午前9時 飛田給自治会(板橋栄次会長)緊急役員会が、飛田給ふれあいの家で開かれました。



前日、板橋会長と私が味の素スタジアムスポーツ振興局調布庁舎に設置された東北関東大震災(東日本大震災)避難所を訪れ(3/19ブログ)、都の担当者に「炊出し」について確認したところ、「できればやってほしい」との要望があったので、やるかやらないかをはかるために急遽の招集となった訳です。
板橋会長、一昨日に避難所を訪れ都の担当と話をして来た原均副会長と、私の3人から避難所の現状と都との話し合いの状況を報告しました。
それを聞いた役員さんからは若干「慌ててやらなくても様子を見たら」との意見もありましたが、「要望があるのならすぐにやってあげよう」との声がほとんどで、結論として「豚汁」と「アルファ米」をやることになりました。
実施日は、何と明日の昼食ですface08

早速、炊出しの材料と道具の手配が始まりました。



昨日都との打合せで聞いた避難者の数は約150人。一日で数十人増える可能性があるので200人分を用意することになりました。
だいこん・にんじん・こんにゃく・みそ・豚肉等の豚汁の具材は、飛田給商店街のお店に連絡。
休みの店でも、さすが普段お客さんの婦人部メンバーだけあって、自宅に電話をして店主に注文。
その日のうちに受け取った具材は婦人部メンバーに届け、それぞれ自宅で切った上で明日味スタにもって来てもらうことに。

アルファ米は、3月13日に予定され大震災のため急遽中止となった飛田給自治会防災訓練で使うはずだったものを利用することになりました。
アルファ米の箱には、ハシと容器も入っているので便利です。

ずんどうとプロパン用コンロは、防災訓練の炊出し用に買ったばかりのものを早速使うことに。

次は、プロパンガスボンベ。
あちらこちらの燃料屋さんに電話をすれども休日なのでなかなか連絡がとれず。
やっと1件連絡がとれ、当日もって来てもらうことに。

最後に残ったのが豚汁の容器です。
手分けをして調布・三鷹・府中市のスーパー・量販店に問い合わせをしましたが、同じ容器が200個揃いません。
志村さんが知り合いの三鷹の「問屋さん」に連絡がとれ、店を開けてもらって取りに行くことに。
さらに、天気予報が雨だったので、会場にテントを張ってもらうよう原さんが都に要請することになりました。

これで必要なものはすべてそろいました。
避難所の都の担当者に連絡をして、役員代表が13時から打合せをすることになりました。


13時 飛田給自治会役員代表で味スタの避難所に。地域情報をチェックしています。


体育施設なのでシャワーが設置されています。
男女各3台です。
都は、せっかくシャワーがあるのに避難者に使わせず、「近くの銭湯を利用して下さい」としています。
「近く」と行っても地元の飛田給には無く、調布市下石原と府中市朝日町まで行かないとありません。
都と味スタの担当者にお願いしましたが、ぜひとも使わせてあげてくださいface15


昨日より避難者が増え、約150名となったため、体育室も使っていました。


都と市の担当者と打合せが始まりました。味スタでの炊出しの実施は初めてです。


打合せ終了後、早速準備開始。女性陣は具材担当、男性陣は備品の担当です。





17時 西牧先生を先頭に調布中学校3年生の有志が支援物資をもって避難所を訪ねてきました。18日に卒業式を終えたばかりの生徒たちです。
家庭にあった生活用品、未使用のタオル・毛布等を都の担当者に渡しました。


(左)ちょうど、市の総合防災安全課の職員がアルファ米を届けにやってきました。
(右)届けられた支援物資が避難所のロビーに並べられるようになりました。




この日、初めて調布市調布市社会福祉協議会との間で避難所の運営について話し合いが行われたようです。
当初、避難所は都がすべての運営を行うので市は必要ないと言われていた様ですが、開設してみて都だけではとても運営できないことがわかったようです。

避難所を訪ねるのは避難者だけではないからです。
ボランティアをやりたい人、支援物資を届けてくる人、避難している知り合いを探しに来る人、親戚に会いにくる人等、連日ひっきりなしに訪ねてきます。
炊出しや慰問をしたいとの申し出もたくさんあります。
都ではとても調整しきれなくなった様です。

4月以降も開設延長される可能性が高くなってきている中、当初予定の「3月いっぱい」では想定されていなかった、生活支援や新学期の子どもたちの学校の問題もあります。


私は、市民により近いところにいる市役所ができることはすべて都から引き受けてやるべきだと考えています。
味の素スタジアムに避難して来ている人達は、調布で生活している以上、市民に準じた存在であると私は思っています。

避難者は、数ある避難所の中から調布の味スタを選んで避難してきたのです。
これも何かの縁だと私は思いますicon01
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)東日本大震災・味スタ避難所

