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2011年03月23日

味スタ避難所 ボランティアセンター開設

6時50分 味の素スタジアムの避難所を訪ねました。

入口近くに避難者の足としての「レンタサイクル」を発見。
飛田給駅地下駐輪場でシルバー人材センターがレンタサイクル事業を行っていますが、そこから昨日届き、貸し出しが始まりました。
もちろん、無料です。
市の対応に拍手icon_bikkuri
とりあえず6台ですが、もっと増やしたいところです。



今朝から朝食を都が用意するようになりました。
昨夕からは夕食も出しています。
当初は「食事は出さない。3食とも自前で」としていた都の対応が激変しています。
理由はわかりませんが、都の対応の変化に拍手icon_bikkuri


この日は差し入れの牛乳も配られていました。
差し入れたのは、味スタの近く飛田給1丁目で明治乳業販売店を営んでいる金井真喜夫さん(下左)。
特に子どもはとっても喜んでいました。
入荷状況によりますが、これからも週に2回は差し入れしたいそうです。





ロビーの様子。
カウンターでは、味スタ避難所に直接届けられた支援物資が配られていました。


キッズコーナー。(右)アンパンマンから子どもたちへののメッセージが貼ってありました。


(右)昨日から深大寺温泉「ゆかり」の招待が始まっています。


地域の生活情報。
避難者は調布のことをほとんど知りません。もうすこし充実してあげたいところです。




情報コーナーをのぞいてみます。


(右)弁護士による無料相談が始まっています。






(仮称)避難者支援ボランティアセンターが開設されました。
社会福祉協議会が市の委託を受けて開設し運営します。
市の福祉課の職員と社会福祉協議会の職員が9時から17時まで常駐し、次のサービスを行います。
①各種相談。生活上での困りごと、心配ごと等の相談。
②インフォメーション。地域情報や施設内でのサービス情報を提供。
③レンタサイクルの貸し出し。
④ボランティア紹介。受け付けたボランティアを必要に応じて紹介。



ボランティアセンターの情報掲示板







10時50分 いきなりが届きましたface08

昨日、中畑さんが避難所を訪れ体育室の避難者の方と話した時に、「体育室は床が冷たい」との声を聞いて、さっそく知り合いに頼んで差し入れとなりました。
やるね〜中畑さんicon_bikkuri2


炊出しの準備をしていた調布と狛江の青年会議所・同シニアクラブのメンバーで体育室に運びます。(右)私もお手伝い。



ちょうどこの日、調布と狛江の畳組合からも差し入れがあり、畳の数はあわせて何と350枚face08
ボランティアセンタースタッフによると、希望者に使ってもらっているそうです。







11時40分 昼の炊出しの様子を見に行きました。
今日の担当は、調布と狛江の青年会議所。
メニューはおにぎりとうどんです。



トレーが無くて困っていたら、近くの石原小学校から使っていないトレイが届きました。
助け合いの輪がどんどん広がっています。


避難者の方がいらっしゃいました。うどんで温まってくださいね。



炊出し初日の21日には、施設内への持ち込みはNGでしたが、OKになったようです。
都の対応が変わってきていることに驚きつつ嬉しいことです。





13時20分 私の知り合いのIさんが、避難所を訪ねて来ました。

連絡がとれない福島の友人が味スタ避難所にいるか確認に来たそうです。
受付で名前を言って、調べてもらった結果、味スタにはいないことがわかりました。

現在では、Iさんがひとつひとつの避難所を回って調べるしか方法がありません。
各避難所では、避難者情報を把握しています。
避難者の情報を統括して、各避難所で担当職員が検索できるようにすれば、親子・兄弟・知人・友人がどこの避難所に避難しているかわかるはずです。
政府の対応を望みます。






味スタ避難所「今日のいいこと」
FC東京が味の素スタジアムで行われる横河武蔵野FC(JFL)との練習試合に避難者の方々を招待することになりました。
試合は、3月27日(日)13時キックオフです。  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)東日本大震災・味スタ避難所