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2017年03月22日

退職部長さん 送別会

17時30分 定年退職する部長さんの送別会が市役所食堂で開かれました。




今年の退職者は、吉田・福祉健康部長さんと大木・監査事務局長さんのお二人です。




お二人の市政へのご功績に改めて感謝するとともに、益々のご活躍をお祈りしますface02  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)今日の出来事

    2017年03月22日

    平成29年第1回調布市議会定例会 結果

    平成29年第1回調布市議会定例会が、2月27日から3月22日まで24日間にわたり開催されました。




    市長報告は「専決処分の報告について」が2件。

    市長提出議案は、平成28年度調布市一般会計補正予算、平成29年度調布市一般会計予算、調布市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例など31件が審査され、すべて可決・同意されました。。
    ※議案第30号 調布市長の給料の特例に関する条例は、市長からの申し出により取り下げ。

    陳情5件、議員提出議案5件、委員会提出議案2件が審査されました。



    市長報告(2件)

    報告第1号 専決処分の報告について
    [内容]
    平成28年7月20日,市が実施するふれあい収集において,粗大ごみの収集作業をしていたところ,当該粗大ごみを相手方の物件に接触させたことにより,損害を与えたもの。これによる市の損害賠償の額は,11万4,480円。

    [結果]
    報告のとおり了承。


    報告第2号 専決処分の報告について
    [内容]
    平成29年2月3日,調布市役所の駐車場内において,職員が市の軽自動車から降車し,運転席側のドアを閉めようとしたところ,突風にあおられ,急にドアが開いてしまったことにより,当該ドアを右隣に駐車していた車両の助手席側のドアに接触させ,損害を与えたもの。これによる市の損害賠償の額は,16万2,236円。

    [結果]
    報告のとおり了承。



    市長提出議案(31件)

    議案第1号 平成28年度調布市一般会計補正予算(第5号)
    [内容]
    歳入歳出それぞれ2億7,471万1,000円を減額するもの。
    本補正予算では,市内事業者の受注機会確保及び工事発注時期の平準化につなげる公共工事前倒しや,追加財政需要への対応に係る経費を計上している。
    歳入歳出予算の主な内容は,消防費及び諸支出金を除く各款において,職員人件費の所要額を調整し,議会費,労働費については,職員人件費のみの補正を行う内容となっている。
    また,総務費,民生費,衛生費,農業費,土木費,消防費,教育費の7つの款においては,契約額の確定による不用見込額や,年度末を見据えた未執行予定額の減額補正を含んだ内容となっている。
    総務費については,財政調整基金への積立金として,事業進捗により本補正予算で減額し,平成29年度に再計上する事業の一般財源相当額を計上している。また,公共工事の前倒しとして,文化会館たづくりの維持補修工事費を計上している。
    民生費については,年度末を見据え,国民健康保険事業特別会計への繰出金や障害者福祉サービス費,私立保育所運営事業費などの所要額を計上している。また,公共工事の前倒しとして,子ども家庭支援センターや保育園の維持補修工事費を計上するほか,平成29年度に整備を予定している学童クラブの設計費を計上している。
    衛生費では,契約額の確定に伴い,クリーンセンター移転事業の設計費を減額するほか,ふじみ衛生組合負担金を減額している。
    農業費については,都市農業経営強化事業費を減額している。
    商工費については,対象件数の増加に伴い,中小企業事業資金保証料負担金を増額している。
    土木費については,自転車駐車場等整備工事費や,借地公園の原状回復工事費のほか,調布駅前広場の樹木移植に係る委託料を計上している。また,事業進捗に伴う未執行予定額などを減額している。
    消防費については,金額の確定に伴い東京都への消火栓管理費等負担金を増額している。
    教育費については,公共工事の前倒しとして,図書館分館や郷土博物館の維持補修工事費を計上するほか,年度末を見据えた不足額などを計上している。
    諸支出金については,歳入の基金利子収入を基金に積み立てるための繰出金を増額している。
    一方,歳入予算としては,配当割交付金を減額し,地方消費税交付金を増額するとともに,国・都支出金については,歳出予算に連動した特定財源を計上している。
    財産収入では,各種基金の利子収入を増額している。
    寄附金では,一般寄附金及び指定寄附金を計上し,繰越金では,前年度繰越金の残額を全て計上している。
    また,市債では,事業進捗や契約額の確定等に伴い,10事業について精査している。
    これにより,歳入歳出予算の総額は,906億3,236万8,000円となる。
    続いて,繰越明許費として,総務費,民生費,土木費,教育費における17事業につきまして,公共工事の前倒しなど,年度内に完了が困難と見込まれることから繰越明許費を設定する。
    また,債務負担行為の補正として,国領駅東地区整備事業の工事費が増額となる見込みのため,債務負担行為の限度額を4億6,540万6,000円へ増額する。
    最後に,地方債の補正として,10事業について,事業進捗や契約額の確定等に伴い,限度額を精査し,42億3,700万円に変更する。

