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2011年10月01日

第23回調布市福祉大会/飛田給デイキャンプ

10時 古澤眼科

目が充血する「強膜炎」が再発してしまい、再び、しばらく通う様ですicon_maro06





13時30分 第23回調布市福祉大会が、文化会館たづくりくすのきホールで開催されました。



この大会は、市社会福祉協議会(元木輝昌会長)と共同募金調布地区協力会(林貞夫会長)が共催しています。
あわせて、社会福祉協議会40周年記念式典も行われました。

さすがは福祉大会。壇上で手話通訳、客席左手で要約筆記通訳をしています。要約筆記は、話している内容を要約し、壇上のOHPに投射し文字として伝えます。


挨拶をする元木輝昌・社会福祉協議会会長(左)と林貞夫・共同募金調布地区協力会会長


社会福祉向上と共同募金に貢献のあった団体・個人に表彰状と感謝状が贈呈されました。
(左)大槻哲也氏。(右)畠山眞城氏



東日本大震災で味の素スタジアムに設置された避難所の運営に携わっていた調布市被災者支援ボランティアセンターのボランティア一同に対しても感謝状贈呈されました。

代表して受け取る柴田哲史さん。



式典の後半には受賞者活動紹介があり、代表して調布サンソの会と調布市被災者支援ボランティアセンターが報告をしました。

味スタ避難所内での活動の様子を、スライドに続いて、NHKテレビ「あさイチ」番組内で放送された映像で紹介する柴田さん。


詳しくは調布ボラセンHP


記念品は、東日本大震災被災地相馬市の銘菓「カステラせんべい」(船橋屋製)でした。




味スタ避難所関連「大須賀ブログ」
「味の素スタジアムボランティアセンター報告会」(2011.6.11)
「味の素スタジアム避難所閉鎖」(2011.5.22)
「味スタ避難所受入れ人数推移/ボラセンサイトアクセスデータ」(2011.4.26)
「味の素スタジアム避難所 4/26」
「味の素スタジアム避難所 4/15」
「味の素スタジアム避難所『お花見食事会』」(2011.4.10)
「味の素スタジアム避難所 食事」(2011.4.9)
「味の素スタジアム避難所 4/4」
「味の素スタジアム避難所 4/3」
「味の素スタジアム避難所 4/2」
「味の素スタジアム避難所 3/31」
「味の素スタジアム避難所 3/30」
「味の素スタジアム避難所 3/29」
「味の素スタジアム避難所 3/27」
「味の素スタジアム避難所 3/26」
「味の素スタジアム避難所 3/25」
「味の素スタジアム避難所 3/24」
「味の素スタジアム避難所 3/23」
「味スタ避難所『今日のいいこと』」(2011.3.22)
「味の素スタジアム避難所 飛田給自治会炊出し」(2011.3.21)
「飛田給自治会緊急役員会/味の素スタジアム避難所」(2011.3.20)
「味スタに福島第一原発放射能避難者」(2011.3.19)






15時30分 飛田給小学校で開かれていた飛田給デイキャンプに駆け付けました。

このデイキャンプは、健全育成推進飛田給地区委員会(菊池弘子会長)が主催して一昨年から行っています。

今回もポンタさんを中心とするジュニアサブリーダーのメンバーが全面協力。


デイキャンプは、14時に開会。
子どもたち60数名を始め、保護者、先生、リーダーグループ、健全育成委員等、約110名が参加。

まず、班毎に分かれ、飯ごうでご飯を炊いたり、カレーの具材を調理。

その後、防災倉庫の見学をしました。



アルファー米にお湯を入れ、具材を混ぜるところを見学。初めて見る子どもたちは興味津々。


カレーはうまくできたかな。


みんなで「いただきま〜す」


私の特盛カレーface08 まいう〜face05


キャンプファイヤーが始まりました。


ジュニアサブリーダー指導のゲームで大いに盛り上がっていましたface02
子どもたちには楽しい思い出ができたことでしょうicon01






20時 消防団第一分団消防操法。  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年06月11日

    味の素スタジアムボランティアセンター報告会

    18時30分 味の素スタジアムに開設された東日本大震災被災者のための避難所に設置されたボランティアセンターの報告会&交流会がグリーンホール小ホールで開催されました。

    活躍してくれたボランティアさんを中心に100名以上の関係者が集まりました。


    調布市社会福祉協議会、調布市、東京都、味の素スタジアム担当者の挨拶・報告に続き、味スタボランティアセンター副センター長を務めた朝日さん、情報リーダーを務めた柴田哲史さんから活動報告がありました。





    今回の味の素スタジアム避難所は、東京都、調布市、調布市社会福祉協議会、地元自治会、ボランティアなど関わったすべての人にとって初めての経験でした。

    当初、「味スタにやって来るのは、被災者じゃなくて避難者。だから3度の食事も風呂も洗濯も自前で」との非人道的な都の対応から始まりました。

    しかし、避難者を支援する多くの人の声で、夕食、朝食、炊出し、レンタル自転車、味スタ周辺マップ、シャワールーム使用、洗濯機・電子レンジ設置、キッズルーム・リラクゼーションルームのオープンなど、日に日に環境が改善されていきました。

    その充実ぶりは、NHKが総合テレビ「あさイチ」で『2000人が支える都内の避難所』と取り上げたほどです。

    調布市被災者支援ボランティアセンター」に登録したボランティアは2,800人を超え、たくさんのボランティアに「センター」は支えられてきました。


    被災地支援の多くの避難所の中で、味スタ避難所は最も充実した避難所になったと私は自負しています。
    また、そうなるために私も毎日のように通ってお手伝いをして来ました。


    今回の貴重な経験を風化させてはなりません。
    教訓を生かしていくためにも関係機関・関係者には、それぞれの立場で、正直かつ詳細な報告書をぜひまとめてもらいたいと思いますicon01

    私も、私なりに近々まとめるつもりです。


    遅れて来た人用のスペースが。細かい配慮に感心。


    味スタボラセンをまとめた立役者。
    右から情報リーダー・柴田哲史さん、センター長・嵐祐子さん、副センター長・朝日さん。


    東北の日本酒をたっぷりいただきましたface05




    ボランティアセンター情報リーダーを務めた柴田哲史さん作成のプレゼン資料
    「味スタ避難所2ヶ月」


    調布ボラセン活動記録[スライドショー]



    調布ボラセン活動記録[第一章]
    実際のメールのやり取りを公開し、味スタ避難所にボランティアセンターが開設されるに至った過程を紹介しています。


    【主な流れ】
    3/19 調布ボランティア情報サイトを公開
    3/20 ボランティア仮登録フォームをサイトに追加
    3/21 ボラセンの運営を調布市社会福祉協議会が行うことが決定
    3/22 ボラセンの開設準備

