中心市街地基盤整備等特別委員会視察

大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ)

2013年04月25日 23:01

13時 中心市街地基盤整備等特別委員会で、東急目黒線武蔵小山駅・西小山駅周辺鉄道敷地跡地整備視察に出かけました。

東急目黒線(かつての目蒲線)の目黒駅付近〜洗足駅付近間(約2.8キロ)は、平成21年3月に地下方式で立体交差化されました。

鉄道敷地跡地の一部は、品川区が「水と緑のネットワーク」と位置づけ、緑や憩いの空間を提供する緑道として平成21年に整備されました。

3カ所の緑道は住民参加のワークショップを通して設計され、それぞれコンセプトが異なります。




武蔵小山駅に到着。
バスを降り、歩いて視察します。


かつて、この場所と方向に電車が走っていました。


公衆トイレも鉄道敷地跡地に整備。


駅入り口横のわずかなスペースにコンビニが。


駅ビル。メインテナントは東急ストア。


駅ビル駐車場駐輪場。買い物の「ちょこっと駐輪」は、2時間まで無料です。




不動前緑道公園(第1緑道)。不動前駅~武蔵小山駅間の一部、延長約320m、面積約3,200㎡を公園化。コンセプトは「シンプルですっきりした緑道」。




武蔵小山緑道公園(第2緑道)。武蔵小山駅~西小山駅間の一部で、延長約310m、面積約3,100㎡。コンセプトは「子ども達と一緒に楽しめる多彩な公園」。


旧3000系車両を模した形状と色で造られている東屋(左)と遊具(右)。


目黒線(目蒲線)の歴史、走った車両の解説が書かれた説明板



ビオトープもありました。


緑道から沿道住宅への出入り口


区民ギャラリー。緑道の一部を「芸術の発表の場」として開放。「荏原六中ストリートギャラリー」と銘打ち、荏原第六中学校生徒の作品を展示していました。





西小山駅
駅ビル前の「交流広場」(左)。「休憩広場」と公衆トイレ(右)



西小山緑道公園(第3緑道)。西小山駅~洗足駅間の一部、延長約270m、面積約2,700㎡。コンセプトは「歩行利用が主体の明るくすっきりした緑道」。

地域住民が花の管理をしているそうです。

炊き出しベンチ。ベンチの下部がバーベキュー・ピットになっていて、災害時に炊き出しができるようになっています。


地域情報の掲示板




今回の視察で特筆すべきことは、鉄道敷地跡地に設置された駐輪場の事業者が、品川区ではなく東急の関連会社であることです

武蔵小山駅駐輪場




西小山駅駐輪場




鉄道事業者が駅利用者のための駐輪場を自らの責任で、自分の土地に設置し運営する。
これが、本来当たり前の姿なのではないでしょうか







西小山駅には民間会社が運営する時間貸駐輪場もありました。



現地視察後、品川区議会の会議室をお借りして担当職員から説明を聞きました。


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