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2016年04月24日

熊本の新聞とラジオ

熊本地震から10日が過ぎました。

まだ余震が続いていますが、益城町と熊本市では県外ボランティアの募集も始まり、避難所の支援物資も徐々に行き渡りつつあるようです。

東京のテレビ・ラジオ・新聞で被災地の情報を得ていることと思いますが、たまには熊本の新聞を読み、熊本のラジオを聞いてみませんか。


熊本の新聞熊本日日新聞電子板(くまにちコム)を無料で読むことができます(一部の情報は有料)。




くまにちコムから一つの記事を紹介します。

「負けんばい熊本! 編集担当取締役・松下純一郎(4月23日)」

(前略)
阪神大震災並みという大地の揺れが、この熊本で起きるなど考えてもいなかった。
しかし実は“想定外”ではなかった。これまで熊日は、今度の大地震を引き起こした断層が私たちの足元にあることを何度も報じてきた。

新しくは一昨年5月の記事。「熊本市想定 死者最多で117人 全半壊1万2千棟」という大見出しで伝えている。専門家の集まる熊本市防災会議での調査報告である。
調査は、南阿蘇村付近から八代海南部まで延びる布田川・日奈久断層を(1)南阿蘇村から宇土市付近にかけての北東部単独型(2)宇土市付近から八代海中部への中部単独型(3)宇土市付近から八代海南部への中部・南西部連動型-に分けた上で、午前5時、午後6時の発生など5つの条件で試算した。

その結果、死者最多だったのが(3)の連動型。午前5時発生のケースで、M7・9、震度7とした。
今度の本震後、専門家は布田川と日奈久の2つの断層が交わる複雑な場所で連鎖拡大したとみる。2年前、本震に重なる試算を既に出していたのだ。

十分に想定されていた大地震。しかし声高に叫ぶことをしなかった。勝手に頭の中でカベをつくっていた。5年前の東日本大震災では、東京で震度5強を体験したが、あれほどの揺れに再び遭遇するはずはない-。無念だ。
(中略)
けれども私たちは今、前例のない地震の形を経験している。歴史上のただ中にいるとも言える。自らの命を守りつつ、少しの痩せ我慢をしながら一歩前に踏み出そう。心折れることなく、絶望より希望を-。今こそ声高に叫ぼう。「負けんばい熊本!」




一方、ラジオの方は、
全国のラジオを聞くことのできるインターネットラジオ曲が何局かありますが・・・

サイマルラジオListenRadio(リスラジ)は、熊本の放送局がないので聞くことができません。



radikoプレミアムではRKK熊本放送FM熊本を聞くことができます。



ただし、パソコンでは無理で、スマートフォンのみのようです。
有料で月額350円かかります。

お申し込みは⇒こちら



たまには、熊本のラジオを聞きながら熊本の新聞を読んでみませんか。
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 11:35Comments(0)今日の出来事災害支援・災害対策