    【コラム】
    関係機関の調整
    偶然と必然と



    NHKボランティアネット「支援の現場 ~味の素スタジアム(避難所・東京)~」



    味スタ避難所関連ひろすけ’ブログ
    2011.5.22ブログ「味の素スタジアム避難所閉鎖」
    2011.4.26ブログ「味スタ避難所受入れ人数推移/ボラセンサイトアクセスデータ」
    「味の素スタジアム避難所 4/26」
    「味の素スタジアム避難所 4/15」
    2011.4.10ブログ「味の素スタジアム避難所『お花見食事会』」
    2011.4.9ブログ「味の素スタジアム避難所 食事」
    「味の素スタジアム避難所 4/4」
    「味の素スタジアム避難所 4/3」
    「味の素スタジアム避難所 4/2」
    「味の素スタジアム避難所 3/31」
    「味の素スタジアム避難所 3/30」
    「味の素スタジアム避難所 3/29」
    「味の素スタジアム避難所 3/27」
    「味の素スタジアム避難所 3/26」
    「味の素スタジアム避難所 3/25」
    「味の素スタジアム避難所 3/24」
    「味の素スタジアム避難所 3/23」
    2011.3.22ブログ「味スタ避難所『今日のいいこと』」
    2011.3.21ブログ「味の素スタジアム避難所 飛田給自治会炊出し」
    2011.3.20ブログ「飛田給自治会緊急役員会/味の素スタジアム避難所」
    2011.3.19ブログ「味スタに福島第一原発放射能避難者」  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年05月23日

    調布市被災者支援ボランティアセンターサイト



    調布市社会福祉協議会は、調布市在住の被災者の生活を継続的にサポートするために、【CHOFU.VC】調布市被災者支援ボランティアセンター」サイトを公開しました。

    このサイトは、味の素スタジアム避難所内に開設したボランティアセンターのサービスを引き継ぎ、さらに、調布市内や近隣地域で被災者支援ボランティア活動を行いたい人に役立つ情報を掲載していくそうです。



    あわせて、調布ボラセン活動記録[スライドショー]と調布ボラセン活動記録[第一章]がアップされました。


    blue_right調布ボラセン活動記録[スライドショー]

    blue_right調布ボラセン活動記録[第一章]  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年05月22日

    味の素スタジアム避難所閉鎖

    この日、味の素スタジアムに設置された避難所が閉鎖されました。

    味スタ避難所は、東日本大震災の被災者や福島第一原子力発電所の放射能から避難した人を対象に、東京都により足立区の東京武道館とともに3月17日に設置されました。

    設置されて以降、できる限りお手伝いしてきました。
    この間のことは、ブログ中の「東日本大震災・味スタ避難所」カテゴリをご覧ください。


    10時20分 都の職員の人が片付けに大わらわでした。


    (左)NHKと朝日新聞の記者が取材に来ていました。
    (右)最後まで避難者を応援し続けたFC東京の横断幕。


    (左)避難者のために大活躍した「被災者支援ボランティアセンター」も看板を残すのみ。
    (右)調布中学校の生徒が作った「味スタ周辺マップ」はとっても助かりました。


    (左)避難所になった会議室前の廊下/(右)避難者がいなくなった会議室



    この日残っていたのは、4世帯6人。
    (左)ちょうど、福島県富岡町から避難して来た家族を「被災者支援ボランティアセンター」のスタッフが総出で見送っていました。杉並区の都営住宅に移るそうです。
    (右)その避難者の方が「お世話になりました」と、ボランティアスタッフにアスパラガスをプレゼント。


    開設以来、味の素スタジアム避難所では、様々なドラマがありました。
    近いうちに、まとめてみたいと思っています。




    13時30分 近藤勇と新選組の会交流会
    14時 「調布を描いて45年『中川平一個展』
    14時20分 第43回調布工芸美術協会展



    15時10分 再び味スタ避難所に戻りました。

    すっかり片付いていました。



    数ある避難所の中でも味スタ避難所は最も充実していたと言われています。
    だからこそ4月15日にNHKテレビ「あさイチ」で『2000人が支える都内の避難所』と紹介されたのです。

    味スタ避難所に設置された「調布市被災者支援ボランティアセンター」に登録したボランティアは2,800人を超えました。
    たくさんのボランティアに「センター」は支えられてきました。




    このセンターの運営には中心になった3人のメンバーがいました。

    嵐(小林)祐子さん

    調布市被災者支援ボランティアセンター長。
    市民活動支援センターや調布青年会議所で培った幅広い人脈を生かし、東京都・調布市・調布市社会福祉協議会・味の素スタジアム・周辺自治会・市民団体・ボランティアなどの調整を図りながら、見事にセンターを運営しました。

    調布市社会福祉協議会職員。



    柴田哲史さん

    調布ボランティア情報サイト制作・運営担当。
    ボランティアリーダーとしても、ボランティアチーム作りやプレイルーム、リラクゼーションルームなど避難所内のプログラムの開発も行いました。

    元マイクロソフト社員。IT企業「ユーディーコンサルティング」代表取締役



    横山泰治さん

    ボランティアサブリーダー。
    「野遊びくらぶ」など子ども相手の活動の経験から、避難所の子どもたちに絶大な人気。
    阪神淡路大震災以来、災害支援に伺い知れない情熱を燃やす。
    3月20日石巻市に災害支援活動に駆け付ける。

    NPO法人ちょうふどっとこむ編集長、NPO法人市民活動推進協会理事長。


    この3人がいたからこそ、すばらしいセンターになったんだと私は思っていますicon01


    朝日新聞記事(5/23)

    blue_right都の最後の避難所「味スタ」閉鎖(asahi.com)



    横山泰治さんと私の二人で25・26日石巻市に行き、これからの災害支援について調査・確認をしてくることになりました。

    過去ブログにも書きましたが、石巻市に災害支援に行ったメンバーを中心に、「調布⇔石巻支援プロジェクト」(現「調布から! 復興支援プロジェクト」)を立ち上げようする動きが始まっています。

    blue_right2011.5.3ブログ「これからの災害支援(その2)」
    blue_right2011.4.29ブログ「これからの災害支援」

    災害支援では、こちらの思いと、先方のニーズがずれてしまうことが時としてあります。
    支援が「ありがた迷惑」になってしまってはいけません。
    そこで、プロジェクトが動き始める前に、現地に赴くことに。

    石巻市役所、商工会議所、観光協会、石の森漫画館の関係者にお会いして話を伺ってくる予定です。

    支援物資も持っていくことになり、私の車に詰め込みました。

      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年05月05日

    大震災復興支援そば/被災地からの贈り物/Iさんお別れ食事会

    14時20分 深大寺そば組合(児玉顕会長)が、5月3日~5日までの3日間、福島県産のそば粉「会津のかおり」を使ったイベント「東日本大震災復興支援そば」を実施しているので深大寺を訪ねました。

    (左)「ゲゲゲの女房」の影響か、例年よりまだまだ観光客が多いようです。
    (右)「だるチャンプロデュース」が、復興チャリティーイベント「ちょうふ・絆・ぬくもり」(2011.4.30ブログ)に続き「がんばろう!福島」キャンペーンをやっていました。


    調布経済新聞によると、「深大寺でGWに東北支援のために何かできないか」という調布市からの要望に応じて、「深大寺そば組合」が検討し実施することになったそうです。
    今回は、19店舗で「会津のかおり」でうったそばを販売し、売り上げの一部を義援金に。
    そば粉は、昨年秋に収穫し貯蔵されていたものだそうです。


    門前」で「大もりそば」をいただきました。
    「門前」では、普段北海道産のそば粉を使っていますが、この3日間は、全メニューに「会津のかおり」を使用。
    歯ごたえもよく、なかなかいける味でしたface02
    これからも時々深大寺そば組合ならではの支援をお願いします。


