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2024年03月25日

市議会第1回定例会閉会

令和5年第1回調布市議会定例会閉会しました。

定例会は2月27日から3月25日まで28日間開催され、「令和5年度一般会計補正予算」「令和6年度一般会計予算」「副市長の選任」など市長提出議案34件、陳情2件、議員提出議案10件を審査しました、
市長提出議案は全議案可決・同意、陳情は趣旨採択1件・審議未了1件、議員提出議案は8件可決・2件否決でした。


(下表:市議会ホームページより)
市議会第1回定例会閉会


(写真:東京都十一市競輪事業組合議会報告=議会事務局撮影)
市議会第1回定例会閉会


令和5年度一般会計補正予算(第7号)は、能登半島地震を踏まえた防災対策の推進(トイレカーの購入、木造住宅耐震化の促進など)、追加財政需要,過不足調整,基金積立てなど33億800万円余を追加するものです。飛田給地域の予算は青少年交流会館空調改修工事(1000万円)です。

令和5年度一般会計補正予算(第8号)は、一般職職員の退職者の増加に伴い退職手当を6700万円増額するなどで、歳入歳出予算の総額は1120億9004万5000円となりました。


令和6年度一般会計予算の総額は1065億円で、前年度比67億3000万円,6.7%の増となっています。
初めて当初予算が1000億円を超えました。
歳入の市税収入は、前年度比11億円余2.3%増の488億2000万円を見込んでいます。
歳出の目的別構成比で最も多いのは福祉関連の民生費で、前年度比38億6000万円、7.4%増の557億9000万円で予算総額の52.4%を占めています。

【特徴的な歳出】
市立小中学校における給食費の無償化に9億5400万円(都1/2補助)、市立中学校全生徒用防災ヘルメットの一斉更新に591万円。
地球温暖化対策の推進(公共施設への再エネ100%電力の導入、電気自動車の庁用車への導入、市民向け電気自動車充電設備の整備)などに1億1300万円。
子育て支援策として私立認可保育園0歳児クラス空き定員への補助及び1歳児定員増への補助事業に2400万円、共働き世帯における幼稚園の利用促進を図るため幼稚園等預かり保育利用料助成に5400万円、0〜2歳児の未就園児を対象に多様な他者との関わりの機会の創出事業に2億1,300万円。
深大寺・佐須地域農業公園を開園など深大寺・佐須地域の里山,水辺環境の保全・活用に3億8100万円。調布駅前広場の整備(整備工事,南側上屋工事,広場口工事等) に10億5000万円。
「水木マンガの生まれた街調布」の推進(天神通り商店街内のトランスボックスに水木作品を活用したデザインラッピング、水木作品を生かしたミュージアムを視野に入れた深大寺老人憩の家跡地の土地造成工事)に1億800万円。
図書館の新事業(図書資料にICタグシステムを導入、文化会館たづくり1階に予約本受取コーナーを新設)に1億9100万円。
などです。

【飛田給周辺関連】
飛田給小体育館内部改修工事設計に500万円、校舎照明LED化工事(飛田給小2500万円・調布中2700万円)、ミニバス西路線運行事業補助金に1500万円、飛田給北自転車駐車場改修(電気)に700万円、飛田給公共通路(飛田給駅)維持管理費に1100万円、調布基地跡地運動広場の整備(A5・D1グラウンド改修、E6グラウンド防球ネット設置、D1・D2 グラウンドに移動式散水機導入など)に1億2000万円、中央自動車道耐震改修工事に伴う西調布体育館移転工事設計に3800万円などです。


一般会計に特別会計及び公営企業会計を合計した調布市の全会計の予算規模は, 1604億8000万円余,前年度と比べ78億2000万円余,5.1%の増となっています。



市長提出議案(37件)