    [結果]
    多数により原案可決


    議案第2号 平成28年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
    [内容]
    歳入歳出それぞれ1億9,358万9,000円を増額するもの。
    歳出予算では,総務費において職員人件費の所要額を調整するとともに,保険給付費,後期高齢者支援金等及び諸支出金を増額し,介護納付金及び共同事業拠出金を減額する。
    歳入予算としては,国庫支出金,前期高齢者交付金,都支出金,繰入金及び諸収入を増額し,国民健康保険税,療養給付費等交付金及び共同事業交付金を減額する。
    これにより,歳入歳出予算の総額は,249億125万円となる。

    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第3号 平成28年度調布市用地特別会計補正予算(第1号)
    [内容]
    歳入歳出それぞれ2,227万9,000円を減額するもの。
    歳出予算は,用地費については,公共用地取得買収費が見込みを下回ったこと及び債務負担解消分の償還利息額が確定したことにより,減額している。
    繰出金については,土地開発基金の運用利子が増額見込みとなり,増額している。
    歳入予算としては,歳出予算に連動し,財産収入及び繰入金を減額している。
    これにより,歳入歳出予算の総額は,2億2,950万1,000円となる。

    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第4号 平成28年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
    [内容]
    歳入歳出それぞれ1億9,473万1,000円を減額するもの。
    歳出予算は,総務費については,職員人件費の所要額を調整するとともに,下水道使用料等徴収事務費の不用額を精査するもの。
    また,事業費については,管渠整備費のうち,下水道管渠維持管理費の所要額を調整するとともに,仙川中継ポンプ場維持管理費,管渠建設費及び野川処理区整備費負担金の不用額を精査するもの。
    さらに,公債費については,前年度起債額の確定に伴う利子償還費の不用額を精査するもの。
    歳入予算としては,使用料及び手数料,国庫支出金,都支出金,繰入金及び市債について,それぞれ決算見込額に基づき精査するもの。
    これにより,歳入歳出予算の総額は,33億9,271万7,000円となる。
    次に,繰越明許費としては,事業費において,第15号幹線緊急工事,都道共同工事負担金及び管渠建設負担金について,事業進捗に合わせて平成29年度に繰り越すため,繰越明許費を設定するもの。
    最後に,地方債補正としては,歳入予算において市債の額の補正を行うことに伴い,地方債の限度額について,変更するもの。

    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第5号 平成28年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
    [内容]
    歳入歳出それぞれ3億4,969万4,000円を減額するもの。
    歳出予算は,総務費において職員人件費の所要額を調整するとともに,訪問介護や特別養護老人ホームなどの介護保険サービスを賄う保険給付費について,当初の見込みを下回ったため,減額するもの。
    歳入予算としては,保険給付費に対する国等の法定負担である国庫支出金等,一般会計繰入金及び基金繰入金を減額するもの。
    これにより,歳入歳出予算の総額は,148億2,340万2,000円となる。

    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第6号 平成28年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
    [内容]
    歳入歳出それぞれ1億8,831万4,000円を減額するもの。
    歳出予算は,総務費及び広域連合納付金の所要額を減額するとともに,保険給付費及び保健事業費を増額するもの。
    歳入予算としては,後期高齢者医療保険料及び繰入金を減額するとともに,諸収入を増額するもの。
    これにより,歳入歳出予算の総額は,47億2,218万9,000円となる。

