2017年06月30日
都議選9日目 選挙カー運転/街頭演説with佐藤正久・参議院議員
都議会議員選挙は9日目を迎えました。
17時30分 選挙カーの運転手を務めます


18時 つつじヶ丘駅北口で街頭演説です。
「ヒゲの隊長さん」で有名な佐藤正久・参議院議員が栗山よしゆき候補の応援に駆けつけました。


栗山よしゆき候補


地元の小林充夫・市議会議員


本日の異動事務所は西つつじヶ丘の小林充夫市議会議員宅。
一日お世話になりました。
遠藤衛・選対本部長


渡辺進二郎・調布市議会自由民主党創政会幹事長

栗山よしゆき候補

20時 遊説が終わって選挙事務所に戻りました。

17時30分 選挙カーの運転手を務めます

18時 つつじヶ丘駅北口で街頭演説です。
「ヒゲの隊長さん」で有名な佐藤正久・参議院議員が栗山よしゆき候補の応援に駆けつけました。


栗山よしゆき候補


地元の小林充夫・市議会議員

本日の異動事務所は西つつじヶ丘の小林充夫市議会議員宅。
一日お世話になりました。
遠藤衛・選対本部長


渡辺進二郎・調布市議会自由民主党創政会幹事長

栗山よしゆき候補

20時 遊説が終わって選挙事務所に戻りました。

2017年06月29日
都議選8日目 街頭演説with塩崎恭久・衆議院議員(厚生労働大臣)
都議会議員選挙は8日目を迎えました。
15時30分 仙川駅前で街頭演説を行いました。
渡辺進二郎・調布市議会自由民主党創政会幹事長

栗山よしゆき候補

応援に駆けつけた塩崎恭久・衆議院議員(厚生労働大臣)




林明裕・市議会議員の運転で遊説に出発しました。


15時30分 仙川駅前で街頭演説を行いました。
渡辺進二郎・調布市議会自由民主党創政会幹事長
栗山よしゆき候補
応援に駆けつけた塩崎恭久・衆議院議員(厚生労働大臣)
林明裕・市議会議員の運転で遊説に出発しました。
2017年06月24日
ラグビー日本代表vs.アイルランド代表テストマッチ
本日はラグビー日本代表とアイルランド代表とのテストマッチ第2戦が味の素スタジアムで行われます。
2年後のラグビーワールドカップ日本大会は2019年9月20日から11月2日まで開催されます。
全国12会場で48試合が行われ、調布市の味の素スタジアム(東京スタジアム)で開会式と開幕戦を含め数試合が実施されます。
試合開始30分前の飛田給駅の様子


飛田給駅北口ロータリー


駅前広場にテントを張って営業している店舗が

飛田給駅からスタジアムへ向かいます。





選手紹介


国旗を先頭に選手入場。


アイルランド国歌。

日本国国歌君が代。


14時40分 キックオフ

前半15分 スタンドオフ小倉順平選手のペナルティーゴールで3点を返し、3-14。


24分 ロック ヘル・ウヴェ選手の突進から展開して、最後はセンター松島幸太朗選手がトライを決めて8-21。






ハーフタイム。ラグビーワールドカップ2019日本大会の12会場が紹介されました。

味の素スタジアムは収容人数49,970人ですが、本日の観客は29,354人。
警察・消防など関係機関がラグビーワールドカップのシミュレーションを行ったようですが、観客が少なかったです。




42分 左サイドでセンター田村優選手、ウィング福岡堅樹選手とつないで攻め込む。
最後はラックサイドを突いたフランカー松橋周平選手がトライを決めたかに見えたが、TMO(テレビジョンマッチオフィシャル=ビデオを使用してレフリーの判定をサポート)でラックでのノックオンが確認されてノートライに




62分 連続攻撃から相手ゴールライン目前に迫り、途中出場のスタンドオフ松田力也選手のキックパスをウィング山田章仁選手が受けてインゴール右隅に飛び込みトライ。13-28。






戦う姿勢を感じた80分間でした




ラインアウトのミスがなければ、もっと僅差になったことでしょう。




ノーサイド。世界3位の強豪を相手に健闘をみせるも13-35で敗戦。


選手挨拶


時間をかけフィールド内でミーティングをしていました。


サッカーの試合に比べて、客席に捨てられたゴミが目立ちます。

飛田給駅に向かいます。




スタジアム通り沿いの自動販売機で溢れた空き缶とペットボトル。

歩道に反対方向の導線が確保されています。

飛田給駅の様子。



狭くて危険な飛田給駅西側踏切(第1号踏切)。
平成30年度中の拡幅が予定されていますが、一日も早い拡幅が必要です




ラグビーワールドカップ2019日本大会
ラグビーワールドカップ2019・全国12開催都市

ラグビーワールドカップ2019・全国12会場

ラグビーワールドカップ2019 1次リーグのプール組分け。
日本(世界ランキング11位)は、アイルランド(世界ランキング3位)・スコットランド(世界ランキング5位)などと同じプールA組となりました。

(参照:ラグビーワールドカップ2019ホームページ)
2年後のラグビーワールドカップ日本大会は2019年9月20日から11月2日まで開催されます。
全国12会場で48試合が行われ、調布市の味の素スタジアム(東京スタジアム)で開会式と開幕戦を含め数試合が実施されます。
試合開始30分前の飛田給駅の様子


飛田給駅北口ロータリー


駅前広場にテントを張って営業している店舗が


飛田給駅からスタジアムへ向かいます。





選手紹介


国旗を先頭に選手入場。


アイルランド国歌。

日本国国歌君が代。


14時40分 キックオフ

前半15分 スタンドオフ小倉順平選手のペナルティーゴールで3点を返し、3-14。


24分 ロック ヘル・ウヴェ選手の突進から展開して、最後はセンター松島幸太朗選手がトライを決めて8-21。






ハーフタイム。ラグビーワールドカップ2019日本大会の12会場が紹介されました。

味の素スタジアムは収容人数49,970人ですが、本日の観客は29,354人。
警察・消防など関係機関がラグビーワールドカップのシミュレーションを行ったようですが、観客が少なかったです。



42分 左サイドでセンター田村優選手、ウィング福岡堅樹選手とつないで攻め込む。
最後はラックサイドを突いたフランカー松橋周平選手がトライを決めたかに見えたが、TMO(テレビジョンマッチオフィシャル=ビデオを使用してレフリーの判定をサポート)でラックでのノックオンが確認されてノートライに





62分 連続攻撃から相手ゴールライン目前に迫り、途中出場のスタンドオフ松田力也選手のキックパスをウィング山田章仁選手が受けてインゴール右隅に飛び込みトライ。13-28。





戦う姿勢を感じた80分間でした





ラインアウトのミスがなければ、もっと僅差になったことでしょう。




ノーサイド。世界3位の強豪を相手に健闘をみせるも13-35で敗戦。


選手挨拶

時間をかけフィールド内でミーティングをしていました。


サッカーの試合に比べて、客席に捨てられたゴミが目立ちます。

飛田給駅に向かいます。




スタジアム通り沿いの自動販売機で溢れた空き缶とペットボトル。

歩道に反対方向の導線が確保されています。

飛田給駅の様子。


狭くて危険な飛田給駅西側踏切(第1号踏切)。
平成30年度中の拡幅が予定されていますが、一日も早い拡幅が必要です





ラグビーワールドカップ2019日本大会
ラグビーワールドカップ2019・全国12開催都市

ラグビーワールドカップ2019・全国12会場

ラグビーワールドカップ2019 1次リーグのプール組分け。
日本(世界ランキング11位)は、アイルランド(世界ランキング3位)・スコットランド(世界ランキング5位)などと同じプールA組となりました。

(参照:ラグビーワールドカップ2019ホームページ)
2017年06月22日
公文書流出事件で長友市長が給料を減額
長友市長が行政運営の責任を取り、平成14年の就任以来8度目の給料の減額をすることになりました。

PDF
今回は、都市整備部の公文書が流出した事件の責任を取ったもので、7月分の給料を10%減額する内容。
市長の給与月額は103万5,000円なので、10%は10万3,500円です。
市議会第2回定例会の最終日6月19日、市長提出議案第43号「調布市長の給料の特例に関する条例」として提案され、可決されました。
しかし、全く同内容の議案が3月の第1回定例会で追加議案として市長から提出されたものの、何ら理由が説明されることなく、市長の申し出により取り下げられています。
経緯について(全員協議会「配布資料1」に基づき大須賀作成)
○平成28年3月7日 市道西37号線ほか市有地について土地売買契約締結。
○11月25日 調布市在住者2名より、住民監査請求が提出される。
○12月28日 住民監査請求人より、監査委員へ【資料3】の黒塗りされていないものが提出され、監査委員よりそれについて総務部が調査を依頼された。※市が公文書の流出を把握。
○平成29年1月11日 総務部が【資料3】の黒塗りされていないものについての調査結果を監査事務局へ報告した。
○1月25日 総務部が監査事務局より、監査結果「請求を棄却する」通知を受領した。
○1月26日 監査委員より都市整備部へ、文書管理について対策を講じるよう指摘を受けた。
○2月14日 鮎川・市議会議長に「公文書が流出している」旨の匿名の電話があり、議長が副市長に問い合わせて、初めて市から議長に報告と説明があった。※市が流出を把握してから48日後、調査結果が出てから34日後。
○2月15日〜21日 当該文書を作成した職員及び本件に関する都市整備部内の打ち合わせに出席した職員に対して、総務部長が個別にヒアリングを実施。経緯や事実関係を特定するには至らず。
○2月24日 市議会全員協議会で市が議会に説明。
○3月15日 市議会第1回定例会で、市長が議案第30号「調布市長の給料の特例に関する条例案」を提出。内容は、市長の平成29年4月分として支給される給料に限り、月額103万5,000円から10万3, 500円を減じて支給するもの。3月22日、市長からの申し出により取り下げ。
○6月19日 市が初めて公文書流出事件についてホームページに掲載。
調布市長の給料の特例に関する条例(平成29年第2回定例会)
※この間、市は市民に何も説明していません。
市による概要の説明(市ホームページより)
平成28年3月の市有地売却に当たり、内部の検討段階において作成し、市議会議員や市民の方々の発言の要旨等を記載した文書が外部に流出したことが、当該売却に係る住民監査請求手続の過程において監査請求人から監査委員に当該文書が提出されたことにより判明しました。
事案を解明するため、関係職員に対するヒアリングや住民監査請求の請求人への確認等を実施しましたが、当該文書の流出の原因、経緯等は判明できませんでした。
流出した公文書は次の2件です(平成29年2月24日開催の全員協議会配布資料より)。※文書中の「20140623」は「20150623」の間違い。
流出公文書1(全員協議会「配布資料2」)

PDF
流出公文書2(全員協議会「配布資料3」)

PDF
流出公文書2は、市議会議員や地域の団体代表者の発言の要旨などを記載した文書です。配布資料では黒塗りされていますが、流出文書では議員の氏名や市民の氏名・団体名と発言内容が記載されています。
新聞でも報道されました。
(朝日新聞6月20日朝刊)

(読売新聞6月20日朝刊)

全員協議会(平成29年2月24日開催)での私の発言と答弁(市議会会議録より)
◆27番(大須賀浩裕議員)
既に何人かの議員の方が発言されていますので、重複した部分があるかと思いますけど、御理解賜りたいと思います。
まず、流出した資料2と資料3の文書ですけども、この性格づけがまだはっきり示されていないんですけども、それぞれ公文書かどうか、部内メモなのか。最初の段階ですよ。流出が明らかになる前の段階で公文書なのかどうか。あとは、流出が明らかになった段階で性格が変わったのかどうか、そこをまず教えていただきたいと思います。
次に、流出した文書がその後どうなったのか。しっかり回収されたのかどうか教えてください。今までのやりとりの中で、今事件について守秘義務違反、地方公務員法違反という話も出ていますけども、法令、条例、規則、要綱に照らし合わせて、どの部分に抵触をしているのかはっきりと教えていただきたいんですね。総務部長さんからはその辺がどうも不十分だと思いますので、どの部分に触れるのかをはっきり教えてください。
その次に、議会への説明ですけども、発覚と言いますけども、発覚してから正・副議長への説明もかなり遅かったわけですけども、正・副議長以外への説明はどうだったんでしょうか。具体的に言えば所管の委員長、そして各会派の幹事長への説明です。
あと、資料3には、黒塗りにされているところ、市議会、地元という欄がありますよね。地元については、先ほどの説明ですと、発覚してから副市長と担当部長さんが伺って、説明して謝罪したとおっしゃっていましたよね。そのとおりですよね。ただ、市長は冒頭で、申し開きのできない事案であり責任を痛感しているとおっしゃっています。極めて単純な質問ですけども、どうして市長みずからが出向いてそれぞれの地元の方に説明をして、謝罪をしなかったんでしょうか。
次に、流出した文書ですけども、行政側は当然、この黒塗りされていない部分を持っていますから、市議会、地元、それぞれどの組織、誰がどんな発言をしたかというのは、私たちは黒塗りだからわかりませんけど、当然把握していますよね。その対応で、先ほど来の説明だと一部の人には説明したとおっしゃっていますよね。一部と一部じゃない人の違いがいまいちわかりませんけども、先ほど来、ブログでもこの文書の一部が公開され続けているという話がありました。
私も確認しました。きょうの12時の段階でも公開され続けています。総務部長はこれについては、とりあえず対応しないと。放っておくというお話ですけども、公文書が公開され続けている、しかも不適切に流出してしまったという事実を鑑みて公開され続けていいんでしょうか、市長。市長としてお考えをお聞かせください。
その次に、市長から先ほど、一部の議員にも説明があったという話ですけども、インターネットでそのブログを見て、写真としてパソコンに取り入れて明るさを増すと、名前部分は黒く塗られていますけども、一部、議員名が見えるんですね。何で私がこれを言うかというと、一番最初の発言者に大須賀という文字があるんです。黒塗りはされていますけども、明るさを増すと文字が読めるんですよ。私がどう発言したかということが明らかになっているんですね。確かに議会に説明、正・副議長への説明は大事。でも、今までのところ、所管の委員長にも、幹事長さんにも説明がない。でも、それと同じくらい当該の議員、発言が出ちゃっている議員に対して何にもしないということは、どういうことですか。何にもしていない。
名前、私は自分の部分しか確認していませんからわかりませんけども、少なくとも私に対しては何らありませんから。何らありません。それも市長、責任を痛感しているとおっしゃっているので、ぜひ、今に至るまで何にも説明がない理由を教えてください。
そして、最後の質問ですけども、今回驚くべき事件が起きましたけども、これだけ緩く出ちゃうということは、今までもほかの部、あるいはほかの課で、このような事件があったんじゃないかと思うんですよ。ないほうがいいですけども。もしなかったと言えるんでしたらば、その根拠を教えてください。
◎長友貴樹市長
何点か私からお答えします。
地元の皆様方、議員の皆さん以外の市民の皆さん対象となっておられます。その時点で副市長にまず行ってもらいました。ただ、それで済んでいると私も思っているわけではございません。そのときの反応も報告を受けております。私自身が再度足を運んでというふうに当然思っております。それから、その文書の対象になっていた方に、かりそめにも差異をつけているという思いは全くございません。先ほどから同じことのような答えで恐縮ではございますけれども、きょう28人の議員の皆さんにこういう場を持っていただいて、これを越えていま一度、既におわびを申し上げた方も含めて私のほうから事情説明と謝罪をさせていただきたいと思っております。大須賀議員にも、まことに申しわけございません。それから……(「軽い」と呼ぶ者あり)。全く申しわけございません。
それから、公開がされ続けているという再度の御質問がございましたけど、基本的には先ほど総務部長のほうからお答えをさせていただいたように、私も同様のことを考えていると申し上げます。
◎小杉茂総務部長
まず、文書の性格についてでありますけれども、作成時、それから現在のところ両方とも公文書というような認識を持っております。
それから、回収については、先ほどのブログに掲載されていることについて、例えば削除を求めることとも関連しますけれども、あくまでも私どものほうから情報公開請求の手続によって公開したものではないというのは、もう明確でありますので、それに対してどのように市として対応すべきかにつきましては、繰り返しになって恐縮ですけれども、法的側面も踏まえつつ、現在慎重に検討しているという状況であります。
それから、抵触する部分についてでありますけども、ヒアリングを行った中で、まだ事実関係を明らかにするに至っていないのが現状でありますので、そういった中でどういったようなところに触れる可能性があるかというところについては、少なくともというところで、地方公務員法34条の秘密を守る義務、これについては抵触する可能性が十分あるんではないかというような認識を持っているということを、きょうの段階ではお答えをさせていただきたいと思っております。
◎伊藤栄敏副市長
正・副議長に私が御説明をさせていただいて、その後、可及的速やかに各幹事長さんには御説明をさせていただきました。
◎小杉茂総務部長
これまでのことでありますけども、本件につきましてこのような形で明らかになって、私ども市として認識をしたということであります。過去においてこのような事案については、少なくとも私が知っている限りではなかったと思っております。それは、裏づけは何かといったようなことについては、やっぱりこういったものについて、実際に調査といったようなところについても限界があろうかと思いますので、それは現実的なところで、大須賀議員におかれましても御理解をいただければと思います。
それから、回収については、繰り返しでございますけれども、法的な対応、側面も含めて現在慎重に検討しているというような現状でございます。
◆27番(大須賀浩裕議員)
公務員法における守秘義務違反ですよね。完全な事件なのに、何で認識がそんなに甘いのかなというふうに、今までたくさんの議員も指摘していますけども。
まず、社会的にいろんな団体、企業が何らかの事件を起こしたときに、一番最初に誰が説明するかというのが問われるんですよ。どのように説明と謝罪が。一番最初の行動は、あえて市長が行かないで副市長と担当部長さんが当事者のところに出向いて説明と謝罪をした。これが行政職員の皆さん全体の、いかに事件に対する認識が甘いかを私は象徴していると思うんです。それから、この間、行政の議会に対する説明の対応の遅さ。いろんな面で、弁護士さんも含めて法的なことを相談しているのはいいですよ。でも、相談しながら報告が何でできないのか、本当に不思議でしようがないんです。
その辺をきちんと対応しないところに行政と議会の信頼関係があるわけがないと私は強く思っています。ただ、こういった事案が二度とないようにするためには、もちろん努力も必要ですけども、絶対にできないような仕組みづくりをきちんと、あわせてやっていかないと、第2、第3の事案が起きるかもしれないということを、しっかりと今回の教訓を生かして二度と起きないように。あるいは、先ほど総務部長さんも、今まではないと思いますと言っているけども、わからないですよ。こういう状況だったらば今までもあるかもしれない。そういったこともしっかり検証しながらやっていかないと信頼関係は構築されないと思います。
一方、第1回定例会の一般質問(3月7日)で
都市計画のあり方について
(1) 調布駅周辺の計画について
(2) 景観について
行政と議会・市民との信頼関係について
(1) 行政内部情報の流出事件について
質問をしましたが、「行政内部情報の流出事件について」で、公文書流出事件について質問をしました。

(市議会会議録より)
◆27番(大須賀浩裕 議員)
行政と議会、市民との信頼関係についてお尋ねします。
市が所有する市有地の売り払いに関する課題等をまとめた市役所内部の公文書が流出するという、調布市の歴史でもかつてない前代未聞の事件が起きました。
スクリーンをごらんください。

2月24日の市議会全員協議会の資料として提出されたもので、流出した公文書です。市議会と地元の枠が黒塗りされていますが、もとの文書には発言者の名前と発言要旨が書かれているようです。
市は、昨年12月28日に公文書の流出を把握し、調査結果を監査事務局に1月11日に報告していますが、議会への報告はどうなっていたのでしょうか。
2月14日に議長が副市長に問い合わせてから、初めて市から議長に報告があったと聞いています。把握してから48日後、調査結果が出てから34日後の議長への報告でした。議長が問い合わせをしなければ報告をしなかったのでしょうか。報告が遅くなった理由は何でしょうか。
住民監査請求者に流出した経緯などについて確認はしたのでしょうか。インターネットのブログに公文書の内容が公開され続けています。この事態をどう考えるのでしょうか。
このようなことが二度とあってはなりません。全容解明のため、今後どのようなことが考えられるのでしょうか。再発防止対策はどうするのでしょうか。市は、今日に至るまで公文書流出事件について、市のホームページを含め、何ら市民に報告も説明もしていません。その理由は何でしょうか。
全員協議会で市長は、申し開きのできない事案、責任を痛感と発言なさいました。そうおっしゃりながら地元への対応は、みずから出向かずに、かわりに副市長と部長を行かせて説明と謝罪をさせました。
一方、市議会への対応は、全員協議会の時点では、一部の議員にのみ説明、謝罪しただけとみずからお認めになりました。
先日、地元とされる関係者の方にお会いしました。まず、市長でなく副市長が説明に来たことに不信感を抱いておられました。また、インターネットで文書が公開され続けていることを知らせると、驚くと同時に、このことを市が何ら説明していないことを憤っておられました。
市長として流出事件にどのような責任があると認識しておられるのでしょうか。議会と市民への説明責任について、どうお考えになるのでしょうか。また、市長として、どのような責任をおとりになるおつもりなのでしょうか。
◎長友貴樹 市長
去る2月24日に開催していただいた全員協議会において御報告いたしましたとおり、昨年、市有地を売却した件に関しまして、内部の検討段階において作成され、議員や市民の皆様の本件に係る発言の要旨等の記載がある文書が外部に流出していることが明らかとなりました。
現時点では、事案発生の経緯等が判明していない状況ではありますが、結果として議員や市民の皆様に多大なる御迷惑をおかけるするとともに、信頼を大きく損なう事態となりましたことは、私自身、行政運営の最高責任者として重く受けとめております。
こうした認識のもと、まずは、二度と今回のような事案を発生させないことが重要であると考え、去る2月17日に臨時拡大庁議を開催し、文書管理の徹底を図るよう全庁的に指示するとともに、総務部に対して再発防止策の検討を進めるよう指示したところであります。今後、具体的でわかりやすい対策を実行し、再発防止に取り組んでまいります。
この再発防止とあわせて、さきの全員協議会でも申し上げましたとおり、今後、事案対応の進捗を見きわめながら、本定例会において私自身の責任を明らかにしてまいりたいと考えております。
また、議員や市民の皆様に対する説明責任は、当然、私にあると認識しており、文書に記載されている議員や市民の皆様へ、私自身が直接おわび申し上げたところであります。
◎岩本宏樹 都市整備部長
行政内部情報の流出事件についてのうち、内部文書の流出が確認された後の市議会への報告に至る経過についてお答えいたします。
平成28年3月に飛田給1丁目の市有地を売却した件につきまして、平成28年11月25日付で契約の取り消しを求める住民監査請求が提出されました。
この件に関して、平成28年12月28日に行われた住民監査請求人による意見陳述の場において、当該請求人から当該文書が監査委員に提出をされ、それを受けて監査委員より、この文書の真偽など、事実関係についての調査を依頼されたところです。
その後、平成29年1月11日に監査事務局へ調査結果を報告し、平成29年1月25日付で住民監査請求の結果を受領いたしました。
この結果を受け、本件について市議会に対し御報告をするに当たり、どのように御報告するかなどについて、当該文書の内容を考慮し、情報公開制度に基づく公開範囲など慎重に検討を行っていたことから、対応方針が定まるまでに時間を要している間に、議長から当該文書についての照会をいただき、その後の市議会への御報告となりました。結果として、報告が遅くなってしまったことにつきましては、大変申しわけなく思っております。
◎小杉茂 総務部長
私からは、文書に関するこのたびの事案について、市が行ってきた調査と今後の対応、本件文書の回収、ブログ記事への掲載に関する市の対応、市のホームページでの公開、具体的な再発防止策について、一部前後しますが、お答えをいたします。
初めに、庁内の公文書の管理体制を所掌する部門といたしまして、このような事態が発生しましたことを深くおわび申し上げます。
まず、これまでに市が行ってきた調査と今後の市の対応についてであります。
当該文書が住民監査請求人に渡った経緯等の事実関係を確認するため、本年2月15日から21日まで、当該文書を作成した職員及び本件に関する都市整備部内の打ち合わせに出席した職員に対して、私自身が個別にヒアリングを実施したところでありますが、経緯や事実関係を特定するには至りませんでした。
こうした現状から、市としてとり得る対応について、法的側面も含め、市の顧問弁護士に相談するなど、慎重に検討してまいりました。
その結果、請求人に当該文書を所持するに至った経緯を照会すること、請求人に当該文書の返却を要請すること、ブログの掲載記事の削除を請求人に要請すること、以上、3点について請求人に対し、書面にて照会及び要請することが、現時点において市が講ずるべき対応であると判断をし、3月3日付で要請文書を発出いたしました。
現在のところ、市のこの対応に対する請求人からの回答等はありませんが、このたびの市の要請等については、法的拘束力はなく、請求人がこれに応ずるか否かは任意であり、明確な回答が得られる可能性は不透明であります。
しかしながら、請求人から回答等があった場合については、その内容を踏まえ、改めて事実関係の調査を行いたいと考えております。
なお、請求人がこれに応じない場合について、今後、これ以上に踏み込んだ対応を行うことについては、法的にも難しいものと認識しておりますが、引き続き何らかの対応の可能性を探ってまいりたいと考えております。
また、本件事案を市のホームページで公開することについては、こうした事実関係の調査の進捗状況を踏まえ、その時期について検討してまいります。
いずれにしましても、当該文書に記載された議会や市民の皆様の御意見は、私どもと議会及び市民の皆様との信頼関係を前提としていただいたものであります。そのような性質の文書が所定の手続を経ることなく外部に出たこと、さらにインターネット上で公開されるに至ったことは極めて遺憾であります。
最後に、本件を踏まえた具体的な再発防止策についてであります。
現時点で検討している基本的な考え方として、1点目として、今回のような事案を発生させるリスクを排除していくという考えに立ち、今回のような個々の議員や市民との意見交換におけるメモを一覧表等にして文書として作成することは、全庁的に一切行わない。
2点目は、日常的な文書の管理においては、重要なものや秘匿性があるものについては、これまでも文書管理等事務説明会や職員研修を通じて適正に管理するよう職員に徹底を図ってきましたが、今後なお一層の徹底を図るため、文書管理規則に定める文書取扱責任者の役割を強化し、文書の一層厳格な管理を徹底する。
3点目として、調布市職員の懲戒処分の指針では、秘密漏えい事案について免職を含む処分が規定されているところでありますが、今回のような事案を具体的な処分対象事案として新たに規定に加えるべく指針の改正を検討する。
これらの取り組みについて、全庁で共有することはもとより、より実効性の高い取り組みとすべく、全庁一丸となり再発防止対策に取り組み、議会や市民の皆様との信頼関係の回復に努めてまいります。

