2022年06月26日
調布市長選 投票所別投票率
調布市長選挙と市議会議員補欠選挙の投開票が行われました。
市長選挙の投票率は前回(平成30年7月)の36.65%を1.09%上回り37.74%でした。
【市長選 投票所別投票率 一覧】
※令和4年6月26日執行 調布市長選挙投票結果(市ホームページ)に大須賀加筆
36か所の投票所別投票率の上位は、①国領小学校 44.76%、②杉森小学校 44.10%、③染地小学校 42.47%、④神代団地集会所 42.44%、⑤布田小学校 42.29%でした。
下位は、㊱飛田給小学校 31.00%、㉟第八中学校 31.06%、㉞北ノ台小学校 32.58%、㉝NTT中央研修センタ 33.25%、㉜消防大学校 33.84%でした。
1位の国領小と36位の飛田給小の差は13.76%でした。
【市長選 投票所別投票率 上位5・下位5】
2020年7月に都知事選挙と都議会議員補欠選挙(北多摩第3選挙区=調布市・狛江市)が実施された際、新型コロナウイルスの影響による施設の事情で、飛田給地域(飛田給1丁目全域、2丁目全域、3丁目1〜23番地まで・49番地)の「第16投票区」の投票所が、従来の「鹿島建設技術研究所」(飛田給2-19-1)から「飛田給小学校」(飛田給3-29-1)に変更され、以後「飛田給小学校」で投票が行われて来ました。
(下図:調布市報特集号より)
飛田給1丁目・2丁目の有権者にとって、投票率が心配されましたが、結果として、大きく下がってしまいました。
都知事選挙で比較すると、平成28年・鹿島建設技術研究所投票所の投票率は59.17%(30位)で、市全体の61.6%を少し下回ったくらいでしたが、令和2年・飛田給小学校投票所の投票率は50.02%(36位)で、9.15%も下がってしまいました。
都議会議員選挙で比較すると、平成29年・鹿島建設技術研究所投票所の投票率は50.49%(27位)、令和3年・飛田給小学校投票所の投票率は38.10%(36位)で、12.39%も下がってしまいました。
いずれも、市内36投票所の中で一番低い投票率です。
最大の原因は、距離だと思われます。
飛田給で投票所から最も遠いと思われる飛田給1-1-1(飛田給1丁目の北西の角)から投票所まで歩いて何分かかるかをグーグルマップで調べてみると・・・
【飛田給1-1-1から鹿島建設技術研究所】
【飛田給1-1-1から飛田給小学校】
鹿島建設技術研究所までが9分、飛田給小学校までが18分で9分の差があります。
高齢者の足だと、さらに時間がかかると思われます。
2点目は高低差です。
地図では分かりにくいのですが、途中に府中崖線(ハケ)があるため急な坂道となっていて、「高齢者には歩いて行くには辛い投票所」となってしまったことです。
3点目は駐車場の問題です。
投票用紙には「駐車場が狭いため、車でのご来場は極力お控えください」とあります。
我が家には93歳の車椅子の義母がいるので車で行きましたが、「距離が遠くて高低差があるので車で行きたい」方は行きたくなくなります。
4点目は飛田給小学校の場所を知らない人が少なくないことです。
飛田給小に子どもが行っている方は分かりますが、子どもや知り合いの子どもが行っていない、あるいは最近引っ越してきた人にとっては、飛田給小と聞いても場所が分からないのではないでしょうか。
投票所の変更と投票率について、令和2年9月15日と令和3年3月17日の市議会総務委員会で質疑をしました。
「投票率が下がった理由を選挙管理委員会としてどう考えるのか」「投票所が変わったことをどのようにPRしたのか」「投票率を上げるための努力はどうしたのか」「鹿島建設技術研究所を借りられる見通しは」「新たに移動投票所の設置は考えられないのか」などです。
また、調布市議会 自由民主党創政会(現:自由民主党)は昨年5月に、「飛田給駅もしくは駅周辺に『移動投票所もしくは期日前投票所』の開設」を求めて、市選挙管理委員会に要望書を提出しました。
【要望書】
投票率を上げ、一人でも多くの市民に投票していただくために、市の抜本的な対応を求めます。
現在、参議院議員選挙が行われていますが、4か所で期日前投票ができます(開設期間は投票所によって異なります)。
飛田給地域に最も近い期日前投票所は市役所1階です。
【期日前投票所開設期間】
