桐仁会理事会/えんがわフェスタ/市民歌舞伎/息子誕生日会

大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ)

2011年03月13日 23:01

8時 本日10時から味の素スタジアム駐車場で予定されていた飛田給自治会(板橋栄次会長)の1丁目防災会(小林裕治会長)と2丁目防災会(原均会長)合同の防災訓練が中止となったため、昨日の17時からに引き続いて消防団第一分団で広報に回りました。





11時 社会福祉法人桐仁会理事会。

ちょうふ花園」開設以来、理事長を努めてきた杉崎那美子理事長がご勇退となりました。
杉崎理事長は、お母さんの杉崎千登子さんが昭和28年に開設した調布病院を引き継ぎ、平成3年に病院長に、平成5年には医療法人社団桐光会理事長に就任しました。
さらに平成6年に老人保健施設・フロリール調布を併設し、平成16年に特別養護老人ホーム「ちょうふ花園」を開設しました。
病院・老人保健施設・特別養護老人ホームの3施設を運営することが親子2代にわたっての夢だったと伺っています。
そして今回、2つ目の特別養護老人ホーム「かしわ園」が4月1日に開所する目前でのご勇退です。
これからは調布病院の方に専念なさるそうです。お疲れ様でした。





15時30分 国領の市民プラザあくろすで行われていた「えんがわフェスタ2011」に行ってみました。

今年のテーマは「無縁社会をこわす」。

着いた時は、分科会の時間でした。
分科会A「パパ・ママ応援!一緒に楽しむうたと絵本とバルーンアート」
分科会B「生きる希望〜自殺者が年間30,000人を超えるなかで、希望が見える社会とは〜」
分科会C「サザエさんに学ぶ 幸せな『住まい方』」
分科会D「コミュニティビジネスで無縁社会は壊せるか」
4つの分科会が開かれていました。

まず、分科会C「サザエさんに学ぶ 幸せな『住まい方』」に。
コーディネーターは、“間取り博士”と呼ばれている建築家・佐川旭さん
福島県出身で、東北関東大震災の被災地から何とか駆け付けたとのことです。
テレビ番組「サザエさん」の磯野家の暮らしの中から、無縁社会の淵に立つ現代の家族をハッピーにするヒントについてみんなで話し合っていました。


次に分科会D「コミュニティビジネスで無縁社会は壊せるか」をのぞいてみました。
テーブルディスカッションの様子を見ながらお茶とくすのき会シェア(SHARE)の手づくりクッキーをいただきました。


コーディネートは、調布コミュニティビジネス推進委員会「調布アットホーム」(石原靖之代表)。
ビジネスの手法を用いて地域社会を変革するコミュニティビジネスの事例を通じて、身近な地域で無縁社会を壊すためのアクションについてディスカッションが行われていました。



「無縁社会をこわす」は、私にとっても重要なテーマです。
私は、長野県南佐久郡小海町で生まれました。
私の家は十数軒の集落の入口に位置していたため、縁側に座っていっると、しゅっちゅう近所の人が縁側の前を通っていました。
顔見知りですから、通りすがら話をします。
お茶を飲んで行く人もいます。
縁側は、子どもの私にとって近所の世界=外の世界への玄関だったのです。

下写真は、2009年11月23日に小海町を訪ねた時の写真です。
もう誰も住んでいませんでしたが、家が残っていてびっくりしました。
右写真に朽ち果てた縁側が写っています。ここが小学生の私の社交場でした。



「無縁社会」をこわすために、「現代の縁側」をあちらこちらにつくっていきたいと思っています



15時50分 調布駅南口駅前広場にある、通称「たこ公園」の前を通りました。
子どもたちが、たこの滑り台を始め遊具で遊んでました。
東北関東大震災の悲惨な惨状を毎日目にしていますが、子どもの歓声を聞くとほっとします。





16時30分 文化会館たづくり・くすのきホールで調布市民歌舞伎(沖山恵美子代表世話人)の公演が行われました。

調布市民歌舞伎は平成8年に文化コミュニティ振興財団が開講した「市民カレッジ歌舞伎教室」で学んだ受講生が終了後、更に勉強を続けたいと平成13年に設立。
翌14年には旗揚げ公演を行い、今年は市民歌舞伎発足10回目、前身の歌舞伎教室から通算すると15回目の公演にあたります。
今回は、「釣女」をはさんで前後に旗揚げ公演ゆかりの演目を並べました。
演目は、新版歌祭文「野崎村」、「釣女」、「弥栄調布賑」。

市民歌舞伎の会員は、男性10名、女性19名の総勢29名。
職業はさまざまで、保育士、教師、舞踊家、商店主、OL、会社員、ジャーナリスト、主婦、リタイヤ男性、商店経営など。小学生や中学生も在籍。
年齢は9歳から90歳までの幅広さ(市民歌舞伎HPより)。

毎週木曜日19時から21時まで、たづくりの10階和室で活動しています。
演技指導と演出は歌舞伎俳優の中村芝喜松さんが行っています。
市内の小学校や地域福祉センターなどでミニ公演を実施し、歌舞伎の面白さや楽しさを伝える活動もしています。

公演にあたって、大道具は歌舞伎座舞台、衣装は松竹衣裳、小道具は藤浪小道具、かつらは宮川かつら、床山は高田幸久氏の全面協力。
歌舞伎好きの普通の人々が、何と本物の歌舞伎の舞台で、本物の衣裳をつけ、本物のかつらをつけて歌舞伎を演じます

私は夕方の2回目の公演を見ましたが、昼の1回目の公演では、歌舞伎では極めて珍しい手話通訳があったり、小中学生の親子ペアを招待し、次代を担う若者に伝統芸能に触れる機会を提供していたそうです。

毎年伺っていますが、アマチュアとは思えない実力に驚きます







動画レポート「調布市民歌舞伎 第9回公演①(2009)」


動画レポート「調布市民歌舞伎 第9回公演⑨(2009)」




3月8日生まれの息子の誕生日会を5日遅れで行いました。

息子の好きな手巻き寿司をすることになり、かみさんと娘がイトーヨーカドーに買い物に行ってみてびっくり
ほとんど食料品が売れ切れだったそうです。
何とか、刺身はあった様ですが・・・。

(左)ほとんど売り切れのスーパーの商品棚。(右)息子も二十歳になりました


東日本大震災(東北関東大震災)の影響のようですが、みんなが焦って買い溜めしては、1973年のオイルショックの時のトイレットペーパー騒動の再現になってしまいます

日本全国が被災地ではないのです。
物が無くなることは決してありません。
被災地で苦しんでいる人がいる傍らで、私たちが欲に任せて買い占めに走って何になるのでしょうか。
自分たちで自分たちの首を絞めてはいけません。
こんな時こそ、助け合って生きて行きましょうよ





22時 計画停電対応のため市総合防災安全課から緊急参集命令。

急遽、ポンプ車で広報を行いました。

関連記事