2019年12月31日
2019年12月31日
2019年12月30日
2019年12月30日
道生神社 歳末大掃除
9時 飛田給自治会・道生神社奉賛会の役員さんが集まり、飛田給2丁目の道生(みちおい)神社で歳末大掃除が行われました。


新年1月1日は、10時から神社境内で歳旦祭が、引き続き、飛田給自治会・道生神社奉賛会の役員さんらが集まり賀詞交歓会が開催されます。
初詣は、ラグビーワールドカップの開会式と日本代表の開幕戦・準々決勝を始め8試合が開催された”ラグビーの聖地”味の素スタジアムに最も近い神社、道生神社へどうぞ



新年1月1日は、10時から神社境内で歳旦祭が、引き続き、飛田給自治会・道生神社奉賛会の役員さんらが集まり賀詞交歓会が開催されます。
初詣は、ラグビーワールドカップの開会式と日本代表の開幕戦・準々決勝を始め8試合が開催された”ラグビーの聖地”味の素スタジアムに最も近い神社、道生神社へどうぞ


2019年12月29日
歳末防犯パトロール
20時 飛田給自治会の歳末防犯パトロールが実施されました。
毎年、12月25・27・29日の3日間行っています。
調布地区防犯協会・荻本貞臣会長さんと調布警察署・副署長さんが激励にお見えになりました。

飛田給を2班に分けて警戒を実施。

途中、歳末消防特別警戒中の消防団第1分団の消防ポンプ車がやってきました。
頑張れ〜っ

毎年、12月25・27・29日の3日間行っています。
調布地区防犯協会・荻本貞臣会長さんと調布警察署・副署長さんが激励にお見えになりました。

飛田給を2班に分けて警戒を実施。

途中、歳末消防特別警戒中の消防団第1分団の消防ポンプ車がやってきました。
頑張れ〜っ


2019年12月29日
2019年12月27日
2019年12月26日
2019年12月26日
部分日食
太陽の一部が月に隠れる「部分日食」が観測されるはずでしたが、天気はあいにくの曇り。
ウェザーニュースが金環日食の様子をグアムから生中継していました。



ウェザーニュース金環日食ライブカメラ「グアム」(YouTube)
ウェザーニュースが金環日食の様子をグアムから生中継していました。



ウェザーニュース金環日食ライブカメラ「グアム」(YouTube)
2019年12月25日
渡辺調布市議会議長・石井狛江市議会議長 全国市議会旬報に掲載
渡辺進二郎・調布市議会議長(全国市議会議長会副会長)と石井功・狛江市議会議長が全国市議会旬報(12月25日号発行・第2106号)に掲載されました。

渡辺進二郎・調布市議会議長

石井功・狛江市議会議長

全国市議会旬報(12月25日号発行第2106号)

渡辺進二郎・調布市議会議長

石井功・狛江市議会議長


2019年12月24日
吉尾勝征・前調布市長 ご逝去
前調布市長・吉尾 勝征(よしお かつゆき)様が12月21日にご逝去されました(享年75歳)。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
なお、家族葬のため、香典・弔電を辞退されているとのことです。
吉尾前市長は、昭和50年6月1日〜昭和61年7月13日まで調布市議会議員(うち昭和60年7月26日〜昭和61年6月9日まで議長)を、昭和61年7月22日〜平成14年7月21日まで調布市長をお勤めになられました。
「愛と美のまち調布」のまちづくり、東京スタジアム(味の素スタジアム)の建設誘致と国民体育大会(スポーツ祭東京2013)の味スタでの開催誘致、障害者施設の建設、京王線の連続立体交差事業凍結解除など、たくさんの実績がおありです。
こうしたご功績により、平成27年に旭日中綬章をご受章なさいました(写真:2015.3.15ブログ「吉尾前市長受章を祝う会」より)

調布市のまちづくりへのご尽力に心から感謝を申し上げます。
ニコッと笑った時の満面の笑顔、スピーチの「吉尾節」の素晴らしさは決して忘れません。
(写真:2016年10月16日ブログ「関口武久氏 旭日双光章受章祝賀会」より)

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
なお、家族葬のため、香典・弔電を辞退されているとのことです。
吉尾前市長は、昭和50年6月1日〜昭和61年7月13日まで調布市議会議員(うち昭和60年7月26日〜昭和61年6月9日まで議長)を、昭和61年7月22日〜平成14年7月21日まで調布市長をお勤めになられました。
「愛と美のまち調布」のまちづくり、東京スタジアム(味の素スタジアム)の建設誘致と国民体育大会(スポーツ祭東京2013)の味スタでの開催誘致、障害者施設の建設、京王線の連続立体交差事業凍結解除など、たくさんの実績がおありです。
こうしたご功績により、平成27年に旭日中綬章をご受章なさいました(写真:2015.3.15ブログ「吉尾前市長受章を祝う会」より)

調布市のまちづくりへのご尽力に心から感謝を申し上げます。
ニコッと笑った時の満面の笑顔、スピーチの「吉尾節」の素晴らしさは決して忘れません。
(写真:2016年10月16日ブログ「関口武久氏 旭日双光章受章祝賀会」より)

2019年12月23日
第4回調布駅前ひろば検討会
18時30分 第4回調布駅前ひろば検討会が教育会館3階研修室で開催されました。
市が「南側ロータリーの大きさと歩行者動線を変更する」方針転換を初めて表明しました。
<配布資料>



配布資料PDF
市の方針転換を検討会は賛成多数で了承しました。
新たな整備案は令和2年度中に市が提示する予定です。
「調布駅前ひろば検討会」は4回開かれました。
第1回目は長友市長が出席し、委員を委嘱しましたが、2回目以降は出席しませんでした。
本日の第4回目は最終回でした。
市長は、この間協議をしてきた検討会の委員に感謝の意を伝える一方、方針転換した理由や詳細設計に至るまでの市民参加のあり方について、自ら考えを明らかにするべきだったのではないでしょうか。
担当の都市整備部長に任せっきりで、ご自身は前面に出ない市長の姿勢に大いに疑問を感じます。
市が「南側ロータリーの大きさと歩行者動線を変更する」方針転換を初めて表明しました。
<配布資料>



配布資料PDF

市の方針転換を検討会は賛成多数で了承しました。
新たな整備案は令和2年度中に市が提示する予定です。
「調布駅前ひろば検討会」は4回開かれました。
第1回目は長友市長が出席し、委員を委嘱しましたが、2回目以降は出席しませんでした。
本日の第4回目は最終回でした。
市長は、この間協議をしてきた検討会の委員に感謝の意を伝える一方、方針転換した理由や詳細設計に至るまでの市民参加のあり方について、自ら考えを明らかにするべきだったのではないでしょうか。
担当の都市整備部長に任せっきりで、ご自身は前面に出ない市長の姿勢に大いに疑問を感じます。
2019年12月22日
飛田給自治会班長会
19時 飛田給自治会班長会が青少年交流館(飛田給1丁目)2階集会室で開催されました。
協議に先立ち、調布市からオリンピック・パラリンピック担当の小林部長と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会大会運営局から石井・会場運営担当部長(自転車競技)と岸井・会場運営担当課長が出席し、自転車ロードレースについて説明をしました。



<配布資料>




男子は、大会第1日目の7月25日(土)11時に、女子は7月26日(日)13時に武蔵野の森公園からパレード走行をスタート。
東京都・神奈川県・山梨県・静岡県を通り、富士スピードウェイがゴールです。
(写真:GoogleMap)

(赤線部分が調布市域)

※パレード走行:武蔵野の森公園〜是政橋までの10キロは、タイムを測定せずに集団で走行するパレード走行です。
※オフィシャルスタートは是政橋(府中市)です。
コース総距離は、パレード走行区間10kmを含む男子約244km、女子約147km、獲得標高(スタートからゴールまでの上った高さの合計)は男子約4,865m、女子約2,692mとなります。
通過自治体(1都3県1政令指定都市14市町村)
東京都:府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、八王子市、町田市
神奈川県:相模原市、山北町
山梨県:道志村、山中湖村
静岡県:御殿場市、裾野市、小山町
7月21日にはテストイベント「READY STEADY TOKYO-自転車競技(ロード)」が開催されました(2019.7.21ブログ「READY STEADY TOKYO-自転車競技(ロード)」)。


<自転車ロードレースに関するブログ>
・2019.1.11ブログ「調布市民サイクリング協会 設立総会」
・2018.8.18ブログ「オリンピック自転車ロードレースコース 体験走行」
引き続き、班長会を行いました。