議案第2号:令和5年度調布市一般会計補正予算(第7号)
【内容】
歳入歳出それぞれ33億806万5000円を増額する。
本補正予算では、能登半島地震を踏まえた防災対策の推進に係る経費のほか、公共工事の前倒しや年度末を見据えた過不足調整に係る事業費などを計上している。
歳入歳出予算の主な内容を歳出予算から言う。
本補正では、職員人件費の所要額を調整していて、議会費、労働費、農業費、商工費については、職員人件費のみの補正を行う内容となっている。
総務費については、市民プラザあくろすや文化会館たづくりの整備費のほか、公共施設整備基金や財政調整基金への積立金などを計上している。
民生費については、私立保育所運営事業費や障害者福祉サービス費などの所要額のほか、国・都支出金の過年度清算返還金を計上している。
衛生費については、国・都支出金の過年度清算返還金を計上する一方、ふじみ衛生組合負担金を減額している。
土木費については、住宅の耐震化促進に係る費用や都市基盤整備事業基金への積立金などを計上するほか、事業進捗に伴う未執行予定額などを減額している。
消防費については、災害対策用の車両購入費や備蓄品費などを計上している。
教育費については、総合体育館や青少年交流館の整備費のほか、小学校の指導書購入費を計上する一方、事業進捗に伴う未執行予定額などを減額している。
諸支出金については、美術作品等取得基金への繰出金を計上している。
歳入予算としては、市税のほか、株式等譲渡所得割交付金などを増額している。
歳出予算に連動した国庫支出金、都支出金を計上するほか、財産収入や寄附金を増額している。
繰入金については、用地特別会計繰入金を計上し、繰越金については、前年度繰越金の残額を全て計上している。
市債については、事業進捗や契約額の確定等に伴い、8事業について精査している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、1120億2304万5000円となる。
繰越明許費として、総務費など6つの款における27事業について、年度内の完了が困難と見込まれることから繰越明許費を設定する。
債務負担行為の補正として、調布駅前広場南側上屋整備事業の限度額を変更する。
地方債の補正として、8事業について、限度額を精査し、31億2100万円に変更する。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第3号:令和5年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
【内容】
歳入歳出それぞれ8765万6000円を増額する。
その内容を歳出予算から言うと、職員人件費の所要額を調整するとともに、保険給付費を減額し、諸支出金を増額する。
これに対する歳入予算としては、国民健康保険税を減額し、一般会計繰入金を増額する。
これにより、歳入歳出予算の総額は、224億5718万8000円となる。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第4号:令和5年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)
【内容】
歳入歳出それぞれ6億6004万6000円を増額する。
その内容を歳出予算から言うと、用地費については、公共用地買収費のうち、償還利息額が確定したことにより債務負担解消分を減額している。
繰出金のうち、一般会計繰出金については、土地開発基金の廃止に伴い、6億6320万2000円を一般会計へ繰り出すため、増額している。土地開発基金繰出金については、土地開発基金の利子が増額見込みとなり、増額している。
歳入予算としては、歳出予算に連動し、財産収入及び繰入金を増額している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、16億9918万3000円となる。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第5号:令和5年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
【内容】
歳入歳出それぞれ4億4743万3000円を増額する。
その主な内容を歳出予算から言うと、介護保険サービスを賄う保険給付費について、当初の見込みを上回ったため増額するほか、低所得者保険料軽減負担金の過年度精算金及び介護保険給付費等準備基金の利子収入の増に伴い、基金積立金を増額する。
歳入予算としては、保険給付費に対する国等の法定負担である国庫支出金等のほか、一般会計繰入金及び基金繰入金を増額する。
これにより、歳入歳出予算の総額は、174億4596万5000円となる。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第6号:令和5年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
【内容】
歳入歳出それぞれ2531万3000円を増額する。
その内容を歳出予算から言うと、広域連合納付金及び諸支出金を増額する。
歳入予算としては、後期高齢者医療保険料を減額するとともに、繰入金及び諸収入を増額する。
これにより、歳入歳出予算の総額は、60億9011万5000円となる。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第7号:令和5年度調布市下水道事業会計補正予算(第2号)
【内容】
業務の予定量を補正するとともに、収益的収入及び支出予算については、収益的収入3024万1000円を減額し、収益的支出1億156万9000円を増額する。資本的収入及び支出予算については、資本的収入10億1239万3000円資本的支出10億806万5000円をそれぞれ減額する。
その内容を収益的支出予算から言うと、営業費用のうち、決算見込額に基づき、管渠費及び流域下水道管理運営費を増額するほか、職員人件費の所要額を調整するとともに、営業外費用について消費税及び地方消費税を計上する。
収益的収入予算としては、営業収益について一般会計から繰り入れる雨水処理負担金を増額するとともに、営業外収益について消費税及び地方消費税還付金を皆減する。
これにより、収益的収入予算の総額は、45億4203万5000円となり、収益的支出予算の総額は、46億1017万7000円となる。
資本的支出予算については、管渠建設改良費のうち、不用額を精査するほか、職員人件費の所要額を調整する。
資本的収入予算としては、資本的支出の減額に伴い企業債を減額するとともに、都補助金について交付見込額を計上する。
これにより、資本的収入予算の総額は、10億7490万9000円となり、資本的支出予算の総額は、14億5136万4000円となる。
資本的収入及び支出予算の補正に伴い、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を補てんするため、補てん財源の額を改める。
企業債の補正としては、限度額について変更する。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第8号:調布市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、引用する条項等を改める。

