たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報調布市 調布市

2022年06月02日

第2回調布市議会定例会

9時10分 令和4年第2回調布市議会定例会が開会されました。

会期は6月2日から6月17日までの16日間と決定しました。


(下表:市議会ホームページより)
第2回調布市議会定例会


市長提出議案9件、市長報告10件、陳情9件などを審査します。



◯市長報告(10件)

第2回調布市議会定例会

専決処分の報告が2件、監理団体の経営状況の報告が6件、令和3年度予算の繰越に係るものが2件。


◯報告第1号 専決処分の報告について
【内容】
令和3年12月24日、調布市染地2丁目8番地先の市道において、庁用車が後退した際に、後方の車両に接触し、損害を与えたもの。
これによる市の損害賠償の額は、4万7241円だった。


◯報告第2号 専決処分の報告について
【内容】
令和3年12月14日、調布市深大寺東町2丁目13番地9先の市道において、消防用自動車に附属する消火用ホースへの接触により、人身及び物件に損害を与えたもの。
これによる市の損害賠償の額は、29万6447円だった。


◯報告第3号 一般財団法人調布市市民サービス公社の経営状況について
【内容】
令和3年度においても、市などからの受託事業におけるサービス向上等に取り組むとともに、市民雇用、障害者の就労機会の提供、市内事業者との連携といった取組を継続しながら、市の監理団体としての責務や役割の遂行に努めた。また、令和元年度から令和4年度までの4年間を計画期間とした「中期経営計画」に基づき、経営目標の達成に向けた取組を推進した。
決算については、収入総額は6億5237万9889円だった。
支出総額は6億5237万9889円だった。
これにより、令和3年度の決算は、当期収支差額0円となっている。
令和4年度の事業計画については、予算として、6億9173万円を計上している。
令和4年度は、「中期経営計画」の計画期間の最終年度に当たり、これまでの取組実績を踏まえた課題を整理しつつ、引き続き、公社の存在意義をより高めていくことを基本とする中で、「受託事業におけるサービス向上・充実、効率化の推進」、「地域貢献の推進」、「組織の活性化」の3つの視点を念頭に置きながら、設立目的や経営目標の達成を目指し、各種の取組を推進していくとともに、次期の中期経営計画の策定に取り組むこととしている。


◯報告第4号 公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団の経営状況について
【内容】
令和3年度は、「豊かな芸術文化・スポーツ活動を育むまちづくり宣言」に沿い、更なる芸術・文化の振興と地域コミュニティの活性化及び安全・安心な施設管理運営に取り組んだ。
事業運営では、財団独自のテーマである「100年後の君へ。」の下、誰もが表現者として参加できる共生社会の充実、地域の文化資源の活用など、幅広い関連分野との連携を強く意識しながら、各種事業に取り組んだ。
市のシンボルとなる「調布国際音楽祭」や「映画のまち調布シネマフェスティバル」については、市内の音楽大学や映画・映像関連企業の協力の下、感染症対策を徹底したうえで、様々な工夫を凝らしながら事業を実施した。
決算については、収入総額は、13億5969万9462円だった。
支出総額は、13億5969万9462円だった。
これにより、令和3年度の決算は、当期収支差額0円となっている。
令和4年度の事業計画については、その予算として、14億5342万6000円を計上している。


◯報告第5号 公益社団法人調布市体育協会の経営状況について
【内容】
令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響による総合体育館の一時休館や利用制限により、体育協会が実施する事業の縮小や中止を余儀なくされた中で、「生涯スポーツ社会の実現」を目指し、コロナ禍においての市民の運動機会の創出を図った。  
施設管理では、空調設備の設置並びに特定天井及び床等改修工事のため、8月31日まで大・小体育室が休館となったが、利用再開後において、安心で快適な施設運営に努めた。
決算については、収入総額は、2億7295万1688円だった。
支出総額は、2億7222万7776円だった。
これにより、令和3年度の決算として、72万3912円の収支差額となり、前期繰越収支差額272万5530円を加えた次期繰越収支差額は344万9442円となっている。
令和4年度の事業計画については、その予算として、3億2068万7000円を計上している。
令和4年度も引き続き、コロナ禍においても市民が様々なスポーツ活動に取り組めるよう、各事業に適した感染対策を講じながら、これまで蓄積したノウハウを最大限活用し、可能な限りの事業実施を目指していくこととしている。


