2023年12月24日
マルシェ ドゥ 調布
12月23日(土)と24日(日)の2日間、「マルシェ ドゥ 調布」が開催されました。
24日13時に調布駅前広場を訪ねました。
(チラシ)

(ポスター)

「マルシェ ドゥ 調布」は、市内農産物を農家さんから直接買い物できる生産者と消費者の出会いの場です。
JAマインズと連携し、市内産の採れたて野菜・花の販売を行う「Farmer's Market」をはじめ、多彩な飲食、雑貨店が出店。
ストリートライブを聞きながら、飲食を楽しめるテラス席もあります。



【Farmer's Market】
市内の農家の方が丹精込めて作った、調布産の新鮮な野菜、花などの直売を行っていました。




素敵な売り子さんから採れたて野菜を購入。


【フード カフェ】
「ヱビスバー」(小島町2-48-26 トリエ京王調布 サウスゲート1階)さんで『プレミアムビール』をいただきました

「はるさーカレー南国屋」(西つつじケ丘3-2-14)さんで調布産野菜で作った『ポトフ』をいただきました

【ストリートライブ】
「DAN」さんのアコーディオン演奏


・ホームページ
・Instagram
・X(Twitter)
お買い上げ。。

24日13時に調布駅前広場を訪ねました。
(チラシ)

(ポスター)

「マルシェ ドゥ 調布」は、市内農産物を農家さんから直接買い物できる生産者と消費者の出会いの場です。
JAマインズと連携し、市内産の採れたて野菜・花の販売を行う「Farmer's Market」をはじめ、多彩な飲食、雑貨店が出店。
ストリートライブを聞きながら、飲食を楽しめるテラス席もあります。



【Farmer's Market】
市内の農家の方が丹精込めて作った、調布産の新鮮な野菜、花などの直売を行っていました。
素敵な売り子さんから採れたて野菜を購入。
【フード カフェ】
「ヱビスバー」(小島町2-48-26 トリエ京王調布 サウスゲート1階)さんで『プレミアムビール』をいただきました

「はるさーカレー南国屋」(西つつじケ丘3-2-14)さんで調布産野菜で作った『ポトフ』をいただきました


【ストリートライブ】
「DAN」さんのアコーディオン演奏



・ホームページ
・X(Twitter)
お買い上げ。。

2023年12月03日
第46回調布市福祉まつり
第46回「調布市福祉まつり」が開催されました。



調布市福祉まつりとは・・・
「活動資金を確保したい」「地域にもっと知ってもらいたい」という福祉施設・団体の皆さんの気持ちと、「地域に貢献したい」という福祉関係団体・企業・ボランティアグループなどの皆さんの気持ちが1つになって生まれた「地域の皆さんによる地域のためのおまつり」です。
調布市社会福祉協議会が主催して、毎年12月の第1土曜日・日曜日に開催しています。
今年の会場は、市役所前庭広場、総合福祉センタ ー、文化会館たづくり・むらさきホール、調布駅前広場、文化会館北側道路の6会場。
テーマは「あいはここから~さいかい~」。「再開」と「再会」の2つの意味が込められています。
調布市交通安全協会の皆さん、交通誘導ありがとうございます。

[市役所前庭広場]


調布市社会福祉協議会の皆さん

◯飾り物・袋物等・古代米【調布・狛江地区更生保護女性会】

◯手芸による小物等【調布ドリーム家族会】

◯日用雑貨品等・タオル・洋服【調布市 民生児童委員協議会】

◯冬野菜・花鉢・雑貨・衣類・たこ焼き等【調布心身障害児・者親の会】

◯日高昆布【調布明るい社会づくりの会】

◯もみじ鍋【調布青年会議所】

◯展示リサイクル商品等【調布市視覚障害者福祉協会】

会長の愛沢さんと盲導犬の「キノ」。


「キノ」は調布市内唯一の盲導犬です。

[総合福祉センター]

◯手づくり品、昔懐かしい玩具【さるすべりシニア調布】

◯認知症簡易チェック、終活ちょこっと相談【あんしんシニアサポート】

◯PR展示 、もしバナゲーム 【 りんりんの会 】

◯盲導犬体験【日本盲導犬協会】


◯スルーネットピンポン【さるすべり】

◯ボッチャ体験【ドルチェ】

◯点字教室【菊野台点字サークル】


◯ドッチビー体験【スポーツ推進委員】

私もやってみました

[文化会館たづくり]
◯チャリティー茶会【調布市茶道連盟】


調布中・四中・八中の茶道部の生徒さんがお手伝い

美味しいお茶をありがとうございました


[文化会館北側道路]
◯福祉車両展示


[調布駅前広場]
◯ウォーク&モバイル体験
試験的に設置した「コード化点字ブロック」によるAI音声情報案内サービスの体験会を行なっていました。




(説明資料より)
点字ブロックは、日本人の発明による世界に誇る社会インフラです。
目の見えにくい人たちにとって、単独歩行時に、なくてはならないものです。
既存の点字ブロックを簡単なマークでコード化し、スマホアプリで読取ることにより、音声案内を聞くことができます。
その地点からの方向案内や、見えていない大切な周辺情報、また、観光情報や店舗情報の案内等を、多言語で取得できる「みんなの情報インフラ」となります。
目のみえにくい人たちのみならず、市民、観光客、外国人に対しても、情報 ジャンルの選択により、生活、観光、災害時の避難情報などを多言語で提供 します。
アプリは「Walk and Mobile」。
スマートフォンをコード化点字ブロックにかざすだけで、視覚障がい者や観光客・ 外国人に、文字・音声や映像の情報を提供するアプリです。
携帯にダウンロードして、点字ブロックで使ってみました。




調布駅前広場は2026年(令和8年3月)に完成予定で整備を進めています。
視覚障害者団体としっかりと意見交換をして、「コード化点字ブロック」導入に取り組んでもらいたいと思います。
(「コード化点字ブロックによるAI音声情報案内サービス」チラシ)


・コード化点字ブロックによるAI音声案内サービスについて



調布市福祉まつりとは・・・
「活動資金を確保したい」「地域にもっと知ってもらいたい」という福祉施設・団体の皆さんの気持ちと、「地域に貢献したい」という福祉関係団体・企業・ボランティアグループなどの皆さんの気持ちが1つになって生まれた「地域の皆さんによる地域のためのおまつり」です。
調布市社会福祉協議会が主催して、毎年12月の第1土曜日・日曜日に開催しています。
今年の会場は、市役所前庭広場、総合福祉センタ ー、文化会館たづくり・むらさきホール、調布駅前広場、文化会館北側道路の6会場。
テーマは「あいはここから~さいかい~」。「再開」と「再会」の2つの意味が込められています。
調布市交通安全協会の皆さん、交通誘導ありがとうございます。

[市役所前庭広場]


調布市社会福祉協議会の皆さん

◯飾り物・袋物等・古代米【調布・狛江地区更生保護女性会】

◯手芸による小物等【調布ドリーム家族会】

◯日用雑貨品等・タオル・洋服【調布市 民生児童委員協議会】

◯冬野菜・花鉢・雑貨・衣類・たこ焼き等【調布心身障害児・者親の会】

◯日高昆布【調布明るい社会づくりの会】
◯もみじ鍋【調布青年会議所】

◯展示リサイクル商品等【調布市視覚障害者福祉協会】
会長の愛沢さんと盲導犬の「キノ」。
「キノ」は調布市内唯一の盲導犬です。

[総合福祉センター]
◯手づくり品、昔懐かしい玩具【さるすべりシニア調布】

◯認知症簡易チェック、終活ちょこっと相談【あんしんシニアサポート】

◯PR展示 、もしバナゲーム 【 りんりんの会 】
◯盲導犬体験【日本盲導犬協会】

◯スルーネットピンポン【さるすべり】

◯ボッチャ体験【ドルチェ】

◯点字教室【菊野台点字サークル】
◯ドッチビー体験【スポーツ推進委員】

私もやってみました

[文化会館たづくり]
◯チャリティー茶会【調布市茶道連盟】

調布中・四中・八中の茶道部の生徒さんがお手伝い


美味しいお茶をありがとうございました

[文化会館北側道路]
◯福祉車両展示


[調布駅前広場]
◯ウォーク&モバイル体験
試験的に設置した「コード化点字ブロック」によるAI音声情報案内サービスの体験会を行なっていました。




(説明資料より)
点字ブロックは、日本人の発明による世界に誇る社会インフラです。
目の見えにくい人たちにとって、単独歩行時に、なくてはならないものです。
既存の点字ブロックを簡単なマークでコード化し、スマホアプリで読取ることにより、音声案内を聞くことができます。
その地点からの方向案内や、見えていない大切な周辺情報、また、観光情報や店舗情報の案内等を、多言語で取得できる「みんなの情報インフラ」となります。
目のみえにくい人たちのみならず、市民、観光客、外国人に対しても、情報 ジャンルの選択により、生活、観光、災害時の避難情報などを多言語で提供 します。
アプリは「Walk and Mobile」。
スマートフォンをコード化点字ブロックにかざすだけで、視覚障がい者や観光客・ 外国人に、文字・音声や映像の情報を提供するアプリです。
携帯にダウンロードして、点字ブロックで使ってみました。
調布駅前広場は2026年(令和8年3月)に完成予定で整備を進めています。
視覚障害者団体としっかりと意見交換をして、「コード化点字ブロック」導入に取り組んでもらいたいと思います。
(「コード化点字ブロックによるAI音声情報案内サービス」チラシ)


・コード化点字ブロックによるAI音声案内サービスについて
2023年05月13日
調布観光フェスティバル
第31回調布観光フェスティバルに行ってみました。


調布観光フェスティバル(主催:調布市観光協会)は、おいしい食べ物や素敵な品々、観光スポットなど調布の魅力を一同に集め、発信・PRするイベントで、13日と14日の2日間、調布駅前広場で開催されています。


開会式で挨拶をする齊藤 亀三・調布市観光協会会長


木島平村ブース(姉妹都市・長野県木島平村の特産品を販売)


石巻観光協会・調布から!復興支援プロジェクトブース(ご当地グルメ「石巻焼きそば」や宮城県石巻市の特産品を販売)




お買い上げ


昔遊びブース(射的、輪投、ヨーヨー釣りを体験)

調布市観光協会ブース

お昼ご飯に「石巻焼きそば」をいただきました。まいう〜

調布観光フェスティバル(主催:調布市観光協会)は、おいしい食べ物や素敵な品々、観光スポットなど調布の魅力を一同に集め、発信・PRするイベントで、13日と14日の2日間、調布駅前広場で開催されています。


開会式で挨拶をする齊藤 亀三・調布市観光協会会長
木島平村ブース(姉妹都市・長野県木島平村の特産品を販売)
石巻観光協会・調布から!復興支援プロジェクトブース(ご当地グルメ「石巻焼きそば」や宮城県石巻市の特産品を販売)
お買い上げ



昔遊びブース(射的、輪投、ヨーヨー釣りを体験)
調布市観光協会ブース
お昼ご飯に「石巻焼きそば」をいただきました。まいう〜


2022年10月29日
2022年08月27日
調布よさこい2022
「調布よさこい」が3年ぶりに開催されました。
(調布市報2022年8月20日号より)

新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ、【第3会場】旧甲州街道での流し踊りを中止し、【第1会場】調布市グリーンホールと【第2会場】調布駅前広場特設ステージで行われました。
市内13チーム、市外10チームの計23チームが参加(下表:調布よさこい2022より)。

【調布駅前広場特設ステージ】






【調布市グリーンホール】




踊る人も観る人も久しぶりの"よさこい"を楽しんでいました


・調布よさこい2022
(調布市報2022年8月20日号より)

新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ、【第3会場】旧甲州街道での流し踊りを中止し、【第1会場】調布市グリーンホールと【第2会場】調布駅前広場特設ステージで行われました。
市内13チーム、市外10チームの計23チームが参加(下表:調布よさこい2022より)。

【調布駅前広場特設ステージ】

【調布市グリーンホール】

踊る人も観る人も久しぶりの"よさこい"を楽しんでいました

・調布よさこい2022
2022年07月03日
調布観光フィスティバル
15時 7月2日(土)・3日(日)の2日間、調布駅前広場で開催されている第30回調布観光フィスティバル(主催:調布市観光協会、共催:調布市)に行きました。



(チラシ)


【調布市観光協会本部】


喉がカラカラなので、ビールをいただきました

【ステージ】
映画のまち調布応援キャラクター「ガチョラ」


【昔遊びブース】


射的は高津装飾美術さん(国領町1丁目)が映画・ドラマでの撮影に提供している本物仕様。
一番人気で長蛇の列。


【物販・飲食・体験ゾーン】
◯調布につながる島市場

◯京王閣競輪場

◯小田急バス

◯調布シネマフェスティバル

◯石巻観光協会
昨年、調布市観光協会と友好交流協定を締結しました。
「石巻焼きそば」は売り切れでした

◯調布から! 復興支援プロジェクト
石巻市の特産品などを販売。

マルナカ遠藤水産さんのわかめ・こんぶと木の屋石巻水産さんの缶詰をいただきました

調布のソウルドリンク「ホッピー」。


樽「黒ホッピー」をいただきました。
まいう〜

・第30回調布観光フェスティバル(調布市ホームページ)
グリーンホールの前を通りかかると「よしもとお笑い超ライブ」のポスターが

出演は『タカアンドトシ』『パンクブーブー』『ジャルジャル』‥私の大好きな芸人さんです。
おまけに吉本新喜劇もあり、観たかった〜。
知らなくて残念
(チラシ)


【調布市観光協会本部】
喉がカラカラなので、ビールをいただきました

【ステージ】
映画のまち調布応援キャラクター「ガチョラ」
【昔遊びブース】
射的は高津装飾美術さん(国領町1丁目)が映画・ドラマでの撮影に提供している本物仕様。
一番人気で長蛇の列。
【物販・飲食・体験ゾーン】
◯調布につながる島市場
◯京王閣競輪場
◯小田急バス
◯調布シネマフェスティバル
◯石巻観光協会
昨年、調布市観光協会と友好交流協定を締結しました。
「石巻焼きそば」は売り切れでした

◯調布から! 復興支援プロジェクト
石巻市の特産品などを販売。
マルナカ遠藤水産さんのわかめ・こんぶと木の屋石巻水産さんの缶詰をいただきました


調布のソウルドリンク「ホッピー」。
樽「黒ホッピー」をいただきました。
まいう〜

・第30回調布観光フェスティバル(調布市ホームページ)
グリーンホールの前を通りかかると「よしもとお笑い超ライブ」のポスターが

出演は『タカアンドトシ』『パンクブーブー』『ジャルジャル』‥私の大好きな芸人さんです。
おまけに吉本新喜劇もあり、観たかった〜。
知らなくて残念

2022年06月19日
「マルシェ ドゥ 調布」
13時30分 18日(土)・19日(日)の両日、調布駅前広場で開催されている「マルシェ ドゥ 調布」に行ってみました。
「マルシェ ドゥ 調布」は、調布産の採れたて野菜・花の販売を行うファーマーズマーケットをはじめ、ジャズバンド・演奏者による生演奏を聞きながらオシャレなカフェで美味しい軽食やお酒等を楽しむ内容で、調布市生活文化スポーツ部農政課が初めて企画しました。





【Farmer's Market】
市内の農家の方が丹精込めて作った、調布産の新鮮な野菜、花などの直売を行っていました。
完売次第終了なので、残り僅かでした。




【カフェゾーン】
軽食やカフェ、お酒等の販売

【姉妹都市・長野県木島平村】
旬の野菜やお米などの販売

【ジャズバンド・演奏者による生演奏】


【ウクライナ紹介展示ブース】
「ウクライナのことを知ろう」をテーマに、ウクライナ大使館及びNPO日本ウクライナ友好協会KRAIANYの協力のもと、ウクライナ民族衣装等の展示やウクライナ関連の物販。


花と野菜をいただきました


「マルシェ ドゥ 調布」は、調布産の採れたて野菜・花の販売を行うファーマーズマーケットをはじめ、ジャズバンド・演奏者による生演奏を聞きながらオシャレなカフェで美味しい軽食やお酒等を楽しむ内容で、調布市生活文化スポーツ部農政課が初めて企画しました。





【Farmer's Market】
市内の農家の方が丹精込めて作った、調布産の新鮮な野菜、花などの直売を行っていました。
完売次第終了なので、残り僅かでした。




【カフェゾーン】
軽食やカフェ、お酒等の販売

【姉妹都市・長野県木島平村】
旬の野菜やお米などの販売

【ジャズバンド・演奏者による生演奏】


【ウクライナ紹介展示ブース】
「ウクライナのことを知ろう」をテーマに、ウクライナ大使館及びNPO日本ウクライナ友好協会KRAIANYの協力のもと、ウクライナ民族衣装等の展示やウクライナ関連の物販。


花と野菜をいただきました



2020年08月04日
「調布駅南地下自転車駐車場の都市計画変更(廃止)に伴う説明会」
19時 「調布駅南地下自転車駐車場の都市計画変更(廃止)に伴う説明会」が文化会館たづくり大会議場で開催されました。

<説明内容>
①調布都市計画駐車場の変更(廃止)の概要
②調布市自転車等対策実施計画改定版(案)の概要(調布駅周辺地区の施策の方向性など)
(青枠内:当日配布資料より抜粋)











調布駅前広場の地下に建設を予定していた駐輪場の建設を断念し、調布駅周辺に新たに駐輪場を整備していく計画変更の説明がありました。
2025年度の調布駅周辺における公共の駐輪場整備台数は、平成20年の計画策定時には7,800台でしたが、今回7,250台(路上駐輪も含め)に変更されした。
ただし、設置場所については示されましたが、駐輪場の構造など具体的な案は示されませんでした。
また、「買い物客による短時間の駐輪需要に対応するため、路上駐輪場(※ちょこっと駐輪)について検討を進める」との方針が出されました。
ただ、気になることが。
市は地下駐輪場を断念した理由を4点あげました。

長友市長は、市議会全員協議会(2018.11.12ブログ)、記者会見(2018.11.27ブログ)、私の一般質問の答弁(2018.12.6ブログ)、市民説明会(2019.1.17ブログ)で、地下駐輪場建設断念の理由として「地下駐輪場の建設と敷地内にある樹木の保全の両立が困難」と説明してきました。
この理由はどこにいってしまったのでしょうか

<説明内容>
①調布都市計画駐車場の変更(廃止)の概要
②調布市自転車等対策実施計画改定版(案)の概要(調布駅周辺地区の施策の方向性など)
(青枠内:当日配布資料より抜粋)











調布駅前広場の地下に建設を予定していた駐輪場の建設を断念し、調布駅周辺に新たに駐輪場を整備していく計画変更の説明がありました。
2025年度の調布駅周辺における公共の駐輪場整備台数は、平成20年の計画策定時には7,800台でしたが、今回7,250台(路上駐輪も含め)に変更されした。
ただし、設置場所については示されましたが、駐輪場の構造など具体的な案は示されませんでした。
また、「買い物客による短時間の駐輪需要に対応するため、路上駐輪場(※ちょこっと駐輪)について検討を進める」との方針が出されました。
ただ、気になることが。
市は地下駐輪場を断念した理由を4点あげました。

長友市長は、市議会全員協議会(2018.11.12ブログ)、記者会見(2018.11.27ブログ)、私の一般質問の答弁(2018.12.6ブログ)、市民説明会(2019.1.17ブログ)で、地下駐輪場建設断念の理由として「地下駐輪場の建設と敷地内にある樹木の保全の両立が困難」と説明してきました。
この理由はどこにいってしまったのでしょうか

2019年12月23日
第4回調布駅前ひろば検討会
18時30分 第4回調布駅前ひろば検討会が教育会館3階研修室で開催されました。
市が「南側ロータリーの大きさと歩行者動線を変更する」方針転換を初めて表明しました。
<配布資料>



配布資料PDF
市の方針転換を検討会は賛成多数で了承しました。
新たな整備案は令和2年度中に市が提示する予定です。
「調布駅前ひろば検討会」は4回開かれました。
第1回目は長友市長が出席し、委員を委嘱しましたが、2回目以降は出席しませんでした。
本日の第4回目は最終回でした。
市長は、この間協議をしてきた検討会の委員に感謝の意を伝える一方、方針転換した理由や詳細設計に至るまでの市民参加のあり方について、自ら考えを明らかにするべきだったのではないでしょうか。
担当の都市整備部長に任せっきりで、ご自身は前面に出ない市長の姿勢に大いに疑問を感じます。
市が「南側ロータリーの大きさと歩行者動線を変更する」方針転換を初めて表明しました。
<配布資料>



配布資料PDF

市の方針転換を検討会は賛成多数で了承しました。
新たな整備案は令和2年度中に市が提示する予定です。
「調布駅前ひろば検討会」は4回開かれました。
第1回目は長友市長が出席し、委員を委嘱しましたが、2回目以降は出席しませんでした。
本日の第4回目は最終回でした。
市長は、この間協議をしてきた検討会の委員に感謝の意を伝える一方、方針転換した理由や詳細設計に至るまでの市民参加のあり方について、自ら考えを明らかにするべきだったのではないでしょうか。
担当の都市整備部長に任せっきりで、ご自身は前面に出ない市長の姿勢に大いに疑問を感じます。
2019年11月10日
第78回「緑と花の祭典」
11時30分 9日・10日の2日間、調布駅前広場で開催されていた第78回「緑と花の祭典」に行ってみました。




