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2022年05月19日

ウクライナ出身の留学生に聞く『ウクライナのこと』

ロシアがウクライナに侵略してから3か月が経ちました。

18時 「ウクライナ出身の留学生に聞く『ウクライナのこと』」(主催:調布市国際交流協会、共催:調布市)が文化会館たづくり9階研修室で開催されました。



開会挨拶に続き、ウクライナ国歌「ウクライナは滅びず」が動画で紹介されました。

東京ニューシティ管弦楽団による定期演奏会(3月5日)の動画で、声楽家の新藤昌子さんによる独唱です。
ちなみに、新藤さんは生まれも育ちも調布。
市立第二小学校、桐朋女子中学校・高校、桐朋学園大学音楽学部声楽科卒業で、現在も市内在住です。

【ウクライナ国歌「ウクライナは滅びず」東京ニューシティ管弦楽団+AAR Japan[難民を助ける会]】(3:50〜/6:43) [YouTube ]




(写真:調布市国際交流協会ホームページより)




「ウクライナ出身の留学生に聞く『ウクライナのこと』」の講師はアナスタシア・ポリシュクチさん。

ウクライナ北西部のジトーミル出身で、2018年に東京外国語大学の研究生として来日しました。
2020年早稲田大学大学院に入学し、現在は博士課程3年生で安全保障について研究しています。

来日した年に調布市国際交流協会(CIFA)に入会。
日本語を勉強しつつ、市民向け外国語講座『外国人留学生と楽しく交流(英語)』の講師を務めたり、交流サロンのオンラインイベントで母国ウクライナについてプレゼンテーションをしたり、「調布よさこい」でCIFAインターナショナルチームで踊ったりなど、CIFAの活動に積極的に参加してきました。


アナスタシアさんから母国ウクライナについて様々な紹介がありました。

【地理】
ウクライナの面積は60.4万平方キロメートルで日本の約1.6倍。
国境を接するのは、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、モルドバの7か国で、黒海を挟んでトルコ、ジョージアとも接している。

【料理】
「ボルシチ」はウクライナの伝統料理。

【音楽】
ウクライナの伝統的な楽器や現代的な音楽を動画で紹介。

【言葉】
ウクライナ語のアルファベットを学んだ後、「こんにちは」「ありがとう」など簡単な日常会話を練習しました。
「おおすが ひろすけ」をウクライナ語で書くとこうなります。



最後に、戦争の現状、ロシア、ウクライナ、近隣各国の世界情勢について語りました。


アナスタシアさんは3月3日放送のNHK首都圏ナビで取材されました。
その時に「62歳の母親は現地で1人で暮らしていて、ロシアの侵攻が始まったあとも「わが家から離れたくない」と自宅にとどまっている。母はどう生き残るのか、不安と緊張、精神的な負担が大きい。」と語っていたので、お母さんのことが心配でしたが、ドイツに避難していることが分かり一安心です。
・ウクライナにいる母の無事を願い…不安と緊張で眠れない日々(NHKホームページ)



アナスタシアさんがウクライナの現状を知るためにと紹介したSNSのアドレスです。

・在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) · Twitter

・ウクルインフォルム日本語版
ウクルインフォルム通信は、ウクライナで唯一の国営通信社です。

・特定非営利活動法人日本ウクライナ友好協会 KRAIANY



今後、アナスタシアさんがドイツに避難しているお母さんを調布に呼び寄せることも考えられます。
引き続き、調布と縁のあるアナスタシアさんをみんなで支援していきましょう
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Slava Ukrayini!
(ウクライナに栄光あれ!)
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 20:00Comments(0)ウクライナ支援