今回は、都市整備部の公文書が流出した事件の責任を取ったもので、7月分の給料を10%減額する内容。
市長の給与月額は103万5,000円なので、10%は10万3,500円です。
市議会第2回定例会の最終日6月19日、市長提出議案第43号「調布市長の給料の特例に関する条例」として提案され、可決されました。
しかし、全く同内容の議案が3月の第1回定例会で追加議案として市長から提出されたものの、何ら理由が説明されることなく、市長の申し出により取り下げられています。
経緯について(全員協議会「配布資料1」に基づき大須賀作成)
○平成28年3月7日 市道西37号線ほか市有地について土地売買契約締結。
○11月25日 調布市在住者2名より、住民監査請求が提出される。
○12月28日 住民監査請求人より、監査委員へ【資料3】の黒塗りされていないものが提出され、監査委員よりそれについて総務部が調査を依頼された。※市が公文書の流出を把握。
○平成29年1月11日 総務部が【資料3】の黒塗りされていないものについての調査結果を監査事務局へ報告した。
○1月25日 総務部が監査事務局より、監査結果「請求を棄却する」通知を受領した。
○1月26日 監査委員より都市整備部へ、文書管理について対策を講じるよう指摘を受けた。
○2月14日 鮎川・市議会議長に「公文書が流出している」旨の匿名の電話があり、議長が副市長に問い合わせて、初めて市から議長に報告と説明があった。※市が流出を把握してから48日後、調査結果が出てから34日後。
○2月15日〜21日 当該文書を作成した職員及び本件に関する都市整備部内の打ち合わせに出席した職員に対して、総務部長が個別にヒアリングを実施。経緯や事実関係を特定するには至らず。
○2月24日 市議会全員協議会で市が議会に説明。
○3月15日 市議会第1回定例会で、市長が議案第30号「調布市長の給料の特例に関する条例案」を提出。内容は、市長の平成29年4月分として支給される給料に限り、月額103万5,000円から10万3, 500円を減じて支給するもの。3月22日、市長からの申し出により取り下げ。
○6月19日 市が初めて公文書流出事件についてホームページに掲載。

※この間、市は市民に何も説明していません。
市による概要の説明(市ホームページより)
平成28年3月の市有地売却に当たり、内部の検討段階において作成し、市議会議員や市民の方々の発言の要旨等を記載した文書が外部に流出したことが、当該売却に係る住民監査請求手続の過程において監査請求人から監査委員に当該文書が提出されたことにより判明しました。
事案を解明するため、関係職員に対するヒアリングや住民監査請求の請求人への確認等を実施しましたが、当該文書の流出の原因、経緯等は判明できませんでした。
流出した公文書は次の2件です(平成29年2月24日開催の全員協議会配布資料より)。※文書中の「20140623」は「20150623」の間違い。
流出公文書1(全員協議会「配布資料2」)

流出公文書2(全員協議会「配布資料3」)

流出公文書2は、市議会議員や地域の団体代表者の発言の要旨などを記載した文書です。配布資料では黒塗りされていますが、流出文書では議員の氏名や市民の氏名・団体名と発言内容が記載されています。
新聞でも報道されました。
(朝日新聞6月20日朝刊)

(読売新聞6月20日朝刊)

全員協議会(平成29年2月24日開催)での私の発言と答弁(市議会会議録より)
◆27番(大須賀浩裕議員)
既に何人かの議員の方が発言されていますので、重複した部分があるかと思いますけど、御理解賜りたいと思います。
まず、流出した資料2と資料3の文書ですけども、この性格づけがまだはっきり示されていないんですけども、それぞれ公文書かどうか、部内メモなのか。最初の段階ですよ。流出が明らかになる前の段階で公文書なのかどうか。あとは、流出が明らかになった段階で性格が変わったのかどうか、そこをまず教えていただきたいと思います。
次に、流出した文書がその後どうなったのか。しっかり回収されたのかどうか教えてください。今までのやりとりの中で、今事件について守秘義務違反、地方公務員法違反という話も出ていますけども、法令、条例、規則、要綱に照らし合わせて、どの部分に抵触をしているのかはっきりと教えていただきたいんですね。総務部長さんからはその辺がどうも不十分だと思いますので、どの部分に触れるのかをはっきり教えてください。
その次に、議会への説明ですけども、発覚と言いますけども、発覚してから正・副議長への説明もかなり遅かったわけですけども、正・副議長以外への説明はどうだったんでしょうか。具体的に言えば所管の委員長、そして各会派の幹事長への説明です。
あと、資料3には、黒塗りにされているところ、市議会、地元という欄がありますよね。地元については、先ほどの説明ですと、発覚してから副市長と担当部長さんが伺って、説明して謝罪したとおっしゃっていましたよね。そのとおりですよね。ただ、市長は冒頭で、申し開きのできない事案であり責任を痛感しているとおっしゃっています。極めて単純な質問ですけども、どうして市長みずからが出向いてそれぞれの地元の方に説明をして、謝罪をしなかったんでしょうか。
次に、流出した文書ですけども、行政側は当然、この黒塗りされていない部分を持っていますから、市議会、地元、それぞれどの組織、誰がどんな発言をしたかというのは、私たちは黒塗りだからわかりませんけど、当然把握していますよね。その対応で、先ほど来の説明だと一部の人には説明したとおっしゃっていますよね。一部と一部じゃない人の違いがいまいちわかりませんけども、先ほど来、ブログでもこの文書の一部が公開され続けているという話がありました。
私も確認しました。きょうの12時の段階でも公開され続けています。総務部長はこれについては、とりあえず対応しないと。放っておくというお話ですけども、公文書が公開され続けている、しかも不適切に流出してしまったという事実を鑑みて公開され続けていいんでしょうか、市長。市長としてお考えをお聞かせください。
その次に、市長から先ほど、一部の議員にも説明があったという話ですけども、インターネットでそのブログを見て、写真としてパソコンに取り入れて明るさを増すと、名前部分は黒く塗られていますけども、一部、議員名が見えるんですね。何で私がこれを言うかというと、一番最初の発言者に大須賀という文字があるんです。黒塗りはされていますけども、明るさを増すと文字が読めるんですよ。私がどう発言したかということが明らかになっているんですね。確かに議会に説明、正・副議長への説明は大事。でも、今までのところ、所管の委員長にも、幹事長さんにも説明がない。でも、それと同じくらい当該の議員、発言が出ちゃっている議員に対して何にもしないということは、どういうことですか。何にもしていない。
名前、私は自分の部分しか確認していませんからわかりませんけども、少なくとも私に対しては何らありませんから。何らありません。それも市長、責任を痛感しているとおっしゃっているので、ぜひ、今に至るまで何にも説明がない理由を教えてください。
そして、最後の質問ですけども、今回驚くべき事件が起きましたけども、これだけ緩く出ちゃうということは、今までもほかの部、あるいはほかの課で、このような事件があったんじゃないかと思うんですよ。ないほうがいいですけども。もしなかったと言えるんでしたらば、その根拠を教えてください。
◎長友貴樹市長
何点か私からお答えします。
地元の皆様方、議員の皆さん以外の市民の皆さん対象となっておられます。その時点で副市長にまず行ってもらいました。ただ、それで済んでいると私も思っているわけではございません。そのときの反応も報告を受けております。私自身が再度足を運んでというふうに当然思っております。それから、その文書の対象になっていた方に、かりそめにも差異をつけているという思いは全くございません。先ほどから同じことのような答えで恐縮ではございますけれども、きょう28人の議員の皆さんにこういう場を持っていただいて、これを越えていま一度、既におわびを申し上げた方も含めて私のほうから事情説明と謝罪をさせていただきたいと思っております。大須賀議員にも、まことに申しわけございません。それから……(「軽い」と呼ぶ者あり)。全く申しわけございません。
それから、公開がされ続けているという再度の御質問がございましたけど、基本的には先ほど総務部長のほうからお答えをさせていただいたように、私も同様のことを考えていると申し上げます。
◎小杉茂総務部長
まず、文書の性格についてでありますけれども、作成時、それから現在のところ両方とも公文書というような認識を持っております。
それから、回収については、先ほどのブログに掲載されていることについて、例えば削除を求めることとも関連しますけれども、あくまでも私どものほうから情報公開請求の手続によって公開したものではないというのは、もう明確でありますので、それに対してどのように市として対応すべきかにつきましては、繰り返しになって恐縮ですけれども、法的側面も踏まえつつ、現在慎重に検討しているという状況であります。
それから、抵触する部分についてでありますけども、ヒアリングを行った中で、まだ事実関係を明らかにするに至っていないのが現状でありますので、そういった中でどういったようなところに触れる可能性があるかというところについては、少なくともというところで、地方公務員法34条の秘密を守る義務、これについては抵触する可能性が十分あるんではないかというような認識を持っているということを、きょうの段階ではお答えをさせていただきたいと思っております。
◎伊藤栄敏副市長
正・副議長に私が御説明をさせていただいて、その後、可及的速やかに各幹事長さんには御説明をさせていただきました。
◎小杉茂総務部長
これまでのことでありますけども、本件につきましてこのような形で明らかになって、私ども市として認識をしたということであります。過去においてこのような事案については、少なくとも私が知っている限りではなかったと思っております。それは、裏づけは何かといったようなことについては、やっぱりこういったものについて、実際に調査といったようなところについても限界があろうかと思いますので、それは現実的なところで、大須賀議員におかれましても御理解をいただければと思います。
それから、回収については、繰り返しでございますけれども、法的な対応、側面も含めて現在慎重に検討しているというような現状でございます。
◆27番(大須賀浩裕議員)
公務員法における守秘義務違反ですよね。完全な事件なのに、何で認識がそんなに甘いのかなというふうに、今までたくさんの議員も指摘していますけども。
まず、社会的にいろんな団体、企業が何らかの事件を起こしたときに、一番最初に誰が説明するかというのが問われるんですよ。どのように説明と謝罪が。一番最初の行動は、あえて市長が行かないで副市長と担当部長さんが当事者のところに出向いて説明と謝罪をした。これが行政職員の皆さん全体の、いかに事件に対する認識が甘いかを私は象徴していると思うんです。それから、この間、行政の議会に対する説明の対応の遅さ。いろんな面で、弁護士さんも含めて法的なことを相談しているのはいいですよ。でも、相談しながら報告が何でできないのか、本当に不思議でしようがないんです。
その辺をきちんと対応しないところに行政と議会の信頼関係があるわけがないと私は強く思っています。ただ、こういった事案が二度とないようにするためには、もちろん努力も必要ですけども、絶対にできないような仕組みづくりをきちんと、あわせてやっていかないと、第2、第3の事案が起きるかもしれないということを、しっかりと今回の教訓を生かして二度と起きないように。あるいは、先ほど総務部長さんも、今まではないと思いますと言っているけども、わからないですよ。こういう状況だったらば今までもあるかもしれない。そういったこともしっかり検証しながらやっていかないと信頼関係は構築されないと思います。
一方、第1回定例会の一般質問(3月7日)で
都市計画のあり方について
(1) 調布駅周辺の計画について
(2) 景観について
行政と議会・市民との信頼関係について
(1) 行政内部情報の流出事件について
質問をしましたが、「行政内部情報の流出事件について」で、公文書流出事件について質問をしました。

(市議会会議録より)
◆27番(大須賀浩裕 議員)
行政と議会、市民との信頼関係についてお尋ねします。
市が所有する市有地の売り払いに関する課題等をまとめた市役所内部の公文書が流出するという、調布市の歴史でもかつてない前代未聞の事件が起きました。
スクリーンをごらんください。

2月24日の市議会全員協議会の資料として提出されたもので、流出した公文書です。市議会と地元の枠が黒塗りされていますが、もとの文書には発言者の名前と発言要旨が書かれているようです。
市は、昨年12月28日に公文書の流出を把握し、調査結果を監査事務局に1月11日に報告していますが、議会への報告はどうなっていたのでしょうか。
2月14日に議長が副市長に問い合わせてから、初めて市から議長に報告があったと聞いています。把握してから48日後、調査結果が出てから34日後の議長への報告でした。議長が問い合わせをしなければ報告をしなかったのでしょうか。報告が遅くなった理由は何でしょうか。
住民監査請求者に流出した経緯などについて確認はしたのでしょうか。インターネットのブログに公文書の内容が公開され続けています。この事態をどう考えるのでしょうか。
このようなことが二度とあってはなりません。全容解明のため、今後どのようなことが考えられるのでしょうか。再発防止対策はどうするのでしょうか。市は、今日に至るまで公文書流出事件について、市のホームページを含め、何ら市民に報告も説明もしていません。その理由は何でしょうか。
全員協議会で市長は、申し開きのできない事案、責任を痛感と発言なさいました。そうおっしゃりながら地元への対応は、みずから出向かずに、かわりに副市長と部長を行かせて説明と謝罪をさせました。
一方、市議会への対応は、全員協議会の時点では、一部の議員にのみ説明、謝罪しただけとみずからお認めになりました。
先日、地元とされる関係者の方にお会いしました。まず、市長でなく副市長が説明に来たことに不信感を抱いておられました。また、インターネットで文書が公開され続けていることを知らせると、驚くと同時に、このことを市が何ら説明していないことを憤っておられました。
市長として流出事件にどのような責任があると認識しておられるのでしょうか。議会と市民への説明責任について、どうお考えになるのでしょうか。また、市長として、どのような責任をおとりになるおつもりなのでしょうか。
◎長友貴樹 市長
去る2月24日に開催していただいた全員協議会において御報告いたしましたとおり、昨年、市有地を売却した件に関しまして、内部の検討段階において作成され、議員や市民の皆様の本件に係る発言の要旨等の記載がある文書が外部に流出していることが明らかとなりました。
現時点では、事案発生の経緯等が判明していない状況ではありますが、結果として議員や市民の皆様に多大なる御迷惑をおかけるするとともに、信頼を大きく損なう事態となりましたことは、私自身、行政運営の最高責任者として重く受けとめております。
こうした認識のもと、まずは、二度と今回のような事案を発生させないことが重要であると考え、去る2月17日に臨時拡大庁議を開催し、文書管理の徹底を図るよう全庁的に指示するとともに、総務部に対して再発防止策の検討を進めるよう指示したところであります。今後、具体的でわかりやすい対策を実行し、再発防止に取り組んでまいります。
この再発防止とあわせて、さきの全員協議会でも申し上げましたとおり、今後、事案対応の進捗を見きわめながら、本定例会において私自身の責任を明らかにしてまいりたいと考えております。
また、議員や市民の皆様に対する説明責任は、当然、私にあると認識しており、文書に記載されている議員や市民の皆様へ、私自身が直接おわび申し上げたところであります。
◎岩本宏樹 都市整備部長
行政内部情報の流出事件についてのうち、内部文書の流出が確認された後の市議会への報告に至る経過についてお答えいたします。
平成28年3月に飛田給1丁目の市有地を売却した件につきまして、平成28年11月25日付で契約の取り消しを求める住民監査請求が提出されました。
この件に関して、平成28年12月28日に行われた住民監査請求人による意見陳述の場において、当該請求人から当該文書が監査委員に提出をされ、それを受けて監査委員より、この文書の真偽など、事実関係についての調査を依頼されたところです。
その後、平成29年1月11日に監査事務局へ調査結果を報告し、平成29年1月25日付で住民監査請求の結果を受領いたしました。
この結果を受け、本件について市議会に対し御報告をするに当たり、どのように御報告するかなどについて、当該文書の内容を考慮し、情報公開制度に基づく公開範囲など慎重に検討を行っていたことから、対応方針が定まるまでに時間を要している間に、議長から当該文書についての照会をいただき、その後の市議会への御報告となりました。結果として、報告が遅くなってしまったことにつきましては、大変申しわけなく思っております。
◎小杉茂 総務部長
私からは、文書に関するこのたびの事案について、市が行ってきた調査と今後の対応、本件文書の回収、ブログ記事への掲載に関する市の対応、市のホームページでの公開、具体的な再発防止策について、一部前後しますが、お答えをいたします。
初めに、庁内の公文書の管理体制を所掌する部門といたしまして、このような事態が発生しましたことを深くおわび申し上げます。
まず、これまでに市が行ってきた調査と今後の市の対応についてであります。
当該文書が住民監査請求人に渡った経緯等の事実関係を確認するため、本年2月15日から21日まで、当該文書を作成した職員及び本件に関する都市整備部内の打ち合わせに出席した職員に対して、私自身が個別にヒアリングを実施したところでありますが、経緯や事実関係を特定するには至りませんでした。
こうした現状から、市としてとり得る対応について、法的側面も含め、市の顧問弁護士に相談するなど、慎重に検討してまいりました。
その結果、請求人に当該文書を所持するに至った経緯を照会すること、請求人に当該文書の返却を要請すること、ブログの掲載記事の削除を請求人に要請すること、以上、3点について請求人に対し、書面にて照会及び要請することが、現時点において市が講ずるべき対応であると判断をし、3月3日付で要請文書を発出いたしました。
現在のところ、市のこの対応に対する請求人からの回答等はありませんが、このたびの市の要請等については、法的拘束力はなく、請求人がこれに応ずるか否かは任意であり、明確な回答が得られる可能性は不透明であります。
しかしながら、請求人から回答等があった場合については、その内容を踏まえ、改めて事実関係の調査を行いたいと考えております。
なお、請求人がこれに応じない場合について、今後、これ以上に踏み込んだ対応を行うことについては、法的にも難しいものと認識しておりますが、引き続き何らかの対応の可能性を探ってまいりたいと考えております。
また、本件事案を市のホームページで公開することについては、こうした事実関係の調査の進捗状況を踏まえ、その時期について検討してまいります。
いずれにしましても、当該文書に記載された議会や市民の皆様の御意見は、私どもと議会及び市民の皆様との信頼関係を前提としていただいたものであります。そのような性質の文書が所定の手続を経ることなく外部に出たこと、さらにインターネット上で公開されるに至ったことは極めて遺憾であります。
最後に、本件を踏まえた具体的な再発防止策についてであります。
現時点で検討している基本的な考え方として、1点目として、今回のような事案を発生させるリスクを排除していくという考えに立ち、今回のような個々の議員や市民との意見交換におけるメモを一覧表等にして文書として作成することは、全庁的に一切行わない。
2点目は、日常的な文書の管理においては、重要なものや秘匿性があるものについては、これまでも文書管理等事務説明会や職員研修を通じて適正に管理するよう職員に徹底を図ってきましたが、今後なお一層の徹底を図るため、文書管理規則に定める文書取扱責任者の役割を強化し、文書の一層厳格な管理を徹底する。
3点目として、調布市職員の懲戒処分の指針では、秘密漏えい事案について免職を含む処分が規定されているところでありますが、今回のような事案を具体的な処分対象事案として新たに規定に加えるべく指針の改正を検討する。
これらの取り組みについて、全庁で共有することはもとより、より実効性の高い取り組みとすべく、全庁一丸となり再発防止対策に取り組み、議会や市民の皆様との信頼関係の回復に努めてまいります。
2017年06月22日
事前ポスター
飛田給地域に貼ってある所謂「事前ポスター」を剥がして廻りました。


このポスターは、演説会の日程を告知するための政治活動用のポスターです。


選挙期間中は、公設掲示板での選挙ポスターしか掲示を許されないので、前日までに剥がさなくてはなりません。
事前ポスター掲示のご協力をいただいた皆さん、ありがとうございました
明日は、公設掲示板に「栗山よしゆき」さんの選挙ポスターを気合いを込めて貼らせていただきます


このポスターは、演説会の日程を告知するための政治活動用のポスターです。


選挙期間中は、公設掲示板での選挙ポスターしか掲示を許されないので、前日までに剥がさなくてはなりません。
事前ポスター掲示のご協力をいただいた皆さん、ありがとうございました

明日は、公設掲示板に「栗山よしゆき」さんの選挙ポスターを気合いを込めて貼らせていただきます

2017年06月22日
飛田給自治会 賛助会費
10時 飛田給自治会の書記として役員さんと賛助会費のご協力のお願いに伺いました。
1丁目と2丁目の2班に分かれます。
私は、原会長・渡辺会計さんと一緒に2丁目を担当。




事前に先週、賛助会員さんに総会の資料と賛助会費お願いの文書をお渡ししているのでスムーズです。
賛助会員さんには自治会へのご理解とご協力に心から感謝します
1丁目と2丁目の2班に分かれます。
私は、原会長・渡辺会計さんと一緒に2丁目を担当。



事前に先週、賛助会員さんに総会の資料と賛助会費お願いの文書をお渡ししているのでスムーズです。
賛助会員さんには自治会へのご理解とご協力に心から感謝します

2017年06月19日
調布市議会第2回定例会 閉会
調布市議会平成29年第2回定例会が閉会となりました。
会期は6月1日から6月19日までの19日間で、市長報告(10件)、市長提出議案(11件)、議員提出議案(2件)、陳情(4件)が審査されました。