協議事項は
①運動会の反省について
②年末年始の行事について
③各部会報告
④その他
年末年始の飛田給自治会関連行事
◯12月25日(水)〜31日(火)20時〜22時 歳末消防特別警戒(消防団第1分団)
◯12月25日(水)・27日(金)・29日(日)20時〜22時 歳末防犯パトロール(防犯委員会)
◯12月31日(火)23時45分〜1月1日(水)1時頃 薬師尊ご開帳(薬師奉賛会)
◯1月1日(水)9時〜12時頃 歳旦祭・賀詞交歓会(道生神社奉賛会)
◯1月2日(木)一日 お正月獅子舞町内めぐり(飛田給囃子連)
◯1月12日(日)8時 サイレン吹鳴(消防団第1分団)/10時〜出初式(多摩川自然観察緑地)
協議に先立ち、調布市からオリンピック・パラリンピック担当の小林部長と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会大会運営局から石井・会場運営担当部長(自転車競技)と岸井・会場運営担当課長が出席し、自転車ロードレースについて説明をしました。



<配布資料>




男子は、大会第1日目の7月25日(土)11時に、女子は7月26日(日)13時に武蔵野の森公園からパレード走行をスタート。
東京都・神奈川県・山梨県・静岡県を通り、富士スピードウェイがゴールです。
(写真:GoogleMap)

(赤線部分が調布市域)

※パレード走行:武蔵野の森公園〜是政橋までの10キロは、タイムを測定せずに集団で走行するパレード走行です。
※オフィシャルスタートは是政橋(府中市)です。
コース総距離は、パレード走行区間10kmを含む男子約244km、女子約147km、獲得標高(スタートからゴールまでの上った高さの合計)は男子約4,865m、女子約2,692mとなります。
通過自治体(1都3県1政令指定都市14市町村)
東京都:府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、八王子市、町田市
神奈川県:相模原市、山北町
山梨県:道志村、山中湖村
静岡県:御殿場市、裾野市、小山町
7月21日にはテストイベント「READY STEADY TOKYO-自転車競技(ロード)」が開催されました(2019.7.21ブログ「READY STEADY TOKYO-自転車競技(ロード)」)。


<自転車ロードレースに関するブログ>
・2019.1.11ブログ「調布市民サイクリング協会 設立総会」
・2018.8.18ブログ「オリンピック自転車ロードレースコース 体験走行」
引き続き、班長会を行いました。

協議事項は
①運動会の反省について
②年末年始の行事について
③各部会報告
④その他
年末年始の飛田給自治会関連行事
◯12月25日(水)〜31日(火)20時〜22時 歳末消防特別警戒(消防団第1分団)
◯12月25日(水)・27日(金)・29日(日)20時〜22時 歳末防犯パトロール(防犯委員会)
◯12月31日(火)23時45分〜1月1日(水)1時頃 薬師尊ご開帳(薬師奉賛会)
◯1月1日(水)9時〜12時頃 歳旦祭・賀詞交歓会(道生神社奉賛会)
◯1月2日(木)一日 お正月獅子舞町内めぐり(飛田給囃子連)
◯1月12日(日)8時 サイレン吹鳴(消防団第1分団)/10時〜出初式(多摩川自然観察緑地)
2019年12月21日
国高80周年大同窓会53年クラス幹事会
19時 第1回「国立高校80周年大同窓会 昭和53年卒クラス幹事会」が同窓会事務局(三鷹市下連雀3丁目)で開催されました。

国高は来年創立80周年を迎えます。
同窓会は、70周年の2010年に「大人の国高祭」を開催しました(2010.11.6ブログ)
80周年にあたり、同窓会は実行委員会をたちあげて、協議をしてきました。
記念事業は、第1部・ホームカミングデー(母校訪問&同窓会総会)、第2部・記念講演会(式典&講演会)、第3部・懇親会の3部構成で、2020年6月6日(土)に国高ほかで開催される予定です。
幹事学年は昭和48年卒と47年、副幹事学年が昭和53年(私の学年です)・63年・平成10年・平成31年で、副幹事学年は懇親会の企画・運営を担当します。
第1回目の「53年クラス幹事会」に、9クラス中、5クラス7名が出席しました(2クラスが欠席、2クラスは幹事未決定)。
実行委員会から副幹事学年連携担当の48年・大塚先輩が参加。
「今までの経過と53年卒の役割」について説明していただきました。
53年は懇親会2会場を担当する予定です。
第2回目は、1月18日(土)18時から同窓会事務局で開催されます。

国高は来年創立80周年を迎えます。
同窓会は、70周年の2010年に「大人の国高祭」を開催しました(2010.11.6ブログ)
80周年にあたり、同窓会は実行委員会をたちあげて、協議をしてきました。
記念事業は、第1部・ホームカミングデー(母校訪問&同窓会総会)、第2部・記念講演会(式典&講演会)、第3部・懇親会の3部構成で、2020年6月6日(土)に国高ほかで開催される予定です。
幹事学年は昭和48年卒と47年、副幹事学年が昭和53年(私の学年です)・63年・平成10年・平成31年で、副幹事学年は懇親会の企画・運営を担当します。
第1回目の「53年クラス幹事会」に、9クラス中、5クラス7名が出席しました(2クラスが欠席、2クラスは幹事未決定)。
実行委員会から副幹事学年連携担当の48年・大塚先輩が参加。
「今までの経過と53年卒の役割」について説明していただきました。
53年は懇親会2会場を担当する予定です。
第2回目は、1月18日(土)18時から同窓会事務局で開催されます。
2019年12月20日
『あしたのジョー』
新宿まで年末ジャンボ宝くじを買い行く途中の電車内、携帯でFacebookを見ていると…
【ホリデー・アートフェア@ISETAN】の広告が。

「《アニメ・漫画特集》では日本を代表するアニメのセル画や人気漫画家の貴重な!直筆原稿、版画作品などを一堂に展示しております。
『あしたのジョー』『巨人の星』版画コーナーも特別にご用意しております。」
おっ、『あしたのジョー』は、私の最も好きな漫画です。
宝くじを買った後、行ってみました。

『あしたのジョー』コーナーの一角に、ホセ・メンドーサとの死闘後の有名なラストシーン、「燃えたよ‥‥真っ白に‥‥燃え尽きた‥‥真っ白な灰に‥‥‥‥」のピエゾグラフ(版画)が。


(写真:伊勢丹新宿 アートギャラリー Facebookより)
残念ながら、気軽に買える金額ではありません
あまりに懐かしくなり、帰宅後すぐにAmazonで『あしたのジョー』電子版の最終巻を購入。


久しぶりに読んでみると…
絵・セリフ・ストーリー構成・コマ割りなど、全てが完璧な作品であることに改めて感激します
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宝くじを買った後、行ってみました。

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(写真:伊勢丹新宿 アートギャラリー Facebookより)
残念ながら、気軽に買える金額ではありません

あまりに懐かしくなり、帰宅後すぐにAmazonで『あしたのジョー』電子版の最終巻を購入。


久しぶりに読んでみると…
絵・セリフ・ストーリー構成・コマ割りなど、全てが完璧な作品であることに改めて感激します

2019年12月18日
市議会第4回定例会 閉会
調布市議会 令和元年第4回定例会が閉会となりました。
10時 本会議が再開されました。
(写真:議会運営委員長報告=議会事務局撮影)

会期は11月29日から12月18日までの20日間で、市長提出議案(18件)、陳情(3件)、議員提出議案(6件)を審査しました。
(下表:市議会ホームページより)

