J1リーグ第10節
FC東京vs.名古屋グランパス戦が味の素スタジアムで開催されました。
両チームの選手紹介
名古屋の選手紹介
FC東京OBの
丸山祐市選手(小学5年生からFC東京深川スクールに加わり、中学時代はFC東京U-15でプレー、2012年からFC東京へ加入、2018年7月に名古屋グランパスへ完全移籍)、
稲垣祥選手(2004年中学進学に併せてFC東京U-15むさしへ加入)、
太田宏介選手(2012年〜15年 、2017年〜19年7月FC東京)の3選手に拍手。
また、
相馬勇紀選手は
調布出身です。
調布市立布田小学校⇒調布市立第三中学校⇒都立調布南高校/布田SC(1~5年生)→三菱養和調布SS(6年)→三菱養和調布ジュニアユース→三菱養和SCユース(詳しくは
2019.8.11ブログ)。
FC東京の選手紹介
室屋 成選手は、ドイツ・ブンデスリーガ2部のハノーファー96へ完全移籍することになったので、今日が
東京ラストマッチになります。
選手入場・記念撮影
円陣
19時3分 キックオフ
前節、セレッソ大阪戦でJ1デビューした22歳のゴールキーパー波多野選手はJ1味スタデビューです。
前半33分 ペナルティエリア手前の左で室屋がプレスを掛けてボールを失わせる⇒安部が回収してレアンドロに供給⇒折り返しに反応した安部は縦パスを入れる⇒受けた高萩がさらに前にいる永井に出す⇒永井はペナルティエリア左のレアンドロに供給⇒レアンドロはコースを狙ったシュートを放つ⇒ゴール右下に決まる⇒1-0
<ハーフタイム>
室屋選手、最後の円陣。
<後半キックオフ>
観衆は4,435人。
アディショナルタイムは4分。
後半50分 PKを獲得したアダイウトンが右足でゴール中央に鋭いシュートを放つ⇒GKがセーブ
<試合終了>1-0で勝利
【公式】ハイライト:FC東京vs名古屋グランパス 2020/8/15(YouTube)
5試合ぶりの白星を挙げ、勝ち点18で4位に浮上しました
(順位表:
Jリーグホームページ)
【選手・監督コメント】(
FC東京ホームページ)
《室屋成選手》
(東京での最後の試合となった)
「とにかく勝利で終わることができて何よりだった」
(得点シーンでは室屋選手の守備から始まった)
「あまり覚えていませんが、中盤にスペースがあり、そのスペースを埋めにいったことでプレッシャーをかけることができ、ボールを奪えた。
多少のリスクも承知で守備にいったが、結果として得点につながり良かったと思う」
(レアンドロ選手が仕留める形となったが室屋選手もこぼれ玉を狙っていた)
「もしかしたらチャンスがくるかもしれないと、自分のところに転がってきたらいいなという感覚で詰めていた」
(試合前には魅了するプレーをしたいと話していたと思うが)
「欲を言えば、攻撃のところでチャンスをもっと作り出したかった。
チームとして、前半を1-0で折り返すことができたので、相手がボールポゼッションが得意なチームであるということを考えると、サイドバックとしては守備の部分を強く意識してプレーをしていた。
球際での強さや戦う部分に関しては、しっかり見せることができたと思う」
(セレモニー後、味スタを周回して思ったことは)
「背番号2番のユニフォームを持っていたり、フラッグにメッセージを書いてくれているファン・サポーターの方がいた。
自分は、本当にこのチームに来て良かったなと思った瞬間だった。
声が出して想いを届けられない状況だったので、そこは寂しいところだったが、みなさんからの想いは強く感じる時間となった」
《長谷川 健太監督会見要旨》
「非常に蒸し暑い中での試合だったが、先制点を奪うことができたことが非常に大きかった。
後半も自分たちのペースで試合を進めて、追加点を取ることができれば、なお良かったが、数試合勝利が無いなかで、好調の名古屋相手にホームで勝てたことは非常に大きな自信になると思う」
(先制点の場面もそうですが、良い守備からの攻撃が展開できていました)
「前節チームとして手ごたえがつかめた。若干ポジションは変更したが、良い流れで得点できたと思う。先制点は高い位置で攻撃から守備に切り替え、そこからのコンビネーションで取ったもの。素晴らしい得点だった」
(今日を最後にドイツに移籍する室屋選手について)
「もちろん日本代表に名を連ねる選手がいなくなるのは、チームにとって非常に大きな痛手。今シーズン特にクロスの精度が上がって、サイドからチャンスを演出してくれていた。
ただ移籍が決まって、次節からはいない。橋本の移籍、東のケガと同様に室屋の穴もみんなで埋めていかないといけないと思っている」
(昨日この試合に向けて攻守のバランスをとりたいという話があったが、名古屋相手に1-0という結果に関して)
「名古屋は川崎と素晴らしい試合をして、リーグでも前節は浦和に大勝してチームとして乗っている状態。
東京もC大阪戦と同様に締まった試合をしないといけなかった。その意味で、攻守のバランスはとれたと思う。ただ、今後は先制して、さらに追加点を取り逃げ切る、という流れにならないと勝点を稼いではいけない」
「室屋 成選手 壮行セレモニー」
大型ビジョンに2016年〜2020年の軌跡が映し出されました。
室屋選手挨拶。
「FC東京サポーターのみなさん、こんばんは。ドイツのハノファーに移籍することになりました。まずは、シーズン途中で移籍してしまうこと、そしてみなさんに、タイトルをプレゼントできなかったことが、すごく残念です。
ただそれでも実際にオファーが届いたときに自分の夢だったり、自分がまだしたことのない経験をしたいという強い思いがあり、オファーを断ることができませんでした。
ただ、もう一つ移籍を決断した理由に、若い選手の台頭というものがあります。そういった選手たちがFC東京に出続ける限り、このチームは偉大なチームであり続けると思いますし、いつかそういった選手たちが、このチームにタイトルをもたらしてくれると自分も信じています。
勝利してサポーターとともに喜んで、負けたときも最後は必ず、FC東京コールで自分たちの背中を後押ししてくれたサポーターの愛情を僕は一生忘れることはありません。そして最後に、ここまで成長させてくれた長谷川健太監督、社長、FC東京に関わるすべての方々に本当に感謝しています。
本当に、ありがとうございました」(
サッカーマガジンWebより)
三田選手から花束贈呈
場内を周回
深々と一礼してから、最後にゴール裏サポーターの方を向いて、ピッチを去って行きました
室屋選手は、2015年にJFA・Jリーグ特別指定選手(FC東京)になり、2016年から2020年まで
FC東京で活躍しました。
(下表:
Wikipedia)
ハノーファー96移籍をきっかけにヨーロッパで大活躍して、いつの日かまたFC東京に戻ってくるのを楽しみにしています
名古屋グランパスの
相馬勇紀選手が後半出場しました。
調布出身のJリーガーがFC東京に移籍してくるのを待っています