市長報告(10件)
報告第3号「専決処分の報告について」
[内容]
平成29年3月21日、調布市菊野台3丁目21番地先の市道において、市が管理する高さ制限可動警告板の下を車両が通過しようとした際に、当該警告板が既定の位置よりも垂れ下がってきたため当該車両と接触し、損害を与えたもの。
市の損害賠償の額は、18万8,190円。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第4号「一般財団法人調布市市民サービス公社の経営状況について」
[内容]
平成28年度は、法人設立5年目に当たり、市からの受託事業におけるサービス向上をはじめ、市民雇用の促進、障害者の就労機会の提供、市内事業者等との連携といった取組を継続しながら、市の監理団体としての責務や役割の遂行に努めるとともに、平成30年度末までの4年間を計画期間とした「中期経営目標」に基づく取組の2年目に当たり、目標達成に向けた取組を推進した。
決算については、収入総額は6億128万1,455円、支出総額は6億128万1,455円。これにより、平成28年度の決算は、当期収支差額0円となっている。
平成29年度の事業計画について、予算として、6億1,990万8,000円を計上している。
平成29年度は、「中期経営目標」に基づく取組の3年目となることを踏まえ、それぞれの取組に関する現状や課題を整理しつつ、引き続き、中期経営目標に掲げている、「受託事業の取組拡充」、「事業の検証と効率化等の推進」、「中期的な視点に基づく公社経営」の3つの視点を念頭に置きながら、目標の達成に向けて各種の取組を着実に進めていくとのこと。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第5号「公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団の経営状況について」
[内容]
平成28年度は、財団基本計画4年目及び第3期指定管理期間の3年目として、ミッション達成と併せ「豊かな芸術文化・スポーツ活動を育むまちづくり宣言」の具現化に向けた事業展開と安全安心な施設管理運営に取り組んだ。
事業運営では、各団体や地域コミュニティ等との連携による事業実施など、幅広い分野との連携強化を図りました。さらに、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据え、和のテイストを活用した事業やたづくりエントランスの空間を生かした展示など、積極的な展開に努めた。
広報活動では、市民に関心や興味を持ってもらえるよう、リニューアルした財団報「ぱれっと」やSNSを効果的に活用した情報発信のほか、寄附金、協賛金の確保に努めた。
施設管理運営では、窓口対応やアンケート等を通じて利用者の声の反映に努め、
文化会館たづくりの入館者数が、平成7年の開館から累計で4,000万人を突破した。
決算について、収入総額は13億3,572万3,868円、支出総額は13億3,572万3,868円。これにより、平成28年度の決算は、当期収支差額0円となっている。
平成29年度の事業計画について、予算として、14億420万4,000円を計上している。
平成29年度は、第3期指定管理期間の4年目、グリーンホールは開館40年の節目の年である。「豊かな芸術文化・スポーツ活動を育むまちづくり宣言」と2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据え、調布市ならではの特色ある芸術・文化の振興と地域コミュニティの更なる醸成を図るとのこと。
今後とも市民の声を反映した事業展開、利用者の立場に立った施設管理を心掛け、更なる市民文化の向上と地域社会の発展に向けて歩む、よりよい財団の運営に期待を寄せている。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第6号「公益社団法人調布市体育協会の経営状況について」
[内容]
平成28年度も引き続き、競技スポーツと生涯スポーツに関する幅広い事業を展開し、調布市民の健康づくりの主体的な担い手として活動した。
総合体育館の施設管理・運営については、利用者数、利用料金収入ともに、目標値の達成に向け、情報誌「SPORTSちょうふ」を全戸配布するなど広報活動に重点的に取り組んだ。
平成28年度における取組結果として、利用者数については、平成5年以来、24年ぶりに20万人を超え、利用者数、利用料金収入ともに、目標値を達成することができた。
平成28年度決算について、収入総額は2億9,191万3,986円、支出総額は2億8,959万4,077円。これにより、平成28年度単年度の決算として、231万9,909円の収支差額となり、前期繰越収支差額87万7,740円を加えた次期繰越収支差額は319万7,649円となっている。
平成29年度の事業計画について、予算として、3億1,055万3,000円を計上している。
平成29年度は、ホームページのリニューアルなど広報活動の更なる拡充を図るほか、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックの開催を見据えた事業展開を進め、機運醸成を図っていくとのこと。
一方、これまでの取組の達成状況、課題等を十分に精査し、改善策を踏まえた計画にするとともに、自主財源の確保に積極的に取り組むとのことであり、施設管理についても、今後も市民が利用しやすい、安全・安心・快適な施設運営に取り組むとのこと。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第7号「公益財団法人調布ゆうあい福祉公社の経営状況について」
[内容]
平成28年度は、自主事業の赤字解消と将来ビジョンの明確化に向けた重点目標を示し、その対策に取り組んだ。その主な取組として、1点目は、自主事業の赤字要因及び課題を改めて整理したうえで、事業ごとの対策と、各事業の枠を越えて公社全体で取り組むべき対策を断行した。2点目は、公社が理念として掲げる市民相互の助け合いによる地域福祉の実現に向け、既存事業を総括し地域の福祉ニーズに合った事業を取捨選択するため、新しくプロジェクトチームを発足させ、今後の公社のあり方について検討した。3点目は、平成28年10月から開始された調布市介護予防・日常生活支援総合事業について、利用者の受入体制を構築した。さらに、平成27年度に引き続き、市から「調布市生活支援体制整備事業」を受託し、生活支援コーディネーターが協議体と連携して、支え合いの地域づくりに取り組んだ。4点目は、認知症高齢者や家族介護者を支える地域づくりに取り組んだ。認知症の理解を深めながら、地域で見守る体制の構築に向け、誰でも参加できる「だれでもカフェ」を開催し、認知症の方とその家族、地域住民などが触れ合う場の創出を継続した。また、認知症の方とその家族に向けた家族支援マップを全戸配布することで広く市民への周知を図った。
決算については、収入総額は5億6,020万6,176円、支出総額は5億5,829万3,204円。これにより、平成28年度の決算は、191万2,972円の当期収支差額となっている。
平成29年度の事業計画について、予算として、5億8,928万7,000円を計上している。
これまで公社の理念のもとで実践してきた地域住民の助け合いによる地域づくりは、地域包括ケアシステムが目指す姿、さらには地域共生社会の実現にもつながるもの。平成29年度は公社が培ってきたノウハウを最大限に生かし、今後の事業展開や新しい取組につなげていくとのこと。
また、自主事業の赤字解消に向け、具体的な対策や改善目標の設定などについては、平成28年度から平成30年度までを計画期間とする経営再建計画に沿い、継続して計画的に取り組むとのこと。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第8号「調布市土地開発公社の経営状況について」
[内容]
決算については、事業収益が、2億3,835万8,822円、事業外収益が、200万1,648円だった。
これに対して、公共用地処分のための事業原価が、2億2,381万5,254円、販売費及び一般管理費が、295万1,701円だった。
これにより、平成28年度の決算は、1,359万3,515円の当期純利益を計上している。
この当期純利益に前期繰越準備金を加えた結果、準備金9,519万5,894円を計上することができた。
本年度純利益が生じた主な理由としては、公社保有地の有効活用に努めたことが挙げられる。
事業内容としては、生活道路等用地及び公共施設用地として、3,677.06平方メートルの用地を取得した。
また、土地の処分としては、生活道路等用地及び公共施設用地として、503.72平方メートルの用地を処分した。
次に、平成29年度の事業計画について、公有地取得事業として、15億4,400万円を計上している。
その主な内容としては、生活道路等用地、深大寺南町二丁目用地等を取得するもの。
なお、公社の経営状況については、これまでの経営健全化の取組によって国の指標による健全な状態を維持していて、引き続き健全性を維持し、透明性の向上に努めて行くとのこと。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第9号「一般財団法人調布市武者小路実篤記念館の経営状況について」
[内容]
平成28年度は、記念館の空調改修工事による臨時休館が11月から約4ヶ月半あり、この期間を利用し、10月下旬から1ヶ月間、木島平村で姉妹都市交流展とこれに合わせ文化振興課との共催事業を行い、また1月中旬から2月下旬まで文化会館たづくりで移動展を実施した。特に姉妹都市交流展では、木島平村と親交を深める、またとない機会となった。
決算について、収入総額は1億2,143万9、487円、支出総額は1億921万261円だった。これにより、平成28年度決算の当期収支差額は、1,222万9,226円となっている。
平成29年度の事業計画について、予算として1億3,341万7,000円を計上している。
平成29年度の事業の特徴としては、平成30年に武者小路実篤が芸術活動の拠点として開いた「新しき村」の創立100周年を迎えるに当たり、記録映像の撮影と資料調査を実施し、今後の事業に生かしていく。今後も武者小路実篤の業績を顕彰し、その成果を展示事業等に生かして、全ての市民が利用できる施設として来館者が満足するサービスの提供に努めていくとのこと。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第10号「平成28年度調布市繰越明許費繰越計算書について」
[内容]
市内事業者の受注機会確保につなげる公共工事の前倒し発注による、保育園維持補修事業費など5事業、その他年度内での完了が困難であった緊急輸送道路耐震化促進事業補助金など15事業の合計20事業について、平成29年度に繰り越したので、報告するもの。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第11号「平成28年度調布市繰越明許費繰越計算書について」
[内容]
下水道事業特別会計において、第15号幹線緊急工事、都道共同工事負担金及び管渠建設負担金について、事業の進捗に合わせて平成29年度に繰り越したので、報告するもの。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第12号「専決処分の報告について」
[内容]
平成29年2月10日、市が管理する樹木の枝が落下したことにより物件に損害を与えたもの。
市の損害賠償の額は、47万1,371円。
[結果]
報告のとおり了承。
市長提出議案(11件)
議案第33号「専決処分の承認について」
[内容]
地方税法等の一部改正に伴い、調布市税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分をしたので、承認を求めるもの。
その主な内容としては、固定資産税において、居住用超高層建築物に係る課税を、階層の差違による実際の取引価格の傾向を踏まえて補正するよう見直すほか、軽自動車税では燃費性能に応じて減税となるグリーン化特例の適用期間を2年延長するとともに、所要の改正及び規定の整備を行うもの。
[結果]
満場一致で承認
議案第34号「専決処分の承認について」
[内容]
地方税法の一部改正に伴い、調布市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分をしたので、承認を求めるもの。
その主な内容としては、課税標準の特例規定の削除により地方税法に項ずれが生じるため、引用する条項を改めるもの。
[結果]
満場一致で承認
議案第35号「専決処分の承認について」
[内容]
地方税法施行令の一部改正に伴い、調布市国民健康保険税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分をしたので、承認を求めるもの。
その内容としては、国民健康保険税の軽減対象となる世帯を拡充するため、均等割額における軽減対象世帯に係る軽減判定所得の算定の基礎となる被保険者1人当たりの金額を、5割軽減対象世帯については27万円に、2割軽減対象世帯については49万円に、それぞれ引き上げるもの。
[結果]
満場一致で承認
議案第36号「平成29年度調布市一般会計補正予算(第1号)」
[内容]
平成29年度調布市一般会計補正予算第1号で、歳入歳出それぞれ15億1,400万円増額するもの。
歳出予算は、総務費において、市庁舎及び文化会館たづくり敷地の借地部分の底地を取得するため、用地取得費を計上している。
歳入予算においては、本補正の所要の財源として、市債を計上するほか、財政調整基金繰入金を増額している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、901億6,400万円となる。
続いて、地方債の補正として、市庁舎用地取得事業及び文化施設用地取得事業を新たに追加するもの。
[結果]
満場一致で原案可決
議案第37号「調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
[内容]
調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正するもの。
その内容としては、調布市立つつじケ丘北第4自転車駐車場を調布市西つつじケ丘3丁目29番地19に、調布市立京王多摩川自転車等駐車場を調布市多摩川5丁目38番地6にそれぞれ設置するもの。
[結果]
満場一致で原案可決
議案第38号「人と環境にやさしい道路整備事業(主要市道33号線)に関する施行協定」
[内容]
主要市道33号線の道路施設の改良工事の施行に関する協定。
内容としては、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、国や東京都と連携し、「人と環境にやさしい道路整備事業」によるバリアフリー工事を行うものであり、飛田給駅の北口駅前広場から甲州街道に及ぶ延長約380メートル、幅員22メートルの改良工事。
工事費用は、総額3億5,013万6,000円。
この度、公益財団法人東京都都市づくり公社と協議が整ったので、議会の議決を求める。
[結果]
満場一致で原案可決
議案第39号「所有権確認請求事件に関する和解について」
[内容]
原告である株式会社光洋(こうよう)から提起された所有権確認請求事件について、訴訟上の和解を成立させるため、地方自治法に基づき、提案するもの。
本事件に至った経過については、平成27年第1回定例会にて報告したとおり、訴訟における原告の主張は、市が所有している本件水路と、原告所有地との境界について、筆界(ひっかい)特定により特定された線を前提として、時効により、本件水路の所有権を取得していることの確認等を求めるもの。
これに対し、市は、本事件に利害関係があるとして、株式会社調布みつぎ不動産研究所に訴訟参加を求め、この間、3者で訴訟を行ってきた。
こうしたなか、当事者間において和解の機運が高まったことから、平成29年7月4日の期日における和解の成立に向け、議会の議決を求めるもの。
主な内容としては、水路と原告所有地との境界が、筆界特定により特定された線であることを確認するとともに、本件水路等を、原告及び訴訟参加人に有償にて譲渡するというもの。
[結果]
満場一致で原案可決
議案第40号「調布市監査委員の選任について」
[内容]
識見を有する者のうちから選任した岩倉哲二氏の任期が平成29年6月30日をもち満了するので、後任者として、岩倉哲二氏の選任について、議会の同意を求めるもの。
[結果]
満場一致で同意
議案41第号「人権擁護委員の候補者の推薦について」
[内容]
人権擁護委員のうち中西賀代子氏の任期が、平成29年9月30日をもち満了するので、後任の候補者として中西賀代子氏を推薦し、議会の同意を求めるもの。
[結果]
満場一致で同意
議案第42号「調布市監査委員の選任について」
[内容]
議会選出の監査委員が辞職したことから、後任の監査委員として小林市之氏を選任したく、議会の同意を求めるもの。
[結果]
満場一致で同意
議案第43号「調布市長の給料の特例に関する条例」
[内容]
調布市長等常勤特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の規定にかかわらず、市長の給料の月額を減額するため、調布市長の給料の特例に関する条例を制定するもの。
内容としては、内部検討のために作成した文書が外部に流出した事案が発生したことに対し、行政運営の最高責任者である市長としての責任を明らかにするため、市長の給料の一部(1割1ヶ月)を減額するもの。
[結果]
満場一致で原案可決
議員提出議案(2件)
議員提出議案第6号「いわゆる「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の撤回を求める意見書提出について」
[結果]多数により否決
議員提出議案第7号「東京都として来年度の国保料負担軽減のために財政出動等を求める意見書提出について」
[結果]多数により否決
陳情(4件)
陳情第76号「「テロ等準備罪」法案に反対する意見書の提出を求める陳情」
[結果]多数により不採択
陳情第77号「共謀罪に関する議論を深めることを求める陳情」
[結果]多数により不採択
陳情第78号「国政・地方選挙における供託金制度の見直しを求める意見書の提出を求める陳情 」
[結果]多数により不採択
陳情第79号「「共謀罪」(テロ等準備罪)法案の廃案を求める意見書に関する陳情」
[結果]多数により不採択
一般質問を行いました。

質問の内容は・・
1.調布駅前広場について
(1) 樹木について
(2) 地下駐輪場について
(3) 整備計画について
質問の内容は2017.6.7ブログをご覧ください。
また、今議会で議会役職が変更されました。
調布市議会では、慣例として、4年の任期のうち前半と後半の2年ずつで役職を変更します。
議長に田中久和議員(自由民主党創政会、3期)を選出しました。
私は建設委員会委員、広域交通問題等対策特別委員会委員長、調布市都市計画審議会委員に就任しました。
建設委員会は市の環境部・都市整備部に関する事項、広域交通等特別委員会は東京外かく環状道路・京王線連続立体交差及び京王沿線諸問題に関する事項を所管します。
調布市議会役職名簿
平成29年第2回調布市議会定例会会期結果
会期は6月1日から6月19日までの19日間で、市長報告(10件)、市長提出議案(11件)、議員提出議案(2件)、陳情(4件)が審査されました。

市長報告(10件)
報告第3号「専決処分の報告について」
[内容]
平成29年3月21日、調布市菊野台3丁目21番地先の市道において、市が管理する高さ制限可動警告板の下を車両が通過しようとした際に、当該警告板が既定の位置よりも垂れ下がってきたため当該車両と接触し、損害を与えたもの。
市の損害賠償の額は、18万8,190円。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第4号「一般財団法人調布市市民サービス公社の経営状況について」
[内容]
平成28年度は、法人設立5年目に当たり、市からの受託事業におけるサービス向上をはじめ、市民雇用の促進、障害者の就労機会の提供、市内事業者等との連携といった取組を継続しながら、市の監理団体としての責務や役割の遂行に努めるとともに、平成30年度末までの4年間を計画期間とした「中期経営目標」に基づく取組の2年目に当たり、目標達成に向けた取組を推進した。
決算については、収入総額は6億128万1,455円、支出総額は6億128万1,455円。これにより、平成28年度の決算は、当期収支差額0円となっている。
平成29年度の事業計画について、予算として、6億1,990万8,000円を計上している。
平成29年度は、「中期経営目標」に基づく取組の3年目となることを踏まえ、それぞれの取組に関する現状や課題を整理しつつ、引き続き、中期経営目標に掲げている、「受託事業の取組拡充」、「事業の検証と効率化等の推進」、「中期的な視点に基づく公社経営」の3つの視点を念頭に置きながら、目標の達成に向けて各種の取組を着実に進めていくとのこと。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第5号「公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団の経営状況について」
[内容]
平成28年度は、財団基本計画4年目及び第3期指定管理期間の3年目として、ミッション達成と併せ「豊かな芸術文化・スポーツ活動を育むまちづくり宣言」の具現化に向けた事業展開と安全安心な施設管理運営に取り組んだ。
事業運営では、各団体や地域コミュニティ等との連携による事業実施など、幅広い分野との連携強化を図りました。さらに、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据え、和のテイストを活用した事業やたづくりエントランスの空間を生かした展示など、積極的な展開に努めた。
広報活動では、市民に関心や興味を持ってもらえるよう、リニューアルした財団報「ぱれっと」やSNSを効果的に活用した情報発信のほか、寄附金、協賛金の確保に努めた。
施設管理運営では、窓口対応やアンケート等を通じて利用者の声の反映に努め、
文化会館たづくりの入館者数が、平成7年の開館から累計で4,000万人を突破した。
決算について、収入総額は13億3,572万3,868円、支出総額は13億3,572万3,868円。これにより、平成28年度の決算は、当期収支差額0円となっている。
平成29年度の事業計画について、予算として、14億420万4,000円を計上している。
平成29年度は、第3期指定管理期間の4年目、グリーンホールは開館40年の節目の年である。「豊かな芸術文化・スポーツ活動を育むまちづくり宣言」と2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据え、調布市ならではの特色ある芸術・文化の振興と地域コミュニティの更なる醸成を図るとのこと。
今後とも市民の声を反映した事業展開、利用者の立場に立った施設管理を心掛け、更なる市民文化の向上と地域社会の発展に向けて歩む、よりよい財団の運営に期待を寄せている。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第6号「公益社団法人調布市体育協会の経営状況について」
[内容]
平成28年度も引き続き、競技スポーツと生涯スポーツに関する幅広い事業を展開し、調布市民の健康づくりの主体的な担い手として活動した。
総合体育館の施設管理・運営については、利用者数、利用料金収入ともに、目標値の達成に向け、情報誌「SPORTSちょうふ」を全戸配布するなど広報活動に重点的に取り組んだ。
平成28年度における取組結果として、利用者数については、平成5年以来、24年ぶりに20万人を超え、利用者数、利用料金収入ともに、目標値を達成することができた。
平成28年度決算について、収入総額は2億9,191万3,986円、支出総額は2億8,959万4,077円。これにより、平成28年度単年度の決算として、231万9,909円の収支差額となり、前期繰越収支差額87万7,740円を加えた次期繰越収支差額は319万7,649円となっている。
平成29年度の事業計画について、予算として、3億1,055万3,000円を計上している。
平成29年度は、ホームページのリニューアルなど広報活動の更なる拡充を図るほか、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックの開催を見据えた事業展開を進め、機運醸成を図っていくとのこと。
一方、これまでの取組の達成状況、課題等を十分に精査し、改善策を踏まえた計画にするとともに、自主財源の確保に積極的に取り組むとのことであり、施設管理についても、今後も市民が利用しやすい、安全・安心・快適な施設運営に取り組むとのこと。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第7号「公益財団法人調布ゆうあい福祉公社の経営状況について」
[内容]
平成28年度は、自主事業の赤字解消と将来ビジョンの明確化に向けた重点目標を示し、その対策に取り組んだ。その主な取組として、1点目は、自主事業の赤字要因及び課題を改めて整理したうえで、事業ごとの対策と、各事業の枠を越えて公社全体で取り組むべき対策を断行した。2点目は、公社が理念として掲げる市民相互の助け合いによる地域福祉の実現に向け、既存事業を総括し地域の福祉ニーズに合った事業を取捨選択するため、新しくプロジェクトチームを発足させ、今後の公社のあり方について検討した。3点目は、平成28年10月から開始された調布市介護予防・日常生活支援総合事業について、利用者の受入体制を構築した。さらに、平成27年度に引き続き、市から「調布市生活支援体制整備事業」を受託し、生活支援コーディネーターが協議体と連携して、支え合いの地域づくりに取り組んだ。4点目は、認知症高齢者や家族介護者を支える地域づくりに取り組んだ。認知症の理解を深めながら、地域で見守る体制の構築に向け、誰でも参加できる「だれでもカフェ」を開催し、認知症の方とその家族、地域住民などが触れ合う場の創出を継続した。また、認知症の方とその家族に向けた家族支援マップを全戸配布することで広く市民への周知を図った。
決算については、収入総額は5億6,020万6,176円、支出総額は5億5,829万3,204円。これにより、平成28年度の決算は、191万2,972円の当期収支差額となっている。
平成29年度の事業計画について、予算として、5億8,928万7,000円を計上している。
これまで公社の理念のもとで実践してきた地域住民の助け合いによる地域づくりは、地域包括ケアシステムが目指す姿、さらには地域共生社会の実現にもつながるもの。平成29年度は公社が培ってきたノウハウを最大限に生かし、今後の事業展開や新しい取組につなげていくとのこと。
また、自主事業の赤字解消に向け、具体的な対策や改善目標の設定などについては、平成28年度から平成30年度までを計画期間とする経営再建計画に沿い、継続して計画的に取り組むとのこと。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第8号「調布市土地開発公社の経営状況について」
[内容]
決算については、事業収益が、2億3,835万8,822円、事業外収益が、200万1,648円だった。
これに対して、公共用地処分のための事業原価が、2億2,381万5,254円、販売費及び一般管理費が、295万1,701円だった。
これにより、平成28年度の決算は、1,359万3,515円の当期純利益を計上している。
この当期純利益に前期繰越準備金を加えた結果、準備金9,519万5,894円を計上することができた。
本年度純利益が生じた主な理由としては、公社保有地の有効活用に努めたことが挙げられる。
事業内容としては、生活道路等用地及び公共施設用地として、3,677.06平方メートルの用地を取得した。
また、土地の処分としては、生活道路等用地及び公共施設用地として、503.72平方メートルの用地を処分した。
次に、平成29年度の事業計画について、公有地取得事業として、15億4,400万円を計上している。
その主な内容としては、生活道路等用地、深大寺南町二丁目用地等を取得するもの。
なお、公社の経営状況については、これまでの経営健全化の取組によって国の指標による健全な状態を維持していて、引き続き健全性を維持し、透明性の向上に努めて行くとのこと。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第9号「一般財団法人調布市武者小路実篤記念館の経営状況について」
[内容]
平成28年度は、記念館の空調改修工事による臨時休館が11月から約4ヶ月半あり、この期間を利用し、10月下旬から1ヶ月間、木島平村で姉妹都市交流展とこれに合わせ文化振興課との共催事業を行い、また1月中旬から2月下旬まで文化会館たづくりで移動展を実施した。特に姉妹都市交流展では、木島平村と親交を深める、またとない機会となった。
決算について、収入総額は1億2,143万9、487円、支出総額は1億921万261円だった。これにより、平成28年度決算の当期収支差額は、1,222万9,226円となっている。
平成29年度の事業計画について、予算として1億3,341万7,000円を計上している。
平成29年度の事業の特徴としては、平成30年に武者小路実篤が芸術活動の拠点として開いた「新しき村」の創立100周年を迎えるに当たり、記録映像の撮影と資料調査を実施し、今後の事業に生かしていく。今後も武者小路実篤の業績を顕彰し、その成果を展示事業等に生かして、全ての市民が利用できる施設として来館者が満足するサービスの提供に努めていくとのこと。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第10号「平成28年度調布市繰越明許費繰越計算書について」
[内容]
市内事業者の受注機会確保につなげる公共工事の前倒し発注による、保育園維持補修事業費など5事業、その他年度内での完了が困難であった緊急輸送道路耐震化促進事業補助金など15事業の合計20事業について、平成29年度に繰り越したので、報告するもの。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第11号「平成28年度調布市繰越明許費繰越計算書について」
[内容]
下水道事業特別会計において、第15号幹線緊急工事、都道共同工事負担金及び管渠建設負担金について、事業の進捗に合わせて平成29年度に繰り越したので、報告するもの。
[結果]
報告のとおり了承。
報告第12号「専決処分の報告について」
[内容]
平成29年2月10日、市が管理する樹木の枝が落下したことにより物件に損害を与えたもの。
市の損害賠償の額は、47万1,371円。
[結果]
報告のとおり了承。
市長提出議案(11件)
議案第33号「専決処分の承認について」
[内容]
地方税法等の一部改正に伴い、調布市税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分をしたので、承認を求めるもの。
その主な内容としては、固定資産税において、居住用超高層建築物に係る課税を、階層の差違による実際の取引価格の傾向を踏まえて補正するよう見直すほか、軽自動車税では燃費性能に応じて減税となるグリーン化特例の適用期間を2年延長するとともに、所要の改正及び規定の整備を行うもの。
[結果]
満場一致で承認
議案第34号「専決処分の承認について」
[内容]
地方税法の一部改正に伴い、調布市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分をしたので、承認を求めるもの。
その主な内容としては、課税標準の特例規定の削除により地方税法に項ずれが生じるため、引用する条項を改めるもの。
[結果]
満場一致で承認
議案第35号「専決処分の承認について」
[内容]
地方税法施行令の一部改正に伴い、調布市国民健康保険税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分をしたので、承認を求めるもの。
その内容としては、国民健康保険税の軽減対象となる世帯を拡充するため、均等割額における軽減対象世帯に係る軽減判定所得の算定の基礎となる被保険者1人当たりの金額を、5割軽減対象世帯については27万円に、2割軽減対象世帯については49万円に、それぞれ引き上げるもの。
[結果]
満場一致で承認
議案第36号「平成29年度調布市一般会計補正予算(第1号)」
[内容]
平成29年度調布市一般会計補正予算第1号で、歳入歳出それぞれ15億1,400万円増額するもの。
歳出予算は、総務費において、市庁舎及び文化会館たづくり敷地の借地部分の底地を取得するため、用地取得費を計上している。
歳入予算においては、本補正の所要の財源として、市債を計上するほか、財政調整基金繰入金を増額している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、901億6,400万円となる。
続いて、地方債の補正として、市庁舎用地取得事業及び文化施設用地取得事業を新たに追加するもの。
[結果]
満場一致で原案可決
議案第37号「調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
[内容]
調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正するもの。
その内容としては、調布市立つつじケ丘北第4自転車駐車場を調布市西つつじケ丘3丁目29番地19に、調布市立京王多摩川自転車等駐車場を調布市多摩川5丁目38番地6にそれぞれ設置するもの。
[結果]
満場一致で原案可決
議案第38号「人と環境にやさしい道路整備事業(主要市道33号線)に関する施行協定」
[内容]
主要市道33号線の道路施設の改良工事の施行に関する協定。
内容としては、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、国や東京都と連携し、「人と環境にやさしい道路整備事業」によるバリアフリー工事を行うものであり、飛田給駅の北口駅前広場から甲州街道に及ぶ延長約380メートル、幅員22メートルの改良工事。
工事費用は、総額3億5,013万6,000円。
この度、公益財団法人東京都都市づくり公社と協議が整ったので、議会の議決を求める。
[結果]
満場一致で原案可決
議案第39号「所有権確認請求事件に関する和解について」
[内容]
原告である株式会社光洋(こうよう)から提起された所有権確認請求事件について、訴訟上の和解を成立させるため、地方自治法に基づき、提案するもの。
本事件に至った経過については、平成27年第1回定例会にて報告したとおり、訴訟における原告の主張は、市が所有している本件水路と、原告所有地との境界について、筆界(ひっかい)特定により特定された線を前提として、時効により、本件水路の所有権を取得していることの確認等を求めるもの。
これに対し、市は、本事件に利害関係があるとして、株式会社調布みつぎ不動産研究所に訴訟参加を求め、この間、3者で訴訟を行ってきた。
こうしたなか、当事者間において和解の機運が高まったことから、平成29年7月4日の期日における和解の成立に向け、議会の議決を求めるもの。
主な内容としては、水路と原告所有地との境界が、筆界特定により特定された線であることを確認するとともに、本件水路等を、原告及び訴訟参加人に有償にて譲渡するというもの。
[結果]
満場一致で原案可決
議案第40号「調布市監査委員の選任について」
[内容]
識見を有する者のうちから選任した岩倉哲二氏の任期が平成29年6月30日をもち満了するので、後任者として、岩倉哲二氏の選任について、議会の同意を求めるもの。
[結果]
満場一致で同意
議案41第号「人権擁護委員の候補者の推薦について」
[内容]
人権擁護委員のうち中西賀代子氏の任期が、平成29年9月30日をもち満了するので、後任の候補者として中西賀代子氏を推薦し、議会の同意を求めるもの。
[結果]
満場一致で同意
議案第42号「調布市監査委員の選任について」
[内容]
議会選出の監査委員が辞職したことから、後任の監査委員として小林市之氏を選任したく、議会の同意を求めるもの。
[結果]
満場一致で同意
議案第43号「調布市長の給料の特例に関する条例」
[内容]
調布市長等常勤特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の規定にかかわらず、市長の給料の月額を減額するため、調布市長の給料の特例に関する条例を制定するもの。
内容としては、内部検討のために作成した文書が外部に流出した事案が発生したことに対し、行政運営の最高責任者である市長としての責任を明らかにするため、市長の給料の一部(1割1ヶ月)を減額するもの。
[結果]
満場一致で原案可決
議員提出議案(2件)
議員提出議案第6号「いわゆる「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の撤回を求める意見書提出について」
[結果]多数により否決
議員提出議案第7号「東京都として来年度の国保料負担軽減のために財政出動等を求める意見書提出について」
[結果]多数により否決
陳情(4件)
陳情第76号「「テロ等準備罪」法案に反対する意見書の提出を求める陳情」
[結果]多数により不採択
陳情第77号「共謀罪に関する議論を深めることを求める陳情」
[結果]多数により不採択
陳情第78号「国政・地方選挙における供託金制度の見直しを求める意見書の提出を求める陳情 」
[結果]多数により不採択
陳情第79号「「共謀罪」(テロ等準備罪)法案の廃案を求める意見書に関する陳情」
[結果]多数により不採択
一般質問を行いました。
質問の内容は・・
1.調布駅前広場について
(1) 樹木について
(2) 地下駐輪場について
(3) 整備計画について
質問の内容は2017.6.7ブログをご覧ください。
また、今議会で議会役職が変更されました。
調布市議会では、慣例として、4年の任期のうち前半と後半の2年ずつで役職を変更します。
議長に田中久和議員(自由民主党創政会、3期)を選出しました。
私は建設委員会委員、広域交通問題等対策特別委員会委員長、調布市都市計画審議会委員に就任しました。
建設委員会は市の環境部・都市整備部に関する事項、広域交通等特別委員会は東京外かく環状道路・京王線連続立体交差及び京王沿線諸問題に関する事項を所管します。


