2012年02月11日
石巻復興支援1日目
3.11から11ヶ月が過ぎました。
今日と明日の2日間、「調布から!復興支援プロジェクト」(横山泰治代表)の活動で、石巻に行ってきます。
石巻に行くのは、3月28日に行って以来、8回目。
1回目 支援物資搬送(3/27ブログ、3/28ブログ、3/29ブログ)
2回目 支援物資搬送&現地調査(5/25ブログ、5/26ブログ、5/27ブログ)
3回目 支援物資搬送&現地調査(6/27ブログ、6/28ブログ)
4回目 「思い出の宝物プロジェクト」第1弾(7/18ブログ、7/19ブログ、7/20ブログ、7/21ブログ)
5回目 「思い出の宝物プロジェクト」第2弾(8/17ブログ、8/18ブログ、8/18ブログ②、8/19ブログ、)
6回目 支援物資搬送&今後の打ち合わせ(10/29ブログ、10/30ブログ)
7回目 クリスマス&お正月プレゼント(12/22ブログ、12/23ブログ)
今回の目的は、
①先日閉店した順寿司さんから寄贈してもらった厨房機器などを届ける。
②牡鹿半島狐崎浜の大畑仮設住宅に支援物資を届ける。
③新たな交流プロジェクト「全国絆タウン46・第1弾・千葉県の日」を視察。第2弾の東京都多摩地域(調布市)の日」の参考にする。
6時 きれいな朝焼け。左に見えるのは、味の素スタジアム。
6時10分 飛田給を出発。メンバーは、鈴木宗貴市議会議員、私の甥っ子の野本剛史君と私の3人。今回の車はレンタカー。
8時 鈴木さんがNHKの朝ドラを見たいと言うので、都賀西方PA(パーキングエリア)で休憩。
朝食。「豚にら丼 半うどんセット」を注文。
味は・・・
どちらも 「福島県産」だから頼んだのに
高速道路のSA(サービスエリア)・PAの食事は、昔に比べればずいぶんおいしくなってきたはずなんだけど
二本松を過ぎると、あたりは雪景色。
国見SAで休憩。
ここで鈴木さんから私に運転交代。マニュアル車に乗るのは久しぶり。大丈夫かな〜
三陸自動車道に入ります。「がんばろう!東北」「がんばろう!宮城」2つの看板があるのは、私の知る限りここだけ。この看板を見る度に気合いが入ります
13時20分 石巻に到着。
石巻駅前のサイボーグ003と商店街にたたずむ009に車中から挨拶。
順寿司からいただいた厨房機器などを「全国絆タウン46」第1会場のホシノボックスピアに運び込みました。
これから、牡鹿半島の狐崎浜大畑仮設住宅に支援物資を届けます。
万石浦には牡蠣の養殖いかだが復活していました
途中の工事現場。高台を造成している様に見えました。
前回、前々回に続き、また迷ってしまいました 途中、「ありがとう 感謝」の垂れ幕にホっ。
14時10分 やっと、大畑仮設住宅に到着。
支援物資を談話室に運び込みます
ねこちゃんがお出迎え。
談話室で工事をしていました。仮設住宅では、しょっちゅう何らかの追加工事をしているそうです。まとめてできないのでしょうか。
区長の平塚さん(写真中央)、柳橋さん(左から2人目)、柳橋さんのご主人(ごめんなさい、左手撮影範囲外)にお話を伺いました。
平塚さんたち、鹿立浜(すだちはま)のみなさんは、牡蠣の養殖と加工業で生計を立てていましたが、東日本大震災の津波で、自宅と牡蠣剥き場(牡蠣の処理場)などすべてを失ってしまいました。
平塚さんによると、処理場の建物・設備を再建し、元通りにするには、約1億8千万円かかるんだそうです
国と県の補助金が5/6出ることになったので、自己負担は1/6の約3千万円ですが、簡単な金額ではありません。
すべてを失った被災者の生活は厳しい状況にあるからです。
柳橋さんは、新築して3年の自宅が津波でやられてしまい、住めないのにも関わらず、これからも住宅ローンを払い続けていかなければならないそうです。
