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2017年08月05日

ワカモノプロジェクト下見ツアー 1日目

調布から!復興支援プロジェクトの若者が交流するワカモノプロジェクトで、10月に調布の中学生・高校生20名程が宮城県石巻市・女川町を訪問し、災害のことを学びながら交流する予定です。

それに先立ち、ワカモノプロジェクトのスタッフ4名が8月5・6の2日間で石巻市と女川町を訪ねて、下見と打ち合わせをします。

7月20日の「調布から!」の総会(2017.7.20ブログ)後の懇親会で、「足となる車がない」と聞いたので、私が車を出して運転手を務めることになりました。


<ワカモノプロジェクト 下見ツアー 予定表>(一部修正)



5時30分 調布駅北口で待ち合わせて出発です。


新宿を過ぎたあたりで交通事故現場に遭遇。
渋滞の中を、赤バイ・消防車・救急車が横を抜いて行きました。
ワゴン同士の追突事故で大きな事故ではないようです。
出場する赤バイを見たのは初めてですface08




常磐自動車道・守谷サービスエリア「Pasar守谷」で休憩と朝食。
せたが屋で「せたがやラーメン」と「明太納豆ごはん」をいただきました。



常磐自動車道は常磐富岡インターチェンジ過ぎから浪江インターチェンジ過ぎまで帰還困難区域内を走ります。



常磐自動車道、広野と南相馬の間に放射線量モニタリングポストが9か所に設置されています。

NEXCO東日本ホームページ



最初のモニタリングポストの放射線量は0.1マイクロシーベルト/1時間。



実は、自然界には宇宙線や大気・大地などから放出される放射線が存在しているので、調布市でも日常的に微量の数値が計測されます。
平成29年度7月の空間放射線量(地表高5cm)は、0.035〜0.084マイクロシーベルト/時でした(調布市ホームページ)。

ちなみに、私も平成24年3月、いわき市に視察に行く際、市から放射線測定器を借りて市役所控室の放射線量を測ってみましたが、0.06マイクロシーベルト/時でした(2012.3.27ブログ)。



富岡町に入りました。


帰還困難区域が近づくにつれ放射線量が上がってきます。


常磐富岡インターまで2km。


常磐富岡 大熊 出口



大熊町に入ります。


福島第一原子力発電所は、双葉町にまたがって大熊町に位置しています。(写真:Yahoo!地図


大熊町の様子。


放射性廃棄物の仮置き場。


ソラーパネルの設置も目立ちます



帰還困難区域に入ります。


双葉町に入ります。


最高値の2.9マイクロシーベルト/時。


双葉町の様子。


浪江・双葉出口


「ここまで 帰還困難区域


除染土壌等運搬車。


帰還困難区域を過ぎると、風景が変わります



動物注意・・サルface08




11時50分 コロボックルハウス(石巻市河南旭山農業体験実習館)に到着。
10月のワカモノプロジェクトの宿泊施設となります。


宿泊部屋・キッチン・キャンプ場・風呂・備品などを確認。




13時 道の駅「上品の郷」で昼食。



14時30分 石巻市十三浜にある遠藤水産の遠藤社長さんの自宅を訪問。


石巻の海産物で大歓迎を受けましたface02


遠藤ご夫妻から、東日本大震災から6年5ヶ月経った被災地の厳しい現状を伺いました。


記念撮影


遠藤社長さんが大指(おおさし)漁港を案内して下さいました。






「調布から!復興支援プロジェクト」は、遠藤水産さん、遠藤社長ご夫妻とず〜っと交流を続けてきました。
今年の10月8日(日)・9日(月・祝)に開催される第62回調布市商工まつりにもいらっしゃいます。
十三浜産のわかめ、こんぶ、くきわかめ、とろろこんぶを是非お買い求めくださいicon_bikkuri

(写真:遠藤水産ホームページより)



本日の宿、東松島市のバリュー・ザ・ホテル東松島矢本に到着。

20時 夕食は、ワカモノプロジェクトで交流のある石巻の若者が紹介してくれた、JR仙石線の矢本駅近くの居酒屋「あうん」で。(写真:Google検索より)


地元の新鮮な魚と石巻の美味しいお酒(墨廼江・日高見)を堪能しましたface05
トビウオの刺身は初めてですface02

  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)今日の出来事東日本大震災・味スタ避難所