2022年08月24日
飛田給地域の投票所 「飛田給小」から「鹿島技研」に
飛田給地域の「第16投票区」の投票所が、「飛田給小学校」から「鹿島建設技術研究所」に戻る方向について、調布市選挙管理委員会から地元の飛田給自治会に説明がありました
2020年7月、都知事選挙と都議会議員補欠選挙(北多摩第3選挙区=調布市・狛江市)が実施された際、新型コロナウイルス感染拡大による施設の事情で、飛田給地域(飛田給1丁目全域、2丁目全域、3丁目1〜23番地まで・49番地)の「第16投票区」の投票所が、従来の「鹿島建設技術研究所」(飛田給2-19-1)から「飛田給小学校」(飛田給3-29-1)に変更され、以後、都議会議員選挙(2021年7月)、衆議院議員選挙(2021年10月)、調布市長選挙(2022年6月)、参議院選挙(2022年7月)の投票が「飛田給小学校」で行われて来ました。
(下図:調布市報特集号2020.6.18より)

飛田給地域の投票率が心配されましたが、結果として大きく下がり、36か所の投票所の中で最下位になってしまいました。

投票率が低い最大の原因は、距離だと思われます。
飛田給で投票所から最も遠いと思われる飛田給1-1-1(飛田給1丁目の北西の角)から投票所まで歩いて何分かかるかをグーグルマップで調べてみると・・・
【飛田給1-1-1から鹿島建設技術研究所】

【飛田給1-1-1から飛田給小学校】

鹿島建設技術研究所までが9分、飛田給小学校までが18分で9分の差があります。
高齢者の足だと、さらに時間がかかると思われます。
2点目は高低差です。
地図では分かりにくいのですが、途中に府中崖線(ハケ)があるため急な坂道となっていて、「高齢者と障がい者が歩いて行くには辛い投票所」となってしまったことです。


3点目は駐車場の問題です。
投票用紙には「駐車場が狭いため、車でのご来場は極力お控えください」とあります。

4点目は飛田給小学校の場所を知らない人が少なくないことです。
飛田給小に子どもが行っている方は分かりますが、子どもや知り合いの子どもが行っていない、あるいは最近引っ越してきた人にとっては、飛田給小と聞いても場所が分からないので、より遠く感じる人が少なくないのではないでしょうか。
投票所の変更と投票率について、令和2年9月15日と令和3年3月17日の市議会総務委員会で質疑をしました。
「投票率が下がった理由を選挙管理委員会としてどう考えるのか」「投票所が変わったことをどのようにPRしたのか」「投票率を上げるための努力はどうしたのか」「鹿島建設技術研究所を借りられる見通しは」「新たに移動投票所の設置は考えられないのか」などです。
PDF『大須賀総務委員会質疑』
また、調布市議会 自由民主党創政会(現:自由民主党)は昨年5月に、「飛田給駅もしくは駅周辺に『移動投票所もしくは期日前投票所』の開設」を求めて、市選挙管理委員会に要望書を提出しました。

【要望書】

地元の自治会・住民の皆さんからいただいた「投票所を鹿島技研に戻してほしい」とのたくさんの声を市の選挙管理委員会に届け続けてきました。
また、今年3月、選挙を所管する市議会総務委員会でも多くの議員から強い要望が出されました(私は昨年6月から文教委員)。
一方、市選挙管理委員会も鹿島技研さんに改めて要望したようです。
こうした地域・市議会・市の声を受け止め、新型コロナウイルスの感染が収束していない中、英断してくださった鹿島技研さんに感謝です。
地域の要望が実現します

2020年7月、都知事選挙と都議会議員補欠選挙(北多摩第3選挙区=調布市・狛江市)が実施された際、新型コロナウイルス感染拡大による施設の事情で、飛田給地域(飛田給1丁目全域、2丁目全域、3丁目1〜23番地まで・49番地)の「第16投票区」の投票所が、従来の「鹿島建設技術研究所」(飛田給2-19-1)から「飛田給小学校」(飛田給3-29-1)に変更され、以後、都議会議員選挙(2021年7月)、衆議院議員選挙(2021年10月)、調布市長選挙(2022年6月)、参議院選挙(2022年7月)の投票が「飛田給小学校」で行われて来ました。
(下図:調布市報特集号2020.6.18より)

飛田給地域の投票率が心配されましたが、結果として大きく下がり、36か所の投票所の中で最下位になってしまいました。

投票率が低い最大の原因は、距離だと思われます。
飛田給で投票所から最も遠いと思われる飛田給1-1-1(飛田給1丁目の北西の角)から投票所まで歩いて何分かかるかをグーグルマップで調べてみると・・・
【飛田給1-1-1から鹿島建設技術研究所】

【飛田給1-1-1から飛田給小学校】

鹿島建設技術研究所までが9分、飛田給小学校までが18分で9分の差があります。
高齢者の足だと、さらに時間がかかると思われます。
2点目は高低差です。
地図では分かりにくいのですが、途中に府中崖線(ハケ)があるため急な坂道となっていて、「高齢者と障がい者が歩いて行くには辛い投票所」となってしまったことです。
3点目は駐車場の問題です。
投票用紙には「駐車場が狭いため、車でのご来場は極力お控えください」とあります。

4点目は飛田給小学校の場所を知らない人が少なくないことです。
飛田給小に子どもが行っている方は分かりますが、子どもや知り合いの子どもが行っていない、あるいは最近引っ越してきた人にとっては、飛田給小と聞いても場所が分からないので、より遠く感じる人が少なくないのではないでしょうか。
投票所の変更と投票率について、令和2年9月15日と令和3年3月17日の市議会総務委員会で質疑をしました。
「投票率が下がった理由を選挙管理委員会としてどう考えるのか」「投票所が変わったことをどのようにPRしたのか」「投票率を上げるための努力はどうしたのか」「鹿島建設技術研究所を借りられる見通しは」「新たに移動投票所の設置は考えられないのか」などです。
PDF『大須賀総務委員会質疑』

また、調布市議会 自由民主党創政会(現:自由民主党)は昨年5月に、「飛田給駅もしくは駅周辺に『移動投票所もしくは期日前投票所』の開設」を求めて、市選挙管理委員会に要望書を提出しました。

【要望書】

地元の自治会・住民の皆さんからいただいた「投票所を鹿島技研に戻してほしい」とのたくさんの声を市の選挙管理委員会に届け続けてきました。
また、今年3月、選挙を所管する市議会総務委員会でも多くの議員から強い要望が出されました(私は昨年6月から文教委員)。
一方、市選挙管理委員会も鹿島技研さんに改めて要望したようです。
こうした地域・市議会・市の声を受け止め、新型コロナウイルスの感染が収束していない中、英断してくださった鹿島技研さんに感謝です。
地域の要望が実現します