こうした中、新たに立ち上がったのが「荒波牡蠣復活委員会」です。
いわゆる「牡蠣のオーナー制度」で、1口1万円。
5千円は、牡蠣処理場建設費に充てられ、残りの5千円は、2012年以降採れた「荒波牡蠣」をお送りします。
「荒波牡蠣復活委員会」について、近々特集する予定です。
お話を聞きながらいただいたコーヒーは特別な味がしました。
柳橋さんご夫妻はFacebookをやっています。被災地の実態がわかるので、ご紹介します。
柳橋浩哉さん 柳橋未佳さん
仮設住宅の駐車場に、石巻市消防団第11分団第2部の消防ポンプ車が置いてありました。現役の消防団員(調布市消防団第15分団)の甥っ子は興味あり。
11ヶ月前、海の幸で賑わっていた暮らしは、いつ蘇るのでしょうか。
「全国絆タウン46」会場に戻ります。市中心部の様子。
建て替えられた住宅はごく一部。
音楽店には長渕剛さんの「ひとつ」のポスターが。門脇小学校の前で歌ったNHK紅白歌合戦のシーンは、全国に感動をもたらしました。長渕剛「ひとつ」(紅白歌合戦)
石巻工業高校が21世紀枠で甲子園出場に。街中に応援の垂れ幕やポスターが貼ってありました。私は、21世紀枠に批判的でしたが、今回はOK
お店に貼ってあった町田・石巻交流イベントのポスター。
呉服屋さんのショウーウィンドウに加藤登紀子ミニライブのお知らせ。会場は店内
「全国絆タウン46・第1弾『千葉県の日』」会場に戻りました。
「全国絆タウン46」(通称:AKT46)は、宮城県を除く全国46都道府県の商店街が、物産展やイベントを通じ、人・モノ・情報の地域間交流を活発化させるために開催されるイベント。
主催するのは、石ノ森萬画館を運営する第三セクター「街づくりまんぼう」(西條允敏社長)。
第1弾となる2月11日~24日は、千葉市稲毛区の稲毛商店街振興組合、柏市商店会連合会、松戸駅周辺にぎやかし推進協議会の協力で、「千葉県の日」として物産交流展を開催。
街づくりまんぼうスタッフに話を伺います
石巻会場と稲毛商店街会場の間をインターネット通話Skypeで中継。
稲毛商店街名物の夜灯(よとぼし)を使ってライトアップ。
第2会場「旧みやぎ生協」では、ご当地グルメの実演販売やイベントなどを行います。
第1会場「ホシノボックスピア」では『千葉県一店逸品ストアー』が開催されていました。
鈴木さんが、地元紙「石巻かほく」の及川智子記者から取材を受けています。
及川さんは、練馬区に住んでいましたが、震災後ふるさとに戻ってきたそうです。
川島由美さんのコンサート。歌は、阪神淡路大震災の歌「幸せ運べるように」。私の大好きな歌です。
川島さんは千葉市生まれですが、町田市在住。調布のことを良くご存知でした。むちゃくちゃ寒い中、キーボードを弾きながら歌うのはとっても大変そうでした。
川島由美さんのブログ「石巻にて」
夜灯に灯が入りました
全国の特産品を販売、石巻に「全国絆タウン46」開設(毎日新聞)
石巻復興へ商店街の輪 千葉や調布、特産品相互販売やイベント(日本経済新聞)
被災商店街復興へ「全国絆タウン」(テレビ朝日)
第2弾、2月25日~3月9日の期間は、「東京都多摩地区の日」として、調布市の商店街や商店のご協力を頂き、物産交流展を開催します。
「調布から!復興支援プロジェクト」は小さな団体です。
しかも、商店街ではありません。
でも、今回「街づくりまんぼう」さんから依頼があったのも、何らかのご縁があるからなのでしょう。
私たちにできることは限られますが、「私たちならではのこと」を頑張りましょう
「調布から!復興支援プロジェクト」の活動が4分でわかるビデオ(YouTube)
【ボラ募集】全国絆タウン46のお手伝いをお願いいたします!