    (左)山門前で東京天台仏教青年会が義援金の募集。西光寺・祇園寺など市内のお寺の副住職が頑張っていました。
    (右)境内の「なんじゃもんじゃの木(調布経済新聞)」が、見事に白い花をつけていました。



    釈迦堂前では、被災地の南相馬市から直接持って来た品物の物産展「被災地からの贈り物」をやっていました。
    南相馬市出身の大正大学講師・馬場先生が企画して学生に呼びかけたそうです。



    被災地で生き残った日本酒の試飲コーナーには、「幻なんかにさせたくない!!」とのメッセージがicon01


    スタッフの石山さんに「味の素スタジアム避難所で知り合いになり、7日に福島県に帰るIさんの家族と、今晩お別れ食事会をやるんですよ」と話したら、「ぜひIさんに福島のお酒を飲ませてあげて下さい」と福島の名酒「木幡山」をもらいました。
    石山さんの粋な計らいに感謝face02





    17時40分 Iさん家族を迎えに味の素スタジアム避難所へ。




    18時 福島第一原子力発電所の放射能から味の素スタジアムに避難して来た福島県楢葉町のIさん家族をお招きして食事会を行いました。

    Iさんの仕事は、プロパンガスの営業。
    地震の直後、点検のために楢葉町内のお客さんや公共施設を回って海の近くにいました。
    その時、警察官に「何をやっているんだ。海の水が引いている。津波が来るぞ」との警告であわてて逃げることに。
    「警告がなかったら、津波に巻き込まれていた」そうです。

    Iさんは家族とともにJビレッジに避難。
    しばらくすると突然、東京電力の職員から「原発から放射能が漏れているので避難してください」と言われたそうです。

    県内の避難所、親戚の家、ビジネスホテルを転々として、ようやく味スタ避難所に。


    私は3月17日に味スタ避難所が開設されてから、ほとんど毎日様子を見に行きましたが、そうしているうちに顔見知りになる人が出てきます。

    そのうちの一人がIさん。

    Iさんとは避難所内で会うばかりか、調布駅前でも偶然会ったりします。
    親しくなるにつれ、避難者の立場からの避難所の様子をずいぶん教えてもらいました。

    この度、ようやく居住場所のめどがついたので7日に福島県に帰ることになりました。

    Iさんには、小学生と中学生のお子さんがいます。
    子どもたちにとっても今回の経験は一生忘れることのできない大変なものになったことだと思います。

    Iさん、これからも一緒に頑張りましょう。

    なお、ビールと焼酎で充分だったので、石山さんにいただいた「木幡山」はIさんにお土産として渡しました。  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年04月26日

    味スタ避難所受入れ人数推移/ボラセンサイトアクセスデータ

    味の素スタジアム避難所受入れ人数推移





    調布市被災者支援ボランティアセンターサイトアクセスデータ

    調布市被災者支援ボランティアセンターサイトは、3月19日に開設されました。

    1ヶ月間でアクセスした人は9万4千人、ページアクセス数は何と115万3千ですface08





    4月15日にNHKあさイチで放送されました。
    放送内容は「調布市の味の素スタジアム。ここは2000人を超えるボランティアの協力によりささえられている。避難者が必要な物資はホームページ上で募集され、ボランティアがすぐに応え、ものを持ち込む。利用者のニーズの把握にも工夫がある。リラクゼーションルームを作り、くつろいでもらうことで、本音や悩みを聞き出すのだ。こういった情報を元に学習室を作ったり、地図を更新したりと改善に役立てている。ボランティアの一人は洗濯ボランティアとして参加、役に立てることでうれしいと感じている。」

    テレビの影響は凄まじい。
    総アクセス数は、前日は16万7千だったのに、1日で何と44万9千アクセスface08  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:03Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年04月26日

    味の素スタジアム避難所 4/26

    18時 4月15日以来、11日ぶりに味の素スタジアム避難所を訪ねました。

    調布市被災者支援ボランティアセンターと掲示板





    都の掲示板。食事が食事券(ジェフグルメカード)方式が4月17日をもって終了し、避難所で3食提供する形に戻りました。
    朝食はパン、昼食と夕食はご飯と惣菜です。




    都の避難所のうち、東京武道館と東京ビッグサイトは4月24日をもって閉鎖され、残るは味スタのみとなりました。
    受け入れ期間も「5月中旬まで」と掲示されていました。



    味スタの避難者は、26日17時現在で、男性18人、女性20人、計38人で、世帯数は21世帯です(累計は男性195人、女性208人、計403人、161世帯)。
    ずいぶんと少なくなりました。
    閉鎖予定の5月中旬までに、すべての人の行き先が決まるのでしょうか。

    最後の避難者の行き先が決まり、避難所が閉鎖されるまで支援を続けていきたいと思っています。  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年04月15日

    味の素スタジアム避難所 4/15

    19時40分 味の素スタジアム避難所に様子を見に行ってきました。

    まず、変わったことがないか、避難者支援ボランティコーナー、都とボランティアコーナーの掲示板をチェックします。



    17日から食事券配布方式をやめて、3食とも提供することに。今までは、朝食のみ提供して、昼と夜はジェフグルメカードによるものでした。
    「炊出し」も今月中旬までと言われていましたが、続いていました。


    担当者に聞いてみると、3食とも提供することになったので、炊出ししてくれる団体を再度募集する方向とのこと。


    施設には洗濯機が2台しかありません。
    (左)つるかめクリーニングさんが無料でクリーニングを。感謝。
    (右)近くにある市の福祉施設「なごみ」が洗濯機と物干し場を貸してくれることに。GoodJobicon_bikkuri


    ロビーの片隅に大きな地図が。
    ボランティアの中高生が自分たちが実際に歩いてつくった「味スタ周辺まち情報マップ」です。



    とってもよくできていて感心face02



    オランダの方々からのメッセージファイルが置いてありました。




    避難者の数は、19時時点で男性49人、女性53人、合計102人、47世帯、です。



    味の素スタジアム避難所は、3月17日に開設しましたが、今後の方針がまだ決まっていないので担当者が困惑している様です。
    都は、一日も早く方針を決めて避難者の方と施設の担当者に伝えるべきだと思いますicon01  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年04月10日

    味の素スタジアム避難所「お花見食事会」

    9時 味の素スタジアム避難所「お花見食事会」を手伝いに味スタへ。

    この食事会は、飛田給自治会会長の板橋榮次さんが有志に呼びかけました。
    避難者の方に味の素スタジアム通り沿いにある桜を見ながら食事をしてもらおうというものです。

    飛田給自治会・西部飛田給自治会の有志と、焼き鳥の「い志井」(石井宏治社長)、味スタのお隣りの飛田給1丁目にある介護施設「ハートフルとむ」、冷凍食品製造販売「大龍」、アーバンホテル1階の中華料理店「酔八仙」のみなさんが参加しました。