【結果】
賛成多数で原案可決


議案第9号:調布市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
地方自治法等の一部改正に伴い、引用する条項を改める。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第10号:調布市非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
地方自治法の一部改正を踏まえ、会計年度任用職員の勤勉手当について定めるとともに、会計年度任用職員の1時間当たりの報酬の上限額を2970円から3000円に引き上げるほか、所要の改正を行う。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第11号:社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
社会福祉法人に対する資金の貸付けの手続について定める。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第12号:調布市手数料条例の一部を改正する条例
【内容】
建築基準法等の一部改正に伴い、引用する用語及び法令の名称を改める。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第13号:調布市文化会館たづくり条例の一部を改正する条例
【内容】
文化会館たづくりを構成する施設の機能に国際交流の推進を追加する。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第14号:調布市総合福祉センター条例の一部を改正する条例
【内容】
児童福祉法の一部改正に伴い、引用する条項を改める。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第15号:調布市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例
【内容】
子ども・子育て会議の所掌事務を改めるとともに所要の改正を行う。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第16号:調布市国領高齢者在宅サービスセンター条例の一部を改正する条例
【内容】
調布市内における認知症対応型通所介護事業の安定と拡充を図るため、調布市入間町地域密着型認知症デイサービスぷちぽあんを調布市入間町3丁目22番地5に設置するとともに、所要の改正を行う。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第17号:調布市心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例
【内容】
心身障害者の移動に係る経済的負担を軽減することにより、障害者の社会参加の促進を図るため、心身障害者交通手当について定めるとともに、所要の改正及び規定の整備を行う。