◯報告第6号 公益財団法人調布ゆうあい福祉公社の経営状況について
【内容】
令和3年度は、事業総体で黒字決算となった。
事業運営では、フレイル予防の一つの柱である栄養面に目を向け、利用者や協力会員にアンケートや調査を実施した。また、栄養士を講師とした講座を開催するなど、低栄養予防に関する普及啓発を行った。
住民参加型事業では、事業の担い手である協力会員を確保するために、京王バスの車内に募集広告を掲載するなど、広報活動に取り組んだ。
認知症サポーター養成講座事業では、市内の小・中学校や児童館、歯科医院等で講座を開催し、1322人の受講があった。
決算については、収入総額は、6億749万670円だった。
支出総額は、6億171万1188円だった。
これにより、令和3年度の決算は、577万9482円の当期収支差額となっている。
令和4年度の事業計画については、その予算として、5億5344万1000円を計上している。
令和4年度は、フレイル予防を更に効果的に進める事業展開を図るほか、スマートフォンやオンライン等、新たなツールにも目を向け、地域の福祉人材の発掘に努める。また、市や各地域包括支援センター等と連携し、これまで養成してきた認知症サポーターと認知症当事者のニーズを橋渡しする「調布市版チームオレンジ」の立ち上げや、「ケアラー手帳」を作成し、実効性のあるケアラー支援につなげる。在宅医療と介護の連携においては、医療と介護が切れ目なく提供されるよう、地域課題の抽出や検討が進む体制づくりを行いる。その他、少しでも多く現場に足を運び、現場からの声に耳を傾け、地域共生社会の推進に尽力するとのこと。


◯報告第7号 調布市土地開発公社の経営状況について
【内容】
決算については、事業収益が9億2660万67円、事業外収益が85万6138円だった。
公共用地処分のための事業原価が9億2558万4067円、販売費及び一般管理費が、85万3447円だった。
これにより、令和3年度の決算は、101万8691円の当期純利益を計上している。
この当期純利益に前期繰越準備金を加えた結果、準備金1億4435万5939円を計上することができた。
本年度純利益が生じた主な理由としては、公社保有地の有効活用に努めたことが挙げられる。
事業内容としては、生活道路等用地、都市計画道路用地及び代替地として、1023.82平方メートルの用地を取得した。
土地の処分としては、生活道路等用地、都市計画道路用地及び代替地として、2600.21平方メートルの用地を処分した。
令和4年度の事業計画については、公有地取得事業として、8億円を計上している。
主な内容としては、生活道路等用地、都市計画道路用地等を取得するもの。


◯報告第8号 一般財団法人調布市武者小路実篤記念館の経営状況について
【内容】
令和3年度は、春・秋2回の特別展のほか、収蔵品による企画展を5回開催した。
春の特別展では、前年度から延期となった「『白樺』創刊110年 文学の道」
を開催し、白樺文学の軌跡を紹介するとともに、企画展では、実篤とオリンピックをテーマとした展示を行った。
そうした中で、まず決算については、収入総額は、1億3262万1719円だった。
支出総額は、1億2714万9181円だった。
これにより、令和3年度決算の収支差額は、547万2538円となっている。
令和4年度の事業計画については、その予算として、1億3084万5000円を計上している。
令和4年度の事業の特徴としては、調布市の指定管理者としての2期目の4年目に当たり、市民が誇れる教育・芸術・文化の拠点となる施設を目指する。
特別展では、発表から100年を迎える戯曲の代表作「人間萬歳」を題材とした展示や、武者小路家に受け継がれてきた品々の展示を行いる。
また、外壁及び屋上防水等改修工事の実施に伴い約3か月間休館するが、期間中は移動展を行うなど創意工夫を図り、事業活動の継続に努めて行く。


◯報告第 9 号 令和3年度調布市繰越明許費繰越計算書について
【内容】
一般会計において、市内事業者の受注機会確保につなげる公共工事の前倒し発注による、保育園設備改修事業費など8事業、その他年度内での完了が困難であった橋りょう整備事業費など20事業の合計28事業について、令和4年度に繰り越したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するもの。


報告第10号令和3年度調布市下水道事業会計予算繰越計算書について
【内容】
令和3年度調布市下水道事業会計予算繰越計算書である。
その内容を建設改良費の繰越額から言うと、調布排水樋管遠隔操作化事業に係る浸水対策建設改良事業委託料、野川雨水吐口改良事業に係る管渠等建設改良工事費及び根川雨水幹線建設改良負担金について、令和4年度に繰り越したもの。
事故繰越額について、収益的支出のうち、根川雨水幹線維持管理負担金について、避け難い理由により令和3年度内に事業が完了しないことから、令和4年度に繰り越したもの。



【結果】
市長報告は、すべて全員賛成で了承されました。



◯市長提出議案(9件)

第2回調布市議会定例会
第2回調布市議会定例会


◯議案第45号専決処分の承認について
【内容】
地方税法の一部改正に伴い、調布市税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるもの。
土地に係る固定資産税の負担調整措置について、令和4年度に限り、商業地等の課税標準額の上昇幅を半減し、評価額の2.5パーセントとするよう規定するほか、所要の改正を行うもの。

