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2019年03月10日

飛小地区協議会 防災訓練

9時30分 飛田給小学校地区協議会主催の総合防災訓練が飛田給小学校で行われました。

飛田給自治会・西部飛田給自治会・鶴島自治会・飛田給第三自治会・西武自治会ほか地域住民が参加して、様々な訓練と体験をしました。


挨拶をする小池政人・飛小地区協議会 会長


訓練内容を説明する小林裕治・飛小地区協議会 防災対策委員長


調布消防署が指導し、調布市消防団第1分団が協力。



<訓練内容>
①飛田給小まで危険箇所を確認しながら集合
②要救護者救助訓練
③AEDを使用した救急救命訓練
④煙体験ハウスによる避難体験
⑤119番通報訓練
⑥訓練用消火器による初期消火訓練
⑦アルファー米を使用した炊き出し訓練
などを体育館と校庭に分かれて実施します。


<体育館>
消防署員のお手本を見ます。


○倒壊物の下敷きになった要救護者(ダミー人形)を救助します。
初めてジャッキを使用しました。


○AED(Automated External Defibrillator=自動体外式除細動器)を使いながら心肺蘇生法をやってみます。



<校庭>
班ごとにリーダーを決め、煙体験、通報訓練、要救護者救助訓練、初期消火訓練を連動した訓練として行います。


消火訓練は周辺に置いた消火器を取ってくる、現実に近い形で行いました。



東日本大震災から8年が経とうとしています。
災害はいつ襲ってくるか分かりません。

いざという時のために、必ず時々訓練をしましょう。
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 12:00Comments(0)今日の出来事消防団

    2019年03月10日

    NHKニュース「おはよう日本」『震災遺構』

    2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震から明日で8年になります。

    今週のNHKニュース「おはよう日本」は、『けさのクローズアップ』で東日本大震災を特集しています。

    今朝のテーマは「震災遺構」(以下写真:NHKニュースより)。


    「震災が風化していると思うか」と被災者にアンケートを行ったところ、『そう思う、ややそう思う』との回答が、60.7パーセントとなりました。



    風化させないものの一つが、被災地に残っている「震災遺構」です。

    震災遺構は様々な運命を辿っています。


    「公開」が、たろう観光ホテル(岩手県宮古市)、旧野蒜駅プラットホーム(宮城県東松島市)、旧荒浜小学校(仙台市)。

    「保存」が、旧大川小学校(宮城県石巻市)、旧門脇小学校(宮城県石巻市)。

    「解体」が、大槌町旧役場庁舎・遊覧船「はまゆり」(岩手県大槌町)、鵜住居地区防災センター(宮城県釜石市)、大型漁船「第18共徳丸」(宮城県気仙沼市)、江島共済会館・(宮城県女川町)、佐々直旧本社工場(宮城県名取市)。

    「2031年まで先送り」が、南三陸町防災対策庁舎(宮城県南三陸町)。


    宮城県気仙沼市の気仙沼向洋高校の旧校舎が震災遺構として整備され、10日から公開されます。
    校舎の内部はできるだけ震災当時の姿を残そうと、津波で割れた窓をそのまま修復せずに展示し、がれきや参考書が散乱する教室や、建物の3階部分に流れ着いた車なども見ることができます。




    南三陸町では、ホテルが経営する結婚式場「高野会館」が遺構として残っています。


    ホテルは町に保存を提案しましたが、復興庁の「震災遺構は1市町村1箇所」との原則があり、防災対策庁舎が遺構として残されることが検討されているため、結婚式場は対象にはなりませんでした。
    そこで、ホテル側は自力で残すことを検討。
    莫大なコストがかかりますが、「残っているからいろいろ考えることができる」とホテルの関係者は語ります。



    高野会館は2013年8月15日に訪ねました。

    気仙沼向洋高校は2014年9月2日に訪ねました。


    震災遺構は地震と津波の恐ろしさを何よりも物語り、残っているから学ぶことができると私は思います。
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 08:00Comments(0)今日の出来事東日本大震災・味スタ避難所