調布市議・大須賀ひろすけブログ

午前７時過ぎ、消防無線受令機から「調布出火報」。西つつじヶ丘2丁目の共同住宅から出火し、１階居室18平方メートルを焼損しました。消防隊が火元の部屋から男性１名を救出し、医療機関に搬送しましたが、死亡が確認されました。



「アパート火災、男性１人死亡」（nikkei.com）

消防無線で「延焼中」と「要援護者救助」までは知っていましたが、亡くなった方がいることは知りませんでした。
緑ヶ丘・仙川まちづくり会議10周年記念式典のあと、現場に寄ってみました。鎮火しているのに消防だけでなく警察官がまだいたので、「ひょっとして」と思いましたが、帰宅して調布消防署のホームページで死亡者が出ていることがわかりました。

私たち消防団員にとって、火災で死亡者が出る時ほど残念で悲しいことはありません。
私たちが受令機を夜中でも聞いているのは、何回か火災で亡くなった方の現場を体験しているからです。
特に7-8年前にあった府中市白糸台での火災は未だに忘れることができません。出火報があり、近隣応援出動で駆けつけた時には現場は一戸建てが激しく延焼中でした。私たち第一分団は、2階の部屋に向けて放水をしていましたが、私たちのすぐ脇で家に向かって名前を叫んでいる女性がいました。家族全員が無事逃げていると思っていましたが、実はそうではなかったのです。

前日まで定期テストがあって、テスト開けで熟睡していたため逃げ遅れた高校生が死亡してしまったことを後になって知りました。叫んでいたのは、高校生が逃げ遅れていることがわかった家族の悲痛な叫びだったのです。

その声はいまでも私の耳に残っています。消防署と違って消防団は消火活動はしますが、燃えている家の中に入って要援護者の救助をすることはありません。でも、もっと早く駆けつけて消火していれば助けられたかもしれません。だから、携帯電話に消防メールは入って来ますが、いち早く出場し消火するために夜中でも無線を聞いているのです。

どんな火事でも最初は小さな火から始まります。火災報知器が火災発生を知らせて、消火器で初期消火できればほとんどの火事は小さいままで終わります。生命も財産も守ることができるのです。
あなたと家族と近所の生命と財産を守るために、火災報知器と消火器の設置をお願いします。





12時20分 ふれあいのつどいが富士見地域福祉センターで開かれました。このつどいは社会福祉協議会が各地域福祉センターを会場に実行委員会形式で行っています。石原小学校地区協議会、健全育成推進石原地区委員会、民生児童委員グループなど31もの団体が実行委員会に参加し、たくさんの人で賑わっていました。
















13時30分 緑ヶ丘・仙川まちづくり会議（田中次郎会長）の10周年記念式典・講演会がせんがわ劇場で開かれました。当会議は平成13年に市内3番目の地区協議会として設立されました。ちなみに、一番目は富士見町の石原小学校地区、二番目は上石原の第三小学校地区です。
式典で、初代会長の田中久和さん（現市議会議員）の挨拶を聞いていて、準備段階でその必要性を含め様々な議論があり、手探り状態の中、みんなで力を合わせてこの間の活動をしてきたことがよくわかりました。



記念講演は、ノンフィクション作家沖藤典子さんの講演「人生のゆたかな”みのり”のために〜家族、老い・子ども、そして仲間と役割〜」でした。





20時 消防団第一分団機械器具点検・ホースカー操法訓練。
調布市消防団では毎月2回、ポンプ車・可搬ポンプ・発電機・照明器などの機械器具の点検を行っています。第一分団では毎月1日と第3土曜日の20時から22時です。
また、10月24日にホースカーによるポンプ操法大会があるので、その訓練も行いました。
ワールドカップ日本vsオランダ戦は家に帰ってから録画を見ました。