    2022年05月19日

    ウクライナ避難者 市内都営住宅に受け入れ

    調布市生活文化スポーツ部から議員への情報提供によると、東京都はウクライナから避難された方1人を調布市内の都営住宅に受け入れることが分かりました。

    市は、今後、生活費や在留資格等について、都と連携して避難された方への支援に取り組んでいく予定です。


    【生活費等の支援 】
    1)生活費等の支援
    ・国内に親族・知人がいる場合:日本財団による支援
    ・国内に親族・知人がいない場合:国による支援
    ※市においても,当面の市内における生活を支援するため,一時金の支給について検討中

    2)在留資格等について
    今後,在留資格を短期滞在(90日)から特定活動(1年)に変更した場合には,住民登録,国民健康保険等への加入が可能



      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 17:00Comments(0)ウクライナ支援

    2022年04月06日

    自民党調布総支部 総会

    18時30分 自由民主党調布総支部・通常総会がグリーンホール小ホールで開催されました。


    司会:榎本陽介 青年部長


    【開会挨拶】元木勇 副支部長(市議会議員)


    【総支部長挨拶】金子日出澄 総支部長



    【来賓挨拶】
    伊藤達也 衆議院議員(自民党東京第22選挙区支部長)


    武見敬三 参議院議員


    丸川珠代 参議院議員


    中川雅治 参議院議員


    朝日健太郎 参議院議員

    朝日議員は今年7月の参議院議員選挙で自民党公認で立候補の予定です。


    【議事】
    議長:大野祐司 市議会議員


    議案説明:倉田道夫 事務局長


    収支決算報告:森田純一 会計


    ①令和3度活動報告並びに党情報告
    ②令和3年度収支決算報告
    ③令和4年度活動計画(案)
    ④ 決議文(案)
    以上4件、いずれも満場一致で承認・可決されました。


    司会:園田将貴 幹事長


    井上城治 自民党狛江総支部長


    狛江市議会自由民主党明政クラブ 三角武久幹事長挨拶と議員団紹介


    調布市議会自由民主党 狩野明彦幹事長挨拶と議員団紹介(写真提供:篠浩司 狛江市議会議員)



    【選挙対策委員会報告】林明裕 選挙対策委員長(都議会議員)



    受付でウクライナ支援の募金を行いました。

      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 20:00Comments(0)ウクライナ支援

    2022年03月24日

    第1回調布市議会定例会 閉会

    令和4年第1回調布市議会定例会が閉会となりました。

    (写真:ふじみ衛生組合議会報告=議会事務局提供)



    会期は2月28日から3月24日までの25日間(下表:市議会ホームページより)。



    市長提出議案(42件)、陳情(8件)、委員会提出議案(1件)、議員提出議案(9件)を審査しました。

    市長提出議案は「令和4年度調布市一般会計予算」「令和3年度調布市一般会計補正予算(第9号)」「調布市ふじみ交流プラザ条例」「調布市農業委員会委員の任命について」など。

    令和4年度一般会計予算の総額は952億7000万円で、前年度比51億5000万円余、5.7%の増となっています。
    歳出の構成比で最も多いのは福祉関連の民生費で、前年度比23億円余、4.9%増の約505億円と予算総額の53%を占めています。

    市長提出議案は全議案可決、陳情は採択1件・不採択2件・趣旨採択2件・継続審査1件・審議未了2件、委員会提出議案1件は可決、議員提出議案は6件可決・3件否決でした。



    【市長提出議案】(42件)