    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第7号 調布市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例
    [内容]
    地方税法の一部改正に伴い,法人市民税の税率を改めるとともに軽自動車税に環境性能割を導入するほか,所要の改正及び規定の整備を行うもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第8号 調布市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び調布市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
    [内容]
    関係省令の一部改正に伴い,指定小規模多機能型居宅介護事業所及び指定介護予防小規模多機能型居宅介護事業所の従業者に関する基準を改めるとともに,所要の改正を行うもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第9号 調布市特定個人情報保護条例の一部を改正する条例
    [内容]
    行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い,保有特定個人情報を訂正した場合の通知先を追加するとともに所要の改正を行うもの。
    [結果]
    賛成多数で原案可決

    議案第10号 調布市職員定数条例の一部を改正する条例
    [内容]
    今後見込まれる業務の状況等を踏まえた職員配置を行うため,議会事務局の職員の定数を2人増員するもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第11号 調布市手数料条例の一部を改正する条例
    [内容]
    建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い,建築物エネルギー消費性能適合性判定の制度が創設されることから,当該適合性判定の事務手数料を定めるとともに,規定の整備を行うもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第12号 調布市民体育施設条例の一部を改正する条例
    [内容]
    使用者の利便性の向上を図るため,調布市民多摩川テニスコート等の開設期間並びに調布市民大町スポーツ施設の運動場に係る使用時間及び使用区分を改めるとともに,所要の改正及び規定の整備を行うもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第13号 調布市市民プラザあくろす条例の一部を改正する条例
    [内容]
    使用者の利便性向上を図るため,研修室を増設するもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第14号 調布市乳幼児及び義務教育就学児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
    [内容]
    新たに小学校1年生から小学校3年生までに相当する年齢の子どもを養育している者については,その所得にかかわらず医療費の助成を受けられるようにするもの。
    [結果]
    賛成多数で原案可決