市長報告(1件)
報告第15号 専決処分の報告について
【内容】
令和元年6月10日、調布市立第二小学校の市職員が移動教室に出発する準備のためにリアカーを使用して車両に荷物を搬入していたところ、当該車両にリアカーを接触させてしまい、損害を与えたもの。
これによる市の損害賠償の額は、14万8,000円。
【結果】
全員異議なく了承。
市長提出議案(18件)
議案第84号 令和元年度調布市一般会計補正予算(第3号)
【内容】
歳入歳出それぞれ1億500万円を増額するもの。
歳出予算の総務費は、市庁舎免震改修事業に係るアスベスト除却工事など、追加工事費を計上している。
消防費は、台風第19号に伴う災害により、災害救助法が適用されたことから、法令等に基づく被災者への災害援護資金の貸付金を計上している。
歳入予算は、歳出予算に連動した市債を計上するほか、繰越金では本補正の所要の財源を増額している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、956億852万2,000円となる。
債務負担行為の補正は、市庁舎免震改修事業に係る追加工事が令和2年度に完了する見込みであることから、債務負担行為を設定するもの。
地方債の補正は、災害援護資金貸付事業として5,500万円を追加するほか、市庁舎整備事業の限度額を増額し、既存事業の総額を、36億7,500万円に変更するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第85号 令和元年度調布市一般会計補正予算(第4号)
【内容】
歳入歳出それぞれ5億3,635万円を増額するもの。
台風第19号に伴う災害対応や、児童・園児の通学路等の交通安全対策に係る経費を計上するほか、寄附金を財源とした基金への積立金などを計上している。
歳出予算は、消防費、予備費を除く各款において、職員人件費の所要額を調整している。また、議会費、衛生費、労働費、農業費、商工費、教育費については、職員人件費のみの補正を行う内容となっている。
総務費は、オリンピック・パラリンピック関連事業費を増額している。
民生費は、生活困窮者に対する住居確保給付金事業費を増額するほか、各種基金への積立金などを計上している。
土木費は、台風第19号に伴う災害対応のため、下水道事業特別会計繰出金を増額するほか、児童・園児の通学路等の交通安全対策に係る経費などを計上している。
消防費は、住宅が半壊した世帯に対し、東京都の制度を活用した住宅の補修費用等に係る支援金を計上している。
予備費は、台風第19号に伴う災害対応のため、避けがたい緊急的な支出が重なったことから、年度末を見据え、予備費を増額するもの。
歳入予算として、歳出予算に連動した国庫支出金や都支出金、寄附金を計上するほか、繰越金では本補正の所要の財源を計上している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、961億4,487万2,000円となる。
繰越明許費として、被災者生活再建支援金について、支払いが翌年度にわたる見込みのため、新たに設定するもの。
【結果】
賛成多数で原案可決。
議案第86号 令和元年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
【内容】
歳入歳出それぞれ41万4,000円を減額するもの。
歳出予算は、職員人件費の所要額を調整するほか、償還金、利子及び還付金を増額するもの。
歳入予算は、一般会計繰入金を減額するもの。
これにより、歳入歳出予算の総額は、212億8,907万9,000円となる。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第87号 令和元年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
【内容】
歳入歳出それぞれ6,803万7,000円を増額するもの。
歳出予算は、総務費について職員人件費の所要額を調整するもの。
事業費は、台風第19号による浸水被害の原因究明に要する調査費用のほか、浸水対策として調布排水樋管や羽毛下幹線等への水位計及び監視カメラの設置を行うもの。
予備費は、台風第19号に伴う調布排水樋管の緊急修繕など、緊急的な支出に対応したため、年度末を見据え、予備費を増額するもの。
歳入予算は、一般会計繰入金を増額するもの。
これにより、歳入歳出予算の総額は、36億5,332万5,000円となる。
繰越明許費としては、事業費について、根川雨水幹線維持管理負担金及び浸水対策事業費を令和2年度に繰り越すため、繰越明許費を設定するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決
議案第88号 令和元年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
【内容】
歳入歳出それぞれ359万2,000円を増額するもの。
歳出予算は、職員人件費の所要額を調整するもの。
歳入予算は、一般会計繰入金を増額するもの。
これにより、歳入歳出予算の総額は、52億9,720万3,000円となる。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第89号 調布市下水道事業の設置等に関する条例
【内容】
地方公営企業法に基づく調布市下水道事業の設置、財務規定等の適用及び経営の基本等について定めることにより、経営内容の更なる明確化を進め、中長期的な視点に立った経営基盤の強化及び財政マネジメントの向上を図るもの。
【結果】
賛成多数で原案可決。
議案第90号 アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う地方税法の臨時特例に関する法律の一部改正に伴い、軽自動車税の名称を改めるとともに所要の改正を行うもの。
【結果】
賛成多数で原案可決
議案第91号 調布市八ケ岳少年自然の家条例の一部を改正する条例
【内容】
市外のものに係る利用料金の上限額を改めるとともに所要の改正及び規定の整備を行うもの。
【結果】
賛成多数で原案可決。
議案第92号 調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
柴崎南第2自転車駐車場及びつつじケ丘東自転車等駐車場を廃止するとともに、規定の整備を行うもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第93号 調布市下水道条例の一部を改正する条例
【内容】
指定工事店の指定の基準の規定を改めるもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第94号 市道路線の認定について
【内容】
飛田給2丁目10番地26先に位置する道路を市道として管理するために、道路法第8条第1項の規定により認定するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第95号 市道路線の廃止について
【内容】
深大寺東町4丁目22番地16先に位置する市道北116ー2号線の廃止で、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第96号 市道路線の廃止について
【内容】
深大寺南町4丁目4番地14先に位置する市道北166ー9号線ほか1路線の廃止で、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第97号 令元下水道長寿命化対策工事(その4)請負契約
【内容】
調布市下水道長寿命化計画に基づき、事業区域内において広範囲に腐食の進んだ下水道管の布設替えを行うもの。
11月7日に制限付き一般競争入札を行った結果、林建設株式会社が1億6,390万円で落札したので、11月14日に仮契約を結び、議会の議決を求めるため、提案するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第98号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
職員の給与改定で、東京都においては、東京都人事委員会の職員の給与に関する勧告に基づき、給与改定が実施されようとしている。
調布市においても、東京都人事委員会勧告と歩調を合わせる中で、諸般の事情を考慮し、職員の給与改定を行うもの。
今回の給与改定は、職員の勤勉手当の支給期ごとの支給割合を100分の100から100分の102.5に、再任用職員等の勤勉手当の支給期ごとの支給割合を100分の47.5から100分の50に改めるほか、特定任期付職員の期末手当の支給割合を、年間を通じ100分の345から100分の350に改めるもの。
【結果】
賛成多数で原案可決。
議案第99号 調布市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
東京都人事委員会の職員の給与に関する勧告を踏まえた職員及び市長等常勤特別職の期末・勤勉手当の支給割合の引上げ等の状況を考慮し、議員の期末手当の支給割合を、年間を通じ100分の460から100分の465に改めるもの。
【結果】
賛成多数で原案可決。
議案第100号 調布市市庁舎免震改修工事請負契約の一部を変更する契約
【内容】
平成30年議案第50号で議決した調布市市庁舎免震改修工事請負契約の一部を変更するもの。
変更の理由としては、当初の想定を超えたアスベスト耐火被覆材の撤去作業が発生したこと、及び市庁舎の狭あい状態の解消を目的として、旧職員食堂スペースの内装工事を追加したことに伴い、契約金額の増額と工期を延伸するもの。
本契約の変更の内容としては、契約金額を23億4,338万4,000円から24億4,318万7,000円に変更するとともに、工期の期限を令和2年4月30日から同年6月15日に変更するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第101号 物損事故に関する損害賠償の額の決定について
【内容】
令和元年6月24日、調布市深大寺元町5丁目31番地先の主要市道6号線において、市が管理する街路樹が倒れたことにより、走行中の福祉車両に損傷を与えたもの。
本件事故により市が負担すべき損害賠償の額については、車両損害額、代車費用等に相当する額340万3,152円とするもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
陳情と議員提出議案の審査結果は「令和元年第4回調布市議会定例会会議結果」をご覧ください。
令和元年第4回調布市議会定例会会議結果
なお、12月5日に一般質問をしました。
(写真:議会事務局)

テーマは、
1 ラグビーワールドカップについて
(1) 総合的な評価と反省について
(2) おもてなしについて
(3) 調布の魅力発信について
(4) 商業・観光面での影響について
(5) 飛田給地域で懸念された課題について
(6) 国歌について
(7) レガシーについて
(8) 調布駅前広場について
質問内容は⇒2019.12.5ブログ「一般質問」
10時 本会議が再開されました。
(写真:議会運営委員長報告=議会事務局撮影)

会期は11月29日から12月18日までの20日間で、市長提出議案(18件)、陳情(3件)、議員提出議案(6件)を審査しました。
(下表:市議会ホームページより)