    味スタ通りの桜も満開です(左が食事会場)。


    準備をする飛田給自治会有志のみなさん。


    西部飛田給自治会有志のみなさん。


    焼き鳥「い志井」の石井社長。



    11時30分 避難所に迎えに行きます。
    レンタル自転車駐輪場が、番号がつけられきちんと整理されていました。


    避難所の東京都スポーツ振興局調布庁舎に入ります


    花が4輪になっていました。


    会場と避難所が味スタのほぼ反対の位置なので、小グループ毎にお連れします。


    花見をしながらの食事はいかがだったでしょうかface02




    避難所から会場までご案内する途中や食事中に何人かの方と話をしました。

    Aさんは、多摩センターに住んでいます。
    避難所には南相馬市から避難して来たご両親がいます。
    お二人とも高齢で体が少し不自由なのでほぼ毎日会いにやって来ます。
    その際、面会の受付をするそうです。
    「手続きが必要なのはわかるが、毎回同じ手続きをするのでもっと簡略化できないか」「担当者が毎日のように変わるのに伝言が伝わっていない」と言っていました。

    都の柔軟な対応を望みます。


    Aさんのお母さんBさんは、たくさんの知り合いを津波でなくしました。
    特に親しかった幼なじみのCさんは新聞に2回も行方不明者として載っていたそうです。
    味スタ避難所に来て地下1階の体育室に行ってみてびっくり。
    そこに何とCさんがいたそうですface08
    映画の様な話が現実にあるんですね。  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:03Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年04月09日

    味の素スタジアム避難所 食事

    現在、味の素スタジアム避難所での避難者の方の食事は、都が3食とも用意しています(3月17日の開設時は3食とも自前でしたが・・・)。

    朝食は避難所でパンを用意し、昼食と夕食は食事券で対応しています。

    食事券はジェフグルメカードです。



    お店で温かいものを食べられるのだから、冷たい弁当やおにぎりよりはましなことはもちろんです。

    でも、一つ問題が・・・。

    全国規模の食事券なので、食べられるのは加盟している全国チェーンのお店だけなのです。

    実際に味スタがある地元の飛田給では、ロイヤルホスト、華屋与兵衛、バーミアン、オリジン弁当の4店だけです(味スタでのイベント開催時は、ケンタッキーフライドチキンも)。

    残念ながら、地元商店街のほとんどの飲食店は加盟していないので使えません。


    一方、調布には共通商品券「調布市ふれあい商品券」があります。



    あるいは、市内飲食店で使えるオリジナルの食事券をつくって、地元のお店で食べられるようにすれば、避難者も喜ぶし、地元の飲食店にもプラスになります。

    実際に、飛田給の飲食店に聞いてみると、「味スタ避難所からのお客さんにはサービスするよ」とお店の人も言っています。

    都の担当者に確認してみると、都はジェフカードにこだわっていません。
    市からの提案があれば前向きに検討すると言っています。

    市の積極的で迅速な対応を大いに期待していますicon01  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年04月04日

    味の素スタジアム避難所 4/4

    18時 味の素スタジアム避難所。

    避難者支援ボランティセンター(左)と東京都(右)の掲示板。


    新着情報。


    住居生活情報コーナー。
    東京近郊の住居情報が掲示されています。
    調布市でも市民の有志から原則無料の空き部屋を提供してもらい情報を公開しています(市ホームページ「震災に伴う住宅等の情報提供」)。
    18時時点での避難者の数は、男性66人、女性72人、計138人(55世帯)で、初めて避難者の数が減りました。
    新たな住居が決まり、避難所から出て行く方が出てきた影響でしょうか。





    味スタ避難所の「今日のいいこと」

    避難者支援ボランティアセンターに見慣れない人がいたので、聞いてみたら小金井市社会福祉協議会のスタッフでした。
    都社協の地区ブロックである、府中、狛江、三鷹、小金井の4市の社協が調布の応援に駆けつけているそうです。
    新潟県中越地震の時から、ボランティアの窓口は被災地以外の全国各地の社協が協力して担ってきました。
    いいぞ社協icon_bikkuri
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年04月03日

    味の素スタジアム避難所 4/3

    17時50分 味の素スタジアム避難所。

    避難者支援ボランティアセンター掲示板。



    調布駅までの送迎バスが始まりました。


    (左)路線バス情報/(右)小田急バスが無料チケットを。


    アルバイト情報も初めて掲載。


    (左)味スタボランティアセンターにいる調布市と市社会福祉協議会のスタッフは、前日まで東京都の腕章をしていました。やっぱり市のスタッフには市の腕章でしょう。
    (右)誰だって、一日の終わりには一杯飲みたいでしょうに。飲み過ぎてのトラブルは困りますが・・・。


    近隣のファミリーマートの店員とお客さんからの激励メッセージ。


    花が三輪に増えていました。ちなみに、「味スタ周辺マップ」は、調布中学校昨年度卒業生の手づくりの地図です。
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年04月02日

    味の素スタジアム避難所 4/2

    11時30分 味の素スタジアム避難所。

    子ども用自転車にカギが付いていました。今まで、カギが付いていなかったので、誰も気がつかないうちに子どもが勝手に乗って事故にあったらと心配していましたが、これでひと安心です。


    避難者支援ボランティアセンターをのぞいてみると、食事・喫茶・美容室等のサービス券がたくさん。


    聞いてみると、仙川商店街が大量にサービス券を持って来てくれたとのこと。
    商店街での支援は初めてです。感謝!


    深大寺そば組合とたけちゃんらーめんからもサービス券が。


    調布中学校での「チャリティー桜まつり」のお知らせ。


    本日の炊出しは、焼きそばとタコス。
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月31日

    味の素スタジアム避難所 3/31

    17時30分 味の素スタジアム避難所。

    たくさんの人が支援物資を提供しています。


    応援メッセージ。


      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月30日

    味の素スタジアム避難所 3/30

    17時30分 味の素スタジアム避難所。

    入口すぐの柱のところに桜の花が生けてありました。誰が生けたかわかりませんが、心遣いと思いやりに感謝。


    (左)飛田給自治会がつくった「飛田給駅周辺マップ」が置いてありました。
    (右)4月3日10:30~13時まで調布中学校で「チャリティー桜まつり」が開かれます。


    (左)無料で使える介護タクシーの申し出が。
    (右)都営住宅等の抽選結果が貼ってありました。味スタの避難者はどうだったのでしょうか。





    味スタ避難所の「ちょっといい話」

    洗濯機が遂に設置されました。
    場所は地下1階の男女のシャワールーム更衣室に1台づつ、計2台です。ただ、まともに干すところがありません。
    今後の課題は、台数の増設と乾燥機の設置です。




    柴崎にある「神代湯」さんが送迎付きで入浴無料サービスを始めました。私も何回か行ったことがありますが、なかなかご機嫌な銭湯です。




    避難者支援ボランティアセンターに独自の運営資金がつきました。

    ボラセンを設置したものの、裁量幅のある独自予算がないため、急遽の支出ができないでいました。

    例えば、3月24日に子ども用自転車が配備されましたが、カギがついていませんでした。
    誰も気がつかないうちに勝手に自転車に乗った子どもが事故を起こす可能性がありましたが、そのカギを買う予算すらなかったのです。

    この度、東京調布ロータリークラブと、庄や飛田給店を経営する有限会社ケンユーさんのご好意で運営資金をご寄付いただき、こうしたことにも対応できるようになりました。ありがとうございます。  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月29日

