2012年03月27日
いわき市視察1日目
今日と明日の2日間、自由民主党創政会でいわき市に視察に行きます。
視察テーマは「いわき市内における被災・復興の全体状況について」。
念のため放射線測定器を借りました。

さっそく市役所控室の放射線量を測ってみると「0.06マイクロシーベルト/1時間」。
驚くことはありません。自然界には宇宙線や大気、大地、建物、食品などから放出される放射線が存在しています。


実際に調布市内の市内放射線測定結果(第26報)を見てみると、定点測定場所14ヶ所で、0.047〜0.101の数値を検出。同じ市内でも微妙に放射線量が異なります。
9時30分 市役所を出発。現地での足を考えて、レンタカーで移動します。
東京スカイツリー前を通過。いよいよ5月22日開業です。

守谷サービスエリアで休憩。素敵なフラワータワーがありました。

復旧工事による渋滞。


いわき市に到着。「がんばろう!」看板ならぬ『がんばっぺ!いわき』看板。


渡辺進二郎議員の知人、杉本一十士さんとご家族にお話を伺います。杉本さんはいわき市内で経営しているリゾートホテルの再開のために奮闘する一方、いわき東ライオンズクラブのメンバーとして復興の最先端で活躍しています。

奥さんは、「いわき市の放射線量は低かった。政府が放射線量情報を隠したために、いわきの何倍も高い所に子どもを連れて避難してしまった」と怒っていました。
13時30分 福島県いわき合同庁舎。
福島県いわき建設事務所・半澤企画調査課長、いわき地方振興局・川上主査から「いわき市内における被災・復興の全体状況」について説明を聞きます。

福島県の被害状況(平成24年3月26日現在)は、死者数が全国15,854名のうち2,348名(約15%)、住家全壊数では、全国129,280棟のうち20,314棟(約16%)。
避難状況は、全国で約34万人の避難者のうち、福島県が約16万人(約半数)を占め、今でも増加傾向にあります。
県内避難(H24年3月23日現在)は、一次避難所と二次避難所は閉鎖され、仮設住宅に32,458名、民間アパートに64,022名、計96,480名。
県外避難(H24年3月8日現在)は、62,831名。山形県に12,980名、東京都に7,645名(公営・民間住宅に5,838名、親族・知人宅に1,807名)、新潟県に6,728名ほかとなっています。
東京では大きく報道されませんでしたが、4月11日と12日にいわき市内を震源とする震度6弱の余震が発生しました。
この2つの余震により、斜面崩落が起きたり、復旧途上だった上下水道・電気・ガス等のライフラインが再び寸断されてしまったそうです。
15時 合同庁舎を出発して、小名浜港で現地視察。
小名浜港湾建設事務所の職員から説明を受けます。



放射線量は「0.10」。東京とあまり変わりません。

被災状況。復旧したところがあるものの、手つかずのところも。




奥の赤いクレーンは、阪神淡路大震災後に神戸から移転してきたそうです。2つの大震災を体験した数奇な運命を持つクレーンです。


がれきの山。


駐車場に「多摩ナンバー」の車が(右写真修正)
頑張れ多摩ナンバー


食事場所に移動。
マックポテトの形をしたユニークなマクドナルドを発見
帰ってからインターネットで調べると、このお店はマクドナルド6号いわき湯本店。こんなマック見たことありますか

今夜泊まるホテルと周辺に食事をする場所がないので、スパリーゾートハワイアンズで食べることに。宿泊状況は全館満室のようです


スパリーゾートハワイアンズは福島の復興の象徴のひとつになっています。ある程度客が戻ってきた様で何よりです。
ホテル内の居酒屋『八兵衛』で夕食。「又兵衛三点飲み比べ」をいただきます。いわきの地酒「又兵衛」の『吟醸』、特別純米『福美』、純米『いわき郷』の3種類。「三國連太郎さんが絶賛したいわき自慢の酒」だそうです。四家酒造店がつくっています。かなりイケますよ