    2011年03月20日

    YouTube「Pray for Japanその1」

    YouTubeにある「Pray for Japan」で検索した動画から紹介して行きます。

    「その1」は、小学校の教師・情熱教師シャークさんの「あなたたちは一人じゃない」。


      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:00Comments(0)東日本大震災・味スタ避難所

    2011年03月20日

    横山レポート(その2)

    東北関東大震災(東日本大震災)の被災地に救援物資を届けに行った横山泰治君のレポート(その1)の続きです。

    ※横山君のメールは、NPO法人ちょうふこどもネット(調布市青少年ステーションCAPS)の小林孝さん経由です。


    <第3報>

    3月19日
    19:39携帯より
      仙台市に入りました
      一般車両は入れない東北道に入れてもらえました
      ”やまと”インターでおりて一般道を東へ向かいます

    22:00携帯留守番電話より
      今荷物を降ろし終わりました
      明朝の打ち合わせに備えて本日は終了します
      とのこと

    二人ともお疲れだと思いコールバックはやめにしました

     3月20日
     12:30携帯留守番電話より
       石巻専修大学で社協とボランティア関係者とこれから会う予定
       今朝周りを記録した後 バンの右後輪パンク発覚!!
       石巻市職員の方4,5人に手伝ってもらいました

     12:45携帯より
       今ボランティアセンターを出発しました
       社協の事務局長の方とお話ができました
       現在石巻市内には約200か所の避難所があるとのこと
       なので情報が交錯し正しい情報をとらえることもなかなか困難であるとのこと
       できれば急を要する方(怪我、病気等であるも現地で手当てが難しい方等)を優先的に新潟まで連れて帰りたいと思っていますが
       その方々の特定もなかなか難しそうです
       これから石巻市役所に向かいます
       とのことでした

    今後の予定は 市役所で打ち合わせた後 新潟に行く方がいればピックアップして出発の予定 
    21:00頃新潟に着き 一泊して東京に向かうそうです



    <第4報>

    14:49携帯より
      13:00石巻市出発 
      GSは全然営業していません
      帰路も一般車両は通行できない東北道を走っています 感謝!
      しかしながら村上から山形に向かうつもりが昨日の地震で通行止め!!!
      急遽迂回路を探しています

      ちなみに今回は新潟に一緒に行く方はなしです
      最大の理由はそういったことを希望する方々の情報が入らないということです
      昨日話しましたが200か所以上ある避難所の情報収集がきわめて難しいのです・・・
      
      今日は18時頃に新潟市に入る予定です

      ちなみに今菅生パーキングにはいりましたが
      高知徳島の機動隊車両が約50台
      その他北は室蘭から南は岡山高知等々様々なところから応援にかけつけています
      あ 北○摩運送のトラックもありました

      皆さま応援ありがとうございます
      がんばります!!!




    14時47分。
    横山君から私に電話が入りました。
    これから、新潟経由で調布に戻るそうです。
    横ちゃん、お疲れ。
    調布で待ってるよicon01
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 22:58Comments(0)東日本大震災・味スタ避難所

    2011年03月20日

    横山レポート(その1)

    私の友人の横山泰治君が東北関東大震災(東日本大震災)の被災地に救援物資を届けに行くことになりました。

    昨日、東京を出発して、途中で救援物資を補給し、現地へ向かうと聞いています。
    東京近辺では、必要な物資が手に入りにくいことと、行きやすいルートを考えた結果そのようになったそうです。
    友人と数人で行っているようです。

    これから、本人からのメールを「横山レポート」として載せていきます。

    頑張れicon_bikkuri 横山icon_bikkuri2


    横山君のfacebookはこちら
    ※私は、facebookに登録だけしたものの、使い方がわからないので、わかる方は横山君にメッセージをお願いします。


    <第1報>2011年3月19日 16:39
    今関川村のガソリンスタンドで給油中
    給油は1500円までの制限

    これから小国峠を越えます
    天気は雨になったり雪になったり

    車中でもう一人(水田氏)が現地で使用するパソコンやプリンターの設定をしています
    また様々なリストも車内で作成しています
    車両はタンクローリー等も走っているが乗用車が多い
    ナンバーは山形ナンバーが多い


    <第2報>2011年3月19日 17:49
    今山形市へ入りました
      天候は小雨
      道は急にすきだした
      地元車両と援助車両がほとんど
      援助車両は様々な地方の車です
      まだ検問等はない

      18時山形駅着予定
      最終の物品購入の後出発
      21〜22時石巻市役所着予定


    <第3報>2011年3月19日 18:32
    最終物品購入を終え今(18時15分)山形市を出発
      約2時間で目的地到着予定

      ちょっといい話・・・
      駅の駐車場で休憩中窓をコンコンと叩かれ
      見ると奥様がコーヒーとお茶の差し入れを下さったそうです
      そしてそこからの道を確認すると、だんなさんを呼んでくれて
      地図で詳しく教えてくれたそうです
      「がんばってください」という言葉とともに・・・
      いろいろな方に助けてもらいながら進んでいます
      とのことです
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 07:25Comments(0)東日本大震災・味スタ避難所