中心市街地基盤整備等特別委員会視察
13時
中心市街地基盤整備等特別委員会で、
東急目黒線の
武蔵小山駅・西小山駅周辺鉄道敷地跡地整備の
視察に出かけました。
東急目黒線(かつての目蒲線)の目黒駅付近〜洗足駅付近間(約2.8キロ)は、平成21年3月に地下方式で立体交差化されました。
鉄道敷地跡地の一部は、品川区が「水と緑のネットワーク」と位置づけ、緑や憩いの空間を提供する
緑道として平成21年に整備されました。
3カ所の緑道は住民参加のワークショップを通して設計され、それぞれコンセプトが異なります。
武蔵小山駅に到着。
バスを降り、歩いて視察します。
かつて、この場所と方向に電車が走っていました。
公衆トイレも鉄道敷地跡地に整備。
駅入り口横のわずかなスペースに
コンビニが。
駅ビル。メインテナントは東急ストア。
駅ビルの
駐車場と
駐輪場。買い物の「ちょこっと駐輪」は、2時間まで無料です。
不動前緑道公園(第1緑道)。不動前駅~武蔵小山駅間の一部、延長約320m、面積約3,200㎡を公園化。コンセプトは「シンプルですっきりした緑道」。
武蔵小山緑道公園(第2緑道)。武蔵小山駅~西小山駅間の一部で、延長約310m、面積約3,100㎡。コンセプトは「子ども達と一緒に楽しめる多彩な公園」。
旧3000系車両を模した形状と色で造られている
東屋(左)と
遊具(右)。
目黒線(目蒲線)の歴史、走った車両の解説が書かれた
説明板。
ビオトープもありました。
緑道から沿道住宅への
出入り口。
区民ギャラリー。緑道の一部を「芸術の発表の場」として開放。「荏原六中ストリートギャラリー」と銘打ち、荏原第六中学校生徒の作品を展示していました。
西小山駅。
駅ビル前の「交流広場」(左)。「休憩広場」と公衆トイレ(右)
西小山緑道公園(第3緑道)。西小山駅~洗足駅間の一部、延長約270m、面積約2,700㎡。コンセプトは「歩行利用が主体の明るくすっきりした緑道」。
地域住民が花の管理をしているそうです。
炊き出しベンチ。ベンチの下部がバーベキュー・ピットになっていて、災害時に炊き出しができるようになっています。
地域情報の
掲示板。
今回の視察で特筆すべきことは、鉄道敷地跡地に設置された
駐輪場の事業者が、品川区ではなく
東急の関連会社であることです
武蔵小山駅駐輪場。
西小山駅駐輪場。
鉄道事業者が駅利用者のための駐輪場を自らの責任で、自分の土地に設置し運営する。
これが、本来当たり前の姿なのではないでしょうか
西小山駅には民間会社が運営する時間貸駐輪場もありました。
現地視察後、品川区議会の会議室をお借りして担当職員から説明を聞きました。
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