    味の素スタジアム避難所 3/29

    19時30分 味の素スタジアム避難所。

    ロビーにFC東京からの応援フラッグが掲げられていました。

    これは、3月16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・第2戦バイエルン・ミュンヘンvsインテル戦の終了後、ピッチに現われた元FC東京の長友佑都選手が掲げた日の丸に
    「どんなに離れていても心は一つ。一人じゃない! みんながいる! みんなで乗り越えよう! You'll Never Walk Alone.」
    と書かれていた(下右写真、3/16ブログ「You'll Never Walk Alone」)ものをアレンジしたものです。
    写真では見えにくいですが、選手の激励サインが入っています。





    「災害者支援ボランティアセンター」の様子。




    石原小学校代表委員会からの応援メッセージ。


    FC東京とヴェルディの合同サッカー教室が充実。3/30.31、4/3の午前午後に行われます。


    キッズコーナーに貼ってあった、あんぱんまんからの応援メッセージ。



    19時現在の避難者の数は、男性92人、女性95人、合計187人。世帯数は72世帯です。




    味スタ避難所の「ちょっといい話」

    地下1階に心が近づくカフェ「近ふぇ(ちかふぇ)」がオープンしました。

    「大人厳禁、子どもだけ」もモットーに、毎日17時30分から20時30分までやっています。
    店内にはお菓子、飲み物、雑誌、ゲームなどがあり、大学生のボランティアお兄さんお姉さんが一緒に遊んでくれます。


      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:03Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月27日

    味の素スタジアム避難所 3/27

    12時35分 味の素スタジアムの避難所に行ってみると、炊き出しの場所に黒山の人だかりが。
    中畑清さん、西田敏行さん、秋吉久美子さん、梅宮辰夫・アンナ親子、小松政夫さんらが味の素スタジアムの避難所に激励に訪れていました。
    福島県出身の中畑さんが、同県出身の芸能人・スポーツ選手に呼びかけて実現。
    お昼の炊き出しを出した後、寄せ書きとなったようです。

    (左)寄せ書きに「がんばっぺ!! ふるさと」と記入する中畑さん。



    「チーム中畑」が担当した炊出しのメニューは、クリームシチューと豚丼。


    blue_right中畑さん、菅首相を一喝「ざけんじゃねぇ!」…味スタで炊き出し(スポーツ報知)




    13時 避難所になっている味の素スタジアムをホームとするFC東京と横河武蔵野FCの練習試合が行われ、避難者の方々も観戦しました。



    試合は8-2でFC東京の勝利(詳しくはこちら)。




    避難所ロビーの情報コーナーの様子。


    子供乗せ自転車が5台増えていましたface02


    グルメマップ








    味スタ避難所「今日のいいこと」

    味スタのすぐ近くにある飛田給1丁目の介護施設ハートフルとむのお風呂に入れるようになりました。男性が月・水・金。女性が火・木・土の16時から19時です。



    床屋さんの出前サービスがやって来ます。28日(月)の9時〜11時半、13時〜14時半です。




    FC東京と東京ヴェルディのコーチが「サッカーで遊ぼう」を28日(月)に行います。
    時間は11時〜12時、15時〜16時。場所は味の素スタジアムの人工芝エリア。

    右写真はFC東京ホームページより。




    がんばろう! 日本!!  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月26日

    味の素スタジアム避難所 3/26

    13時 炊出しが行われていました。

    今日の炊出しは、石原小学校地区協議会(日比生信義会長)が中心のチームです。
    メニューは、コロッケとカレーライス。
    石原小PTA・調布中の生徒・CAPS(青少年ステーション)のメンバーも手伝っていました。








    味スタ避難所「今日のいいこと」

    アミノバイタルフィールドが使用されていない時、毎日10時〜12時、13時〜15時まで、避難者の方々に開放されることになりました。
    時々体を動かして気分転換しましょうface02



    子ども用プレイルームができています。ボランティアのお兄さんお姉さんが一緒に遊んでくれます。
    右写真は、「調布ボランティア情報」HPより
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月25日

    味の素スタジアム避難所 3/25

    14時 味の素スタジアム避難所。

    (左)深大寺温泉「ゆかり」の送迎バスが待っていました。
    (右)庄や飛田給店店長代理の堀場昭彦さんが「500円」の食事券を持って来てくれました。
    先日、飛田給自治会の板橋会長さんらが昼食を食べた時、避難者の方用に割引券を出してもらえないか交渉しました。庄や飛田給店を経営する有限会社ケンユーの丹野博社長さんが福島市出身ということもあって今回の食事券となりました。たくさんの方に利用してもらいたいと思います。


    学習コーナーが設置されました。26日10時にガチャピンがやって来ます。


    ロビーに雑誌のラックと本のコーナーができました。


    教科書も置いてありました。石原小と調布中で使われていたものです。


    アミノバイタルフィールドが開放されていました。





    避難所の子どもたちに調布中学校の生徒が読み聞かせをした記事が朝日新聞に掲載されました(5/26朝日新聞多摩版)。


    この日の炊出しは、市内でモツ焼き店「い志井」等を経営する石井宏治社長が担当。
    石井社長が調布中学校で同級生だった調布中3年生の学年主任・西牧たかね先生に声をかけました。
    そして、調布中の生徒による「読み聞かせ」が行われたわけです。

    中学生が自分たちができることを考え工夫して様々なボランティア活動行っています。
    いいぞ、中学生icon_bikkuri

    blue_right掲載記事「元気届ける紙芝居」(asahi.com)  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月24日

    味の素スタジアム避難所 3/24

    14時50分 味の素スタジアム避難所。

    避難所に入ってすぐ右の柱のところに手づくりの地図が貼ってありました。
    実は、この地図は地元の調布中学校の3年生が印刷した大地図を基に手づくりで作った地図です。

    3月21日に飛田給自治会が炊出しを行った時(2011.3.21ブログ)に、調布中学校の西牧先生と卒業したばかりの3年生がお手伝いで20人ほど参加しました。
    その時、地域の生活情報がまとまっていなくて避難者が困っていると関係者から話を聞きました。
    そこで、先生と生徒がさっそく、その日の午後、学校に帰り、何と半日で地図を作り、22日に味スタ避難所に届けました。生徒の頑張りに拍手icon_bikkuri



    情報コーナー。


    17日の避難所開設当初、東京都は、「食事は用意しない」「シャワー室は使わせない」という冷たい対応でしたが、ずいぶん温かい対応に変わりました(2011.3.21ブログと比較するとよくわかります)。



    間仕切りフェンスが配布されたり、健康相談室ができたり、日に日に生活環境がよくなっていますface02 東京都も頑張っていますicon_bikkuri


    電子レンジも味スタが設置。いいぞ味スタicon_bikkuri



    被災者支援ボランティアセンター掲示板


    近所の知的障害者援護施設「なごみ」のお風呂を使えるようになりましたface02


    避難者に方にも運営の手伝いをしてもらうことは大切なことだと思います。



    ロビーの様子。
    (右)子どもコーナーがかなり充実してきました。これも味スタスタッフの頑張りicon_bikkuri







    15時20分 市役所から子ども用自転車が届きました。
    子ども自転車安全教室から10台回してもらいました。
    少し古いですが、これで親子で自転車で出かけることができます。