    議案第15号 調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例
    [内容]
    しばさき公園北第1学童クラブ及びしばさき公園北第2学童クラブを調布市柴崎2丁目33番地1に新設するもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第16号 調布市介護保険条例の一部を改正する条例
    [内容]
    平成29年度における介護保険料の段階の判定に関する基準の特例として,現行の所得指標である合計所得金額から,長期譲渡所得及び短期譲渡所得に係る特別控除額を控除した額を用いることを定めるとともに,介護保険料の段階が第1段階に該当する者について,平成27年度及び平成28年度に引き続き保険料を引き下げるための特例を平成29年度も定めるほか,所要の改正及び規定の整備を行うもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第17号 調布市医療ステーション条例の一部を改正する条例
    [内容]
    調布市医療ステーションで開設している休日夜間急患診療所の診療実態を踏まえ,診療科目を改めるもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第18号 市道路線の廃止について
    [内容]
    調布市富士見町1丁目38番地3先に位置する市道西24ー1号線の廃止で,現況等を考慮しましたところ支障がないので,道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第19号 市道路線の廃止について
    [内容]
    調布市布田5丁目5番地13先に位置する市道南102ー1号線の廃止で,現況等を考慮しましたところ支障がないので,道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第20号 市道路線の廃止について
    [内容]
    調布市深大寺東町1丁目5番地3先に位置する市道北109ー9号線の廃止で,現況等を考慮しましたところ支障がないので,道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第21号 市道路線の一部廃止について
    [内容]
    調布市国領町1丁目42番地10先に位置する市道南141ー6号線の一部廃止で,現況等を考慮しましたところ支障がないので,道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第22号 市道路線の一部廃止について
    [内容]
    調布市深大寺南町5丁目10番地6先に位置する市道北164ー15号線の一部廃止で,現況等を考慮しましたところ支障がないので,道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第23号 平成29年度調布市一般会計予算
    [内容]
    平成29年度は,基本構想に掲げたまちの将来像「みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布」の実現に向けた修正基本計画の3年次目である。市政経営を取り巻く環境は,国内の景気に関しては,緩やかな回復基調が続いているところだが,今後の地域経済や市政への波及効果は今なおその現況が不透明と言わざるを得ない。
    このような状況にあっても,計画の最終年次に向けて,4つの重点プロジェクトを基軸に,2つのアクションを実践し,施策全体を効果的に推進するとともに,市政の第一の責務である市民の安全・安心を守り,市民生活を支援する取組を継続することとしている。
    平成29年度予算編成に当たっては,基本計画の着実な推進を図ることを基本とし,事業の優先度等を厳しく精査するとともに,あらゆる角度からの歳入確保と経費縮減に取り組み,財政規律を保持する中で,最少の経費で最大の効果を挙げる予算編成に取り組んだ。
    その結果,一般会計の予算総額は,886億5,000万円となり,前年度と比較して,32億9,000万円3.9パーセントの増となっている。
    それでは,歳出予算から各款別に概要を申しあげる。
    議会費については,議会運営に係る諸経費を計上している。
    総務費では,安全・安心パトロールなどの防犯対策に係る経費や,庁舎免震改修の設計費のほか,マイナンバーカードの発行に係る経費などを計上している。
    次に,民生費については,451億5,000万円余を計上し,前年度と比較して,31億8,000万円余7.6パーセントの増となっている。
    この主な要因は,待機児童対策に伴う民間保育所の施設整備助成費や運営委託料などの増によるもので,民生費の予算総額に占める構成比は,50.9パーセントで,高い比率での第1位となっている。
    主な内容としては,待機児童対策として,認可保育園10園の誘致開設等を進め,引き続き定員拡大を図っていく。また,増加する学童クラブニーズに対応するため,2箇所の整備を進めていく。さらに,義務教育就学児医療費助成制度等において,子育て家庭の経済的支援を充実させることとしている。
    高齢者施策では,高齢者の生活安全の確保を図る見守りネットワーク事業に要する経費や認知症グループホーム等の施設整備補助金などを計上している。
    また,障害者施策では,障害者グループホームの施設整備や障害者施設の防犯対策を支援するための補助金を計上している。このほか,生活困窮者の自立・就労支援や子どもの学習支援の事業費,臨時福祉給付金に係る経費などを計上している。
    衛生費では,妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を目指して実施する出産・子育て応援事業に係る経費のほか,各種検診や定期予防接種に係る経費を計上している。また,地球温暖化対策や自然環境の保全等を図る施策,資源循環型社会の形成に向けたごみ減量・資源化の促進に係る経費を計上するほか,新クリーンセンターの建設工事費などを計上している。
    労働費では,勤労者互助会補助金などを,また,農業費では,都市農業活性化支援事業補助金をはじめ,農業者を支援し,魅力ある都市農業を推進するための経費などを計上している。
    商工費では,商工会や商店会などと連携して実施する商業活性化のための経費のほか,映画のまち調布推進事業や花火大会などの観光振興のための経費を計上している。
    土木費では,調布駅前広場の整備費や,鉄道敷地及び調布駅南口の地下の自転車駐車場の整備費のほか,都市計画道路・生活道路などの整備費を計上している。また,引き続き,公園・緑地,崖線樹林地の保全にも取り組んでいく。
    消防費では,防災備蓄品の充実に係る経費,消防資機材や装備品の充実など消防団の対応能力の向上に係る経費のほか,移動系防災行政無線のデジタル方式への移行に係る経費を計上している。また,引き続き,市民の安全・安心の確保のため,地域の防災力を高め,災害に強いまちづくりを推進していく。
    教育費では,学校施設の老朽化対応の工事費のほか,児童・生徒の学習環境の向上を図るため,特別教室の空調整備費を計上している。また,児童・生徒数の増加に対応するため,小・中学校の増築や普通教室の改修,体育館の改築工事費などを計上している。そのほか,通学路の安全確保を図る防犯カメラの増設や,特別支援教育の推進に係る経費を計上している。
    公債費については,各種公共建築物の維持保全や都市基盤の整備などのために借り入れた市債の元利償還金を計上している。
    諸支出金については,美術作品等取得基金への繰出金を計上している。
    続いて,歳入についして,各款別に概要を申しあげる。
    まず,市税については,444億7,000万円余で前年度と比較して,9億1,000万円余2.1パーセントの増となっている。
    市税では,個人市民税において,納税義務者数の増などにより増収を見込むとともに,法人市民税において,近年の法人収益の増加状況などを踏まえ,増収を見込んでいる。
    次に,地方譲与税及び各種交付金については,配当割交付金などの減要因により,60億6,000万円余前年度と比較して,8,000万円余の減となっている。
    使用料・手数料については,24億円余を計上している。
    次に,国庫支出金については,142億4,000万円余を計上している。歳出予算における対象事業の増と連動する保育所等整備交付金などの増により,前年度と比較して,17億円余の増となっている。
    また,都支出金については,120億4,000万円余を計上しているが,歳出予算と連動する待機児童解消区市町村支援事業費補助金の増などにより,前年度と比較して,13億6,000万円余の増となっている。
    次に,財産収入については,1億2,000万円余を計上している。
    繰入金については,18億2,000万円余を計上している。都市基盤整備事業基金の繰入金などの増はあるものの,財政調整基金の繰入金の抑制に努めたことから,前年度と比較して,2億7,000万円余の減となっている。
    市債については,世代間負担の公平化を図るため,各適債事業において所要の財源を計上している。
    次に,債務負担行為については,「クリーンセンター移転事業」,「調布駅南地下自転車駐車場整備事業」,「飛田給駅周辺交通環境整備事業」及び「神代中学校校舎整備事業」について,限度額を設定している。
    また,地方債の設定については,各適債事業について,限度額を設定している。