    ◯議案第3号 令和3年度調布市一般会計補正予算(第9号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ19億1980万6000円を増額する。
    国・都補助金を活用した事業のほか、公共工事の前倒しや年度末を見据えた過不足調整に係る事業費などを計上している。
    (歳出予算の主な内容)
    総務費については、住民基本台帳システム管理費のほか、公共施設整備基金への積立金などを計上している。
    民生費については、国の補正予算に関連した処遇改善に要する経費のほか、私立保育所運営事業費などの所要額や、国・都支出金の過年度清算返還金を計上する一方、年度末を見据えた不用見込額を減額している。
    衛生費については、公共工事の前倒しとして、こころの健康支援センター施設改修費などを計上する一方、ふじみ衛生組合負担金を減額している。
    土木費については、都市基盤整備事業基金への積立金や下水道事業会計繰出金を増額する一方、事業進捗に伴う未執行予定額などを減額している。
    消防費については、東京都への消火栓管理費等負担金の所要額を増額している。
    教育費については、公共工事の前倒しとして、総合体育館や西部公民館などの整備費を計上するほか、特別支援教室等へのプロジェクター追加設置に要する経費などを計上している。
    (歳出予算の主な内容)
    市税や地方消費税交付金をはじめとする各種交付金を増額している。
    国・都支出金については、歳出予算に連動した特定財源を計上している。
    寄附金については、一般寄附金及び指定寄附金を増額し、繰入金については、財政調整基金繰入金などを減額している。
    繰越金については、前年度繰越金の残額を全て計上している。
    市債については、減収補塡債の減額や、事業進捗、契約額の確定等に伴い、7事業について精査している。
    歳入歳出予算の総額は、1075億8966万8000円となる。
    繰越明許費として、総務費、民生費、衛生費、土木費、消防費、教育費における23事業について、年度内の完了が困難と見込まれることから繰越明許費を設定する。
    地方債の補正として、7事業について、限度額を精査し、25億8400万円に変更する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    議案第4号 令和3年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ4億1057万3000円を増額する。
    歳出予算は、保険給付費及び諸支出金を増額する。
    歳入予算は、国民健康保険税、都支出金及び繰入金を増額する。
    歳入歳出予算の総額は、216億322万3000円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第5号 令和3年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ2億2724万1000円を増額する。
    歳出予算の用地費は、公共用地買収費のうち、土地開発公社が先行取得した土地を買い戻すために、都市計画道路用地買収費及び生活道路用地買収費を増額するほか、市が土地開発基金で先行取得した土地を買い戻すために、土地開発基金用地買収費を増額している。
    償還利息額が確定したことにより債務負担解消分を減額している。
    繰出金は、土地開発基金の利子が減額見込みとなり、減額している。
    歳入予算は、歳出予算に連動し、財産収入を増額、繰入金を減額している。
    歳入歳出予算の総額は、6億2343万円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第6号 令和3年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
    【内容】
    歳入歳出それぞれ2億8819万4000円を減額する。
    歳出予算は、広域連合納付金を減額するとともに諸支出金を増額する。
    歳入予算は、後期高齢者医療保険料及び繰入金を減額する。
    歳入歳出予算の総額は、52億6839万円となる。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第7号 令和3年度調布市下水道事業会計補正予算(第2号)
    【内容】
    収益的収入及び支出予算については、収益的収入1938万4000円、収益的支出1億7824万8000円をそれぞれ増額するほか、資本的収入及び支出予算については、資本的収入9億8260万円、資本的支出9億799万1000円をそれぞれ減額するとともに、業務の予定量を変更する。
    収益的支出予算の営業費用は、流域下水道管理運営費を増額するほか、営業外費用については、消費税及び地方消費税を計上する。
    収益的収入予算の営業収益は、決算見込額に基づき下水道使用料を減額し、雨水処理負担金を増額するほか、営業外収益については、消費税及び地方消費税還付金を減額する。
    収益的収入予算の総額は、44億9732万8000円となり、収益的支出予算の総額は、45億6968万4000円となる。
    資本的支出予算は、建設改良費のうち、不用額を精査する。
    資本的収入予算は、資本的支出の決算見込額に基づき企業債を減額する。
    資本的収入予算の総額は、6億855万円となり、資本的支出予算の総額は、12億7615万円となる。
    資本的収入及び支出予算の補正に伴い、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を補てんするため、補てん財源の額を改める。
    企業債の補正は、企業債の限度額について、変更する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第8号 調布市デジタル技術を活用した手続等の推進に関する条例
    【内容】
    書面により行うことが条例等に規定されている行政手続において、オンラインでの申請を可能とするほか、手数料の電子納付など、デジタル技術を活用した手続等の推進について必要な事項を定めることで、市民等の利便性向上及び行政事務の簡素化・効率化を図り、もって市民福祉の向上を図る。

