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2019年01月28日

飛田給小学校フェンスほか改修工事

今年9月の市議会第3回定例会の一般質問「飛田給小学校の危険なブロック塀」について取り上げました。(blue_right2018.9.7ブログ


<質問原稿>
本年6月に発生した大阪府北部の地震では、高槻市立小学校のブロック塀が倒れ、登校途中の4年生の女子児童が下敷きになり死亡しました。この事故を受けて、全国の自治体で実態調査が行われ、調布市では、学校施設や公共施設で建築基準法違反のブロック塀を撤去しました。塀の高さは建築基準法施行令の120センチを基準としているようですが、子どもにとってこの高さは安全なのでしょうか。

飛田給小学校にブロック塀がありますが、高さを測ったら91センチでした。



塀を支える控え壁は設置されておらず、鉄筋も入っていないようですが、現状では適応外となり、改修されないままになってしまいます。調布市立小学校の1年生女子の平均身長は平成29年度で115.9センチです。
実際に現場で確認してみると、塀の高さと身長があまり変わらない1年生が少なくありません。地震で塀が倒壊して、子どもに万が一のことがあったら誰が責任を取るのでしょうか。

Q6.一例としてブロック塀を取り上げましたが、少なくとも学校施設と子どもが使用する公共施設については、子どもの視点に立って調布独自の基準を作り、安全安心な施設になるように対応するべきだと思いますが、市のご見解をお尋ねします。


この危険なブロック塀については、1,269万円余の事業費がつき、プールの擁壁などの改修工事と合わせて実施されることになりました。

今年3月末までに危険なブロック塀は撤去され、安全なメッシュフェンスとなりますicon_maro02


・位置図


・設計図


blue_right飛田給小学校フェンスほか改修工事 設計図(PDF)
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 17:00Comments(0)今日の出来事飛田給の出来事