内容
◯草花・苗・花木・植木等の販売
◯球根の安価販売(1袋100円、100袋)
◯花の種無料配布
◯マルシェ(野菜販売)
◯サボテン健康診断(サボテンご持参下さい)
など
調布のまちを花と緑でいっぱいにしましょう




内容
◯草花・苗・花木・植木等の販売
◯球根の安価販売(1袋100円、100袋)
◯花の種無料配布
◯マルシェ(野菜販売)
◯サボテン健康診断(サボテンご持参下さい)
など
調布のまちを花と緑でいっぱいにしましょう

2019年10月19日
ラグビーW杯準々決勝・ニュージーランドvアイルランド/「調布よさこい」ホストシティパフォーマンス
東京スタジアム(味の素スタジアム)で開催されるラグビーワールドカップ準々決勝・ニュージーランドvs.アイルランド(19時15分キックオフ)を観戦します。
ラグビーワールドカップ・オフィシャルホームページ「国歌で世界をおもてなし」で、ニュージーランド国歌とアイルランド・ラグビーアンセム『Ireland's Call』を練習します。

16時40分 試合開始2時間前に「ホストシティパフォーマンス」として「調布よさこい」が出演すると聞いたので、会場に向かいます。



東京スタジアムでは、8試合のうち開幕戦を除いて7試合でホストシティパフォーマンスが行われ、調布の団体の演目は、本日の「調布よさこい」と明日20日の「和太鼓集団 風聚」の二つです。
(下表:ラグビーワールドカップ・オフィシャルホームページ)

「調布よさこい」とは、調布駅前や旧甲州街道でよさこい踊りを披露する、調布最大級の夏のイベントです。
今回は調布よさこいに出演している『彩羽-iroha-』『舞夢』『一祥会』『SHC倶楽部チーム調和』『JAマインズ』『 CIFA(国際交際交流協会)』『第五中学校ボランティアダンス部』『調布市青少年ステーションCAPS 』『深大寺児童館』の9チームによる調布市合同チーム、総勢約200人が参加。
調布よさこいオリジナルの「蝶舞」とよさこいの定番曲「よっちょれ」の2曲を披露しました。










素晴らしいパフォーマンスに拍手

トイレ休憩。
サッカーの時と違い、かなり並んでいます


選手入場。


国歌斉唱。
ニュージーランド国歌とアイルランド・ラグビーアンセム『Ireland's Call』を歌いました。


ニュージーランド・オールブラックスの特別仕様ハカ「カパ・オ・パンゴ」。
初めてのハカを楽しみにしていましたが、アイルランドの選手でほとんど見えません。
更に、アイルランドファンが大声で歌う「フィールド・オブ・アセンライ」で、ほとんど聞き取れません




キックオフ。


オールブラックスは優勝候補の一角、アイルランドを圧倒。
ハカを邪魔されたからでしょうか、格段の強さを見せつけました








観客数は48,656人。

ノーサイド。


ニュージーランド・オールブラックス選手が「お辞儀」。


翌日の日本vs.南アフリカ戦の日本の必勝を祈ります

会場を後にします。




飛田給駅北口駅前広場の様子。



ラグビーワールドカップ・オフィシャルホームページ「国歌で世界をおもてなし」で、ニュージーランド国歌とアイルランド・ラグビーアンセム『Ireland's Call』を練習します。

16時40分 試合開始2時間前に「ホストシティパフォーマンス」として「調布よさこい」が出演すると聞いたので、会場に向かいます。



東京スタジアムでは、8試合のうち開幕戦を除いて7試合でホストシティパフォーマンスが行われ、調布の団体の演目は、本日の「調布よさこい」と明日20日の「和太鼓集団 風聚」の二つです。
(下表:ラグビーワールドカップ・オフィシャルホームページ)

「調布よさこい」とは、調布駅前や旧甲州街道でよさこい踊りを披露する、調布最大級の夏のイベントです。
今回は調布よさこいに出演している『彩羽-iroha-』『舞夢』『一祥会』『SHC倶楽部チーム調和』『JAマインズ』『 CIFA(国際交際交流協会)』『第五中学校ボランティアダンス部』『調布市青少年ステーションCAPS 』『深大寺児童館』の9チームによる調布市合同チーム、総勢約200人が参加。
調布よさこいオリジナルの「蝶舞」とよさこいの定番曲「よっちょれ」の2曲を披露しました。










素晴らしいパフォーマンスに拍手


トイレ休憩。
サッカーの時と違い、かなり並んでいます



選手入場。


国歌斉唱。
ニュージーランド国歌とアイルランド・ラグビーアンセム『Ireland's Call』を歌いました。


ニュージーランド・オールブラックスの特別仕様ハカ「カパ・オ・パンゴ」。
初めてのハカを楽しみにしていましたが、アイルランドの選手でほとんど見えません。
更に、アイルランドファンが大声で歌う「フィールド・オブ・アセンライ」で、ほとんど聞き取れません





キックオフ。


オールブラックスは優勝候補の一角、アイルランドを圧倒。
ハカを邪魔されたからでしょうか、格段の強さを見せつけました









観客数は48,656人。

ノーサイド。


ニュージーランド・オールブラックス選手が「お辞儀」。


翌日の日本vs.南アフリカ戦の日本の必勝を祈ります


会場を後にします。




飛田給駅北口駅前広場の様子。



2019年10月19日
調布駅前広場ラグビーW杯ファンゾーンに御神輿登場!
本日は19時15分からラグビーワールドカップ準々決勝・ニュージーランドvs.アイルランド戦が東京スタジアム(味の素スタジアム)で開催されます。
調布駅前広場のファンゾーンに”おもてなし”の一環として下石原八幡神社の御神輿(富士見まち神輿)が登場すると聞いて行ってみました。
14時 パブリックビューイング会場にアイルランドを始め外国人がたくさん詰め掛けていました。


御神輿の練り歩きスタートです。


外国人も次々に担ぎ始めます。




御神輿を担いだ経験は、外国人にとって素敵な思い出となったことでしょう
調布駅前広場のファンゾーンに”おもてなし”の一環として下石原八幡神社の御神輿(富士見まち神輿)が登場すると聞いて行ってみました。
14時 パブリックビューイング会場にアイルランドを始め外国人がたくさん詰め掛けていました。


御神輿の練り歩きスタートです。


外国人も次々に担ぎ始めます。




御神輿を担いだ経験は、外国人にとって素敵な思い出となったことでしょう

2019年10月19日
本日味スタに「調布よさこい」、調布駅前ファンゾーンに下石原八幡神社御神輿 登場!
ラグビーワールドカップは本日から準々決勝。
東京スタジアム(味の素スタジアム)では、19時15分からニュージーランド対アイルランドが開催されます。
試合に先立ち、ホストシティパフォーマンスとして17時頃から「調布よさこい」が出演します。
「調布よさこい」とは、調布駅前や旧甲州街道でよさこい踊りを披露する、調布最大級の夏のイベントです。
今回は「調布よさこい」を盛り上げるために結成した、調布市の合同チームが演舞を披露します。
ちなみに、本日14時頃から調布駅前広場のファンゾーンに下石原八幡神社の御神輿が練り歩きます。
また、大注目の日本対南アフリカが開催される20日(日)17時頃から「和太鼓集団 風聚」が出演します。
「和太鼓集団 風聚」
1992年創設。東京調布市を拠点に,アマチュアの和太鼓演奏集団として活動を開始。多摩地域を中心に自主公演を定期的に行うとともに,個々のメンバーによる和太鼓普及活動も積極的に行っています。アマチュアであるからこそ深く地域に根ざし,メンバーそれぞれの個性を活かした和太鼓創作活動は,老若男女問わず多くの人に支えられています。
【ラグビーワールドカップはいよいよ準々決勝!】(調布市Facebook)
「試合開始前演出としてホストシティパフォーマンスを実施」(ラグビーワールドカップオフィシャルホームページ)
東京スタジアム(味の素スタジアム)では、19時15分からニュージーランド対アイルランドが開催されます。
試合に先立ち、ホストシティパフォーマンスとして17時頃から「調布よさこい」が出演します。
「調布よさこい」とは、調布駅前や旧甲州街道でよさこい踊りを披露する、調布最大級の夏のイベントです。
今回は「調布よさこい」を盛り上げるために結成した、調布市の合同チームが演舞を披露します。
ちなみに、本日14時頃から調布駅前広場のファンゾーンに下石原八幡神社の御神輿が練り歩きます。
また、大注目の日本対南アフリカが開催される20日(日)17時頃から「和太鼓集団 風聚」が出演します。
「和太鼓集団 風聚」
1992年創設。東京調布市を拠点に,アマチュアの和太鼓演奏集団として活動を開始。多摩地域を中心に自主公演を定期的に行うとともに,個々のメンバーによる和太鼓普及活動も積極的に行っています。アマチュアであるからこそ深く地域に根ざし,メンバーそれぞれの個性を活かした和太鼓創作活動は,老若男女問わず多くの人に支えられています。


2019年09月24日
第1回調布駅前ひろば検討会
10時 第1回調布駅前ひろば検討会が文化会館たづくり西館3階健康増進室で開催されました。
(写真:市ホームページより)

次第
1 開会
2 各委員あいさつ
3 市長あいさつ
4 検討会主旨説明
5 会長選出
6 議題
7 次回以降の日程について
8 現地確認
市長挨拶(抜粋)
皆様方からからいろいろな意見をいただきながら一緒に考えさせていただきたい、その思い一つでございます。
表玄関の調布の駅前広場でございます。これから調布のシンボルとしてお客様をお迎えをする一番大事なスペースとして・・。
傍聴の皆様方も忌憚なくいろいろおっしゃっていただければ・・。
駅前広場の最終案を取りまとめていくということで、この検討会においてもそれぞれ忌憚のないご意見をお寄せいただければ誠にありがたいと思っております。親しんでいただける魅力ある調布にできればという思いで行政一同やってまいります。
今後、下記議題について検討がなされることが確認されました。
1.令和元年度に実施する市民参加
2.これまでの調布駅前広場の検討経緯
3.調布駅前広場の整備の考え方
(1)調布駅前広場の4つの機能のイメージ
(2)今年度の工事状況
(3)今後の整備スケジュール
4.暫定開放の取組について
検討会資料(一部抜粋)
調布駅前ひろば検討会委員名簿

令和元年度に実施する市民参加

これまでの調布駅前広場の検討経緯



調布駅前広場整備の考え方

調布駅前広場整備の4つのイメージ



調布駅前広場検討図における4つの機能のイメージ

今年度の工事状況

今後の整備スケジュール

次回以降の日程について
◯第2回 日時:令和元年10月23日(水) 午後6時30分~(2時間程度) 場所:グリーンホール 小ホール
◯第3回 日時:令和元年11月22日(金) 午後6時30分~(2時間程度) 場所:未定
◯第4回 日時:令和元年12月中旬 場所:未定
詳しくは、
第1回調布駅前ひろば検討会の開催結果
部屋の大きさについて
予定されていた当日先着30人を上回る53人が参加し、市民の関心がいかに高いかが改めて証明されました。
検討会委員、市職員、傍聴者が健康増進室にぎゅうぎゅう詰めで行われる様子は異様に感じました。
市長は「たまたまもっと大きい部屋が取れなかった」と釈明していましたが、大きい部屋を取れる日程を優先するべきではないでしょうか。

音響設備について
健康増進室が小さいからとの判断でしょうか、マイクとスピーカーが用意されていないために、聞くことができない発言が少なくありませんでした。
委員が全員大きな声で話すとは限りません。
また、傍聴者の中には高齢者も少なくありませんでした。
市にはもう少し配慮をした対応を望みます。
長友市長さんには「皆様方からからいろいろな意見をいただきながら一緒に考えさせていただきたい。傍聴の皆様方も忌憚なくいろいろおっしゃっていただければ。親しんでいただける魅力ある調布にできれば。」とおっしゃった通りの丁寧な行動をとっていただき、日本一の駅前広場をつくっていただきたいと思います。
(写真:市ホームページより)

次第
1 開会
2 各委員あいさつ
3 市長あいさつ
4 検討会主旨説明
5 会長選出
6 議題
7 次回以降の日程について
8 現地確認
市長挨拶(抜粋)
皆様方からからいろいろな意見をいただきながら一緒に考えさせていただきたい、その思い一つでございます。
表玄関の調布の駅前広場でございます。これから調布のシンボルとしてお客様をお迎えをする一番大事なスペースとして・・。
傍聴の皆様方も忌憚なくいろいろおっしゃっていただければ・・。
駅前広場の最終案を取りまとめていくということで、この検討会においてもそれぞれ忌憚のないご意見をお寄せいただければ誠にありがたいと思っております。親しんでいただける魅力ある調布にできればという思いで行政一同やってまいります。
今後、下記議題について検討がなされることが確認されました。
1.令和元年度に実施する市民参加
2.これまでの調布駅前広場の検討経緯
3.調布駅前広場の整備の考え方
(1)調布駅前広場の4つの機能のイメージ
(2)今年度の工事状況
(3)今後の整備スケジュール
4.暫定開放の取組について
検討会資料(一部抜粋)
調布駅前ひろば検討会委員名簿

令和元年度に実施する市民参加

これまでの調布駅前広場の検討経緯



調布駅前広場整備の考え方

調布駅前広場整備の4つのイメージ



調布駅前広場検討図における4つの機能のイメージ

今年度の工事状況

今後の整備スケジュール

次回以降の日程について
◯第2回 日時:令和元年10月23日(水) 午後6時30分~(2時間程度) 場所:グリーンホール 小ホール
◯第3回 日時:令和元年11月22日(金) 午後6時30分~(2時間程度) 場所:未定
◯第4回 日時:令和元年12月中旬 場所:未定
詳しくは、

部屋の大きさについて
予定されていた当日先着30人を上回る53人が参加し、市民の関心がいかに高いかが改めて証明されました。
検討会委員、市職員、傍聴者が健康増進室にぎゅうぎゅう詰めで行われる様子は異様に感じました。
市長は「たまたまもっと大きい部屋が取れなかった」と釈明していましたが、大きい部屋を取れる日程を優先するべきではないでしょうか。

音響設備について
健康増進室が小さいからとの判断でしょうか、マイクとスピーカーが用意されていないために、聞くことができない発言が少なくありませんでした。
委員が全員大きな声で話すとは限りません。
また、傍聴者の中には高齢者も少なくありませんでした。
市にはもう少し配慮をした対応を望みます。
長友市長さんには「皆様方からからいろいろな意見をいただきながら一緒に考えさせていただきたい。傍聴の皆様方も忌憚なくいろいろおっしゃっていただければ。親しんでいただける魅力ある調布にできれば。」とおっしゃった通りの丁寧な行動をとっていただき、日本一の駅前広場をつくっていただきたいと思います。
2019年09月20日
ラグビーワールドカップ・ファンゾーン
今日、ラグビーワールドカップが調布で開幕されます。
東京スタジアム(味の素スタジアム)で、18時30分から開会式、19時45分から開幕戦・日本vs.ロシアが行われます。
13時 調布駅前広場に設置されたラグビーワールドカップ・ファンゾーンに行ってみました。





トイレは仮設トイレ。

1杯目のビールをいただきます。

NHKと読売テレビが取材に来ていました。






東京スタジアム(味の素スタジアム)で、18時30分から開会式、19時45分から開幕戦・日本vs.ロシアが行われます。
13時 調布駅前広場に設置されたラグビーワールドカップ・ファンゾーンに行ってみました。





トイレは仮設トイレ。

1杯目のビールをいただきます。

NHKと読売テレビが取材に来ていました。






2019年09月10日
飛田給駅・西調布駅・調布駅周辺に街頭防犯カメラを設置
ラグビーワールドカップと東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、調布市は、競技会場の味の素スタジアム(大会時名称=東京スタジアム)の最寄り駅・飛田給駅と西調布駅・調布駅周辺に街頭防犯カメラを設置しました。
<飛田給駅周辺>5台


(図面:市総合防災安全課から議員への提供資料)

<調布駅周辺>2台(2台は設置準備中)

※西調布駅周辺地区にも2台設置しました。
なお、警視庁が飛田給駅〜味の素スタジアム間に設置した街頭防犯カメラは、6月27日に運用を開始しています(2019.6.27ブログ)。


<飛田給駅周辺>5台


(図面:市総合防災安全課から議員への提供資料)

<調布駅周辺>2台(2台は設置準備中)

※西調布駅周辺地区にも2台設置しました。
なお、警視庁が飛田給駅〜味の素スタジアム間に設置した街頭防犯カメラは、6月27日に運用を開始しています(2019.6.27ブログ)。


2019年09月09日
調布駅前広場暫定公衆トイレ 内覧会
調布駅前広場暫定公衆トイレの内覧会が開催されました。
駅前広場にあった調布駅南公衆トイレは、平成28年9月末日に閉鎖されました(「調布駅南公衆トイレの閉鎖」調布市ホームページ)

以降、市は「公共施設棟につくる」⇒「公共施設棟から交番が独立したので、地下駐輪場予定地の南西の端につくる」⇒「交番から遠く、暗くて女性が危ないので、つくらないで民間施設のトイレを借りる」⇒「民間施設にお願いしたのか?」⇒「お願いしていない」と… …二転三転してきました。
『世の中にトイレを使わない人はいない。調布の中で最も市民が集まる場所に、トイレがなくていいのか』と建設委員会で議論をし、多くの委員が公衆トイレの設置を強く要望した結果、ようやくラグビーワールドカップの開催前に暫定トイレを設置することになったのです。
建設委員会委員の意思が市の計画を変更させた珍しい事例です。
<設置場所>
調布駅前交番の南側です。



<設計図>

男子トイレは大便器1器(ベビーチェア付き)・小便器2器。


女子トイレは大便器2器(ベビーチェア・フィッティングボード付き)・姿見。


多機能トイレは1器。オストメイト・ベビーシート・ベビーチェア・フィッティングボードが付いています。





大便器は全てウォシュレット付きで、9月13日(金)17時から使用開始となります。
<調布駅前広場公衆トイレについての一般質問>
一般質問(平成29年第4回 定例会-12月6日)
「調布駅周辺の整備計画で、公衆トイレの設置はどうなっているのか。中心市街地基盤整備等特別委員会で担当課長が、京王電鉄の3棟のビルが開業し、代替となる施設があるので、トイレの設置については再検討と説明した。マルシェを初め飲食を伴うイベントを行うのに、こうした市の計画のあり方は責任ある自治体と言えるのか。トイレを使わない人はいない。トイレこそ誰にとっても最も必要な施設ではないのか。仮設を含め、ラグビーワールドカップ開催時に駅前広場にトイレを設置する考えは。」
駅前広場にあった調布駅南公衆トイレは、平成28年9月末日に閉鎖されました(「調布駅南公衆トイレの閉鎖」調布市ホームページ)

以降、市は「公共施設棟につくる」⇒「公共施設棟から交番が独立したので、地下駐輪場予定地の南西の端につくる」⇒「交番から遠く、暗くて女性が危ないので、つくらないで民間施設のトイレを借りる」⇒「民間施設にお願いしたのか?」⇒「お願いしていない」と… …二転三転してきました。
『世の中にトイレを使わない人はいない。調布の中で最も市民が集まる場所に、トイレがなくていいのか』と建設委員会で議論をし、多くの委員が公衆トイレの設置を強く要望した結果、ようやくラグビーワールドカップの開催前に暫定トイレを設置することになったのです。
建設委員会委員の意思が市の計画を変更させた珍しい事例です。
<設置場所>
調布駅前交番の南側です。



<設計図>

男子トイレは大便器1器(ベビーチェア付き)・小便器2器。


女子トイレは大便器2器(ベビーチェア・フィッティングボード付き)・姿見。


多機能トイレは1器。オストメイト・ベビーシート・ベビーチェア・フィッティングボードが付いています。





大便器は全てウォシュレット付きで、9月13日(金)17時から使用開始となります。
<調布駅前広場公衆トイレについての一般質問>

「調布駅周辺の整備計画で、公衆トイレの設置はどうなっているのか。中心市街地基盤整備等特別委員会で担当課長が、京王電鉄の3棟のビルが開業し、代替となる施設があるので、トイレの設置については再検討と説明した。マルシェを初め飲食を伴うイベントを行うのに、こうした市の計画のあり方は責任ある自治体と言えるのか。トイレを使わない人はいない。トイレこそ誰にとっても最も必要な施設ではないのか。仮設を含め、ラグビーワールドカップ開催時に駅前広場にトイレを設置する考えは。」
2019年05月23日
調布駅前広場 路面影絵照明点灯式
20時15分 調布駅前広場で路面影絵照明の点灯式が行われました。

「水木マンガの生まれた街 調布」をコンセプトとした影絵が投影されました
鬼太郎と一反木綿


目玉おやじ


ねずみ男と猫娘


続いて、シンボルツリーのカラーライトアップが行われました。

日没から午前0時まで点灯する予定です。


「水木マンガの生まれた街 調布」をコンセプトとした影絵が投影されました

鬼太郎と一反木綿


目玉おやじ


ねずみ男と猫娘


続いて、シンボルツリーのカラーライトアップが行われました。

日没から午前0時まで点灯する予定です。

2019年01月17日
調布駅前広場の整備に関する説明会
19時 「調布駅前広場の整備に関する説明会」がグリーンホール小ホールで開催されました。

市からは長友市長、荒井副市長、八田都市整備部長ほか関係職員が出席。

第1部「調布駅前広場のこれまでの経緯及び今後の予定について」

冒頭で市長が挨拶(経過説明)した後、これまでの経緯と今後の整備について職員が説明しました。
(主な説明:文責=大須賀)