    【結果】
    多数賛成で原案可決


    ◯議案第9号 調布市ふじみ交流プラザ条例
    【内容】
    公民連携のモデル事業に位置付けたクリーンセンター跡地の活用において、地域交流の促進や、高齢者の社会参加、生きがいづくり及び健康づくりの場を確保するための施設として、調布市深大寺東町7丁目47番地1に、調布市ふじみ交流プラザを設置する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第10号 調布市個人情報保護条例の一部を改正する条例
    【内容】
    独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律の廃止及び個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、引用する法律を改める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第11号 調布市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    職員の服務の宣誓における手続を見直すとともに、災害等の緊急時においては宣誓を行う前に勤務を行わせることができるよう改める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第12号 調布市新型コロナウイルス感染症対策基金条例の一部を改正する条例
    【内容】
    未だ収束の見通しが立たない新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、条例の有効期限を廃止する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第13号 調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例
    【内容】
    あおぞら学童クラブを調布市国領町4丁目9番地4に新設する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第14号 調布市老人憩の家条例の一部を改正する条例
    【内容】
    機能移転に伴い、深大寺老人憩の家を廃止するとともに、規定の整備を行う。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第15号 調布市国民健康保険条例の一部を改正する条例
    【内容】
    民法の一部改正による成年年齢の引下げを踏まえ、結核医療給付金の支給要件に係る年齢区分を改める。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第16号 調布市消防団に関する条例の一部を改正する条例
    【内容】
    激甚化・頻発化する災害への的確な対応に向けて消防団員を安定的に確保するため、消防団員の報酬の引上げ等による処遇改善を図るほか、所要の改正を行う。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第17号 令和4年度調布市一般会計予算
    【内容】
    令和4年度は、基本構想に掲げたまちの将来像「みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布」の実現に向けた後期基本計画の最終年次。5つの重点プロジェクトを基軸とし、計画に位置付けた施策・事業の推進を図るとともに、市政の第一の責務である市民の安全・安心の確保と市民生活の支援に継続的に取り組むほか、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、市政の重要課題に対応して行く。
    令和4年度予算編成に当たっては、基本計画の着実な推進を図ることを基本とし、あらゆる角度からの歳入確保と経費縮減に取り組み、財政規律を保持しながら、最少の経費で最大の効果を挙げる予算編成に取り組んだ。
    その結果、一般会計の予算総額は、952億7000万円となり、前年度と比較して、51億5000万円、5.7パーセントの増となっている。