市長報告(1件)
報告第15号 専決処分の報告について
【内容】
令和元年6月10日、調布市立第二小学校の市職員が移動教室に出発する準備のためにリアカーを使用して車両に荷物を搬入していたところ、当該車両にリアカーを接触させてしまい、損害を与えたもの。
これによる市の損害賠償の額は、14万8,000円。
【結果】
全員異議なく了承。
市長提出議案(18件)
議案第84号 令和元年度調布市一般会計補正予算(第3号)
【内容】
歳入歳出それぞれ1億500万円を増額するもの。
歳出予算の総務費は、市庁舎免震改修事業に係るアスベスト除却工事など、追加工事費を計上している。
消防費は、台風第19号に伴う災害により、災害救助法が適用されたことから、法令等に基づく被災者への災害援護資金の貸付金を計上している。
歳入予算は、歳出予算に連動した市債を計上するほか、繰越金では本補正の所要の財源を増額している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、956億852万2,000円となる。
債務負担行為の補正は、市庁舎免震改修事業に係る追加工事が令和2年度に完了する見込みであることから、債務負担行為を設定するもの。
地方債の補正は、災害援護資金貸付事業として5,500万円を追加するほか、市庁舎整備事業の限度額を増額し、既存事業の総額を、36億7,500万円に変更するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第85号 令和元年度調布市一般会計補正予算(第4号)
【内容】
歳入歳出それぞれ5億3,635万円を増額するもの。
台風第19号に伴う災害対応や、児童・園児の通学路等の交通安全対策に係る経費を計上するほか、寄附金を財源とした基金への積立金などを計上している。
歳出予算は、消防費、予備費を除く各款において、職員人件費の所要額を調整している。また、議会費、衛生費、労働費、農業費、商工費、教育費については、職員人件費のみの補正を行う内容となっている。
総務費は、オリンピック・パラリンピック関連事業費を増額している。
民生費は、生活困窮者に対する住居確保給付金事業費を増額するほか、各種基金への積立金などを計上している。
土木費は、台風第19号に伴う災害対応のため、下水道事業特別会計繰出金を増額するほか、児童・園児の通学路等の交通安全対策に係る経費などを計上している。
消防費は、住宅が半壊した世帯に対し、東京都の制度を活用した住宅の補修費用等に係る支援金を計上している。
予備費は、台風第19号に伴う災害対応のため、避けがたい緊急的な支出が重なったことから、年度末を見据え、予備費を増額するもの。
歳入予算として、歳出予算に連動した国庫支出金や都支出金、寄附金を計上するほか、繰越金では本補正の所要の財源を計上している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、961億4,487万2,000円となる。
繰越明許費として、被災者生活再建支援金について、支払いが翌年度にわたる見込みのため、新たに設定するもの。
【結果】
賛成多数で原案可決。
議案第86号 令和元年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
【内容】
歳入歳出それぞれ41万4,000円を減額するもの。
歳出予算は、職員人件費の所要額を調整するほか、償還金、利子及び還付金を増額するもの。
歳入予算は、一般会計繰入金を減額するもの。
これにより、歳入歳出予算の総額は、212億8,907万9,000円となる。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第87号 令和元年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
【内容】
歳入歳出それぞれ6,803万7,000円を増額するもの。
歳出予算は、総務費について職員人件費の所要額を調整するもの。
事業費は、台風第19号による浸水被害の原因究明に要する調査費用のほか、浸水対策として調布排水樋管や羽毛下幹線等への水位計及び監視カメラの設置を行うもの。
予備費は、台風第19号に伴う調布排水樋管の緊急修繕など、緊急的な支出に対応したため、年度末を見据え、予備費を増額するもの。
歳入予算は、一般会計繰入金を増額するもの。
これにより、歳入歳出予算の総額は、36億5,332万5,000円となる。
繰越明許費としては、事業費について、根川雨水幹線維持管理負担金及び浸水対策事業費を令和2年度に繰り越すため、繰越明許費を設定するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決
議案第88号 令和元年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
【内容】
歳入歳出それぞれ359万2,000円を増額するもの。
歳出予算は、職員人件費の所要額を調整するもの。
歳入予算は、一般会計繰入金を増額するもの。
これにより、歳入歳出予算の総額は、52億9,720万3,000円となる。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第89号 調布市下水道事業の設置等に関する条例
【内容】
地方公営企業法に基づく調布市下水道事業の設置、財務規定等の適用及び経営の基本等について定めることにより、経営内容の更なる明確化を進め、中長期的な視点に立った経営基盤の強化及び財政マネジメントの向上を図るもの。
【結果】
賛成多数で原案可決。
議案第90号 アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う地方税法の臨時特例に関する法律の一部改正に伴い、軽自動車税の名称を改めるとともに所要の改正を行うもの。
【結果】
賛成多数で原案可決
議案第91号 調布市八ケ岳少年自然の家条例の一部を改正する条例
【内容】
市外のものに係る利用料金の上限額を改めるとともに所要の改正及び規定の整備を行うもの。
【結果】
賛成多数で原案可決。
議案第92号 調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
柴崎南第2自転車駐車場及びつつじケ丘東自転車等駐車場を廃止するとともに、規定の整備を行うもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第93号 調布市下水道条例の一部を改正する条例
【内容】
指定工事店の指定の基準の規定を改めるもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第94号 市道路線の認定について
【内容】
飛田給2丁目10番地26先に位置する道路を市道として管理するために、道路法第8条第1項の規定により認定するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第95号 市道路線の廃止について
【内容】
深大寺東町4丁目22番地16先に位置する市道北116ー2号線の廃止で、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第96号 市道路線の廃止について
【内容】
深大寺南町4丁目4番地14先に位置する市道北166ー9号線ほか1路線の廃止で、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第97号 令元下水道長寿命化対策工事(その4)請負契約
【内容】
調布市下水道長寿命化計画に基づき、事業区域内において広範囲に腐食の進んだ下水道管の布設替えを行うもの。
11月7日に制限付き一般競争入札を行った結果、林建設株式会社が1億6,390万円で落札したので、11月14日に仮契約を結び、議会の議決を求めるため、提案するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第98号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
職員の給与改定で、東京都においては、東京都人事委員会の職員の給与に関する勧告に基づき、給与改定が実施されようとしている。
調布市においても、東京都人事委員会勧告と歩調を合わせる中で、諸般の事情を考慮し、職員の給与改定を行うもの。
今回の給与改定は、職員の勤勉手当の支給期ごとの支給割合を100分の100から100分の102.5に、再任用職員等の勤勉手当の支給期ごとの支給割合を100分の47.5から100分の50に改めるほか、特定任期付職員の期末手当の支給割合を、年間を通じ100分の345から100分の350に改めるもの。
【結果】
賛成多数で原案可決。
議案第99号 調布市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
東京都人事委員会の職員の給与に関する勧告を踏まえた職員及び市長等常勤特別職の期末・勤勉手当の支給割合の引上げ等の状況を考慮し、議員の期末手当の支給割合を、年間を通じ100分の460から100分の465に改めるもの。
【結果】
賛成多数で原案可決。
議案第100号 調布市市庁舎免震改修工事請負契約の一部を変更する契約
【内容】
平成30年議案第50号で議決した調布市市庁舎免震改修工事請負契約の一部を変更するもの。
変更の理由としては、当初の想定を超えたアスベスト耐火被覆材の撤去作業が発生したこと、及び市庁舎の狭あい状態の解消を目的として、旧職員食堂スペースの内装工事を追加したことに伴い、契約金額の増額と工期を延伸するもの。
本契約の変更の内容としては、契約金額を23億4,338万4,000円から24億4,318万7,000円に変更するとともに、工期の期限を令和2年4月30日から同年6月15日に変更するもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
議案第101号 物損事故に関する損害賠償の額の決定について
【内容】
令和元年6月24日、調布市深大寺元町5丁目31番地先の主要市道6号線において、市が管理する街路樹が倒れたことにより、走行中の福祉車両に損傷を与えたもの。
本件事故により市が負担すべき損害賠償の額については、車両損害額、代車費用等に相当する額340万3,152円とするもの。
【結果】
全員賛成で原案可決。
陳情と議員提出議案の審査結果は「令和元年第4回調布市議会定例会会議結果」をご覧ください。

なお、12月5日に一般質問をしました。
(写真:議会事務局)

テーマは、
1 ラグビーワールドカップについて
(1) 総合的な評価と反省について
(2) おもてなしについて
(3) 調布の魅力発信について
(4) 商業・観光面での影響について
(5) 飛田給地域で懸念された課題について
(6) 国歌について
(7) レガシーについて
(8) 調布駅前広場について
質問内容は⇒2019.12.5ブログ「一般質問」
2019年12月05日
一般質問「ラグビーワールドカップについて」
市議会第4回定例会で一般質問をしました。
(写真:議会事務局)

質問テーマは
「ラグビーワールドカップについて」
(1)総合的な評価と反省について
(2)おもてなしについて
(3)調布の魅力発信について
(4)商業・観光面での影響について
(5)飛田給地域で懸念された課題について
(6)国歌について
(7)レガシーについて
(8)調布駅前広場について
<質問原稿>
(一般質問の原稿と議場のスクリーンで使用した写真です。実際の発言内容は、原稿と異なる場合があります。答弁・再質問・まとめの内容は後日追記します。)
今回の質問のテーマは、ラグビーワールドカップについてです。
最初に総合的な評価と反省についてお尋ねします。
ラグビーワールドカップは9月20日に味の素スタジアム、大会時名称東京スタジアムで開幕し、11月2日まで全国で熱戦を繰り広げました。味スタでは、開会式と開幕戦を含めプール戦5試合・準々決勝2試合・3位決定戦と、全国12会場のうち最多の8試合を行い、そのうちの2試合は日本代表の開幕戦と準々決勝でした。