調布駅南地下自転車駐車場については、駅周辺土地の公有地化の目途が立たなかったことから、駅前広場整備スケジュールに影響を与えない範囲で、駅前広場南側の地下に約1,900台分の自転車駐車場を整備することとし、2015年11月に都市計画決定をし、2016年4月に事業認可を取得した。
その後、市民から駅前広場の樹木を保全してほしいとの声があり、記念樹的な樹木について、原位置での保全を前提として検討を進めていくこととした。
このため、地下駐輪場整備範囲内にある記念樹的な既存樹木4本を原位置に保全しながら、当初計画のとおり地下駐輪場を整備するための工法検討をするなどの修正設計を実施した。

既存樹木4本は、地下駐輪場の地下躯体の上に位置しているとともに、市と民間の土地境界付近に位置している。このような状況の中、樹木の保全と計画どおりの地下躯体築造の両立を図る工法検討を行った。
この図の案では樹木の下を薬液で固めてその中を掘る方法だが、薬液による樹木への悪影響の可能性が高く、薬液の影響が民地に及ぶ恐れ等がある。
これ以外に他の案も考えたが、多額の費用と期間をかけても樹木への影響は大きく、樹木の保全と計画どおりの地下躯体築造の両立は困難と言わざるを得ない。
このため、樹木の下に駐輪場の躯体を造らないことも考えたが、その場合は都市計画変更が必要で、その手続きに年単位の期間が必要となることから、地下駐輪場の完成が年単位で遅れ、結果として、駅前広場整備も遅れることとなる。

これらのことから、既存樹木4本を原位置に保全し、駅前広場整備を計画どおり進めていくためには、地下駐輪場の計画を見直さざるを得ないという結論に至った。このため、駅前広場の地下に駐輪場を造るのではなく、現在借地している駐輪場の恒久化も視野に、駅周辺で地下駐輪場の代替施設の確保に努めて行く。
なお、見直しに当たっては、駐輪場の有料化等が進んできていることから、現時点での各駅周辺の駐輪台数を把握するため、駅周辺の駐輪台数等の現況調査を実施し、その結果を参考に検討して行く。

2014年度から2025年度までの中心市街地のスケジュール。
大きな1段目が、調布駅前広場。
2段目が、自転車駐車場、次の段が、調布駅周辺の区画道路。
その次の段が、都市計画道路、調布3・4・28号線蓮慶寺通り、調布7・5・1市役所前通り。
一番下の段が、鉄道敷地のスケジュール。
なお、この表については、2019年1月現在のスケジュール案となっているので、今後、基本計画などの諸調整により、変更する可能性がある。

調布駅前広場については、北側ロータリーの工事を2015年度から順次実施している。
2018年度は、この後の第2部の工事説明会で具体的に説明する。
南側ロータリー側については、今年の4月までに暫定開放する予定。
南側ロータリーの整備については、2020年度までに詳細設計を実施し、2021年から順次整備を実施していく予定であり、2023年度までにはロータリー部分の街築及び上屋工事が完成する予定としている。

広場機能については、2019年度の秋ごろまで、市民の利便性向上を図るため、トリエ京王調布の開業など周辺環境の変化や、事業実施段階における諸課題への対応なども含めて、最終案として取りまとめるべく、適時適切に市民参加を実践しながら、協議・調整を進めていく予定。
その後、2020年度には環境空間である広場機能の実施設計を実施する。
実施設計後、2021年から北側ロータリーや北側駅前広場の歩道部分の舗装や広場空間の整備を実施していく。
南側駅前広場については、南側ロータリーの街渠及び上屋工事が完了する2024年度から、順次、歩道部分の舗装や大屋根、公共施設棟を整備していく予定。
調布駅前広場については、2025年度末を目途として整備をしていく予定。

今まで市民参加を図りながら検討してきた駅前広場等に関する諸計画を踏まえ、社会情勢や周辺環境の変化、2019・2020国際スポーツイベントの開催、その先の中長期的な街づくりを見据えた整備を行っていく。
そのため、2020年度に駅前広場機能の詳細設計実施に向けて、2019年度に駅前広場機能の再確認・再検証を実施していく。
併せて、広場機能の利活用を踏まえた駅前広場機能とするため、市民へ広く情報提供を図りながら検討を行っていく予定。

開放については、現在工事中。
今年4月までには仮囲いを撤去して、ピンク色の部分を歩行空間として、開放していく予定。
なお、暫定開放する部分については、今後の駅前広場の利活用見据えて、実験的な取組みもしていきたいと考えている。
<質疑応答>
出席者からの質問に答弁する長友市長。

20時12分 参加者から「大切な会だから最後までいてください」との声がありましたが、市長は「業務が終わってない」との理由で退席してしまいました。


第2部「平成30年度に着手する道路工事及び上屋工事について」


現在の北側ロータリーは、バス停がロータリー内に入り切れておらず、スライドの⑤⑥⑦の位置にバス停があり、周辺道路の交通の阻害となっている。
そのため、北側ロータリーを整備することによって、鉄道駅とバスとの交通結節機能の強化はもとより、すべてのバス停をロータリー内に収めることによって、旧甲州街道をはじめとした周辺道路の交通の円滑化が図られる。
また、⑤、⑥のバス停がロータリー内に入ることによって、吉野家の前あたりの歩道の狭い場所が前後の歩道と同じ幅に整備できる。
そのほか、新しいロータリーにはバスの待機場所、身障者用乗降所、一般車用乗降所も新たに設けることとしている。
調布駅北側を整備することで、交通結節機能の向上とそれに伴い周辺道路の交通渋滞の緩和が期待される。

駅前広場の全体のスケジュールとしては、①~⑪の順に段階的に整備を進めて行く。
北側については、2016年度から整備を始めており、2019度まで暫定整備をする予定となっている。
南側については、2020年のオリンピック・パラリンピック終了後よりロータリーの整備に着手して行く。

2018年度(2019年3月まで)に実施する工事の内容は、調布駅の北側にあるロータリーの西側部分を将来のロータリー形状にする工事及びロータリー全周に上屋を設置する工事となる。
内容としては、大きく3つある。
まずは、道路工事(その1)、黒色で囲っている範囲の工事となるが、車道の舗装工事及び歩道と車道の間にある街きょの工事をする。
2つ目は上屋設置工事。赤色で囲っている箇所でロータリー沿いに上屋(うわや=歩行空間の屋根)を設置する。
3つ目は、道路工事(その2)。青色で囲っている範囲の工事となるが、歩道の舗装や横断抑止柵の設置等をする。
最後に、青色の斜線で囲われている調布駅前広場から市役所前通りまでの歩行者専用道路については、今後整備を予定している。

2020年のオリンピック・パラリンピックまでの工事スケジュール。
1月下旬から車道部分の道路工事を実施する。
車道部分の工事完了後、上屋工事に着手する。上屋工事は2019年度末までの2か年工事となる。
上屋工事の途中に歩道部分の道路工事に着手し、こちらは2019年6月末頃の完了を予定している。

北側ロータリーで最終形状になっていないパルコ前の車道工事で、工事個所は図の黒色の個所。
工事期間は2019年1月から2月までを予定している。工事内容は、パルコ前の歩道部を広げる工事で、車道に側溝を設ける工事の後、車道舗装を行うもの。この工事によりロータリーの最終形状が出来上がる。
なお、工事内容によって、昼間と夜間の工事を行う。現在の置きガードレールの内側は昼間工事とし、置きガードレールの外側は夜間工事とする。

歩道と車道の境界にある雨を処理するための側溝を設置する工事。
現在は図の青線の位置が歩車道境界となっているが、工事を行うことで、図の赤線の位置が歩車道境界となるす。図の左側のパルコ前では、歩道が約5mから約8mに広がる。また、緑色で囲っている範囲の車道舗装工事を行う。

工事範囲の写真。左側の赤矢印で示している既存の側溝を撤去して、右の赤矢印のイメージ図が描いてあるあたりに、側溝を新設する。この写真のように歩道が広がる。

道路工事(その1)で施工したパルコ前の歩道工事。
工事個所は図の青色の個所。工事期間は2019年3月から6月までを予定している。
工事内容は、歩道舗装工事、横断柵等の設置、市道南20号線の整備を行うもの。
なお、工事内容によって、昼間と夜間の工事を行う。工事中に歩行空間を歩道内で確保するのが困難な歩道舗装工事等は夜間工事となる。

緑色着色部分の歩道側の工事を実施する。歩道工事には横断柵や点字シート等の内容が含まれる。
緑色の斜線で囲われている、調布駅前広場から市役所前通りまでの歩行者専用道路については、今後整備を予定している。

上屋(歩行空間の屋根)工事は、図の赤色の個所となる。
工事期間は2019年2月から2020年3月までの約1年1ヶ月を予定している。
工事内容は、ロータリー全周に上屋の設置工事を行うもの。
上屋工事は、工事範囲を囲って、囲いの中での工事となるため、原則昼間工事となるが、一部仮囲いの設置が困難な個所については、夜間工事となる。

上屋工事の平面図。
図の斜線部分が上屋を設置する箇所で、基本的に、ロータリー沿いの歩道部分に上屋を設置する。
また、バス乗降場や身障者用乗降場、車道横断部については、車道側に屋根を設置することになるため、歩道部の屋根に比べ高い屋根となる。
屋根の高さは歩道部分は3m~3.5m、車道部分は4.8m~5.3m程度となる。

上屋の断面図。
左側の断面は歩道上屋、右側がバス停の上屋となっている
ピンク色で着色されている部分が屋根となる。
各断面の屋根幅や屋根の高さはこちらの図の通りとなる。
調布駅北側の上屋については、布田駅、国領駅の上屋と同じアルミハニカムパネル構造で、グレー調の(N-65 三分艶)とする。


布田駅前広場と国領駅前広場のバス停部の上屋の写真。
バス部分については、車道側に高い屋根が張り出している。色味や構造はこちらと同じものとなる。

駅前広場につながる、この市道南22号線について、現在は赤線のバツ印がついている左向きの規制となっているが、上屋工事完了後は緑色の線で囲われた右向きに交通規制変更を予定している。
説明会配布資料(PDF)
説明会について。
市長が途中で退席したのは驚きました。
市民説明会より優先する「20時過ぎの業務」って、一体どんな業務なんでしょうか。
今回の説明会も平日の夜間に実施されました。
平日の夜間では仕事で参加できない市民が多いはずです。
なぜ市は平日以外に土日の昼間にも説明会を実施しないのでしょうか。
市長は「今後、市民参加で駅前広場をつくって行く」としています。
アリバイづくりでない、市長が選挙公約で掲げた「市民との協働」をきちんと実践し、使いやすく快適で安全、子供の笑顔と歓声がある「日本一の駅前広場」をつくってもらいたいと思います。
参加できない市民でも内容がわかるように、説明会はインターネットで見られる努力を市にはしてもらいたいと思います。
説明会の模様をYouTubeに投稿すれば良いのです。
実際に、私がYouTubeに投稿した事例です。
「京王線(笹塚駅〜つつじヶ丘駅間)都市計画変更素案説明会 2009年11月20日」
調布駅周辺地区計画第2回街づくり懇談会③「調布駅南口東地区(1)2010年6月15日」

市からは長友市長、荒井副市長、八田都市整備部長ほか関係職員が出席。

第1部「調布駅前広場のこれまでの経緯及び今後の予定について」

冒頭で市長が挨拶(経過説明)した後、これまでの経緯と今後の整備について職員が説明しました。
(主な説明:文責=大須賀)

調布駅南地下自転車駐車場については、駅周辺土地の公有地化の目途が立たなかったことから、駅前広場整備スケジュールに影響を与えない範囲で、駅前広場南側の地下に約1,900台分の自転車駐車場を整備することとし、2015年11月に都市計画決定をし、2016年4月に事業認可を取得した。
その後、市民から駅前広場の樹木を保全してほしいとの声があり、記念樹的な樹木について、原位置での保全を前提として検討を進めていくこととした。
このため、地下駐輪場整備範囲内にある記念樹的な既存樹木4本を原位置に保全しながら、当初計画のとおり地下駐輪場を整備するための工法検討をするなどの修正設計を実施した。

既存樹木4本は、地下駐輪場の地下躯体の上に位置しているとともに、市と民間の土地境界付近に位置している。このような状況の中、樹木の保全と計画どおりの地下躯体築造の両立を図る工法検討を行った。
この図の案では樹木の下を薬液で固めてその中を掘る方法だが、薬液による樹木への悪影響の可能性が高く、薬液の影響が民地に及ぶ恐れ等がある。
これ以外に他の案も考えたが、多額の費用と期間をかけても樹木への影響は大きく、樹木の保全と計画どおりの地下躯体築造の両立は困難と言わざるを得ない。
このため、樹木の下に駐輪場の躯体を造らないことも考えたが、その場合は都市計画変更が必要で、その手続きに年単位の期間が必要となることから、地下駐輪場の完成が年単位で遅れ、結果として、駅前広場整備も遅れることとなる。

これらのことから、既存樹木4本を原位置に保全し、駅前広場整備を計画どおり進めていくためには、地下駐輪場の計画を見直さざるを得ないという結論に至った。このため、駅前広場の地下に駐輪場を造るのではなく、現在借地している駐輪場の恒久化も視野に、駅周辺で地下駐輪場の代替施設の確保に努めて行く。
なお、見直しに当たっては、駐輪場の有料化等が進んできていることから、現時点での各駅周辺の駐輪台数を把握するため、駅周辺の駐輪台数等の現況調査を実施し、その結果を参考に検討して行く。

2014年度から2025年度までの中心市街地のスケジュール。
大きな1段目が、調布駅前広場。
2段目が、自転車駐車場、次の段が、調布駅周辺の区画道路。
その次の段が、都市計画道路、調布3・4・28号線蓮慶寺通り、調布7・5・1市役所前通り。
一番下の段が、鉄道敷地のスケジュール。
なお、この表については、2019年1月現在のスケジュール案となっているので、今後、基本計画などの諸調整により、変更する可能性がある。

調布駅前広場については、北側ロータリーの工事を2015年度から順次実施している。
2018年度は、この後の第2部の工事説明会で具体的に説明する。
南側ロータリー側については、今年の4月までに暫定開放する予定。
南側ロータリーの整備については、2020年度までに詳細設計を実施し、2021年から順次整備を実施していく予定であり、2023年度までにはロータリー部分の街築及び上屋工事が完成する予定としている。

広場機能については、2019年度の秋ごろまで、市民の利便性向上を図るため、トリエ京王調布の開業など周辺環境の変化や、事業実施段階における諸課題への対応なども含めて、最終案として取りまとめるべく、適時適切に市民参加を実践しながら、協議・調整を進めていく予定。
その後、2020年度には環境空間である広場機能の実施設計を実施する。
実施設計後、2021年から北側ロータリーや北側駅前広場の歩道部分の舗装や広場空間の整備を実施していく。
南側駅前広場については、南側ロータリーの街渠及び上屋工事が完了する2024年度から、順次、歩道部分の舗装や大屋根、公共施設棟を整備していく予定。
調布駅前広場については、2025年度末を目途として整備をしていく予定。

今まで市民参加を図りながら検討してきた駅前広場等に関する諸計画を踏まえ、社会情勢や周辺環境の変化、2019・2020国際スポーツイベントの開催、その先の中長期的な街づくりを見据えた整備を行っていく。
そのため、2020年度に駅前広場機能の詳細設計実施に向けて、2019年度に駅前広場機能の再確認・再検証を実施していく。
併せて、広場機能の利活用を踏まえた駅前広場機能とするため、市民へ広く情報提供を図りながら検討を行っていく予定。

開放については、現在工事中。
今年4月までには仮囲いを撤去して、ピンク色の部分を歩行空間として、開放していく予定。
なお、暫定開放する部分については、今後の駅前広場の利活用見据えて、実験的な取組みもしていきたいと考えている。
<質疑応答>
出席者からの質問に答弁する長友市長。

20時12分 参加者から「大切な会だから最後までいてください」との声がありましたが、市長は「業務が終わってない」との理由で退席してしまいました。


第2部「平成30年度に着手する道路工事及び上屋工事について」


現在の北側ロータリーは、バス停がロータリー内に入り切れておらず、スライドの⑤⑥⑦の位置にバス停があり、周辺道路の交通の阻害となっている。
そのため、北側ロータリーを整備することによって、鉄道駅とバスとの交通結節機能の強化はもとより、すべてのバス停をロータリー内に収めることによって、旧甲州街道をはじめとした周辺道路の交通の円滑化が図られる。
また、⑤、⑥のバス停がロータリー内に入ることによって、吉野家の前あたりの歩道の狭い場所が前後の歩道と同じ幅に整備できる。
そのほか、新しいロータリーにはバスの待機場所、身障者用乗降所、一般車用乗降所も新たに設けることとしている。
調布駅北側を整備することで、交通結節機能の向上とそれに伴い周辺道路の交通渋滞の緩和が期待される。

駅前広場の全体のスケジュールとしては、①~⑪の順に段階的に整備を進めて行く。
北側については、2016年度から整備を始めており、2019度まで暫定整備をする予定となっている。
南側については、2020年のオリンピック・パラリンピック終了後よりロータリーの整備に着手して行く。

2018年度(2019年3月まで)に実施する工事の内容は、調布駅の北側にあるロータリーの西側部分を将来のロータリー形状にする工事及びロータリー全周に上屋を設置する工事となる。
内容としては、大きく3つある。
まずは、道路工事(その1)、黒色で囲っている範囲の工事となるが、車道の舗装工事及び歩道と車道の間にある街きょの工事をする。
2つ目は上屋設置工事。赤色で囲っている箇所でロータリー沿いに上屋(うわや=歩行空間の屋根)を設置する。
3つ目は、道路工事(その2)。青色で囲っている範囲の工事となるが、歩道の舗装や横断抑止柵の設置等をする。
最後に、青色の斜線で囲われている調布駅前広場から市役所前通りまでの歩行者専用道路については、今後整備を予定している。

2020年のオリンピック・パラリンピックまでの工事スケジュール。
1月下旬から車道部分の道路工事を実施する。
車道部分の工事完了後、上屋工事に着手する。上屋工事は2019年度末までの2か年工事となる。
上屋工事の途中に歩道部分の道路工事に着手し、こちらは2019年6月末頃の完了を予定している。

北側ロータリーで最終形状になっていないパルコ前の車道工事で、工事個所は図の黒色の個所。
工事期間は2019年1月から2月までを予定している。工事内容は、パルコ前の歩道部を広げる工事で、車道に側溝を設ける工事の後、車道舗装を行うもの。この工事によりロータリーの最終形状が出来上がる。
なお、工事内容によって、昼間と夜間の工事を行う。現在の置きガードレールの内側は昼間工事とし、置きガードレールの外側は夜間工事とする。

歩道と車道の境界にある雨を処理するための側溝を設置する工事。
現在は図の青線の位置が歩車道境界となっているが、工事を行うことで、図の赤線の位置が歩車道境界となるす。図の左側のパルコ前では、歩道が約5mから約8mに広がる。また、緑色で囲っている範囲の車道舗装工事を行う。

工事範囲の写真。左側の赤矢印で示している既存の側溝を撤去して、右の赤矢印のイメージ図が描いてあるあたりに、側溝を新設する。この写真のように歩道が広がる。

道路工事(その1)で施工したパルコ前の歩道工事。
工事個所は図の青色の個所。工事期間は2019年3月から6月までを予定している。
工事内容は、歩道舗装工事、横断柵等の設置、市道南20号線の整備を行うもの。
なお、工事内容によって、昼間と夜間の工事を行う。工事中に歩行空間を歩道内で確保するのが困難な歩道舗装工事等は夜間工事となる。

緑色着色部分の歩道側の工事を実施する。歩道工事には横断柵や点字シート等の内容が含まれる。
緑色の斜線で囲われている、調布駅前広場から市役所前通りまでの歩行者専用道路については、今後整備を予定している。

上屋(歩行空間の屋根)工事は、図の赤色の個所となる。
工事期間は2019年2月から2020年3月までの約1年1ヶ月を予定している。
工事内容は、ロータリー全周に上屋の設置工事を行うもの。
上屋工事は、工事範囲を囲って、囲いの中での工事となるため、原則昼間工事となるが、一部仮囲いの設置が困難な個所については、夜間工事となる。

上屋工事の平面図。
図の斜線部分が上屋を設置する箇所で、基本的に、ロータリー沿いの歩道部分に上屋を設置する。
また、バス乗降場や身障者用乗降場、車道横断部については、車道側に屋根を設置することになるため、歩道部の屋根に比べ高い屋根となる。
屋根の高さは歩道部分は3m~3.5m、車道部分は4.8m~5.3m程度となる。

上屋の断面図。
左側の断面は歩道上屋、右側がバス停の上屋となっている
ピンク色で着色されている部分が屋根となる。
各断面の屋根幅や屋根の高さはこちらの図の通りとなる。
調布駅北側の上屋については、布田駅、国領駅の上屋と同じアルミハニカムパネル構造で、グレー調の(N-65 三分艶)とする。