2017年06月18日
Jリーグ15節 FC東京vs.横浜
17時から三鷹市で開かれていた国立高校同窓会・代表幹事会(2017.6.18-2ブログ)が終わりました。
懇親会はごめんなさいをして、J1リーグ戦第15節FC東京vs.横浜戦が行われている味の素スタジアムに向かいます。
途中、DAZNに加入しているので、携帯で観ようとするも・・・


観ることができません
途中経過を見ないまま、味スタへ。
果たして・・・




後半14分まで0-0でした。
決定的なチャンスを逃しているうちに、
後半43分 横浜に決められて0-1
後半49分右サイドからのCK。GKの林も参戦


太田がペナルティエリア内へボールを送るも、はね返される。
結果は、そのまま0-1で敗戦
せっかく、日本代表のハリルホジッチ監督が視察をしたのに、「特にコメントをすることはない」と、試合内容には触れずに会場を後にしたそうです
う〜ん、FC東京、いよいよどうなってる?
懇親会はごめんなさいをして、J1リーグ戦第15節FC東京vs.横浜戦が行われている味の素スタジアムに向かいます。
途中、DAZNに加入しているので、携帯で観ようとするも・・・
観ることができません

途中経過を見ないまま、味スタへ。
果たして・・・
後半14分まで0-0でした。
決定的なチャンスを逃しているうちに、
後半43分 横浜に決められて0-1

後半49分右サイドからのCK。GKの林も参戦

太田がペナルティエリア内へボールを送るも、はね返される。
結果は、そのまま0-1で敗戦

せっかく、日本代表のハリルホジッチ監督が視察をしたのに、「特にコメントをすることはない」と、試合内容には触れずに会場を後にしたそうです

う〜ん、FC東京、いよいよどうなってる?
2017年06月18日
国立高校同窓会・代表幹事会
18時から味の素スタジアムでJ1リーグ第15節FC東京vs.横浜戦がありますが、その前に三鷹へ。
17時 国立高校同窓会・代表幹事会(平成29年第2回 )が三鷹駅南口近くにある同窓会事務局で開かれました。
私は昭和53年卒業の学年幹事を務めています。
昨年副会長に就任した山極壽一(やまぎわ じゅいち)さんが京都から参加しました

山極さんは、昭和45年卒。
日本を代表する人類学者・霊長類学者です。
特にゴリラ研究の第一人者で、現在、京都大学総長をお務めです
「京大総長」という凄い方が、「会長」「名誉会長」「顧問」といった肩書きではなく、「副会長」というところが国高らしいと思います
山極壽一 公式ウェブサイト
藤川会長(昭和50年卒)あいさつ

<協議事項>
①3月〜5月活動報告
②その他
(1)会費収入推移
(2)秋の懇親会
(3)仮称「国高物語」出版
ほか

17時 国立高校同窓会・代表幹事会(平成29年第2回 )が三鷹駅南口近くにある同窓会事務局で開かれました。
私は昭和53年卒業の学年幹事を務めています。
昨年副会長に就任した山極壽一(やまぎわ じゅいち)さんが京都から参加しました

山極さんは、昭和45年卒。
日本を代表する人類学者・霊長類学者です。
特にゴリラ研究の第一人者で、現在、京都大学総長をお務めです

「京大総長」という凄い方が、「会長」「名誉会長」「顧問」といった肩書きではなく、「副会長」というところが国高らしいと思います


藤川会長(昭和50年卒)あいさつ
<協議事項>
①3月〜5月活動報告
②その他
(1)会費収入推移
(2)秋の懇親会
(3)仮称「国高物語」出版
ほか
2017年06月18日
飛田給 プランターの花の植え替え
8時 飛田給のプランターの花の植え替えをしました。
飛田給駅周辺の「花いっぱい運動」は、1998年に飛田給まちづくり協議会(野口泰助会長=当時)が「飛田給を花でいっぱいにしましょう
」と、飛田給駅南口商店会に呼びかけて共同で始めたものです。
飛田給小学校の子どもたちの有志に木製のプランターを作ってもらい、花を植えました。
当時小学生だった私の長男も参加しましたが、その頃のプランターは傷んでしまい残っていません。
2005年からは「花いっぱい運動」に熱い想いを持つ石川浩(前・飛田給小学校地区協議会会長)さんが資金面も含めて中心となり、年に2回地元の有志で行っています。
年々プランターが壊れて少なくなってしまい、今年は飛田給駅北口の歩道にある円形プランター二つです。

まずは、プランターの痛みが酷いので、本田さんが直します。

こちらのプランターは、ボロボロなので、ポリエチレン製の透湿・防水シートを使って補強します。
本田さんは大工さんなので、とっても助かります




プランターの掃除をします。

プランターに捨てられているタバコに腹が立ちます


花を植えます。


水をあげて仕上げです。

今回の参加者は、石川浩さん、本田照男さんと私の3名。


私と本田さんの植えた花。右側半分を私が担当。

みんなでちょっとずつ家の周りに花を植えて、花いっぱいのまちにしましょう

なお、プランターの状態が厳しいこともあって、ここまで頑張ってきた石川さんが「来年あたりで止めようかな」と弱気な発言をしています。
お知り合いの方、励ましてあげて下さい
飛田給駅周辺の「花いっぱい運動」は、1998年に飛田給まちづくり協議会(野口泰助会長=当時)が「飛田給を花でいっぱいにしましょう

飛田給小学校の子どもたちの有志に木製のプランターを作ってもらい、花を植えました。
当時小学生だった私の長男も参加しましたが、その頃のプランターは傷んでしまい残っていません。
2005年からは「花いっぱい運動」に熱い想いを持つ石川浩(前・飛田給小学校地区協議会会長)さんが資金面も含めて中心となり、年に2回地元の有志で行っています。
年々プランターが壊れて少なくなってしまい、今年は飛田給駅北口の歩道にある円形プランター二つです。
まずは、プランターの痛みが酷いので、本田さんが直します。

こちらのプランターは、ボロボロなので、ポリエチレン製の透湿・防水シートを使って補強します。
本田さんは大工さんなので、とっても助かります





プランターの掃除をします。
プランターに捨てられているタバコに腹が立ちます



花を植えます。


水をあげて仕上げです。

今回の参加者は、石川浩さん、本田照男さんと私の3名。


私と本田さんの植えた花。右側半分を私が担当。

みんなでちょっとずつ家の周りに花を植えて、花いっぱいのまちにしましょう


なお、プランターの状態が厳しいこともあって、ここまで頑張ってきた石川さんが「来年あたりで止めようかな」と弱気な発言をしています。
お知り合いの方、励ましてあげて下さい

2017年06月10日
母と鰻と掛け軸
母が、前回二人でお寿司を食べた時(2017.3.23ブログ)、「次は鰻でも食べたい」と言っていたので・・・
12時 母と朝寿司国領店(八雲台1丁目)さんに伺いました。

待っている間、壁の写真を見ていた母が一言。


母「どこの議員さん?」
私「えっ、長嶋茂雄さんと朝寿司のご主人だよ!」
母「長島さんに似てるけど違う人でしょ!」
・・・・
う〜ん、恐れ入りました
鰻が来て、嬉しそうな母。

「美味しい、美味しい」と、喜んで食べていました
昨日、母に「12時から食事だから、11時50分に迎えに行く」と電話で言ってあったのに、11時から自宅庭の階段のところで待っていたそうです
「待っている間、暑かったので、アイスクリームが食べたい」と言うので、アイスクリームも頂きました

朝寿司さん、ありがとうございました
店内にテレビ朝日の報道ステーションのポスターが貼ってあったので、おかみさんに事情を聞いてみると・・・

メインキャスターの富川悠太(とみかわ ゆうた)アナウンサーが、息子さんと第七中学校の同級生と聞いてビックリ
ご家族で応援しているそうです
帰宅して、先日、全国市議会議長会から頂いた25年勤続の表彰状(2017.6.8ブログ)を母と父に渡しました。


しばらくすると・・・
母が「床の間の掛け軸を替えたい」と一言。

掛け替えるついでに、掛け軸を整理することにしました。


リハビリを兼ねて母に掛け軸を巻いてもらうと、意外と巻くのが上手くてビックリ

女学校(長野県野沢高等女学校)の頃、掛け軸を巻いたことがあるそうで、なかなかの手つきでした。
結局、母が選んだのは「山水画」。
普通は床の間の掛け軸は1幅でしょうが、母が昔書いた「書」も隣りに飾ることにしました


12時 母と朝寿司国領店(八雲台1丁目)さんに伺いました。
待っている間、壁の写真を見ていた母が一言。
母「どこの議員さん?」
私「えっ、長嶋茂雄さんと朝寿司のご主人だよ!」
母「長島さんに似てるけど違う人でしょ!」
・・・・
う〜ん、恐れ入りました

鰻が来て、嬉しそうな母。
「美味しい、美味しい」と、喜んで食べていました

昨日、母に「12時から食事だから、11時50分に迎えに行く」と電話で言ってあったのに、11時から自宅庭の階段のところで待っていたそうです

「待っている間、暑かったので、アイスクリームが食べたい」と言うので、アイスクリームも頂きました

朝寿司さん、ありがとうございました

店内にテレビ朝日の報道ステーションのポスターが貼ってあったので、おかみさんに事情を聞いてみると・・・
メインキャスターの富川悠太(とみかわ ゆうた)アナウンサーが、息子さんと第七中学校の同級生と聞いてビックリ

ご家族で応援しているそうです

帰宅して、先日、全国市議会議長会から頂いた25年勤続の表彰状(2017.6.8ブログ)を母と父に渡しました。
しばらくすると・・・
母が「床の間の掛け軸を替えたい」と一言。
掛け替えるついでに、掛け軸を整理することにしました。
リハビリを兼ねて母に掛け軸を巻いてもらうと、意外と巻くのが上手くてビックリ

女学校(長野県野沢高等女学校)の頃、掛け軸を巻いたことがあるそうで、なかなかの手つきでした。
結局、母が選んだのは「山水画」。
普通は床の間の掛け軸は1幅でしょうが、母が昔書いた「書」も隣りに飾ることにしました


2017年06月09日
あいさつ運動@調布中学校
調布市教育委員会は、毎年6月と11月を「あいさつ運動推進月間」とし、さらに各学校が「あいさつ週間」を指定しています。
6月のあいさつ週間は、5月29日(月)から6月30日(金)までの学校が定める日です。
小・中学校で「あいさつ運動」を実施(調布市ホームページ)
調布中学校は6月6日から6月9日が「あいさつ週間」。
調布中学校区の健全育成推進地区委員会(第一、深大寺、第三、石原、飛田給)が交代で行います。
本日は、飛田給地区の番です。
7時50分 PTAのお母さんたち、生徒(生徒会と風紀委員会)、平岡校長を始めとする先生方と一緒に行いました。



6月のあいさつ週間は、5月29日(月)から6月30日(金)までの学校が定める日です。
小・中学校で「あいさつ運動」を実施(調布市ホームページ)
調布中学校は6月6日から6月9日が「あいさつ週間」。
調布中学校区の健全育成推進地区委員会(第一、深大寺、第三、石原、飛田給)が交代で行います。
本日は、飛田給地区の番です。
7時50分 PTAのお母さんたち、生徒(生徒会と風紀委員会)、平岡校長を始めとする先生方と一緒に行いました。


2017年06月08日
全国市議会議長会 25年勤続表彰
11時10分 調布市議会議長室で田中久和・議長から全国市議会議長会の25年勤続の表彰状を頂きました。
(写真:議会事務局提供)



受賞後、田中議長と井上耕志・副議長から激励の言葉も頂きました。
今日まで、議会活動・地域活動・政治活動・選挙運動などを支えてくださった皆様のご支援があっての賜物と、改めて感謝申し上げます
これからも引き続き、市民のためのまちづくりに邁進して参りますので、ご支援よろしくお願い申し上げます
(写真:議会事務局提供)
受賞後、田中議長と井上耕志・副議長から激励の言葉も頂きました。
今日まで、議会活動・地域活動・政治活動・選挙運動などを支えてくださった皆様のご支援があっての賜物と、改めて感謝申し上げます

これからも引き続き、市民のためのまちづくりに邁進して参りますので、ご支援よろしくお願い申し上げます

2017年06月07日
一般質問「調布駅前広場について」
調布市議会第2回定例会で一般質問をしました。
(写真:議会事務局提供)

今回のテーマは・・
調布駅前広場について
(1) 樹木について
(2) 地下駐輪場について
(3) 整備計画について
<一般質問原稿>
一般質問で使った原稿と、議場で説明に使用した写真です。
アドリブもあるので、実際の発言内容は、原稿と異なる場合があります。
今回は、調布駅前広場について(1)樹木について(2)地下駐輪場について(3)整備計画について、お聞きします。
質問に入る前にスクリーンをご覧頂きたいと思います。

この写真は、郷土博物館からご提供頂いた調布駅南口広場の写真です。撮影されたのは昭和54年から56年。中央公民館がある懐かしい写真です。
緑がうっそうとしていて、まさしく「調布駅前の杜」です。
私は第1回定例会に続き、今回も駅前広場について質問をさせていただきます。「大須賀はしつこいな」とお思いの方もおられるかと思いますが、しつこいのには理由がます。次の写真はちょっと恥ずかしいのですが、

23年前の調布青年会議所時代の写真です。例会で調布駅南口とまちづくりをテーマに委員会毎に考えた広場の案を発表しているところです。当時の青年会議所のメンバーは駅前広場のまちづくりにこだわっていました。本気で日本一の広場を造りたいと熱く語り合っていました。年は取りましたが、思いは変わりません。
私は市の職員の皆さんが一所懸命に作った駅前広場の計画の邪魔をしようと思っているわけではありません。日本一の広場を本気で一緒に作りたいと思っているからこそ、市の計画に納得がしたいのです。そのことをお伝えして、質問を始めさせていただきます。
最初の質問は「樹木について」です。
「(仮称)調布駅前広場整備に係る◆市民会議」が4月17日、26日と5月25日の3回にわたって開催されました。市は会の目的を「市民目線で見た多目的空間や樹木、噴水などの規模、位置等についてのご意見を伺うため」としています。
多くの議員が傍聴なさっていましたが、私はいくつかの違和感を感じました。
駅前広場の樹木を切る大きな原因の一つは、地下駐輪場を造ることにあることは皆様もご承知の通りです。
Q1.原因である地下駐輪場を議論の対象に入れないで、テーマを「樹木を切るか切らない」に特化したようですが、その理由は何でしょうか?
一方、第1回目に都市整備部長は「一般公募の皆さんも加えたい」と発言しましたが、公募委員はどうなっているのでしょうか。最も残念に感じたことは、樹木を切って良いか悪いかだけにテーマをしぼった結果、守りたいという市民と切っても良いと言う市民が対立する構造を結果的に市が作り出してしまったことです。結局、3回目で異論があったのに意見集約をしてしまいました。反対意見もあり、私の感覚では、市の考えを積極的に賛成する委員はあまり多くなかったように感じました。
市民会議のメンバーは、調布駅周辺の自治会・商店会、市内団体、植木組合の代表者と調布駅南口広場樹木を守る会の代表です。熱心にご議論頂いた参加者の皆様には心から敬意を表します。
一方、調布駅は市内各所から通勤や通学で使われています。日常の買い物、駅前広場や周辺で開催されるイベントには調布一円から市民が訪れます。調布駅は市内の他の駅とは違いオール調布の存在です。
市長は本年第1回定例会の一般質問の答弁で「計画を具現化する段階において、既存樹木の保全等に関して、より広範に意見を聴取する必要があったと認識している」と答弁なさっています。また「市民説明会、意見交換会の場に加え、出前講座や駅頭などに出向いて市民の御意見を伺う手法も活用するなど、丁寧な説明に努めながら事業を進めていく」ともおしゃっています。市民に積極的に説明しようとする市長の姿勢を大いに評価するものです。
Q2.そこでお尋ねしますが、会議メンバーにはいないと思われる、調布駅周辺以外の地域住民、障がい者、子育て中の親子(おやご)さん、買い物客、駅を利用する会社員、若い世代などの意見集約はどうするのでしょうか? 市は市民全体を対象とした公聴会や説明会は実施しないのでしょうか? しないとすればその理由は何でしょうか? 残念ながら1度も参加なさらなかった理由も含めて、市長が大切になさっている市民参加・協働の観点から、より広範に意見を聴取する方法を市長はどのようにお考えなのでしょうか?
<答弁>
<再質問>
<答弁>
◎次に地下駐輪場についてお伺いします。
市民が現在計画中の地下駐輪場を使う場合、地下に降りて駐輪し、また地上に上がり、さらに京王線の地下駅に降りてホームに向かうという不便を強いられることになります。
「おじいちゃん、なんであんな不便な駐輪場を作ったの」と末代まで言われかねません。「どうにか工夫してでも地下でつなげることができればと思っている」と、平成27年第3回定例会の一般質問で小林充夫議員が述べられました。また、「京王線の地下化工事が始まるときに決断していれば、駅と駐輪場を地下通路でつなぐこともできた」と、本年第1回定例会での代表質問で平野議員もおっしゃっています。
建設委員会でも地下に埋設されている東京電力の高圧線についての議論がありましたが、会派で説明を求めたところ、管理職の方から「高圧線を迂回し、上下で避(よ)ければ接続通路は可能」との説明がありました。
多くの市民が利用する地下駐輪場の計画が、駅との接続の可能性なしに進められるのは本意ではありません。
Q3.将来的に地下駐輪場が駅に接続する可能性についてお尋ねします。
自民党創政会議員団は平成27年7月に有志で都内4か所の駐輪場を視察しました。

地下鉄東西線葛西駅(写真:左上)では、機械式で地下2層式の駐輪場、地下鉄新宿線船堀駅(写真:右上)では、機械式の地上立体型の駐輪場、総武線平井駅(写真:左下)では、機械式地下駐輪場、赤羽駅(写真:右下)では、階段型のスロープではなく、人と自転車が一緒に利用できる動く歩道を視察しました。機械式では、利用者の間違った使い方によるトラブルが設置当初はあったものの、「その後のトラブルは無く、機械本体の故障はない」と説明を受けました。入庫に要する時間は約5秒、出庫に要する時間は約20秒と、自走式に比べると利用者の快適さは計り知れないと感じました。
駐輪場の方式を分けると自走式と機械式、機械式には地下方式と地上立体方式の2種類があります。機械式駐輪場は第1世代、第2世代、さらに最新施設と、品質が格段に向上していると聞いています。
Q4.これらの比較検討はどうしてきたのでしょうか? 検討の結果を議会と市民にどう説明してきたのでしょうか? 市が自走式を選択した理由は何でしょうか?
Q5.また、市は「機械式は故障と苦情が多い」と説明しているようですが、その根拠は何でしょうか? お聞かせください。
調布市と同じように地下方式による連続立体交差事業を行った小田急線と東急目黒線では、いずれも線路跡地に鉄道事業者が駐輪場を設置しています。
一方、市長は「京王電鉄は連続立体交差事業に633億円も使っているのだから、駅利用者のための駐輪場の設置を求めない」としてこられました。鉄道高架方式と違い、地下方式は、国・東京都・市・鉄道事業者の負担割合が決まっていないので、多額の事業費をご負担頂いた京王電鉄さんには私も感謝しています。
線路の地下化の結果、地上に膨大な線路跡地が生まれ、鉄道事業者は駅周辺に3つの商業ビルを建設し、秋にオープンの予定となっています。これらの商業ビルの運営により、大きな利益を上げることになるはずです。
Q6.それでも市長は鉄道事業者に駐輪場建設の費用負担を一部であっても求めないのでしょうか? 求めないとすれば、その理由は以前と同じものでしょうか、それとも違う理由でしょうか?
平成27年3月5日発行の市報ちょうふに「調布駅周辺の今後の駐輪場整備に関するアンケート調査結果(速報)」が掲載されました。

直後の3月20日に市報「中心市街地街づくり特集号」が発行され、駅前広場整備検討図が掲載されましたが、駐輪場の存在は示されませんでした。また、翌28年2月20日に再び市報「中心市街地街づくり特集号」が発行されましたが、駅前広場整備事業説明図に駐輪場の説明は一切ありませんでした。結局、アンケート調査結果を発表してから、都市計画決定に至るまで、市が市報やホームページで駐輪場の計画を説明することはなかったのです。
Q7.市の市民への広報と説明のあり方は十分だった認識しておられるのでしょうか?
Q8.樹木についての反省を生かすならば、市民参加・市民との協働を大切にする市長として、地下駐輪場について、着工の前に改めて公聴会や説明会を開き、広範に意見を聴取する場を設けるお考えは無いのでしょうか?
<答弁>
<再質問>
<答弁>
◎次に整備計画についてお伺いします。
平成26年成人式の時のグリーンホール屋外階段の写真です。

平成21年第4回定例会の一般質問で鮎川議員が「グリーンホールの屋外階段部分は、都市計画における道路区域に含まれている。多くの市民の声を聞いた上で、行政の責任として、この問題に対する結論を出していかなければならない時期に来ているのではないか」と質問しました。行政経営部長の答弁は「今後の文化施策の展開も視野に、利用者の利便性も考慮しつつ、現在地での存続や建てかえ、移転など、さまざまな選択肢について引き続き検討を進めていきたい」というものでした。
Q9.7年半も前のことです。この間、どのように検討し、その検討内容を議会と市民にどう伝えてきたのでしょうか?
平成27年の11月にグリーンホールの屋外階段の移設についての調査結果が出されました。内容は、移設は困難と言うものです。
その後、議会にも市民にも何ら説明がないまま1年4ヶ月が過ぎた本年2月24日、「調布駅前広場の整備について」をテーマとした全議員説明会で、平成35年の駅前広場の完成時に屋外階段を撤去することが市長から初めて明言されました。全議員説明会が非公開なため、議事録が無く、市民が市長の発言内容を確認することができません。そのような状況で大きな政策判断が明示されたことは適切と言えるのでしょうか。
現在、グリーンホール1階のガラス部分に昭和52年の開館から現在までの「グリーンホール40年のあゆみ」の年表が貼られています。

ご覧になった方も多いと思いますが、年表を見ると、昭和54年に「カックラキン大放送!!」などテレビ番組の公開収録がスタート。その後、小沢征爾コンサート、劇団四季「コーラスライン」、春風亭小朝独演会など、文化の殿堂に相応しく様々な芸術文化活動に彩られてきました。
また、成人式や敬老会、小中学校の連合音楽会や第一小学校のひばり音楽祭など、市や教育委員会、学校にとっても欠かせない施設でした。利用状況を調べてみると、平成28年度の利用件数は延べで764件、利用率は83%にも及びます。まさしく市民から最も利用され親しまれてきた施設と言えるでしょう。
その施設の記念すべき40周年の年に大ホール機能の喪失を市長が明言したのは皮肉なことです。
年表の左端にメッセージがありました。

