たまりば

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2011年07月20日

「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目

9時30分 旧石巻市役所議会棟で作業開始

昨日と同じく、朝一番の作業は、前日乾燥させた写真の取り込みです。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目


(左)結婚写真。(右)子どもたちと石ノ森萬画館オリジナルキャラクターシージェッター海斗との記念写真。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目

シージェッター海斗は子どもたちに大人気です。
「調布から!復興支援プロジェクト」の横山代表が石ノ森萬画館関係者から聞いた話です。

被災後、子どもたちの前に海斗が初めて登場した時のことです。
海斗の中に入っていたスタッフは子どもたちの反応が怖かったそうです。
海斗は津波をもたらした「海」のヒーローだからです。
でも、子どもたちは温かい声援を海斗に送りました。
海斗の中のスタッフは号泣したそうです。




毎日全国各地からボランティアがやって来ます。午前と午後、作業開始時に自己紹介をします。
写真は、多摩市社会福祉協議会のみなさん。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目

多摩社協は、石巻市復興支援活動に取り組み、6月17日に第1クールを送りました。
以後、3泊4日を1​クールとして、連続12クールを送る予定です。

この間、マイクロバス、ホテル、レンタカーを長期契約していて、ボランティアを募集するとすぐ定員を満たすとの​こと。

ざっと、約100名の市民を災害支援に送り込むことになります。
この積極的な姿勢をどこかの市と社協に見習ってもらい、もっと頑張ってもらいたいものです。




写真を取り込みビニール袋に入れて展示用に整理した後は、昨日午後に引き続き、旧本庁舎で自衛隊員が収納した品をビニール袋から取り出して分類し、乾かす作業です。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目

今日は、強烈な臭いに加え、もうひとつつらいことがありました。
台風の影響で風が強いので、窓が開けられないことです。
サウナ状態の室内での作業は「おデブ系」の私にはむちゃくちゃつらい作業でしたicon_maro06
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目

ばらの写真は、くっついてしまっていて一枚ずつ剥がすのが大変。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目

タグ(伝票)グループ毎にアルバムのページや写真を並べて乾燥させます。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目



「高橋健治」さんと名前を書いたガムテープが貼ってあるビニール袋がありました(番地部分加工)。
写真好きだった様で、膨大な写真の量です。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目

高橋さんの写真を並べていると、選挙事務所看板の前で演説している写真がありました。選挙ポスターが写っている写真もあります。
県議会議員か市議会議員かも知れません。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目



結婚式や赤ちゃんの写真、バクテリアにやられてしまっている写真を見るとつらい気持ちになります。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目



私は、もともと写真が好きな方でした。
子どもが生まれてからは、写真とビデオを半端なく撮影してきました。
親にとって、子どもの成長の証である写真は、かけがえのない宝物です。

被災地の写真には、子どもたちや結婚式の写真、家族団らんの写真が数多くありました。
写真に写っている人を見ると、「無事に生きているのかな」と、つい思ってしまいます。

今回の「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」で得た経験は一生忘れることができないものとなるでしょう。

私たちが手がけた写真が一日も早く、本人や遺族の元に戻ることを祈りますicon01

「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目



お世話になった現地ボランティアスタッフの二人。
(右)ボランティアリーダーの「ゆきお」さん。石巻でボランティア活動を2ヶ月間続けています。あと1ヶ月で「写真プロジェクト」のめどをつけたいそうです。
(左)地元の高校生の「すずか」ちゃん。「どうしてボランティアをしているの」と聞くと「地元の私たちがやらないで、他県の人にお願いできないでしょう」と明確な答え。えらいface02
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目


調布チームと現地スタッフで記念写真。
前列右から私、鈴木宗貴議員、加藤正文さん、すずかちゃん。後列右からゆきおさん、野本剛史さん、川島英輝さん、川原和代さん。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目

今回の参加者は6名。
川島さんは高校生。調布市被災者支援ボランティアセンターHPを見て応募しました。
加藤さんと川原さんは東京新聞の記事を見て応募しました。
野本さんは私の甥っ子。私が誘いました。
そして、私と鈴木議員の6名でした。




午前で作業を切り上げて、調布に向かいます。
運転は行きと同じく鈴木宗貴市議会議員(行きも帰りもご苦労様)。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目


(左)写真を自衛隊員が集めてくれたことで、自衛隊の車両を見ると感謝の気持ちひとしおです。
(右)台風の影響のため途中で前がよく見えないほどの豪雨に。
「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」3日目



19時 調布に無事帰って来ました。

体と服がすごい臭いのと、市役所から​自転車で帰る途中で、雨でびしょ濡れになったので、即効で風呂に​はいり、湯上がりにビールを飲みました。



ビールを飲んでいると、「高橋健治」さんのことを思い出し、気になりました。

インターネットで調べてみてびっくり。「毎日新聞3月11日訃報」に石巻市議の高橋健治さんが病気により61歳で亡くなったとあります。しかも、亡くなった日は大震災前日の3月10日のことです。

ご本人、ご家族、後援会などたくさんの写真がありました。
できればご家族に知らせてあげたいと思います。



次回の「思い出の宝物を持ち主に返そうプロジェクト」は、8月のお盆過ぎ頃を予定しています。
次はぜひあなたもご参加ください。

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    Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01│Comments(0)東日本大震災・味スタ避難所
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