    [結果]
    賛成多数で原案可決


    議案第24号 平成29年度調布市国民健康保険事業特別会計予算
    [内容]
    国民健康保険財政は,被保険者の高齢化や医療の高度化などにより,保険給付費が増加傾向にある一方,主たる財源である国民健康保険税は減収傾向にあり,厳しい状況が続いている。この構造的な課題の解決に向けて,平成30年度から,新たに都道府県が財政運営の責任主体となる国保制度の広域化が始まる。新制度へ円滑に移行できるよう,平成29年度は準備を着実に進め,引き続き被保険者の皆さんに安心して医療をお受けいただける事業運営を行っていく。
    平成29年度調布市国民健康保険事業特別会計予算の歳入歳出の総額は,250億4,374万2,000円となり,前年度に比べ4億3,625万1,000円1.8パーセントの増となっている。
    歳出総額の56パーセントを占めている保険給付費は,140億3,141万円余を計上し,前年度に比べ2億6,488万円余の増額となっている。
    また,歳出総額の25.3パーセントを占めている共同事業拠出金は,63億3,038万円余を計上し,前年度に比べ2億535万円余の増額となっている。
    後期高齢者支援金等については,28億366万円余を計上し,歳出総額の11.2パーセントを占めており,前年度に比べ6,180万円の減額となっている。
    総務費では,人件費をはじめ,保険給付,被保険者資格の得喪及び国民健康保険税の賦課徴収に係る事務経費,医療費適正化対策,国民健康保険税収納対策に係る経費を計上している。
    保健事業費では,特定健診・特定保健指導の実施に係る経費に加え,国保ヘルスアップ事業の経費を計上している。平成29年度は,全年齢の医療費分析結果に基づき,平成30年度からの第2期国民健康保険データヘルス計画及び第3期特定健診・特定保健指導実施計画を策定する。
    次に,歳入予算として,国民健康保険税は,歳入総額の18.1パーセントとなる45億3,410万円余を計上している。被保険者の減少傾向等を反映し,前年度に比べ3億5,976万円の減額となっている。
    国庫支出金については,45億4,427万円余を計上し,歳入総額の18.2パーセント前期高齢者交付金については,43億5,018万円余を計上し,歳入総額の17.4パーセント,共同事業交付金については,62億6,594万円余を計上し,歳入総額の25パーセントを占めている。
    これらを主な財源とし,なお不足する額について,一般会計からの繰入金を充当し,収支の均衡を図ったもの。