一方、大会期間中、調布駅前広場で開催されたパブリックビューイング・ファンゾーン・調布スクラムフェスティバルには、たくさんのラグビーファンが駆けつけました。
市はONE TEAMとして対応したと認識しています。オリンピック・パラリンピック担当や緑と公園課など、市の関係職員が飛田給自治会の総会・班長会など地元に出向いて理解・協力を求めた努力を高く評価します。特にオリパラ担当の皆さんは小林部長を先頭に人数が少ない中、極めて頑張ったと思います。
ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は公式ホームページで「全世界のラグビーファンを代表して、このような素晴らしく、謙虚で、歴史的なホスト国であった日本と日本人に、心の底から感謝したい。」と語っています。
オリンピック、サッカーワールドカップ、ラグビーワールドカップの世界3大スポーツイベントのうち2つを史上初めて2年連続で開催する都市として、市長が正しく評価・反省して、まちづくりとオリパラにつなげていくことは極めて大切なことだと考えます。
Q1.市長の総合的な評価と反省についてご所見をお伺いします。
次に、おもてなしについてお尋ねします。
市内で様々なおもてなしのプログラムが展開されました。
調布駅前広場の「スクラムフェスティバル」では、うちわを使った書道体験や生け花体験など、市民団体と協働したプログラムが実施されました。

10月19日には下石原八幡神社のお神輿が登場。
パブリックビューイングに詰め掛けていた外国人が次々に担いでいましたが、素敵な思い出をつくったことでしょう。

一方、味スタでは試合開始前に「ホストシティパフォーマンス」が行われました。
19日に「調布よさこい」が、20日に「和太鼓集団 風聚(かぜしゅう)」が出演。よさこいには、第五中学校ボランティアダンス部・青少年ステーションCAPS・深大寺児童館の子どもたちが、太鼓演奏には深大寺児童館と緑ケ丘児童館の児童が参加しました。

一生の思い出になったことでしょう。
また、市独自の「おもてなしボランティア」は、スクラムフェスティバルの運営、京王線各駅周辺や市内観光スポットで活躍しました。

飛田給駅では、構内の仕切りが東京都だったせいか、人の動線から外れた隅っこの観光PRブースで頑張っていました。
そのほか、個人レベルでも様々なおもてなし行為が市内で繰り広げられたことだと思います。
ボランティアに参加した市民は貴重な経験を持つ新たな資源と言えるのではないでしょうか。参加していない市民と貴重な経験を共有することも大切なことだと考えます。
Q2.おもてなしについての評価はいかがなものでしょうか?
Q3.また、貴重な経験を持つ市民を今後のまちづくりにどう生かしていくお考えなのか、お聞かせください。
次に、花いっぱい運動についてお尋ねします。

飛田給地域では、駅北口のロータリー中央部、フラワーメリーゴーランド、スタンド型コンテナ、プランターなどの花でお出迎えをしました。「花いっぱいサポーター養成講座」を実施して、サポーターにより「駅周辺における花修景」を手がけるなど、市民との協働による運動は素晴らしかったと思います。
ただし、地域住民に協働を呼びかけた展開には残念ながら至らなかったと感じています。私もスタジアム通り沿道に住む一人として、市からの呼びかけを楽しみにしていました。
お伺いしますが、
Q4.ラグビーワールドカップでの花いっぱい運動をどう評価しているのでしょうか?
Q5.また、オリパラでの運動は、地域住民を巻き込んだ協働型での展開を期待しますが、そのお考えについてお聞かせください。
次に、調布の魅力発信と商業・観光面での影響について合わせてお尋ねします。
ラグビーワールドカップという、せっかくの機会を生かすためにどのように魅力を発信するかが問われてきました。魅力発信の効果は、商業・観光面に直結するからです。
商業面での影響について、飛田給駅・調布駅・深大寺周辺を始め市内の個人店の店主さんにお聞きしてみると、賑わっていたのは、飛田給駅と調布駅周辺などの一部で、市内最大の観光資源である深大寺周辺のワールドカップ期間中の人出は、ある程度多かったものの期待ほどではなかったと言う声もあります。

飛田給のスタジアム通りの近くに、市の文化財・史跡指定第1号に選ばれた貴重な石像がある薬師尊がありますが、こちらも期間中のお賽銭は増えていなかったようです。
市が市報・ホームページ・ツイッターなどで魅力を発信していた努力は評価しますが、問題は外国人を含め観光客にどう届いていたかです。

一方、味スタで観戦する試合の2日前に公式チケットサイトからメールが届きました。
「大切なお知らせがあります。以下の情報をご覧いただき、観戦の準備をしましょう!」と書かれ、「東京都からのメッセージ」とともに「ここがオススメ」と紹介された観光スポットは、浅草寺・渋谷・高尾山で、調布の観光スポットについてはまったく記載がありませんでした。
せめて、調布市ホームページのアドレスがリンクされていたらと残念でなりません。
お尋ねしますが、
Q6.どのように調布の魅力を発信したのでしょうか?
Q7.その効果はどうだったのでしょうか?
Q8.商業・観光面での影響はどうだったのでしょうか?
ご所見をお聞かせください。
次に、飛田給地域で懸念された課題についてお尋ねしますが、飛田給駅西側踏切についての所感を申し上げます。
踏切の拡幅について、市は当初、「旗揚げ方式で南北の計画は完結しているので、拡幅しない」との態度でしたが、地元の自治会・地区協議会などの粘り強い運動により、特に踏切拡幅の陳情が市議会で全会一致で採択されたことで、市はようやく拡幅に踏み切りました。
最終段階での英断を評価するともに、市が一度決めた計画でも市民のためには変更する勇気をこれからも持ち続けていただきたいと思います。

ラグビーワールドカップでは、南口ロータリーでバスを乗り降りする外国人の団体が少なくありませんでした。

こうしたこともあり、予測以上に踏切を渡る人が多かったのです。踏切の様子を見ていると、拡幅していなかったらどうなっていたか、考えるとぞっとします。
私は味スタでの全ての試合で周辺を見守りました。たくさんの外国人と出会いましたが、ほとんどはフレンドリーで陽気なファンでした。
多くの地元住民は、外国人はマナーについてもきちんとしていると思い込んでいましたが、残念ながら迷惑行為も見受けられ、様々な点で被害が発生しました。
住民が最も懸念していたのがトイレの問題です。

都が8月に実施した住民説明会で仮設トイレの増設を強く要望しましたが、結局、都は味スタ手前の横断歩道橋下に男女4基ずつ設置したのみでした。
これで大丈夫かと不安でしたが、実態は心配を遥かに上回り、スタジアム通りの東側と西側の市道に面した場所での「立ったまま用をたす行為」の被害が深刻でした。その理由は、駅公共通路下に公衆トイレがあるが、表示が不十分で、ほとんどの外国人は分かっていない。仮設トイレは死角にあり気がつかれないのに、何も表示がない。トラブルを避けるため、コンビニを含めほとんどの店がトイレを使用禁止とした。ビールをたくさん飲んだ外国人がトイレの場所が分からずにしてしまったというのが私の見立てです。
次は、ゴミの問題です。
外国人は試合前も試合後もビールを飲み続けると聞いていましたが、見事な飲みっぷりは想像を上回っていました。

問題は、外国人が飲み終わった缶とコップをどこにでも置いて行ってしまうことです。
ゴミ箱を設置して外国人にゴミを捨ててもらうマナーを教えるか、主催者側がまめにゴミを掃除をするかどちらかだと考えます。
次は、道路や民地への立ち入りです。

アルコールを販売する飛田給中(じゅう)のお店の周辺に店内に入りきれない外国人が何十人も路上や市道にはみ出て飲んでいました。

中には、庭や市道が事実上、宴会場になっているひどい状況もありました。
警察官が駆けつけると、いずれも素直に指導に従っていましたが、コーンバーやカラーコーンを使い、民地への立ち入り制限や住民が通れる通路部分を確保することも改善策の一つだと思います。