メッセージは「市民の文化創造の拠点として、グリーンホールは、いつまでも皆さまに愛される劇場をめざしてまいります」。
大ホールの座席数は1階席877席、2階席430席で、定員は1,307名です。
平成35年に屋外階段が撤去されると、建物内の階段を使うにしても、東京都安全条例の規制で、座席数は半分の約640~650席になるなど、使用の範囲が大きく制限されると聞いています。そうなると、もはや、大ホールとは呼べず、中小ホールです。市民への影響は計り知れません。
代替施設がなければ、市内の大学や近隣の自治体のホールを借りるとか、様々な対策を打たなければならないはずです。市民の文化芸術活動に大きな影響を与える大ホール機能の消滅を市はどのくらい深刻に考えているのでしょうか。
Q10.大ホール機能が失われる事実を議会と市民にどの段階でどのように説明してきたのでしょうか? してきていないとすれば、その理由は何でしょうか?
Q11.大ホール機能の代替えはどうするのでしょうか? 今後のあり方について、市民と利用者への説明と理解はどう考えているのでしょうか? お聞かせください。
大ホール機能が無くなることを私の知り合いに聞いてみると、ほとんどの人が知りません。市が何も説明していないからだと思われます。
また、旧タコ公園付近にいた小さいお子さんを連れたお母さんと話をしてみると、駅前広場内にタコ公園が復活すると思っていました。駅前広場の現状と計画を正確に市民に伝える必要と義務が市にあるのではないでしょうか。
Q12.市報ちょうふで「調布駅前広場特集号」を発行する、ホームページに詳細な情報を載せるなど、広場の整備計画の現状を丁寧に市民に説明し、理解を求める考えについてお尋ねします。
さて、地下駐輪場の建設と大ホール機能を両立させることはどうしても不可能なのでしょうか。
Q13,都市計画の変更をして、都市計画区域から屋外階段を外すことができる可能性についてお伺いします。法律的に物理的に手続的にその可能性は絶対にないのでしょうか?
ここで飛田給駅の実例をご紹介します。

飛田給駅は、公共通路・エスカレーター・エレベーター・公衆トイレ・交番が都市計画区域内、言い換えれば道路内に存在しています。
Q14,平成12年頃、駅舎とこれらの施設を整備するにあたって、「道路法上の道路付属物」として設置し、階段部分を含めた公共通路を市の道路、市道に認定したと記憶していますが、調布駅前広場でも同様の検討ができないのでしょうか。
Q15.具体的に次の4つの点について可能性をお聞きしたいと思います。
①「道路法上の道路付属物」になれば、原則として道路の一部として取り扱うことになり存続できる可能性があると思います。グリーンホールの屋外階段をアーケードや屋根つき歩道橋などと同じ「道路付属物扱い」にできないのでしょうか?
②屋外階段を「道路内の建築許可」で残すことはできないのでしょうか?
③既存がだめなら「道路法上の道路付属物扱い」又は「道路内の建築許可」ができるような階段に造り直して設置することはできないのでしょうか?
④市内には階段の状態の道路を道路に認定している場所があると聞いていますが、階段そのものを市道に位置づけられないのでしょうか?
日本一の駅前広場を整備するためには、常識にとらわれず、新たな発想や知恵を出し合い解決する必要があると思います。法令には、必ず「但し書き」や「特例許可」があります。道路管理者も特定行政庁も調布市です。
Q16.警察・消防などの同意が必要かもしれませんが、市民のために市はあらゆる可能性を検討したのでしょうか?
公共施設棟について、市長は本年第1回定例会の一般質問の答弁で「各施設機能のあり方や更新等について、早期にその方向性を定めていきたい」とお答えになっています。
交番が既に単独で設置され、公衆トイレが独立することを考えると、事実上、公共施設棟を造る必要性は小さくなると思われます。公共施設棟が無くなれば大屋根を造る必要性はどうなるのでしょうか。
確かに大屋根は雨を防ぐメリットはありますが、調布駅の地下空間から出てきた瞬間の風景を考えてみて下さい。大屋根が見える風景と青空と樹木の緑が見える風景の皆さんはどちらがお好きでしょうか。
Q17.公共施設棟と大屋根を造らない可能性についてお尋ねします。

広場全体の計画は公共施設棟とそれを覆う大屋根と、大屋根を挟んで南北の交通ロータリーが位置している設計となっています。公共施設棟と大屋根がなくなれば、3つの楕円を基本イメージとする設計コンセプトの根幹が崩れ、北側のロータリーと南側のロータリーの位置と大きさを変更することが可能となるのではないでしょうか。
Q18.南北の交通ロータリーの大きさと位置を変更した、新たな交通ロータリーを設計する可能性についてお尋ねします。
さて、新しい案の一つとして、樹木を守る会が駅前広場の代替案を発表しています。

市の計画に比べると、ロータリー部分を小さくし、地下駐輪場は機械式に変更しています。ひとつの市民団体が提案したものですが、建築や設計の専門家も加わっているようで、一考の価値があるのではないでしょうか。
Q19.市は守る会の代替案をどう評価するのでしょうか?
グリーンホールは市にとっても市民にとってもかけがえの無い存在です。
大ホール機能を残すことを最優先にまちづくりの視点を変えることはできないのでしょうか。
一端立ち止まり、グリーンホールや地下駐輪場のことを含め、現在と将来の市民のために、市民にとって使いやすい、安全・安心で快適な駅前広場を市と議会と市民が一緒になって協議をする。
その間の駐輪場はどうするのという意見もおありでしょうが、必要な台数は、まだ整備されていない緑道予定地などの線路跡地に仮設の駐輪場を造れば対応できるはずです。
駅前広場の2つの将来の姿を想像してみて下さい。1つ目の姿は、グリーンホールの大ホール機能は喪失。地下駐輪場は機械式に比べて使いにくく、駅に直結しないため評判が悪い。調布駅の地下から広場に出ると最初に目に入るのは、公共施設棟が無くなり存在意味が小さくなったのに作られた大屋根。遊具が設置できないため広場から消え去ってしまった子どもたちの笑顔と歓声。ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックのお出迎えは、地下駐輪場と少しの緑です。
2つ目の姿は、難しかったけれど市の努力と工夫により屋外階段が撤去されず大ホール機能が生き残ったグリーンホール。快適な機械式の地下駐輪場。調布駅の地下から広場に出ると最初に目に入るのは青空と駅前の杜を代表する樹木の緑。ロータリー部分の大きさと形と都市計画区域を工夫した結果タコ公園が復活し、子どもたちの笑顔と歓声が溢れている。その子どもたちの様子を通りがかった大人が微笑みながら見守っている。ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックのお出迎えは、豊かな緑と子どもたちの笑顔と歓声です。
どちらの姿を選ぶのか、今、市と議会と市民にとって大きな分かれ道です。
Q20.一端立ち止まることは、市にとってどのようなマイナスがあるのでしょうか? 絶対にできないことなのでしょうか? できないとしたらその理由をお聞かせください。
<答弁>
<再質問>
<取りまとめ>
調布市議会中継の録画映像は、原則として会議の終了から4日後(土曜日・日曜日及び国民の祝日等を除く)なので、6月13日に公開される予定です。
調布市議会中継
(写真:議会事務局提供)
今回のテーマは・・
調布駅前広場について
(1) 樹木について
(2) 地下駐輪場について
(3) 整備計画について
<一般質問原稿>
一般質問で使った原稿と、議場で説明に使用した写真です。
アドリブもあるので、実際の発言内容は、原稿と異なる場合があります。
今回は、調布駅前広場について(1)樹木について(2)地下駐輪場について(3)整備計画について、お聞きします。
質問に入る前にスクリーンをご覧頂きたいと思います。

この写真は、郷土博物館からご提供頂いた調布駅南口広場の写真です。撮影されたのは昭和54年から56年。中央公民館がある懐かしい写真です。
緑がうっそうとしていて、まさしく「調布駅前の杜」です。
私は第1回定例会に続き、今回も駅前広場について質問をさせていただきます。「大須賀はしつこいな」とお思いの方もおられるかと思いますが、しつこいのには理由がます。次の写真はちょっと恥ずかしいのですが、

23年前の調布青年会議所時代の写真です。例会で調布駅南口とまちづくりをテーマに委員会毎に考えた広場の案を発表しているところです。当時の青年会議所のメンバーは駅前広場のまちづくりにこだわっていました。本気で日本一の広場を造りたいと熱く語り合っていました。年は取りましたが、思いは変わりません。
私は市の職員の皆さんが一所懸命に作った駅前広場の計画の邪魔をしようと思っているわけではありません。日本一の広場を本気で一緒に作りたいと思っているからこそ、市の計画に納得がしたいのです。そのことをお伝えして、質問を始めさせていただきます。
最初の質問は「樹木について」です。
「(仮称)調布駅前広場整備に係る◆市民会議」が4月17日、26日と5月25日の3回にわたって開催されました。市は会の目的を「市民目線で見た多目的空間や樹木、噴水などの規模、位置等についてのご意見を伺うため」としています。
多くの議員が傍聴なさっていましたが、私はいくつかの違和感を感じました。
駅前広場の樹木を切る大きな原因の一つは、地下駐輪場を造ることにあることは皆様もご承知の通りです。
Q1.原因である地下駐輪場を議論の対象に入れないで、テーマを「樹木を切るか切らない」に特化したようですが、その理由は何でしょうか?
一方、第1回目に都市整備部長は「一般公募の皆さんも加えたい」と発言しましたが、公募委員はどうなっているのでしょうか。最も残念に感じたことは、樹木を切って良いか悪いかだけにテーマをしぼった結果、守りたいという市民と切っても良いと言う市民が対立する構造を結果的に市が作り出してしまったことです。結局、3回目で異論があったのに意見集約をしてしまいました。反対意見もあり、私の感覚では、市の考えを積極的に賛成する委員はあまり多くなかったように感じました。
市民会議のメンバーは、調布駅周辺の自治会・商店会、市内団体、植木組合の代表者と調布駅南口広場樹木を守る会の代表です。熱心にご議論頂いた参加者の皆様には心から敬意を表します。
一方、調布駅は市内各所から通勤や通学で使われています。日常の買い物、駅前広場や周辺で開催されるイベントには調布一円から市民が訪れます。調布駅は市内の他の駅とは違いオール調布の存在です。
市長は本年第1回定例会の一般質問の答弁で「計画を具現化する段階において、既存樹木の保全等に関して、より広範に意見を聴取する必要があったと認識している」と答弁なさっています。また「市民説明会、意見交換会の場に加え、出前講座や駅頭などに出向いて市民の御意見を伺う手法も活用するなど、丁寧な説明に努めながら事業を進めていく」ともおしゃっています。市民に積極的に説明しようとする市長の姿勢を大いに評価するものです。
Q2.そこでお尋ねしますが、会議メンバーにはいないと思われる、調布駅周辺以外の地域住民、障がい者、子育て中の親子(おやご)さん、買い物客、駅を利用する会社員、若い世代などの意見集約はどうするのでしょうか? 市は市民全体を対象とした公聴会や説明会は実施しないのでしょうか? しないとすればその理由は何でしょうか? 残念ながら1度も参加なさらなかった理由も含めて、市長が大切になさっている市民参加・協働の観点から、より広範に意見を聴取する方法を市長はどのようにお考えなのでしょうか?
<答弁>
<再質問>
<答弁>
◎次に地下駐輪場についてお伺いします。
市民が現在計画中の地下駐輪場を使う場合、地下に降りて駐輪し、また地上に上がり、さらに京王線の地下駅に降りてホームに向かうという不便を強いられることになります。
「おじいちゃん、なんであんな不便な駐輪場を作ったの」と末代まで言われかねません。「どうにか工夫してでも地下でつなげることができればと思っている」と、平成27年第3回定例会の一般質問で小林充夫議員が述べられました。また、「京王線の地下化工事が始まるときに決断していれば、駅と駐輪場を地下通路でつなぐこともできた」と、本年第1回定例会での代表質問で平野議員もおっしゃっています。
建設委員会でも地下に埋設されている東京電力の高圧線についての議論がありましたが、会派で説明を求めたところ、管理職の方から「高圧線を迂回し、上下で避(よ)ければ接続通路は可能」との説明がありました。
多くの市民が利用する地下駐輪場の計画が、駅との接続の可能性なしに進められるのは本意ではありません。
Q3.将来的に地下駐輪場が駅に接続する可能性についてお尋ねします。
自民党創政会議員団は平成27年7月に有志で都内4か所の駐輪場を視察しました。

地下鉄東西線葛西駅(写真:左上)では、機械式で地下2層式の駐輪場、地下鉄新宿線船堀駅(写真:右上)では、機械式の地上立体型の駐輪場、総武線平井駅(写真:左下)では、機械式地下駐輪場、赤羽駅(写真:右下)では、階段型のスロープではなく、人と自転車が一緒に利用できる動く歩道を視察しました。機械式では、利用者の間違った使い方によるトラブルが設置当初はあったものの、「その後のトラブルは無く、機械本体の故障はない」と説明を受けました。入庫に要する時間は約5秒、出庫に要する時間は約20秒と、自走式に比べると利用者の快適さは計り知れないと感じました。
駐輪場の方式を分けると自走式と機械式、機械式には地下方式と地上立体方式の2種類があります。機械式駐輪場は第1世代、第2世代、さらに最新施設と、品質が格段に向上していると聞いています。
Q4.これらの比較検討はどうしてきたのでしょうか? 検討の結果を議会と市民にどう説明してきたのでしょうか? 市が自走式を選択した理由は何でしょうか?
Q5.また、市は「機械式は故障と苦情が多い」と説明しているようですが、その根拠は何でしょうか? お聞かせください。
調布市と同じように地下方式による連続立体交差事業を行った小田急線と東急目黒線では、いずれも線路跡地に鉄道事業者が駐輪場を設置しています。
一方、市長は「京王電鉄は連続立体交差事業に633億円も使っているのだから、駅利用者のための駐輪場の設置を求めない」としてこられました。鉄道高架方式と違い、地下方式は、国・東京都・市・鉄道事業者の負担割合が決まっていないので、多額の事業費をご負担頂いた京王電鉄さんには私も感謝しています。
線路の地下化の結果、地上に膨大な線路跡地が生まれ、鉄道事業者は駅周辺に3つの商業ビルを建設し、秋にオープンの予定となっています。これらの商業ビルの運営により、大きな利益を上げることになるはずです。
Q6.それでも市長は鉄道事業者に駐輪場建設の費用負担を一部であっても求めないのでしょうか? 求めないとすれば、その理由は以前と同じものでしょうか、それとも違う理由でしょうか?
平成27年3月5日発行の市報ちょうふに「調布駅周辺の今後の駐輪場整備に関するアンケート調査結果(速報)」が掲載されました。

直後の3月20日に市報「中心市街地街づくり特集号」が発行され、駅前広場整備検討図が掲載されましたが、駐輪場の存在は示されませんでした。また、翌28年2月20日に再び市報「中心市街地街づくり特集号」が発行されましたが、駅前広場整備事業説明図に駐輪場の説明は一切ありませんでした。結局、アンケート調査結果を発表してから、都市計画決定に至るまで、市が市報やホームページで駐輪場の計画を説明することはなかったのです。
Q7.市の市民への広報と説明のあり方は十分だった認識しておられるのでしょうか?
Q8.樹木についての反省を生かすならば、市民参加・市民との協働を大切にする市長として、地下駐輪場について、着工の前に改めて公聴会や説明会を開き、広範に意見を聴取する場を設けるお考えは無いのでしょうか?
<答弁>
<再質問>
<答弁>
◎次に整備計画についてお伺いします。
平成26年成人式の時のグリーンホール屋外階段の写真です。
平成21年第4回定例会の一般質問で鮎川議員が「グリーンホールの屋外階段部分は、都市計画における道路区域に含まれている。多くの市民の声を聞いた上で、行政の責任として、この問題に対する結論を出していかなければならない時期に来ているのではないか」と質問しました。行政経営部長の答弁は「今後の文化施策の展開も視野に、利用者の利便性も考慮しつつ、現在地での存続や建てかえ、移転など、さまざまな選択肢について引き続き検討を進めていきたい」というものでした。
Q9.7年半も前のことです。この間、どのように検討し、その検討内容を議会と市民にどう伝えてきたのでしょうか?
平成27年の11月にグリーンホールの屋外階段の移設についての調査結果が出されました。内容は、移設は困難と言うものです。
その後、議会にも市民にも何ら説明がないまま1年4ヶ月が過ぎた本年2月24日、「調布駅前広場の整備について」をテーマとした全議員説明会で、平成35年の駅前広場の完成時に屋外階段を撤去することが市長から初めて明言されました。全議員説明会が非公開なため、議事録が無く、市民が市長の発言内容を確認することができません。そのような状況で大きな政策判断が明示されたことは適切と言えるのでしょうか。
現在、グリーンホール1階のガラス部分に昭和52年の開館から現在までの「グリーンホール40年のあゆみ」の年表が貼られています。

ご覧になった方も多いと思いますが、年表を見ると、昭和54年に「カックラキン大放送!!」などテレビ番組の公開収録がスタート。その後、小沢征爾コンサート、劇団四季「コーラスライン」、春風亭小朝独演会など、文化の殿堂に相応しく様々な芸術文化活動に彩られてきました。
また、成人式や敬老会、小中学校の連合音楽会や第一小学校のひばり音楽祭など、市や教育委員会、学校にとっても欠かせない施設でした。利用状況を調べてみると、平成28年度の利用件数は延べで764件、利用率は83%にも及びます。まさしく市民から最も利用され親しまれてきた施設と言えるでしょう。
その施設の記念すべき40周年の年に大ホール機能の喪失を市長が明言したのは皮肉なことです。
年表の左端にメッセージがありました。

メッセージは「市民の文化創造の拠点として、グリーンホールは、いつまでも皆さまに愛される劇場をめざしてまいります」。
大ホールの座席数は1階席877席、2階席430席で、定員は1,307名です。
平成35年に屋外階段が撤去されると、建物内の階段を使うにしても、東京都安全条例の規制で、座席数は半分の約640~650席になるなど、使用の範囲が大きく制限されると聞いています。そうなると、もはや、大ホールとは呼べず、中小ホールです。市民への影響は計り知れません。
代替施設がなければ、市内の大学や近隣の自治体のホールを借りるとか、様々な対策を打たなければならないはずです。市民の文化芸術活動に大きな影響を与える大ホール機能の消滅を市はどのくらい深刻に考えているのでしょうか。
Q10.大ホール機能が失われる事実を議会と市民にどの段階でどのように説明してきたのでしょうか? してきていないとすれば、その理由は何でしょうか?
Q11.大ホール機能の代替えはどうするのでしょうか? 今後のあり方について、市民と利用者への説明と理解はどう考えているのでしょうか? お聞かせください。
大ホール機能が無くなることを私の知り合いに聞いてみると、ほとんどの人が知りません。市が何も説明していないからだと思われます。
また、旧タコ公園付近にいた小さいお子さんを連れたお母さんと話をしてみると、駅前広場内にタコ公園が復活すると思っていました。駅前広場の現状と計画を正確に市民に伝える必要と義務が市にあるのではないでしょうか。
Q12.市報ちょうふで「調布駅前広場特集号」を発行する、ホームページに詳細な情報を載せるなど、広場の整備計画の現状を丁寧に市民に説明し、理解を求める考えについてお尋ねします。
さて、地下駐輪場の建設と大ホール機能を両立させることはどうしても不可能なのでしょうか。
Q13,都市計画の変更をして、都市計画区域から屋外階段を外すことができる可能性についてお伺いします。法律的に物理的に手続的にその可能性は絶対にないのでしょうか?
ここで飛田給駅の実例をご紹介します。

飛田給駅は、公共通路・エスカレーター・エレベーター・公衆トイレ・交番が都市計画区域内、言い換えれば道路内に存在しています。
Q14,平成12年頃、駅舎とこれらの施設を整備するにあたって、「道路法上の道路付属物」として設置し、階段部分を含めた公共通路を市の道路、市道に認定したと記憶していますが、調布駅前広場でも同様の検討ができないのでしょうか。
Q15.具体的に次の4つの点について可能性をお聞きしたいと思います。
①「道路法上の道路付属物」になれば、原則として道路の一部として取り扱うことになり存続できる可能性があると思います。グリーンホールの屋外階段をアーケードや屋根つき歩道橋などと同じ「道路付属物扱い」にできないのでしょうか?
②屋外階段を「道路内の建築許可」で残すことはできないのでしょうか?
③既存がだめなら「道路法上の道路付属物扱い」又は「道路内の建築許可」ができるような階段に造り直して設置することはできないのでしょうか?
④市内には階段の状態の道路を道路に認定している場所があると聞いていますが、階段そのものを市道に位置づけられないのでしょうか?
日本一の駅前広場を整備するためには、常識にとらわれず、新たな発想や知恵を出し合い解決する必要があると思います。法令には、必ず「但し書き」や「特例許可」があります。道路管理者も特定行政庁も調布市です。
Q16.警察・消防などの同意が必要かもしれませんが、市民のために市はあらゆる可能性を検討したのでしょうか?
公共施設棟について、市長は本年第1回定例会の一般質問の答弁で「各施設機能のあり方や更新等について、早期にその方向性を定めていきたい」とお答えになっています。
交番が既に単独で設置され、公衆トイレが独立することを考えると、事実上、公共施設棟を造る必要性は小さくなると思われます。公共施設棟が無くなれば大屋根を造る必要性はどうなるのでしょうか。
確かに大屋根は雨を防ぐメリットはありますが、調布駅の地下空間から出てきた瞬間の風景を考えてみて下さい。大屋根が見える風景と青空と樹木の緑が見える風景の皆さんはどちらがお好きでしょうか。
Q17.公共施設棟と大屋根を造らない可能性についてお尋ねします。

広場全体の計画は公共施設棟とそれを覆う大屋根と、大屋根を挟んで南北の交通ロータリーが位置している設計となっています。公共施設棟と大屋根がなくなれば、3つの楕円を基本イメージとする設計コンセプトの根幹が崩れ、北側のロータリーと南側のロータリーの位置と大きさを変更することが可能となるのではないでしょうか。
Q18.南北の交通ロータリーの大きさと位置を変更した、新たな交通ロータリーを設計する可能性についてお尋ねします。
さて、新しい案の一つとして、樹木を守る会が駅前広場の代替案を発表しています。

市の計画に比べると、ロータリー部分を小さくし、地下駐輪場は機械式に変更しています。ひとつの市民団体が提案したものですが、建築や設計の専門家も加わっているようで、一考の価値があるのではないでしょうか。
Q19.市は守る会の代替案をどう評価するのでしょうか?
グリーンホールは市にとっても市民にとってもかけがえの無い存在です。
大ホール機能を残すことを最優先にまちづくりの視点を変えることはできないのでしょうか。
一端立ち止まり、グリーンホールや地下駐輪場のことを含め、現在と将来の市民のために、市民にとって使いやすい、安全・安心で快適な駅前広場を市と議会と市民が一緒になって協議をする。
その間の駐輪場はどうするのという意見もおありでしょうが、必要な台数は、まだ整備されていない緑道予定地などの線路跡地に仮設の駐輪場を造れば対応できるはずです。
駅前広場の2つの将来の姿を想像してみて下さい。1つ目の姿は、グリーンホールの大ホール機能は喪失。地下駐輪場は機械式に比べて使いにくく、駅に直結しないため評判が悪い。調布駅の地下から広場に出ると最初に目に入るのは、公共施設棟が無くなり存在意味が小さくなったのに作られた大屋根。遊具が設置できないため広場から消え去ってしまった子どもたちの笑顔と歓声。ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックのお出迎えは、地下駐輪場と少しの緑です。
2つ目の姿は、難しかったけれど市の努力と工夫により屋外階段が撤去されず大ホール機能が生き残ったグリーンホール。快適な機械式の地下駐輪場。調布駅の地下から広場に出ると最初に目に入るのは青空と駅前の杜を代表する樹木の緑。ロータリー部分の大きさと形と都市計画区域を工夫した結果タコ公園が復活し、子どもたちの笑顔と歓声が溢れている。その子どもたちの様子を通りがかった大人が微笑みながら見守っている。ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックのお出迎えは、豊かな緑と子どもたちの笑顔と歓声です。
どちらの姿を選ぶのか、今、市と議会と市民にとって大きな分かれ道です。
Q20.一端立ち止まることは、市にとってどのようなマイナスがあるのでしょうか? 絶対にできないことなのでしょうか? できないとしたらその理由をお聞かせください。
<答弁>
<再質問>
<取りまとめ>
調布市議会中継の録画映像は、原則として会議の終了から4日後(土曜日・日曜日及び国民の祝日等を除く)なので、6月13日に公開される予定です。

2017年06月04日
市議会第1回定例会 一般質問「都市計画のあり方について」
6月7日(水)の調布市議会第2回定例会で一般質問を行います。
テーマは・・・
調布駅前広場について
(1) 樹木について
(2) 地下駐輪場について
(3) 整備計画について
調布駅前広場については、第1回定例会でも3月7日に質問をしました。
テーマは
1.都市計画のあり方について
(1)調布駅周辺の計画について
(2)景観について
2.行政と議会・市民との信頼関係について
(1)行政内部情報の流出事件について
質問と答弁の簡単な内容が、5月5日発行の市議会だより第229号に載っています。