布田駅前広場と国領駅前広場のバス停部の上屋の写真。
バス部分については、車道側に高い屋根が張り出している。色味や構造はこちらと同じものとなる。

駅前広場につながる、この市道南22号線について、現在は赤線のバツ印がついている左向きの規制となっているが、上屋工事完了後は緑色の線で囲われた右向きに交通規制変更を予定している。

説明会について。
市長が途中で退席したのは驚きました。
市民説明会より優先する「20時過ぎの業務」って、一体どんな業務なんでしょうか。
今回の説明会も平日の夜間に実施されました。
平日の夜間では仕事で参加できない市民が多いはずです。
なぜ市は平日以外に土日の昼間にも説明会を実施しないのでしょうか。
市長は「今後、市民参加で駅前広場をつくって行く」としています。
アリバイづくりでない、市長が選挙公約で掲げた「市民との協働」をきちんと実践し、使いやすく快適で安全、子供の笑顔と歓声がある「日本一の駅前広場」をつくってもらいたいと思います。
参加できない市民でも内容がわかるように、説明会はインターネットで見られる努力を市にはしてもらいたいと思います。
説明会の模様をYouTubeに投稿すれば良いのです。
実際に、私がYouTubeに投稿した事例です。
「京王線(笹塚駅〜つつじヶ丘駅間)都市計画変更素案説明会 2009年11月20日」
調布駅周辺地区計画第2回街づくり懇談会③「調布駅南口東地区(1)2010年6月15日」
2018年12月06日
市議会平成30年第4回定例会 一般質問
調布市議会平成30年第4回定例会で一般質問をしました。


質問項目は
1 調布駅前広場計画について
(1) 現状の課題について
(2) 今後の計画について
2 ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくりについて
(1) 観光・産業振興について
(2) 学校教育について
(3) おもてなしについて
(4) レガシーについて
市議会ホームページに質問と答弁がアップされたので転載します。
一括質問方式で質問を行いましたが、分かりやすいように構成しています。
なお、写真は質問の際に議場のスクリーンで使用したものです。
(調布駅前広場計画〜現状の課題について)
◆大須賀
今回は、調布駅前広場計画についてと、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくりについてお伺いします。
調布駅前広場計画についての1点目として、現状の課題についてお尋ねします。
ことし1月16日、調布駅前広場整備に関する説明会で長友市長は、最後は行政として判断をする、最高責任者は私なので、どの道を選択しても私が責任を持ってやったことと理解していただいて結構と明言なさいました。そして自民党創政会が性急な工事着工の延期を求める再要望書を提出したにもかかわらず、伐採を強行しました。
しかるに11月12日、地下駐輪場の建設と敷地内にある4本の樹木の保全の両立が困難だとして、まさかの建設断念が市議会全員協議会で市長から表明されました。
11月18日、武蔵野の森総合スポーツプラザで全国育樹祭の式典が開催されました。地元市長として長友市長は皇太子同妃殿下と約5,000人の参加者の前で、改めて森林のもたらす恵みに思いをはせ、先人から受け継いだ豊かな森と緑を次世代に継承していく決意を新たにしておりますと力強く挨拶なさいました。

調布の駅前広場には、先人から受け継いできた調布の森がありました。一部移植されたものの、地下駐輪場建設のために33本の樹木が伐採されました。

一方、調布を代表する魅力、特色だったタコ公園で遊ぶ子どもたちの笑顔と歓声は、代替公園が市役所西側の線路跡地につくられる予定ですが、駅前広場からは消滅してしまったのです。

地下駐輪場がつくられなくなったことを考えると、樹木の伐採とタコ公園の撤去は一体何だったのでしょうか。結果的に見切り発車であったと言わざるを得ないのではないでしょうか。同事業と地下駐輪場の設計などに投入した事業費は約9,800万円に及ぶと思われます。
調布市報11月20日号の市長コラムで、みんなで協力して最善のおもてなしを考えていきたいと書いておられますが、ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を調布の森と子どもたちの笑顔と歓声でお出迎えをし、調布と日本中、世界中の子どもたちが駅前広場で一緒に遊ぶおもてなしの機会を台なしにしてしまった責任は誰にあるのでしょうか。
Q.政治は結果だと言われます。市長としての結果責任をどのように考えておられるのでしょうか。御見解をお伺いします。
地下駐輪場の建設断念について、市議会には11月12日の全員協議会で報告、マスコミには11月26日の定例記者会見で説明したようですが、昨日発行された市報12月5日号にも、きょう現在ホームページにも何ら表記はありません。また、11月13日に開催された調布市都市計画審議会で市長は挨拶をなさいましたが、昨年、調布駅周辺に商業ビルがオープンし、深大寺の白鳳仏が国宝に指定されてから、調布駅の乗降客数がふえたお話はしましたが、市の都市計画を所管する審議会委員に建設中止について一言も言及しませんでした。
Q.市長として速やかに市民に説明しない理由は何でしょうか。市民にどう説明するお考えなのか、説明責任についての御所見をお聞きします。
◎答弁:長友・市長
私からは、調布駅前広場計画における基本的な考え及び2019年、2020年、世界的イベントを契機としたレガシーについてお答えします。
調布駅前広場については、平成12年の中心市街地街づくり総合計画の策定以降、参加と協働のまちづくりを実践していく中で、駅前広場研究会による検討や勉強会、意見交換会などを重ねております。その過程で平成21年に中心市街地デザイン・コンセプトを策定し、平成25年に駅前広場検討図の公表を経て、平成26年に事業着手したところです。
その後、既存樹木の取り扱いについて、駅前広場の整備や地下駐輪場の整備の進め方を含め、私は直接市民の皆様に御説明する機会を設けさせていただいた上で協議、検討を重ねたところですが、記念樹的な樹木の保全と地下駐輪場整備の両立は困難な状況であり、駅前広場整備をこれ以上おくらせないためにも、残念ながら地下駐輪場の見直しを図ることと判断いたしました。他の事業においても同様でありますが、予定どおりに事業が遂行できないことに関しては市、また市長、結果責任はそれは当然感ずるところでございます。
他方、調布駅前公園、通称タコ公園については、従前より御説明しているとおり、調布駅前広場の南側ロータリーの計画エリアであることから、撤去については当初段階から必要であったものです。
また樹木についても、地下駐輪場の計画にかかわらず、駅前広場整備においてロータリーや環境空間の整備を行うために移植や伐採をいたしました。これまで市の計画において計画の変更が避けがたい場合や時点修正が必要となった事例など、総合調整を行わせていただき、議会への説明、協議、検討を経て市民の皆様に報告させていただいており、本件についても今後、市報やホームページにて広報してまいります。
また、地下駐輪場の見直しについて、これまでの経過や駅前広場整備に向けたこれからの進め方について、なるべく早期に私から説明させていただく機会を設けたいと考えております。これまでの市民の皆様との意見交換において多様な御意見等をいただいたことを貴重な市民参加の内容と捉え、イベント利用などにより、にぎわいのある調布ならではの空間を継承しつつ、安全で快適な交通結節機能を確保するとともに、市民の皆様が集い、親しまれる駅前広場となるようソフト、ハード一体となり、駅前広場の整備を進めていく必要があると考えております。そのため、これまでの検討経過を踏まえつつ、引き続き検討を要する事項については適時適切に市民参加を実践しながら、今後も魅力あふれる駅前広場を目指してまいります。
(調布駅前広場計画〜今後の計画について)
次に、今後の計画についてお伺いします。
先ほど紹介した市報のコラム欄で市長は、みんなで協力して最善のおもてなしと書いておられます。
Q.地下駐輪場建設予定地だった場所を含め、調布駅前広場はどのような整備をしてラグビー、オリ・パラの国内外の観光客のおもてなしをするのでしょうか。教えてください。
市議会建設委員会では樹木、公共施設棟と大屋根、歩行者動線、バスベイとタクシープール、ロータリーの大きさ、グリーンホールの屋外階段、タコ公園、イベント機能などについて大いに議論がなされてきました。現計画ではグリーンホールの屋外階段を撤去することにより、大ホール機能が消滅してしまいます。大ホール機能の代替についてはいまだに明らかにされず、市の新たな計画が既存の計画の首を絞めるという通常ではあり得ない状況に陥っています。NHKのチコちゃんが聞いたら叱られてしまうのではないでしょうか。
全員協議会で自民党創政会の渡辺幹事長がグリーンホールの屋外階段を計画区域から外すべきではないかと発言しましたが、私も同感です。市が外したくない気持ちはわからなくもありませんが、法的なものを含め、外せない根拠は示されていません。
Q.駅前広場整備計画について、改めて計画の中身を検証し、必要ならば見直す考えはないのでしょうか。市民の理解が前提ですが、ここまで来たら多少おくれても、より快適で安全な駅前広場をつくる選択の可能性はないのでしょうか。法的なものも含めて、おくれることができない根拠もあわせて教えてください。
Q.また、市長のかかわり方を含め、今までの市の計画の進め方、市民への説明と市民参加のあり方をどのように評価しているのでしょうか。反省点と教訓があるとすれば何でしょうか。今後の駅前広場整備については改めて市民参加で行うとしていますが、市民参加には住民説明会、市民会議、協議会、ワークショップ、アンケートなど、さまざまな手法があります。市民との協働を具体的にどのように進めていくのでしょうか。お考えをお聞かせください。
◎答弁:八田・都市整備部長
私からは、調布駅前広場の今後の計画などについてお答えします。
調布駅前広場については、その広場機能として交流機能、景観形成機能、情報提供機能及び防災機能の4つの機能を持たせることをコンセプトとし、中でも交流機能において、歩行者動線の確保と回遊性の向上などを考慮した中で、緑の確保やベンチなどの憩いの空間、イベント広場としてのにぎわい空間を整備し、市民の方々がにぎわい、憩い、集い、語らうための機能を向上させていくこととしています。
また、景観形成機能として、景観や日陰、木陰などを考慮した樹木の配置、モニュメント、ストリートファーニチャーなどの設置により、市の顔としての機能を向上していくこととしております。その中で新たにつくるものと既にあるものを連携させ、さらにまちの魅力を高め、市の豊かな自然を背景に、にぎわいと潤いのある広場とするために、市民誰もが憩える環境空間となるよう取り組んでまいります。
次に、ラグビーワールドカップ2019や東京2020大会に向けた広場の整備については、現在仮囲いをしている南側ロータリー予定地について、一部エリアを除き仮囲いを撤去し、ラグビーワールドカップ2019のファンゾーン展開など、歩行空間やイベント空間として暫定開放していきたいと考えております。
調布駅前広場の整備については、交通結節機能として鉄道やバスなどの公共交通への乗り継ぎの利便性の向上はもとより、にぎわい創出を含めた環境空間についても考慮した検討を進めております。平成24年8月の調布駅付近連続立体交差事業による地下化からはや6年が経過しており、早期に事業効果を発揮させるためにも、市民が集う広場とともに交通結節機能の向上を図るため、駅前広場の整備を早期かつ着実に進めていくことが必要であると考えております。
引き続き広場機能については、今年度から来年度秋ごろを目途に、オープンハウスやアンケート調査など多様な市民参加手法を取り入れ実践していく予定であり、これまでに公表した駅前広場検討図から、この間のトリエ京王調布の開業など周辺環境の変化や、事業実施段階における諸課題への対応なども含めて、最終案として取りまとめるべく、適時適切に市民参加を実践しながら協議、調整を進めてまいります。
(ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくり〜観光・産業振興について)
次に、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくりについての1点目として観光・産業振興についてお尋ねします。
ラグビーワールドカップ、オリ・パラと2年連続で世界最大級のスポーツイベントが調布市で開催され、国内外から注目される今こそ、観光と産業の振興に全力を投球するべきだと思います。調布を訪れた人が映画、音楽、スポーツ、深大寺、ゲゲゲの鬼太郎、新選組などの魅力や特色を一目見てわかるように可視化、具現化することは大切なことではないでしょうか。
一般質問や委員会審査で例えば調布駅前の路面にガメラの実物大の足形を表示、市内各駅や観光ポイント周辺に石原裕次郎さん、浅丘ルリ子さんなどの俳優、女優、近藤勇など新選組隊士の像やモニュメントなどを設置して回遊してもらう提案をしてきました。
音楽のまち楽都郡山を標榜する郡山市は音楽をイメージした創作コンテストを開催し、駅周辺の事業所が里親になってベンチや椅子を商店街に設置しています。

Q.調布の魅力、特色の見える化について市内にどう具現化していくのでしょうか。お考えをお聞かせください。
(インバウンド対応の課題と対策について)
調布市内の観光スポットはインターネットでどのように対応しているのか調べてみると、武者小路実篤記念館のホームページを初め、まだ外国語に対応していないものが少なくありません。

Q.市内観光スポットのホームページや施設、駅周辺での対応など、デジタルサイネージやQRコードなど新たな手法を含め、インバウンド対応の課題と対策についてお聞きします。
(市のホームページの現状の評価と今後の改善点について)
ことしは明治維新から150年、歴女や刀剣女子に代表されるように新たなブームも起きています。先月もNHK-BS「ザ・プロファイラー」で近藤勇が特集されました。一例ですが、市のホームページで近藤勇を検索してみると、近藤勇の史跡と野川公園のページで野川公園、生家跡、龍源寺の墓は紹介されていますが、西光寺の近藤勇像は紹介されていません。

新選組や近藤勇押しで訪ねてくる観光客のニーズと少しずれているように感じます。観光する側の視点で、情報紹介のあり方を見直す必要があるのではないでしょうか。
Q.市のホームページはインバウンド対応を含め、使いやすくわかりやすいものになっているのでしょうか。ラグビー、オリ・パラ開催都市のホームページとの比較を含め、現状の評価と今後の改善点についてお伺いします。
(ウェブサイトでの市内事業者の対応について)
観光客が飲食店、お土産店、観光スポットなどをスマートフォンで検索するときに、グーグルやトリップアドバイザーなどのウェブサイトを利用します。これらのサイトの情報掲載は無料ですが、掲載は自力でしなければなりません。実際に調布駅と飛田給駅周辺のページを見ると、掲載されていないお店がある理由はここにあると思われます。市はラグビー、オリ・パラ開催時には市内各所を回遊するシャワー効果も期待しているはずです。
Q.観光客、特に外国人観光客が利用するウェブサイトでの市内事業者の対応はどうなっているのでしょうか。市内の店舗情報を1店でも多くウェブサイトに日本語と外国語で掲載するためには、都や商工会などと連携して技術的、経済的に支援する必要があると思いますが、市のお考えをお聞かせください。
(個人店のラグビー、オリ・パラ対応について)
飛田給駅周辺のチェーン店ではない個人店の店主さんにラグビー、オリ・パラ対応について聞いてみると、課題として皆さんが挙げたのがトイレの洋式化、車椅子対応、外国語のメニュー、指さし会話表などです。
Q.こうした課題にどう対応していくのでしょうか。お考えをお聞かせください。
(キャッシュレス対応について)
調布を訪れる多くの外国人観光客は飲食や買い物などの際、クレジットカード決済、電子決済などキャッシュレス決済をする人が多いと予測されています。チェーン店と異なり、市内の個人店の多くは対応できていないのではないでしょうか。飛田給で個人店の店主さんに聞いてみると、キャッシュレスに対応したいが、金銭的に難しい、補助があったら考えるという人が少なくないのです。
一方、設置費用と運用に余りお金がかからないラインペイなどの新たな手法も始まっています。外国人にとっては便利なだけでなく、現金決済より使用金額が多いこともキャッシュレスの特色だと言われています。日本クレジット協会の調査によると、2015年、浅草仲見世商店街での外国人1人当たりの支払い平均金額は、現金が2,825円なのに対し、クレジットカードが4,557円と1.6倍になっています。
Q.キャッシュレス対応をどう進めていくのでしょうか。お考えをお聞かせください。
◎答弁:田波・産業振興担当部長
初めに、調布の魅力、特色の具現化についてであります。
これまでトリエ京王調布のオープンを契機に、京王電鉄が調布駅構内を映画フィルムやレッドカーペットに見立てた装飾をしたほか、市では広場口壁面への映画のまち調布をモチーフとしたデザインラッピングなどの取り組みを進めてまいりました。また、京王線各駅における列車接近メロディーについては、市内全9駅のうち5つの駅でそれぞれの地域にゆかりのあるメロディーを導入しております。そのほかにも市内映画、映像関連企業と連携して市民が出演する時代劇撮影体験を実施し、イオンシネマシアタス調布において調布PR動画として上映しました。
加えて、今年度は2019年、2020年に向け、府中市、武蔵野市、旅行会社と連携して訪日外国人観光客に向けた体験型コンテンツの開発に取り組んでおります。調布の魅力を世界中に発信する絶好の機会でありますので、引き続き多様な主体と連携しながら、調布ならではの特色ある取り組みを進めてまいります。
観光サイトの多言語対応については、調布市観光協会のホームページの自動翻訳機能に加え、平成29年10月に日本語のほか7言語による観光情報サイト、ガイドアのサービスを開始いたしました。ガイドアは深大寺や実篤記念館を初め、市内14カ所の観光スポットを紹介するウェブ上のデジタル版観光マップで、各スポットに掲示しているQRコードを読み取ることによりスムーズにサイトを閲覧することができる機能も有しております。引き続き、多言語対応の観光サイトの充実を図ってまいります。
市内事業者のウェブサイトへの対応については、調布市商工会が本年2月、商店会長を対象にインバウンド対策セミナーを開催し、多くの外国人が閲覧するウェブサイトへの情報登録の促進を図ったところであります。また、東京観光財団においては、宿泊施設、飲食店、小売店におけるホームページやパンフレット等の多言語対応や、トイレの洋式化、Wi-Fi環境の整備などを目的とした補助制度を設けております。今後もウェブサイトへの登録促進や補助制度の周知について、商工会や観光協会と連携しながら取り組んでまいります。
次に、キャッシュレス対応についてであります。
経済産業省では、日本のキャッシュレス対応が普及していない要因に、店舗側の課題として端末機導入に要する費用やサービス事業者に支払う手数料負担のほか、キャッシュレス決済に対する知識不足があるとしています。こうした状況は市内商店においても同様と捉えており、商工会では12月3日にキャッシュレス対応についてのセミナーを開催したところ、定員を超える応募がありました。
市としても多くの市内事業者の関心が高かったことを踏まえ、キャッシュレス化のメリットや多様なサービスの仕組みを伝えるセミナーの開催は今後も必要であると考えております。引き続き商工会と連携しながら、市内事業者への導入促進につながる取り組みを進めてまいります。
(ふるさと納税について)
ふるさと納税の影響について、今までは平成28年度に約2億円余、29年度に3億5,000万円余と市税が減収する一方でした。調布の魅力、特色を官民一体で創出することによって、ふるさと納税についても反転攻勢、増収の方向に施策展開できる可能性はないのでしょうか。一般質問や委員会審査で行政経営部長は、さまざまな角度からふるさと納税制度の活用のあり方を検討と答弁してきました。ラグビー、オリ・パラで国内外から注目される最大のチャンスを逃してはならないと思います。
返礼品は、特にソフト面で調布の特色を生かしたらどうでしょうか。関係者の協力が必要ですが、例えば桐朋学園大学の学生、卒業生の生演奏で歌を歌える、近藤勇に扮して写真やミニ時代劇を撮影できる、花火大会を打ち上げ会場から、言いかえれば花火を真下から見られる、あるいは、フランス語に堪能な長友市長にマンツーマンでフランス語を教えてもらう権利などはいかがでしょうか。返礼品のあり方が大きな課題となっています。メニューづくりを、市民からの公募や庁内の若手職員によるコンペなど、さまざまな手法を使うことにより、調布の新たな魅力づくりにつながるかもしれません。
Q.積極的にふるさと納税施策を展開するお考えをお聞きします。
◎答弁:山内・行政経営部参事
ふるさと納税制度は、自分が生まれた故郷や自分が応援したい自治体を支援することを目的とした寄附制度として創設されました。多くの自治体では、ふるさと納税制度を活用し、寄附の返礼品に地場産品を用意するなど、その自治体ならではの創意工夫により地域活性化につなげている取り組みがなされております。
一方、一部の自治体では、返礼割合が高い返礼品を初め高価な返礼品を提供することを競うような状況が見受けられ、総務省からは、本来のふるさと納税制度の趣旨から逸脱するような返礼品を送らないよう各自治体に対し繰り返し通知が出されております。ふるさと納税制度が普及し、その適切な対応が全国の自治体に求められる中、市としても、調布を応援したい方々の御厚意を受けとめる手法として、制度本来の趣旨に沿った取り組みについては検討する必要があると考えております。
これまで調布市では、市ホームページにふるさと納税の関連情報をまとめて掲載することで、寄附者にとってわかりやすい情報発信を心がけるとともに、各種基金を活用して実施した具体的な事業を紹介するなど、基金の目的をわかりやすく御案内し、寄附の促進につながるよう努めてまいりました。また、過当な返礼品競争にくみするのではなく、具体的な事業を示し、その事業の趣旨や内容に共感、賛同した方から寄附を募る手法としてクラウドファンディングを検討し、今月から公園整備事業を対象に寄附金の募集を開始したところであります。
今後につきましては、今回のクラウドファンディングの実施結果を検証するとともに、環境施策のほか、子ども・福祉分野や観光・産業振興等の視点も含め、有効な寄附促進策について多角的に検討してまいります。
(学校教育〜子どもたちが参加・観戦する機会について)
次に、学校教育についてお伺いします。
前回の1964東京オリンピックの記憶は、皆さんどうでしょうか。私は当時4歳、長野県でテレビで見ていましたが、開会式のジェット機による五輪のマーク、東洋の魔女が金メダルを取った試合などのシーンを鮮明に覚えています。飛田給地域の60代、70代の方は、甲州街道をアベベが走ったのを沿道で応援していたときの話を目を輝かせて語ります。オリンピックの影響は計り知れないものがあるようです。
1998長野冬季オリンピックでは、子どもたちが聖火ランナーと一緒に走りながらスタジアムに入ってきたり、雪ん子150人が登場し、歌手の森山良子さんと一緒にテーマソングを歌い踊るなど、多くの子どもたちが開会式に参加しました。
2002サッカーワールドカップでサウジアラビア代表チームが調布市でキャンプを行いましたが、飛田給FCの子どもたちが味の素スタジアムでの練習試合のボールボーイを務めました。私の息子も一員として参加しましたが、貴重な思い出となっているようです。
Q.子どもたちが何らかの形で式典、競技、表彰式などに参加する機会、競技を観戦する機会はどうなっているのでしょうか。教えてください。
(学校教育〜英会話教育の充実について)
調布を訪れる国内外の観光客への対応をできたら中学生にも期待します。特に現在の中学2年、3年生は開催時に高校生となっています。大切なのは外国人と話してみようと挑戦する気持ちを持つことだと思います。この機会を生かし、英会話教育をより充実させるべきだと考えます。
また、英会話ができても調布の魅力や特色についての知識がないと外国人に説明ができません。改めて学習する必要もあるのではないでしょうか。授業時数に関しては、総合的学習の時間をオリ・パラ関連教育に推奨することも1つのあり方かもしれません。
Q.貴重な機会を子どもたちに有意義に体験してもらうことについての市教育委員会のお考えはどうなのでしょうか。そのための工夫は何でしょうか。学校、教員、子どもたちにどのようなサポートができるのでしょうか。教えてください。
◎答弁:柏原・教育部長
次代を担う子どもたちにとってオリンピック・パラリンピックの競技を直接競技場で観戦することは極めて貴重な体験であり、スポーツの役割の重要性や平和のとうとさを実感するとともに、世界に目を向ける絶好の機会となります。そこで、調布市教育委員会では東京都教育委員会に対して、全ての児童・生徒がオリンピック・パラリンピックを実際に競技場で観戦できるよう要望しているところです。また、観戦以外での児童・生徒の大会期間中のかかわりについては、国内外から多くの来訪者をお迎えするイベントへの参加等、可能な限り児童・生徒がかかわれるよう関係機関と連携を図ってまいります。
次に、英会話教育についてですが、中学校の外国語科の指導は、新学習指導要領においても英語の知識、技能を身につけるだけではなく、簡単な情報や考えなどを理解したり表現し、コミュニケーションを図る資質・能力を育成することが重要とされています。各中学校ではこのことを踏まえ、実際に使えるようなコミュニケーションの場を授業の中でも重視しており、例えば外国人指導助手(AET)と直接会話できる場面を設けたり、学んだことを校外学習で生かす場面を設定したりしています。
調布のまちの魅力については、総合的な学習の時間等を活用し、小学校第3学年から体験的な活動を通して地域のよさや特色について調べるなど問題解決的な学習に取り組んでいます。オリンピック・パラリンピック教育についても、例えば中学校においては、小学校からの学びを生かし、オリンピック・パラリンピックの開催に当たり、調布を訪れる外国人の観光客がふえることに対して中学生としてできることは何かという課題意識を持たせるなどのカリキュラムを設定しています。そこで生徒がみずから主体的に英語を使ってみようとする意識を持たせ、積極的に外国の人と会話するような体験型の活動を行うことも考えられます。
教育委員会では、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催まで各小・中学校にオリンピック・パラリンピック教育担当者を配置し、教育委員会において担当者を集めた連絡会を行ってまいります。そこで、英語教育を初め各校の地域の特色を生かした取り組みができるよう推進するとともに、さまざまな外国語に対する関心を高め、多くの外国人と積極的に会話しようとする意欲の醸成に努めてまいります。
(ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくり〜おもてなしについて)
次に、おもてなしについてお伺いします。
先日、飛田給駅のホームで新宿駅までの乗りかえがわからなくて困っている外国人に片言の英語とジェスチャーで乗りかえの仕方を教えてあげました。ラグビーワールドカップイングランド大会を観戦した友人が、ちょっとしたことで助けてくれるボランティアがまちじゅうにたくさんいたと驚いていました。飛田給の知り合いには、正式なボランティアは嫌だし、英語もできないけど、困っている人がいたら助けてあげたいという人が少なくありません。
組織委員会運営の大会ボランティアと東京都運営の都市ボランティア以外に、公共交通や市内観光地の案内などで、いわばちょこっとボランティア的な存在も必要な場面があるのではないかと考えます。
Q.調布独自のボランティアについて、育成と活躍の場づくりは具体的にどうなっているのか教えてください。
また、高校生はかなり戦力になると思います。全国育樹祭でも市内にある都立高校3校の生徒が式典アテンダントとして参加していました。市内在住の高校生を活用すれば、生徒にとっては貴重な経験になり、市にとっても協働の貴重な機会になるのではないでしょうか。
Q.市内在住の高校生の活用についてのお考えをお聞かせください。
◎答弁:小林オリンピック・パラリンピック担当部長
私からは、2019年、2020年、世界的イベントを迎えるおもてなし施策及び開催都市と比較した取り組みについてお答えいたします。
まず、調布市におけるボランティアについてです。
スポーツ祭東京2013を契機に組織されたスポーツボランティアの皆様には、これまで多くのスポーツイベント等で御協力いただいたほか、ことし開催したちょうふスクラムフェスティバルでもさまざまなジャンルで御活躍いただきました。
また、東京都の外国人おもてなし語学ボランティア講座を500名を超える市民に受講いただき、講座修了者を対象に実施した市独自のフォローアップセミナーにも多くの方々に御参加いただけたことで、市民の大会への関心の高さを知ることができました。
大会本番に向けては、多くのゲストをもてなす市民の力が必要となります。今回、市内の各団体、機関に推薦いただき、東京都が募集している都市ボランティアの登録に市として協力したところですが、市独自にボランティア募集を行い、各種研修を実施するとともに、市のイベント運営に御協力いただくなど、さまざまな形で活躍できる機会を提供してまいりたいと考えております。
さらに、市内の高校や大学には2019-2020プロジェクト全体会議に参加いただいており、会議等を通じて情報共有を進めるなど連携を図り、大会へのボランティア協力を求めてまいります。
(他開催都市との比較と調布市の特色について)
調布市商工会の役員さんがラグビーワールドカップの開催都市、熊谷市に視察に行ってきたそうです。熊谷市での開催試合数は3試合ですが、担当職員は何と20人体制だったそうです。調布市は開幕戦を含め8試合、かつ翌年にオリ・パラを控えていますが、現在の担当職員はたったの3名です。
また、ラグビーワールドカップとオリ・パラはそれぞれの組織委員会が公式バッジをつくっています。ラグビーワールドカップで調布独自のバッジをつくって機運を盛り上げる考えがなさそうなので、自民党創政会は有志でオリジナルバッジをつくりました。ちなみにデザインは小林充夫議員です。