今晩の宿は、サザンパシフィックホテル(いわき市江名走出155-11)。

お昼に会った杉本一十士さんが経営しているホテルです。
大震災直後から、被災者と避難者に開放していたそうです。避難所の役割を終えて以降は、営業してきませんでした。今回、特別に泊めていただくことに。その代わり食事も風呂もありません。
視察テーマは「いわき市内における被災・復興の全体状況について」。
念のため放射線測定器を借りました。
さっそく市役所控室の放射線量を測ってみると「0.06マイクロシーベルト/1時間」。
驚くことはありません。自然界には宇宙線や大気、大地、建物、食品などから放出される放射線が存在しています。

実際に調布市内の市内放射線測定結果(第26報)を見てみると、定点測定場所14ヶ所で、0.047〜0.101の数値を検出。同じ市内でも微妙に放射線量が異なります。
9時30分 市役所を出発。現地での足を考えて、レンタカーで移動します。
東京スカイツリー前を通過。いよいよ5月22日開業です。

守谷サービスエリアで休憩。素敵なフラワータワーがありました。
復旧工事による渋滞。
いわき市に到着。「がんばろう!」看板ならぬ『がんばっぺ!いわき』看板。
渡辺進二郎議員の知人、杉本一十士さんとご家族にお話を伺います。杉本さんはいわき市内で経営しているリゾートホテルの再開のために奮闘する一方、いわき東ライオンズクラブのメンバーとして復興の最先端で活躍しています。
奥さんは、「いわき市の放射線量は低かった。政府が放射線量情報を隠したために、いわきの何倍も高い所に子どもを連れて避難してしまった」と怒っていました。
13時30分 福島県いわき合同庁舎。
福島県いわき建設事務所・半澤企画調査課長、いわき地方振興局・川上主査から「いわき市内における被災・復興の全体状況」について説明を聞きます。
福島県の被害状況(平成24年3月26日現在)は、死者数が全国15,854名のうち2,348名(約15%)、住家全壊数では、全国129,280棟のうち20,314棟(約16%)。
避難状況は、全国で約34万人の避難者のうち、福島県が約16万人(約半数)を占め、今でも増加傾向にあります。
県内避難(H24年3月23日現在)は、一次避難所と二次避難所は閉鎖され、仮設住宅に32,458名、民間アパートに64,022名、計96,480名。
県外避難(H24年3月8日現在)は、62,831名。山形県に12,980名、東京都に7,645名(公営・民間住宅に5,838名、親族・知人宅に1,807名)、新潟県に6,728名ほかとなっています。
東京では大きく報道されませんでしたが、4月11日と12日にいわき市内を震源とする震度6弱の余震が発生しました。
この2つの余震により、斜面崩落が起きたり、復旧途上だった上下水道・電気・ガス等のライフラインが再び寸断されてしまったそうです。
15時 合同庁舎を出発して、小名浜港で現地視察。
小名浜港湾建設事務所の職員から説明を受けます。
放射線量は「0.10」。東京とあまり変わりません。
被災状況。復旧したところがあるものの、手つかずのところも。
奥の赤いクレーンは、阪神淡路大震災後に神戸から移転してきたそうです。2つの大震災を体験した数奇な運命を持つクレーンです。
がれきの山。
駐車場に「多摩ナンバー」の車が(右写真修正)


食事場所に移動。
マックポテトの形をしたユニークなマクドナルドを発見


今夜泊まるホテルと周辺に食事をする場所がないので、スパリーゾートハワイアンズで食べることに。宿泊状況は全館満室のようです

スパリーゾートハワイアンズは福島の復興の象徴のひとつになっています。ある程度客が戻ってきた様で何よりです。
ホテル内の居酒屋『八兵衛』で夕食。「又兵衛三点飲み比べ」をいただきます。いわきの地酒「又兵衛」の『吟醸』、特別純米『福美』、純米『いわき郷』の3種類。「三國連太郎さんが絶賛したいわき自慢の酒」だそうです。四家酒造店がつくっています。かなりイケますよ

今晩の宿は、サザンパシフィックホテル(いわき市江名走出155-11)。

お昼に会った杉本一十士さんが経営しているホテルです。
大震災直後から、被災者と避難者に開放していたそうです。避難所の役割を終えて以降は、営業してきませんでした。今回、特別に泊めていただくことに。その代わり食事も風呂もありません。