【結果】
賛成多数で原案可決


議案第18号:調布市知的障害者援護施設条例の一部を改正する条例
【内容】
すまいる分室を廃止するとともに、調布市国領町7丁目34番地1にワークライフカレッジすとっくを新設するほか、所要の改正を行う。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第19号:調布市デイセンターまなびや条例の一部を改正する条例
【内容】
調布市国領町7丁目34番地1に調布市デイセンターまなびや国領を新設するとともに、所要の改正を行う。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第20号:調布市介護保険条例の一部を改正する条例
【内容】
高齢者人口の増加に伴う要介護認定・要支援認定に係る審査判定件数の増加への対応として、介護認定審査会委員の定数を拡充するとともに、介護保険法施行令の一部改正に伴い第1号被保険者の介護保険料を改めるほか、所要の改正を行う。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第21号:調布市がん対策の推進に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
がん対策に関する施策等を位置付ける計画名称の変更に伴い、当該計画を引用する規定を改める。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第22号:調布市市営住宅条例の一部を改正する条例
【内容】
配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一部改正に伴い、引用する条項を改めるとともに所要の改正を行う。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第23号:調布市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
地方自治法の一部改正に伴い、引用する条項を改める。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第24号:調布市土地開発基金条例を廃止する条例
【内容】
事業用地等をあらかじめ取得し、事業の円滑な執行を図ることを目的として設置した土地開発基金について、現在の運用状況及び今後の活用見込みを踏まえ、廃止する。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第25号:令和6年度調布市一般会計予算
【内容】
令和6年度は、基本計画の2年次目として、計画に位置付けた各施策・事業を着実に推進するとともに、長年にわたる中心市街地の街づくりが大きな節目を迎える令和7年度を見据え、関連する取組を推進する重要な年。
令和6年度予算編成に当たっては、市民の安全・安心の確保と市民生活支援を市政の第一の責務としつつ、様々な重要課題に対処する中で、事業の優先度等を精査するとともに、あらゆる角度からの歳入確保と経費縮減に取り組み、最少の経費で最大の効果を挙げる予算編成に取り組んだ。
その結果、一般会計の予算総額は、1065億円となり、前年度と比較して、67億3000万円6.7パーセントの増となっている。
歳出予算から各款別に概要を言う。
冒頭の議会費については、議会運営に係る諸経費を計上している。
総務費については、安全・安心パトロールや特殊詐欺被害防止の取組など、防犯対策に係る経費のほか、定額減税補足給付金や行政のデジタル化の推進に要する経費などを計上している。
民生費については、557億9000万円余前年度と比較して、38億6000万円余7.4パーセントの増となっている。
民生費の予算総額に占める構成比は、52.4パーセントで、第1位となっている。
主な内容としては、子ども施策では、保育所運営経費や児童手当のほか、子どもの医療費助成に係る経費などを計上している。
高齢者施策では、支え合いの地域づくりを推進する生活支援体制整備事業に要する経費などを計上している。
障害者施策では、本年4月から開設予定の重症心身障害者の通所施設及び知的障害者の就労支援施設の運営経費などを計上している。
衛生費については、出産・子育て応援事業や、がん検診に係る経費のほか、地球温暖化対策事業など脱炭素社会の実現に向けた経費を計上している。
労働費については、勤労者互助会補助金などを、農業費については、都市農業育成対策補助金をはじめ、農業者を支援し、魅力ある都市農業を振興するための経費などを計上している。
商工費については、商工会や商店会などと連携して実施する商業活性化のための経費をはじめ、映画のまち調布推進事業や調布花火の実施など観光振興のための経費を計上している。
土木費については、調布駅前広場や鉄道敷地の整備費のほか、都市計画道路・生活道路などの整備費を計上している。また、公園・緑地等の保全・活用の継続的な取組に加え、土砂災害特別警戒区域等における崖線樹林地等整備に向けた経費を計上している。
消防費については、消防ポンプ車の更新や、消防団の対応能力の向上に係る経費のほか、防災備蓄品の確保・充実に係る経費を計上している。
教育費については、学校施設の維持保全のほか、東京都の補助事業を活用し、市立小・中学校の給食費を無償化する経費を計上している。そのほか、校内別室指導支援員の配置など、不登校児童・生徒への支援に係る経費などを計上している。
公債費については、各種公共建築物の維持保全や都市基盤の整備などのために借り入れた市債の元利償還金を計上している。
歳入について、各款別に概要を言う。
市税については、488億2000万円余前年度と比較して、11億円余2.3パーセントの増となっている。
主な内容としては、個人市民税については、定額減税に伴う減収影響により前年度から減収を見込む一方、法人市民税や固定資産税において、前年度から増収を見込んでいる。
地方譲与税及び各種交付金については、地方消費税交付金や地方特例交付金などの増を見込み、96億4000万円余、前年度と比較して、17億1000万円余の増となっている。
使用料・手数料については、25億5000万円余を計上している。
国庫支出金については、196億6000万円余を計上している。物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の皆増などにより、前年度と比較して、27億5000万円余の増となっている。
都支出金については、160億7000万円余を計上している。公立学校給食費負担軽減事業補助金の皆増などにより、前年度と比較して、16億1000万円余の増となっている。
財産収入については、1億7000万円余を計上している。
繰入金については、31億8000万円余を計上している。
市債については、世代間負担の公平化を図るため、各適債事業において所要の財源を計上している。
債務負担行為については、市庁舎受変電設備改修事業など計15事業について、限度額を設定している。
地方債の設定については、各適債事業について、限度額を設定している。

