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2012年02月02日

中畑清監督/十一市競輪事業組合議会視察2日目

昨日に続き、今日もスポニチ1面中畑清監督face08



プロ野球12球団がキャンプインしている中で連日1面を飾るとは、中畑監督恐るべしicon_bikkuri2





東京都十一市競輪事業組合議会行政視察2日目

11時 ベロドドームを視察しました。



このドームは、平成23年10月に伊豆市のサイクルスポーツセンターにオープンした日本初屋内型250m木製トラック自転車競技ドームです。

日本における自転車競技場は、その大半が競輪場であり、周長は400mを中心に、333.3m、500mの3種類、表面はアスファルト製の走路であり、いわゆる現在の世界標準である屋内型板張り250mトラックはありません。

そこで、自転車及び自転車競技の普及活動と選手の育成・強化を目的にベロドドームをつくりました。

建設費は35億円。

ナショナルトレーニングセンターとしての役割を果たすことはもちろん、一般の人にも開放されています。


国内初の屋内木製走路「伊豆ベロドローム」(MNS産経ニュース)


ちょうど競輪学校の生徒さんが練習をしていました。(右)練習終了後、記念撮影。


最大斜度は45度ですが、60度以上あるように感じます。







12時 日本競輪学校を訪問。


滝澤正光校長先生のお話を伺いました。滝澤校長はG1競輪全冠制覇を達成した元競輪選手。
通算勝利数787勝で、通算獲得賞金額は、何と17億5,644万831円face08


日本競輪学校は昭和25年、東京都北多摩郡調布町(現調布市!)に日本サイクリストセンターとして開設。

昭和43年に現在地に移転開校しました。

17歳以上であれば応募ができ、年齢の上限はありません。

プロの競輪選手になるため、実技だけでなく、学科や特別教育活動を約1年間学びます。

入学金と授業料は無料ですが、食事代・制服代・施設利用料として約120万円かかります(選手になってから賞金で返済する貸費制度があり、多くの生徒が利用しているそうです)。

昨年、48年振りに女子が入学。

現在、第101回生の男子37名、第102回生の女子33名が合宿所で集団生活をしながら学んでいます。

朝は午前6時30分に起床し、消灯の午後10時まで厳しい訓練と規則正しい生活に明け暮れます。

携帯は持ち込み禁止で公衆電話を使用。きびし〜いicon_maro06


廊下に全生徒のポスターが貼られていました。



居室は4人1部屋。プライベート空間はベッドの上だけ?



昼食は食堂で男子生徒(左写真奥)と一緒に。生徒の量は右写真より遥かに大盛りとか。




食事後、訓練施設を見学。

通称「地獄の上り坂」。13.8度の坂が80m続きます。入学間もない女子生徒の中には途中で倒れてしまうものもいるとのこと。


サーキット訓練中の男子生徒。



女子生徒の訓練競争を見学。


訓練後、6人の生徒が訪ねてきてくれました。


国分寺市やあきる野市等、多摩地域出身の生徒もいて、応援ムード一色face15

「早く賞金を獲得して家族を楽にしたい」と挨拶をする18歳の女の子も。
若いのに明確な目的を持っていて、とっても清々しく感じましたicon01


現在、在校成績第1位の中村由香里さん。小学校の先生をしていましたが、思い切って競輪の世界に。京王閣でのデビューを目指している様です。



女子生徒達は、7月にデビュー予定です。

みんな頑張れ〜icon_bikkuri2





帰りには高速から富士山がくっきりと見えましたface02

  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)今日の出来事富士山・太陽・月