    (歳出款別概要)
    議会費は、議会運営に係る諸経費を計上している。
    総務費は、安全・安心パトロール及び街頭防犯カメラ設置などの防犯対策に係る経費のほか、公共施設マネジメントや行政のデジタル化の推進に要する経費などを計上している。
    民生費は、504億8000万円余を計上し、障害者福祉サービス費をはじめとする社会保障関係経費などの増要因により前年度と比較して、23億4000万円余、4.9パーセントの増となっている。
    民生費の予算総額に占める構成比は、53パーセントで、第1位となっている。
    主な内容は、待機児童対策として、認可保育園1園の施設整備費のほか、学童クラブの施設整備費などを計上している。
    高齢者施策では、高齢者の生活安全の確保を図る見守りネットワーク事業に要する経費などを計上している。
    障害者施策では、障害者グループホームの施設運営に係る補助金のほか、商工会と連携して取り組む市内商店バリアフリー化等の補助金を計上している。
    このほか、保育・介護等職員の処遇改善に係る経費などを計上している。
    衛生費は、新型コロナウイルスワクチン接種費をはじめ、感染症対策に係る経費などを計上している。また、出産・子育て応援事業に係る経費のほか、各種検診や定期予防接種に係る経費を計上している。
    労働費は、勤労者互助会補助金などを、農業費については、都市農地保全支援プロジェクト補助金をはじめ、農業者を支援し、魅力ある都市農業を振興するための経費などを計上している。
    商工費は、商工会や商店会などと連携して実施する商業活性化のための経費をはじめ、映画のまち調布推進事業や花火大会などの観光振興のための経費のほか、市内中小企業の感染症対策への助成費を計上している。
    土木費は、調布駅前広場や鉄道敷地の整備費のほか、都市計画道路・生活道路などの整備費を計上している。また、深大寺・佐須地域の用地取得費や、農業公園の暫定的な運用に係る経費を計上している。
    消防費は、消防ポンプ車の更新や、消防団の対応能力の向上に係る経費のほか、防災備蓄品の確保・充実に係る経費を計上している。引き続き、市民の安全・安心の確保のため、地域の防災力を高め、災害に強いまちづくりを推進して行く。
    教育費は、学校施設の老朽化対応の工事費や35人学級編制への対応に係る経費を計上している。そのほか、児童・生徒1人1台のモバイル端末の運用費をはじめとしたICT教育の推進に係る経費や、八ケ岳少年自然の家改修工事費などを計上している。
    公債費は、各種公共建築物の維持保全や都市基盤の整備などのために借り入れた市債の元利償還金を計上している。
    諸支出金は、美術作品等取得基金への繰出金を計上している。
    (歳入款別概要)
    市税は、460億9000万円余、前年度と比較して、24億2000万円余、5.6パーセントの増となっている。
    主な内容しては、個人市民税において、前年度から増収を見込むとともに、法人市民税の増を見込んでいる。
    地方譲与税及び各種交付金は、地方消費税交付金や法人事業税交付金などの増を見込み、68億円余、前年度と比較して、7億3000万円余の増となっている。
    使用料・手数料は、23億6000万円余を計上している。
    国庫支出金は、169億7000万円余を計上している。社会保障関係経費と連動する負担金や補助金の増などにより、前年度と比較して、8億6000万円余の増となっている。
    都支出金は、140億円余を計上しているが、公遊園用地の取得に係る補助金の増などにより、前年度と比較して、12億1000万円余の増となっている。
    財産収入は、1億3000万円余を計上している。
    繰入金は、26億8000万円余を計上している。ふるさとのみどりと環境を守り育てる基金繰入金の増などにより、前年度と比較して、1億9000万円余の増となっている。
    市債は、世代間負担の公平化を図るため、各適債事業において所要の財源を計上している。
    地方債の設定については、各適債事業について、限度額を設定している。