【結果】
賛成多数で原案可決


議案第26号:令和6年度調布市国民健康保険事業特別会計予算
【内容】
歳入歳出それぞれ224億4497万3000円を計上する。
その主な内容を歳出予算から言うと、保険給付費が141億10万円余で歳出総額の62.8パーセントを占めている。被保険者数は減少傾向にありますが、1人当たりの医療費が伸び続けている状況にあることから、前年度と同規模の金額となっている。
東京都への国民健康保険事業費納付金が77億7959万円余で歳出総額の34.7パーセントを占めている。
総務費では、人件費をはじめ、事業の運営や医療費の適正化に係る経費を計上している。
保健事業費では、国民健康保険データヘルス計画に基づき、特定健診・特定保健指導やヘルスアップ事業の実施に係る経費を計上している。
歳入予算としては、国民健康保険税が43億3187万円余で歳入総額の19.3パーセントを占めている。被保険者数の減少に伴い、前年度に比べ1億6664万円余の減収を見込んでいる。
歳出の保険給付費に対応する保険給付費等交付金を含む都支出金が142億7230万円余で歳入総額の63.6パーセントを占めている。
これらを主な財源とし、なお不足する額について、一般会計からの繰入金を充当し、収支の均衡を図っている。
令和6年度においても、住民の皆様が安心して医療をお受けいただけるよう、東京都と連携し、国民皆保険の堅持に努めて行く。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第27号:令和6年度調布市用地特別会計予算
【内容】
歳入歳出それぞれ3億2491万7000円を計上する。
その主な内容を歳出予算から言うと、用地費では、一般会計と連動した都市計画道路用地、生活道路用地、公遊園用地の用地買収費や債務負担解消分に係る公共用地買収費のほか、公共用地取得に要する事務費交付金など、3億2491万円余
を計上している。
歳入予算としては、歳出予算と連動した財産売払収入のほか、一般会計繰入金について所要額を計上している。
令和6年度の債務負担行為については、公共用地取得のための限度額を6億円とし、これに必要な資金として、調布市土地開発公社が金融機関から融資を受ける償還元金及び利子について債務保証する。
このほか、同公社が市場性資金により融資を受けた資金を繰上償還した場合に生じる利子の金融機関に対する損失補償を設定している。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第28号:令和6年度調布市介護保険事業特別会計予算
【内容】
歳入歳出それぞれ172億2496万6000円を計上する。 
その主な内容を歳出予算から言うと、保険給付費が160億3000万円で歳出総額の93パーセントを占めていて、前年度に比べ、5億円3.2パーセントの増となっている。
また、総務費が、5億6423万円余で、前年度に比べ、1億8508万円余48.8パーセントの増となっている。
地域支援事業費については、5億2866万円余を計上している。
歳入予算としては、保険料が、36億7096万円余で、歳入総額の21.3パーセント
国庫支出金及び都支出金については、合わせて62億4523万円余で、歳入総額の36.3パーセント、支払基金交付金については、44億6640万円余で、歳入総額の25.9パーセント、繰入金については、28億4171万円余で、歳入総額の16.5パーセントを占めている。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第29号:令和6年度調布市後期高齢者医療特別会計予算
【内容】
歳入歳出それぞれ63億6578万1000円を計上する。
その主な内容を歳出予算から言うと、広域連合納付金が59億6694万円余で歳出総額の93.7パーセントを占めている。
保健事業費として2億1118万円余を計上している。
これに対する歳入予算としては、後期高齢者医療保険料が33億2986万円余で、歳入総額の52.3パーセントを占めている。
一般会計からの繰入金として、28億5440万円余、さらに諸収入1億8150万円余が主なもの。