試合前3時間と試合後の3時間は、飛田給地域、特に駅北口広場は外国人であふれていました。
住民にお聞きしてみると、歌や歓声は「一生に一度だから」「せっかく外国から来ているんだから」と温かい声が多いのですが、ブブゼラの騒音は別です。
ブブゼラはスタジアム・ホーンとも呼ばれる金管楽器で、けたたましい音が特色です。駅前広場で何時間も吹き続けられては我慢の限界を超えます。
どんな騒音か分からない方は、私がYouTubeにアップしてあるのでご覧ください(※議場では写真です)。
ブブゼラなどの騒音を制限することはできないのでしょうか。できなければ、都などとの調整が必要かもしれませんが、何らかの方法で新たな制限が必要だと考えます。
スタジアム通り沿いのラストマイルは都の仕切りでしたが、都に改善点を強く要望するなど市にできることがあるはずです。
Q9.トイレ、ゴミ、民地への立ち入り、騒音の問題について、新たな被害を出さないために、オリパラ対応を含め今後の市の対策をお聞かせください。
次にたばこについてお尋ねします。
ワールドカップ期間中、裏通りでは、タバコのポイ捨ての被害も数多く見られました。
市は受動喫煙防止条例を7月1日に施行、市内9箇所を路上等喫煙禁止区域に指定し、ポイ捨てと歩きたばこは市内全域禁止としました。
Q10.条例施行以降、路上喫煙・歩きたばこ・ポイ捨て禁止の効果はどうだったのでしょうか、実態をお聞かせください。
11月25日、飛田給小学校地区協議会主催のふれあいクリーンデーに今年も参加しました。

飛田給駅周辺路上等喫煙禁止区域で私が拾ったポイ捨てたばこの本数は、例年より多い、約160本でした。
ポイ捨てをする人は、違反を承知で捨てていく確信犯です。何百回マナーキャンペーンをやっても、ポイ捨てがなくなるとは思えません。
1年に1度でも良いから、禁止区域ごとにポイ捨てたばこを集めて市民に見てもらう「見える化」を実施、結果はランキングも含めて発表し、市報やホームページで公開してみたらどうでしょうか
また、市はすでに罰金を取ることができる条例を作っています。ポイ捨てを無くすためには、残念なことですが、1回でもいいから違反者から罰金を取り、市の本気の姿勢を見せるべきだと思います。
Q11.「見える化」を実施するお考えと罰金を科すなど厳しく対応するお考えを改めてお聞きします。
飛田給自治会では、被害実態と声なき声を把握するために、自治会員に対してアンケート調査を実施する予定です。
本来、市が実施しても良いのではと思います。被害実態が把握できなければ改善も不完全になりかねないのではないのでしょうか。
Q12.良かったプラス面も含め、実態を把握するためにアンケートを実施するお考えについてお聞きします。
次に、レガシーについてお尋ねします。
すでにご紹介しましたが、様々なシーンで参加した市民は少なくありません。そうした市民の記憶を記録として残すことは大切なことではないでしょうか。
Q13.市と市民の記憶・感動・評価・反省などをきちんと記録に残して伝えるレガシーについてお考えをお聞かせください。

さて、東京駅の近くの歩道にはリーチマイケル像が設置されています。また、熊谷駅前には「ラグビーボールと少年」のモニュメントがあります。
日本代表が開幕戦と初めての準々決勝を戦った味スタは日本ラグビーの聖地と言えるのではないのでしょうか。

飛田給駅などのラストマイルの歩道に大会ロゴをデザインしたマンホール蓋を設置したことは評価しますが、新たな有形のレガシーはどうするのでしょうか。

個人的には試合前のウォームアップ終了後、控室に引き上げるときに全員で体制をとるワンチームシーンのレリーフがお薦めです。
Q14.都や組織委員会と調整が必要だと思われますが、味スタ・ラストマイル・飛田給駅周辺などに記念となるレリーフや像などを設置し、レガシーとして残すお考えについてお伺いします。
次は、国歌についてお尋ねします。
ラグビーワールドカップ組織委員会は、「国歌で世界をおもてなししよう」運動を繰り広げました。
試合会場でマスコットキッズや日本人が外国の国歌やナショナルアンセムを歌うシーンが世界中で注目されました。

府中市のパブリックビューイングでは出場国の歌詞カードを配り、会場全員で国歌を歌っていました。

私も試合観戦の際、ニュージーランドや南アフリカなどの国歌を公式ホームページで事前に練習し、会場で歌いました。
ニュージーランド国歌の前半が先住民族のマオリ語で後半が英語であること、南アフリカの国歌は、ネルソン・マンデラ大統領が黒人解放運動の象徴である「神よ、アフリカに祝福を」とアパルトヘイト時代の国歌「南アフリカの呼び声」を組み合わせ、国家の分裂を防ごうとしたものであることも初めて知りました。もちろん、日本代表戦では国歌「君が代」を大きな声で歌いました。
実は、「君が代」は明確に曲の長さが決められているわけではありません。一般的にテンポと演奏時間の基準はNHKの番組終了時に放送されるものと自衛隊の演奏だと言われています。その長さは57秒です
一方、今年、市立小中学校5校で開校周年式典がありました。国歌斉唱が行われましたが、伴奏のピアノのテンポと演奏時間が学校でまちまちだったのです。なかには、2倍速ではないかと思われるほど早い学校がありました。
そこで、お尋ねしますが、
Q15.君が代のテンポと演奏時間はどうなっているのでしょうか。基準はないのでしょうか。担当する音楽の教員によって早さが異なる実態は好ましくないのではないでしょうか。市教育委員会の考え、指導の内容と方法はどうなっているのか、お聞かせください。
君が代の歌詞は『古今和歌集』所載の〝我が君は…〟で歌い出される「読み人知らず」の古歌(ふるうた)だと言われています。ここで歌われている「君」とは、天皇の「大王(おおきみ)」を指す、あるいは「あなた」「主人」など広く用いる言葉で、愛情を歌ったものとも言われています。
世界の国歌には、戦争や革命のことを歌ったものが少なくなく、穏やかで平和な世の中が続くことを願うことを歌ったものは極めて少ないのです。世界の平和が問われている今だからこそ、このことは日本の誇りではないのでしょうか。
小学校学習指導要領では、「国歌『君が代』は、いずれの学年においても歌えるよう指導すること」とされています。
お尋ねしますが、
Q16.学校現場ではどのように子どもたちに教えているのでしょうか。市教委はどのように指導しているのでしょうか。先に述べた事実を小中学生はどのくらい理解しているのでしょうか、お聞かせください。
最後に調布駅前広場についてお伺いします。
ラグビーワールドカップで駅前広場はパブリックビューイング・ファンゾーン・スクラムフェスティバルと大活躍でした。駅前広場であのようなイベントが展開できる価値を私たちも改めて気が付いた、言い換えればイベント広場機能の重要性が見直されたと言ってもいいのかもしれません。また、歩行者動線のあり方についても課題が表面化しました。
9月に行われた商工まつりでは、42,500人と過去最高の来客数を数えたそうです。また、先々週に開催された農業まつりでは、こんなに貴重なイベント広場はできるだけ広い方が良いと複数の関係者に指摘されました。さらにイベント広場は、よさこい・福祉まつりなど調布を代表する事業でも使われ、イベント機能の充実は今後ますます高まると思われます。
一方、首都圏直下型地震など大地震がいつ起きるかわかりませんが、イベント広場はいざと言う時に避難する場所にもなります。イベント広場は、駅利用者・周辺商業施設・オフィスビルからの帰宅困難者などの一時(いっとき)避難スペースとして最大限の確保が必要であり、イベント機能のしやすさは、災害時の展開に直結すると考えます。
調布駅前ひろば検討会は11月22日に第3回目が開かれましたが、あと1回で終了する予定です。多くの委員から「ロータリー機能とイベント広場機能のバランス、歩行者動線のあり方が大切」と指摘されています。市はロータリー機能については案を示していますが、広場機能と動線については示していません。
イベントを行う広場機能について、イベントスペース・ステージ・客席・屋根・音響・控え室などについて市の案を示すべきだと考えます。歩行者動線についても同様です。
市の案を検討会で示して協議をしてもらうことが、本来の検討会のあり方ではないのでしょうか。
第3回検討会で、会長は第4回で結論が出せない可能性についても言及されています。
Q17.ラグビーワールドカップをうけ、駅前広場のイベント広場機能を改めてどう評価するのでしょうか?
Q18.市は、ロータリー機能とイベント広場機能のバランスと歩行者動線について、案として具体的に示すべきだと思いますが、そのお考えについてお伺いします。
以上、ご答弁をよろしくお願いします。
※答弁・再質問・まとめの内容は後日追記します。
(写真:議会事務局)