    【結果】
    賛成多数で原案可決


    ◯議案第18号 令和4年度調布市国民健康保険事業特別会計予算
    【内容】
    歳入歳出それぞれ218億4015万9000円を計上するもの。
    (歳出)歳出総額の64.5パーセントを占めている保険給付費は、140億8449万円余を計上している。被保険者数は減少傾向にあるが、1人当たりの医療費が伸び続けている状況にあることから、前年度に比べ4億583万円余の増額となっている。
    東京都への国民健康保険事業費納付金は、歳出総額の33パーセントを占め、72億1032万円余を計上している。
    総務費は、人件費をはじめ、事業の運営や医療費の適正化に係る経費を計上している。
    保健事業費は、国民健康保険データヘルス計画に基づき、特定健診・特定保健指導やヘルスアップ事業の実施に係る経費を計上している。
    (歳入)国民健康保険税は、歳入総額の19.6パーセントとなる42億7901万円余を計上している。被保険者数の減少や長期化する新型コロナウイルス感染症による影響が懸念されたものの、想定より個人所得への影響が少なかったことから、前年度に比べ4509万円余の増収を見込んでいる。
    歳出の保険給付費に対応する保険給付費等交付金を含む都支出金は、歳入総額の64.8パーセントを占め、141億5893万円余を計上している。
    これらを主な財源とし、なお不足する額について、一般会計からの繰入金を充当し、収支の均衡を図っている。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第19号 令和4年度調布市用地特別会計予算
    【内容】
    歳入歳出それぞれ11億3804万1000円を計上する。
    (歳出)用地費では、一般会計と連動した都市計画道路及び深大寺・佐須地域環境資源保全用地の用地買収費や債務負担解消分に係る公共用地買収費のほか、公共用地取得に要する事務費交付金として、11億3795万円余を計上している。
    繰出金では、土地開発基金への利子収入繰出金として、8万円余を計上している。
    (歳入)歳出予算と連動した財産運用収入や財産売払収入のほか、一般会計繰入金について所要額を計上している。
    令和4年度の債務負担行為については、公共用地取得のための限度額を3億円とするほか、令和元年度に設定した債務負担行為の期間を再設定し、これらに必要な資金として、土地開発公社が金融機関から融資を受ける償還元金及び利子について債務保証する。
    このほか、同公社が市場性資金により融資を受けた資金を繰上償還した場合に生じる利子の金融機関に対する損失補償を設定している。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第20号 令和4年度調布市介護保険事業特別会計予算
    【内容】
    歳入歳出それぞれ167億1136万7000円を計上する。 
    (歳出)歳出予算の91.9パーセントを占めている保険給付費は、153億5000万円で、前年度に比べ、1億3400万円、0.9パーセントの増となっている。
    地域支援事業費は、9億2677万円で、前年度に比べ、1734万円余、1.8パーセントの減となっている。
    総務費は、3億8275万円を計上している。
    基金積立金については、高齢者総合計画の2年次目となることから、保険料の余剰分に係る積立額が減額となっている。
    (歳入)保険料は、36億2286万円余で歳入総額の21.7パーセント、国庫支出金及び都支出金については、合わせて61億6733万円余で歳入総額の36.9パーセント、支払基金交付金については、42億9132万円で歳入総額の25.7パーセント、繰入金については、26億2917万円余で歳入総額の15.7パーセントを占めている。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第21号 令和4年度調布市後期高齢者医療特別会計予算
    【内容】
    歳入歳出それぞれ56億8871万3000円を計上する。
    歳出予算の93.4パーセントを占めている広域連合納付金について、53億1261万円余、保健事業費として2億525万円余を計上する。
    歳入予算は、後期高齢者医療保険料が29億2920万円余で、歳入総額の51.5パーセントを占めている。
    一般会計からの繰入金として、25億9059万円余、さらに諸収入1億6891万円余が主なもの。

    【結果】
    賛成多数で原案可決


    ◯議案第22号 令和4年度調布市下水道事業会計予算
    【内容】
    収益的収支と、資本的収支の2本立ての予算となる。
    収益的収入及び支出は、収入に44億2870万8000円を計上し、支出に43億5395万円を計上する。
    (収益的支出)営業費用については、42億4670万円余を計上している。その主な内容は、流域下水道管理運営費及び減価償却費。
    営業外費用は、1億224万円余を計上している。その主な内容は、支払利息及び企業債取扱諸費。
    (収益的収入)営業収益は、30億6167万円を計上している。その主な内容は、下水道使用料及び雨水処理負担金。
    営業外収益は、13億6703万円余を計上している。その主な内容は、長期前受金戻入。
    資本的収入及び支出は、収入に15億8271万6000円を計上し、支出に19億6860万6000円を計上する。
    (資本的支出)建設改良費は、16億3902万円余を計上している。その主な内容は、管渠建設改良費。
    企業債償還金は、3億2443万円余を計上している。
    (資本的収入)企業債は14億6010万円を計上している。
    国庫補助金は、5000万円を計上している。
    他会計負担金は、7011万円余を計上している。
    資本的収入と資本的支出の差3億8589万円については、損益勘定留保資金等の補てん財源から補てんすることとしている。
    債務負担行為については、3・4・28号線管渠等建設改良工事費及び野川吐口改良工事費について、限度額を設定している。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第23号 調布市文化会館たづくりくすのきホールほか調光設備更新工事請負契約
    【内容】
    調布市文化会館たづくりくすのきホール、むらさきホール、エントランスホール、外壁の調光設備の更新を行うもの。
    1月7日に制限付き一般競争入札を行った結果、くじにより大東電設株式会社武蔵野営業所が2億2140万3600円で落札したので、1月19日に仮契
    約を結び、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるため、提案する。