【結果】
賛成多数で原案可決

議案第30号:令和6年度調布市下水道事業会計予算
【内容】
本予算の収益的収入及び支出について、収入に45億3013万円を計上し、支出に44億5692万3000円を計上する。
その概要を支出から言うと、営業費用については、43億2355万円余を計上している。その主な内容としては、減価償却費及び流域下水道管理運営費。
営業外費用については、1億2837万円余を計上している。その主な内容としては、支払利息及び企業債取扱諸費。
収入だが、営業収益については、31億5338万円余を計上している。その主な内容としては、下水道使用料及び一般会計から繰り入れる雨水処理負担金。
営業外収益については、13億7674万円余を計上している。その主な内容としては長期前受金戻入。
本予算の資本的収入及び支出について、収入に27億6034万3000円を計上し、支出に31億6258万9000円を計上する。
その概要を支出から言うと、建設改良費については、27億7050万円余を計上している。その主な内容としては、浸水対策事業、老朽化・劣化対策事業、仙川汚水中継ポンプ場自然流下化事業、都市計画道路整備事業など下水道整備事業に係る管渠建設改良費。
企業債償還金については、3億8276万円を計上している。
収入だが、企業債については24億9280万円を計上している。
国庫補助金については、1億5305万円を計上している。
都補助金については、5937万円余を計上している。
一般会計から繰り入れる他会計負担金については、5511万円余を計上している。
資本的収入と資本的支出の差4億224万6000円については、損益勘定留保資金等の補てん財源から補てんすることとしている。
債務負担行為については、管路施設包括的民間委託料及び自然流下化工事に伴う家屋調査委託料について、限度額を設定している。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第31号:東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更について
【内容】
令和4年度及び令和5年度に引き続き、令和6年度及び令和7年度においても東京都後期高齢者医療広域連合の経費の支弁方法に関する特例を継続するもので、地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を求める。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第32号:調布市副市長の選任について
【内容】
調布市副市長伊藤栄敏氏の任期が、令和6年3月31日をもって満了となるので、後任の副市長の選任について、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求める。
後任者としては、今井隆司氏を選任したい。

【結果】
全員賛成で同意

議案第33号:令和5年度調布市一般会計補正予算(第8号)
【内容】
歳入歳出それぞれ6700万円を増額する。
歳出予算から言うと、一般職職員の退職者の増加に伴い退職手当を増額する。
歳入予算としては、本補正の所要財源として、職員退職手当基金繰入金を計上している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、1120億9004万5000円となる。
繰越明許費として、保育園設備維持補修費について、年度内の完了が見込めないことから、設定する。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第34号:調布市税賦課徴収条例の一部を改正する条例
【内容】
地方税法等の一部改正に伴い、個人市民税について令和6年能登半島地震災害に係る雑損控除額等の特例を定めるとともに、引用する条項を改める。

【結果】
全員賛成で原案可決


議案第35号:財産の取得について
【内容】
小学校における学習指導に使用するため、教師用指導書1466点を購入するで、市内小中学校の教科書取扱書店である有限会社amemaと随意契約を締結する。
3月8日に見積りを行った結果、 4526万5440円で決定したので、3月11日に仮契約を結び、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求める。

【結果】
全員賛成で原案可決



陳情議員提出議案の審査結果は市議会ホームページをご覧ください。
blue_right令和6年第1回調布市議会定例会会議結果

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    Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 17:00│Comments(0)市議会
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