質問して以降、「細かい質問の内容が知りたい」と数人の方に言われました。
5月24日からインターネットで第1回定例会の会議録が公開されています。
質問は「一括質問方式」で行いましたが、読みやすいように「一問一答方式」に編集して転載します。
(市議会会議録平成29年第1回定例会 大須賀一般質問より)
<質問>
◆大須賀浩裕
今回の質問は、大きくは都市計画のあり方についてと行政と議会、市民との信頼関係について、この2点についてお伺いします。都市計画のあり方についての初めに、調布駅周辺の計画について何点かお尋ねします。
まず、駅前広場の樹木についてお伺いします。
樹木の伐採に関しては、市は、市民に十分に説明し、理解されていると議会に報告し、私たちは、その報告を信じてきました。ところが、伐採に反対する市民団体、調布駅南口広場樹木を守る会――以下、守る会と言います――の署名活動に1万5,000名を超える市民が署名をしました。このことは、市の計画に1万5,000名を超える市民が反対を表明していることを意味します。中心メンバーに近隣の自治会長さんもいるとお聞きしています。
ことし1月30日に市長と市議会に提出された守る会の要望書には、署名に応えたほとんどの方が樹木の伐採を知らなかったと驚いた。駅前広場の計画は市民に周知されたものと言えないとあります。
樹木について、市の計画は二転三転してきました。中心市街地デザイン・コンセプトで調布駅前広場を庭園の中の駅前広場と位置づけながら、平成28年度当初案では、原則伐採。昨年11月の市議会全員協議会では、11本保全、22本移植、68本伐採。ところが、市長は、2月21日の記者会見で33本残す考えを改め、51本を残すことにしたと発表なさいました。
この案は、2月24日に説明のみで、質疑はなしという異例な形で開催された全議員説明会で示されました。守る会には合意されていない、議会には3日後に説明する、このような状況で市の最終案が記者会見で発表されたことに違和感を感じます。守る会との意見交換はもちろん大切ですが、議会との意見交換、協議は大切ではないのでしょうか。
また、市が1月10日に守る会の案を受けてから、全議員説明会で最終案を示すまで1カ月半もありました。議会への説明を第1回定例会の議案送付の2月20日より前に開催すれば、事前審査に当たらず質疑や協議ができたはずです。4日間早めることが難しかったとは思えません。積極的に議会と協議をしようとする姿勢が長友市長におありなのでしょうか。
さて、樹木の伐採は市長名で行われます。今回、市長御自身も伐採される樹木はもちろんのこと、全ての木と向かい合われたことだと推察いたします。私は、昨年の11月に調布駅前広場の全ての樹木の写真を撮りました。ちょっとセットさせていただきます。
スクリーンをごらんください。

撮影しながら、これほど多くの樹木があったことを改めて認識しました。樹木の中には、第一小学校時代の木もあり、先人たちが時代をかけて築いてきた、まさに調布駅前広場の森と呼ぶにふさわしいものでした。この森は、先人たちが私たちに残してくれたレガシーと言えるのではないでしょうか。歴史と思い出のある木を一本でも残すことは、とても大切なことだと痛感しました。
質問に戻ります。2019ラグビーワールドカップ、2020オリンピック・パラリンピックで世界中から多くの人が調布を訪れることでしょう。駅前広場のたくさんの緑を生かしながら、新たに多くの花を市民との協働で植え、国内外、世界中の人を緑と花で歓迎することは大変意味のあることだと思います。
市長は、基本的施策で、東京都を初め、多様な主体とも連携し、多摩地域全体の振興にも寄与するさまざまな有形、無形のレガシーの創出に向け取り組んでいくと述べておられます。調布の先人たちが築いてきた足元のレガシーを次の世代につなげていくことを新たなレガシーとすることも重要なことではないでしょうか。
何点かお尋ねします。今までと、そして、これからの緑あふれる駅前広場の魅力について、市長はどのようにお考えでしょうか。伐採か保存か、市の計画が二転三転してきた理由はどこにあるとお思いでしょうか。守る会との話し合いは大切なことですが、守る会以外の市民への説明はどうするのでしょうか。この間の議会と市民への説明責任のあり方について、市長の見解をお伺いします。
<答弁>
◎長友貴樹 市長
調布駅前広場については、京王線連続立体交差事業の計画に合わせ、南北一体のまちづくりを進めるため、平成12年3月に中心市街地街づくり総合計画として取りまとめて以降、市として百年の計とも言われる一大プロジェクトを進めているところです。
調布駅前広場計画は、現在の諸機能に加え、鉄道とバス等との乗り継ぎの利便性を確保する交通結節機能を充実させるとともに、環境機能として潤いや安らぎのある都市空間とするため、緑あふれる空間を創出することとあわせ、にぎわいや交流機能を兼ね備えた広場とするため、多目的広場空間を確保すべく検討を進めています。
調布駅前広場の検討に当たっては、これまで駅前広場研究会を初め、市民との意見交換会やワークショップ、パブリックコメント手続など、検討の各段階で多様な市民参加手法を実践しながら、計画を取りまとめてきたところです。
しかしながら、計画を具現化する段階において、既存樹木の保全等に関して、より広範に意見を聴取する必要があったと認識しています。
引き続き、調布駅前広場事業の進捗を図りつつ、整備に当たっては、議会の皆様との議論や市民説明会、意見交換会の場に加え、出前講座や駅頭などに出向いて市民の御意見を伺う手法も活用するなど、丁寧な説明に努めながら事業を進めてまいります。
次に、調布駅周辺における大規模な公共施設については、各施設を取り巻く課題を整理しながら、将来的な更新等に向けた検討を進めているところであり、各施設機能のあり方や更新等について、早期にその方向性を定めてまいりたいと考えております。
◎岩本宏樹 都市整備部長
初めに、樹木についてです。
調布駅前広場内の既存樹木については、平成28年2月に移設する場合の安全面、費用面等を考慮し、原則撤去という市の方針を御説明いたしましたが、この間、保全を求める多くの声をいただいたことで、市民の皆様などに親しまれたきた調布駅前広場内の既存樹木に対する強い思いを改めて認識をしたところです。
その後、平成28年10月31日の中心市街地基盤整備等特別委員会、また、11月29日の全員協議会にて、既存樹木の活用案を御提案させていただきました。
現在提示をしている案につきましては、これまでの案に加えて、樹木保全に向けた市民の思いを受けとめ、市として移植先を広範囲に見直すとともに、広場の整備完了直後においても、一定程度の日陰を確保する観点から、幼木だけではなく成木の植樹を考慮した場合の新規樹木との費用比較を踏まえ、シンボルとなり得る樹木、記念樹的なものなどは調布駅前広場に残す、もしくは一旦広場外へ移植をした後に再び広場に戻すという考えを加味し、検討を加えたものであります。
<質問>
◆大須賀浩裕
次に、調布駅南地下自転車駐車場――以下、地下駐輪場と言います――についてお尋ねします。
市民への説明が足りないとして、平成26年第1回定例会で地下駐輪場設計費を除いた修正案が可決されました。その後、市は、平成26年12月にアンケート調査を実施しました。ことしの2月21日に守る会から市議会議員に渡された地下駐輪場についての疑問点には、市の行ったアンケートの内容は、市民に対して駐輪場は地上がよいか、地下がよいかを三択で問うもので、素案として示された地下駐輪場についての意見を問うものではなかった。地下駐輪場であるにもかかわらず、駅にはつながらないことがデメリットとしてアンケートに記載されていないのは手落ちなのではないかとあります。
スクリーンをごらんください。

地下駐輪場が駅に直結しないことは、アンケート本体に説明はありません。駅への接続はありませんと表記されていたのは、附属の参考資料でした。これですよね。これが附属の参考資料の1ページです。この1ページの中のこの部分を拡大したのが、これです。この部分の、ここのところに駐輪場にはつながっていませんと書いてあるわけです。駅への接続がない記載に気がつかなかった市民がいても、このような表記では不思議ではありません。
質問に戻ります。駅に直結していないことをどのくらいの市民が理解しているのでしょうか。地下駐輪場が完成し、利用が始まった段階で、利用者からこんな不便な駐輪場をどうしてつくったんだ、市と議会は市民の利便性を考えなかったのかと指摘されるようなことがないと自信を持って言い切れるでしょうか。
樹木について最大の反省は、市民への説明不足だったはずです。樹木について起こったことと同様のことが、地下駐輪場でも起こっていたら大変なことです。
お尋ねします。駐輪場計画について、市民への説明を十分したと市は考えているのでしょうか。アンケート実施後、駅に直結していないことをどう市民に説明してきたのでしょうか。また、このことを多くの市民が理解していると認識しているのでしょうか。しているとすれば、その根拠はなんでしょうか。
市は、中心市街地デザイン・コンセプトで調布、布田、国領各駅の駅前広場を庭園の中の駅前広場とし、庭園のような緑道空間で3つの駅と市内の自然をつなぐとしています。すばらしい構想だと思いますが、実際はどうでしょうか。
スクリーンをごらんください。

駅前広場が完成した布田駅と国領駅です。できたばかりで、樹木がまだ小さいことは理解しますが、どちらにも緑も花も余り見当たらず、庭園の中の駅前広場とはほど遠いように感じます。
調布駅については、御存じのように、守る会の御努力で一定の樹木が残ることになっています。
次の写真をごらんください。

中心市街地デザイン・コンセプトに基づく庭園広場と位置づけられた駅前広場模型の写真です。これを見ても構想と実態が随分違うような気がします。
質問に戻ります。市が本気で庭園構想を実現しようとしているのでしたら、線路跡地に緑道をつくる意義に賛同しますが、本気でないのでしたら、現在、緑道、生活道路等の予定地としている計画の一部を駐輪場に転用することについて、もう一度だけ市民に聞いてみるお考えはないのでしょうか。
スクリーンをごらんください。

調布駅周辺の線路跡地には、駐輪場予定地に隣接した緑道等の予定地が調布駅の東側に2カ所、2,400平方メートル、西側に2カ所、2,860平方メートル、合計4カ所、5,260平方メートルあります。
上の図、この図ですね。上の図は、鉄道敷地利用計画図で、青色が駐輪場、緑色が緑道等の予定地です。
下の写真は、商業施設の西側に位置する面積約990平方メートルの緑道等の予定地で、東側からと西側から撮影した写真です。建設中の建物はシネマコンプレックスです。

質問に戻ります。地下駐輪場と緑道の一部に新たにつくることができるかもしれない駐輪場を比較してみます。地下駐輪場のデメリットは、調布駅に直接乗り入れることができず、一旦駅前広場に上がってから、再び地下駅におりていく不便な構造。2、1,900台で19億円、1台当たり100万円の建設費がかかる。3、建設の影響で樹木が伐採されるなどでしょうか。
一方、緑道等予定地の一部に駐輪場をつくるデメリットは、1、緑道の面積が減る。2、場合によっては駅までの距離が地下駐輪場より遠くなる可能性があるなどでしょうか。
建設を着工する前にもう一度だけ立ちどまり、費用対効果とメリット、デメリットを比較し、アンケートを含め、市民にもう一度だけ聞いてみるお考えはないのでしょうか。
駐輪場の設置について、もう一度立ちどまるとしたら、鉄道会社に一定の費用負担をお願いすることについても、一度、市民に聞いてみたらどうでしょうか。
平成26年第1回定例会の一般質問で述べましたが、調布市と同じように連続立体交差事業を行った小田急線と東急目黒線は、いずれも線路跡地に鉄道会社が駐輪場を設置しています。
市長は、市民と鉄道会社のどちらの利益を優先するのでしょうか。市長が鉄道会社ファーストだとしたらとても悲しいことです。費用負担について、市民に確認してから結論を出すお考えはあるのか、お伺いします。
<答弁>
◎岩本宏樹 都市整備部長
続きまして、調布駅南地下駐輪場につきましては、平成26年第1回調布市議会定例会で駐輪場の全体計画と事業費を示した上で、市民の意向を確認すべきとの御判断をいただいたことを受け、平成26年度にアンケート調査を実施しました。
アンケートの内容につきましては、市議会の皆様の御意見を丁寧にお伺いし、全体計画案のメリット、デメリット、事業費等も記載するほか、地下での接続がないことなど、できるだけ各案の概要がイメージしやすいように作成をしたもので、無作為抽出の市民3,000名のほか、駐輪場利用者や鉄道敷地沿道の居住者にもお願いをするとともに、市庁舎にも配架をし、多くの方から回答をいただきました。
その結果、過半数の方が現在の位置での地下駐輪場を含む整備案が妥当であると回答しており、一昨年、平成27年2月に市報で公表するとともに、同年8月にアンケート結果について報告会を開催し、広く市民に報告をいたしました。
また、昨年6月に開催をした事業認可説明会においても、駐輪場利用者の動線について説明を行ったところですが、今後に向けても工事説明会等の機会を捉え、駅舎と地下での接続がないことを含め、情報発信に努めてまいります。
調布駅南地下自転車駐車場については、駅前広場計画との整合を図りながら、平成27年11月に都市計画決定し、平成28年4月に東京都から、平成31年3月末までの認可期間で事業認可を取得したところですが、その手続の各段階において市民意見をいただくとともに、市議会へも報告をしながら進めてまいりました。
鉄道敷地における駐輪場の整備計画についても、議会や市民の皆様の意見を取り入れながら取りまとめたものであり、現在、段階的に整備を進めているところであります。
<質問>
◆大須賀浩裕
次は、調布駅前公園、通称タコ公園についてお尋ねします。
市長は、基本的施策でラグビーワールドカップとオリンピック・パラリンピックが調布で開催されることは、調布のまちの魅力を国内外に発信できる絶好の機会と述べておられます。調布のまちの魅力とは何でしょうか。映画、音楽、スポーツ、ゲゲゲの鬼太郎、新選組、味の素スタジアム、FC東京、深大寺、多摩川などでしょうか。
タコ公園で遊ぶ子どもたちの笑顔と歓声、子どもたちが遊んでいる様子を通りかかった市民が温かく見守っている姿も、調布を代表する大きな魅力だったのではないでしょうか。
お別れ会には、子どもたちはもちろんのこと、多くの大人も駆けつけました。ことしの成人式でも懐かしくタコ公園の思い出を語っていた新成人が何人もいました。子どもたちにとってタコ公園は、単に遊ぶ場所ではなく、最も大切な調布の原風景だったのかもしれません。国内にこのような公園がほかにあるのでしょうか。
市は、タコ公園の代替機能を持った公園を市役所西側の線路跡地につくる計画と説明してきました。市長は、タコのお別れ会に当たり、長年にわたり、多くの市民にタコ公園という愛称で親しまれ、子どもたちの笑顔と歓声が絶えない公園だった。駅前広場の歴史と市民の皆様の思いを受け継ぎながら、一層愛される公園を目指すとのメッセージをお寄せになりました。
子どもたちの笑顔と歓声が絶えないタコ公園、最大の特色はどうなってしまうのでしょうか。子どもの声がうるさいと、市内でも周辺住民の反対で2つの保育園がつくれなかったことは、皆さんも御承知のことだと思います。
スクリーンをごらんください。

これは、タコ公園の代替公園の予定地を市役所から、あるいは予定地の端から撮った写真です。代替公園予定地の西側には、住宅が建っています。万が一、うるさいと怒られるようなことがあったら、子どもたちが安心して遊ぶことができるのでしょうか。
質問に戻り、お伺いします。代替予定地周辺の住民にどのように説明してきたのでしょうか。子どもが安心して遊べる機能、笑顔と歓声が絶えない公園としての機能は担保されるのでしょうか。されるとすれば、その根拠は何でしょうか。
市長は、子どもたちの笑顔と歓声が絶えない公園が駅前にあったことをどう評価しておられるのでしょうか。今後も駅周辺にそのような特色を持った公園をつくっていくことについてのお考えをお聞かせください。
最も大切なことは、子どもたちが安心して遊ぶことができ、大人が見守っていることだと思います。最も適している場所は駅前広場ではないでしょうか。
代替地を市役所西側の線路跡地に求めるのではなく、計画を変更して駅前広場用地に求めることはどうでしょうか。そうすれば、代替予定だった都市公園部分、約1,800メートルの一部に駐輪施設をつくることも可能だと思いますが、お考えをお聞かせください。
計画では、今月中に撤去される予定のようですが、結果的にタコの滑り台はまだ存命しています。いっそのこと、長友市長の英断が必要ですが、工事の方法を工夫することにより撤去を中止し、タコの滑り台に復活してもらい、子どもたちに色も塗りかえてもらい、2019年と2020年には調布の子どもたちと国内外から調布を訪れる世界中の子どもたちとの交流拠点にしてみたらどうでしょうか。市長のお考えをお聞かせください。
<答弁>
◎岩本宏樹 都市整備部長
閉鎖した通称タコ公園の代替地として線路跡地ではなく、現在整備中の駅前広場内に求めるとの御提案ですが、調布駅前広場は、都市計画道路として都市計画決定し、事業認可を取得し、事業を進めており、その機能を阻害しない形で公園として整備することは極めて難しい状況です。
一方で、市民の皆様に親しまれる駅前広場整備を目指し、子どもが安心して過ごせる空間としてプレーゾーンとして検討しているところです。
また、調布駅南側広場においては、現在、既に閉鎖済みの調布南自転車駐車場や、通称タコ公園の遊具など、既存構造物等の撤去工事を進めているところであり、御理解賜りますようお願いいたします。
◎柏原公毅 環境部長
私からは、調布駅前公園及びその代替となる公園についてお答えします。
調布駅前公園は、調布駅前のシンボルの1つであったタコの滑り台や駅前という好立地であったことなどから、昭和47年の開園以降、世代を超えて大変多くの方々に御利用いただいてまいりました。昨年9月末の閉園時には、公園の閉園を惜しむ多くの声をいただき、この公園がいかに市民に愛されてきたのかということを改めて実感いたしました。
市では、この調布駅前公園の代替公園として、市役所西側の京王相模原線の鉄道敷地跡を考えており、平成29年度から設計作業に着手する予定です。
調布駅前公園の利用者であった保育園や、昨年9月30日実施したタコのお別れ会などにおいて、市民からいただいた御意見では、鉄道敷地に整備する公園にタコの滑り台を設置してほしいなど、子どもが遊べる機能を主とした公園を求める声が多くあり、これらを踏まえ設計を進める必要があると考えています。
一方で、議員の御質問にありましたとおり、敷地の西側には住宅地が隣接しているため、公園利用に伴う音を懸念する御意見もあろうかと思います。このため、今後の設計においては、周辺の方々と丁寧に意見交換しながら、公園の位置づけや機能について御理解をいただくよう努めてまいります。
また、幅は10メートル程度と浅いものの、延長が約180メートルと長いため、遊具を設置する場合においても、周辺の住宅との間隔に配慮しながら進めていく必要があると考えております。
調布駅前公園同様に、老若男女、多くの利用者に親しまれる公園を目指すとともに、近隣の方々にも配慮した公園となるよう進めてまいります。
<質問>
◆大須賀浩裕
次に、公共施設棟と駅前広場についてお尋ねします。
平成23年の基本設計や一般質問での答弁から、公共施設棟の機能は、交番、公衆トイレ、観光案内所、市の出先窓口、ミュージアム、展望ホール、選挙の期日前投票所などと説明されてきましたが、最近になり計画が大きく変わったようです。
スクリーンをごらんください。

2月24日の全議員説明会で示された調布駅前広場課題検討図です。当初案から大きく変更した内容にもかかわらず、質疑を受け付けない全議員説明会で説明するというあり方には、大いに疑問を呈することをまず申し上げておきます。
公共施設棟は、安全対策と費用面から交番が独立し、公衆トイレが地下駐輪場の地上出入り口に併設し、設置される方向となったため、導入機能やあり方について検討が必要とされ、このままでは施設棟そのものがなくなってしまいそうです。そうなったら著名な建築家に払ったお金はどうなるのでしょうか。
市は、平成23年に中心市街地デザイン検討及び公共施設他実施設計業務委託料1,732万円余など、平成20年から4年間にわたり合計3,630万円余を安藤忠雄建築研究所に支払っています。安藤建築研究所に設計をお願いしたのは、市長の強い希望があったとお聞きしていますが、貴重な税金が無駄になってしまうのが心配です。
質問に戻ります。課題検討図にある芝生、噴水、西側プレーゾーンも検討が必要なようです。公共施設棟がなくなれば、それを覆う大屋根も必要がなくなり、このままでは当初の計画のとおり残る施設は、ロータリー部分と上屋だけになってしまうかもしれません。
お伺いしますが、この間、公共施設棟と駅前広場の機能について、誰がどこでどのように検討してきたのでしょうか。公共施設棟はどうなってしまうのでしょうか。駅前広場の計画自体もどうなってしまうのでしょうか。
調布駅周辺の公共施設のあり方も大きく問われています。市民の芸術文化振興の中心となるグリーンホールは、都市計画区域内に屋外階段があるため、地下駐輪場建設後に屋外階段を取り壊す方向で、建物内の階段を使うにしても、収容人数の大幅減など、使用の範囲が大きく制限されると聞いています。このことは、都市計画変更した平成14年にわかっていたはずなのに、今まで何をしてきたのでしょうか。
一方、高齢者や障害者の福祉サービスの拠点である総合福祉センターは、調布駅周辺地区計画が同じく平成14年に都市計画変更されたときに、敷地内に区画道路が拡幅されることになり、こちらも使えなくなることがわかっていたはずです。
どちらの建物も今まで、なぜ議会にも市民にもきちんと説明してこなかったのでしょうか。長友市長のリーダーシップは、どこで何をしていたのでしょう。
<答弁>
◎岩本宏樹 都市整備部長
次に、公共施設棟についてであります。
公共施設棟については、これまで中心市街地における産業振興と経済の活性化に寄与し、地域情報の発信拠点とすることを目的に検討を進めてまいりました。また、そこに導入する機能としては、交番、公衆トイレのほか、観光情報施設等での活用が図れる多目的スペースの配置を検討してきたところです。
このうち交番につきましては、平成24年12月20日に開催をされました中心市街地基盤整備等特別委員会にて御説明をさせていただいたとおりでありますが、治安上の問題や費用負担、工事スケジュールなどの課題があったことから、警視庁側との協議を踏まえ、駅前広場内に別棟で設置をすることとなったものであります。
また、公衆トイレにつきましては、ラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックの開催を見据え、なるべく早期の機能確保が必要と判断をし、現在、公共施設棟とは切り離し、広場南西側に検討しております地下自転車駐車場の出入り口と併設をする形で機能確保を図りたいと考えているところであります。
また、大屋根につきましては、駅の広場口や公共施設棟と一体となった空間として、雨にぬれずに南北の行き来ができる空間となるほか、雨天時における利活用の可能性を創出すると認識をしております。
このように、当初、公共施設棟の検討時点とは諸条件が変化をしてきていることから、デザイン・コンセプトの概念を生かしながら、新たに導入する機能を含め、そのあり方について検討してまいりたいと考えております。
このほか、御指摘のとおり西側のプレーゾーン、芝生、防災機能、樹木の配置等を含め、今後も引き続き検討が必要であります。市議会並びに広く市民の皆様方と意見交換を重ねながら、方向性を定め、具体化していきたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
<質問>
◆大須賀浩裕
次は、景観についてお伺いします。
江戸時代末期から明治時代に日本を訪れた多くの外国人が、街並みに代表される日本のすぐれた景観に絵を見ているようだと驚嘆したと言われています。しかし、明治維新以降、特に戦後の高度経済成長の歩みにより、経済的には豊かになりましたが、一方で多くの景観が失われてきたのではないでしょうか。
市長は、日本貿易振興会に在職中、フランスやベルギーに赴任した経験がおありです。景観にも格別のお考えをお持ちかと思いますが、景観に対する市長の御見識をお聞かせください。
一方、調布市の景観整備の現実はどうなっているのでしょうか。調布、布田、国領の3駅が地下化され、布田駅と国領駅には新しい駅前広場ができ、布田駅の周辺には土地区画整理事業で新しい建物が建築されました。
その建物を見ると、高さ、形、色彩などのデザインが個性的です。もちろん建築主さんには自由に好きなものを建てる権利はありますが、ばらばらでは残念ながら景観が統一されなくなってしまいます。
布田駅周辺に建物が建設されたのが、市が景観行政団体に移行する前だったので、景観の指導がお願い行政の域を出ずだったものの、市長御自身ができる努力はなかったのでしょうか。
一方、昨年11月の市議会全員協議会で、調布駅前交番のデザインについて、市長にお聞きしました。新生調布の玄関である駅前広場に、最初に建った建物が交番でした。調布駅前広場は調布の顔です。調布の特色を広場内にできる建物にどう反映できるのかは、重大な課題ではないでしょうか。
私は、市長が映画やゲゲゲの鬼太郎など、調布の何らかの特色をデザインに取り入れてほしいと、都や警視庁に要望したけれど実現しなかったと思っていました。全員協議会で質問したとき、市長のお答えは、正直に言って、私自身は、デザインについて特段強い思いはないというものでした。答弁をお聞きして驚きました。調布のさまざまな特色をワンポイントでもいいからデザインに取り入れてもらいたいと要請することは、意味のないことなのでしょうか。
2つの事例を含め、景観行政の責任者として、市長御自身はどう御努力されたきたのかをお伺いします。また、すぐれた景観をつくっていくために必要なことは何とお考えでしょうか。
<答弁>
◎長友貴樹 市長
次に、景観施策についてですが、市では、地域の特性を生かした魅力的な景観形成を推進するため、平成25年6月に調布市景観条例を施行し、景観行政団体に移行するとともに、平成26年4月には景観法に基づく調布市景観計画を施行しています。
景観計画においては、調布、布田、国領の3駅を中心とする、いわゆる中心市街地を駅の景観形成推進地区として位置づけ、景観形成基準を設定し、景観法に基づく届け出を義務づけています。これにより、地区内における一定規模以上の建築物の新築時等に事業者と景観形成に向けた協議を行い、事業者の協力のもと、景観形成の観点からの配慮をいただいています。
一方で、景観法の届け出制度は、一定規模以上の建築行為等を対象とし、緩やかな規制誘導であることから、この届け出制度のほか、地区計画等の都市計画制度、街づくり条例に基づく街づくり協定、景観法に基づく景観協定等も活用しながら取り組んでいます。
調布駅前交番のデザインについては、建物所有者が警視庁であることや、建物用途等の特殊性から、基本的には警視庁の意向によるものとなっています。しかし、市では、当該建物が調布駅前広場に与える景観的な影響もあることから、調布駅前広場としてのデザインとの整合を図るため、建物に曲線を加える要望等を市から警視庁に申し入れた結果、一部の意見に配慮がなされ、現在の形状となったものです。
中心市街地は、多くの市民が関心を持っている地区であり、都市計画上も景観形成上も重要な拠点ですので、市民の皆様が愛着と誇りを持てる魅力ある中心市街地の街づくり、景観形成の推進に取り組んでまいります。
◎江田信久 都市整備部参事
私からは、良好な景観形成に向けての課題についてお答えをいたします。
これまで良好な景観形成が図られた事例としましては、緑ケ丘二丁目地区において、平成28年3月に市内初となる景観協定の認可を行いました。
この景観協定は、地域の良好な景観を保全するため、建物の形態、色彩、緑化のほか、清掃、美化活動に関する事項なども含まれており、景観法に基づき許可することにより、その実効性が担保され、安定的、継続的な運用が図れることになります。
また、旧調布富士見町住宅地区において大きな課題であった団地建てかえに伴い、住民、事業者、市の協働による良好な景観形成が評価され、平成28年度都市景観大賞の大賞である国土交通大臣賞を受賞しました。
このように地域のまちづくりや景観形成を進めていくためには、地域の住民発意と合意形成が極めて重要であり、市民の方々の財産に対する制約、制限について御理解、御協力をいただく必要があります。
一方で、市民がまちづくりや景観形成のルールづくりなどに取り組むために当たっては、関係する法令や制度も多く、なじみにくい現状もあります。そのため市では、多くの市民に景観法などの制度や身近な景観を知っていただくよう努めており、景観計画を補完する色彩や屋外広告物のガイドラインの検討、市民検討会での景観に関する課題、将来像について意見交換、広報紙の発行等を行っています。
また、将来のまちづくり、景観づくりの担い手となる小・中学生を対象とした景観学習にも取り組んでいます。
まちづくりや景観形成につきましても、これまでと同様に景観法や都市計画法、街づくり条例等を活用するとともに、市民や事業者の方々との合意形成を図りながら、良好なまちづくりや景観形成を推進してまいります。
<再質問>
◆大須賀浩裕
1点だけ、市長に再質問させていただきたいと思います。タコ公園の代替公園についてであります。
市長も、メッセージで子どもたちの笑顔と歓声が絶えない公園だった、思いを受け継ぎ一層愛される公園を目指すとされています。
でも、私は、そんな簡単なもんじゃないと思うんですね。市役所西側のあの土地に代替公園を建てる、子どもたちが遊ぶということは、笑顔や歓声があふれるわけですから。今まで全く説明していないわけですよね。あそこは、今、静かな住宅地になっています。どうしたらいいのか。市長が先頭に立って、本気で笑顔と歓声があふれる公園をつくるんだという、そういう先頭に立つ力が周辺住民の方に響くかどうか。それが、きちんとした公園をつくれるかどうかということの一番の鍵だと私は思っています。
また、調布駅南口広場に子どもたちが遊べる公園、笑顔と歓声にあふれる公園を今の広場につくれる、つくるっていうのは、そんな簡単なことじゃないと思っています。いろんなハードルがあるでしょう。
ただし、遊具は置くことはできませんけど、モニュメントは置くことができるんですね。したがって、モニュメントもいろんなタイプがありますから、いろんな工夫をしながら、子どもたちが遊べる、それを駅を通りかかった大人たちが見守っている。そんな駅前広場が調布以外にあるんでしょうか。もしないとしたら、いろんな特色が調布にはありますけど、これこそ最大の調布の特色。今、決してそれを失ってはならない。ぜひとも、私は復活してもらいたいと思いますので、市長の決意のほどをお伺いしたいと思います。
<答弁>
◎長友貴樹 市長
まず、大須賀議員の既存のこれまであった公園に対する思い、大変貴重な御意見をいただいたと。思いは私も同じでございまして、都市計画上、あれが残せなかったことに対する残念さはあります。
それから、簡単に申し上げますが、今度つくっていくところに関して、他の部長からも答弁いたしましたけれども、ぜひ周辺の理解をいただいた上で、子どもたちの声が聞こえる、そういう公園にしていくという思いは全く同じでございますので、最大限の努力をいたします。
それから、プレーゾーンと私どもが申しておる今後のスペースに関しては、でき得る限り、可能な限り、いろんな方の御要望をお聞きしながら、その中身について考えていきたいと、そのように思っております。
<取りまとめ>
◆大須賀浩裕
時間がありませんので、取りまとめたいと思います。
まず、調布の駅前公園についてですけども、本気で私は、日本一の公園になれると思っているんです。だからこそ、市長を先頭に、都市整備部を先頭に頑張っていらっしゃいますよね。でも、そこには、欠かすことのできない要素がある。1つは緑です、花ですよ。そして、子どもたちの笑顔と歓声です。そして、調布駅前広場は、何といっても調布の顔です。
だからこそ、調布の特色、いろんな特色がありますよね。それをいろんな形で駅前広場に具現化してもらいたいと私は思っているんですね。だからこそ、警視庁がつくるから、東京都がつくるから、交番のことは余り知らない。それじゃ、市長、もっとこだわってほしいんですよ。日本一の駅前広場をつくるために、市長の情熱をぶつけてほしいんです。交番をつくるにも、何かワンポイントでもいいから調布の特色をどこかにつけてくれと。言って無駄であっても、私は、そういう努力を市長にしていただきたいんです。その市長の情熱が、日本一の広場を生むきっかけになればいいなと私は考えております。
また、市長の説明責任ですけども、今回も樹木や交番、あるいはグリーンホール、総合福祉センター、公文書、市長の特徴なのか、行政の特徴なのかわかりませんけども、まとめて報告したがるんですよね、まとめて。まず第1報を入れる、第2報、第3報の続報を入れる。今回の公文書にしても、今の段階で市民に全く知らせていないということは、あり得ないと私は思っています。
市長は、当選以来、情報開示、市民参加、とっても大事にされてきました。原点に立ち返って、情報の共有についてももっと本腰を入れて、徹底して取り組んでいただきたいと思います。
以上で私の一般質問を終わります。
テーマは・・・
調布駅前広場について
(1) 樹木について
(2) 地下駐輪場について
(3) 整備計画について
調布駅前広場については、第1回定例会でも3月7日に質問をしました。
テーマは
1.都市計画のあり方について
(1)調布駅周辺の計画について
(2)景観について
2.行政と議会・市民との信頼関係について
(1)行政内部情報の流出事件について
質問と答弁の簡単な内容が、5月5日発行の市議会だより第229号に載っています。
(市議会ホームページより)