    前日に市役所の職員用自転車から10台を回してもらっているので、これで大人用16台、子ども用10台となりました。



    明日からは、何とアミノバイタルフィールドを一定時間開放してもらえることになりました。
    走ったり、ボール遊びをして、大人も子どもも気分転換になることでしょう。
    いいぞ味スタicon_bikkuri2





    味スタ避難所「今日のいいこと」

    京王電鉄が「全線片道乗車証」を持って来てくれました。
    往復使用すれば無料で乗れることになります。
    京王電鉄 Good Jobicon_bikkuri



      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月23日

    味スタ避難所 ボランティアセンター開設

    6時50分 味の素スタジアムの避難所を訪ねました。

    入口近くに避難者の足としての「レンタサイクル」を発見。
    飛田給駅地下駐輪場でシルバー人材センターがレンタサイクル事業を行っていますが、そこから昨日届き、貸し出しが始まりました。
    もちろん、無料です。
    市の対応に拍手icon_bikkuri
    とりあえず6台ですが、もっと増やしたいところです。



    今朝から朝食を都が用意するようになりました。
    昨夕からは夕食も出しています。
    当初は「食事は出さない。3食とも自前で」としていた都の対応が激変しています。
    理由はわかりませんが、都の対応の変化に拍手icon_bikkuri


    この日は差し入れの牛乳も配られていました。
    差し入れたのは、味スタの近く飛田給1丁目で明治乳業販売店を営んでいる金井真喜夫さん(下左)。
    特に子どもはとっても喜んでいました。
    入荷状況によりますが、これからも週に2回は差し入れしたいそうです。





    ロビーの様子。
    カウンターでは、味スタ避難所に直接届けられた支援物資が配られていました。


    キッズコーナー。(右)アンパンマンから子どもたちへののメッセージが貼ってありました。


    (右)昨日から深大寺温泉「ゆかり」の招待が始まっています。


    地域の生活情報。
    避難者は調布のことをほとんど知りません。もうすこし充実してあげたいところです。




    情報コーナーをのぞいてみます。


    (右)弁護士による無料相談が始まっています。






    (仮称)避難者支援ボランティアセンターが開設されました。
    社会福祉協議会が市の委託を受けて開設し運営します。
    市の福祉課の職員と社会福祉協議会の職員が9時から17時まで常駐し、次のサービスを行います。
    ①各種相談。生活上での困りごと、心配ごと等の相談。
    ②インフォメーション。地域情報や施設内でのサービス情報を提供。
    ③レンタサイクルの貸し出し。
    ④ボランティア紹介。受け付けたボランティアを必要に応じて紹介。



    ボランティアセンターの情報掲示板







    10時50分 いきなりが届きましたface08

    昨日、中畑さんが避難所を訪れ体育室の避難者の方と話した時に、「体育室は床が冷たい」との声を聞いて、さっそく知り合いに頼んで差し入れとなりました。
    やるね〜中畑さんicon_bikkuri2


    炊出しの準備をしていた調布と狛江の青年会議所・同シニアクラブのメンバーで体育室に運びます。(右)私もお手伝い。



    ちょうどこの日、調布と狛江の畳組合からも差し入れがあり、畳の数はあわせて何と350枚face08
    ボランティアセンタースタッフによると、希望者に使ってもらっているそうです。







    11時40分 昼の炊出しの様子を見に行きました。
    今日の担当は、調布と狛江の青年会議所。
    メニューはおにぎりとうどんです。



    トレーが無くて困っていたら、近くの石原小学校から使っていないトレイが届きました。
    助け合いの輪がどんどん広がっています。


    避難者の方がいらっしゃいました。うどんで温まってくださいね。



    炊出し初日の21日には、施設内への持ち込みはNGでしたが、OKになったようです。
    都の対応が変わってきていることに驚きつつ嬉しいことです。





    13時20分 私の知り合いのIさんが、避難所を訪ねて来ました。

    連絡がとれない福島の友人が味スタ避難所にいるか確認に来たそうです。
    受付で名前を言って、調べてもらった結果、味スタにはいないことがわかりました。

    現在では、Iさんがひとつひとつの避難所を回って調べるしか方法がありません。
    各避難所では、避難者情報を把握しています。
    避難者の情報を統括して、各避難所で担当職員が検索できるようにすれば、親子・兄弟・知人・友人がどこの避難所に避難しているかわかるはずです。
    政府の対応を望みます。






    味スタ避難所「今日のいいこと」
    FC東京が味の素スタジアムで行われる横河武蔵野FC(JFL)との練習試合に避難者の方々を招待することになりました。
    試合は、3月27日(日)13時キックオフです。  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月22日

    横山泰治君「災害救援報告」/味スタ避難所「今日のいいこと」

    12時 東北関東大震災(東日本大震災)の被災地に救援物資を届けて来た横山泰治君(下写真中央)が「実施報告書」を持って議会を訪ねて来てくれました。




    横山君は、3月19日に友人の水田征吾さんと新潟で物資の購入と搬送車両の手配を行い、石巻市役所に救援物資を届けました。

    救援物資は燃料(軽油)・水・医薬品・衣類・食料等54品目、購入総額は約30万円、関わったボランティア人数は57名。

    実は、石巻市には、昨年10月に市議会総務委員会で視察に訪ねています(2010.10/13ブログ)。
    一昨年にも会派で視察に行っています。
    あの時、お世話になった市役所の人達は無事なのでしょうか。
    まちはどうなってしまったのか、とっても気になっていました。


    横山君の話で、石巻駅にも市役所にも津波が押し寄せたことがわかりました。


    下の6枚の写真は、地震の前と後を比較したものです。
    右側の写真は水田さんと横山君が撮影した写真、左側は横山君がグーグルアースで探した同地点での写真です。





    日本製紙石巻工場も甚大な被害を受けたそうです。巨大な紙ロールが転がっています。



    横山君から「『市報ちょうふ』の紙がここから来ているらしい」と聞いたので、市の広報課で確認したところ、その通りでした。
    石巻の被害は、調布市民にとっても他人事ではないのですicon01


    blue_right横山レポートその1
    blue_right横山レポートその2






    19時20分 調布駅南口で調布青年会議所と同シニアクラブ義援金を募集していました。

    リーダーは原島敬之君(下右写真)。
    阪神淡路大震災で青年会議所が救援活動を行いましたが、そのきっかけは原島君の「自分たちでできることを何かやろうよ」という彼の一言からでした。
    彼は深大寺温泉「ゆかり」のオーナーですが、味の素スタジアムに避難している避難者に対して、送迎バスによる「ゆかり」無料入浴を始めたそうです。
    いいぞ「パパフューicon_bikkuri



    柴崎駅で降りると、こちらでも青年会議所メンバーが募金活動をやっていました。
    JC GoodJobicon_bikkuri







    味スタ避難所「今日のいいこと」


    調布市に住んでいる、元プロ野球読売巨人軍選手・野球解説者の中畑清さんが避難所を訪問しました。
    中畑さんは、福島県矢吹町出身。
    味スタ避難所は、ほとんどが福島県人です。
    中畑さんらしく「熱く」激励していたそうです。

    blue_right東京新聞「味スタの避難者励ます 中畑清さんが訪問」(TOKYO Web3/23)

