喫煙マナーアップキャンペーン@飛田給駅

大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ)

2016年11月15日 09:53

7時30分 調布市の喫煙マナーアップキャンペーンに健全育成推進飛田給地区委員として参加しました。

市では、「調布市都市美化の推進に関する条例」で、たばこの吸い殻などのポイ捨てを禁止し、歩きたばこをしないよう求めています。
毎年11月の1週間(原則第3週)をキャンペーン期間とし、市内の各駅周辺で、朝の通勤時間帯にあわせ喫煙マナーを呼びかけるほか、清掃活動を実施しています。

今年は14日(月)の調布駅から18日(金)の柴崎駅・西調布駅までの1週間。
本日は午前7時30分から8時まで飛田給駅とつつじヶ丘駅での実施でした。


地元の自治会・健全育成・飛田給小学校地区協議会などのメンバー10数名が集まり、①啓発用品(ポケットティッシュ、携帯灰皿)の配布、②歩行喫煙者に対してのマナーアップの呼びかけ、③駅周辺の清掃活動を行いました。




私は駅南口の清掃活動を担当。

南口駅前の雨水浸透枡には、ポイ捨てされた吸い殻がこんなに


ゴミ拾いトングを使って清掃開始。


きれいになりました


雨水浸透枡にポイ捨てされたたばこ


雨水浸透枡には、たばこだけでなく、ガム・乾電池・ワインのコルクまでもが捨てられていました


雨水浸透枡はごみ捨て場じゃないぞ


調布市は平成10年に「調布市都市美化の推進に関する条例」を施行し、美化推進重点地区(多摩川河川敷、野川河川敷、京王多摩川駅周辺、仙川駅周辺、国領駅周辺、菊野台交差点周辺、深大寺周辺、つつじヶ丘駅周辺)の8地区を指定。「市民が吸殻を捨てた場合は2万円以下の罰金に処する」と規定しました。

でも、実際に罰金を取ったことがありません。

ポイ捨てをする人は、違反を承知で平気で捨てていく確信犯です。
何百回マナーキャンペーンをやっても、ポイ捨てがなくならないことは、誰でもわかっています。
なくすためには、悲しいことですが、一定の時期、たとえ千円であっても違反者から罰金を取るべきだと思います

千代田区は平成14年に路上喫煙者から2千円の罰金を取って話題になりました。
市にやる気があればできるのです。
百害あって一利なしのポイ捨てに対する市の消極的な姿勢が私には理解できません。

ポイ捨てだらけの町ときれいな町と、どちらが好きですか?


「たばこのポイ捨て」に関する市議会建設委員会での私の質疑

「ポイ捨てをやめさせるために罰金を取る考えは」「味の素スタジアムから飛田給駅まで歩行喫煙禁止ゾーンにする考えは」(H26年3月)

「ポイ捨ては具体的にどんな法律や条例に違反しているのか」「ポイ捨ての実態をどのように把握しているのか」「喫煙マナーアップキャンペーンの効果は」「美化推進重点地区は市内9駅のうち4駅のみを指定している。全駅を指定しない理由は」「市はポイ捨てたばこをやめさせる意思を持っているのか」「条例を適用して罰金を取った例がない。どうして消極的な姿勢に終始しているのか」「ポイ捨てを変えるためには罰金を取るしかないと思う。決意は」「歩きたばこの実態と規制は」「味の素スタジアムのイベント終了後、実態として歩きたばこをしている。取り締まる考えは」「たばこを吸う人、吸わない人、煙が嫌いな人の権利を守るためには完全分煙しかあり得ない。市の考えは」(平成25年9月)

「たばこのポイ捨てを取り締まらないのは行政の怠慢ではないのか」(平成19年3月)

「条例を作ったのに、たばこのポイ捨ての罰金を取らない理由は何か」(平成18年9月)

「たばこのポイ捨てで罰金を取る考えは」(平成14年9月)

関連記事