Q.ラグビーワールドカップとオリ・パラの開催都市と比較して、参考にするべきものは何でしょうか。一方、調布市の特色は何でしょうか。教えてください。
◎答弁:田波・産業振興担当部長
次に、他の開催都市との比較についてです。
ラグビーワールドカップ2019は全国12都市で、東京2020大会は全国26の自治体でそれぞれ開催されますが、開催までのカウントダウンイベントなど各地で機運醸成に向けたさまざまな取り組みが進められています。市が府や県と連携して進める事例も多く見られますが、調布市は競技会場の所在地として市独自に、また開催都市である東京都と連携して取り組みを行っております。
市独自の取り組みとしましては、ワールドカップのエンブレムが入ったポロシャツの制作のほか、ラグビー応援アンバサダーの活用、企業と連携した調布駅前での大きな写真を使ったラグビーウオールギャラリーの展開などが挙げられます。
また、本年6月の日本代表戦では、東京都と連携し、パブリックビューイングを含むイベントを調布駅前で展開しました。現在は東京都や商工会と連携し、ラグビーワールドカップのバナーフラッグを市内の商店街に掲示しております。
今後は、市民が参加できるイベントの市内各地での開催や効果的なPRの手法など、他自治体の事例も参考にしながら取り組みの充実を目指してまいります。
一方、各開催都市の情報発信につきましては、ホームページの多言語対応を初め、フェイスブックやツイッター等、SNSの活用が図られております。調布市のようにホームページのトップ画面にオリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップの案内が出ている事例もありますが、ホームページ以外に設けられた特設ページで関連情報を集約して発信する事例も見られます。調布市では8カ国語で市内の観光名所を案内するガイドアや、調布市観光協会のホームページ等もあることから、より効果的な情報発信の方法等について検討してまいります。
(ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくり〜レガシーについて)
最後に、レガシーについてお伺いします。
2020年に向けた調布市アクション&レガシープラン2018には、数多くのレガシーが列挙されています。どれも大切なものだとは思いますが、百花繚乱的な印象は否めません。今までは抽象的でよかったと思いますが、オリ・パラの開催は2年後です。現実的、具体的なレガシーを模索するべき時期に入っているのではないでしょうか。また、レガシーの中には優先順位をつける必要もあるものもあると考えます。
Q.市長が最も重要だと考える3つのレガシーは何でしょうか。教えてください。
◎答弁:長友市長
2019年、2020年、世界的イベントを契機としたレガシーについてお答えします。
市では、2020年に向けた調布市の取り組み方針に基づき、大会の開催を契機に調布のまちのさらなる発展と魅力の向上に向け、有形無形のレガシー創出につなげていくことを基本としつつ、調布市の取り組みが多摩地域全体の振興に寄与する視点を加味して、さまざまな取り組みを調布市アクション&レガシープランとして位置づけ、多様な主体と連携、協働しながら取り組んでいるところです。
既にハード面では会場周辺の環境整備が進んでおりますが、引き続き2019年、2020年に向け、スポーツ、文化の振興、産業・観光、まちづくり、福祉、教育など多岐にわたる分野で取り組みを加速させてまいります。その中で、3点という集約はしかねますが、パラリンピックを契機とした障害者への理解やユニバーサルデザインの考えに基づく福祉のまちづくり、大会を契機とした国内外への地域資源の魅力発進、そして各種イベントや事業を支える市民との協働を前進させるボランティアマインドの定着といった視点は各分野を横断する重要なものと考えております。
加えて私個人では、先ほど大須賀議員も東京オリンピック、昭和39年の思い出を語られましたが、閉会式で各国の選手団が肩を組み、歌いながら入場してきた、もうあれを見たときに本当に国際平和、本当に融和というようなものを強く子ども心に感じました。そのようなことを青少年にも一生の感動として持ち得てもらい、平和のとうとさを意識してもらえればなと念願しております。これらの視点に立ち、多くの市民がさまざまな形で大会に参加できるよう、そして大会後にもつながるよう取り組んでまいります。
<再質問>
ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックについて1点、調布駅前広場整備計画について3点、市長に再質問させていただきます。
まず、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックですけども、議場の理事者の皆さんには非常に残念なことがあります。写真で正式なオリンピック・パラリンピックとラグビーワールドカップのバッジを紹介しました。何人の方がつけているでしょうか。私は必ずつけているんですね。いろいろなところに行くと、そのバッジ何ですかと聞かれます。ラグビーワールドカップは開会式、開幕戦を含めて8試合も調布でやるんですよ、オリンピックは5種目、パラリンピックは1種目調布でやるんですよ、いやすごいですねと話題が広がるんですよね。そういった意味では、まさしくチーム長友の1つの象徴として、例えばきょう全員がつけているという話になったら、やっぱり気合い入っているなと思うんですけども、市長がつけているかどうかは言いませんけども、なかなかちらほらという現状はどうしてなんですか。1つの象徴かなと思わなくもないんですけども、その辺について市長の御見解をお伺いしたいと思います。
駅前広場についてですけども、地下駐輪場の建設断念を市民に説明していないことについて、市長はなるべく早期に説明させていただく機会を設けたいと答弁なさいました。11月26日の記者会見を受けて、幾つかの新聞では報道されましたが、新聞を読んだ人以外の市民はどこまで知っているんでしょうか。市民の間で情報格差があってよいのでしょうか。今やインターネットの時代です。市報を待たずに市のホームページで迅速に市民に政策変更を市長が直接知らせることが市長の責務ではないでしょうか。御見解を伺います。
また、地下駐輪場についてですが、国や都の補助金は見通しが立った段階で建設委員会に報告することになっていましたが、なぜか報告がされないまま建設断念が表明されました。地下駐輪場がつくられないのに樹木を伐採し、タコ公園を撤去したことは結果的には見切り発車であったと私は思いますが、市長の御見解をお尋ねします。
最後の質問です。市はタコ公園の代替公園を市役所西側の線路跡地につくるとしていますが、決定的な違いは駅前でないことです。ラグビーワールドカップ、オリ・パラの期間だけでも子どもたちの笑顔と歓声でお出迎えをし、調布と日本中、世界中の子どもたちが駅前広場で一緒に遊べるように、たとえ暫定でも仮設でもタコ公園的機能を整備するお考えはないのでしょうか。市長の御見解をお聞かせください。
◎答弁:長友市長
1問目の2019年、2020年に向けてということで、全くおっしゃるとおりで、いろんなことで機運を醸成していかなきゃいかんというふうに思っております。バッジの件は恐縮でございますが、私も出かけるところ次第ではつけているようにはしておりますから、常に持ってはおります。恐縮でございますが、ぜひ今後ともいろんなお知恵を我々にも与えていただいて、全体会議は議員の中で見ていただいた方もおられると思いますが、あれが我々の本当に素直な気持ちでございまして、関連のスポーツのみならず各種団体の皆様方にお願いをして、一緒に連携を保たせていただいて、オール調布ということでやろうという意気は十分に持っておりますので、それだけはぜひ御理解いただければと思っております。
それから、2点目のことの1問目の市民の間で情報、これ、やはり市の抱えている諸事業の中でも大変重要なことでございますので、発信をさせていただくのは当然であると思っております。その内容につきましては、市報、今、準備をしております。それから、市報ということはその前後にホームページというのが連動してくると思っております。それから、先ほど申し上げましたように、私が加わる形で本問題についての経緯、それから現時点で申し上げられる範囲の今後のことというのを、地下をつくらないならつくらないで、じゃ、どうするんだということを問われるのは当然でございますから、今わかりやすく説明をさせていただく準備はしております。早期にそれをやらせていただきます。
済みません、ちょっと補助金の申告云々のテクニカルなところまでは私自身がつまびらかにしているわけではございませんが、適正に何かやらねばいけないことがあれば、対処させていただきます。
それから、樹木の伐採、タコ公園、街路事業を遂行するに伴って公園のスペースを保ち得なかったということに関しては、残念ながらそのとおりでございますが、必ずしも地下駐輪場をつくるつくらないということに連動しているものではないと思っております。ただ、そのことも含めて市民の皆様方にも御説明していきたいと思っております。
それから、公園に関して駅前でない。これは今、第2問に付随して申し上げたことにどうしても連動するわけでございますが、やはり駅前の非常に親しまれたお別れ会をやらせていただいて、大変多くの方に集まっていただいたこと、記憶にとどめておりますけれども、その思いを大事にしながら、やはりスペースについてはなかなか制約のあることでございましたけども、今後つくっていくものについて、やはり皆様方に最大限親しんでいただけるものを一生懸命つくってまいりたいと思っております。
<取りまとめ>
調布駅前広場の今後の整備については、議会や市民の意見を反映して、市民との協働においても日本一だったと言われるように丁寧に行っていただきたいと思います。
また、ラグビーワールドカップ、オリ・パラ期間中はファンゾーンを展開する計画のようですが、子どもたちが快適、安全・安心に遊べるように、地面をアスファルトに覆うのではなく、ウッドチップや人工芝なども検討していただきたいと思います。
あと観光振興ですが、例えば調布駅東口にある手型モニュメントに毎年、日本アカデミー賞などを受賞した俳優などを追加していくこと、その上で、その手型をハリウッドのように歩道に、あるいは市内各所の街路灯などに埋め込むことはできないのでしょうか。埋め込むことで、その手型を探しに回遊性が生まれることも期待できると思います。御検討をお願いします。
キャッシュレスを初めインバウンド対応ですが、全市的な実態調査及び意向調査が必要だと考えます。商工会と連携した積極的な施策展開を期待します。
ラグビーワールドカップ、オリ・パラは調布の子どもたちが観戦したり参加できる貴重な機会です。調布の子どもだけとは言いません。東京都市長会会長としても、多摩地域の子どもたちに観戦する機会、何らかの企画や事業に参加できる機会を1つでも多くつくっていただきたいと思います。
レガシーについてですが、市長のおっしゃるボランティアマインドの定着は全く私も同感です。日本テレビで毎年「24時間テレビ」をやっていますが、あの番組を見ていると、日本はいい国だなと感動に包まれます。しかし、翌日、飛田給駅北口広場の点字ブロックを見ると、相変わらず自転車がとめられているのを見るとがっかりします。ボランティアマインドが定着して、市内から点字ブロックの上にとめられる自転車がなくなることを期待します。
また、味の素スタジアムから400メートルのところに住んでいることもあって、たばこのポイ捨てと花いっぱい運動にも大いに関心があります。11月25日、飛田給小学校地区協議会主催のふれあいクリーンデーに参加しました。自宅から道路などに捨てられているごみを拾いながら飛小に集合します。飛田給駅周辺を通りましたが、私が拾ったポイ捨てたばこの本数は、ことしも何と100本以上でした。

市のマナーアップキャンペーンなどの努力は評価しないわけではありませんが、結果としての効果が薄いと私は感じています。飛田給駅を初め調布中からどれだけたばこのポイ捨てがなくなるのか、市長のやる気にかかっているのではないでしょうか。
先日のことですが、飛田給駅南口商店会の皆さんが市と協議をして、歩道の街路灯の横に花を植えました。

こうした協働による花いっぱい運動が成功の鍵を握っていると考えています。一昨日、小林充夫議員がすてきな花をたくさん紹介しました。ラグビーワールドカップ、オリ・パラを契機に市内にどれだけ花がいっぱいになるか楽しみにしています。
さまざまなレガシーが具体的な形となって調布市の新たな財産となり、より住みやすく快適なまちになることを期待して私の一般質問を終わります。


質問項目は
1 調布駅前広場計画について
(1) 現状の課題について
(2) 今後の計画について
2 ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくりについて
(1) 観光・産業振興について
(2) 学校教育について
(3) おもてなしについて
(4) レガシーについて
市議会ホームページに質問と答弁がアップされたので転載します。
一括質問方式で質問を行いましたが、分かりやすいように構成しています。
なお、写真は質問の際に議場のスクリーンで使用したものです。
(調布駅前広場計画〜現状の課題について)
◆大須賀
今回は、調布駅前広場計画についてと、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくりについてお伺いします。
調布駅前広場計画についての1点目として、現状の課題についてお尋ねします。
ことし1月16日、調布駅前広場整備に関する説明会で長友市長は、最後は行政として判断をする、最高責任者は私なので、どの道を選択しても私が責任を持ってやったことと理解していただいて結構と明言なさいました。そして自民党創政会が性急な工事着工の延期を求める再要望書を提出したにもかかわらず、伐採を強行しました。
しかるに11月12日、地下駐輪場の建設と敷地内にある4本の樹木の保全の両立が困難だとして、まさかの建設断念が市議会全員協議会で市長から表明されました。
11月18日、武蔵野の森総合スポーツプラザで全国育樹祭の式典が開催されました。地元市長として長友市長は皇太子同妃殿下と約5,000人の参加者の前で、改めて森林のもたらす恵みに思いをはせ、先人から受け継いだ豊かな森と緑を次世代に継承していく決意を新たにしておりますと力強く挨拶なさいました。

調布の駅前広場には、先人から受け継いできた調布の森がありました。一部移植されたものの、地下駐輪場建設のために33本の樹木が伐採されました。

一方、調布を代表する魅力、特色だったタコ公園で遊ぶ子どもたちの笑顔と歓声は、代替公園が市役所西側の線路跡地につくられる予定ですが、駅前広場からは消滅してしまったのです。