市長選挙の投票率は前回(平成30年7月)の36.65%を1.09%上回り37.74%でした。
【市長選 投票所別投票率 一覧】
※令和4年6月26日執行 調布市長選挙投票結果(市ホームページ)に大須賀加筆
36か所の投票所別投票率の上位は、①国領小学校 44.76%、②杉森小学校 44.10%、③染地小学校 42.47%、④神代団地集会所 42.44%、⑤布田小学校 42.29%でした。
下位は、㊱飛田給小学校 31.00%、㉟第八中学校 31.06%、㉞北ノ台小学校 32.58%、㉝NTT中央研修センタ 33.25%、㉜消防大学校 33.84%でした。
1位の国領小と36位の飛田給小の差は13.76%でした。
【市長選 投票所別投票率 上位5・下位5】
2020年7月に都知事選挙と都議会議員補欠選挙(北多摩第3選挙区=調布市・狛江市)が実施された際、新型コロナウイルスの影響による施設の事情で、飛田給地域(飛田給1丁目全域、2丁目全域、3丁目1〜23番地まで・49番地)の「第16投票区」の投票所が、従来の「鹿島建設技術研究所」(飛田給2-19-1)から「飛田給小学校」(飛田給3-29-1)に変更され、以後「飛田給小学校」で投票が行われて来ました。
(下図:調布市報特集号より)
飛田給1丁目・2丁目の有権者にとって、投票率が心配されましたが、結果として、大きく下がってしまいました。
都知事選挙で比較すると、平成28年・鹿島建設技術研究所投票所の投票率は59.17%(30位)で、市全体の61.6%を少し下回ったくらいでしたが、令和2年・飛田給小学校投票所の投票率は50.02%(36位)で、9.15%も下がってしまいました。
都議会議員選挙で比較すると、平成29年・鹿島建設技術研究所投票所の投票率は50.49%(27位)、令和3年・飛田給小学校投票所の投票率は38.10%(36位)で、12.39%も下がってしまいました。
いずれも、市内36投票所の中で一番低い投票率です。
最大の原因は、距離だと思われます。
飛田給で投票所から最も遠いと思われる飛田給1-1-1(飛田給1丁目の北西の角)から投票所まで歩いて何分かかるかをグーグルマップで調べてみると・・・
【飛田給1-1-1から鹿島建設技術研究所】
【飛田給1-1-1から飛田給小学校】
鹿島建設技術研究所までが9分、飛田給小学校までが18分で9分の差があります。
高齢者の足だと、さらに時間がかかると思われます。
2点目は高低差です。
地図では分かりにくいのですが、途中に府中崖線(ハケ)があるため急な坂道となっていて、「高齢者には歩いて行くには辛い投票所」となってしまったことです。
3点目は駐車場の問題です。
投票用紙には「駐車場が狭いため、車でのご来場は極力お控えください」とあります。
我が家には93歳の車椅子の義母がいるので車で行きましたが、「距離が遠くて高低差があるので車で行きたい」方は行きたくなくなります。
4点目は飛田給小学校の場所を知らない人が少なくないことです。
飛田給小に子どもが行っている方は分かりますが、子どもや知り合いの子どもが行っていない、あるいは最近引っ越してきた人にとっては、飛田給小と聞いても場所が分からないのではないでしょうか。
投票所の変更と投票率について、令和2年9月15日と令和3年3月17日の市議会総務委員会で質疑をしました。
「投票率が下がった理由を選挙管理委員会としてどう考えるのか」「投票所が変わったことをどのようにPRしたのか」「投票率を上げるための努力はどうしたのか」「鹿島建設技術研究所を借りられる見通しは」「新たに移動投票所の設置は考えられないのか」などです。
また、調布市議会 自由民主党創政会(現:自由民主党)は昨年5月に、「飛田給駅もしくは駅周辺に『移動投票所もしくは期日前投票所』の開設」を求めて、市選挙管理委員会に要望書を提出しました。
【要望書】
投票率を上げ、一人でも多くの市民に投票していただくために、市の抜本的な対応を求めます。
現在、参議院議員選挙が行われていますが、4か所で期日前投票ができます(開設期間は投票所によって異なります)。
飛田給地域に最も近い期日前投票所は市役所1階です。
【期日前投票所開設期間】
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。