質問テーマは
「ラグビーワールドカップについて」
(1)総合的な評価と反省について
(2)おもてなしについて
(3)調布の魅力発信について
(4)商業・観光面での影響について
(5)飛田給地域で懸念された課題について
(6)国歌について
(7)レガシーについて
(8)調布駅前広場について
<質問原稿>
(一般質問の原稿と議場のスクリーンで使用した写真です。実際の発言内容は、原稿と異なる場合があります。答弁・再質問・まとめの内容は後日追記します。)
今回の質問のテーマは、ラグビーワールドカップについてです。
最初に総合的な評価と反省についてお尋ねします。
ラグビーワールドカップは9月20日に味の素スタジアム、大会時名称東京スタジアムで開幕し、11月2日まで全国で熱戦を繰り広げました。味スタでは、開会式と開幕戦を含めプール戦5試合・準々決勝2試合・3位決定戦と、全国12会場のうち最多の8試合を行い、そのうちの2試合は日本代表の開幕戦と準々決勝でした。

一方、大会期間中、調布駅前広場で開催されたパブリックビューイング・ファンゾーン・調布スクラムフェスティバルには、たくさんのラグビーファンが駆けつけました。
市はONE TEAMとして対応したと認識しています。オリンピック・パラリンピック担当や緑と公園課など、市の関係職員が飛田給自治会の総会・班長会など地元に出向いて理解・協力を求めた努力を高く評価します。特にオリパラ担当の皆さんは小林部長を先頭に人数が少ない中、極めて頑張ったと思います。
ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は公式ホームページで「全世界のラグビーファンを代表して、このような素晴らしく、謙虚で、歴史的なホスト国であった日本と日本人に、心の底から感謝したい。」と語っています。
オリンピック、サッカーワールドカップ、ラグビーワールドカップの世界3大スポーツイベントのうち2つを史上初めて2年連続で開催する都市として、市長が正しく評価・反省して、まちづくりとオリパラにつなげていくことは極めて大切なことだと考えます。
Q1.市長の総合的な評価と反省についてご所見をお伺いします。
次に、おもてなしについてお尋ねします。
市内で様々なおもてなしのプログラムが展開されました。
調布駅前広場の「スクラムフェスティバル」では、うちわを使った書道体験や生け花体験など、市民団体と協働したプログラムが実施されました。

10月19日には下石原八幡神社のお神輿が登場。
パブリックビューイングに詰め掛けていた外国人が次々に担いでいましたが、素敵な思い出をつくったことでしょう。

一方、味スタでは試合開始前に「ホストシティパフォーマンス」が行われました。
19日に「調布よさこい」が、20日に「和太鼓集団 風聚(かぜしゅう)」が出演。よさこいには、第五中学校ボランティアダンス部・青少年ステーションCAPS・深大寺児童館の子どもたちが、太鼓演奏には深大寺児童館と緑ケ丘児童館の児童が参加しました。

一生の思い出になったことでしょう。
また、市独自の「おもてなしボランティア」は、スクラムフェスティバルの運営、京王線各駅周辺や市内観光スポットで活躍しました。

飛田給駅では、構内の仕切りが東京都だったせいか、人の動線から外れた隅っこの観光PRブースで頑張っていました。
そのほか、個人レベルでも様々なおもてなし行為が市内で繰り広げられたことだと思います。
ボランティアに参加した市民は貴重な経験を持つ新たな資源と言えるのではないでしょうか。参加していない市民と貴重な経験を共有することも大切なことだと考えます。
Q2.おもてなしについての評価はいかがなものでしょうか?
Q3.また、貴重な経験を持つ市民を今後のまちづくりにどう生かしていくお考えなのか、お聞かせください。
次に、花いっぱい運動についてお尋ねします。

飛田給地域では、駅北口のロータリー中央部、フラワーメリーゴーランド、スタンド型コンテナ、プランターなどの花でお出迎えをしました。「花いっぱいサポーター養成講座」を実施して、サポーターにより「駅周辺における花修景」を手がけるなど、市民との協働による運動は素晴らしかったと思います。
ただし、地域住民に協働を呼びかけた展開には残念ながら至らなかったと感じています。私もスタジアム通り沿道に住む一人として、市からの呼びかけを楽しみにしていました。
お伺いしますが、
Q4.ラグビーワールドカップでの花いっぱい運動をどう評価しているのでしょうか?
Q5.また、オリパラでの運動は、地域住民を巻き込んだ協働型での展開を期待しますが、そのお考えについてお聞かせください。
次に、調布の魅力発信と商業・観光面での影響について合わせてお尋ねします。
ラグビーワールドカップという、せっかくの機会を生かすためにどのように魅力を発信するかが問われてきました。魅力発信の効果は、商業・観光面に直結するからです。
商業面での影響について、飛田給駅・調布駅・深大寺周辺を始め市内の個人店の店主さんにお聞きしてみると、賑わっていたのは、飛田給駅と調布駅周辺などの一部で、市内最大の観光資源である深大寺周辺のワールドカップ期間中の人出は、ある程度多かったものの期待ほどではなかったと言う声もあります。

飛田給のスタジアム通りの近くに、市の文化財・史跡指定第1号に選ばれた貴重な石像がある薬師尊がありますが、こちらも期間中のお賽銭は増えていなかったようです。
市が市報・ホームページ・ツイッターなどで魅力を発信していた努力は評価しますが、問題は外国人を含め観光客にどう届いていたかです。

一方、味スタで観戦する試合の2日前に公式チケットサイトからメールが届きました。
「大切なお知らせがあります。以下の情報をご覧いただき、観戦の準備をしましょう!」と書かれ、「東京都からのメッセージ」とともに「ここがオススメ」と紹介された観光スポットは、浅草寺・渋谷・高尾山で、調布の観光スポットについてはまったく記載がありませんでした。
せめて、調布市ホームページのアドレスがリンクされていたらと残念でなりません。
お尋ねしますが、
Q6.どのように調布の魅力を発信したのでしょうか?
Q7.その効果はどうだったのでしょうか?
Q8.商業・観光面での影響はどうだったのでしょうか?
ご所見をお聞かせください。
次に、飛田給地域で懸念された課題についてお尋ねしますが、飛田給駅西側踏切についての所感を申し上げます。
踏切の拡幅について、市は当初、「旗揚げ方式で南北の計画は完結しているので、拡幅しない」との態度でしたが、地元の自治会・地区協議会などの粘り強い運動により、特に踏切拡幅の陳情が市議会で全会一致で採択されたことで、市はようやく拡幅に踏み切りました。
最終段階での英断を評価するともに、市が一度決めた計画でも市民のためには変更する勇気をこれからも持ち続けていただきたいと思います。

ラグビーワールドカップでは、南口ロータリーでバスを乗り降りする外国人の団体が少なくありませんでした。

こうしたこともあり、予測以上に踏切を渡る人が多かったのです。踏切の様子を見ていると、拡幅していなかったらどうなっていたか、考えるとぞっとします。
私は味スタでの全ての試合で周辺を見守りました。たくさんの外国人と出会いましたが、ほとんどはフレンドリーで陽気なファンでした。
多くの地元住民は、外国人はマナーについてもきちんとしていると思い込んでいましたが、残念ながら迷惑行為も見受けられ、様々な点で被害が発生しました。
住民が最も懸念していたのがトイレの問題です。

都が8月に実施した住民説明会で仮設トイレの増設を強く要望しましたが、結局、都は味スタ手前の横断歩道橋下に男女4基ずつ設置したのみでした。
これで大丈夫かと不安でしたが、実態は心配を遥かに上回り、スタジアム通りの東側と西側の市道に面した場所での「立ったまま用をたす行為」の被害が深刻でした。その理由は、駅公共通路下に公衆トイレがあるが、表示が不十分で、ほとんどの外国人は分かっていない。仮設トイレは死角にあり気がつかれないのに、何も表示がない。トラブルを避けるため、コンビニを含めほとんどの店がトイレを使用禁止とした。ビールをたくさん飲んだ外国人がトイレの場所が分からずにしてしまったというのが私の見立てです。
次は、ゴミの問題です。
外国人は試合前も試合後もビールを飲み続けると聞いていましたが、見事な飲みっぷりは想像を上回っていました。

問題は、外国人が飲み終わった缶とコップをどこにでも置いて行ってしまうことです。
ゴミ箱を設置して外国人にゴミを捨ててもらうマナーを教えるか、主催者側がまめにゴミを掃除をするかどちらかだと考えます。
次は、道路や民地への立ち入りです。

アルコールを販売する飛田給中(じゅう)のお店の周辺に店内に入りきれない外国人が何十人も路上や市道にはみ出て飲んでいました。

中には、庭や市道が事実上、宴会場になっているひどい状況もありました。
警察官が駆けつけると、いずれも素直に指導に従っていましたが、コーンバーやカラーコーンを使い、民地への立ち入り制限や住民が通れる通路部分を確保することも改善策の一つだと思います。