    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第24号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更について
    【内容】
    令和2年度及び令和3年度に引き続き、令和4年度及び令和5年度においても東京都後期高齢者医療広域連合の経費の支弁方法に関する特例を継続するもので、地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を求める。
    【結果】
    全員賛成で原案可決


    ◯議案第25号〜第44号 調布市農業委員会委員の任命について
    【内容】
    調布市農業委員会委員の任期が令和4年3月31日をもって満了するので、後任者の任命について、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求める。
    後任者しては、議案第25号については荒井啓子氏を、議案第26号については石原康裕氏を、議案第27号については、榎本弘行氏を、議案第28号については荻本末子氏を、議案第29号については加納松男氏を、議案第30号については倉田邦昭氏を、議案第31号については藏見洋久氏を、議案第32号については斉藤喜兆氏を、議案第33号については篠宮稔氏を、議案第34号については杉﨑一三六氏を、議案第35号については杉本明彦氏を、議案第36号については杉本冨美男氏を、議案第37号については田中敏夫氏を、議案第38号については戸坂昭一氏を、議案第39号については野口一盛氏を、議案第40号については林隆氏を、議案第41号については矢ヶ崎宏始氏を、議案第42号については山内亜樹子氏を、議案第43号については山口祐二氏を、議案第44号については吉井美華子氏を任命したい。

    【結果】
    全員賛成で同意



    【陳情】(8件)

    ◯陳情第53号 2021年新成人のための2年遅れの式典開催に関する陳情

    【結果】
    委員会で採択・不採択・趣旨採択いずれも過半数に至らず審議未了


    ◯陳情第54号 デフリンピック東京開催を求める意見書の提出に関する陳情

    【結果】
    全員一致で採択


    ◯陳情第55号 調布駅前における分煙環境整備に関する陳情

    【結果】
    全員一致で継続審査


    ◯陳情第56号 診断書作成料の再助成に関する陳情

    【結果】
    委員会で採択・不採択・趣旨採択いずれも過半数に至らず審議未了


    ◯陳情第57号 白杖の料金(単価)の見直しに関する陳情

    【結果】
    多数をもって不採択


    ◯陳情第58号 障害福祉サービスの1割負担の半減もしくは撤廃を求める陳情

    【結果】
    多数をもって不採択


    ◯陳情第59号 調布市個人情報漏洩問題について全容を解明し、再発を防止するために、調査のための第三者機関の設置等を求める陳情

    【結果】
    多数をもって趣旨採択


    ◯陳情第60号 調布市の公文書管理において電子メールの適正な管理を求める陳情

    【結果】
    多数をもって趣旨採択



    【議員提出議案】

    ◯議員提出議案第1号 ロシアによるウクライナへの侵略を強く非難するとともに即時の 攻撃停止と撤退を求める決議


    【結果】
    全員賛成で可決


    ◯議員提出議案第5号 ロシアによるウクライナ侵略に対し政府に厳格な対応を求める意見書提出について



    【結果】
    全員賛成で可決


    ※ロシアによるウクライナ侵略に関する決議と意見書は、自民党・狩野明彦幹事長が提案・文案作成・各会派の取りまとめを行いました。



    その他、詳しくは令和4年第1回調布市議会定例会会議結果をご覧ください。
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 17:00Comments(0)ウクライナ支援