2009年11月20日
京王線計画変更説明会

19時30分 京王線都市計画変更素案説明会が第八中学校体育館でありました。
京王線(笹塚駅〜つつじヶ丘駅間)の連続立体交差化と複々線化の都市計画変更の説明会ですが、調布のまちづくりに決定的な影響を与える計画変更の内容となっています。なぜならば、今回の区間につつじヶ丘駅と柴崎駅が含まれていないからです。
昭和44年、笹塚駅〜調布駅間を高架方式で連続立体化をする計画でした。それを今回調布駅周辺(調布駅・布田駅・国領駅)を立体化するにあたり、この区間だけ都市計画を変更して地下方式としました。
従って、笹塚駅〜柴崎駅間は今まで通り4線高架方式となっていましたが、今回の計画変更では、つつじヶ丘駅〜柴崎駅は将来に回し、笹塚駅〜つつじヶ丘駅間だけを先行する計画に変更したのです。事業区間名はつつじヶ丘駅までとなっていますが、実際の連立の工事は笹塚駅〜仙川駅間なので、つつじヶ駅周辺は何ら連立事業と関係ありません(駅舎はバリアフリーに対応するために橋上駅舎化します)。
将来やると行っても2駅間だけをやる可能性は極めて薄く、結局つつじヶ丘駅〜柴崎駅間の連続立体は見捨てられたも同然ということになります。

また、今回の計画変更の説明会が、東京都、世田谷区、杉並区、京王電鉄の共催で、計画区間から外された調布市抜きで説明会がなされたことも理解に苦しみます。
いったい調布市は、この間、どのように対応して来たのでしょうか。 市は今回の計画変更素案に、「つつじヶ丘駅〜柴崎駅間」がはずされたことを議会にも市民にもきちんと説明していません。つつじヶ丘駅と柴崎駅周辺で、開かずの踏切に毎日悩まされている市民にどう説明するのでしょうか。
動画レポート「京王線都市計画変更素案説明会」
Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:02│Comments(0)
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