【結果】
全員賛成で可決


◯議案第46号専決処分の承認について
【内容】
地方税法の一部改正に伴い、調布市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する必要が生じ、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるもの。
土地に係る負 担調整措置について、令和4年度に限り、商業地等の課税標準額の上昇幅を半減し、評価額の2.5パーセントとするよう規 定するほか、所要の改正を行うもの。

【結果】
全員賛成で可決


◯議案第47号令和4年度調布市一般会計補正予算(第1号)
【内容】
歳入歳出それぞれ6億3138万2000円を増額するもの。
歳出予算の民生費において、住民税非課税世帯等や子育て世帯への経済的支援として、国の施策である、非課税世帯等臨時特別給付金と、子育て世帯生活支援特別給付金を計上している。
歳入予算としては、本補正の所要財源として、歳出予算と連動した国庫支出金を計上している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、959億138万2000円となる。

【結果】
全員賛成で可決


◯議案第48号令和4年度調布市一般会計補正予算(第2号)
【内容】
歳入歳出それぞれ7億5400万2000円を増額するもの。
本補正予算では、新型コロナウイルス感染症対応の取組として、ワクチン接種費のほか、市民生活支援や地域経済支援事業に係る予算を計上している。
歳出予算の民生費については、市独自の「調布っ子応援プロジェクト第5弾」として、キャッシュレス決済ポイント付与や、子育て世帯への給付金などの事業費を計上している。また、国の施策である新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を増額している。
衛生費については、新型コロナウイルスワクチン接種費を増額している。
商工費については、地域経済の活性化を図るため、キャッシュレス決済ポイント還元事業に係る経費を計上している。
教育費については、小・中学校及び幼稚園の給食費に係る補助金を増額している。
歳入予算としては、本補正の所要財源として、歳出予算と連動した国庫支出金を計上している。
これにより、歳入歳出予算の総額は、966億5538万4000円となる。
繰越明許費として、2事業について、年度内の完了が見込めないことから、設定するもの。

【所管の各委員会に付託】


◯議案第49号 調布市長等の給料の特例に関する条例
【内容】
調布市長等常勤特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の規定にかかわらず、市長等の給料の月額を減額するため、調布市長等の給料の特例に関する条例を制定するもの。
令和3年11月に発覚した東京外かく環状道路事業に関する市政情報公開手続における個人情報の不適切な取扱い等により、市政に対する市民の信用を低下させたことを重く受け止め、市長及び副市長の給料の月額を減額するもの。
(1) 市長 給与条例別表第1に定める当該職の給料月額から10万3,500円を減じて得た額
(2) 副市長 給与条例別表第1に定める当該職の給料月額から4万4,750円を減じて得た額
公布の日から施行し,令和4年6月分として支給される給料について適用する。
※市長は給料月額10%を1か月減給。

【結果】
全員賛成で可決


◯議案第50号調布市議会議員及び調布市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例
【内容】
公職選挙法施行令の一部改正を踏まえ、市議会議員及び市長の選挙における選挙運動に係る自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成に要する費用について、公費負担の限度額を改めるもの。

【結果】
全員賛成で可決


◯議案第51号市道路線の廃止について
【内容】
調布市佐須町4丁目37番地6先に位置する市道北244ー2号線の廃止で、現況等を考慮したところ支障がないので、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。

【建設委員会に付託】


◯議案第52号市道路線の一部廃止について
【内容】
調布市西つつじケ丘3丁目15番地61先に位置する市道東58ー1号線の一部廃止で、現況等を考慮したところ支障がないので、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。

【建設委員会に付託】


◯議案第53号市道路線の一部廃止について
【内容】
調布市国領町1丁目42番地14先に位置する市道南141ー6号線の一部廃止で、現況等を考慮したところ支障がないので、道路法第10条第1項の規定により廃止するもの。

【建設委員会に付託】




◯陳情(9件)

第2回調布市議会定例会

【所管の各委員会に付託】



・令和4年第2回調布市議会定例会の開催予定(市議会ホームページ)

  • 同じカテゴリー(市議会)の記事画像
    令和7年第1回調布市議会定例会 閉会
    第1回調布市議会定例会 開会
    第1回調布市議会臨時会
    議場コンサート/第4回調布市議会定例
    角川大映スタジオ「バーチャルプロダクションスタジオ」
    第3回調布市議会定例会 開会
    同じカテゴリー(市議会)の記事
     令和7年第1回調布市議会定例会 閉会 (2025-03-27 16:00)
     第1回調布市議会定例会 開会 (2025-02-28 21:33)
     第1回調布市議会臨時会 (2025-01-29 11:30)
     議場コンサート/第4回調布市議会定例 (2024-11-29 11:00)
     角川大映スタジオ「バーチャルプロダクションスタジオ」 (2024-11-23 11:00)
     第3回調布市議会定例会 開会 (2024-09-03 11:30)
    Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 12:00│Comments(0)市議会
    ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。