地下駐輪場がつくられなくなったことを考えると、樹木の伐採とタコ公園の撤去は一体何だったのでしょうか。結果的に見切り発車であったと言わざるを得ないのではないでしょうか。同事業と地下駐輪場の設計などに投入した事業費は約9,800万円に及ぶと思われます。
調布市報11月20日号の市長コラムで、みんなで協力して最善のおもてなしを考えていきたいと書いておられますが、ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を調布の森と子どもたちの笑顔と歓声でお出迎えをし、調布と日本中、世界中の子どもたちが駅前広場で一緒に遊ぶおもてなしの機会を台なしにしてしまった責任は誰にあるのでしょうか。
Q.政治は結果だと言われます。市長としての結果責任をどのように考えておられるのでしょうか。御見解をお伺いします。
地下駐輪場の建設断念について、市議会には11月12日の全員協議会で報告、マスコミには11月26日の定例記者会見で説明したようですが、昨日発行された市報12月5日号にも、きょう現在ホームページにも何ら表記はありません。また、11月13日に開催された調布市都市計画審議会で市長は挨拶をなさいましたが、昨年、調布駅周辺に商業ビルがオープンし、深大寺の白鳳仏が国宝に指定されてから、調布駅の乗降客数がふえたお話はしましたが、市の都市計画を所管する審議会委員に建設中止について一言も言及しませんでした。
Q.市長として速やかに市民に説明しない理由は何でしょうか。市民にどう説明するお考えなのか、説明責任についての御所見をお聞きします。
◎答弁:長友・市長
私からは、調布駅前広場計画における基本的な考え及び2019年、2020年、世界的イベントを契機としたレガシーについてお答えします。
調布駅前広場については、平成12年の中心市街地街づくり総合計画の策定以降、参加と協働のまちづくりを実践していく中で、駅前広場研究会による検討や勉強会、意見交換会などを重ねております。その過程で平成21年に中心市街地デザイン・コンセプトを策定し、平成25年に駅前広場検討図の公表を経て、平成26年に事業着手したところです。
その後、既存樹木の取り扱いについて、駅前広場の整備や地下駐輪場の整備の進め方を含め、私は直接市民の皆様に御説明する機会を設けさせていただいた上で協議、検討を重ねたところですが、記念樹的な樹木の保全と地下駐輪場整備の両立は困難な状況であり、駅前広場整備をこれ以上おくらせないためにも、残念ながら地下駐輪場の見直しを図ることと判断いたしました。他の事業においても同様でありますが、予定どおりに事業が遂行できないことに関しては市、また市長、結果責任はそれは当然感ずるところでございます。
他方、調布駅前公園、通称タコ公園については、従前より御説明しているとおり、調布駅前広場の南側ロータリーの計画エリアであることから、撤去については当初段階から必要であったものです。
また樹木についても、地下駐輪場の計画にかかわらず、駅前広場整備においてロータリーや環境空間の整備を行うために移植や伐採をいたしました。これまで市の計画において計画の変更が避けがたい場合や時点修正が必要となった事例など、総合調整を行わせていただき、議会への説明、協議、検討を経て市民の皆様に報告させていただいており、本件についても今後、市報やホームページにて広報してまいります。
また、地下駐輪場の見直しについて、これまでの経過や駅前広場整備に向けたこれからの進め方について、なるべく早期に私から説明させていただく機会を設けたいと考えております。これまでの市民の皆様との意見交換において多様な御意見等をいただいたことを貴重な市民参加の内容と捉え、イベント利用などにより、にぎわいのある調布ならではの空間を継承しつつ、安全で快適な交通結節機能を確保するとともに、市民の皆様が集い、親しまれる駅前広場となるようソフト、ハード一体となり、駅前広場の整備を進めていく必要があると考えております。そのため、これまでの検討経過を踏まえつつ、引き続き検討を要する事項については適時適切に市民参加を実践しながら、今後も魅力あふれる駅前広場を目指してまいります。
(調布駅前広場計画〜今後の計画について)
次に、今後の計画についてお伺いします。
先ほど紹介した市報のコラム欄で市長は、みんなで協力して最善のおもてなしと書いておられます。
Q.地下駐輪場建設予定地だった場所を含め、調布駅前広場はどのような整備をしてラグビー、オリ・パラの国内外の観光客のおもてなしをするのでしょうか。教えてください。
市議会建設委員会では樹木、公共施設棟と大屋根、歩行者動線、バスベイとタクシープール、ロータリーの大きさ、グリーンホールの屋外階段、タコ公園、イベント機能などについて大いに議論がなされてきました。現計画ではグリーンホールの屋外階段を撤去することにより、大ホール機能が消滅してしまいます。大ホール機能の代替についてはいまだに明らかにされず、市の新たな計画が既存の計画の首を絞めるという通常ではあり得ない状況に陥っています。NHKのチコちゃんが聞いたら叱られてしまうのではないでしょうか。
全員協議会で自民党創政会の渡辺幹事長がグリーンホールの屋外階段を計画区域から外すべきではないかと発言しましたが、私も同感です。市が外したくない気持ちはわからなくもありませんが、法的なものを含め、外せない根拠は示されていません。
Q.駅前広場整備計画について、改めて計画の中身を検証し、必要ならば見直す考えはないのでしょうか。市民の理解が前提ですが、ここまで来たら多少おくれても、より快適で安全な駅前広場をつくる選択の可能性はないのでしょうか。法的なものも含めて、おくれることができない根拠もあわせて教えてください。
Q.また、市長のかかわり方を含め、今までの市の計画の進め方、市民への説明と市民参加のあり方をどのように評価しているのでしょうか。反省点と教訓があるとすれば何でしょうか。今後の駅前広場整備については改めて市民参加で行うとしていますが、市民参加には住民説明会、市民会議、協議会、ワークショップ、アンケートなど、さまざまな手法があります。市民との協働を具体的にどのように進めていくのでしょうか。お考えをお聞かせください。
◎答弁:八田・都市整備部長
私からは、調布駅前広場の今後の計画などについてお答えします。
調布駅前広場については、その広場機能として交流機能、景観形成機能、情報提供機能及び防災機能の4つの機能を持たせることをコンセプトとし、中でも交流機能において、歩行者動線の確保と回遊性の向上などを考慮した中で、緑の確保やベンチなどの憩いの空間、イベント広場としてのにぎわい空間を整備し、市民の方々がにぎわい、憩い、集い、語らうための機能を向上させていくこととしています。
また、景観形成機能として、景観や日陰、木陰などを考慮した樹木の配置、モニュメント、ストリートファーニチャーなどの設置により、市の顔としての機能を向上していくこととしております。その中で新たにつくるものと既にあるものを連携させ、さらにまちの魅力を高め、市の豊かな自然を背景に、にぎわいと潤いのある広場とするために、市民誰もが憩える環境空間となるよう取り組んでまいります。
次に、ラグビーワールドカップ2019や東京2020大会に向けた広場の整備については、現在仮囲いをしている南側ロータリー予定地について、一部エリアを除き仮囲いを撤去し、ラグビーワールドカップ2019のファンゾーン展開など、歩行空間やイベント空間として暫定開放していきたいと考えております。
調布駅前広場の整備については、交通結節機能として鉄道やバスなどの公共交通への乗り継ぎの利便性の向上はもとより、にぎわい創出を含めた環境空間についても考慮した検討を進めております。平成24年8月の調布駅付近連続立体交差事業による地下化からはや6年が経過しており、早期に事業効果を発揮させるためにも、市民が集う広場とともに交通結節機能の向上を図るため、駅前広場の整備を早期かつ着実に進めていくことが必要であると考えております。
引き続き広場機能については、今年度から来年度秋ごろを目途に、オープンハウスやアンケート調査など多様な市民参加手法を取り入れ実践していく予定であり、これまでに公表した駅前広場検討図から、この間のトリエ京王調布の開業など周辺環境の変化や、事業実施段階における諸課題への対応なども含めて、最終案として取りまとめるべく、適時適切に市民参加を実践しながら協議、調整を進めてまいります。
(ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくり〜観光・産業振興について)
次に、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくりについての1点目として観光・産業振興についてお尋ねします。
ラグビーワールドカップ、オリ・パラと2年連続で世界最大級のスポーツイベントが調布市で開催され、国内外から注目される今こそ、観光と産業の振興に全力を投球するべきだと思います。調布を訪れた人が映画、音楽、スポーツ、深大寺、ゲゲゲの鬼太郎、新選組などの魅力や特色を一目見てわかるように可視化、具現化することは大切なことではないでしょうか。
一般質問や委員会審査で例えば調布駅前の路面にガメラの実物大の足形を表示、市内各駅や観光ポイント周辺に石原裕次郎さん、浅丘ルリ子さんなどの俳優、女優、近藤勇など新選組隊士の像やモニュメントなどを設置して回遊してもらう提案をしてきました。
音楽のまち楽都郡山を標榜する郡山市は音楽をイメージした創作コンテストを開催し、駅周辺の事業所が里親になってベンチや椅子を商店街に設置しています。

Q.調布の魅力、特色の見える化について市内にどう具現化していくのでしょうか。お考えをお聞かせください。
(インバウンド対応の課題と対策について)
調布市内の観光スポットはインターネットでどのように対応しているのか調べてみると、武者小路実篤記念館のホームページを初め、まだ外国語に対応していないものが少なくありません。

Q.市内観光スポットのホームページや施設、駅周辺での対応など、デジタルサイネージやQRコードなど新たな手法を含め、インバウンド対応の課題と対策についてお聞きします。
(市のホームページの現状の評価と今後の改善点について)
ことしは明治維新から150年、歴女や刀剣女子に代表されるように新たなブームも起きています。先月もNHK-BS「ザ・プロファイラー」で近藤勇が特集されました。一例ですが、市のホームページで近藤勇を検索してみると、近藤勇の史跡と野川公園のページで野川公園、生家跡、龍源寺の墓は紹介されていますが、西光寺の近藤勇像は紹介されていません。

新選組や近藤勇押しで訪ねてくる観光客のニーズと少しずれているように感じます。観光する側の視点で、情報紹介のあり方を見直す必要があるのではないでしょうか。
Q.市のホームページはインバウンド対応を含め、使いやすくわかりやすいものになっているのでしょうか。ラグビー、オリ・パラ開催都市のホームページとの比較を含め、現状の評価と今後の改善点についてお伺いします。
(ウェブサイトでの市内事業者の対応について)
観光客が飲食店、お土産店、観光スポットなどをスマートフォンで検索するときに、グーグルやトリップアドバイザーなどのウェブサイトを利用します。これらのサイトの情報掲載は無料ですが、掲載は自力でしなければなりません。実際に調布駅と飛田給駅周辺のページを見ると、掲載されていないお店がある理由はここにあると思われます。市はラグビー、オリ・パラ開催時には市内各所を回遊するシャワー効果も期待しているはずです。
Q.観光客、特に外国人観光客が利用するウェブサイトでの市内事業者の対応はどうなっているのでしょうか。市内の店舗情報を1店でも多くウェブサイトに日本語と外国語で掲載するためには、都や商工会などと連携して技術的、経済的に支援する必要があると思いますが、市のお考えをお聞かせください。
(個人店のラグビー、オリ・パラ対応について)
飛田給駅周辺のチェーン店ではない個人店の店主さんにラグビー、オリ・パラ対応について聞いてみると、課題として皆さんが挙げたのがトイレの洋式化、車椅子対応、外国語のメニュー、指さし会話表などです。
Q.こうした課題にどう対応していくのでしょうか。お考えをお聞かせください。
(キャッシュレス対応について)
調布を訪れる多くの外国人観光客は飲食や買い物などの際、クレジットカード決済、電子決済などキャッシュレス決済をする人が多いと予測されています。チェーン店と異なり、市内の個人店の多くは対応できていないのではないでしょうか。飛田給で個人店の店主さんに聞いてみると、キャッシュレスに対応したいが、金銭的に難しい、補助があったら考えるという人が少なくないのです。
一方、設置費用と運用に余りお金がかからないラインペイなどの新たな手法も始まっています。外国人にとっては便利なだけでなく、現金決済より使用金額が多いこともキャッシュレスの特色だと言われています。日本クレジット協会の調査によると、2015年、浅草仲見世商店街での外国人1人当たりの支払い平均金額は、現金が2,825円なのに対し、クレジットカードが4,557円と1.6倍になっています。
Q.キャッシュレス対応をどう進めていくのでしょうか。お考えをお聞かせください。
◎答弁:田波・産業振興担当部長
初めに、調布の魅力、特色の具現化についてであります。
これまでトリエ京王調布のオープンを契機に、京王電鉄が調布駅構内を映画フィルムやレッドカーペットに見立てた装飾をしたほか、市では広場口壁面への映画のまち調布をモチーフとしたデザインラッピングなどの取り組みを進めてまいりました。また、京王線各駅における列車接近メロディーについては、市内全9駅のうち5つの駅でそれぞれの地域にゆかりのあるメロディーを導入しております。そのほかにも市内映画、映像関連企業と連携して市民が出演する時代劇撮影体験を実施し、イオンシネマシアタス調布において調布PR動画として上映しました。
加えて、今年度は2019年、2020年に向け、府中市、武蔵野市、旅行会社と連携して訪日外国人観光客に向けた体験型コンテンツの開発に取り組んでおります。調布の魅力を世界中に発信する絶好の機会でありますので、引き続き多様な主体と連携しながら、調布ならではの特色ある取り組みを進めてまいります。
観光サイトの多言語対応については、調布市観光協会のホームページの自動翻訳機能に加え、平成29年10月に日本語のほか7言語による観光情報サイト、ガイドアのサービスを開始いたしました。ガイドアは深大寺や実篤記念館を初め、市内14カ所の観光スポットを紹介するウェブ上のデジタル版観光マップで、各スポットに掲示しているQRコードを読み取ることによりスムーズにサイトを閲覧することができる機能も有しております。引き続き、多言語対応の観光サイトの充実を図ってまいります。
市内事業者のウェブサイトへの対応については、調布市商工会が本年2月、商店会長を対象にインバウンド対策セミナーを開催し、多くの外国人が閲覧するウェブサイトへの情報登録の促進を図ったところであります。また、東京観光財団においては、宿泊施設、飲食店、小売店におけるホームページやパンフレット等の多言語対応や、トイレの洋式化、Wi-Fi環境の整備などを目的とした補助制度を設けております。今後もウェブサイトへの登録促進や補助制度の周知について、商工会や観光協会と連携しながら取り組んでまいります。
次に、キャッシュレス対応についてであります。
経済産業省では、日本のキャッシュレス対応が普及していない要因に、店舗側の課題として端末機導入に要する費用やサービス事業者に支払う手数料負担のほか、キャッシュレス決済に対する知識不足があるとしています。こうした状況は市内商店においても同様と捉えており、商工会では12月3日にキャッシュレス対応についてのセミナーを開催したところ、定員を超える応募がありました。
市としても多くの市内事業者の関心が高かったことを踏まえ、キャッシュレス化のメリットや多様なサービスの仕組みを伝えるセミナーの開催は今後も必要であると考えております。引き続き商工会と連携しながら、市内事業者への導入促進につながる取り組みを進めてまいります。
(ふるさと納税について)
ふるさと納税の影響について、今までは平成28年度に約2億円余、29年度に3億5,000万円余と市税が減収する一方でした。調布の魅力、特色を官民一体で創出することによって、ふるさと納税についても反転攻勢、増収の方向に施策展開できる可能性はないのでしょうか。一般質問や委員会審査で行政経営部長は、さまざまな角度からふるさと納税制度の活用のあり方を検討と答弁してきました。ラグビー、オリ・パラで国内外から注目される最大のチャンスを逃してはならないと思います。
返礼品は、特にソフト面で調布の特色を生かしたらどうでしょうか。関係者の協力が必要ですが、例えば桐朋学園大学の学生、卒業生の生演奏で歌を歌える、近藤勇に扮して写真やミニ時代劇を撮影できる、花火大会を打ち上げ会場から、言いかえれば花火を真下から見られる、あるいは、フランス語に堪能な長友市長にマンツーマンでフランス語を教えてもらう権利などはいかがでしょうか。返礼品のあり方が大きな課題となっています。メニューづくりを、市民からの公募や庁内の若手職員によるコンペなど、さまざまな手法を使うことにより、調布の新たな魅力づくりにつながるかもしれません。
Q.積極的にふるさと納税施策を展開するお考えをお聞きします。
◎答弁:山内・行政経営部参事
ふるさと納税制度は、自分が生まれた故郷や自分が応援したい自治体を支援することを目的とした寄附制度として創設されました。多くの自治体では、ふるさと納税制度を活用し、寄附の返礼品に地場産品を用意するなど、その自治体ならではの創意工夫により地域活性化につなげている取り組みがなされております。
一方、一部の自治体では、返礼割合が高い返礼品を初め高価な返礼品を提供することを競うような状況が見受けられ、総務省からは、本来のふるさと納税制度の趣旨から逸脱するような返礼品を送らないよう各自治体に対し繰り返し通知が出されております。ふるさと納税制度が普及し、その適切な対応が全国の自治体に求められる中、市としても、調布を応援したい方々の御厚意を受けとめる手法として、制度本来の趣旨に沿った取り組みについては検討する必要があると考えております。
これまで調布市では、市ホームページにふるさと納税の関連情報をまとめて掲載することで、寄附者にとってわかりやすい情報発信を心がけるとともに、各種基金を活用して実施した具体的な事業を紹介するなど、基金の目的をわかりやすく御案内し、寄附の促進につながるよう努めてまいりました。また、過当な返礼品競争にくみするのではなく、具体的な事業を示し、その事業の趣旨や内容に共感、賛同した方から寄附を募る手法としてクラウドファンディングを検討し、今月から公園整備事業を対象に寄附金の募集を開始したところであります。
今後につきましては、今回のクラウドファンディングの実施結果を検証するとともに、環境施策のほか、子ども・福祉分野や観光・産業振興等の視点も含め、有効な寄附促進策について多角的に検討してまいります。
(学校教育〜子どもたちが参加・観戦する機会について)
次に、学校教育についてお伺いします。
前回の1964東京オリンピックの記憶は、皆さんどうでしょうか。私は当時4歳、長野県でテレビで見ていましたが、開会式のジェット機による五輪のマーク、東洋の魔女が金メダルを取った試合などのシーンを鮮明に覚えています。飛田給地域の60代、70代の方は、甲州街道をアベベが走ったのを沿道で応援していたときの話を目を輝かせて語ります。オリンピックの影響は計り知れないものがあるようです。
1998長野冬季オリンピックでは、子どもたちが聖火ランナーと一緒に走りながらスタジアムに入ってきたり、雪ん子150人が登場し、歌手の森山良子さんと一緒にテーマソングを歌い踊るなど、多くの子どもたちが開会式に参加しました。
2002サッカーワールドカップでサウジアラビア代表チームが調布市でキャンプを行いましたが、飛田給FCの子どもたちが味の素スタジアムでの練習試合のボールボーイを務めました。私の息子も一員として参加しましたが、貴重な思い出となっているようです。
Q.子どもたちが何らかの形で式典、競技、表彰式などに参加する機会、競技を観戦する機会はどうなっているのでしょうか。教えてください。
(学校教育〜英会話教育の充実について)
調布を訪れる国内外の観光客への対応をできたら中学生にも期待します。特に現在の中学2年、3年生は開催時に高校生となっています。大切なのは外国人と話してみようと挑戦する気持ちを持つことだと思います。この機会を生かし、英会話教育をより充実させるべきだと考えます。
また、英会話ができても調布の魅力や特色についての知識がないと外国人に説明ができません。改めて学習する必要もあるのではないでしょうか。授業時数に関しては、総合的学習の時間をオリ・パラ関連教育に推奨することも1つのあり方かもしれません。
Q.貴重な機会を子どもたちに有意義に体験してもらうことについての市教育委員会のお考えはどうなのでしょうか。そのための工夫は何でしょうか。学校、教員、子どもたちにどのようなサポートができるのでしょうか。教えてください。
◎答弁:柏原・教育部長
次代を担う子どもたちにとってオリンピック・パラリンピックの競技を直接競技場で観戦することは極めて貴重な体験であり、スポーツの役割の重要性や平和のとうとさを実感するとともに、世界に目を向ける絶好の機会となります。そこで、調布市教育委員会では東京都教育委員会に対して、全ての児童・生徒がオリンピック・パラリンピックを実際に競技場で観戦できるよう要望しているところです。また、観戦以外での児童・生徒の大会期間中のかかわりについては、国内外から多くの来訪者をお迎えするイベントへの参加等、可能な限り児童・生徒がかかわれるよう関係機関と連携を図ってまいります。
次に、英会話教育についてですが、中学校の外国語科の指導は、新学習指導要領においても英語の知識、技能を身につけるだけではなく、簡単な情報や考えなどを理解したり表現し、コミュニケーションを図る資質・能力を育成することが重要とされています。各中学校ではこのことを踏まえ、実際に使えるようなコミュニケーションの場を授業の中でも重視しており、例えば外国人指導助手(AET)と直接会話できる場面を設けたり、学んだことを校外学習で生かす場面を設定したりしています。
調布のまちの魅力については、総合的な学習の時間等を活用し、小学校第3学年から体験的な活動を通して地域のよさや特色について調べるなど問題解決的な学習に取り組んでいます。オリンピック・パラリンピック教育についても、例えば中学校においては、小学校からの学びを生かし、オリンピック・パラリンピックの開催に当たり、調布を訪れる外国人の観光客がふえることに対して中学生としてできることは何かという課題意識を持たせるなどのカリキュラムを設定しています。そこで生徒がみずから主体的に英語を使ってみようとする意識を持たせ、積極的に外国の人と会話するような体験型の活動を行うことも考えられます。
教育委員会では、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催まで各小・中学校にオリンピック・パラリンピック教育担当者を配置し、教育委員会において担当者を集めた連絡会を行ってまいります。そこで、英語教育を初め各校の地域の特色を生かした取り組みができるよう推進するとともに、さまざまな外国語に対する関心を高め、多くの外国人と積極的に会話しようとする意欲の醸成に努めてまいります。
(ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくり〜おもてなしについて)
次に、おもてなしについてお伺いします。
先日、飛田給駅のホームで新宿駅までの乗りかえがわからなくて困っている外国人に片言の英語とジェスチャーで乗りかえの仕方を教えてあげました。ラグビーワールドカップイングランド大会を観戦した友人が、ちょっとしたことで助けてくれるボランティアがまちじゅうにたくさんいたと驚いていました。飛田給の知り合いには、正式なボランティアは嫌だし、英語もできないけど、困っている人がいたら助けてあげたいという人が少なくありません。
組織委員会運営の大会ボランティアと東京都運営の都市ボランティア以外に、公共交通や市内観光地の案内などで、いわばちょこっとボランティア的な存在も必要な場面があるのではないかと考えます。
Q.調布独自のボランティアについて、育成と活躍の場づくりは具体的にどうなっているのか教えてください。
また、高校生はかなり戦力になると思います。全国育樹祭でも市内にある都立高校3校の生徒が式典アテンダントとして参加していました。市内在住の高校生を活用すれば、生徒にとっては貴重な経験になり、市にとっても協働の貴重な機会になるのではないでしょうか。
Q.市内在住の高校生の活用についてのお考えをお聞かせください。
◎答弁:小林オリンピック・パラリンピック担当部長
私からは、2019年、2020年、世界的イベントを迎えるおもてなし施策及び開催都市と比較した取り組みについてお答えいたします。
まず、調布市におけるボランティアについてです。
スポーツ祭東京2013を契機に組織されたスポーツボランティアの皆様には、これまで多くのスポーツイベント等で御協力いただいたほか、ことし開催したちょうふスクラムフェスティバルでもさまざまなジャンルで御活躍いただきました。
また、東京都の外国人おもてなし語学ボランティア講座を500名を超える市民に受講いただき、講座修了者を対象に実施した市独自のフォローアップセミナーにも多くの方々に御参加いただけたことで、市民の大会への関心の高さを知ることができました。
大会本番に向けては、多くのゲストをもてなす市民の力が必要となります。今回、市内の各団体、機関に推薦いただき、東京都が募集している都市ボランティアの登録に市として協力したところですが、市独自にボランティア募集を行い、各種研修を実施するとともに、市のイベント運営に御協力いただくなど、さまざまな形で活躍できる機会を提供してまいりたいと考えております。
さらに、市内の高校や大学には2019-2020プロジェクト全体会議に参加いただいており、会議等を通じて情報共有を進めるなど連携を図り、大会へのボランティア協力を求めてまいります。
(他開催都市との比較と調布市の特色について)
調布市商工会の役員さんがラグビーワールドカップの開催都市、熊谷市に視察に行ってきたそうです。熊谷市での開催試合数は3試合ですが、担当職員は何と20人体制だったそうです。調布市は開幕戦を含め8試合、かつ翌年にオリ・パラを控えていますが、現在の担当職員はたったの3名です。
また、ラグビーワールドカップとオリ・パラはそれぞれの組織委員会が公式バッジをつくっています。ラグビーワールドカップで調布独自のバッジをつくって機運を盛り上げる考えがなさそうなので、自民党創政会は有志でオリジナルバッジをつくりました。ちなみにデザインは小林充夫議員です。