試合前3時間と試合後の3時間は、飛田給地域、特に駅北口広場は外国人であふれていました。
住民にお聞きしてみると、歌や歓声は「一生に一度だから」「せっかく外国から来ているんだから」と温かい声が多いのですが、ブブゼラの騒音は別です。
ブブゼラはスタジアム・ホーンとも呼ばれる金管楽器で、けたたましい音が特色です。駅前広場で何時間も吹き続けられては我慢の限界を超えます。
どんな騒音か分からない方は、私がYouTubeにアップしてあるのでご覧ください(※議場では写真です)。
ブブゼラなどの騒音を制限することはできないのでしょうか。できなければ、都などとの調整が必要かもしれませんが、何らかの方法で新たな制限が必要だと考えます。
スタジアム通り沿いのラストマイルは都の仕切りでしたが、都に改善点を強く要望するなど市にできることがあるはずです。
Q9.トイレ、ゴミ、民地への立ち入り、騒音の問題について、新たな被害を出さないために、オリパラ対応を含め今後の市の対策をお聞かせください。
次にたばこについてお尋ねします。
ワールドカップ期間中、裏通りでは、タバコのポイ捨ての被害も数多く見られました。
市は受動喫煙防止条例を7月1日に施行、市内9箇所を路上等喫煙禁止区域に指定し、ポイ捨てと歩きたばこは市内全域禁止としました。
Q10.条例施行以降、路上喫煙・歩きたばこ・ポイ捨て禁止の効果はどうだったのでしょうか、実態をお聞かせください。
11月25日、飛田給小学校地区協議会主催のふれあいクリーンデーに今年も参加しました。

飛田給駅周辺路上等喫煙禁止区域で私が拾ったポイ捨てたばこの本数は、例年より多い、約160本でした。
ポイ捨てをする人は、違反を承知で捨てていく確信犯です。何百回マナーキャンペーンをやっても、ポイ捨てがなくなるとは思えません。
1年に1度でも良いから、禁止区域ごとにポイ捨てたばこを集めて市民に見てもらう「見える化」を実施、結果はランキングも含めて発表し、市報やホームページで公開してみたらどうでしょうか
また、市はすでに罰金を取ることができる条例を作っています。ポイ捨てを無くすためには、残念なことですが、1回でもいいから違反者から罰金を取り、市の本気の姿勢を見せるべきだと思います。
Q11.「見える化」を実施するお考えと罰金を科すなど厳しく対応するお考えを改めてお聞きします。
飛田給自治会では、被害実態と声なき声を把握するために、自治会員に対してアンケート調査を実施する予定です。
本来、市が実施しても良いのではと思います。被害実態が把握できなければ改善も不完全になりかねないのではないのでしょうか。
Q12.良かったプラス面も含め、実態を把握するためにアンケートを実施するお考えについてお聞きします。
次に、レガシーについてお尋ねします。
すでにご紹介しましたが、様々なシーンで参加した市民は少なくありません。そうした市民の記憶を記録として残すことは大切なことではないでしょうか。
Q13.市と市民の記憶・感動・評価・反省などをきちんと記録に残して伝えるレガシーについてお考えをお聞かせください。

さて、東京駅の近くの歩道にはリーチマイケル像が設置されています。また、熊谷駅前には「ラグビーボールと少年」のモニュメントがあります。
日本代表が開幕戦と初めての準々決勝を戦った味スタは日本ラグビーの聖地と言えるのではないのでしょうか。

飛田給駅などのラストマイルの歩道に大会ロゴをデザインしたマンホール蓋を設置したことは評価しますが、新たな有形のレガシーはどうするのでしょうか。

個人的には試合前のウォームアップ終了後、控室に引き上げるときに全員で体制をとるワンチームシーンのレリーフがお薦めです。
Q14.都や組織委員会と調整が必要だと思われますが、味スタ・ラストマイル・飛田給駅周辺などに記念となるレリーフや像などを設置し、レガシーとして残すお考えについてお伺いします。
次は、国歌についてお尋ねします。
ラグビーワールドカップ組織委員会は、「国歌で世界をおもてなししよう」運動を繰り広げました。
試合会場でマスコットキッズや日本人が外国の国歌やナショナルアンセムを歌うシーンが世界中で注目されました。

府中市のパブリックビューイングでは出場国の歌詞カードを配り、会場全員で国歌を歌っていました。

私も試合観戦の際、ニュージーランドや南アフリカなどの国歌を公式ホームページで事前に練習し、会場で歌いました。
ニュージーランド国歌の前半が先住民族のマオリ語で後半が英語であること、南アフリカの国歌は、ネルソン・マンデラ大統領が黒人解放運動の象徴である「神よ、アフリカに祝福を」とアパルトヘイト時代の国歌「南アフリカの呼び声」を組み合わせ、国家の分裂を防ごうとしたものであることも初めて知りました。もちろん、日本代表戦では国歌「君が代」を大きな声で歌いました。
実は、「君が代」は明確に曲の長さが決められているわけではありません。一般的にテンポと演奏時間の基準はNHKの番組終了時に放送されるものと自衛隊の演奏だと言われています。その長さは57秒です
一方、今年、市立小中学校5校で開校周年式典がありました。国歌斉唱が行われましたが、伴奏のピアノのテンポと演奏時間が学校でまちまちだったのです。なかには、2倍速ではないかと思われるほど早い学校がありました。
そこで、お尋ねしますが、
Q15.君が代のテンポと演奏時間はどうなっているのでしょうか。基準はないのでしょうか。担当する音楽の教員によって早さが異なる実態は好ましくないのではないでしょうか。市教育委員会の考え、指導の内容と方法はどうなっているのか、お聞かせください。
君が代の歌詞は『古今和歌集』所載の〝我が君は…〟で歌い出される「読み人知らず」の古歌(ふるうた)だと言われています。ここで歌われている「君」とは、天皇の「大王(おおきみ)」を指す、あるいは「あなた」「主人」など広く用いる言葉で、愛情を歌ったものとも言われています。
世界の国歌には、戦争や革命のことを歌ったものが少なくなく、穏やかで平和な世の中が続くことを願うことを歌ったものは極めて少ないのです。世界の平和が問われている今だからこそ、このことは日本の誇りではないのでしょうか。
小学校学習指導要領では、「国歌『君が代』は、いずれの学年においても歌えるよう指導すること」とされています。
お尋ねしますが、
Q16.学校現場ではどのように子どもたちに教えているのでしょうか。市教委はどのように指導しているのでしょうか。先に述べた事実を小中学生はどのくらい理解しているのでしょうか、お聞かせください。
最後に調布駅前広場についてお伺いします。
ラグビーワールドカップで駅前広場はパブリックビューイング・ファンゾーン・スクラムフェスティバルと大活躍でした。駅前広場であのようなイベントが展開できる価値を私たちも改めて気が付いた、言い換えればイベント広場機能の重要性が見直されたと言ってもいいのかもしれません。また、歩行者動線のあり方についても課題が表面化しました。
9月に行われた商工まつりでは、42,500人と過去最高の来客数を数えたそうです。また、先々週に開催された農業まつりでは、こんなに貴重なイベント広場はできるだけ広い方が良いと複数の関係者に指摘されました。さらにイベント広場は、よさこい・福祉まつりなど調布を代表する事業でも使われ、イベント機能の充実は今後ますます高まると思われます。
一方、首都圏直下型地震など大地震がいつ起きるかわかりませんが、イベント広場はいざと言う時に避難する場所にもなります。イベント広場は、駅利用者・周辺商業施設・オフィスビルからの帰宅困難者などの一時(いっとき)避難スペースとして最大限の確保が必要であり、イベント機能のしやすさは、災害時の展開に直結すると考えます。
調布駅前ひろば検討会は11月22日に第3回目が開かれましたが、あと1回で終了する予定です。多くの委員から「ロータリー機能とイベント広場機能のバランス、歩行者動線のあり方が大切」と指摘されています。市はロータリー機能については案を示していますが、広場機能と動線については示していません。
イベントを行う広場機能について、イベントスペース・ステージ・客席・屋根・音響・控え室などについて市の案を示すべきだと考えます。歩行者動線についても同様です。
市の案を検討会で示して協議をしてもらうことが、本来の検討会のあり方ではないのでしょうか。
第3回検討会で、会長は第4回で結論が出せない可能性についても言及されています。
Q17.ラグビーワールドカップをうけ、駅前広場のイベント広場機能を改めてどう評価するのでしょうか?
Q18.市は、ロータリー機能とイベント広場機能のバランスと歩行者動線について、案として具体的に示すべきだと思いますが、そのお考えについてお伺いします。
以上、ご答弁をよろしくお願いします。
※答弁・再質問・まとめの内容は後日追記します。