    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第25号 平成29年度調布市用地特別会計予算
    [内容]
    歳入歳出それぞれ2,912万3,000円を計上するもの。
    歳出予算の用地費では,一般会計と連動した生活道路用地の買収費や債務負担解消分に係る公共用地買収費のほか,公共用地取得に要する事務費交付金など,2,532万円を計上している。
    繰出金では,土地開発基金への運用収入及び利子収入繰出金として,380万円余を計上している。
    次に,歳入予算としては,歳出予算と連動した財産運用収入や財産売払収入のほか,一般会計繰入金について所要額を計上している。
    また,平成29年度の債務負担行為については,公共用地取得のための限度額を10億4,400万円とし,これに必要な資金として,調布市土地開発公社が金融機関から融資を受ける償還元金及び利子につきまして債務保証するもの。
    このほか,同公社が市場性資金により融資を受けた資金を繰上償還した場合に生じる利子の金融機関に対する損失補償を設定している。

    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第26号 平成29年度調布市下水道事業特別会計予算
    [内容]
    歳入歳出それぞれ33億8,788万2,000円を計上するもの。
    歳出予算の総務費については,4億8,697万円余を計上している。その主な内容としては,下水道使用料等の徴収事務に要する経費である。
    事業費については,25億7,954万円余を計上している。その主な内容としては,下水道管渠等の清掃委託料及び補修工事費,調布市基本計画に基づく下水道施設の長寿命化対策事業に要する経費,流域下水道処理負担金,枝線工事費及び野川処理区整備費負担金等である。
    公債費については,下水道債の元利償還費として,3億1,136万円余を計上するもの。
    次に,歳入予算としては,主要な財源である使用料のほか,国庫支出金,都支出金及び市債等において,歳出予算に計上する各事業に係る財源を見込んだもの。

    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第27号 平成29年度調布市介護保険事業特別会計予算
    [内容]
    歳入歳出それぞれ147億4,359万3,000円を計上するもの。
    歳出予算から申しあげると,高齢化の進展に伴い,歳出予算の91.6パーセントを占めております保険給付費は,135億円で,前年度に比べ,3億円2.2パーセントの減額となっている。
    また,地域支援事業費は,8億3,189万円余 で,前年度に比べ,3億7,534万円余82.2パーセントの増額となっている。
    総務費については,4億434万円余を計上している。
    次に,歳入予算としては,保険料は,31億9,629万円余で,歳入総額の21.7パーセント。国庫支出金及び都支出金については,合わせて53億2,918万円余で,歳入総額の36.1パーセント。支払基金交付金については,39億1,636万円余で,歳入総額の26.6パーセント。繰入金については,22億9,157万円で,歳入総額の15.5パーセントを占めている。

    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第28号 平成29年度調布市後期高齢者医療特別会計予算
    [内容]
    歳入歳出それぞれ48億8,267万2,000円を計上するもの。
    歳出予算の93.8パーセントを占めている広域連合納付金について,45億7,864万円余,保健事業費として1億7,881万円余を計上するもの。
    これに対する歳入予算としては,後期高齢者医療保険料が24億9,940万円余で,歳入総額の51.2パーセントを占めている。
    また,一般会計からの繰入金として22億4,554万円余,さらに諸収入1億3,772万円が主なもの。

    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第29号 人権擁護委員の候補者の推薦について
    [内容]
    佐瀨一男氏の任期が,平成29年6月30日をもって満了するので,後任の候補者の推薦について人権擁護委員法第6条第3項の規定により,議会の同意を求めるもの。

    [結果]
    満場一致で佐瀨一男氏を同意



    議案第30号 調布市長の給料の特例に関する条例
    [内容]
    市長の平成29年4月分として支給される給料に限り、月額103万5,000円から10万3, 500円を減じて支給するもの。




