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2011年11月30日

第4回調布市議会定例会

9時10分 第4回調布市議会定例会が開会されました。

会期は11月30日から12月16日までの17日間。
会期日程、一般質問通告・市長提出議案・陳情一覧こちらをご覧ください。


冒頭で長友市長から発言の申し出がありました。

11月16日に開催された第1回臨時会で審査された議案第64号「平成23年度一般会計補正予算(第2号)」における、行政側から議会に対する説明が極めて不適切だったことに対する言及です。

その発言内容は、開いた口がふさがらない、あきれ果てた内容でした。


11/24ブログ「臨時幹事長会議」で書きましたが、臨時会での委員会審査において、都市計画道路3・4・4号線の契約金額増額理由が付託された2つの委員会で全く違うという考えられない事態が生じたのです。

幹事長会議の冒頭で長友市長から発言の申し出がありました。

その内容は
「第1回臨時会での議案に対する説明が一部不十分であった点についてお詫びする。今後、適切な情報提供、丁寧な対応を心がけていく。」といった趣旨でした。

各会派の幹事長さんから
「何のための発言かわからない」
「一部とは何のことを言っているのか」
「今まで何回も説明責任を果たしていないと指摘されて来たのに、『今後、適切な情報提供、丁寧な対応を心がける』という発言を誰がまともに聞くのか」
「議会軽視だ」
などといった発言が相次ぎました。

従って、定例会冒頭での発言は、こうしたことを受けて真摯な発言内容になるものと思っていました。

ところが、市長の発言は
「臨時会終了後に、審査において議案説明や情報提供が不足していると指摘を受けた。
今後は、このようなことがないよう、担当部署間における連携及び調整を図る中で、より適切な情報提供、丁寧な説明を心がけていく。」
といった趣旨でした。

簡単に言えば
「指摘されたから今後気をつける」と言うことです。


ここには、反省や謝罪の気持ちがありません。

幹事長会議での発言では、まがりなりにも「お詫び」と言う言葉がありましたが、定例会ではなぜかなくなりました。

「非公式な場所では謝るが、公式な場所では反省することも謝ることもない」と言うのでしょうか。


長友市長の「説明責任」に対する姿勢にはあきれるばかりです。

市民と議会をどこまで軽視し続けるのでしょうか。
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)市議会