Q.ラグビーワールドカップとオリ・パラの開催都市と比較して、参考にするべきものは何でしょうか。一方、調布市の特色は何でしょうか。教えてください。
◎答弁:田波・産業振興担当部長
次に、他の開催都市との比較についてです。
ラグビーワールドカップ2019は全国12都市で、東京2020大会は全国26の自治体でそれぞれ開催されますが、開催までのカウントダウンイベントなど各地で機運醸成に向けたさまざまな取り組みが進められています。市が府や県と連携して進める事例も多く見られますが、調布市は競技会場の所在地として市独自に、また開催都市である東京都と連携して取り組みを行っております。
市独自の取り組みとしましては、ワールドカップのエンブレムが入ったポロシャツの制作のほか、ラグビー応援アンバサダーの活用、企業と連携した調布駅前での大きな写真を使ったラグビーウオールギャラリーの展開などが挙げられます。
また、本年6月の日本代表戦では、東京都と連携し、パブリックビューイングを含むイベントを調布駅前で展開しました。現在は東京都や商工会と連携し、ラグビーワールドカップのバナーフラッグを市内の商店街に掲示しております。
今後は、市民が参加できるイベントの市内各地での開催や効果的なPRの手法など、他自治体の事例も参考にしながら取り組みの充実を目指してまいります。
一方、各開催都市の情報発信につきましては、ホームページの多言語対応を初め、フェイスブックやツイッター等、SNSの活用が図られております。調布市のようにホームページのトップ画面にオリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップの案内が出ている事例もありますが、ホームページ以外に設けられた特設ページで関連情報を集約して発信する事例も見られます。調布市では8カ国語で市内の観光名所を案内するガイドアや、調布市観光協会のホームページ等もあることから、より効果的な情報発信の方法等について検討してまいります。
(ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックとまちづくり〜レガシーについて)
最後に、レガシーについてお伺いします。
2020年に向けた調布市アクション&レガシープラン2018には、数多くのレガシーが列挙されています。どれも大切なものだとは思いますが、百花繚乱的な印象は否めません。今までは抽象的でよかったと思いますが、オリ・パラの開催は2年後です。現実的、具体的なレガシーを模索するべき時期に入っているのではないでしょうか。また、レガシーの中には優先順位をつける必要もあるものもあると考えます。
Q.市長が最も重要だと考える3つのレガシーは何でしょうか。教えてください。
◎答弁:長友市長
2019年、2020年、世界的イベントを契機としたレガシーについてお答えします。
市では、2020年に向けた調布市の取り組み方針に基づき、大会の開催を契機に調布のまちのさらなる発展と魅力の向上に向け、有形無形のレガシー創出につなげていくことを基本としつつ、調布市の取り組みが多摩地域全体の振興に寄与する視点を加味して、さまざまな取り組みを調布市アクション&レガシープランとして位置づけ、多様な主体と連携、協働しながら取り組んでいるところです。
既にハード面では会場周辺の環境整備が進んでおりますが、引き続き2019年、2020年に向け、スポーツ、文化の振興、産業・観光、まちづくり、福祉、教育など多岐にわたる分野で取り組みを加速させてまいります。その中で、3点という集約はしかねますが、パラリンピックを契機とした障害者への理解やユニバーサルデザインの考えに基づく福祉のまちづくり、大会を契機とした国内外への地域資源の魅力発進、そして各種イベントや事業を支える市民との協働を前進させるボランティアマインドの定着といった視点は各分野を横断する重要なものと考えております。
加えて私個人では、先ほど大須賀議員も東京オリンピック、昭和39年の思い出を語られましたが、閉会式で各国の選手団が肩を組み、歌いながら入場してきた、もうあれを見たときに本当に国際平和、本当に融和というようなものを強く子ども心に感じました。そのようなことを青少年にも一生の感動として持ち得てもらい、平和のとうとさを意識してもらえればなと念願しております。これらの視点に立ち、多くの市民がさまざまな形で大会に参加できるよう、そして大会後にもつながるよう取り組んでまいります。
<再質問>
ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックについて1点、調布駅前広場整備計画について3点、市長に再質問させていただきます。
まず、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックですけども、議場の理事者の皆さんには非常に残念なことがあります。写真で正式なオリンピック・パラリンピックとラグビーワールドカップのバッジを紹介しました。何人の方がつけているでしょうか。私は必ずつけているんですね。いろいろなところに行くと、そのバッジ何ですかと聞かれます。ラグビーワールドカップは開会式、開幕戦を含めて8試合も調布でやるんですよ、オリンピックは5種目、パラリンピックは1種目調布でやるんですよ、いやすごいですねと話題が広がるんですよね。そういった意味では、まさしくチーム長友の1つの象徴として、例えばきょう全員がつけているという話になったら、やっぱり気合い入っているなと思うんですけども、市長がつけているかどうかは言いませんけども、なかなかちらほらという現状はどうしてなんですか。1つの象徴かなと思わなくもないんですけども、その辺について市長の御見解をお伺いしたいと思います。
駅前広場についてですけども、地下駐輪場の建設断念を市民に説明していないことについて、市長はなるべく早期に説明させていただく機会を設けたいと答弁なさいました。11月26日の記者会見を受けて、幾つかの新聞では報道されましたが、新聞を読んだ人以外の市民はどこまで知っているんでしょうか。市民の間で情報格差があってよいのでしょうか。今やインターネットの時代です。市報を待たずに市のホームページで迅速に市民に政策変更を市長が直接知らせることが市長の責務ではないでしょうか。御見解を伺います。
また、地下駐輪場についてですが、国や都の補助金は見通しが立った段階で建設委員会に報告することになっていましたが、なぜか報告がされないまま建設断念が表明されました。地下駐輪場がつくられないのに樹木を伐採し、タコ公園を撤去したことは結果的には見切り発車であったと私は思いますが、市長の御見解をお尋ねします。
最後の質問です。市はタコ公園の代替公園を市役所西側の線路跡地につくるとしていますが、決定的な違いは駅前でないことです。ラグビーワールドカップ、オリ・パラの期間だけでも子どもたちの笑顔と歓声でお出迎えをし、調布と日本中、世界中の子どもたちが駅前広場で一緒に遊べるように、たとえ暫定でも仮設でもタコ公園的機能を整備するお考えはないのでしょうか。市長の御見解をお聞かせください。
◎答弁:長友市長
1問目の2019年、2020年に向けてということで、全くおっしゃるとおりで、いろんなことで機運を醸成していかなきゃいかんというふうに思っております。バッジの件は恐縮でございますが、私も出かけるところ次第ではつけているようにはしておりますから、常に持ってはおります。恐縮でございますが、ぜひ今後ともいろんなお知恵を我々にも与えていただいて、全体会議は議員の中で見ていただいた方もおられると思いますが、あれが我々の本当に素直な気持ちでございまして、関連のスポーツのみならず各種団体の皆様方にお願いをして、一緒に連携を保たせていただいて、オール調布ということでやろうという意気は十分に持っておりますので、それだけはぜひ御理解いただければと思っております。
それから、2点目のことの1問目の市民の間で情報、これ、やはり市の抱えている諸事業の中でも大変重要なことでございますので、発信をさせていただくのは当然であると思っております。その内容につきましては、市報、今、準備をしております。それから、市報ということはその前後にホームページというのが連動してくると思っております。それから、先ほど申し上げましたように、私が加わる形で本問題についての経緯、それから現時点で申し上げられる範囲の今後のことというのを、地下をつくらないならつくらないで、じゃ、どうするんだということを問われるのは当然でございますから、今わかりやすく説明をさせていただく準備はしております。早期にそれをやらせていただきます。
済みません、ちょっと補助金の申告云々のテクニカルなところまでは私自身がつまびらかにしているわけではございませんが、適正に何かやらねばいけないことがあれば、対処させていただきます。
それから、樹木の伐採、タコ公園、街路事業を遂行するに伴って公園のスペースを保ち得なかったということに関しては、残念ながらそのとおりでございますが、必ずしも地下駐輪場をつくるつくらないということに連動しているものではないと思っております。ただ、そのことも含めて市民の皆様方にも御説明していきたいと思っております。
それから、公園に関して駅前でない。これは今、第2問に付随して申し上げたことにどうしても連動するわけでございますが、やはり駅前の非常に親しまれたお別れ会をやらせていただいて、大変多くの方に集まっていただいたこと、記憶にとどめておりますけれども、その思いを大事にしながら、やはりスペースについてはなかなか制約のあることでございましたけども、今後つくっていくものについて、やはり皆様方に最大限親しんでいただけるものを一生懸命つくってまいりたいと思っております。
<取りまとめ>
調布駅前広場の今後の整備については、議会や市民の意見を反映して、市民との協働においても日本一だったと言われるように丁寧に行っていただきたいと思います。
また、ラグビーワールドカップ、オリ・パラ期間中はファンゾーンを展開する計画のようですが、子どもたちが快適、安全・安心に遊べるように、地面をアスファルトに覆うのではなく、ウッドチップや人工芝なども検討していただきたいと思います。
あと観光振興ですが、例えば調布駅東口にある手型モニュメントに毎年、日本アカデミー賞などを受賞した俳優などを追加していくこと、その上で、その手型をハリウッドのように歩道に、あるいは市内各所の街路灯などに埋め込むことはできないのでしょうか。埋め込むことで、その手型を探しに回遊性が生まれることも期待できると思います。御検討をお願いします。
キャッシュレスを初めインバウンド対応ですが、全市的な実態調査及び意向調査が必要だと考えます。商工会と連携した積極的な施策展開を期待します。
ラグビーワールドカップ、オリ・パラは調布の子どもたちが観戦したり参加できる貴重な機会です。調布の子どもだけとは言いません。東京都市長会会長としても、多摩地域の子どもたちに観戦する機会、何らかの企画や事業に参加できる機会を1つでも多くつくっていただきたいと思います。
レガシーについてですが、市長のおっしゃるボランティアマインドの定着は全く私も同感です。日本テレビで毎年「24時間テレビ」をやっていますが、あの番組を見ていると、日本はいい国だなと感動に包まれます。しかし、翌日、飛田給駅北口広場の点字ブロックを見ると、相変わらず自転車がとめられているのを見るとがっかりします。ボランティアマインドが定着して、市内から点字ブロックの上にとめられる自転車がなくなることを期待します。
また、味の素スタジアムから400メートルのところに住んでいることもあって、たばこのポイ捨てと花いっぱい運動にも大いに関心があります。11月25日、飛田給小学校地区協議会主催のふれあいクリーンデーに参加しました。自宅から道路などに捨てられているごみを拾いながら飛小に集合します。飛田給駅周辺を通りましたが、私が拾ったポイ捨てたばこの本数は、ことしも何と100本以上でした。

市のマナーアップキャンペーンなどの努力は評価しないわけではありませんが、結果としての効果が薄いと私は感じています。飛田給駅を初め調布中からどれだけたばこのポイ捨てがなくなるのか、市長のやる気にかかっているのではないでしょうか。
先日のことですが、飛田給駅南口商店会の皆さんが市と協議をして、歩道の街路灯の横に花を植えました。

こうした協働による花いっぱい運動が成功の鍵を握っていると考えています。一昨日、小林充夫議員がすてきな花をたくさん紹介しました。ラグビーワールドカップ、オリ・パラを契機に市内にどれだけ花がいっぱいになるか楽しみにしています。
さまざまなレガシーが具体的な形となって調布市の新たな財産となり、より住みやすく快適なまちになることを期待して私の一般質問を終わります。
2018年12月02日
「噂の!東京マガジン〜噂の現場『妖怪は見た!調布駅前駐輪場計画二転三転』」
本日13時から放送のTBSテレビ「噂の!東京マガジン〜噂の現場」が、『妖怪は見た!調布駅前駐輪場計画二転三転』とのタイトルで、調布駅前広場地下駐輪場の建設中止について取り上げました。
(写真:TBSテレビ「噂の!東京マガジン」)












長友市長は、地下駐輪場の建設中止について、市議会には11月12日の全員協議会で、マスコミには11月26日の定例記者会見で説明しました。
しかし、今日現在、市民には何も説明していません。
市長として、説明責任と結果責任をどう果たすのでしょうか。
調布駅地下駐輪場に関する新聞報道




(写真:TBSテレビ「噂の!東京マガジン」)












長友市長は、地下駐輪場の建設中止について、市議会には11月12日の全員協議会で、マスコミには11月26日の定例記者会見で説明しました。
しかし、今日現在、市民には何も説明していません。
市長として、説明責任と結果責任をどう果たすのでしょうか。
調布駅地下駐輪場に関する新聞報道




2018年11月27日
長友市長 定例記者会見で調布駅前広場地下駐輪場建設断念を表明
長友貴樹・調布市長は、11月26日の定例記者会見で、調布駅前広場の地下に建設を予定していた駐輪場の計画を断念することを表明しました。
その理由は、「地下駐輪場の建設と敷地内にある4本の樹木の保全の両立が困難」だとしています。
<調布駅前広場地下駐輪場建設断念に関する新聞報道>




その理由は、「地下駐輪場の建設と敷地内にある4本の樹木の保全の両立が困難」だとしています。
<調布駅前広場地下駐輪場建設断念に関する新聞報道>




2018年11月12日
市長が「調布駅地下自転車駐輪場」の建設断念を表明
14時 調布市議会全員協議会が開催されました。
テーマは「報告事項 調布駅前広場整備について」。
長友市長が調布駅前広場に建設を予定していた「調布駅南地下自転車駐車場」の建設を断念することを表明しました。
理由としては、「地下駐輪場の建設と敷地内にある4本の樹木の保全の両立が困難」だとしています。
(配布資料の一部)



読売新聞(2018年11月13日)

建設断念が表明された調布駅地下駐輪場建設予定地(撮影:2018.9.17)


テーマは「報告事項 調布駅前広場整備について」。
長友市長が調布駅前広場に建設を予定していた「調布駅南地下自転車駐車場」の建設を断念することを表明しました。
理由としては、「地下駐輪場の建設と敷地内にある4本の樹木の保全の両立が困難」だとしています。
(配布資料の一部)



読売新聞(2018年11月13日)

建設断念が表明された調布駅地下駐輪場建設予定地(撮影:2018.9.17)


2018年10月03日
「調布駅前駐輪場 建設困難」新聞報道について
9月28日の読売新聞に「調布駅前駐輪場 建設困難」との記事が出ました。

9月18日の市議会建設委員会で、
渡辺進二郎議員の「地下駐輪場について現状を教えてほしい」との質疑に対して、
交通対策課長が「もともと地下駐輪場については、調布駅前広場の整備スケジュールに影響を与えないことを前提で進めてきた。その中で、梅とクスノキ、合わせて4本の木を現位置で保全する、事業スケジュールの大幅な遅延につながる都市計画変更はしない、これを両立するような工法検討の修正設計を9月期限で進めているが、あらかた結果が出てきた。
4本の木を現位置で保全して、かつ地下駐輪場を現計画のまま作ることについて、いくつか工法を検討したが、木を保全するという意味では難しいという結論に現状至っている。
木を位置的に移さずに工事をすることはできるが、土を固めるなりした場合に、木に対しての影響が大きい。
今後、地下駐輪場をどう進めていくかは、修正設計の結果を踏まえて、市の中で総合調整を図っている状況。
調整が出来次第、報告して進めていきたいと思っている。」と答弁しました。

この答弁から、市内部の総合調整の結論によっては、地下駐輪場を建設しない可能性があることが初めて明らかになりました。
私は「今後は、調布駅地下駐輪場のあり方も含めて、市民の目線に立って市民のために市長が重要な政策判断をするように期待する。」と要望しました。

<都市整備部から市議会に提供された「調布駅南地下自転車駐車場(駐輪場) 修正設計 樹木保全検討一覧表」>

PDF
調布駅地下駐輪場建設予定地(撮影:2018.9.17)



9月18日の市議会建設委員会で、
渡辺進二郎議員の「地下駐輪場について現状を教えてほしい」との質疑に対して、
交通対策課長が「もともと地下駐輪場については、調布駅前広場の整備スケジュールに影響を与えないことを前提で進めてきた。その中で、梅とクスノキ、合わせて4本の木を現位置で保全する、事業スケジュールの大幅な遅延につながる都市計画変更はしない、これを両立するような工法検討の修正設計を9月期限で進めているが、あらかた結果が出てきた。
4本の木を現位置で保全して、かつ地下駐輪場を現計画のまま作ることについて、いくつか工法を検討したが、木を保全するという意味では難しいという結論に現状至っている。
木を位置的に移さずに工事をすることはできるが、土を固めるなりした場合に、木に対しての影響が大きい。
今後、地下駐輪場をどう進めていくかは、修正設計の結果を踏まえて、市の中で総合調整を図っている状況。
調整が出来次第、報告して進めていきたいと思っている。」と答弁しました。

この答弁から、市内部の総合調整の結論によっては、地下駐輪場を建設しない可能性があることが初めて明らかになりました。
私は「今後は、調布駅地下駐輪場のあり方も含めて、市民の目線に立って市民のために市長が重要な政策判断をするように期待する。」と要望しました。

<都市整備部から市議会に提供された「調布駅南地下自転車駐車場(駐輪場) 修正設計 樹木保全検討一覧表」>


調布駅地下駐輪場建設予定地(撮影:2018.9.17)


2018年02月22日
調布駅前広場の樹木 初日の伐採・移植作業は中止
9時 調布駅地下駐輪場(1900台収容・建設費19億円)建設のために、駐輪場計画区域内にある樹木を伐採・移植するための作業が始まりました。



市が「2月22日の作業開始」を通知する文書を議員に配布したのが2日前の20日、市のホームページで市民に知らせたのは前日の21日です(詳しくは2018.2.21ブログ)。
「樹木移植等のお知らせ」が駅前広場に掲示されたのも前日の21日です。



なぜ、もっと「作業の開始」を議会と市民に丁寧に説明しないのでしょうか。
自民党創政会は、関連予算の採決にあたり附帯意見を付け、回答を求めて来ました。
しかし、市は何ら回答しないまま作業を開始することになったのです。
創政会は、21日午後、市長に伐採・移植工事の延期を求める「再要望書」を提出(2018.2.21ブログ)しましたが、残念ながら無視されてしまったようです。
市民への丁寧な説明がないまま急遽、伐採・移植作業が強行されることに、約40名の市民が集まり抗議をしました。



