自民党総裁選挙について(2)

大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ)

2020年09月01日 18:13

自民党の総務会が開かれ、安倍総理大臣の後任を選ぶ総裁選挙について、残念ながら、「党員投票」は実施せず、「両院議員総会」で新しい総裁を選ぶことになりました

(下図:NHK NEWS WEBより)



今回行われる総裁選で選出される新総裁の任期は、現在の安倍総裁の残りの任期、来年9月までの約1年間となります。

総裁選挙は9月8日(火)に告示され、9月14日(月)の両院議員総会で国会議員と都府県連代表の投票により決定される予定です。



自民党東京都連(東京都支部連合会)は、総務会の開催前に、党員投票が省略された場合、都内の党員による「予備選挙」を行うことを決めました

英断に拍手を送ります


伊藤達也事務所から自民党東京都連「総裁選挙予備選挙(党員投票)実施について」の文書がメールで送られてきました。


予備選挙の有権者は、令和元年に党費を納めた党員及び令和2年5月末までに都連に届いている新規党員で、一般党員・家族党員・特別党員ともに有権者です。

投票方式は、投票用紙を印刷した往復ハガキによる「郵便投票」で、最高得票を獲得した候補者に都連の3票を投じます。


2012年の総裁選挙での投票用紙(2012.9.14ブログより)




都内の党員が候補者を選ぶために本来は街頭演説会を行うべきですが、新型コロナウイルス感染予防のため難しいと思われます。

それならば、都連が「候補者討論会」を主催して、インターネットで中継したらどうでしょうか。

実現したら、テレビ局も放送すると思います。


党本部の一部執行部と異なり、都連は"開かれている"ことを国民と党員に示す機会になるのではないでしょうか。

自民党が"国民のために変革し続ける"真の「国民政党」であることを望みます


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