Jリーグ第20節 FC東京vs.神戸

大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ)

2018年08月05日 21:00

J1リーグ第20節 FC東京vs.ヴィッセル神戸戦が味の素スタジアムで開催されました。


前売でチケットは全席完売(下表:FC東京ホームページ



売り切れは神戸に加入したイニエスタ選手の影響だと思われますが、同選手はスペインに一時帰国したためFC東京戦は欠場
それでも4万5千人は来場すると言われています。私は「年間チケット ホーム自由席」なので、席を確保するためにいつもより早く、試合開始1時間20分前に味スタに向かいます。


1時間以上前なのに、席が空いていません
やっと1席確保しました



選手紹介。
かつてFC東京に在籍した三田啓貴選手(2012〜15年)と渡邉千真選手(2012〜14年)にサポーターから拍手



前節 vs.鹿島アントラーズ(Away)戦にて、J1リーグ戦通算300試合出場を達成した森重真人選手が表彰されました(下表:FC東京ホームページ)。




花束プレゼンターは、石川直宏・FC東京クラブコミュニケーター



19時3分 キックオフ


前半11分 コーナーキックで太田がクロスを入れる⇒チャンヒョンスがヘディングシュート⇒枠の右上に外れる。


前半29分 暑さ対策のため、給水タイム


前半36分 室屋がペナルティエリア内に進入してシュート⇒GKにセーブされる。


前半43分 大森が低く抑えたミドルシュート⇒GKの好セーブに阻まれる



前半は0-0。

ハーフタイム
「社会を明るくする運動」の広報活動で保護司の皆さんがやってきました。
なんと、黒色ペンギンの中に鈴木宗貴・市議会議員が入っています



お笑いトリオ「鬼ヶ島」のアイアム野田がイニエスタのモノマネで登場すると、サポーターからブーイング




20時5分 後半キックオフ


後半16分 太田のコーナーキックのクロスを森重がヘディングシュート⇒クロスバーをたたいてしまう




観衆は44,801人 FC東京のホームゲーム史上3番目の記録です


FC東京の味の素スタジアム入場者数Best5(参照:ゲキサカ
① 4万8,521人 2001年7月7日 J1第1S第13節 鹿島(〇2-0)
② 4万5,925人 2002年7月20日 J1第1S第9節 磐田(●0-2)
③ 4万4,801人 2018年8月5日 J1第20節 神戸(〇1-0)
④ 4万4,030人 2001年3月10日 J1第1S第1節 東京V(〇2-1)
⑤ 4万3,104人 2005年7月17日 J1第17節 横浜FM(〇4-0)


後半39分 リンスが飛び出したGKをかわしてペナルティエリア右に入り込む⇒DFが戻りシュートを打てず⇒中央にマイナスのボールを折り返す⇒駆け上がっていた味方と呼吸が合わず、決定機を逃す




後半45分 ボールを持ったディエゴオリヴェイラがドリブルで敵陣中央に⇒多くのDFを引き付けてペナルティアーク付近に持ち込む⇒右方向を並走していたリンスにラストパス⇒リンスはペナルティエリア内で右足を豪快に振り抜く⇒ニアを打ち抜いて、遂に待望の先制点








アディショナルタイムは5分。


試合終了。1-0でFC東京が勝利




ヒーローインタビューはリンス



ゴール裏サポーターに挨拶。



リンスのシャー




福島と調布の小学生がサッカーを通じて交流する第8回「調布・福島フレンドリーカップ」に参加した福島県須賀川市の岩瀬FCとFCブリーオ須賀川、調布市の調布一小SC・八雲台SC・飛田給FC・緑ヶ丘SCの子どもたちも観戦。しびれる内容の試合を楽しんだことでしょう(2018.8.6ブログ


帰りますが、4万5千人近い観衆だけあって、なかなか前に進みません。



帰宅して直ぐにNHK・BS1「Jリーグタイム」を観ながら、かんぱ〜い



J1リーグ第20節 ヴィッセル神戸戦(fctokyochannel)



【選手・監督コメント】JリーグホームページFC東京ホームページ

[ リンス ]
2試合連続で決勝点を決められて、もちろんとてもうれしい。このために、私はここに来たと思っている。今日はスタジアムも満員で、本当に素晴らしい環境での試合だった。サポーターの大きな応援も励みになった。まだチームに加わったばかりだけど、気持ちよくプレーできている。それは何より、周りの選手やクラブの人たちのおかげ。そして私がこのチームで活躍したいという思いが、いまのプレーにつながっているように感じている。


《森重真人選手》
「我慢強く戦いながら、前からプレスに行ける時は行く。今、チームにはそのメリハリがある。今日もしっかりと守って、前線にうまく渡すことができれば、攻撃陣が

ゴールを取ってくれると思っていた。
苦しい展開が続いたが、ディフェンスとしてまずは失点しないことを意識していた。
こうやって勝ちきれて、そのサイクルが良いとも感じている。

(44801名の観客数だったが?)
これだけ多くのファンが集まってくれて、僕たちのポテンシャルも示せたのではないか。
自分たちが活躍して、勝ち続けることで、またたくさんのみなさんに観に来ていただきたい。

(以前は大観衆のもとで引き分けや負けるようなことが多かったが?)
このような試合で勝ち切ることは、本当に大事。
少しずつではあるが歴史を変えたいという気持ち、変えられるのではないかという想いを抱いて戦っている。

(J1通算300試合出場のセレモニーは)
本当は僕の子供が花束贈呈をしてくれるはずだったけれど、今朝熱が出てしまって
(苦笑)。急きょ、ナオさんにお願いしました」


《東京・長谷川健太監督の会見要旨》
「暑いなか、本当に多くのファン・サポーターが観に来てくださり、みなさんに勝利をプレゼントできたことは、選手がよくやってくれたからだと思う。
前半から難しい戦いになったが、慌てずにしっかりと相手の隙をうかがいながら、徐々に自分たちのペースに持っていくことができた。
最後はカウンターの応酬になり、両チームとも間延びしたが、途中交代の選手たちがしっかりと働いてくれて、チーム全体の力で勝利を収めることができたことは、本当に良かった。
すぐ切り替えて、ガンバ戦に向けて準備をしていかなければいけない」

《質疑応答》
Q=1枚目のカードを早く切りましたが理由は?
「田邉選手がだいぶバテていた。中3日でいいパフォーマンスをして、スプリントも多くしてくれていたが、後半に入って攻守の切り替えの部分でなかなか走れないというところが見て取れたので、早めに東選手を入れたほうが、チームに安定をもたらすのかなと思い、早いタイミングでいれました」

Q=東投入後、大森が左にまわり、左サイドが活性化しました。
「大森選手は左右どちらでもできるし、今日は右サイドで少し窮屈なプレーをしていたので、ちょうどいいタイミングで変えることができたのかなと思っている」

Q=リンスへの評価は?
「終盤の仕事を期待して、夏に補強した。
早い段階でチームに馴染んでくれたのは、ガンバ、甲府でJリーグの経験があったことと彼の人間性の部分があると思う」

関連記事