    [結果]
    市長からの申し出により取り下げ。



    議案第31号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
    [内容]
    平成28年の人事院勧告及び東京都人事委員会勧告の給与に関する勧告等を踏まえ,職員の給料の額,扶養手当の額及び支給対象並びに給料の特別調整額の上限額を改めるとともに,所要の改正を行うもの。
    [結果]
    満場一致で原案可決


    議案第32号 車橋架替え工事請負契約の一部を変更する契約
    [内容]
    大きく5点であり,1点目として,河川管理者との協議の結果,重機を河川内に常時存置させておくことができなくなったことによる,揚重用クレーンの追加による費用や,その他の大型クレーン組立解体費が必要となったもの。
    2点目として,揚重用クレーンの追加に伴う施工ヤードの整備費等が追加で必要となったもの。
    3点目として,山留工法において,当初の想定よりも硬い地盤であったことにより,硬質地盤にも対応可能な工法とするなどの変更が必要となったもの。
    4点目として,既設構造物の撤去から新設橋台の基礎新設に係る土工の施工計画の見直しに伴い,土工数量の変更等が必要となったもの。
    5点目として,山留工法の変更による影響を把握するため,地盤変形調査,振動・騒音調査等を追加する必要が生じたもの。
    本契約の変更の内容としては,契約金額を4億8,211万2,000円から6億2,752万4,280円に変更するもの。

    [結果]
    満場一致で原案可決



    陳情(5件)

    陳情第66号 調布市における、バランスのとれた受動喫煙防止対策を求める陳情
    [結果]
    多数により継続

    陳情第72号 調布飛行場におけるヘリコプター利用の制限に関する陳情
    [結果]
    満場一致で継続

    陳情第73号 外環道沿線住民の緊急時避難計画策定について国への意見書提出を求める陳情
    [結果]
    満場一致で採択

    陳情第74号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める陳情
    [結果]
    多数により継続

    陳情第75号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める陳情
    [結果]
    多数により趣旨採択



    議員提出議案(5件)

    議員提出議案第1号 共謀罪(テロ等準備罪)の制定に反対する意見書提出について
    [結果]
    多数により否決

    議員提出議案第2号 森友学園問題の真相究明のために、参考人招致の実現を求める意見書提出について
    [結果]
    多数により否決

    議員提出議案第3号 地域の実情に応じて運用できる「民泊」の法制化を求める意見書提出について
    [結果]
    多数により可決

    議員提出議案第4号 無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進を求める意見書提出について
    [結果]
    満場一致で可決

    議員提出議案第5号 水素ステーションの整備促進を求める意見書提出について
    [結果]
    多数により可決



    委員会提出議案(2件)

    委員会提出議案第1号 調布市議会会議規則の一部を改正する規則
    [結果]
    満場一致で可決

    委員会提出議案第2号 外環道沿線住民の緊急時避難計画策定を求める意見書提出について
    [結果]
    満場一致で可決



    市長報告

    損害賠償請求事件(住民訴訟)の訴えの提起について

    地方自治法に基づく住民訴訟であり,執行機関であります調布市長を被告として,平成29年2月22日付けで調布市在住者から訴えの提起がなされ,同年3月1日に訴状が送達されたため,ここに報告する。
    その内容としては,市有地の売却に係る契約を随意契約の方式で締結したことが地方自治法等に違反しており,これにより,市は,一般競争入札であれば形成されたであろう落札価格と,実際の売却額との差額分の損害を被っているから,被告に対し,当該損害額に相当する額の金員等の支払を市長個人に請求することの義務付けを求めるもの。
    市としては,応訴せざるを得ないが,本件訴訟を遂行するうえで,協力をお願いするとともに,報告するもの。



    一般質問

    3月7日、2年9ヶ月振りに行いました。


    質問の内容は・・
    都市計画のあり方について
    (1) 調布駅周辺の計画について
    (2) 景観について
    行政と議会・市民との信頼関係について
    (1) 行政内部情報の流出事件について

    詳しくは⇒2017.3.7ブログをご覧ください。



    blue_right平成29年第1回調布市議会定例会会期結果
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)市議会今日の出来事