9時40分頃、市の都市整備部長が現場に駆け付け、市民と話し合いが行われた結果、本日の作業は中止となりました。


責任者である長友市長が姿を見せることはありませんでした。
毎日新聞(2月23日朝刊)

読売新聞(2月23日朝刊)

朝日新聞(2月23日朝刊)

市が「2月22日の作業開始」を通知する文書を議員に配布したのが2日前の20日、市のホームページで市民に知らせたのは前日の21日です(詳しくは2018.2.21ブログ)。
「樹木移植等のお知らせ」が駅前広場に掲示されたのも前日の21日です。
なぜ、もっと「作業の開始」を議会と市民に丁寧に説明しないのでしょうか。
自民党創政会は、関連予算の採決にあたり附帯意見を付け、回答を求めて来ました。
しかし、市は何ら回答しないまま作業を開始することになったのです。
創政会は、21日午後、市長に伐採・移植工事の延期を求める「再要望書」を提出(2018.2.21ブログ)しましたが、残念ながら無視されてしまったようです。
市民への丁寧な説明がないまま急遽、伐採・移植作業が強行されることに、約40名の市民が集まり抗議をしました。
9時40分頃、市の都市整備部長が現場に駆け付け、市民と話し合いが行われた結果、本日の作業は中止となりました。
責任者である長友市長が姿を見せることはありませんでした。
毎日新聞(2月23日朝刊)

読売新聞(2月23日朝刊)

朝日新聞(2月23日朝刊)

2018年02月21日
調布駅前広場の既存樹木の伐採・移植作業 着手
市が調布駅前広場の既存樹木の伐採・移植作業を2月22日(木)から実施することを明らかにしました。
市議会へは、昨日の2月20日に下記の文書が配布されました。




PDF⇒
議長は担当から説明を受け、建設委員は電話で「実施する」と通告されました。
幹事長以外の議員は、資料を渡されただけです。
また、今年の2月13日に開催された建設委員会の陳情審査での説明で「伐採」とされていたNo.57とNo.59のクスノキが「移植」に変更し、No.47とNo.52のクスノキが「移植を前提とした調整」に変更したことをこの資料で初めて知りました(一覧表の赤枠部分)。
1本でも多くの樹木を残す努力は評価しますが、建設委員会で「伐採」としていたものを「移植」に変更したら、それなりの説明が必要なのではないでしょうか。
自民党創政会は、市に「丁寧な説明」を求めて来ました。
いよいよ伐採・移植工事を着工する最終局面で、このような乱暴なやり方で良いのでしょうか。
なぜ市長は市議会全員協議会を招集して、議員に直接説明し、理解を求めないのでしょうか。
着工にあたっての市長の市民へのコメントも市のホームページで初めて見ました。

長友市長は、議会は無視して、市民へのコメントだけで何を済ませようとしているのでしょうか。
自民党創政会は21日に緊急議員団会議を開き、21日午後、市長に伐採・移植工事の延期を求める「再要望書」を提出しました。

PDF⇒
一方、市民への説明はどうなっているのでしょうか。
市のホームページへの掲載は2月21日。
驚くことに、作業開始日の前日です。

議会には2日前、市民には前日と・・・
事業着手にあたり、こんな乱暴な説明の仕方があって良いのでしょうか。
「丁寧な説明」はどうしたのでしょうか。
長友市長の掲げる「市民参加」「市民との協働」「説明責任」はどこに行ってしまったのでしょうか。
強引なやり方は、必ずや将来に禍根を残すと私は思います。
調布駅前広場は市長のためにあるのではなく、市民のためにあることを市長は改めて認識すべきです。
調布駅前広場の既存樹木の伐採・移植作業の延期と、市長の議会と市民に対する「丁寧な説明」を求めます。
市議会へは、昨日の2月20日に下記の文書が配布されました。




PDF⇒
議長は担当から説明を受け、建設委員は電話で「実施する」と通告されました。
幹事長以外の議員は、資料を渡されただけです。
また、今年の2月13日に開催された建設委員会の陳情審査での説明で「伐採」とされていたNo.57とNo.59のクスノキが「移植」に変更し、No.47とNo.52のクスノキが「移植を前提とした調整」に変更したことをこの資料で初めて知りました(一覧表の赤枠部分)。
1本でも多くの樹木を残す努力は評価しますが、建設委員会で「伐採」としていたものを「移植」に変更したら、それなりの説明が必要なのではないでしょうか。
自民党創政会は、市に「丁寧な説明」を求めて来ました。
いよいよ伐採・移植工事を着工する最終局面で、このような乱暴なやり方で良いのでしょうか。
なぜ市長は市議会全員協議会を招集して、議員に直接説明し、理解を求めないのでしょうか。
着工にあたっての市長の市民へのコメントも市のホームページで初めて見ました。

長友市長は、議会は無視して、市民へのコメントだけで何を済ませようとしているのでしょうか。
自民党創政会は21日に緊急議員団会議を開き、21日午後、市長に伐採・移植工事の延期を求める「再要望書」を提出しました。

PDF⇒
一方、市民への説明はどうなっているのでしょうか。
市のホームページへの掲載は2月21日。
驚くことに、作業開始日の前日です。

議会には2日前、市民には前日と・・・
事業着手にあたり、こんな乱暴な説明の仕方があって良いのでしょうか。
「丁寧な説明」はどうしたのでしょうか。
長友市長の掲げる「市民参加」「市民との協働」「説明責任」はどこに行ってしまったのでしょうか。
強引なやり方は、必ずや将来に禍根を残すと私は思います。
調布駅前広場は市長のためにあるのではなく、市民のためにあることを市長は改めて認識すべきです。
調布駅前広場の既存樹木の伐採・移植作業の延期と、市長の議会と市民に対する「丁寧な説明」を求めます。
2018年02月10日
調布駅前広場
調布市長野県人会の新年会(2018.2.10ブログ)が開催された調布駅前菊屋ビル7階の渝園から調布駅前広場が見えました。


来年のラグビーワールドカップ(2019年9月20日〜11月2日、味の素スタジアムで開会式と開幕戦・準々決勝・3位決定戦など8試合を実施)までに調布駅前広場で整備をするのは、北側は駅前広場北側のロータリー(車道部)形状と上屋(バス乗り場と歩行空間の屋根)の一部、南側は地下駐輪場だけです。
それ以外の北側の駅前広場(車道部・歩道部)、南側の駅前広場などは、オリンピック・パラリンピック終了後の平成35年度までに整備する予定です。
地下駐輪場の建設をラグビーワールドカップの前に実施しなければならない理由は何もありません。
地下駐輪場を建設するためには、グリーンホール東側・旧タコ公園周辺の既存樹木62本を伐採(39本)・移植(23本)することになります。
せっかく先人たちが築き上げてきた豊かな「調布駅前の杜」で世界中・日本中の来訪者をお迎えすることができるのに、なぜ強引に伐採・移植を行ない、「丸坊主」状態でお迎えするのでしょうか?
また、市の計画通り、グリーンホールの屋外階段が撤去されると、東京都安全条例の規制で、1,307名の大ホールの座席数は640席程度になり、大ホール機能は失われ、市民への影響は計り知れません。
更に、現計画では駅前広場に「タコの滑り台」などの「遊具」を設置することができないので、タコ公園にあった子どもたちの笑顔と歓声も消滅します。
市は「(仮称)調布駅前広場整備に係る市民会議」を平成29年4月17日・4月26日(2017.4.26ブログ)・5月25日(2017.5.25ブログ)の3回、「調布駅前広場整備に関する説明会」を平成29年7月28日(2017.7.28ブログ)・平成30年1月16日(2018.1.16ブログ)、1月30日(2018.1.30ブログ)の3回開催しました。
議会からも市民からもたび重なる出席要請があったにもかかわらず、長友市長さんが出席したのは1月16日の1回だけです。
「開かれた市政」「市民との協働」を標榜する長友市長さんの説明責任をしっかりと果たしていただきたいと思います。
緑と子どもたちの笑顔と歓声にあふれた日本一の駅前広場になるのか、魅力のない残念な駅前広場になってしまうのか、正念場を迎えています。
(朝日新聞2018年2月10日朝刊)

(東京新聞2018年2月7日朝刊)

(毎日新聞2018年2月10日デジタル版)
来年のラグビーワールドカップ(2019年9月20日〜11月2日、味の素スタジアムで開会式と開幕戦・準々決勝・3位決定戦など8試合を実施)までに調布駅前広場で整備をするのは、北側は駅前広場北側のロータリー(車道部)形状と上屋(バス乗り場と歩行空間の屋根)の一部、南側は地下駐輪場だけです。
それ以外の北側の駅前広場(車道部・歩道部)、南側の駅前広場などは、オリンピック・パラリンピック終了後の平成35年度までに整備する予定です。
地下駐輪場の建設をラグビーワールドカップの前に実施しなければならない理由は何もありません。
地下駐輪場を建設するためには、グリーンホール東側・旧タコ公園周辺の既存樹木62本を伐採(39本)・移植(23本)することになります。
せっかく先人たちが築き上げてきた豊かな「調布駅前の杜」で世界中・日本中の来訪者をお迎えすることができるのに、なぜ強引に伐採・移植を行ない、「丸坊主」状態でお迎えするのでしょうか?
また、市の計画通り、グリーンホールの屋外階段が撤去されると、東京都安全条例の規制で、1,307名の大ホールの座席数は640席程度になり、大ホール機能は失われ、市民への影響は計り知れません。
更に、現計画では駅前広場に「タコの滑り台」などの「遊具」を設置することができないので、タコ公園にあった子どもたちの笑顔と歓声も消滅します。
市は「(仮称)調布駅前広場整備に係る市民会議」を平成29年4月17日・4月26日(2017.4.26ブログ)・5月25日(2017.5.25ブログ)の3回、「調布駅前広場整備に関する説明会」を平成29年7月28日(2017.7.28ブログ)・平成30年1月16日(2018.1.16ブログ)、1月30日(2018.1.30ブログ)の3回開催しました。
議会からも市民からもたび重なる出席要請があったにもかかわらず、長友市長さんが出席したのは1月16日の1回だけです。
「開かれた市政」「市民との協働」を標榜する長友市長さんの説明責任をしっかりと果たしていただきたいと思います。
緑と子どもたちの笑顔と歓声にあふれた日本一の駅前広場になるのか、魅力のない残念な駅前広場になってしまうのか、正念場を迎えています。
(朝日新聞2018年2月10日朝刊)

(東京新聞2018年2月7日朝刊)

(毎日新聞2018年2月10日デジタル版)

2018年01月30日
調布駅前広場の樹木移植等工事に関する説明会
19時 調布駅前広場の樹木移植等工事に関する説明会が文化会館たづくり大会議場で開催されました。

市民約100名が参加しました。
21名が発言しましたが、市の伐採・移植計画に反対する意見が20名、容認する意見はたった1名でした。
残念ながら、長友市長の出席はありませんでした。
部長は「公務のため」と説明していましたが、多くの参加者から「なぜ長友市長が出席しないのか」と疑問の声があがりました。

また、市は「説明会は会場の都合で20時30分まで」としていましたが、発言希望者が相次いだため、21時15分まで延長されました。
時間がないため、最後の5〜6名は1分ほどの意見表明にとどまっていました。

市の説明会は、なぜか今まで平日の夜間にのみ設定されています。
1人でも多くの市民が参加できる日曜日の昼間に開催しない理由は何なのでしょうか。
日曜日の昼間に時間をたっぷりとった説明会を行い、市長自らが出席をし、きちんと説明責任を果たさなければ、市民は決して納得しないと思います。
冒頭で、部長が調布駅南口広場に噴水があった時代の写真を提示しました。
調布駅前の貴重な杜が、かけがいのない市民の財産であると改めて感じました。

調布駅前広場の樹木の6割、中旬から伐採・移植へ(mainichi.jp)

市民約100名が参加しました。
21名が発言しましたが、市の伐採・移植計画に反対する意見が20名、容認する意見はたった1名でした。
残念ながら、長友市長の出席はありませんでした。
部長は「公務のため」と説明していましたが、多くの参加者から「なぜ長友市長が出席しないのか」と疑問の声があがりました。
また、市は「説明会は会場の都合で20時30分まで」としていましたが、発言希望者が相次いだため、21時15分まで延長されました。
時間がないため、最後の5〜6名は1分ほどの意見表明にとどまっていました。
市の説明会は、なぜか今まで平日の夜間にのみ設定されています。
1人でも多くの市民が参加できる日曜日の昼間に開催しない理由は何なのでしょうか。
日曜日の昼間に時間をたっぷりとった説明会を行い、市長自らが出席をし、きちんと説明責任を果たさなければ、市民は決して納得しないと思います。
冒頭で、部長が調布駅南口広場に噴水があった時代の写真を提示しました。
調布駅前の貴重な杜が、かけがいのない市民の財産であると改めて感じました。


2018年01月19日
2018年01月16日
調布駅前広場整備に関する説明会
19時 調布駅前広場整備に関する説明会が文化会館たづくり・くすのきホールで開催され約250名が参加しました。
地下駐輪場や駅前広場の樹木などの整備計画について説明した後、質疑応答がなされました。

市の説明が分かりにくいので勘違いをしている市民が少なくないようですが、来年のラグビーワールドカップ開催時期までに整備をするのは、駅前広場北側のロータリー(車道部)形状・上屋(バス乗り場と歩行空間の屋根)の一部と南側の地下駐輪場だけです。
それ以外の北側の駅前広場(車道部・歩道部)、南側の駅前広場などは、オリンピック・パラリンピック終了後の平成35年度までに整備する予定です。



現在、市は調布駅周辺の駐輪場で困っていません。
駐輪場の土地を借りている地主さんから返却を求められている状況になく、平成29年4月にオープンした市役所西側の調布西第1路上自転車駐車場(駐輪場)はがら空き状態です。

なぜ地下駐輪場の整備だけを急ぐ必要があるのでしょうか。
南側の駅前広場整備と合わせて、オリンピック・パラリンピック後、平成35年度までに整備をしても何の不都合もないのです。
調布市が開催地となるラグビーワールドカップとオリンピック・パラリンピックは、「お出迎え」と「おもてなし」が大切なテーマとなっています。
現在、地下駐輪場の整備範囲(下図:黒枠内)には63本もの樹木が植えられています。
市は「既存樹木(62本)の移植・伐採工事を平成30年2月より順次行う」としているので、「お出迎え」する地下駐輪場整備範囲内の樹木は1本(下図43番)しかありません。


地下駐輪場整備範囲内の樹木




今まで、調布市は調布駅前広場の樹木を大切にしてきました。
先人たちが造りあげてきた「調布駅前の杜」でお出迎えするのと「丸々坊主の禿山」状態でお出迎えするのとどちらが良いでしょうか?

前回の調布駅前広場整備に関する説明会は、平成29年7月28日に開催されました(2017.7.28ブログ)。
一方、「(仮称)調布駅前広場整備に係る市民会議」が平成29年4月17日・26日、5月25日の3回にわたって開催されました(2017.4.26ブログ)。
たび重なる出席要請があったにもかかわらず、長友市長は副市長や部長に任せて自ら出席することはありませんでした。
今回が始めて市民の前で説明する機会となったのです。

市長は説明会の最期に敢えて発言を求めて、「今日頂いた意見も踏まえたうえで、最後は行政として判断をする。どの道を選択しても、全ての方に100%納得いただくわけにはいかない。行政の責任として、最高責任者は私なので、どの道を選択しても私が責任を持ってやったことと理解していただいて結構。」と言い放ちました。
市民の前で市長自ら説明する機会がたった1回だけで良いのでしょうか。
説明会での発言時間が一人3分程度に制限されたため、充分発言できなかった参加者がたくさんいました。
手を挙げていたのに時間がなく発言できなかった市民も5〜6名いました。
市民の中には、樹木のこと、グリーンホールの外階段が撤去されるために大ホール機能が無くなる(収容人数が1,300人から640人規模になる)こと、公衆トイレを作る計画が暗礁に乗り上げていることなどを知らない市民が少なくありません。
地下駐輪場の整備と樹木の移植・伐採工事は、南側の整備の端緒となるものです。
もっと市民と話合いを重ねてから実施するべきだと思います。
また、市長は最期の発言で、「調布市商工会から11月の時点で市の戦略に沿って速やかに駅前広場の計画を進めろという意見もいただいている。3,207社の代表の機関決定を全会一致でいただいている。」とも発言しました。
市長として、政策を表明をすることはありますが、結論に至った理由に一民間団体の意見表明をあげる事例は過去にありません。
商工会に賛同してもらったから事業を進めると言わんばかりです。
会場にいた商工会の関係者に確認すると、「商工会の機関決定」は「総会」ではなく「理事会」で行われたそうです。
総会での機関決定ではないので、「3,207社が賛成している」という表現は、誤解される極めて不適切な表現ではないでしょうか。
商工会の関係者も「なんであんなこと言うんだろう」と不快感を露わにしていました。
私は調布駅前広場は計画の進め方と使い勝手によっては日本一の駅前広場になれる可能性があると本気で確信しています。
だからこそ、現在の市の計画のあり方と進め方に疑問を持っているのです。
(毎日新聞1月18日)

調布駅前広場整備に関する説明会開催結果 平成29年度第2回(調布市ホームページ)
地下駐輪場や駅前広場の樹木などの整備計画について説明した後、質疑応答がなされました。
市の説明が分かりにくいので勘違いをしている市民が少なくないようですが、来年のラグビーワールドカップ開催時期までに整備をするのは、駅前広場北側のロータリー(車道部)形状・上屋(バス乗り場と歩行空間の屋根)の一部と南側の地下駐輪場だけです。
それ以外の北側の駅前広場(車道部・歩道部)、南側の駅前広場などは、オリンピック・パラリンピック終了後の平成35年度までに整備する予定です。



現在、市は調布駅周辺の駐輪場で困っていません。
駐輪場の土地を借りている地主さんから返却を求められている状況になく、平成29年4月にオープンした市役所西側の調布西第1路上自転車駐車場(駐輪場)はがら空き状態です。
なぜ地下駐輪場の整備だけを急ぐ必要があるのでしょうか。
南側の駅前広場整備と合わせて、オリンピック・パラリンピック後、平成35年度までに整備をしても何の不都合もないのです。
調布市が開催地となるラグビーワールドカップとオリンピック・パラリンピックは、「お出迎え」と「おもてなし」が大切なテーマとなっています。
現在、地下駐輪場の整備範囲(下図:黒枠内)には63本もの樹木が植えられています。
市は「既存樹木(62本)の移植・伐採工事を平成30年2月より順次行う」としているので、「お出迎え」する地下駐輪場整備範囲内の樹木は1本(下図43番)しかありません。


地下駐輪場整備範囲内の樹木
今まで、調布市は調布駅前広場の樹木を大切にしてきました。
先人たちが造りあげてきた「調布駅前の杜」でお出迎えするのと「丸々坊主の禿山」状態でお出迎えするのとどちらが良いでしょうか?

前回の調布駅前広場整備に関する説明会は、平成29年7月28日に開催されました(2017.7.28ブログ)。
一方、「(仮称)調布駅前広場整備に係る市民会議」が平成29年4月17日・26日、5月25日の3回にわたって開催されました(2017.4.26ブログ)。
たび重なる出席要請があったにもかかわらず、長友市長は副市長や部長に任せて自ら出席することはありませんでした。
今回が始めて市民の前で説明する機会となったのです。
市長は説明会の最期に敢えて発言を求めて、「今日頂いた意見も踏まえたうえで、最後は行政として判断をする。どの道を選択しても、全ての方に100%納得いただくわけにはいかない。行政の責任として、最高責任者は私なので、どの道を選択しても私が責任を持ってやったことと理解していただいて結構。」と言い放ちました。
市民の前で市長自ら説明する機会がたった1回だけで良いのでしょうか。
説明会での発言時間が一人3分程度に制限されたため、充分発言できなかった参加者がたくさんいました。
手を挙げていたのに時間がなく発言できなかった市民も5〜6名いました。
市民の中には、樹木のこと、グリーンホールの外階段が撤去されるために大ホール機能が無くなる(収容人数が1,300人から640人規模になる)こと、公衆トイレを作る計画が暗礁に乗り上げていることなどを知らない市民が少なくありません。
地下駐輪場の整備と樹木の移植・伐採工事は、南側の整備の端緒となるものです。
もっと市民と話合いを重ねてから実施するべきだと思います。
また、市長は最期の発言で、「調布市商工会から11月の時点で市の戦略に沿って速やかに駅前広場の計画を進めろという意見もいただいている。3,207社の代表の機関決定を全会一致でいただいている。」とも発言しました。
市長として、政策を表明をすることはありますが、結論に至った理由に一民間団体の意見表明をあげる事例は過去にありません。
商工会に賛同してもらったから事業を進めると言わんばかりです。
会場にいた商工会の関係者に確認すると、「商工会の機関決定」は「総会」ではなく「理事会」で行われたそうです。
総会での機関決定ではないので、「3,207社が賛成している」という表現は、誤解される極めて不適切な表現ではないでしょうか。
商工会の関係者も「なんであんなこと言うんだろう」と不快感を露わにしていました。
私は調布駅前広場は計画の進め方と使い勝手によっては日本一の駅前広場になれる可能性があると本気で確信しています。
だからこそ、現在の市の計画のあり方と進め方に疑問を持っているのです。
(毎日新聞1月18日)