質問して以降、「細かい質問の内容が知りたい」と数人の方に言われました。
5月24日からインターネットで第1回定例会の会議録が公開されています。
質問は「一括質問方式」で行いましたが、読みやすいように「一問一答方式」に編集して転載します。
(市議会会議録平成29年第1回定例会 大須賀一般質問より)
<質問>
◆大須賀浩裕
今回の質問は、大きくは都市計画のあり方についてと行政と議会、市民との信頼関係について、この2点についてお伺いします。都市計画のあり方についての初めに、調布駅周辺の計画について何点かお尋ねします。
まず、駅前広場の樹木についてお伺いします。
樹木の伐採に関しては、市は、市民に十分に説明し、理解されていると議会に報告し、私たちは、その報告を信じてきました。ところが、伐採に反対する市民団体、調布駅南口広場樹木を守る会――以下、守る会と言います――の署名活動に1万5,000名を超える市民が署名をしました。このことは、市の計画に1万5,000名を超える市民が反対を表明していることを意味します。中心メンバーに近隣の自治会長さんもいるとお聞きしています。
ことし1月30日に市長と市議会に提出された守る会の要望書には、署名に応えたほとんどの方が樹木の伐採を知らなかったと驚いた。駅前広場の計画は市民に周知されたものと言えないとあります。
樹木について、市の計画は二転三転してきました。中心市街地デザイン・コンセプトで調布駅前広場を庭園の中の駅前広場と位置づけながら、平成28年度当初案では、原則伐採。昨年11月の市議会全員協議会では、11本保全、22本移植、68本伐採。ところが、市長は、2月21日の記者会見で33本残す考えを改め、51本を残すことにしたと発表なさいました。
この案は、2月24日に説明のみで、質疑はなしという異例な形で開催された全議員説明会で示されました。守る会には合意されていない、議会には3日後に説明する、このような状況で市の最終案が記者会見で発表されたことに違和感を感じます。守る会との意見交換はもちろん大切ですが、議会との意見交換、協議は大切ではないのでしょうか。
また、市が1月10日に守る会の案を受けてから、全議員説明会で最終案を示すまで1カ月半もありました。議会への説明を第1回定例会の議案送付の2月20日より前に開催すれば、事前審査に当たらず質疑や協議ができたはずです。4日間早めることが難しかったとは思えません。積極的に議会と協議をしようとする姿勢が長友市長におありなのでしょうか。
さて、樹木の伐採は市長名で行われます。今回、市長御自身も伐採される樹木はもちろんのこと、全ての木と向かい合われたことだと推察いたします。私は、昨年の11月に調布駅前広場の全ての樹木の写真を撮りました。ちょっとセットさせていただきます。
スクリーンをごらんください。

撮影しながら、これほど多くの樹木があったことを改めて認識しました。樹木の中には、第一小学校時代の木もあり、先人たちが時代をかけて築いてきた、まさに調布駅前広場の森と呼ぶにふさわしいものでした。この森は、先人たちが私たちに残してくれたレガシーと言えるのではないでしょうか。歴史と思い出のある木を一本でも残すことは、とても大切なことだと痛感しました。
質問に戻ります。2019ラグビーワールドカップ、2020オリンピック・パラリンピックで世界中から多くの人が調布を訪れることでしょう。駅前広場のたくさんの緑を生かしながら、新たに多くの花を市民との協働で植え、国内外、世界中の人を緑と花で歓迎することは大変意味のあることだと思います。
市長は、基本的施策で、東京都を初め、多様な主体とも連携し、多摩地域全体の振興にも寄与するさまざまな有形、無形のレガシーの創出に向け取り組んでいくと述べておられます。調布の先人たちが築いてきた足元のレガシーを次の世代につなげていくことを新たなレガシーとすることも重要なことではないでしょうか。
何点かお尋ねします。今までと、そして、これからの緑あふれる駅前広場の魅力について、市長はどのようにお考えでしょうか。伐採か保存か、市の計画が二転三転してきた理由はどこにあるとお思いでしょうか。守る会との話し合いは大切なことですが、守る会以外の市民への説明はどうするのでしょうか。この間の議会と市民への説明責任のあり方について、市長の見解をお伺いします。
<答弁>
◎長友貴樹 市長
調布駅前広場については、京王線連続立体交差事業の計画に合わせ、南北一体のまちづくりを進めるため、平成12年3月に中心市街地街づくり総合計画として取りまとめて以降、市として百年の計とも言われる一大プロジェクトを進めているところです。
調布駅前広場計画は、現在の諸機能に加え、鉄道とバス等との乗り継ぎの利便性を確保する交通結節機能を充実させるとともに、環境機能として潤いや安らぎのある都市空間とするため、緑あふれる空間を創出することとあわせ、にぎわいや交流機能を兼ね備えた広場とするため、多目的広場空間を確保すべく検討を進めています。
調布駅前広場の検討に当たっては、これまで駅前広場研究会を初め、市民との意見交換会やワークショップ、パブリックコメント手続など、検討の各段階で多様な市民参加手法を実践しながら、計画を取りまとめてきたところです。
しかしながら、計画を具現化する段階において、既存樹木の保全等に関して、より広範に意見を聴取する必要があったと認識しています。
引き続き、調布駅前広場事業の進捗を図りつつ、整備に当たっては、議会の皆様との議論や市民説明会、意見交換会の場に加え、出前講座や駅頭などに出向いて市民の御意見を伺う手法も活用するなど、丁寧な説明に努めながら事業を進めてまいります。
次に、調布駅周辺における大規模な公共施設については、各施設を取り巻く課題を整理しながら、将来的な更新等に向けた検討を進めているところであり、各施設機能のあり方や更新等について、早期にその方向性を定めてまいりたいと考えております。
◎岩本宏樹 都市整備部長
初めに、樹木についてです。
調布駅前広場内の既存樹木については、平成28年2月に移設する場合の安全面、費用面等を考慮し、原則撤去という市の方針を御説明いたしましたが、この間、保全を求める多くの声をいただいたことで、市民の皆様などに親しまれたきた調布駅前広場内の既存樹木に対する強い思いを改めて認識をしたところです。
その後、平成28年10月31日の中心市街地基盤整備等特別委員会、また、11月29日の全員協議会にて、既存樹木の活用案を御提案させていただきました。
現在提示をしている案につきましては、これまでの案に加えて、樹木保全に向けた市民の思いを受けとめ、市として移植先を広範囲に見直すとともに、広場の整備完了直後においても、一定程度の日陰を確保する観点から、幼木だけではなく成木の植樹を考慮した場合の新規樹木との費用比較を踏まえ、シンボルとなり得る樹木、記念樹的なものなどは調布駅前広場に残す、もしくは一旦広場外へ移植をした後に再び広場に戻すという考えを加味し、検討を加えたものであります。
<質問>
◆大須賀浩裕
次に、調布駅南地下自転車駐車場――以下、地下駐輪場と言います――についてお尋ねします。
市民への説明が足りないとして、平成26年第1回定例会で地下駐輪場設計費を除いた修正案が可決されました。その後、市は、平成26年12月にアンケート調査を実施しました。ことしの2月21日に守る会から市議会議員に渡された地下駐輪場についての疑問点には、市の行ったアンケートの内容は、市民に対して駐輪場は地上がよいか、地下がよいかを三択で問うもので、素案として示された地下駐輪場についての意見を問うものではなかった。地下駐輪場であるにもかかわらず、駅にはつながらないことがデメリットとしてアンケートに記載されていないのは手落ちなのではないかとあります。
スクリーンをごらんください。

地下駐輪場が駅に直結しないことは、アンケート本体に説明はありません。駅への接続はありませんと表記されていたのは、附属の参考資料でした。これですよね。これが附属の参考資料の1ページです。この1ページの中のこの部分を拡大したのが、これです。この部分の、ここのところに駐輪場にはつながっていませんと書いてあるわけです。駅への接続がない記載に気がつかなかった市民がいても、このような表記では不思議ではありません。
質問に戻ります。駅に直結していないことをどのくらいの市民が理解しているのでしょうか。地下駐輪場が完成し、利用が始まった段階で、利用者からこんな不便な駐輪場をどうしてつくったんだ、市と議会は市民の利便性を考えなかったのかと指摘されるようなことがないと自信を持って言い切れるでしょうか。
樹木について最大の反省は、市民への説明不足だったはずです。樹木について起こったことと同様のことが、地下駐輪場でも起こっていたら大変なことです。
お尋ねします。駐輪場計画について、市民への説明を十分したと市は考えているのでしょうか。アンケート実施後、駅に直結していないことをどう市民に説明してきたのでしょうか。また、このことを多くの市民が理解していると認識しているのでしょうか。しているとすれば、その根拠はなんでしょうか。
市は、中心市街地デザイン・コンセプトで調布、布田、国領各駅の駅前広場を庭園の中の駅前広場とし、庭園のような緑道空間で3つの駅と市内の自然をつなぐとしています。すばらしい構想だと思いますが、実際はどうでしょうか。
スクリーンをごらんください。

駅前広場が完成した布田駅と国領駅です。できたばかりで、樹木がまだ小さいことは理解しますが、どちらにも緑も花も余り見当たらず、庭園の中の駅前広場とはほど遠いように感じます。
調布駅については、御存じのように、守る会の御努力で一定の樹木が残ることになっています。
次の写真をごらんください。

中心市街地デザイン・コンセプトに基づく庭園広場と位置づけられた駅前広場模型の写真です。これを見ても構想と実態が随分違うような気がします。
質問に戻ります。市が本気で庭園構想を実現しようとしているのでしたら、線路跡地に緑道をつくる意義に賛同しますが、本気でないのでしたら、現在、緑道、生活道路等の予定地としている計画の一部を駐輪場に転用することについて、もう一度だけ市民に聞いてみるお考えはないのでしょうか。
スクリーンをごらんください。

調布駅周辺の線路跡地には、駐輪場予定地に隣接した緑道等の予定地が調布駅の東側に2カ所、2,400平方メートル、西側に2カ所、2,860平方メートル、合計4カ所、5,260平方メートルあります。
上の図、この図ですね。上の図は、鉄道敷地利用計画図で、青色が駐輪場、緑色が緑道等の予定地です。
下の写真は、商業施設の西側に位置する面積約990平方メートルの緑道等の予定地で、東側からと西側から撮影した写真です。建設中の建物はシネマコンプレックスです。

質問に戻ります。地下駐輪場と緑道の一部に新たにつくることができるかもしれない駐輪場を比較してみます。地下駐輪場のデメリットは、調布駅に直接乗り入れることができず、一旦駅前広場に上がってから、再び地下駅におりていく不便な構造。2、1,900台で19億円、1台当たり100万円の建設費がかかる。3、建設の影響で樹木が伐採されるなどでしょうか。
一方、緑道等予定地の一部に駐輪場をつくるデメリットは、1、緑道の面積が減る。2、場合によっては駅までの距離が地下駐輪場より遠くなる可能性があるなどでしょうか。
建設を着工する前にもう一度だけ立ちどまり、費用対効果とメリット、デメリットを比較し、アンケートを含め、市民にもう一度だけ聞いてみるお考えはないのでしょうか。
駐輪場の設置について、もう一度立ちどまるとしたら、鉄道会社に一定の費用負担をお願いすることについても、一度、市民に聞いてみたらどうでしょうか。
平成26年第1回定例会の一般質問で述べましたが、調布市と同じように連続立体交差事業を行った小田急線と東急目黒線は、いずれも線路跡地に鉄道会社が駐輪場を設置しています。
市長は、市民と鉄道会社のどちらの利益を優先するのでしょうか。市長が鉄道会社ファーストだとしたらとても悲しいことです。費用負担について、市民に確認してから結論を出すお考えはあるのか、お伺いします。
<答弁>
◎岩本宏樹 都市整備部長
続きまして、調布駅南地下駐輪場につきましては、平成26年第1回調布市議会定例会で駐輪場の全体計画と事業費を示した上で、市民の意向を確認すべきとの御判断をいただいたことを受け、平成26年度にアンケート調査を実施しました。
アンケートの内容につきましては、市議会の皆様の御意見を丁寧にお伺いし、全体計画案のメリット、デメリット、事業費等も記載するほか、地下での接続がないことなど、できるだけ各案の概要がイメージしやすいように作成をしたもので、無作為抽出の市民3,000名のほか、駐輪場利用者や鉄道敷地沿道の居住者にもお願いをするとともに、市庁舎にも配架をし、多くの方から回答をいただきました。
その結果、過半数の方が現在の位置での地下駐輪場を含む整備案が妥当であると回答しており、一昨年、平成27年2月に市報で公表するとともに、同年8月にアンケート結果について報告会を開催し、広く市民に報告をいたしました。
また、昨年6月に開催をした事業認可説明会においても、駐輪場利用者の動線について説明を行ったところですが、今後に向けても工事説明会等の機会を捉え、駅舎と地下での接続がないことを含め、情報発信に努めてまいります。
調布駅南地下自転車駐車場については、駅前広場計画との整合を図りながら、平成27年11月に都市計画決定し、平成28年4月に東京都から、平成31年3月末までの認可期間で事業認可を取得したところですが、その手続の各段階において市民意見をいただくとともに、市議会へも報告をしながら進めてまいりました。
鉄道敷地における駐輪場の整備計画についても、議会や市民の皆様の意見を取り入れながら取りまとめたものであり、現在、段階的に整備を進めているところであります。
<質問>
◆大須賀浩裕
次は、調布駅前公園、通称タコ公園についてお尋ねします。
市長は、基本的施策でラグビーワールドカップとオリンピック・パラリンピックが調布で開催されることは、調布のまちの魅力を国内外に発信できる絶好の機会と述べておられます。調布のまちの魅力とは何でしょうか。映画、音楽、スポーツ、ゲゲゲの鬼太郎、新選組、味の素スタジアム、FC東京、深大寺、多摩川などでしょうか。
タコ公園で遊ぶ子どもたちの笑顔と歓声、子どもたちが遊んでいる様子を通りかかった市民が温かく見守っている姿も、調布を代表する大きな魅力だったのではないでしょうか。
お別れ会には、子どもたちはもちろんのこと、多くの大人も駆けつけました。ことしの成人式でも懐かしくタコ公園の思い出を語っていた新成人が何人もいました。子どもたちにとってタコ公園は、単に遊ぶ場所ではなく、最も大切な調布の原風景だったのかもしれません。国内にこのような公園がほかにあるのでしょうか。
市は、タコ公園の代替機能を持った公園を市役所西側の線路跡地につくる計画と説明してきました。市長は、タコのお別れ会に当たり、長年にわたり、多くの市民にタコ公園という愛称で親しまれ、子どもたちの笑顔と歓声が絶えない公園だった。駅前広場の歴史と市民の皆様の思いを受け継ぎながら、一層愛される公園を目指すとのメッセージをお寄せになりました。
子どもたちの笑顔と歓声が絶えないタコ公園、最大の特色はどうなってしまうのでしょうか。子どもの声がうるさいと、市内でも周辺住民の反対で2つの保育園がつくれなかったことは、皆さんも御承知のことだと思います。
スクリーンをごらんください。

これは、タコ公園の代替公園の予定地を市役所から、あるいは予定地の端から撮った写真です。代替公園予定地の西側には、住宅が建っています。万が一、うるさいと怒られるようなことがあったら、子どもたちが安心して遊ぶことができるのでしょうか。
質問に戻り、お伺いします。代替予定地周辺の住民にどのように説明してきたのでしょうか。子どもが安心して遊べる機能、笑顔と歓声が絶えない公園としての機能は担保されるのでしょうか。されるとすれば、その根拠は何でしょうか。
市長は、子どもたちの笑顔と歓声が絶えない公園が駅前にあったことをどう評価しておられるのでしょうか。今後も駅周辺にそのような特色を持った公園をつくっていくことについてのお考えをお聞かせください。
最も大切なことは、子どもたちが安心して遊ぶことができ、大人が見守っていることだと思います。最も適している場所は駅前広場ではないでしょうか。
代替地を市役所西側の線路跡地に求めるのではなく、計画を変更して駅前広場用地に求めることはどうでしょうか。そうすれば、代替予定だった都市公園部分、約1,800メートルの一部に駐輪施設をつくることも可能だと思いますが、お考えをお聞かせください。
計画では、今月中に撤去される予定のようですが、結果的にタコの滑り台はまだ存命しています。いっそのこと、長友市長の英断が必要ですが、工事の方法を工夫することにより撤去を中止し、タコの滑り台に復活してもらい、子どもたちに色も塗りかえてもらい、2019年と2020年には調布の子どもたちと国内外から調布を訪れる世界中の子どもたちとの交流拠点にしてみたらどうでしょうか。市長のお考えをお聞かせください。
<答弁>
◎岩本宏樹 都市整備部長
閉鎖した通称タコ公園の代替地として線路跡地ではなく、現在整備中の駅前広場内に求めるとの御提案ですが、調布駅前広場は、都市計画道路として都市計画決定し、事業認可を取得し、事業を進めており、その機能を阻害しない形で公園として整備することは極めて難しい状況です。
一方で、市民の皆様に親しまれる駅前広場整備を目指し、子どもが安心して過ごせる空間としてプレーゾーンとして検討しているところです。
また、調布駅南側広場においては、現在、既に閉鎖済みの調布南自転車駐車場や、通称タコ公園の遊具など、既存構造物等の撤去工事を進めているところであり、御理解賜りますようお願いいたします。
◎柏原公毅 環境部長
私からは、調布駅前公園及びその代替となる公園についてお答えします。
調布駅前公園は、調布駅前のシンボルの1つであったタコの滑り台や駅前という好立地であったことなどから、昭和47年の開園以降、世代を超えて大変多くの方々に御利用いただいてまいりました。昨年9月末の閉園時には、公園の閉園を惜しむ多くの声をいただき、この公園がいかに市民に愛されてきたのかということを改めて実感いたしました。
市では、この調布駅前公園の代替公園として、市役所西側の京王相模原線の鉄道敷地跡を考えており、平成29年度から設計作業に着手する予定です。
調布駅前公園の利用者であった保育園や、昨年9月30日実施したタコのお別れ会などにおいて、市民からいただいた御意見では、鉄道敷地に整備する公園にタコの滑り台を設置してほしいなど、子どもが遊べる機能を主とした公園を求める声が多くあり、これらを踏まえ設計を進める必要があると考えています。
一方で、議員の御質問にありましたとおり、敷地の西側には住宅地が隣接しているため、公園利用に伴う音を懸念する御意見もあろうかと思います。このため、今後の設計においては、周辺の方々と丁寧に意見交換しながら、公園の位置づけや機能について御理解をいただくよう努めてまいります。
また、幅は10メートル程度と浅いものの、延長が約180メートルと長いため、遊具を設置する場合においても、周辺の住宅との間隔に配慮しながら進めていく必要があると考えております。
調布駅前公園同様に、老若男女、多くの利用者に親しまれる公園を目指すとともに、近隣の方々にも配慮した公園となるよう進めてまいります。
<質問>
◆大須賀浩裕
次に、公共施設棟と駅前広場についてお尋ねします。
平成23年の基本設計や一般質問での答弁から、公共施設棟の機能は、交番、公衆トイレ、観光案内所、市の出先窓口、ミュージアム、展望ホール、選挙の期日前投票所などと説明されてきましたが、最近になり計画が大きく変わったようです。
スクリーンをごらんください。