    YouTube「中畑清さん、味スタにて熱いメッセージ!」





    深大寺温泉「ゆかり」では、22日から25日まで、避難者を順次、施設へ招待し、温泉やマッサージなどを無料でサービスすることにしました。
    初日の22日は、約30人が温泉で疲れをいやしたそうです。




    22日から夕食が出るようになりました。
    当初、都は「食事は3食とも出さない。すべて自前で」としていましたが、それじゃあまりにも冷たい態度。
    予算がついていない中、都と味スタの避難所スタッフが四方八方手を尽くして、「差し入れ」先を見つけて対応していました。
    やっと都庁にいる幹部職員も「人間的な対応」を始めたようです。





    「Pray for JAPAN!がんばれ日本!/ SMAP」

      

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    2011年03月21日

    味の素スタジアム避難所 飛田給自治会炊出し

    8時 味の素スタジアム・スポーツ振興局調布庁舎に設置された避難所での飛田給自治会による炊出し準備のため集合。

    17日に避難所が開設されて以来、初めての雨が降っています。
    (左)傘立てが用意されていました。どうせなら避難者とそれ以外の2つに分けた方がいいのでは・・・。
    (右)情報に変化が無いか掲示板を確かめます。



    「変化」を期待して「ご利用の皆様へ」を見ます。
    ①入浴施設の用意は無いので近隣の銭湯へどうぞface11(近隣と言っても飛田給には無く、あるのは下石原と朝日町)
    ②洗濯は施設ではできないので、近隣のコインランドリーをどうぞface11(飛田給には無い。わざわざ車で行くの?)
    ③食事の提供は無いface11 (これについては、都の公式見解は「無い」としながら、味スタと都の現地スタッフは「差し入れ」先を探して、それなりに頑張っていました。)




    (左)「飛田給自治会の炊出しのお知らせ」が貼ってありました。
    (右)「ご利用の皆様へ」では変更されていませんでしたが、シャワー設備が21日9時から使えるようになりました。都と味スタの英断に拍手face02 石けん・シャンプーは即、味スタが用意icon01 これで居住環境がかなり改善されるはずです。

    シャワー設備


    次から次へ差し入れが届きます。



    炊出し会場では準備が進んでいます。


    (右)私もお手伝い。



    11時30分 宿泊者(避難者)のみなさんがいらっしゃいました。
    (左)調布中学校を卒業したばかりの3年生もお手伝い。


    メニューは、豚汁・アルファ米(おこわ)・おにぎりの3点セット。


    宿泊者の笑顔が見れてほっとしました。



    この日は、雨で寒い昼でした。
    あったかい豚汁を寒い外で食べるのも・・・。
    「施設内でも食べれるように」様々な人が何回もお願いしましたが、都の答えはNGface09

    グレープフルーツを切って出しましたが、意外と余ってしまいました。
    大皿で出さない方がいいようです。
    知らない人同士同席の中では、ハシをのばしずらかったかも知れません。
    次回する時は、小皿にするか、2-3個ずつサランラップにくるんだ方がいいかも。

    余ったグレープフルーツを部屋に持って帰って食べてもらおうとしましたが、これもNGface09face09

    確かに、災害時であっても一定のルールは必要です。
    でも、私の災害支援の経験では、「通常時のルールを災害時にも当てはめようとしても無理がある」です。
    都の避難所担当職員のみなさんは、初めての災害体験で戸惑うことばかりでしょうが、市と社会福祉協議会の職員と一緒に災害時用のルールを新たにつくりましょうよicon01



    帰りには傘立てが「被災者用=宿泊者用」と「以外」の2つに分かれていました。
    次は、宿泊者の傘は持ち手の部分に色ビニールテープを巻いて名前を書いてもらえば、間違いが減るのでは・・・。
    Good Jobicon_bikkuri




    なお、今日の炊出しの件が朝日新聞に掲載されました。



    blue_right朝日新聞記事『「いつ故郷に」忍耐』(asahi.com3/22)




    この後、ある出来事がありました。

    13時頃、帰ろうと避難所の入口の前を通りかかると、知り合いのW君が「大須賀さん、ちょっと時間ある」と声をかけて来ました。
    事情を聞いてみると、具合が悪くなってしまった宿泊者がいるので、車で病院に連れて行ってほしいとのこと。
    「保健士さんがいると聞いていたけどいないのかな?」とも思いましたが、すぐ連れて行くことに。
    具合の悪くなったAさんに聞くと、病院にはもう連絡してあるとのこと。
    W君の車で調布駅近くの診療所に連れて行きました。
    2時間ほどで戻って来ました。
    連絡してあったので、ちゃんと診てもらえた様です。
    車中で話を聞いてみると、被災者の暮らしは想像以上に大変です。
    Aさんは、車で味スタに来た者の、家族5人でほとんど着の身着のままで避難して来ました。
    小学生のお子さんも2人います。
    これからの生活も不安、子どもの学校のことも不安などのストレスで、呼吸の障害や血圧の低下がひどくなって来ているそうです。

    避難所で暮らしている人は、みんな事情は違っても様々な不安に苛まれていると思います。

    福祉・健康・生活再建・教育等、市の関係者が避難所に赴き、せめて調布の避難所で暮らしている間は、少しでも安心してもらえる様な努力をしてもらいたいと強く思いますicon01  続きを読む

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月20日

    飛田給自治会緊急役員会/味の素スタジアム避難所

    午前9時 飛田給自治会(板橋栄次会長)緊急役員会が、飛田給ふれあいの家で開かれました。



    前日、板橋会長と私が味の素スタジアムスポーツ振興局調布庁舎に設置された東北関東大震災(東日本大震災)避難所を訪れ(3/19ブログ)、都の担当者に「炊出し」について確認したところ、「できればやってほしい」との要望があったので、やるかやらないかをはかるために急遽の招集となった訳です。
    板橋会長、一昨日に避難所を訪れ都の担当と話をして来た原均副会長と、私の3人から避難所の現状と都との話し合いの状況を報告しました。
    それを聞いた役員さんからは若干「慌ててやらなくても様子を見たら」との意見もありましたが、「要望があるのならすぐにやってあげよう」との声がほとんどで、結論として「豚汁」と「アルファ米」をやることになりました。
    実施日は、何と明日の昼食ですface08

    早速、炊出しの材料と道具の手配が始まりました。



    昨日都との打合せで聞いた避難者の数は約150人。一日で数十人増える可能性があるので200人分を用意することになりました。
    だいこん・にんじん・こんにゃく・みそ・豚肉等の豚汁の具材は、飛田給商店街のお店に連絡。
    休みの店でも、さすが普段お客さんの婦人部メンバーだけあって、自宅に電話をして店主に注文。
    その日のうちに受け取った具材は婦人部メンバーに届け、それぞれ自宅で切った上で明日味スタにもって来てもらうことに。

    アルファ米は、3月13日に予定され大震災のため急遽中止となった飛田給自治会防災訓練で使うはずだったものを利用することになりました。
    アルファ米の箱には、ハシと容器も入っているので便利です。

    ずんどうとプロパン用コンロは、防災訓練の炊出し用に買ったばかりのものを早速使うことに。

    次は、プロパンガスボンベ。
    あちらこちらの燃料屋さんに電話をすれども休日なのでなかなか連絡がとれず。
    やっと1件連絡がとれ、当日もって来てもらうことに。