本日のミッション無事終了。
夕食に出かけます。
居酒屋「ごくう」でお疲れさん会。
生ビール小を飲んだ後は、日高見の熱燗。あったまる~
最高の海の幸オンパレード
地元の名酒「日高見」。左が「絶対負けない石巻 震災復興酒 『希望の光』」、右が「町の明かりは消さない 純米初しぼり 『感謝の手紙』」。飲んでるだけで泣けてきます。
昨年10月29日と同じく、最後はラーメン屋「他我」で締め。
ラーメン一筋43年の老夫婦がやっています。
店内には「石巻工高 選抜出場おめでとう!」ステッカーが。
何とも言えない、懐かしい味がします。
今夜のホテルは、石巻グランドホテルの姉妹ホテル「石巻サンプラザホテル」。グランドホテルより格は落ちますが、値段はリーズナブル。
1階にあったタウンページの表紙は「今こそみんながひとつになる時」
ここのホテルは、1階漫画コーナーの本を部屋で読めます。「スラムダンク」を選択。
初めて読んだ「スラムダンク」。超面白い内容に、しばらく寝るのも忘れて読みふけりました
今日と明日の2日間、「調布から!復興支援プロジェクト」(横山泰治代表)の活動で、石巻に行ってきます。
石巻に行くのは、3月28日に行って以来、8回目。
1回目 支援物資搬送(3/27ブログ、3/28ブログ、3/29ブログ)
2回目 支援物資搬送&現地調査(5/25ブログ、5/26ブログ、5/27ブログ)
3回目 支援物資搬送&現地調査(6/27ブログ、6/28ブログ)
4回目 「思い出の宝物プロジェクト」第1弾(7/18ブログ、7/19ブログ、7/20ブログ、7/21ブログ)
5回目 「思い出の宝物プロジェクト」第2弾(8/17ブログ、8/18ブログ、8/18ブログ②、8/19ブログ、)
6回目 支援物資搬送&今後の打ち合わせ(10/29ブログ、10/30ブログ)
7回目 クリスマス&お正月プレゼント(12/22ブログ、12/23ブログ)
今回の目的は、
①先日閉店した順寿司さんから寄贈してもらった厨房機器などを届ける。
②牡鹿半島狐崎浜の大畑仮設住宅に支援物資を届ける。
③新たな交流プロジェクト「全国絆タウン46・第1弾・千葉県の日」を視察。第2弾の東京都多摩地域(調布市)の日」の参考にする。
6時 きれいな朝焼け。左に見えるのは、味の素スタジアム。
6時10分 飛田給を出発。メンバーは、鈴木宗貴市議会議員、私の甥っ子の野本剛史君と私の3人。今回の車はレンタカー。
8時 鈴木さんがNHKの朝ドラを見たいと言うので、都賀西方PA(パーキングエリア)で休憩。
朝食。「豚にら丼 半うどんセット」を注文。
味は・・・
どちらも 「福島県産」だから頼んだのに
高速道路のSA(サービスエリア)・PAの食事は、昔に比べればずいぶんおいしくなってきたはずなんだけど
二本松を過ぎると、あたりは雪景色。
国見SAで休憩。
ここで鈴木さんから私に運転交代。マニュアル車に乗るのは久しぶり。大丈夫かな〜
三陸自動車道に入ります。「がんばろう!東北」「がんばろう!宮城」2つの看板があるのは、私の知る限りここだけ。この看板を見る度に気合いが入ります
13時20分 石巻に到着。
石巻駅前のサイボーグ003と商店街にたたずむ009に車中から挨拶。
順寿司からいただいた厨房機器などを「全国絆タウン46」第1会場のホシノボックスピアに運び込みました。
これから、牡鹿半島の狐崎浜大畑仮設住宅に支援物資を届けます。
万石浦には牡蠣の養殖いかだが復活していました
途中の工事現場。高台を造成している様に見えました。
前回、前々回に続き、また迷ってしまいました 途中、「ありがとう 感謝」の垂れ幕にホっ。
14時10分 やっと、大畑仮設住宅に到着。
支援物資を談話室に運び込みます
ねこちゃんがお出迎え。
談話室で工事をしていました。仮設住宅では、しょっちゅう何らかの追加工事をしているそうです。まとめてできないのでしょうか。
区長の平塚さん(写真中央)、柳橋さん(左から2人目)、柳橋さんのご主人(ごめんなさい、左手撮影範囲外)にお話を伺いました。
平塚さんたち、鹿立浜(すだちはま)のみなさんは、牡蠣の養殖と加工業で生計を立てていましたが、東日本大震災の津波で、自宅と牡蠣剥き場(牡蠣の処理場)などすべてを失ってしまいました。
平塚さんによると、処理場の建物・設備を再建し、元通りにするには、約1億8千万円かかるんだそうです
国と県の補助金が5/6出ることになったので、自己負担は1/6の約3千万円ですが、簡単な金額ではありません。
すべてを失った被災者の生活は厳しい状況にあるからです。
柳橋さんは、新築して3年の自宅が津波でやられてしまい、住めないのにも関わらず、これからも住宅ローンを払い続けていかなければならないそうです。
こうした中、新たに立ち上がったのが「荒波牡蠣復活委員会」です。
いわゆる「牡蠣のオーナー制度」で、1口1万円。