2月24日の全議員説明会で示された調布駅前広場課題検討図です。当初案から大きく変更した内容にもかかわらず、質疑を受け付けない全議員説明会で説明するというあり方には、大いに疑問を呈することをまず申し上げておきます。
公共施設棟は、安全対策と費用面から交番が独立し、公衆トイレが地下駐輪場の地上出入り口に併設し、設置される方向となったため、導入機能やあり方について検討が必要とされ、このままでは施設棟そのものがなくなってしまいそうです。そうなったら著名な建築家に払ったお金はどうなるのでしょうか。
市は、平成23年に中心市街地デザイン検討及び公共施設他実施設計業務委託料1,732万円余など、平成20年から4年間にわたり合計3,630万円余を安藤忠雄建築研究所に支払っています。安藤建築研究所に設計をお願いしたのは、市長の強い希望があったとお聞きしていますが、貴重な税金が無駄になってしまうのが心配です。
質問に戻ります。課題検討図にある芝生、噴水、西側プレーゾーンも検討が必要なようです。公共施設棟がなくなれば、それを覆う大屋根も必要がなくなり、このままでは当初の計画のとおり残る施設は、ロータリー部分と上屋だけになってしまうかもしれません。
お伺いしますが、この間、公共施設棟と駅前広場の機能について、誰がどこでどのように検討してきたのでしょうか。公共施設棟はどうなってしまうのでしょうか。駅前広場の計画自体もどうなってしまうのでしょうか。
調布駅周辺の公共施設のあり方も大きく問われています。市民の芸術文化振興の中心となるグリーンホールは、都市計画区域内に屋外階段があるため、地下駐輪場建設後に屋外階段を取り壊す方向で、建物内の階段を使うにしても、収容人数の大幅減など、使用の範囲が大きく制限されると聞いています。このことは、都市計画変更した平成14年にわかっていたはずなのに、今まで何をしてきたのでしょうか。
一方、高齢者や障害者の福祉サービスの拠点である総合福祉センターは、調布駅周辺地区計画が同じく平成14年に都市計画変更されたときに、敷地内に区画道路が拡幅されることになり、こちらも使えなくなることがわかっていたはずです。
どちらの建物も今まで、なぜ議会にも市民にもきちんと説明してこなかったのでしょうか。長友市長のリーダーシップは、どこで何をしていたのでしょう。
<答弁>
◎岩本宏樹 都市整備部長
次に、公共施設棟についてであります。
公共施設棟については、これまで中心市街地における産業振興と経済の活性化に寄与し、地域情報の発信拠点とすることを目的に検討を進めてまいりました。また、そこに導入する機能としては、交番、公衆トイレのほか、観光情報施設等での活用が図れる多目的スペースの配置を検討してきたところです。
このうち交番につきましては、平成24年12月20日に開催をされました中心市街地基盤整備等特別委員会にて御説明をさせていただいたとおりでありますが、治安上の問題や費用負担、工事スケジュールなどの課題があったことから、警視庁側との協議を踏まえ、駅前広場内に別棟で設置をすることとなったものであります。
また、公衆トイレにつきましては、ラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックの開催を見据え、なるべく早期の機能確保が必要と判断をし、現在、公共施設棟とは切り離し、広場南西側に検討しております地下自転車駐車場の出入り口と併設をする形で機能確保を図りたいと考えているところであります。
また、大屋根につきましては、駅の広場口や公共施設棟と一体となった空間として、雨にぬれずに南北の行き来ができる空間となるほか、雨天時における利活用の可能性を創出すると認識をしております。
このように、当初、公共施設棟の検討時点とは諸条件が変化をしてきていることから、デザイン・コンセプトの概念を生かしながら、新たに導入する機能を含め、そのあり方について検討してまいりたいと考えております。
このほか、御指摘のとおり西側のプレーゾーン、芝生、防災機能、樹木の配置等を含め、今後も引き続き検討が必要であります。市議会並びに広く市民の皆様方と意見交換を重ねながら、方向性を定め、具体化していきたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
<質問>
◆大須賀浩裕
次は、景観についてお伺いします。
江戸時代末期から明治時代に日本を訪れた多くの外国人が、街並みに代表される日本のすぐれた景観に絵を見ているようだと驚嘆したと言われています。しかし、明治維新以降、特に戦後の高度経済成長の歩みにより、経済的には豊かになりましたが、一方で多くの景観が失われてきたのではないでしょうか。
市長は、日本貿易振興会に在職中、フランスやベルギーに赴任した経験がおありです。景観にも格別のお考えをお持ちかと思いますが、景観に対する市長の御見識をお聞かせください。
一方、調布市の景観整備の現実はどうなっているのでしょうか。調布、布田、国領の3駅が地下化され、布田駅と国領駅には新しい駅前広場ができ、布田駅の周辺には土地区画整理事業で新しい建物が建築されました。
その建物を見ると、高さ、形、色彩などのデザインが個性的です。もちろん建築主さんには自由に好きなものを建てる権利はありますが、ばらばらでは残念ながら景観が統一されなくなってしまいます。
布田駅周辺に建物が建設されたのが、市が景観行政団体に移行する前だったので、景観の指導がお願い行政の域を出ずだったものの、市長御自身ができる努力はなかったのでしょうか。
一方、昨年11月の市議会全員協議会で、調布駅前交番のデザインについて、市長にお聞きしました。新生調布の玄関である駅前広場に、最初に建った建物が交番でした。調布駅前広場は調布の顔です。調布の特色を広場内にできる建物にどう反映できるのかは、重大な課題ではないでしょうか。
私は、市長が映画やゲゲゲの鬼太郎など、調布の何らかの特色をデザインに取り入れてほしいと、都や警視庁に要望したけれど実現しなかったと思っていました。全員協議会で質問したとき、市長のお答えは、正直に言って、私自身は、デザインについて特段強い思いはないというものでした。答弁をお聞きして驚きました。調布のさまざまな特色をワンポイントでもいいからデザインに取り入れてもらいたいと要請することは、意味のないことなのでしょうか。
2つの事例を含め、景観行政の責任者として、市長御自身はどう御努力されたきたのかをお伺いします。また、すぐれた景観をつくっていくために必要なことは何とお考えでしょうか。
<答弁>
◎長友貴樹 市長
次に、景観施策についてですが、市では、地域の特性を生かした魅力的な景観形成を推進するため、平成25年6月に調布市景観条例を施行し、景観行政団体に移行するとともに、平成26年4月には景観法に基づく調布市景観計画を施行しています。
景観計画においては、調布、布田、国領の3駅を中心とする、いわゆる中心市街地を駅の景観形成推進地区として位置づけ、景観形成基準を設定し、景観法に基づく届け出を義務づけています。これにより、地区内における一定規模以上の建築物の新築時等に事業者と景観形成に向けた協議を行い、事業者の協力のもと、景観形成の観点からの配慮をいただいています。
一方で、景観法の届け出制度は、一定規模以上の建築行為等を対象とし、緩やかな規制誘導であることから、この届け出制度のほか、地区計画等の都市計画制度、街づくり条例に基づく街づくり協定、景観法に基づく景観協定等も活用しながら取り組んでいます。
調布駅前交番のデザインについては、建物所有者が警視庁であることや、建物用途等の特殊性から、基本的には警視庁の意向によるものとなっています。しかし、市では、当該建物が調布駅前広場に与える景観的な影響もあることから、調布駅前広場としてのデザインとの整合を図るため、建物に曲線を加える要望等を市から警視庁に申し入れた結果、一部の意見に配慮がなされ、現在の形状となったものです。
中心市街地は、多くの市民が関心を持っている地区であり、都市計画上も景観形成上も重要な拠点ですので、市民の皆様が愛着と誇りを持てる魅力ある中心市街地の街づくり、景観形成の推進に取り組んでまいります。
◎江田信久 都市整備部参事
私からは、良好な景観形成に向けての課題についてお答えをいたします。
これまで良好な景観形成が図られた事例としましては、緑ケ丘二丁目地区において、平成28年3月に市内初となる景観協定の認可を行いました。
この景観協定は、地域の良好な景観を保全するため、建物の形態、色彩、緑化のほか、清掃、美化活動に関する事項なども含まれており、景観法に基づき許可することにより、その実効性が担保され、安定的、継続的な運用が図れることになります。
また、旧調布富士見町住宅地区において大きな課題であった団地建てかえに伴い、住民、事業者、市の協働による良好な景観形成が評価され、平成28年度都市景観大賞の大賞である国土交通大臣賞を受賞しました。
このように地域のまちづくりや景観形成を進めていくためには、地域の住民発意と合意形成が極めて重要であり、市民の方々の財産に対する制約、制限について御理解、御協力をいただく必要があります。
一方で、市民がまちづくりや景観形成のルールづくりなどに取り組むために当たっては、関係する法令や制度も多く、なじみにくい現状もあります。そのため市では、多くの市民に景観法などの制度や身近な景観を知っていただくよう努めており、景観計画を補完する色彩や屋外広告物のガイドラインの検討、市民検討会での景観に関する課題、将来像について意見交換、広報紙の発行等を行っています。
また、将来のまちづくり、景観づくりの担い手となる小・中学生を対象とした景観学習にも取り組んでいます。
まちづくりや景観形成につきましても、これまでと同様に景観法や都市計画法、街づくり条例等を活用するとともに、市民や事業者の方々との合意形成を図りながら、良好なまちづくりや景観形成を推進してまいります。
<再質問>
◆大須賀浩裕
1点だけ、市長に再質問させていただきたいと思います。タコ公園の代替公園についてであります。
市長も、メッセージで子どもたちの笑顔と歓声が絶えない公園だった、思いを受け継ぎ一層愛される公園を目指すとされています。
でも、私は、そんな簡単なもんじゃないと思うんですね。市役所西側のあの土地に代替公園を建てる、子どもたちが遊ぶということは、笑顔や歓声があふれるわけですから。今まで全く説明していないわけですよね。あそこは、今、静かな住宅地になっています。どうしたらいいのか。市長が先頭に立って、本気で笑顔と歓声があふれる公園をつくるんだという、そういう先頭に立つ力が周辺住民の方に響くかどうか。それが、きちんとした公園をつくれるかどうかということの一番の鍵だと私は思っています。
また、調布駅南口広場に子どもたちが遊べる公園、笑顔と歓声にあふれる公園を今の広場につくれる、つくるっていうのは、そんな簡単なことじゃないと思っています。いろんなハードルがあるでしょう。
ただし、遊具は置くことはできませんけど、モニュメントは置くことができるんですね。したがって、モニュメントもいろんなタイプがありますから、いろんな工夫をしながら、子どもたちが遊べる、それを駅を通りかかった大人たちが見守っている。そんな駅前広場が調布以外にあるんでしょうか。もしないとしたら、いろんな特色が調布にはありますけど、これこそ最大の調布の特色。今、決してそれを失ってはならない。ぜひとも、私は復活してもらいたいと思いますので、市長の決意のほどをお伺いしたいと思います。
<答弁>
◎長友貴樹 市長
まず、大須賀議員の既存のこれまであった公園に対する思い、大変貴重な御意見をいただいたと。思いは私も同じでございまして、都市計画上、あれが残せなかったことに対する残念さはあります。
それから、簡単に申し上げますが、今度つくっていくところに関して、他の部長からも答弁いたしましたけれども、ぜひ周辺の理解をいただいた上で、子どもたちの声が聞こえる、そういう公園にしていくという思いは全く同じでございますので、最大限の努力をいたします。
それから、プレーゾーンと私どもが申しておる今後のスペースに関しては、でき得る限り、可能な限り、いろんな方の御要望をお聞きしながら、その中身について考えていきたいと、そのように思っております。
<取りまとめ>
◆大須賀浩裕
時間がありませんので、取りまとめたいと思います。
まず、調布の駅前公園についてですけども、本気で私は、日本一の公園になれると思っているんです。だからこそ、市長を先頭に、都市整備部を先頭に頑張っていらっしゃいますよね。でも、そこには、欠かすことのできない要素がある。1つは緑です、花ですよ。そして、子どもたちの笑顔と歓声です。そして、調布駅前広場は、何といっても調布の顔です。
だからこそ、調布の特色、いろんな特色がありますよね。それをいろんな形で駅前広場に具現化してもらいたいと私は思っているんですね。だからこそ、警視庁がつくるから、東京都がつくるから、交番のことは余り知らない。それじゃ、市長、もっとこだわってほしいんですよ。日本一の駅前広場をつくるために、市長の情熱をぶつけてほしいんです。交番をつくるにも、何かワンポイントでもいいから調布の特色をどこかにつけてくれと。言って無駄であっても、私は、そういう努力を市長にしていただきたいんです。その市長の情熱が、日本一の広場を生むきっかけになればいいなと私は考えております。
また、市長の説明責任ですけども、今回も樹木や交番、あるいはグリーンホール、総合福祉センター、公文書、市長の特徴なのか、行政の特徴なのかわかりませんけども、まとめて報告したがるんですよね、まとめて。まず第1報を入れる、第2報、第3報の続報を入れる。今回の公文書にしても、今の段階で市民に全く知らせていないということは、あり得ないと私は思っています。
市長は、当選以来、情報開示、市民参加、とっても大事にされてきました。原点に立ち返って、情報の共有についてももっと本腰を入れて、徹底して取り組んでいただきたいと思います。
以上で私の一般質問を終わります。
2017年06月04日
ブログのアクセスカウンタ 400,000を突破!
『大須賀ひろすけブログ』のアクセスカウンタが400,000を超えていました


これからも調布市議会や市政のこと、市内外・飛田給の出来事、FC東京や我が家の
のことなどを分かりやすくお伝えしたいと思います
引き続き『大須賀ひろすけブログ』をよろしくお願いします



これからも調布市議会や市政のこと、市内外・飛田給の出来事、FC東京や我が家の


引き続き『大須賀ひろすけブログ』をよろしくお願いします

2017年06月03日
調布中 開校70周年記念体育大会
13時20分 息子と娘の母校(私は神代中出身です)、調布中学校の第70回体育大会へ。
今年は「開校70周年記念体育大会」です
部活対抗リレー(エキシビション)





部活対抗リレー(女子の部)

先生たちも特別参加

1位は接戦。

最後にゴールしたのは・・・平岡校長先生


部活対抗リレー(男子の部)


自分のクラスカラーのウェアを着て、熱い想いを感じさせる先生たち

1年生・2年生 全員リレー


3年生「大ムカデ」。
女子が先に1周して男子に襷を渡します。




最後のクラスをみんなで応援しています

大会のトリを飾るのは3年生代表リレー
女子


男子




全種目が終わりました。果たして優勝は?

閉会式
各学年の優勝クラスがトロフィーをもらった後、生徒たちの方に向かって一言パフォーマンスをします。




平岡校長先生の講評


最後に、横一列に並んだ体育大会実行委員に生徒全員が拍手

最終得点

今年は「開校70周年記念体育大会」です

部活対抗リレー(エキシビション)
部活対抗リレー(女子の部)
先生たちも特別参加

1位は接戦。
最後にゴールしたのは・・・平岡校長先生

部活対抗リレー(男子の部)
自分のクラスカラーのウェアを着て、熱い想いを感じさせる先生たち

1年生・2年生 全員リレー
3年生「大ムカデ」。
女子が先に1周して男子に襷を渡します。
最後のクラスをみんなで応援しています

大会のトリを飾るのは3年生代表リレー

女子
男子
全種目が終わりました。果たして優勝は?
閉会式
各学年の優勝クラスがトロフィーをもらった後、生徒たちの方に向かって一言パフォーマンスをします。
平岡校長先生の講評
最後に、横一列に並んだ体育大会実行委員に生徒全員が拍手

最終得点
2017年06月03日
調布市環境フェア
11時20分 市役所前庭で開催されている第45回調布市環境フェアへ。


市では、毎年6月の環境月間にあわせ、「みんなでつなぐ、調布の未来、地球の未来」をテーマに、様々な展示や体験ブースを設けた環境フェアを開催しています。
今年は、23の市民団体・企業・行政団体が出展。(下表:調布市ホームページより)

東京ガス株式会社 西部支店・東京ガスライフバル調布狛江が燃料電池自動車(ホンダ クラリティ)を展示していました。




同乗体験をしてみました。音の静かさはもちろんですが、加速の凄さにビックリ





燃料電池自動車は、燃料電池に水素と酸素を取り込んで化学反応を起こし、電気を発生させます。
その電気でモーターを回して走ります。
CO2の排出はゼロで、出すのは水だけと言う究極のクリーン性能
(下イラスト:ホンダ クラリティ ホームページより)

調布未来のエネルギー協議会。市内公共施設発電所の紹介、自然エネルギーの体験コーナー(太陽光で動くミニSL)。


調布水辺の楽校。多摩川の魚の水槽展示(多摩川のウナギも
)、活動紹介パネル展示。


ちょうふ環境市民会議。丸太切りトライアル、ちょうふの自然だより展示。

生物多様性保全協会。多摩川における外来種駆除活動の紹介。在来種のキンミズヒキとヒメヤブランをいただきました。


美しい多摩川フォーラム。美しい多摩づくり運動のシンボルとなる多摩川の水環境保全に向けた調査研究。

ゴーヤの苗の無料配布。

調布市歯科医師会。無料歯科健診、歯みがき相談、指摸型コーナーなど、

市からは、環境政策課・緑と公園課・ごみ対策課・下水道課・住宅課が参加。


生物多様性保全協会でいただいた在来種のキンミズヒキ・ヒメヤブランと無料配布でいただいたゴーヤの苗を「ベランダでの花いっぱい運動」に加えます

osuga-YouTube「調布市環境フェア (2010年)」
市では、毎年6月の環境月間にあわせ、「みんなでつなぐ、調布の未来、地球の未来」をテーマに、様々な展示や体験ブースを設けた環境フェアを開催しています。
今年は、23の市民団体・企業・行政団体が出展。(下表:調布市ホームページより)

東京ガス株式会社 西部支店・東京ガスライフバル調布狛江が燃料電池自動車(ホンダ クラリティ)を展示していました。

同乗体験をしてみました。音の静かさはもちろんですが、加速の凄さにビックリ


燃料電池自動車は、燃料電池に水素と酸素を取り込んで化学反応を起こし、電気を発生させます。
その電気でモーターを回して走ります。
CO2の排出はゼロで、出すのは水だけと言う究極のクリーン性能


調布未来のエネルギー協議会。市内公共施設発電所の紹介、自然エネルギーの体験コーナー(太陽光で動くミニSL)。
調布水辺の楽校。多摩川の魚の水槽展示(多摩川のウナギも

ちょうふ環境市民会議。丸太切りトライアル、ちょうふの自然だより展示。
生物多様性保全協会。多摩川における外来種駆除活動の紹介。在来種のキンミズヒキとヒメヤブランをいただきました。
美しい多摩川フォーラム。美しい多摩づくり運動のシンボルとなる多摩川の水環境保全に向けた調査研究。

ゴーヤの苗の無料配布。
調布市歯科医師会。無料歯科健診、歯みがき相談、指摸型コーナーなど、
市からは、環境政策課・緑と公園課・ごみ対策課・下水道課・住宅課が参加。
生物多様性保全協会でいただいた在来種のキンミズヒキ・ヒメヤブランと無料配布でいただいたゴーヤの苗を「ベランダでの花いっぱい運動」に加えます

osuga-YouTube「調布市環境フェア (2010年)」
2017年06月03日
歯と健康のつどい
10時30分 調布市歯科医師会主催の「歯と健康のつどい」が文化会館たづくり・むらさきホールで開催されました。
開会の辞 杉原珠子・「歯と健康のつどい」実行委員長

挨拶をする森末裕行・調布市歯科医師会会長。
森末さんは飛田給の森末歯科医院の院長さんです。


長い間、歯を大切に使い、現在もなお多くの歯を残し、維持し続けている方に敬意を表する「8020 歯のコンクール」表彰式が行われました。
8020とは・・・80歳以上でご自分の歯を20本以上持っていることを言います。
今年の表彰者は、調布で表彰が始まって以来最高の、何と117名
平成元年から表彰が始まりましたが、その当時は一桁だったそうです。
117名のうち80名が出席しました。
代表して壇上で表彰される4名のうちのお一人のヤギさん。
何と92歳で25本の歯を維持しています

会場の表彰者も1人ずつ紹介されました。

最も多く歯が残っているのは、ウチヤマさん。
80歳で32本
・・・ということは、親知らずを含めてすべての歯が残っていると言うことです

あなたの歯は何本残っていますか?
ちなみに、親知らずを除いて永久歯は28本。親知らず4本を入れると32本です。
会場に貼られていた平成29年度8020入賞者へのアンケート集計結果

前日に就任したばかりの、田中久和・市議会議長と井上耕志・副議長は議会外での初仕事


osuga-YouTube 「歯と健康のつどい (2010年)」
開会の辞 杉原珠子・「歯と健康のつどい」実行委員長
挨拶をする森末裕行・調布市歯科医師会会長。
森末さんは飛田給の森末歯科医院の院長さんです。
長い間、歯を大切に使い、現在もなお多くの歯を残し、維持し続けている方に敬意を表する「8020 歯のコンクール」表彰式が行われました。
8020とは・・・80歳以上でご自分の歯を20本以上持っていることを言います。
今年の表彰者は、調布で表彰が始まって以来最高の、何と117名

平成元年から表彰が始まりましたが、その当時は一桁だったそうです。
117名のうち80名が出席しました。
代表して壇上で表彰される4名のうちのお一人のヤギさん。
何と92歳で25本の歯を維持しています

会場の表彰者も1人ずつ紹介されました。
最も多く歯が残っているのは、ウチヤマさん。
80歳で32本



あなたの歯は何本残っていますか?
ちなみに、親知らずを除いて永久歯は28本。親知らず4本を入れると32本です。
会場に貼られていた平成29年度8020入賞者へのアンケート集計結果
前日に就任したばかりの、田中久和・市議会議長と井上耕志・副議長は議会外での初仕事


2017年06月02日
調布市議会 役職を変更
調布市議会本会議が再会され、議会の役職が変更されました。
議長に田中久和議員(自由民主党創政会、3期)、副議長に井上耕志議員(チャレンジ調布21・民進党、4期 )をそれぞれ選出しました。
調布市議会では、慣例として、4年の任期のうち前半と後半の2年ずつで役職を変更します。
自民党創政会からの正副委員長は、総務委員会委員長に鈴木宗貴議員、建設委員会委員長に小林充夫議員、議会運営委員会委員長に林明裕議員、厚生委員会副委員長・広報委員会委員長に狩野明彦議員が就任しました。
私は建設委員会委員、広域交通問題等対策特別委員会委員長、調布市都市計画審議会委員に就任しました。
建設委員会は市の環境部・都市整備部に関する事項、広域交通等特別委員会は東京外かく環状道路・京王線連続立体交差及び京王沿線諸問題に関する事項を所管します。
調布市議会役職名簿
議長に田中久和議員(自由民主党創政会、3期)、副議長に井上耕志議員(チャレンジ調布21・民進党、4期 )をそれぞれ選出しました。
調布市議会では、慣例として、4年の任期のうち前半と後半の2年ずつで役職を変更します。
自民党創政会からの正副委員長は、総務委員会委員長に鈴木宗貴議員、建設委員会委員長に小林充夫議員、議会運営委員会委員長に林明裕議員、厚生委員会副委員長・広報委員会委員長に狩野明彦議員が就任しました。
私は建設委員会委員、広域交通問題等対策特別委員会委員長、調布市都市計画審議会委員に就任しました。
建設委員会は市の環境部・都市整備部に関する事項、広域交通等特別委員会は東京外かく環状道路・京王線連続立体交差及び京王沿線諸問題に関する事項を所管します。

2017年06月02日
2017年06月01日
調布市議会第2回定例会 開会
9時10分 平成29年第2回調布市議会定例会が開会されました。
会期は6月1日から6月19日までの19日間と決定しました。
<会期日程>(市議会ホームページより)※下表のリンクは張られていません

市長報告は、専決処分の報告が1件、監理団体の経営状況の報告が6件、平成28年度一般会計予算の繰越明許費に係るものが2件。
いずれも満場一致で了承されました。

市長提出議案は、専決処分の承認が3件、一般会計の補正予算が1件。
いずれも満場一致で承認・可決されました。

(写真:総務委員会審査インターネット中継)


報告と議案の内容はこちらをご覧ください。
⇒平成29年第2回調布市議会定例会市長提出予定議案(市議会ホームページ)
鮎川有祐議長の任期最後の議事進行でした。
2年間お疲れさまでした
なお、6月7日(水)に一般質問を行います。
テーマは・・・
調布駅前広場について
(1) 樹木について
(2) 地下駐輪場について
(3) 整備計画について
です。
会期は6月1日から6月19日までの19日間と決定しました。
<会期日程>(市議会ホームページより)※下表のリンクは張られていません

市長報告は、専決処分の報告が1件、監理団体の経営状況の報告が6件、平成28年度一般会計予算の繰越明許費に係るものが2件。
いずれも満場一致で了承されました。

市長提出議案は、専決処分の承認が3件、一般会計の補正予算が1件。
いずれも満場一致で承認・可決されました。

(写真:総務委員会審査インターネット中継)

報告と議案の内容はこちらをご覧ください。
⇒平成29年第2回調布市議会定例会市長提出予定議案(市議会ホームページ)
鮎川有祐議長の任期最後の議事進行でした。
2年間お疲れさまでした

なお、6月7日(水)に一般質問を行います。
テーマは・・・
調布駅前広場について
(1) 樹木について
(2) 地下駐輪場について
(3) 整備計画について
です。