    最後に残ったのが豚汁の容器です。
    手分けをして調布・三鷹・府中市のスーパー・量販店に問い合わせをしましたが、同じ容器が200個揃いません。
    志村さんが知り合いの三鷹の「問屋さん」に連絡がとれ、店を開けてもらって取りに行くことに。
    さらに、天気予報が雨だったので、会場にテントを張ってもらうよう原さんが都に要請することになりました。

    これで必要なものはすべてそろいました。
    避難所の都の担当者に連絡をして、役員代表が13時から打合せをすることになりました。


    13時 飛田給自治会役員代表で味スタの避難所に。地域情報をチェックしています。


    体育施設なのでシャワーが設置されています。
    男女各3台です。
    都は、せっかくシャワーがあるのに避難者に使わせず、「近くの銭湯を利用して下さい」としています。
    「近く」と行っても地元の飛田給には無く、調布市下石原と府中市朝日町まで行かないとありません。
    都と味スタの担当者にお願いしましたが、ぜひとも使わせてあげてくださいface15


    昨日より避難者が増え、約150名となったため、体育室も使っていました。


    都と市の担当者と打合せが始まりました。味スタでの炊出しの実施は初めてです。


    打合せ終了後、早速準備開始。女性陣は具材担当、男性陣は備品の担当です。





    17時 西牧先生を先頭に調布中学校3年生の有志が支援物資をもって避難所を訪ねてきました。18日に卒業式を終えたばかりの生徒たちです。
    家庭にあった生活用品、未使用のタオル・毛布等を都の担当者に渡しました。


    (左)ちょうど、市の総合防災安全課の職員がアルファ米を届けにやってきました。
    (右)届けられた支援物資が避難所のロビーに並べられるようになりました。




    この日、初めて調布市調布市社会福祉協議会との間で避難所の運営について話し合いが行われたようです。
    当初、避難所は都がすべての運営を行うので市は必要ないと言われていた様ですが、開設してみて都だけではとても運営できないことがわかったようです。

    避難所を訪ねるのは避難者だけではないからです。
    ボランティアをやりたい人、支援物資を届けてくる人、避難している知り合いを探しに来る人、親戚に会いにくる人等、連日ひっきりなしに訪ねてきます。
    炊出しや慰問をしたいとの申し出もたくさんあります。
    都ではとても調整しきれなくなった様です。

    4月以降も開設延長される可能性が高くなってきている中、当初予定の「3月いっぱい」では想定されていなかった、生活支援や新学期の子どもたちの学校の問題もあります。


    私は、市民により近いところにいる市役所ができることはすべて都から引き受けてやるべきだと考えています。
    味の素スタジアムに避難して来ている人達は、調布で生活している以上、市民に準じた存在であると私は思っています。

    避難者は、数ある避難所の中から調布の味スタを選んで避難してきたのです。
    これも何かの縁だと私は思いますicon01
      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所

    2011年03月19日

    味スタに福島第一原発放射能避難者/消防点検日

    東北関東大震災(東日本大震災)や福島第一原子力発電所の放射能により避難した人を対象に、東京都は17日夕方から、味の素スタジアムと足立区の東京武道館で受け入れを始めました。
    味の素スタジアムで約700人、東京武道館で約900人、計約1,600人の予定です。

    急遽、飛田給自治会の板橋栄次会長と味の素スタジアムの様子を見に行って来ました。
    当面開設は3月末までとされていますが、原発の報道を見ている限り、当然もっと中期に及ぶ避難になることは容易に考えられます。
    避難者の方に調布市や飛田給自治会が何ができるのかできないのか、何が望まれていて望まれていないのか、どんなことが要望されているのか等を把握するためです。


    16時 味の素スタジアムと東京都の担当者に案内していただき、話を伺いました。

    味スタでは24時間態勢で避難者の受付をしていました。ほとんどが原発の放射能からの避難者とのこと。
    福島から家族単位で自家用車や電車でやって来ます。車で来る人が約8割とのこと。
    104人・37世帯(16時50分現在)の方が避難していました。消防車両も来ています。


    スポーツ振興局調布庁舎の入口。味スタのオープン以来何十回と来ていますが、ここに入るのは初めてです。
    希望者には入口でガイガーカウンターによる放射能の簡易検査、さらには別室で精密検査をしています。


    板橋飛田給自治会長と。


    (左)受付に案内図、「調布市ふるさとマップ」と地域情報紙「182ch」が置いてありました。
    (右)受付が終わると、マットと毛布をもらって部屋へ。


    避難所は体育室と会議室系15部屋。


    現在、会議室10部屋を使用中。


    まだ未使用の部屋。


    体育室1。未使用。


    体育室2。下に敷いているゴムの臭いが強いので、救援物資倉庫として使用。


    無料電話が7台。インターネット接続パソコン2台のセッティングをしていました。


    「お知らせ」、最新情報(停電・京王線運行等)と地域情報コーナー(診療所、銭湯、商店等)。



    入口に自転車が何台か置いてありました。避難者用の自転車が多分必要なのでは。


    調布のマンションのステッカーが貼ってある自転車に乗っている父娘がいました。
    親戚が避難しているのかなと声をかけてみると違いました。
    お父さんの方は齋藤佑一郎さん。福島市出身の会社員です。
    福島県から味スタに避難しているとニュースで聞いて、いても立ってもいられず娘さんと駆け付けたそうです。




    避難者がまだ、100名ちょっとと言うこともあってか、避難所は落ち着いた雰囲気でした。
    ただ、「原則として都が食事を提供しないこと」が気になります。
    確かに、今回の避難者は地震で家をなくしたり、津波の被害を受けた被災者ではないかも知れません。
    でも、3食とも外食をしていたら、すぐお金は無くなってしまうでしょう。
    何らかの形で炊出しを行う等、やってあげられることはやりましょうよicon01


    あと、せっかく施設内にシャワーあるのに避難者が使えないことも理解に苦しみます。
    「入浴は近くの銭湯で」となっていますが、地元飛田給には銭湯がありません。
    近いところで調布市下石原1丁目の「鶴の湯」か府中市朝日町2丁目の「藤の湯」となりますが、車で7〜8分ほどかかります。
    入浴料金は、大人450円、中人(6才以上12才未満)180円、小人(6才未満)80円かかるので、両親、高校生、中学生の親子4人で行くと1,800円もかかってしまいますface11
    何とか、シャワーを使わせてあげられないものでしょうか。
    都の英断を望みます。



    ニュース報道
    blue_right味の素スタジアム 福島の避難者受け入れ(TOKYO Web)
    blue_right都内で被災者受け入れ 東京武道館など(テレビ朝日)







    20時 消防団第一分団では、毎月1日と第3土曜日が点検日です。 
    今日は、平成22年度最後の点検日です。

    ポンプ車本体や可搬ポンプ・投光器等の積載器具等の点検、耐火服・ホース等の確認をします。


    今回は、市の総合防災安全課から「貯水槽点検」の指示があったので、3班に分けて担当地域(飛田給全域)の貯水槽を点検しました。





      

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02Comments(0)東日本大震災 災害支援東日本大震災 味スタ避難所