5千円は、牡蠣処理場建設費に充てられ、残りの5千円は、2012年以降採れた「荒波牡蠣」をお送りします。
「荒波牡蠣復活委員会」について、近々特集する予定です。
お話を聞きながらいただいたコーヒーは特別な味がしました。
柳橋さんご夫妻はFacebookをやっています。被災地の実態がわかるので、ご紹介します。
柳橋浩哉さん 柳橋未佳さん
仮設住宅の駐車場に、石巻市消防団第11分団第2部の消防ポンプ車が置いてありました。現役の消防団員(調布市消防団第15分団)の甥っ子は興味あり。
11ヶ月前、海の幸で賑わっていた暮らしは、いつ蘇るのでしょうか。
「全国絆タウン46」会場に戻ります。市中心部の様子。
建て替えられた住宅はごく一部。
音楽店には長渕剛さんの「ひとつ」のポスターが。門脇小学校の前で歌ったNHK紅白歌合戦のシーンは、全国に感動をもたらしました。長渕剛「ひとつ」(紅白歌合戦)
石巻工業高校が21世紀枠で甲子園出場に。街中に応援の垂れ幕やポスターが貼ってありました。私は、21世紀枠に批判的でしたが、今回はOK
お店に貼ってあった町田・石巻交流イベントのポスター。
呉服屋さんのショウーウィンドウに加藤登紀子ミニライブのお知らせ。会場は店内
「全国絆タウン46・第1弾『千葉県の日』」会場に戻りました。
「全国絆タウン46」(通称:AKT46)は、宮城県を除く全国46都道府県の商店街が、物産展やイベントを通じ、人・モノ・情報の地域間交流を活発化させるために開催されるイベント。
主催するのは、石ノ森萬画館を運営する第三セクター「街づくりまんぼう」(西條允敏社長)。
第1弾となる2月11日~24日は、千葉市稲毛区の稲毛商店街振興組合、柏市商店会連合会、松戸駅周辺にぎやかし推進協議会の協力で、「千葉県の日」として物産交流展を開催。
街づくりまんぼうスタッフに話を伺います
石巻会場と稲毛商店街会場の間をインターネット通話Skypeで中継。
稲毛商店街名物の夜灯(よとぼし)を使ってライトアップ。
第2会場「旧みやぎ生協」では、ご当地グルメの実演販売やイベントなどを行います。
第1会場「ホシノボックスピア」では『千葉県一店逸品ストアー』が開催されていました。
鈴木さんが、地元紙「石巻かほく」の及川智子記者から取材を受けています。
及川さんは、練馬区に住んでいましたが、震災後ふるさとに戻ってきたそうです。
川島由美さんのコンサート。歌は、阪神淡路大震災の歌「幸せ運べるように」。私の大好きな歌です。
川島さんは千葉市生まれですが、町田市在住。調布のことを良くご存知でした。むちゃくちゃ寒い中、キーボードを弾きながら歌うのはとっても大変そうでした。
川島由美さんのブログ「石巻にて」
夜灯に灯が入りました
全国の特産品を販売、石巻に「全国絆タウン46」開設(毎日新聞)
石巻復興へ商店街の輪 千葉や調布、特産品相互販売やイベント(日本経済新聞)
被災商店街復興へ「全国絆タウン」(テレビ朝日)
第2弾、2月25日~3月9日の期間は、「東京都多摩地区の日」として、調布市の商店街や商店のご協力を頂き、物産交流展を開催します。
「調布から!復興支援プロジェクト」は小さな団体です。
しかも、商店街ではありません。
でも、今回「街づくりまんぼう」さんから依頼があったのも、何らかのご縁があるからなのでしょう。
私たちにできることは限られますが、「私たちならではのこと」を頑張りましょう
「調布から!復興支援プロジェクト」の活動が4分でわかるビデオ(YouTube)
【ボラ募集】全国絆タウン46のお手伝いをお願いいたします!
本日のミッション無事終了。
夕食に出かけます。
居酒屋「ごくう」でお疲れさん会。
生ビール小を飲んだ後は、日高見の熱燗。あったまる~
最高の海の幸オンパレード
地元の名酒「日高見」。左が「絶対負けない石巻 震災復興酒 『希望の光』」、右が「町の明かりは消さない 純米初しぼり 『感謝の手紙』」。飲んでるだけで泣けてきます。
昨年10月29日と同じく、最後はラーメン屋「他我」で締め。
ラーメン一筋43年の老夫婦がやっています。
店内には「石巻工高 選抜出場おめでとう!」ステッカーが。
何とも言えない、懐かしい味がします。
今夜のホテルは、石巻グランドホテルの姉妹ホテル「石巻サンプラザホテル」。グランドホテルより格は落ちますが、値段はリーズナブル。
1階にあったタウンページの表紙は「今こそみんながひとつになる時」
ここのホテルは、1階漫画コーナーの本を部屋で読めます。「スラムダンク」を選択。
初めて読んだ「スラムダンク」。超面白い内容に、しばらく寝るのも忘れて読みふけりました
Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01│Comments(0)
│東日本大震災・味スタ避難所
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